JPS58134735A - 軽量パネル - Google Patents

軽量パネル

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JPS58134735A
JPS58134735A JP57017784A JP1778482A JPS58134735A JP S58134735 A JPS58134735 A JP S58134735A JP 57017784 A JP57017784 A JP 57017784A JP 1778482 A JP1778482 A JP 1778482A JP S58134735 A JPS58134735 A JP S58134735A
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JP
Japan
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lightweight panel
thermoplastic resin
lightweight
panel according
laminated
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Pending
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JP57017784A
Other languages
English (en)
Inventor
高木 文夫
恵嗣 花本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、廃棄物を利用してつくった軽量パネルに関す
る。
使用ずみの自動車用タイヤは、現在のところほとんどが
燃料として処分されており、もつと高度な利用は、種々
試みはあるものの、現実には行なわれていない。 他の
利用法としては、古タイヤを機械的に粉砕してゴムと他
の構成材料とを分離し、再生ゴムを得ることが有望とさ
れているが、この場合でも、タイヤ補強剤としてゴム分
に対する重量割合で5〜60%を占める繊維状物の利用
は、かえりみられていない。
古タイヤ中の繊維状物は、ナイロンを主体とする熱可塑
性樹脂からなり、皐均径0.02〜1μ、平・:: 均長0.1〜10μの短繊維である。 本発明者は、こ
の古タイヤから回収されるナイロン短繊維の有効利用法
のひとつとして、軽量パネル製品の材料として使用する
ことを着想して試験の結果、きわめて適切であることを
確認したので、この材料の特性を活かした軽量パネルの
構造を確立して本発明に至った。
従来、たとえば壁材や間仕切りに使用する軽量パネルは
、金属、木材、紙、プラスチックなどを組み合わせて、
ハニカム構造体やサンドイッチ構造体に形成して製造さ
れていた。 ノ・ニカム構造体は軽量で耐圧強度がすぐ
れているが、ハニカム体の製造工程が複雑である上に、
これと表面材との接着を必要とするので、コストが高い
。 プラスチック材料を主体とするものは、軽量化のた
め発泡構造にすると、耐圧強度が劣り、十分な耐圧性、
耐衝撃性を得るには肉厚な構造にしなければならず、さ
して軽量化はできない。 また、従来の軽量パネルから
箱体なつくる場合は、ふっ’IVカット工法によらなけ
ればならない。 接着剤やエツジ材□・。
を使用するときは、そや選定が重要であるし、接着のた
めの処理に手数がかかるという問題もある。
このようなわけ・、、で、満足できる強度をもち、折り
曲げなどの加工性にすぐれ、しかも価格の低い軽量パネ
ルの出現が求められていた。 本発明は、この要望にも
こたえるものである。
本発明の軽量パネルの基本的態様は、ゴムタイヤ廃棄物
から回収したナイロン繊維を主体とする熱可塑性樹脂を
押出し成形してなり、第1図に示すように、連続的な表
面材2、やはり連続的な裏面材3、および表面材と裏面
材とを接続する多数の平行な隔壁4から構成される中空
板状体1の構造を有するか、または第2図に示すように
、連続的な表面材2、断続的な裏面材3/、および表面
材と裏面材とを接続する多数の平行な隔壁4カ)ら構成
される中空板状体1の構造を有する。
このような中空板状体を成形するには、既知の技術を利
用すればよい。 すなわち、所望の断面形状に従うノズ
ルを通して熱可塑性合成樹脂を押し出し、水冷手段をそ
なえたノ(キュームキャリフ゛レータを通して寸法を規
制する。 場合によっては、表面材または裏面材の一方
と隔壁とが一体になったものを押し出し成形し、その上
へ、つまり各隔壁の端へ、他方の裏面材または表面材を
貼りつけるといった加工方法をとることもできる。
本発明の軽量パネルの折り曲げ一加工性を高め、箱体な
どへの使用を容易にするには、第3図に伊1示するよう
に隔壁と平行に裏面から押圧する力・、または第4図に
例示するように隔壁と直角に裏面を切り欠くことにより
、たとえばV字状の溝5を設けるとよい。 この加工は
、いったん成形した軽量パネル製品に対して、たとえば
ホットロールを用いて加熱押圧することによっても可能
であるが、押し出し成形時に、まだ材料が可塑性をもっ
ている間に、ロールで押圧することによって、容易に実
施できる。   □ なお、溝の位置や間隔はもちろん任意であるが、30副
またはその整数倍の値をえらべば、尺単位の加工を行な
う用途に対しては好都合である。
また、溝の形状は、図に示したV字状のほか、11字状
や凹字状その他をえらぶことかできる。
