JPS58131933A - アントラキノンの製法 - Google Patents

アントラキノンの製法

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JPS58131933A
JPS58131933A JP58010679A JP1067983A JPS58131933A JP S58131933 A JPS58131933 A JP S58131933A JP 58010679 A JP58010679 A JP 58010679A JP 1067983 A JP1067983 A JP 1067983A JP S58131933 A JPS58131933 A JP S58131933A
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vanadium
weight
oxygen
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compounds
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JP58010679A
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ハインツ・エンゲルバツハ
ミハエル・ヨルヨン・シユプラ−ギユ
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BASF SE
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    • B01J27/02Sulfur, selenium or tellurium; Compounds thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J23/84Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36 with arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
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    • B01J23/88Molybdenum
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジフェニルメタン化合物を、バナジウム及び
チタンならびに少なくとも1種の追加の金属の酸素含有
化合物の特定の重量割合における存在下に、気相におい
て酸化することによるアントラキノンの製法に関する。
本発明者らは先に、出発物質として一般式(式中R1・
、R2及びR3は同一でも異なってもよ(、それぞれア
ルキル基を意味し、R1及び(又は)R3はさらにそれ
ぞれ水素原子を意味してもよい)で表わされるインダン
を用い、これをバナジウム(V)化合物及びさらにカリ
ウム、硼素、タリウム、アンチモン及び(又は)セシウ
ムの化合物の存在下に、又は一般式 (式中個々の基R,、R,及び鳥は同一でも異なっても
よく、それぞれ水素原子又は脂肪族残基を意味し、その
ほか2個のR6及び(又は)2個のR6はそれぞれ一緒
になって1個のオキソ基を意味してもよく、そして゛(
又は) R4及び1個のR6は一緒になって、1個の置
換されたメチレン基を有するか又は少なくとも2個の炭
素原子を有する脂肪族残基、又は2個のR6が1個のオ
キソ基を意味する場合は非置換のアルキレン基を意味し
てもよく、あるいは2個のR3と1個のR6又は1個の
馬と2個のR6又は2個のR6と2個の馬は、それぞれ
−緒になって1個の脂肪族残基を意味してもよい)で表
わされるジフェニルメタン誘導体を用い、これをバナジ
ウム(■化合物及び場合によりさらにカリウム、硼素、
タリウム、アンチモン及び、(又は)セシウムの化合物
の存在下に、気相において酸素を用いて接触酸化するこ
とを特徴とする、アント2キノンの製法を見出した(特
願昭46−40263号明細書参照)。
そのすべての実施例には、第2の金属としてさらにアン
チモンを含有するバナジウム(V)触媒の成分として酸
化バナジウム(■が記載されている。チタンならびに二
酸化チタンと五酸化バナジウムの特定の量比は、環にお
