JPS58134969A - 加工魚卵の製造方法 - Google Patents
加工魚卵の製造方法Info
- Publication number
- JPS58134969A JPS58134969A JP57017947A JP1794782A JPS58134969A JP S58134969 A JPS58134969 A JP S58134969A JP 57017947 A JP57017947 A JP 57017947A JP 1794782 A JP1794782 A JP 1794782A JP S58134969 A JPS58134969 A JP S58134969A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- water
- fish roe
- processed fish
- treated water
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイワシ、筋子等の加工魚卵の製造方法に関する
。
。
従来、魚体より取り出した魚卵は岩塩の飽和溶液に亜硝
酸ソーダが100〜150 P P Mとなるようにし
た処理液中に投入し、約20分径撹拌した後、押しをし
て脱水して筋子等の魚卵を作っていた。
酸ソーダが100〜150 P P Mとなるようにし
た処理液中に投入し、約20分径撹拌した後、押しをし
て脱水して筋子等の魚卵を作っていた。
しかし、このように加工された魚卵は、魚卵に付着しな
血液による黒ずみや、生臭さ、塩からさが残るという欠
点があった。また発ガン性があるといわれている硝酸ア
ミンが残存するという欠点があった。
血液による黒ずみや、生臭さ、塩からさが残るという欠
点があった。また発ガン性があるといわれている硝酸ア
ミンが残存するという欠点があった。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、生臭さ、黒ず
みが除去されるとともに、残留塩分が少なく、硝酸アミ
ン、血清、鉄分も除去でき色彩が鮮明で変色のない加工
魚卵の製造方法を得るにある。
みが除去されるとともに、残留塩分が少なく、硝酸アミ
ン、血清、鉄分も除去でき色彩が鮮明で変色のない加工
魚卵の製造方法を得るにある。
以下、図面に示す実施例により本発明の詳細な説明する
。
。
第1図は筋子を作る実施例で、lな一次処理工程2を行
なう一次処理水3が入れられた水槽であ3− る。前記−次処理水3は水301!に対して普通塩を3
〜496人れた塩水あるいは海水を用いた塩水4にアミ
ノビネガ5を0.1〜0.596加えて撹拌してPHが
5〜6となるよう・にして作ったものである。
なう一次処理水3が入れられた水槽であ3− る。前記−次処理水3は水301!に対して普通塩を3
〜496人れた塩水あるいは海水を用いた塩水4にアミ
ノビネガ5を0.1〜0.596加えて撹拌してPHが
5〜6となるよう・にして作ったものである。
前記アミノビネガ5は、スケソウ、イワシ、サバ等の魚
介類によって作った魚介煮汁と唐辛子とを約9対1の割
合でまぜた、後、約12%以上の食塩を加えて醗酵させ
、PHが約6.8〜7.2、脂肪が6.0〜9.0ぐら
いになっている醗酵原料を作り、この醗酵原料をボーメ
度が8〜13、温度が22℃〜32℃、通気撹拌のもと
で約10日間程醗酵させ、PHが約5.2〜6、脂肪が
約0.1〜0.3ぐらいの醗酵剤を作□る。しかる後、
この醗酵剤を加熱濾布濾過して液を取り出し、この液を
濃縮してB P 60にしたものと等量のクエン酸、あ
るいはそれぞれ等量のクエン酸と化粧塩とを加えて作っ
たものである。
介類によって作った魚介煮汁と唐辛子とを約9対1の割
合でまぜた、後、約12%以上の食塩を加えて醗酵させ
、PHが約6.8〜7.2、脂肪が6.0〜9.0ぐら
いになっている醗酵原料を作り、この醗酵原料をボーメ
度が8〜13、温度が22℃〜32℃、通気撹拌のもと
で約10日間程醗酵させ、PHが約5.2〜6、脂肪が
約0.1〜0.3ぐらいの醗酵剤を作□る。しかる後、
この醗酵剤を加熱濾布濾過して液を取り出し、この液を
濃縮してB P 60にしたものと等量のクエン酸、あ
るいはそれぞれ等量のクエン酸と化粧塩とを加えて作っ
たものである。
前述した一次処理水3が入れられた水槽1内に魚体より
取り出゛したかたまり状の魚卵6を投入しし約30分間
程撹拌すると魚卵の黒ずみ、生臭さが5− 4− 除去でき魚卵がさらさらとなる。
取り出゛したかたまり状の魚卵6を投入しし約30分間
程撹拌すると魚卵の黒ずみ、生臭さが5− 4− 除去でき魚卵がさらさらとなる。
しかる後、二次処理工程7を行なうため一次処理工程2
が行なわれた魚卵6Aを二次処理水8が入れられた水槽
9内へ投入し、約15〜30分間程撹拌し、魚卵が固ま
った所で取り出す。
が行なわれた魚卵6Aを二次処理水8が入れられた水槽
9内へ投入し、約15〜30分間程撹拌し、魚卵が固ま
った所で取り出す。
前記二次処理水8は岩塩の飽和溶液10に亜硝酸11を
100〜150P P M、焼明響12を0.1〜15
%加えて形成したもの、あるいは水に化粧塩2096、
置場1596、亜硝酸市0〜150PPM、焼明IJI
IO,1−〜1%加えて形成したものであっても良い。
100〜150P P M、焼明響12を0.1〜15
%加えて形成したもの、あるいは水に化粧塩2096、
置場1596、亜硝酸市0〜150PPM、焼明IJI
IO,1−〜1%加えて形成したものであっても良い。
なお、焼明響は必要に応じては使用しなくても良い。ま
た岩塩の飽和溶液を用いなくても良い。。
た岩塩の飽和溶液を用いなくても良い。。