本発明の軽量パネル”は、種々の添加材を用いて製造す
ることができる。
たとえば、ガラス繊維、木粉などの強化繊維を加えて、
衝撃強度を高めることができる。 とくに木粉は、ハー
ドボード屑などの廃棄物を利用すれば、コストダウンに
も大いに役立つ。 添加量は、成形性、得られる物性、
コストなどを考慮に入れて決定すべきであるが、通常は
20〜40重楡%程度が適当である。
別の添加剤のグループは、金属たとえば鉛、鉄、銅、お
よび無機質材料たとえばマイカの粉末の1種または2種
以上の混合物である。 これらの添加剤は、軽量パネル
の遮音特性を向上させる。
とくに、鉛とマイカが有用である。 粒度は100〜3
00メツシユ が適切できる。 添加量は多いほど効果
が高いが、成形性と他の物性からくる制約の中で決定す
ることになる。 この場合も、ふつうは20〜40重量
%が適当であろう。
本発明の別の態様は、発泡体を利用するものであって、
第5図に示すような中空板状体自体を発泡押出し成形し
たもの、第6.―に示すような中空板状体内の中空、部
分に発泡樹脂、16を充填したもの、ならびに第7図お
よび第8図に示すような、中空板状体自体が発泡体であ
るとともにその中空部分に発泡樹脂6を充填したものを
包含する。 中空板状体を発泡体とすることはパネルの
一層の軽酸化に役立ち、また中空部分を発泡樹脂で充填
することは、パネルの断熱性を向上させる。 発泡倍率
は、中空板状体は剛性を確保するため低率に、たとえば
1.05〜1.5倍に止めなければならな(・が、中空
部分に充填する発泡樹脂は、もつと高率の、たとえば1
.5〜10倍をえらぶことかできる。
中空板状体を発泡構造にするには、タイヤ廃棄物から回
収したナイロン繊維を主体とする熱可塑性合成樹脂を押
し出し成形する際に、適宜の発泡剤を使用すればよい。
 発泡剤とし−Cは、加熱により分解して窒素や二酸化
炭素などのガスを発生する有機または無機の発泡剤を含
めて、種々のものが使用できる。
中空部分に充填、する発泡体は、同じ材料を使用しても
よいが、隼、、の材料たとえば任意の汎用樹脂の発泡体
であってもよい。 そしてこの発泡体の充填には、さま
ざまな手法が利用できる。 たとえば、中空板状体の押
出し成形時に、それが発泡成形であれ非発泡成形であれ
、2台の押出機を使用して同時に押出し成形をすること
ができる。
別法としては、すでに成形した中空板状体の中空部分に
、発泡ウレタン樹脂のような1.ポリマーを生成する反
応に伴って発泡が起るものを注入し、その場で充填する
方法もとれる。 あるいはまた、表面材または裏面材の
一方と隔壁とを一体に押出し成形し、その隔壁の間に発
泡体を埋め込んでから、他方の裏面材または表面材を貼
り合わせる製造法もあり得る。
所望であれば、本発明の軽量パネルは、その一方または
両方の面に、鋼板、ステンレス鋼板、アルミ箔などの金
属シート状物をラミネートして、衝撃強度、曲げ強度、
耐水性、耐熱性、さらに耐炎性などの特性を向上させる
こともできる。
同様に、本発明の軽量パネルの一方または両方の表面に
、プラスチックフィルム、紙、不織布および天然木スラ
イスシートからえらんだ化粧材をラミネートしたものも
、本発明の範囲に属する゛。
表面を美麗にする手段としては、種々の印刷技術を利用
することもできる。 たとえばシルクスクリーン印刷や
グラビアオフセット印刷のような直接印刷法、転写印刷
法、透明フィルムに裏印刷して貼り合わせる方法や、ス
プレー、フローコーターによるコーティングである。 
これらは、成形した軽量パネルに直接、または上記した
金属のシート状物や化粧材をラミネートした方から、適
用可能である。 アルミニウムに対しては、電解着色も
利用できる。
上記した本発明の諸態様は、いくつか組み合わせて実施
できる。 たとえば、鉛粉末を配合して中空板状体を成
形するとともに、表面に鋼板をラミネートして遮音性お
よび機械的特性を高くするとか、あるいは中空部分に発
泡樹脂を充填したものに化粧材をラミネートし、かつ印
刷を施して、断熱性と美麗さとを与えるといったもので
ある1゜上述した本発明の軽量パネルは、中空構造のた
め、軽量でありながら剛性が高く、かつ耐圧性、耐衝撃
性にすぐれる。 溝を設けることにより折り曲げ加工性
がよくなり、接着剤を使用しないで箱体な製造すること
もできる。 また、各種の添部材の使用による特性の改
善や、発泡体の利用による一層の軽量化と断熱性の向上
がはかれる。
材料は廃棄物から回収したものであるから、製造コスト
は低廉である上に、資源の有効利用の要請にこたえるこ
ともできる。
従って本発明の軽量ノミネルは、まず住居その他の建築
物の壁材、ドア材として有用であり、ユニットバス用の
壁材としても使える。 もちろん、住居やオフィスの間
仕切り材にも好適であり、そのほかにも、自動車用の部
材としての利用が期待されるなど、広い用途をもつ。
実施例 1 1′ タイヤ廃棄物から回収されたナイ・ン繊維を主体
とする熱可塑性樹脂を溶融してTダイから押し出し、水
冷式のバキュームキキリプレータを通しく゛・。
て形をととのえ、第1図に示す構造の軽量パネルを製造
した。 二つの表面材の′厚さは、ともに21、間隔は
1011J1であるからパネルの厚さは14Uであり、
隔壁の厚さは2uで、10 wごとの等間隔に並んでい
る。
実施例 2 実施例1で製造した軽量パネルを、隔壁と平行な方向に
ホットロールを通して、二つの面を抑圧融着させるとと