いて2位に脂肪族残基により置換されたジフェニルメタ
ン及びメチレン基において脂肪族残基により置換された
対応するジフェニルメタン類のための特別な触媒として
は示されていない。すべての実施例は、インデン誘導体
、インダノン誘導体及びナフタリン誘導体の形の二環式
化合物を示している。用いられる触媒は、有利には炎吹
付呟法又はプラズマ吹付法によって担体上に施され、こ
の種の塗布により内部表面積なしの又はきわめて小さい
内部表面積しか有しない層が生成する。
環において2位に脂肪族残基により置換されたジフェニ
ルメタン及びメチレン基において脂肪族残基により置換
された対応するジフェニルメタン類を、実施例に記載さ
れたアンチモン−バナジウム(V)触媒を用いて酸化す
る(このことは前記明細書に記載されていない)と、理
論値の52%までの収量が得られる。
本発明者らはさらに研究を進めた結果、一般(式中個々
の基RI 、R2及びR3は同一でも異なってもよ(、
それぞれ水素原子又は脂肪族残基を意゛味する)で表わ
されるジフェニルメタン化合物を、触媒としてのバナジ
ウム(a)、チタン(b)ならびにテルル、セシウム、
タリウム及びアンチモンの金属の1種又は2種以上(C
)のそれぞれ酸素含有化合物の存在下に、酸素又は酸素
含有ガス混合物を用いて気相中で高められた温度におい
て酸化し、その際(・→バナジウム化合物は酸化バナジ
ウム(V)として計算して1〜70重量%、(b)チタ
ン化合物は二酸化チタンとして計算して29〜95重量
%、そしてtc>テルル、セシウム、タリウム及びアン
チモンの化合物は各金属酸化物として計算して0.01
〜20重量%の量(重量%は各金属酸化物の合計量とし
て計算した酸素含有化合物に対する)で存在させるとき
、特願昭46−40265号の方法をさらに発展させう
ろことを見出した。
本反応は、2−メチルジフェニルメタンを用いる場合に
つき次の反応式により示される。
本発明による方法は、技術水準に比して予想外にも簡単
かつ経済的な手段で、改善された収量ならびに特に水及
びアルカリに不溶の副生物に関し改善された純度でアン
トラキノンを提供する。前記の量比におけるバナジウム
及びチタンならびに追加の金属の酸化物は、前記のジフ
ェニルメタン化合物の酸化のための選択率の高しントラ
キノン製造用触媒であることが知られた。本発明の方法
によればアントラキノンのはカーに、通常易揮発性の又
はアルカリに易溶性のに食物しか生成せず、たとえば反
応ガスから凝縮された反応生成物をアルカリ洗浄するこ
とにより、一般に990%以上の純度を有するアントラ
キノンが得られる。これらすべての有利な結果は予想外
のことである。なぜならば技術水準によれば多量の酸化
生成物及び分解生成物が生成し、このためアントラキノ
ンの収量が低下すると思われたからである。同様にドイ
ツ特許出願公開筒2[]550798号明細からみて、
アルキルジフェニルメタンの酸化に用いられるこの特別
な触媒の作用が、バナジウムのほかにチタン及び前記の
追加の金属を本質的に高められた量において含有し、そ
して有利には比較的高い内部表面積を有する触媒によっ
て影響を受けることは予期できなかった。
本発明に用いられる出発物質■は、特願昭46−402
63号明細書に記載の方法に用いられる出発物質1aが
ら選ばれた特定の化合物であり、すなわちR4、R5及
びR6が前記の種々の意味を有する式1aの化合物のう
ち、へ、R7及びR8が同一でも異なってもよく、それ
ぞれ水素原子又は脂肪族残基な意味する式!aの化合物
が本発明に式Iの化合物として用いられる。
出発物質Iは公知の方法により製造することができ、た
とえば2−ベンジルドルオールは塩化ベンジルとドルオ
ールとの反応により製造される(ベリヒテ第6巻187
6年906頁参照)。
メチレン基において置換された前記出発物質の同族体は
、同様の方法によりたとえばドルオールを対応する置換
されたスチロールと反応させることにより得ることがで
きる。好ましい出発物質1は、その式中RI 、R2及
びR3が同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子、
あるいは1〜4個特に1個、2個又は3個の炭素原子を
有するアルキル基を意味するものである。前記の基は反
応条件下で不活性な基及び(又は)原子、たとえばそれ
ぞれ1〜3個の炭素原子を有するアルコキシ基又はアル
