JPS58134095A - 新規なカンプトテシン誘導体 - Google Patents

新規なカンプトテシン誘導体

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JPS58134095A
JPS58134095A JP1637082A JP1637082A JPS58134095A JP S58134095 A JPS58134095 A JP S58134095A JP 1637082 A JP1637082 A JP 1637082A JP 1637082 A JP1637082 A JP 1637082A JP S58134095 A JPS58134095 A JP S58134095A
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JP
Japan
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camptothecin
tetrahydrocamptothecin
acyl
nitro
reduced pressure
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JP1637082A
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JPS636070B2 (ja
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Sada Miyasaka
宮坂 貞
Seigo Sawada
誠吾 沢田
Kenichiro Nogata
野方 健一郎
Masahiko Mutai
務台 方彦
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Yakult Honsha Co Ltd
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Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なカンプトテシン誘導体に関するものであ
る。更に詳細に説明すると、本発明は、〔式(1)およ
びω)において XlおよびX2はそれぞれニトロ基、
アミノ基、アルキルアミノ基、アシルアミノ基又はハロ
ゲン原子であり、Rは水素原子又はアシル基である〕で
表わされる新規なカンプトテシン誘導体に関するもので
ある。
カンプトテシンは落葉喬木喜51 (Camptoth
ecaa9a+ainata Nyssaceae)等
から抽出・単離されるアルカロイドで、強力な核酸合成
阻害作用を有し、その作用は迅速かつ可逆性を示すこと
が特徴で、既存の制癌剤と交叉耐性を示さないという独
特な作用機作をもつ抗腫瘍性物質であり、マウス白血病
L1210、ラットウォーカー256肉腫など実験移植
癌に対して、強力な制ガン効果を示すことが認められて
いるが、毒性作用を有するために、医薬品としての有用
性がおのずから、制限されている現状にある。
そこで、このカンプトテシンを化学的に他の物質に変換
するととすなわち、カンプトテシン誘導体に変えること
Kよシ、制ガン活性を保持しながら、毒性の低下を図る
という試みが従来なされて来た。
しかしながら、力ンゾトテシンそれ自体が各種有機溶剤
に難溶であることや、カンプトテシンがその化学構造中
に有するペテロ環に由来して親電子置換反応に対する抵
抗性を有することなどの理由で、誘導体に変換するのに
も、種々の障害があシ、机上で企画するほどに新規な誘
導体を得ることは容易ではないのが実情である。
本発明者らは先にカンプトテシンの10−位の修飾につ
いて種々検討し、選択的に10−位に対し、酸素原子、
イオウ原子に係る官能基を導入することに成功し九が、
この方法では、窒素原子及びハロゲン原子の導入は困難
でsb、また生成物の分離、精製iにおいても、解決さ
−11す るべき問題が存在するため、さらに窒素原子、ハロゲン
原子導入のための方法につき研究を行ったところ、驚く
べきことにはカンプトテシンを酢酸中で、またはジオキ
サン−酢酸などの溶媒中で白金触媒によシ接触還元し、
得られる1、2.6.7−テトラヒドロカンプトテシン
の1−位をアシル化し、次いで硫硝酸により処理すると
10位がニトロ化し得るととそして、得られた1−アシ
ル−10−ニトロ−1,2,6,7−テトラヒドロカン
プトテシンを出発原料にして、前記の一般式で表わされ
