JPH08320161A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH08320161A
JPH08320161A JP7152228A JP15222895A JPH08320161A JP H08320161 A JPH08320161 A JP H08320161A JP 7152228 A JP7152228 A JP 7152228A JP 15222895 A JP15222895 A JP 15222895A JP H08320161 A JPH08320161 A JP H08320161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
compressor
refrigerant
opening
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP7152228A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kamata
精二 鎌田
Masanao Ando
昌尚 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7152228A priority Critical patent/JPH08320161A/ja
Publication of JPH08320161A publication Critical patent/JPH08320161A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】空調装置の冷凍サイクルにおいて、液化された
冷媒の循環用ポンプ13を、駆動条件の充足時に駆動す
ると共に非充足時に停止させる。冷媒冷却用流体の温度
が低くコンデンサ2における冷媒の液化量が多い場合
に、そのポンプ13を駆動して冷媒を循環させること
で、コンプレッサー7の駆動速度を大きくすることなく
必要な冷媒流量を確保する。 【効果】冷媒冷却用流体の温度が低くても所期の性能を
奏することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調装置に関し、例えば
航空機等における制御装置の冷却に利用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2に示す従来の航空機用空調装置10
1は、コンデンサ102と、受液器103と、フィルタ
104と、膨張弁105と、エバポレータ106と、コ
ンプレッサー107とにより構成される冷凍サイクルを
備える。そのコンプレッサー107により圧縮された高
温・高圧のガス状冷媒は、図中矢印Aで示す方向に循環
し、そのコンデンサ102における冷媒冷却用流体との
熱交換により液化され、膨張弁105により絞られるこ
とで低圧の気液二相とされ、エバポレータ106におけ
る冷却対象空気との熱交換により蒸発して低温・低圧の
ガスとなってコンプレッサー107に入る。その冷却対
象空気は、エバポレータ106における冷媒との熱交換
により設定温度に冷却されて航空機内において制御装置
の冷却等に用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その冷媒冷却用流体が
大気の場合、冬期や高々度において低温になるため、コ
ンデンサ102における冷媒の液化量が多くなる。その
ため、冷媒の圧力が下がって密度が小さくなり、コンプ
レッサー102により必要な冷媒流量を得ることができ
なくなり、所期の性能を奏することができなくなる。
【0004】そこで、コンプレッサー102の駆動速度
を大きくして必要な冷媒流量を確保することが考えられ
るが、そのためには速度調節のためのインバーター等を
含む速度調節機構が必要になり、また、たとえコンプレ
ッサー102の速度調節機構を設けても、コンプレッサ
ーが既に最大速度で駆動されている場合は対応できな
い。
【0005】本発明は、上記課題を解決することのでき
る空調装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷凍サイクル
を備える空調装置において、その冷凍サイクルにおける
液化された冷媒の循環用ポンプと、ポンプの駆動条件を
記憶する手段と、そのポンプを駆動条件の充足時に駆動
すると共に非充足時に停止させる手段とを備えることを
特徴とする。そのポンプの駆動条件は、冷媒冷却用流体
温度の低下時に所期の性能を奏する上で必要とされる冷
媒流量を確保することができるように定めればよく、例
えば、コンデンサにおける冷媒冷却用流体の温度や、コ
ンプレッサーの入口圧力等が予め設定した値以下になっ
た時にポンプ駆動条件を充足すると判断する。
【0007】
【発明の作用および効果】本発明によれば、冷媒冷却用
流体の温度が低く、コンデンサにおける冷媒の液化量が
多くなっても、ポンプを駆動して冷媒を循環させること
で、コンプレッサーの駆動速度を大きくすることなく必
要な冷媒流量を確保し、所期の性能を奏することができ
