JPS581343B2 - 空気調和機の冷凍回路 - Google Patents
空気調和機の冷凍回路Info
- Publication number
- JPS581343B2 JPS581343B2 JP14350880A JP14350880A JPS581343B2 JP S581343 B2 JPS581343 B2 JP S581343B2 JP 14350880 A JP14350880 A JP 14350880A JP 14350880 A JP14350880 A JP 14350880A JP S581343 B2 JPS581343 B2 JP S581343B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- outdoor
- air conditioner
- refrigerant
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、室外ユニットと、室内側熱交換器を備えた室
内ユニットとを接続した分離形空気調和機に関するもの
である。
内ユニットとを接続した分離形空気調和機に関するもの
である。
従来この種の空気調和機において室内ユニットの運転が
開始あるいは再起動させた場合、冷媒の流通が不安定な
流れとなって絞り機構を通過した後の乱れが大きくなり
、その結果室内ユニットで異常な騒音を発することがし
ばしばあった。
開始あるいは再起動させた場合、冷媒の流通が不安定な
流れとなって絞り機構を通過した後の乱れが大きくなり
、その結果室内ユニットで異常な騒音を発することがし
ばしばあった。
本発明は、上記従来の空気調和機にみられる欠点を除去
するものである。
するものである。
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
明する。
図において、１は室外ユニットで、圧縮機２、室外側熱
交換器３、室外側送風機４、電磁バルブ５ａ、５ｂ、５
ｃ、配管接続部６，１２をそれぞれ具備している。
交換器３、室外側送風機４、電磁バルブ５ａ、５ｂ、５
ｃ、配管接続部６，１２をそれぞれ具備している。
１５ａ，１５ｂ，１５ｃはそれぞれ前記室外ユニット１
と対をなす室内ユニットで、これらはそれぞれ配管接続
部７，１１、冷媒絞り機構８、室内側熱交換器９、室内
側送風機１０をそれぞれ具備している。
と対をなす室内ユニットで、これらはそれぞれ配管接続
部７，１１、冷媒絞り機構８、室内側熱交換器９、室内
側送風機１０をそれぞれ具備している。
前記室外ユニット１と室内ユニット１５ａ，１５ｂ，１
５ｃはそれぞれ前記配管接続部６，７，１１、１２によ
って連結され、圧縮機２、室外側熱交換器３、電磁バル
ブ５ａ，５ｂ，５ｃ，キャピラリチューブ８、圧縮機１
からなる循環回路が並列に形成されている。
５ｃはそれぞれ前記配管接続部６，７，１１、１２によ
って連結され、圧縮機２、室外側熱交換器３、電磁バル
ブ５ａ，５ｂ，５ｃ，キャピラリチューブ８、圧縮機１
からなる循環回路が並列に形成されている。
１３．１４はそれぞれ高圧側冷媒温度を検知する温度感
知器である。
知器である。
次に、本発明の動作、構成を説明する。
室外ユニット１において圧縮機２により圧縮された高温
高圧の冷媒ガスは、室外側熱交換器３に入り、室外側送
風機４により冷却され序々に液化し、室外側熱交換器の
冷媒出口においては完全に液となり、冷媒用電磁バルブ
５ａ，室内外配管接続部６，７を経て絞り機構８へ入り
、減圧され室内側熱交換器９内で蒸発し、室内側送風機
１０により送られた室内空気を冷却し、ガス状になり室
内外配管接続部１１．１２を経て圧縮機２へもどる。
高圧の冷媒ガスは、室外側熱交換器３に入り、室外側送
風機４により冷却され序々に液化し、室外側熱交換器の
冷媒出口においては完全に液となり、冷媒用電磁バルブ
５ａ，室内外配管接続部６，７を経て絞り機構８へ入り
、減圧され室内側熱交換器９内で蒸発し、室内側送風機
１０により送られた室内空気を冷却し、ガス状になり室
内外配管接続部１１．１２を経て圧縮機２へもどる。
このようにしてくりかえされる冷凍サイクルにおいて室
内ユニット１５ａを運転し、更に室内ユニット１５ｂを
運転した場合は、冷媒用電磁バルブ５ｂが開き、室外側
熱交換器３からの液冷媒が分流される。
内ユニット１５ａを運転し、更に室内ユニット１５ｂを
運転した場合は、冷媒用電磁バルブ５ｂが開き、室外側
熱交換器３からの液冷媒が分流される。
そのため、条件によっては、完全な液冷媒の状態で分岐
されずに気液混合状態で両室内ユニット１５ａ，１５ｂ
へ流入する。
されずに気液混合状態で両室内ユニット１５ａ，１５ｂ
へ流入する。
この状態で従来であれば絞り機構部へ入った冷媒は不安
定な流動状態で室内側熱交換器へ噴出され不連続な騒音
を発生する。
定な流動状態で室内側熱交換器へ噴出され不連続な騒音
を発生する。
この騒音は特に運転開始時が大きく何らかの改善手段が
必要である。
必要である。
そこで本発明では、室外側熱交換器３の中央部と出口部
に取付けた温度感知器１４．１３により温度を感知し完
全に冷媒が液化している場合は中央部より出口部の温度
が低くなることを利用して温度感知部１４との間に一定
以上の温度差が発生することを検出して冷媒用電磁バル
ブ５ａ，５ｂ，５ｃを制御し運転開始時の騒音を小さく
さしている。
に取付けた温度感知器１４．１３により温度を感知し完
全に冷媒が液化している場合は中央部より出口部の温度
が低くなることを利用して温度感知部１４との間に一定
以上の温度差が発生することを検出して冷媒用電磁バル