る種々の新規な1〇−置換カンプトテシン誘導体が得ら
れることを見出した。
本発明は、かかる知見に基いてなされたものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。まず、本発明に係る
1−アシル−10−ニトロ−1,2,6,7−テトラヒ
ドロカンプトテシンは以下の方法によって製造す暮こと
ができる。
第一に行われるカンプトテシンのB環の還元は、カンプ
トテシンを酢酸中で又はジオキサン1 一塩酸中において、白金触媒の存在下に、常圧、常温で
水素添加”することによシ効率よく行うことができる。
次に得られた1.2,6.7−チトラヒドロカンプトテ
シンは、通常のアシル化剤で処理すると、それを1−ア
シル化誘導体へ定量的に導くことができる。得られた1
−アシル−1,2,6,7−テトラヒドロカンプトテシ
ンを、濃硫酸中硝酸を用いて処理しニトロ化すると、1
−ア/ルー10−ニトロ−1,2,6,7−テトラヒド
ロカンプトテシンが高収率で得られる。
この1−アシル−10−ニトロ−1,2,6,7−テト
ラヒドロカンプトテシンを出発原料に、以下の方法によ
シ種々の新規な1〇−置換力ンブトチアン又は1〇−置
換テトラ上10カンゾトテシン誘導体を製造することが
できる。
1−アシル−10−ニトロ−1,2,6,7−テトラヒ
ドロカンプトテシンを酸又は塩基の存在下に加水分解処
理し、その加水分解生成物を酸化(芳香核生成)するこ
とにより10−二)ロカンプトテシンが得られる。この
酸化(芳香核生成)は、通常の酸化法例えば、DDQ、
酸化、空気酸化又は硝酸酸化等の方法によシ効率よく達
成することができる。このような方法によシカンプトテ
シンそのものの硫・硝酸によるニトロ化では得ることの
できない10−二)ロカンプトテシンを、カンプトテシ
ンから算出して、約50−の収率で得ることができる。
次に、10−ニトロ−1,2,6,7−テトラヒドロカ
ンプトテシン又はその1−アシル体及び10−ニトロカ
ンプトテシンを塩酸中で鉄、又は錫等金属を用いて還元
又は接触還元の操作を行うことにより定量的にそのニト
ロ基を対応するアミノ基に変換することができる。得ら
れた10−アミノ体はそのアミノ基をアシル化及びアル
キル化することによ#)10−アシルアミノ体又はアル
キルアミノ体へ導くことができる。こうして得られた1
0−アミン体はまたそのアミノ基をジアゾニウム化して
ジアゾニウム塩へ導き、そのジアゾニウム基をさらに種
々の官能基に変換することができる。例えば、硫酸水溶
液中で10−アミン体をジアゾ化し、次いで加温するこ
とにより10−ヒドロキシ置換体を得ることができ、ま
た、ジアゾニウム塩をメタノールで処理することによシ
ラ0−メトキシ置換体を得ることができる。10−ニト
ロカンプトテシンよシ得た1゜−ヒドロキシカンプトテ
シン及び10−メトキシカンプトテシンは、喜樹より単
離した標品とその各種スはクトルを比較することにより
同定される。前記の10−アミン体を、塩酸又は臭化水
累酸を用いてジアゾ化し、塩化第−銅又は臭化第一銅で
処理す−ることによシ、10−クロロカンプトテシン又
は10−ブロモカンプトテシンを得ることができる。
本発明方法によれば、喜樹等の植物から比較的豊富に得
ることのできるカンプトテシンを出発物質として、元来
微量成分であるところの10−ヒドロキシカンプトテシ
ン等の薬理学的に興味深い各種の10−位置換体を、カ
ンプトテシンのB環の還元体を経由して効率よく得るこ
とができる。以下に実施例を褐・げ、本発明を更に具体
的に説明するが、本発明−はかかる実施例に:: 限定されるものではない。・・、・) 11.、II:
j・。
実施例 1 、1,2.6.7−−−−−フI」−2−多ユドロカン
プトテシンカンプトテ7ン(50M’、1.45mma
ll )を酢酸(1oomg)に懸濁し、酸化白金(1
00+r1g)を加え、室温で常圧接触還元する(1.
5時間、約140−の水素を吸収する)。触媒を戸去し
た後、反応混合物を減圧で乾固し、残留物をクロロホル
ム(20M)に溶解し、5%−炭酸水素ナトリウム水浴
液(IDOd)、次いで飽和食塩水(100rnl)で
洗い、クロロホルム層を’AMマグネシウムで乾燥し、
瀘過し、減圧で乾固し、シリカゲ゛ル(2−Of )カ
ラムクロマトグラフィ(クロロホルム)で精製すると標
記の化合物が黄白色の結晶として285wIg(変換率
56.6%、収率76.7%)得られる。未反応の出発
物質113〜(柑)が回収された。
m−p−(分解) 240〜242℃[MeOHよシ]
IRffiaXν’cm−1: 3470.1745.
