JPS58134967A - 練製品の物性改良剤 - Google Patents

練製品の物性改良剤

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JPS58134967A
JPS58134967A JP57014895A JP1489582A JPS58134967A JP S58134967 A JPS58134967 A JP S58134967A JP 57014895 A JP57014895 A JP 57014895A JP 1489582 A JP1489582 A JP 1489582A JP S58134967 A JPS58134967 A JP S58134967A
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JP
Japan
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powder
eggshell
fine
noodles
physical property
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JP57014895A
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English (en)
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Inventor
Namio Kuroda
黒田 南海雄
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Kewpie Egg Corp
Original Assignee
Kewpie Egg Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、卵殻の微粉末及びその粉末から成る練製品用
及び麺類用の物性改良剤に関する。
本発明に於て練製品の物性とは、練製品のrル強度のこ
とである。また本発明で一類の物性とは、麺類の抗張力
(こし)のことである。
近時、鶏卵が加工食品の原料として多量に使用され、そ
の時に派生する炭酸カルシウムを主成分とした卵殻の有
効利用が望まれているが、従来は家畜等のカルシウム補
給用飼料として利用されているにすぎない。しかしなが
ら卵殻は、鶏という生体を軽て産出されたものであり又
その成分は、前述の如く炭酸カルシウムを主成分として
いることから本発明者はこれらの特徴を生かして有効な
利用方法を種々検討した結果、卵殻を粉砕し粒度的30
0 m/s以上の微粉末とすると例えばこれを添加して
製した練製品線rル強度が向上し、また麺類では抗張力
が強化される等の種々の品質改良に使用しうろことを知
見した。すなわち、卵殻微粉末を練製品にO9″05〜
0.2チ程度添加すると、その微粉末が練製品のグル組
織中に何らかの形で関与するためか、対照の卵殻微粉末
無添加の練製品に比較して約20%のrル強度の向・上
をみる効果があった。また、−類の原料小麦粉に対して
02〜o、sl程度を添加すると、小麦粉のグルテン(
蛋白質)に作用するためか麺を製した時に無添加−に比
較して約30%の抗張力(こし)強化の効果があった。
そしてこの効果は、練製品及び−類に於ては著しい物性
の改良をもたらすものである。
従って本発明は、上記の知見に基づきなされたもので従
来有効利用されていない卵殻を微粉末化したもの及びそ
の有効で新規な利用用途を提供しようとするものである
すなわち本発明は、卵殻を粉砕して得られた微粉末及び
この微粉末からなる練製品用及び麺類用の物性改良剤を
提供するものである。
本発明の卵殻微粉末を製造するKは、通常まず割卵して
内容卵液を除去した後卵殻を粗粉砕し良く洗浄して更に
殺菌をするか又は、せずして、次に約300〜400℃
程度に約4〜5分間加熱して乾燥する。乾燥後の卵殻の
水分含量は約5%以下になるようにするのが望ましい。
水分含量が約5%を越えると、次工程の篩通しがし難く
なシやすい。次いでハンz −ミル等の粉砕機で粉砕後
粒度約30 ’Om/s以上の所望粒度の篩通しを行っ
て微粉砕物を調製する。なお、ハンマーミル等で粉砕後
空気分級機等を使用し分級後バッグフィルター等の濾過
機で回収して製してもよい。
上記の方法で製した卵殻微粉末を練製品の物性改良剤と
して用いる場合には、常法の練製品製造工程中のいずれ
かの時期に添加すればよいが、好があるため荒摺り以降
の塩摺り又は、本摺り工程中である。添加する量は、原
料すり身に対して0.05〜0.2 %程度でよく、0
.05−未満になるとグル強度強化の効果が出にくくな
り、0.2mを越えると、喫食時ザラツキを感じる等食
味上の問題が出てくる。該微粉末を添加後は、常法に従
って成型加熱して練製品を製すればよい。なお練製品に
添加する場合の卵殻微粉末の粒度は、約300m/s以
上であれば良く特に限定しない。約300m/s未満の
粒度になれば効果も出にくい他に喫食時にザラツキを感
じる場合があり好ま゛しくない。
又、卵殻微粉末を麺類の物性改良剤として用いる場合に
は、小麦粉生地に添加して常法に従って麺類を製すれば
よく、その添加量は、原料小麦粉に対して0.2〜O,
SS程度でよく、より好ましくは0.25%〜0.7−
