JPS58131Y2 - 電気泳動箱 - Google Patents

電気泳動箱

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JPS58131Y2
JPS58131Y2 JP5525078U JP5525078U JPS58131Y2 JP S58131 Y2 JPS58131 Y2 JP S58131Y2 JP 5525078 U JP5525078 U JP 5525078U JP 5525078 U JP5525078 U JP 5525078U JP S58131 Y2 JPS58131 Y2 JP S58131Y2
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JP
Japan
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filter paper
support
belt
electrophoresis
pair
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Expired
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JP5525078U
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English (en)
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JPS54158689U (ja
Inventor
敏夫 篠原
喨 藤森
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は血清たん白の検査のために用いる自動電気泳動
装置の電気泳動箱に関するものである。
従来臨床検査室等における血清たんばくの検査のために
電気泳動法が用いられている。
この電気泳動法による血清たんばくの検査は例えば血清
をセルロースアセテート紙等よりなる支持体上に塗布し
たり、電気泳動箱内での泳動を行なう等の各作業が手作
業にて行なわれていた。
このため作業が非能率的であり、多検体の測定を行なう
場合には極めて長時間の作業時間を要するものであった
このような従来の電気泳動法の欠点を除くために、この
電気泳動法の各工程をことごとく自動化し、すべてを連
続して行なうようにした装置が開発されている。
このうち被検体に泳動をかける電気泳動箱は、血清を塗
布した支持体を、泳動箱内に配置された無終端ベルトに
よって装置内に搬入し、支持体に通電するために所定の
位置にて停止させるようにし、この停止状態にて所定時
間通電し、通電後再びベルトを運転して次の工程へ支持
体を移動させるようにしたものである。
即ち第1図乃至第3図に示すような構造のものである。
これらの図において1は電気泳動装置本体、2は蓋、3
は本体1内へ支持体を送り込む入口1aと泳動後本体1
外へ搬出する出口1b付近に夫々一対ずつ配置されたロ
ーラー、4は上記ローラーに掛けられた無終端ベルト、
5はモーターで、このモーター5を回転させることによ
ってローラー3を回転させ、これにより無終端ベルト4
を運転するようになっている。
したがって入口1aより支持体を挿入すればこのベルト
4によって支持体は本体1内に送り込まれ、又後述する
手段により通電を終えた支持体は再びこのベルト4によ
り出口1bより送り出される。
又6は本体1に固定した又は本体1と一体に形成した仕
切壁で、これによって区切られた容器状の部分IC,l
dに緩衝液7を入れるようになっている。
8は左右一対設けられた濾紙台で、長い板状をなし、上
側の面は第2図に示す断面形状から明らかなように傾斜
している。
10は支持腕でその両端部にばばね11が固定されてい
て、このばね11にて濾紙台8に固定されたねじ9を挾
み、これによって濾紙台8を着脱自在に保持している。
12は支持腕10を支えている支柱で上下動し得るよう
に本体1に取付けられている。
13はシャフト14に固定されたカムで、支柱12の下
に位置するように前後に二つ設けられ、このカム13の
回動によって支柱12を、したがって濾紙台8を上下動
させる。
15はその一端を濾紙台8の上面に乗せ、他端が緩衝液
7中に漬けられた濾紙、16は夫々の濾紙台上部に配置
された長い板状の濾紙押えで、これに固定されたピン1
6 aを本体1に形成された溝1e内に挿入する方法に
て、図示する一定の高さの所に保持せしめである。
17は濾紙台8に固定された取付具18によってベルト
14のほぼ上方に張られたワイヤー、19は入口1aお