1645.1565.1495.1165゜1086゜ ::・ 実施例 2   □ カンプトテシン(500〜、1.45mmo1)を酢酸
(10M)に懸濁し、酸化白金(1oo+v)を加え、
常圧接触還元する(室温で1.5時間、約140−の水
素を吸収する)。触媒をp去した後、反応混合物を減圧
で乾固し、ピリジン(5m1)に溶解し、無水酢酸(1
−)を加え、60〜65℃で1.5時間加温する。反応
混合物を減圧で乾固し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィ(2%アセトン−クロロホルム)により精製すると
標記の化合物349IIv(76,7%収率)が得られ
、20−0−アセチルカンプトテシン14911v(粗
)が回収された。
無色針状晶 m、p、)280℃〔C6H6から〕 NMR(in CD015)δ’ 0.78 (3HT
 tT J =7 HZ + −CH2CH5)、2.
18(2H,m、−邦2CH3)、2−20 (6Ht
 8 T 20− Q −00CH5+N−1−coc
u3)、2.B O(2H+ b r 1m + O−
7一旦2)、3.50(2H,brm。
C−5−!!2)、4.10(IH,m、+0−6−H
入5.02,5.38(IH,IH,dXd。
J=17Hz、c−17−!2)、7.20(IH,8
,C!−14−H入7.24(IH,m。
C!−2一旦入7.69(IH,m)、alo(3H,
m)。
MS二m/e a32[M”〕C2aH24N206=
452として実施例 6 10−ニトロ−1,2,6,7−チトラヒドロカンプト
テシン 1−アセチル−10−ニトロ−1,2,6,7−チトラ
ヒドロカンプトテシン(s o oq、1.14 rr
mofl )を20%硫酸水溶液(30m)に溶解し、
2時間煮沸還流する。反応混合物を氷水(200m1)
に希釈し、クロロホルム(200dx3)で抽出する。
クロロホルム層は硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、
減圧で乾固すると、標記の化合物が黄色の結晶として、
675■(82,5%収率)得られる。
m−p−(分解)274〜275℃[cHcl15から
〕KBr−1゜ 工Rmaxνcm  、3480,1785,1655
,1610,1585,1510゜1315、1290
.1260.0 Ms:m/e  397[M+)02oHt9NsO6
=397として。
実施例 4 10−ニトロカンプトテシン 1−アセチル−10−ニトロ−1,2,6,7−チトラ
ヒドロカンプトテシン(373覧Q、 957ynol
!、 )をジオキサン(30tnl)に溶解し、DDQ
、(446’#、1.968mmoIt)を加え、1時
間煮沸還流する。反応混合物は減圧で乾固し、残留物を
クロロホルム(500d)に溶解し、それを水(200
m/X2)で洗い、クロロホルム層を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過し、減圧で乾固すると、標記の化合物が
黄色の結晶として340#v(92,3%収率)得られ
る。
m−p−(分解> 243〜245d[CHCfi3よ
シ〕NMR(DMS046中)δ:0.89(3H,t
、、T=7H2,−CH20H5)、1.87(2H+
q+J=7H2+一旦旦2CH5)、5.28(2H,
e、(!−5−H)、5.42(2H,s、0−17−
H)、6.51(1H,s、C!−20−OH)、7.