程度である。0.21未満になると効果が出にくくなり
、O,SSを越えると、麺がザラツキを呈してきたり、
又えぐ味が出てくるようになる。該粉末の添加時期は、
生地から麺線を製する以前の工程であればいつでもよい
。又添加方法は、該粉末が殆んど水に溶けないので、予
め水によく分散させて、可及的速やかに添加し、充分に
混練するのが好ましい。該粉末添加後社常法に従って麺
を製すればよい。なおこの場合の卵殻微粉末の粒度も約
300−8以上が好ましく特に限定しない。約300 
m/s未満の粒度になると効果も低目の他に喫食時にザ
ラツキを感じる場合があり好ましくない。
このように、本発明の卵殻微粉末を練製品及び麺類など
に添加すると粉末粒子の細かさとも関連してかそれらの
物性がかなり向上し強化されるという効果がある。従っ
て本発明は卵殻の新規で有効な利用用途を提供するもの
である。
以下、本発明の効果を例示する試験例及び実施例を説明
する。
試験例1 試験方法 冷凍助宗鱈のすり身1時に清水300.9を加えて、播
潰機にて粗擢潰後食塩25.9を加え本擢潰した。次い
1.てこの原料すり身で三辺が3cmのすり身の固りを
製し常法に従って蒸煮し練製品を製造した。
一方上記と同一の原料を使用して練製品を製造する工程
中の本梱潰時に本発明による粒度100〜2’O0nV
s 、 200〜300n/s、300〜400Iv/
s 、及び400 me’s以上の卵殻粉末を原料すり
身に対1.テo、05%、 0.1 % 、 0.15
% 、 0.2ts。
及び0.25 %ずつ添加して20種類のすり身を製し
て夫々を三辺が3cmのすり身の固りとして、これを常
法に従って蒸煮し練製品を製造した。次いで試料の夫々
についてレオメータ−を゛使用してグル強度(抗張力)
を測定したところ下表に示すとおりとなっ、た。なおレ
オメータ−のグランジャーは、球型で直径8■、上昇速
度毎分6cIILで測定した。
試験例2 試験方法 小麦粉[1?に清水330g及び食塩1019を加え充
分に混練し常法に従って一線を製造した。一方上記と同
一の原料を使用して、−線を製する工程中で小麦粉、清
水、食塩の混線時に本発明による粒度100〜2001
v/s、200〜300rrVs、300〜400 I
v/s 、及び400rrVII以上の卵殻粉末を原料
小麦粉に対して0.2%、0.5チ、0,8チ、10%
ずつ原料清水中に分散して良く混練して16種類の小麦
粉生地を製し常法に従って一線を製造した。
次いで試料の夫々をレオメータ−を使用して麺のこしく
抗張力)を測定したところ下表に示すとおりとなった。
試験結果 〔測定単位9〕 以上の試験側結果から理解出来るように、卵殻粉末を添
加した場合に、練製品ではギのグル強度が、及び−類で
はそのこしが一段と強化されているものの粒度300 
rrV/s以下の場合は効果が比較的低いのに対して粒
度300%/−以上の場合は効果はかなり高くなってい
ることが理解される。
なお、試験例1及び2において、6表の本印を付した条
件のものではいずれも製品にザラツキが感じられた。
実施例1 冷凍助宗鱈すり身100に#に清水30kgを加えて、
描潰機で粗擢潰後、食塩2.5に9、馬鈴薯澱粉5kg
、砂糖1に9、みりん4klF及びグルタミン酸ソーダ
1kgを加え本摺潰する工程中に、本発明による粒度4
00 m/s以上の卵殻・微粉末を150g添加し、常
法に従って1個当り平均20011の練製品(かまぼこ
)を550個製造した。
実施例2 小麦粉100kgに本発明による粒度400 rrVs
以上の卵殻微粉末500.9を予め分散させた清水33
に9、及び食塩1kl?を混合混練し麺生地としローラ
ー幅3II!lとした製麺機を使用して麺線134.5
kgを製造した。
実施例3 割卵して内容卵液を除去した鶏卵卵殻100kl?を水
で洗浄後、ドラム式乾燥機に入れて、350℃で5分間
乾燥し水分含量約4チとした。
次いで乾燥した卵殻をノ・ンマーミル式の粉砕機で粉砕
後、400 m/sの篩通しを行い粒度400rn/−
以上の卵殻微粉末98kgを製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、卵殻を粉砕して得られた微粉末。 2、卵殻を粉砕して得られた微粉末からなる練製品の物
    性改良剤。 3 卵殻を粉砕して得られた微粉末からなる麺類の物性
    改良剤。
JP57014895A 1982-02-03 1982-02-03 練製品の物性改良剤 Granted JPS58134967A (ja)

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JP2402272A Division JPH0685697B2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 麺類の物性改良剤

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JPS58134967A true JPS58134967A (ja) 1983-08-11
JPH0551270B2 JPH0551270B2 (ja) 1993-08-02

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