る。
【0008】
【実施例】図1に示す航空機用空調装置1は、コンデン
サ2と、受液器3と、フィルタ4と、膨張弁5と、エバ
ポレータ6と、容積形コンプレッサー7とにより構成さ
れる冷凍サイクルを備える。
【0009】その冷凍サイクルの受液器3とフィルタ4
との間の冷媒流路に、電磁第1開閉バルブ11が設けら
れ、その第1開閉バルブ11の上下流を接続する冷媒用
第1バイパス流路12が設けられ、その第1バイパス流
路12に冷媒循環用の容積形ポンプ13が配置されてい
る。また、その冷凍サイクルのコンプレッサー7の上下
流を接続する冷媒用第2バイパス流路14と、その第2
バイパス流路14の電磁第2開閉バルブ15とが設けら
れている。
【0010】その膨張弁5、コンプレッサー7、ポンプ
13、第1開閉バルブ11および第2開閉バルブ15
は、記憶装置を有するコンピュータにより構成されるコ
ントローラー16に接続されている。また、そのコント
ローラー16に、コンプレッサー7の入口における冷媒
圧力の検知用センサー21と、コンデンサ2における冷
媒冷却用流体の温度センサー22と、エバポレータ6に
おける冷却対称空気の温度検知用センサー23とが接続
されている。
【0011】そのコントローラー16は、ポンプ13の
駆動条件を記憶する。その駆動条件は、冷媒冷却用流体
温度の低下時にも所期の性能を奏する上で必要とされる
冷媒流量を確保することができるように定められる。本
実施例では、コンプレッサー7の入口における冷媒圧力
の検知用センサー21による検出圧力が、予め定めた設
定値以下の時に充足される。なお、本実施例では、冷媒
の冷凍サイクルからの漏れに起因してコンプレッサー7
の入口における冷媒圧力が低下した場合に、誤ってポン
プ13の駆動条件を充足したと判断するのが防止されて
いる。すなわち、コントローラー16は、冷媒冷却用流
体の温度とコンプレッサー7の入口における冷媒圧力と
の予め求めた関係を記憶し、その関係から外れてコンプ
レッサー7の入口における冷媒圧力が低下した場合は、
冷媒が冷凍サイクルから漏れていると判断し、その漏れ
警報を例えばランプの点灯等により示すための信号を発
する。
【0012】そのポンプ13の駆動条件の充足時に、そ
のコントローラー16により、第1開閉バルブ11は閉
鎖され、第2開閉バルブ15は開かれ、コンプレッサー
7は停止され、ポンプ13は一定速度で駆動される。そ
の、ポンプ13の駆動条件の非充足時に、そのコント予
め設定されたローラー16により、第1開閉バルブ11
は開かれ、第2開閉バルブ15は閉鎖され、コンプレッ
サー7は予め設定された一定速度で駆動され、ポンプ1
3は停止される。
【0013】また、そのコントローラー16により、冷
却対称空気の温度検知用センサー23からの信号に応じ
て膨張弁5が開閉され、その冷却対称空気の温度が予め
定めた設定温度に制御される。
【0014】そのコンプレッサー7またはポンプ13が
一定速度で駆動されることにより、圧縮された高温・高
圧のガス状冷媒は、図中矢印Aで示す方向に循環し、そ
のコンデンサ2における冷媒冷却用流体である大気との
熱交換により液化され、膨張弁5により絞られることで
低圧の気液二相とされ、エバポレータ6における冷却対
象空気との熱交換により蒸発して低温・低圧のガスとな
ってコンプレッサー7に入る。その冷却対象空気は、エ
バポレータ6における冷媒との熱交換により設定温度に
冷却されて航空機内において制御装置の冷却等に用いら
れる。
【0015】上記構成によれば、冷媒冷却用流体の温度
が低くなく冷媒流量を確保できる場合は、従来と同様に
コンプレッサー7により冷媒を循環させて所期の性能を
奏することができる。冷媒冷却用流体の温度が低く、コ
ンデンサ2における冷媒の液化量が多くなり、コンプレ
ッサー7の入口圧力が設定値以下になった場合は、コン
プレッサー7に代えてポンプ13を駆動して冷媒を循環
させることで、コンプレッサー7の駆動速度を大きくす
ることなく必要な冷媒流量を確保し、所期の性能を奏す
ることができる。また、そのポンプ13の駆動条件の充
足時にコンプレッサー7を停止させることで、冷媒冷却
用流体の温度低下によりコンデンサ2における冷媒の液
化量が多く、冷媒の圧力が下がった場合に、コンプレッ
サー7の入口圧力と出口圧力との差が大きくなるのを防
止し、コンプレッサー7を保護することができる。ま
た、そのコンプレッサー7とポンプ13の駆動時の速度
は一定で速度調節機構は不要とされているので、インバ
ータ等による重量およびコストの増大を防止できる。さ
らに、そのコンプレッサー7とポンプ13とが容積形と
され、第1、第2開閉バルブ11、15をポンプ13の
駆動条件に応じ開閉し、コンプレッサー7の駆動時は冷
媒を第1バイパス流路12を介し流動させ、ポンプ13
の駆動時は冷媒を第2バイパス流路14を介し流動させ
ることで、コンプレッサー7をよびポンプ13が冷媒の
流動の抵抗になるのを防止し、コンプレッサー7および
ポンプ13を効率良く駆動できる。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、コンプレッサー7を容積式でなくターボ形