もにV字形の溝を与えた。 この溝に沿って折り曲げ加
工することにより、強固な軽量ボッ−クスが得られた。
別に、実施例1で製造した軽量パネルに対して、隔壁と
直角な方向に■カットを施したものも、折り曲げ加工に
より同様な軽量ボックスを与えた。
実施例 3 厚さ100μ のアルミ箔に、ブチラール樹脂系のイン
キを用いて木目模様を印刷して化粧層とし、その上にポ
リエステル樹脂のコーティング焼付けを行なって、表面
゛保護層を設けた。 このアルミ箔の裏面に、接着”性
ポリオレフィン樹脂を押出し1 コーティングして巻き取った。
実施例1と同様か軽量パネルの製造に際して、上記の化
粧材をロールによりパネルの一面に貼り付けた。 得ら
れた化粧軽量パネルは、壁材として好適なものであった
実施例 4 タイヤ廃棄物から回収したナイロン繊維を主体とする熱
可塑性樹脂100部(重量基準、以下同じ)に対して、
マイカ粉末(150メツシユ)20部および発泡剤アゾ
ジカルボンアミド2部を加えて、連続した表面と30個
の隔壁ごとに断続する裏面とを有する軽量パネルに押し
出し成形した。
それと同時に、同じ熱可塑性樹脂100 部にアゾジカ
ルボンアミド5部を加えた組成物も押し出して、上記裏
面と隔壁との間の中空部に充填した。
製品の構造は、第8図に示すとおりであって、パネル全
厚さ3ON1表面材の厚さ5藺、裏面材および隔壁の厚
さ5uである。 また、本体部の発泡倍率は1.2倍で
あり、充填部のそれは約3倍であった。
この発泡異形押出しによる軽量パネルの表面に、石目模
様を印刷したPVCフィルムをラミネートすることによ
り、美麗な間仕切り材が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、ともに本発明の軽量パネルの基
本的な態様について、一部を切り欠いて示した斜視図で
ある。 第3図および第4図は、ともに本発明の軽量パネルの折
り曲げ加工性を高めた諸態様を示す、それぞれ断面図お
よび側面図□である。 第5図ないし第8図は、本発明の軽量パネルに発泡構造
をとり入れた諸態様を示すものであって、第5図は中空
板状体自体が発泡体である場合を、第6図は中空板状体
は非発泡体であるが中空部分に発泡樹脂を充填した場合
を、第7図は中空板状体自体が発泡体であるとともに、
その中空部分に発泡樹脂を充填した場合を、そして第8
図は第7図の構成の軽量パネルに溝を設けた場合をそれ
ぞれ示す、いずれも断面図である。 1・・・・・・軽量パネル 2.2A・・・・・・表面材 3.3A・・・・・・裏面材 4・・・・・・隔 壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴムタイヤ廃棄物から回収したナイロン繊維を主
    体とする熱可塑性樹脂を押出し成形してなり、連続的な
    表面材、連続的または断続的な裏面材、および表面材と
    裏面材とを接続する多数の平行な隔壁から構成される中
    空板状体の構造を有する軽量パネル。
  2. (2)隔壁と平行に、または、角度をもって、裏面から
    の押圧または切欠きにより溝を設けて折り曲げ加工を容
    易にした特許請求の範囲第1項の軽量パネル。
  3. (3)熱可塑性樹脂に強化繊維を配合して成形した特許
    請求の範囲第1項または第2項の軽量パネル。
  4. (4)熱可塑性樹脂に鉛、鉄、銅、アルミニウムおよび
    マイカの粉末からえらんだ1種または2種以上の充填剤
    を配合して成形し、た特許請求の範囲策1項または第2
    項の軽量パネル。
  5. (5)熱可塑性樹脂に発泡剤を配合して成形することに
    より気泡を含有する特許請求の範囲第1項または第2項
    の軽量パネル。
  6. (6)中空部分にプラスチック発泡体を充填した特許請
    求の範囲第1項ま7たけ第2項の軽量パネノに(力少な
    くとも一方の表面に金属箔を積層した特許請求の範囲第
    1項または第2項の軽量パネノ鴨(8)少なくとも一方
    の表面にプラスチックフィルム、紙、不織布および天然
    木スライスシートがらえらんだ化粧材を積層した特許請
    求の範囲第1項または第2項の軽量パネル。
JP57017784A 1982-02-05 1982-02-05 軽量パネル Pending JPS58134735A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316512A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Yamanaka Sangyo Kk 建具構成芯材および建具構成芯材を用いた襖

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222057A (en) * 1975-08-13 1977-02-19 Satsuki Kitani Method of producing synthetic building material
JPS5670932A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Matsushita Electric Works Ltd Molding of extrusion hollow molded goods

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