よび出口1bを開閉するために上下に摺動し得るように
設けられた遮蔽板、20はシャフト14の回転にもとづ
き遮蔽板19を上下動させるためのクランク機構である
次にこの従来の泳動箱の作用について簡単に説明する。
まず前述のように血清を塗布した支持体を適宜手段にて
入口1aより挿入する。
これと共にモーター5を回転し搬路用の無送端ベルト4
を運転させれば、支持体はベルト4によって本体内に送
り込まれて行く。
この支持体が所定の位置に達した時にベルトの運転を停
止させ、次に適宜な駆動機構によりシャフト14を回動
させると、これに固定されたカム13が回動して既に述
べたように濾紙台8は押し上げられ、濾紙台8の上面は
濾紙押え16の下面に圧着されるようになる。
ここで第2図に示すように両ベルト間の間隔を血清を塗
布した支持体30の幅よりも狭くしておけば、所定の位
置まで送られたベルト4上の支持体30はその両端がベ
ルト4の外側に出ている。
したがって前述のように濾紙台8を上昇させた時、支、
持体30も同時に上昇し、ベルト上から離れると共に、
濾紙台8と濾紙押え16との間に濾紙15と一緒に挾み
込まれる。
これで図示していないが緩衝液7中に配置された電極に
より、通電を行なえば、緩衝液7中にその一端が漬けら
れた濾紙15を通じて支持体30に通電される。
一方シャフト14を回動させた場合クランク機構20を
介して遮蔽板19が上昇するので、前述のようにカム1
3の回動により濾紙台8が上昇すると同時に入口1aと
出口1bとが閉ざされる。
次に一定時間通電後再びカム13.20を回転させれば
濾紙台8と遮蔽板19は下降する。
この時濾紙台8の下降に伴い、これに固定した取付具1
8に張られたワイヤー17も下降するので、このワイヤ
ーにより、支持体が濾紙押え16に付着したとしても支
持体も確実に下降せしめられる。
このようにして泳動を終えた支持体はベルト4上に再び
置かれるので、こ・でモーターを回転させベルトを運転
せしめれば、支持体は出口1bより送り出され、次の工
程に移される。
以上説明した従来の電気泳動箱はベルトにより電気泳動
箱内の通電時の所定位置まで支持体を搬送する時に支持
体の中央部である両ベルト間に位置する部分がたれさが
りそのままの状態で通電されることになるために良好な
分描像が得られない欠点を有していた。
本考案は以上の従来例の欠点を解消するためになされた
ものであって、通電する前に濾紙台を上昇せしめてこれ
と濾紙押えとで支持体の両側部分を挾んだ後に夫々の濾
紙台、濾紙押えを互に反対方向にわずかに移動させるこ
とにより支持体のたわみを伸ばすようにした電気泳動箱
を提供するものである。
以下図示した一実施例にもとづき本考案電気泳動箱の具
体的内容を説明する。
第4図乃至第6図において31はガラス等の材料よりな
る濾紙台で従来例とほぼ同じ形状のものでその両端部に
はガイド軸32が固定されている。
そして電気泳動箱本体30の内側面に形成された第5図
の左側部分に表われているような形状の溝30 C内に
このガイド軸32を挿入することによって本体1内の所
定の位置に置かれる。
33は濾紙押えでガラス材料等からなる棒状のものであ
ってその両端が本体30の内側面の他の溝30 dに挿
入されて支持されている。
34は濾紙台受けでスライド軸35に固定されている。
又このスライド軸35は軸受け36内に上下動し得るよ
うに配置されている。
37は上下動し得るように配置した駆動パイプでスライ
ド軸35、濾紙台受け34を介して濾紙台31を上下動
させるためのものである。
38はスプリングである。尚その他の構成については第
1図乃至第3図に示した従来例と実質的に同じであるか
ら実質的に同じ部品については図面に従来例と同じ符号
を用いて示し、説明は省略する。
次に本考案電気泳動箱の作用について説明する。
まず駆動パイプ37を下げるとこのパイプ37の両端部
に取付けた入口および出口の両遮蔽板19は開かれ又濾
紙台31は下降する。
この状態で血清を塗布した支持体を入口より送り込みベ
ルト4にて更に装置内部に送って所定位置にてベルトを
止めて支持体の移動を止める。
ここで駆動パイプ37を上昇せしめれば濾紙台31は上
昇し支持体はベルトから離される。
更に駆動パイプ37が上昇して濾紙台31が押し上げら
れると、濾紙台31と濾紙押え33とが接する位置にて
濾紙台31と濾紙押え33とにて支持体の端を挾みその
まま上昇せしめられる。
一層液紙台31が上昇すると本体30に形成された溝3
0 Cが図示するような形状をしているために、両波紙
台31は互に離れる方向である斜め上方に移動すること
になる。
これによって支持体の両側は濾紙台31と濾紙押え33