等とし、第2バイパス流路14と第2開閉バルブ15と
を省略したり、ポンプ13を容積式でなくターボ形等と
し、第1開閉バルブ11と第1バイパス流路12とを省
略してもよい。また、そのポンプの駆動条件は、冷媒冷
却用流体温度の低下時に所期の性能を奏する上で必要と
される冷媒流量を確保することができるように定めれば
よく、例えば、コンデンサにおける冷媒冷却用流体の温
度が予め設定した値以下になった時に条件を充足すると
判断してもよい。また、ポンプ13の配置は受液器3と
フィルタ4との間に限定されず、液化された冷媒を循環
させることのできる位置であればよく、例えば、コンデ
ンサ2と受液器3との間に配置してもよい。また、本発
明は航空機以外における空調装置にも適用できる。
【0017】
【本発明の実施態様】本発明の空調装置においては、そ
のポンプの駆動条件の充足時に冷凍サイクルのコンプレ
ッサーを停止させるのが好ましい。冷媒冷却用流体の温
度が低い場合、コンプレッサーを停止して冷媒を圧縮し
なくても、エバポレータで蒸発した冷媒はコンデンサで
自然に液化する。これにより、冷媒冷却用流体の温度低
下によりコンデンサにおける冷媒の液化量が多く、冷媒
の圧力が下がった場合に、コンプレッサーの入口圧力と
出口圧力との差が大きくなるのを防止し、コンプレッサ
ーを保護することができる。
【0018】そのコンプレッサーとポンプの駆動時の速
度は一定であるのが好ましい。これにより、コンプレッ
サーおよびポンプの速度調節機構は不要で、インバータ
等による重量およびコストの増大を防止できる。この場
合、冷凍サイクルの膨張弁の開度調節により冷却対象流
体の温度を制御するのがよい。
【0019】その冷凍サイクルの冷媒流路に第1開閉バ
ルブが設けられ、その第1開閉バルブの上下流を接続す
る冷媒用第1バイパス流路が設けられ、その第1バイパ
ス流路に前記ポンプが配置され、そのポンプは容積形と
され、前記コンプレッサーは容積形とされ、そのコンプ
レッサーの上下流を接続する冷媒用第2バイパス流路
と、その第2バイパス流路の第2開閉バルブとが設けら
れ、その第1開閉バルブはポンプ駆動時に閉鎖されると
共にポンプ停止時に開かれ、その第2開閉バルブはコン
プレッサー停止時に開かれると共にコンプレッサー駆動
時に閉鎖されるのが好ましい。これにより、コンプレッ
サーおよびポンプが冷媒の流動の抵抗になるのを防止
し、コンプレッサーおよびポンプを効率良く駆動でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の空調装置の構成説明図
【図2】従来の空調装置の構成説明図
【符号の説明】
2 コンデンサ 5 膨張弁 6 エバポレータ 7 コンプレッサー 13 ポンプ 16 コントローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを備える空調装置におい
    て、その冷凍サイクルにおける液化された冷媒の循環用
    ポンプと、ポンプの駆動条件を記憶する手段と、そのポ
    ンプを駆動条件の充足時に駆動すると共に非充足時に停
    止させる手段とを備えることを特徴とする空調装置。
JP7152228A 1995-05-26 1995-05-26 空調装置 Pending JPH08320161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152228A JPH08320161A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152228A JPH08320161A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320161A true JPH08320161A (ja) 1996-12-03

Family

ID=15535895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7152228A Pending JPH08320161A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 空調装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08320161A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2122275A1 (en) * 2006-12-22 2009-11-25 Carrier Corporation Methods and systems for controlling air conditioning systems having a cooling mode and a free-cooling mode
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601