33(IH,s、C−14−H)、7.83(IH,a
、a、J==9mz、2Hz、C!−11−H)、a1
6(1H,d、J=9Hz、C−12−H)、a25(
IH,d、J=2Hz。
C−9−H)、a64(IH,8,C!−7−H)。
IRKBrvcm−1:3430.1742.1656
.1618.1592.1530゜ax 1342、115B。
yts:m/e  39KM  :]  02oH1s
NsO6=393 として。
実施例 5 10−ニトロカンプトテシン(108■、0.275m
mon)をエタノール(30ml)−ジオキサン(2〇
−)に溶解し、酸化白金(20#v)を加え、室温で6
0分間、常圧で接触還元する。触媒を戸去し、反応混合
物を減圧で乾固すると10−アミノカンプトテシンが黄
褐色の固体として96m&(96,2チ収率)得られる
NMR(DMSO−d6中)δ: 0.88(3H,t
、、T=7Hz、−()(2四3)、1.86(2Jq
、J=7H2,−匹2C!H3)、5.17(2H,s
、0−5−H)、5.59(2H,s、C−17−H)
、6.90(IH,(1,、T=2H2,0−9−H)
、7.19(IH,s、(!−14−H)、7.26(
IH,d、d、J=9H2,2H2,C−11−H)、
7.84(IH,d、、T=9Hz、C−12−H)、
a20(IH,s、C−7−H)。
MS:m/e  563CM )(!20H17N30
4=363として。
実施例 6 10−ヒドロキ、シブーイーjトチ4Z10−アミイカ
ンプトテシン(50rIIg、0.138mmoλ)を
1〇−硫酸水溶液(5−)に溶解し、氷塩浴下、亜硝酸
ナトリウム(95〜、o、13ammol)の水溶液を
徐々に滴下していく。滴下終了稜、水塩浴中で冷却下に
、10分間攪拌を続ける。
反応混合物に濃硫酸(1m7りを加え、2時間煮沸還流
する。反応混合物を氷水(20M)で希釈シ、クロロホ
ルム(200d)を加え、分液ロートを用いて振とうす
る。生じた乳濁状の溶液をセライト上にF取する。クロ
ロホルム層には副反応により生じたカンプトテシンが抽
出されるが、それは硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
、減圧乾固することにより、カンプトテシン(8Wq)
が回収される。一方、セライト上のクロロホルム−水不
溶物を20%MθoH−cucn3(200−)で溶出
し、減圧乾固すると、標記の化合物が淡黄色結晶として
、28■(66,5%収率)得られる。
m −p m (分解) 270〜272′C(Pyr
idine−MeOHから〕NMR(DMSO−(16
中)δ: 0.88(3H、t 、 J=7Hz 、 
−CH2CH3)、i、s 6(2Heq+J=7H2
1−c旦2CH3)、5.22(2H,s、C!−5−
H)、5.40(2H,θ、C!−17−H)、6.4
7(IH,θ、C−20−OH)、7.2(2H。
m、0−9−Hand 0−14−H)、7.41(I
H,(1,(1,J=9H2,2H2゜c−11−H)
、aol(IH,a、、y==9Hz、C−12−H)
、8.43(IH181cm7−H) Br 工Rシcm−’ :3450.1720.1655.1
590.1505.1265ax 実施例 7 Uニノーロロカンb−テシン 1−アセチル−10−ニトロ”−1,2,6,7−チト
ラヒドロカンゾトテシン(439q、 1.00mmo
It)をエタノール(50m1)−ジオキサン(20m
)に静かし、酸化白金(60wf)を加え、室温下、3
0分間常圧接接触光する。触媒を戸去し、反応混合物を
減圧で乾固すると、1−アセチル−1〇−アミノ−1,
2,6,7−チトラヒ10カンゾトテシン(MS:m/
e 409(M”) 022H23JO5=409とし
て)が得られる。これを12%塩酸(87りに溶かし、
その溶液に氷塩浴下に、亜硝酸ナトリウム(104#I
IF、1. s o mmol )の水溶液を徐々ニ滴
下シていく。その滴下が終了した後、さ、らに水塩浴中
で冷却下に、15分間攪拌する。その反応混合物を60
〜70℃に加温した塩化第一銅(521〜、5.00 
mmofi )の17%塩酸(10ゴ)の溶液に滴下し
てゆく。滴下が終了した後、さらに60〜70℃で1時
間攪拌を続ける。その反応混合物を氷水(3007りで
希釈し、クロロホルム(200ml!x2)で抽出する
。このクロロホルム層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過し、減圧で乾固すると、1−アセチル−1o−クロロ
−1,2,6,7−チトラヒドロカンプトテシン(廊’
r・a/e・qze(r3<4joiip」c22a2
tN2oscjl=42as トLr、)’iJうれる
。これを60%硫酸水溶液(20mJ)に溶がし、1.