次に前記二次処理工程7を行なった魚卵6Bは押しを3
〜4時間して脱水する脱水工程13を経て製品となる。
〜4時間して脱水する脱水工程13を経て製品となる。
なお、前記置場は前記アミノビネガ5を作る時の液にそ
れぞれ等量のクエン酸、グルタミン酸、塩化ナトリウム
を加えて形成したものである。
れぞれ等量のクエン酸、グルタミン酸、塩化ナトリウム
を加えて形成したものである。
次に第2図を用いてイワシを作る実施例につき説明する
。イワシを作るには魚体より粒状に分離6− された魚卵6臥を前述した一次処理水3が入れられた水
槽1内に投入し、約30分間程撹拌すると魚卵の黒ずみ
、生臭さが除去でき、さらさらのイワラができる。
。イワシを作るには魚体より粒状に分離6− された魚卵6臥を前述した一次処理水3が入れられた水
槽1内に投入し、約30分間程撹拌すると魚卵の黒ずみ
、生臭さが除去でき、さらさらのイワラができる。
以上の説明から明らかなように本発明にあっては次に列
挙する効果がある。
挙する効果がある。
(1)−次処理水に魚体より取り出した魚卵、あるいは
加工したイワラや筋子等の魚卵を所定時間投入して撹拌
するので、魚卵に付着している血清を除去して黒ずみを
除去することができる。また生臭さも取れる。さらに魚
卵がさらさらとなる。
加工したイワラや筋子等の魚卵を所定時間投入して撹拌
するので、魚卵に付着している血清を除去して黒ずみを
除去することができる。また生臭さも取れる。さらに魚
卵がさらさらとなる。
(2)−次処理工程を経た魚卵を二次処理水に所定時間
投入して撹拌するので、魚卵の色彩が鮮明となり変色し
ない。また魚卵がかた(なる。
投入して撹拌するので、魚卵の色彩が鮮明となり変色し
ない。また魚卵がかた(なる。
(3)−次処理工程をした後、二次処理工程を行なうの
で、従来のように発ガン性があるといわれている硝酸ア
ミンができず、安全である。
で、従来のように発ガン性があるといわれている硝酸ア
ミンができず、安全である。
(4)塩分の残存量を少なくできる。
(5)加工が容易であるので、現場でも処理することが
できる。
できる。
7−
(6)一度処理したイワラや筋子にも適用でき、商品価
値を高めることができる。
値を高めることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本発
明の異なる実施例を示す説明図である。 1・・・水槽、 2・・・−次処理工程、3
・・・−′次処理水、 4・・・塩水、5・・・アミ
ノビネガ、 6°、6A・・・魚卵、7・・・二次処
理1程、 8・・・二次処理水、9・・・水槽、
10・・・岩塩の飽和溶液、11・・・亜硝酸、
12・・・焼明響、13・・・脱水工程。 特許出願人 富 永 直 、−8−
明の異なる実施例を示す説明図である。 1・・・水槽、 2・・・−次処理工程、3
・・・−′次処理水、 4・・・塩水、5・・・アミ
ノビネガ、 6°、6A・・・魚卵、7・・・二次処
理1程、 8・・・二次処理水、9・・・水槽、
10・・・岩塩の飽和溶液、11・・・亜硝酸、
12・・・焼明響、13・・・脱水工程。 特許出願人 富 永 直 、−8−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)塩水にアミノビネガを加えて撹拌しPHが5〜6に
なる一次処理水を作り、この−次処理水に粒状に分離さ
れた魚卵全投入して所定時間撹拌する一次処理工程とか
らなることを特徴とする加工魚卵の製造方法。 2)塩水にアミノビネガを加えて撹拌しPHが5〜6に
なる一次処理水を作り、この−次処理水にかたまり状の
魚卵を投入して所定時間撹拌する一次処理加工と、10
0〜150 P P Mの亜硝酸となる水に岩塩、焼明
IIG選択的に入れて二次処理水を作り、この二次処理
水に前記−次処理工程を行なった魚卵を投入して所定時
間撹拌する二次処理工程生、この二次処理工程を行なっ
た後、押しをして脱水する工程とを含むことを特徴とす
る加工魚卵の製造方法。 3)塩水は水301に対し普通塩を3%〜4%入れて形
成したものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項または第2項記載の加工魚卵の製造方法。 4)塩水は海水であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項記載の加工魚卵の製造方法。 5)−次処理水は30/の塩水に対し0.1〜0.5%
のアミノビネガが加えられていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項乃至第4項いずれかに記載の加工魚卵
の製造方法。 6)アミノビネガは9割の魚介煮汁に1割の唐辛子を入
れてまぜ合せたものに1296以上の食塩を入れて醗酵
させ、醗酵したも、のを加熱分離により液を取り出し、
この液を濃縮してB P 60にしたものに少なくとも
クエン酸、あるいは少なくともクエン酸と化粧塩とを加
えたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第5項いずれかに記載の加工魚卵の製造方法。 7)二次処理水は岩塩の飽和溶液に亜硝酸100〜15
0 P P M、焼明110.1〜1%を加えて形成し
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第2項乃
至第6項いずれかに記載の加工魚卵の製造方法。 8)二次処理水は水に2096の化粧塩、15%の置場
、100〜150PPMの亜硝酸、0.1〜196の焼
明春を加えて形成したものであることを特徴とする特許
請求の範囲第2項乃至、第6項いずれかに記載の加工魚