とに挾まれたまま互に外側に引張られるため中央のたる
みがなくなる。
この状態で通電すれば支持体のたるみのない状態にて通
電されるために良好な分書像が形成される。
続いて通電終了後に駆動パイプ37を下降せしめれば濾
紙台31と濾紙押え33とは支持体を挾んだまま下降す
る。
途中で濾紙押えは溝30dの下端に達するために下降を
停止する。
したがって濾紙台31のみが下降し支持体は濾紙押えか
ら離れ又ベルト上にのせられる。
更に斜め内側に下降して濾紙台は最初の位置に戻る。
ここでベルト4を動かして泳動箱外に支持体を搬出する
第7図は両波紙台の動きの概要を示したものである。
この図のように出発点のA点より上昇し、B点で濾紙押
えに接しB点からは互に離れるように斜め上方に移動し
て0点に達し、ここで通電してから、下降して途中り点
で濾紙押えから離れた後B点に達しE点からは互に近ず
くように斜め下方に移動してA点に戻る。
以上説明したように本考案電気泳動箱によれば濾紙台が
前述のような動きをするので、ベルト上におかれた支持
体の中央部分がたれさがっていても、支持体がベルトよ
り離れた後に両側に引張られるため支持体のたわみがな
くなる。
この状態にて支持体に通電されるために得られる分書像
は良好なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気泳動箱の平面図、第2図は第1図に
おけるII −II線断面図、第3図は第1図における
III−III線断面図、第4図は本考案の電気泳動箱
の一部を切欠いて示した平面図、第5図は第4図におけ
る■−V線断面図、第6図は第4図におけるVI−VI
線断面図、第7図は濾紙台の移動状態を示す図である。 30・・・・・・本体、31・・・・・・濾紙台、32
・・・・・・ガイド軸、33・・・・・・濾紙押え、3
4・・・・・・濾紙台受け、37・・・・・・駆動パイ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体を搬入および搬出するための搬送用ベルトと、常
    時は上記搬送用ベルトより僅かに下方に位置し濾紙の一
    端をのせた長い板状の一対の濾紙台と、上記濾紙台の上
    方に位置する一対の濾紙押えとを備え上記搬送用ベルト
    により支持体を搬入した上で上記濾紙台を上昇せしめて
    これと濾紙押えとにて支持体の端を挾持して支持体を上
    昇させて搬送用ベルトより離した後上記一対の濾紙台を
    互いに離れる方向の斜上方に移動させることによって支
    持体のたわみを伸し、この状態にて濾紙を通して支持体
    に通電するようにした電気泳動箱。
JP5525078U 1978-04-27 1978-04-27 電気泳動箱 Expired JPS58131Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5525078U JPS58131Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 電気泳動箱
US06/032,222 US4198284A (en) 1978-04-27 1979-04-23 Electrophoretic apparatus
DE2916756A DE2916756C3 (de) 1978-04-27 1979-04-25 Elektrophoresegerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5525078U JPS58131Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 電気泳動箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54158689U JPS54158689U (ja) 1979-11-06
JPS58131Y2 true JPS58131Y2 (ja) 1983-01-05

Family

ID=28950860

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JP5525078U Expired JPS58131Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 電気泳動箱

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JPS54158689U (ja) 1979-11-06

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