5時間、煮沸還流し、その反応混合物を氷水(200f
fl/)で希釈し、クロロホルム(150m/ X 3
 )で、抽出する。このクロロホルム層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、減圧で乾固すると、10−クロ
ロ−1,2,6,7−チトラヒドロカンプトテシンが得
られる。これをジオキサン(30−)に溶かし、その溶
液にDDQ(258■、0.634mmofi )を加
え、1.5時間煮沸還流する。その反応混合物を減圧で
乾、固し、残留物を2゜。オx*(300d)K溶解□
1・1、水(100d×2)で洗い、そのクロロホルム
層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧で乾固す
ると、標記の化合物が白色の結晶として、184Ilv
(4aO%収率、1−アセチル−10−ニトロ−1,2
,6,7−チトラヒトゝロカンプトテシンよシ)得られ
る。
m−p−(分解) 279〜280d[cHc13よシ
〕NMR(DMS O−d 6中)δ:0.89(3H
、t 、 J=7H2、−CH20H3)、1.87(
2H,q、J=7Hz、−CH2CH3)、5.28(
2H,El、C!−5−H)、5.42(2H,E3.
C−17−H)、6.51(IH,θ、c−2o−OH
)、7.33(IH。
etc!−14−H)、7.83(IH,d、d、、T
=9Hz、2Hz、0−1l−H)、8.16(IH,
d、J=9Hz、C!−12−H)、8.25(IH,
a、J=2Hz、c−9−H)、8.64C1H,B、
C−7−H) IRKBrν、1 : 3400.1745.1650
.1585.1490.1225゜ax 155 MS:m/e 382[M”:)、384[M+2) 
C!2oH15N204(4=382として。
実施例 8   ・・ 10−ブロモカンフトチシン 1−アセチル−辷0−−トロー1.2,6.7−チトラ
ヒドロカンプトテシン(469翫1.OOmmon)を
エタノール(50m1)−ジオキサン(20m7’)に
溶かし、酸化白金(60〜)を加え、室温下に、30分
間接触還元する。触媒を涙去し、反応混合物を減圧で乾
固すると、1−アセチル−10−アミノ−1,2,6,
7−チトラヒドロカンプトテシ7 (MS :rn/e
 409[M”] (!22H23N305=409と
して)が得られる。これを24%臭化水素水(1od)
に溶かし、その溶液に氷塩浴下、亜硝酸ナトリウム(1
04v、 1.50mmofi)の水溶液を徐々に滴下
してゆく。滴下が終了した後、水塩浴中で冷却下に、1
5分間攪拌を続ける。反応混合物を60〜70℃に加温
した臭化第一銅(717#v、5、OOmmonの24
俤臭化水素水(10+d7溶液に滴下してゆく。滴下終
了後、60〜70℃でさらに1時間攪拌を続ける。反応
混合物を氷水(20Qm/)で希釈し、クロロホルム(
200dx3)で抽出する。クロロホルム層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過し、減圧で乾固すると、1−ア
セチル−10−ブロモー1.2.6.7−チトラヒドロ
カンプトテシ7 (Me :rn7’e 472 (M
” ) + 474oM+2 ]−’22”21%05
”=473として)が得られる。これを30%硫酸水溶
液(2(ld)に溶かし、1時間煮沸還流する。
反応液を氷水(200d)で希釈し、クロロホルム(2
00mgX3)で抽出する。クロロホルム層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過し、乾固し、セライトにまぶし
、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(1%MeOH
−OHO13)を行なうと、10−ブロモ−1,2,6
,7−チトラヒドロカンゾトテシン(MS:rV′e 
、430[M”:]。
432[M+2] (H2oH19N204Br=43
1 として)が得られる。
これをジオキサン(20d)に溶かし、その溶液にDD
Q(264,#v、 0.58mmojりを加え、40
分間煮沸還流する。
その反応混合物を減圧で乾固し、残留物をクロロホルム
(300mJ)に溶解し、水(200m7!X2)で洗
い、クロロホルム層を硫・酸マグネシウムで乾燥し、沖
過し、減圧で乾固し、セライトにまぶし、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(1%ピリジン−CHCL3)
により精製すると、標口己の化合物が白色の結晶として
、1ssWl?(36,6%収率、1−アセチル−10
−ニトロ−1,2,6,7−チトラヒドロカンプトテシ
ンより計算)が得られる。
m、p−(分解) 273〜275℃[CHCfi3よ
シ〕NMR(DMSO−46中)δ:0.89(3H,
t、、T=7Hz 、 −C!H2CH5人1.87(
2Htq l J=7H2、−0H2CH3)、5.2
8(2H,s、0−5−H)、5.41(2H,日、C