卵の製造方法。 9)二次処理水に一次処理工程を行なった魚卵を15〜
30分間投入して撹拌することを特徴とする特許請求の
範囲第2項乃至第8項いずれかに記載の加工魚卵の製造
方法。 10)置場は9割の魚介煮汁に1割の唐辛子を入れてま
ぜ合せたものに12%以上の食塩を入れて醗酵させ、醗
酵したものを加熱分離により液を取り出し、この液を濃
縮してB P 60にしたものにそれぞれ等量のクエン
酸、グルタミン酸、塩化ナトリウムとを加えたものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の加工魚
卵の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57017947A JPS58134969A (ja) | 1982-02-07 | 1982-02-07 | 加工魚卵の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57017947A JPS58134969A (ja) | 1982-02-07 | 1982-02-07 | 加工魚卵の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134969A true JPS58134969A (ja) | 1983-08-11 |
Family
ID=11957961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57017947A Pending JPS58134969A (ja) | 1982-02-07 | 1982-02-07 | 加工魚卵の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58134969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104382090A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-04 | 汝州市隆中茂食品有限公司 | 一种海鲜卤蛋的制备方法 |
CN104397760A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-11 | 汝州市隆中茂食品有限公司 | 一种虾仁夹心卤蛋的制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515462A (en) * | 1974-07-04 | 1976-01-17 | Gosudarusutoennui N Isuredowaa | Otoyosono kikaitekihenio kukishingonihenkansurutameno kukihenkanki |
JPS5522070A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | Nobukiyo Kamokado | Bending process of wire rope |
JPS575669A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Yuki Gosei Yakuhin Kogyo Kk | Treatment of herring roe |
JPS57186466A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-16 | Kiyokuyou:Kk | Preparation of sujiko |
-
1982
- 1982-02-07 JP JP57017947A patent/JPS58134969A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515462A (en) * | 1974-07-04 | 1976-01-17 | Gosudarusutoennui N Isuredowaa | Otoyosono kikaitekihenio kukishingonihenkansurutameno kukihenkanki |
JPS5522070A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | Nobukiyo Kamokado | Bending process of wire rope |
JPS575669A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Yuki Gosei Yakuhin Kogyo Kk | Treatment of herring roe |
JPS57186466A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-16 | Kiyokuyou:Kk | Preparation of sujiko |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104382090A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-04 | 汝州市隆中茂食品有限公司 | 一种海鲜卤蛋的制备方法 |
CN104397760A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-11 | 汝州市隆中茂食品有限公司 | 一种虾仁夹心卤蛋的制备方法 |
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