ブ５ａ，５ｂ，５ｃを制御し運転開始時の騒音を小さく
さしている。
る。
すなわち、空気調和機を比較的長い間停止しておいた状
態から運転を行なつた場合、冷凍サイクルがすぐに安定
しないため、絞り機構８で不連続な騒音が発生する。
態から運転を行なつた場合、冷凍サイクルがすぐに安定
しないため、絞り機構８で不連続な騒音が発生する。
そこで温度感知器１３．１４間に一定以上の温度差が発
生するまで、冷媒用電磁バルブ５ａ，５ｂ，５ｃは閉の
状態で運転し完全液化してからバルブ５ａまたは５ｂ，
５ｃを開き安定した冷凍サイクルで運転を行なう。
生するまで、冷媒用電磁バルブ５ａ，５ｂ，５ｃは閉の
状態で運転し完全液化してからバルブ５ａまたは５ｂ，
５ｃを開き安定した冷凍サイクルで運転を行なう。
以上のような動作の制御を行なうことにより、運転開始
時の冷媒ガスによる騒音の発生が生なく、安定した冷凍
サイクルで安定した冷房を行なうことができる。
時の冷媒ガスによる騒音の発生が生なく、安定した冷凍
サイクルで安定した冷房を行なうことができる。
なお、本実施例においては、多室型の空気調和機につい
て説明したが、１台の室内ユニットを有する分離形につ
いても同様である。
て説明したが、１台の室内ユニットを有する分離形につ
いても同様である。
上記実施例より明らかなように、本発明における空気調
和機の冷凍回路は、室外ユニットと室内ユニットを接続
した空気調和機において、前記室外ユニットに設けた室
外側熱交換器と前記室内ユニットに設けた室内側熱交換
器との間に冷媒絞り機構を設け、さらにこの冷媒絞り機
構を室外側熱交換器の間に弁を設け、この弁を前記室外
側熱交換器における中間部の温度とこの室外熱交換器の
出口部または流出管の温度とを検出し、この温度差が一
定値に達した時に開放するもので、運転開始時における
室内ユニットへ流す冷媒を確実に液状態にして絞り機構
へ流れる冷媒による騒音を低くするため、効果的な騒音
低減化がはかれるものである。
和機の冷凍回路は、室外ユニットと室内ユニットを接続
した空気調和機において、前記室外ユニットに設けた室
外側熱交換器と前記室内ユニットに設けた室内側熱交換
器との間に冷媒絞り機構を設け、さらにこの冷媒絞り機
構を室外側熱交換器の間に弁を設け、この弁を前記室外
側熱交換器における中間部の温度とこの室外熱交換器の
出口部または流出管の温度とを検出し、この温度差が一
定値に達した時に開放するもので、運転開始時における
室内ユニットへ流す冷媒を確実に液状態にして絞り機構
へ流れる冷媒による騒音を低くするため、効果的な騒音
低減化がはかれるものである。
図は本発明の一実施例における空気調和機の冷凍回路の
回路図である。 １・・・・・・室外ユニット、３・・・・・・室外側熱
交換器、４・・・・・・室外側送風機、５ａ，５ｂ，５
ｃ・・・・・・電磁バルブ、８・・・・・・絞り機構、
９・・・・・・室内側熱交換器。
回路図である。 １・・・・・・室外ユニット、３・・・・・・室外側熱
交換器、４・・・・・・室外側送風機、５ａ，５ｂ，５
ｃ・・・・・・電磁バルブ、８・・・・・・絞り機構、
９・・・・・・室内側熱交換器。
Claims (1)
- １ 室外ユニットと室内ユニットを接続した空気調和機
において、前記室外ユニットに設けた室外側熱交換器と
前記室内ユニットに設けた室内側熱交換器との間に冷媒
絞り機構を設け、さらに前記室外側熱交換器と絞り機構
との間に弁を設け、前記室外側熱交換器における中間部
の温度とこの室外側熱交換器の出口部または流出管の温
度とを検出し、この温度差が一定値に達したときに前記
弁を開放するように制御する空気調和機の冷凍回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350880A JPS581343B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 空気調和機の冷凍回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350880A JPS581343B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 空気調和機の冷凍回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697758A JPS5697758A (en) | 1981-08-06 |
| JPS581343B2 true JPS581343B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=15340355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14350880A Expired JPS581343B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 空気調和機の冷凍回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581343B2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP14350880A patent/JPS581343B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697758A (en) | 1981-08-06 |
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