−17−H)、6.48(IH,8,C−20−OH)
、7.34(IH。
s、c−14−H)、7.93(IH,d、d、J=9
Hz、2Hz、0−1l−H)、8.09(IH,d、
J=9H2,(!−12−H)、8.41(IH,d、
J=2Hz。
0−9−H)、a63(1a、s、c−7−a)IR1
maxI/c’m  、 3400,1750.165
5,1590,1225,1160゜MS’+m/θ 
426〔M+〕、428〔M+2〕C2oH15N20
4Br−426として。
実捲例 9 カンプトテシン(以下CPTと略)(SOO〜、1、4
4 mmon )を氷酢酸・ジオキサン混合溶媒(氷酢
酸50−+ジオキサン50−)に懸濁し、酸化白金(1
00η)を加え、室温下、1時間常圧接触還元する。触
媒を炉去し、溶媒を減圧留去する。残留物をクロロホル
ム(200m/)に溶1・:′ □□ 解し、5チ炭酸水素ナドリ1.ラム水溶液(50me)
で洗い、クロロホルム層を分取しMg’SO4で乾燥後
減圧で溶媒を留去する。以上の操作を6回繰り返し、得
られた6回分の生成物をセライトにまぶし、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付すると(溶出液:酢酸エ
チルエステル)1.2,6.7−チトラヒドロカンプト
テシンが得られる。これにピリジン5−および無水酢酸
5−を加え、60℃で1時間加温し、ピリジン、無水酢
酸を減圧で留去し、残留物をクロロホルム(300d)
に溶かし、5%塩酸水溶液つづいて5%炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗い、クロロホルム層をMgSO4で乾燥
し、減圧留去すると、1−アセチル−20−0−アセチ
ル−1,2,6,7−チトラヒトゝロカンプトテシンが
得られる。これを濃硫酸50−に溶かし、その溶液に水
冷下に発煙硝酸(0,9WLIV)を加え、30分間攪
拌した後、これを氷水(約300m/)に注ぎ、クロロ
ホルム抽出(200mgX3回)する。そのクロロホル
ム抽出液をMgSO4で乾燥した後、減圧で留去・:1
.、。
し、セライトにまぶし、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付すると(溶、出液:1% MeOH−OHO
R5)、1−アセチル−1,2,6,7−テトンヒ)’
0−10−二トロカンプトテシン(1,75F。
収率(カンプトテシンより)46.2%)が得られる。
淡黄白色針晶 m−p−(分解) 271〜273℃[Ac0Etより
]NMR(DMSO−(1,S中)δ: 0.63(3
H,t、J=7H2,−0H20旦S)、1.63’(
2H、(1,J=7H2、−+420H3)、2.23
(3H、8、N−1−cocq3)、2.8〜3.0(
2H,br、m)、5−4〜5−8 (3Hr b r
 = m )%4−0〜4−2 (I H+ b r 
−m)、5.10(2H,s、0−17−H)、6.2
6(IH,s、C−20−OH)、6.43(1a、s
、c−14−H)、7.53(IH,a、J=9H2,
0−12−H)、8.03(IH,d、d、J=9Hz
、2Hz、C−11−H)、a22(IH,d、J=2
Hz。
C−9−H) KBr  −1゜ 工Rcrn、6450,1755,1660,1585
,1525,16751at 1545、1300.1155 Me;m/e 439(M+:l C22H21N30
7=439として。
特許出願人 株式会社 ヤクルト本社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔式(1)および(II) において、xlおよびx2
    はそれぞれニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ア
    シルアミノ基又はハロゲン原子であシ、Rは水素原子又
    はアシル基である〕で表わされる新規なカンプトテシン
    誘導体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195384A (ja) * 1986-02-24 1987-08-28 Yakult Honsha Co Ltd 新規なカンプトテシン誘導体
JPS63137762A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 Aichi Sharyo Kk 塗装装置に於ける塗装ガンの塗料吐出量制御方法
JPH01186893A (ja) * 1987-12-01 1989-07-26 Smithkline Beckman Corp 水溶性カンプトテシン類似体
US6310210B1 (en) 1997-11-06 2001-10-30 Kabushiki Kaisha Yakult Honsha Camptothecin derivatives

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