キル基により置換されていてもよい。
たとえば次の化合物が出発物質Iとして用いられる。2
−ブチル−12−メトキシエチル−12−エトキシメチ
ル−12−イングロビルー、2−イソブチル−12−三
級プチル−12−プロピル−12−エチル−12−二級
プチル−及び好ましくは2−メチル−ジフェニルメタン
、ならびにメチレン基において、メトキシメチル基、エ
トキシメチル基、メチル基、エチル基、イノプロピル基
、n−ブチル基、イソブチル基、二級ブチル基又はプロ
ピル基によりモノ置換された、あるいは2個の同−又は
異なる前記の基により置換された対応する同族体。
酸化は通常は過剰の酸素を用いて行なわれる。
一般に酸素は空気の形で用いられ、酸素と反応条件下で
不活性なガスたとえばアルゴン、水蒸気、窒素及び(又
は)二酸化炭素との任意の混合物、あるいは煙道ガスを
用いることもで゛きる。
特に2−メチル−ジフェニルメタンの場合には、空気l
Nff13につき5〜100g、特に有利には10〜6
0I、特に25〜55gの出発物質1を負荷することが
好ましい。好ましくは触媒(又は担体上の触媒)1!及
び1時間につき20〜2000g、特に有利には50〜
5[10,9、特に100〜650gの出発物質1が用
いられる。触媒(又は担体上の触媒)の1に対し同量の
出発物質1が、通常は非連続的操業においても用いられ
る。
前記の金属の酸素含有化合物は、有利には酸化バナジウ
ム(V)、前記の(bl及び(C1の金属のバナジン酸
塩及び(又は)酸化物である。バナジン酸塩はモノ−又
はポリ−バナジン酸塩、特にオルト−、ピロー又はメタ
−バナジン酸塩であってよい。しかし前記金属の他の酸
素含有化合物、たとえば炭酸塩たとえば炭酸セシウムも
用いられる。前記金属と、対応する前記金属たとえばテ
ルルから形成される酸素酸との塩、たとえばテルル酸セ
シウムも同様に用いられる。バナジウム及びチタンなら
びに1種又は2種の追加の金属の酸素含有化合物を含有
する触媒が好ましい。場合によりバナジウムは、前記の
(→及び(C)の金属のバナジン酸塩の形でだけ存在し
ていてもよい。
酸素含有化合物は、各化合物の実際の構造及び酸素含有
化合物の混合物の組成に関係なく、バナジウム化合物の
場合は酸化バナジウム(Vlとして計算され、そして(
b)及び(C)の金属の化合物の場合は、それぞれ次の
金属酸化物として計算される。(旬は酸化チタン(■)
〔・rio2] 、(c)群は酸化テルル(vl) (
TeO3) 、酸化セシウム[Cs2O〕、酸化タリウ
ム(1) [Tl□O〕、酸化アンチモン(劃〔5b2
0.〕。金属酸化物の計算はそれぞれの金属を含有して
存在するすべての化合物を包括し、従ってこの金属が1
種の化合物中に存在するか又は2種以上の化合物中に同
時に存在するかには無関係である。すなわちバナジウム
は2種以上の化合物中に、たとえば混合物中にV2O、
及び5bvo、として同時に存在することができ、ある
いは1種又は2種以上の追加の金属は2種以上の化合物
中に、たとえばセシウムは混合物中に酸化セシウム及び
バナジン酸セシウムとして同時に存在することができ、
そしてV2O,又はCs20の重量として計算される。
従って5bvO4は、当量における■20.及び5b2
0.として計算される。
同様に各金属酸化物の重量%での表示は、すべての金属
酸化物の全量として計算されたすべての酸素含有化合物
の全量に対するものである。
触媒の製造の際に又は反応中に酸素含有化合物、特に前
記金属の酸化物又はバナジン酸塩を生成する化合物を用
いることもできる。この種の化合物はたとえば前記金属
の水酸化物、酸素酸、より小さい原子価における酸化物
、あるいは塩たとえば炭酸塩、重炭酸塩又は硝酸塩であ
る。従って次のものが用いられる。水酸化セシウム、テ
ルル酸、炭酸セシウム、硝酸セシウム、酢酸タリウム、
修酸バナジル、養醸セシウム、水酸化タリウム、塩化ア
ンチモン、チタン酸、硫醗チタニル、酸化チタン(It
)、塩化チタン(IV)、養醸バナジル、バナジン酸、
硝酸バナジル、酢酸バナジル、酒石酸バナジル、オキシ
塩化バナジン、くえん酸バナジル、バナジン酸アンモニ
ウム、酸化バナジウム(IV)。二酸化チタンはルチル
の形又は好ましくはアナターゼの形で用いられる。二酸
化チタンは水不含の形で又は式TiO2・xH2Oの水
化物、たとえばオルトチタン酸又はメタチタン酸の形で
用いることができる。
本反応は、金属酸化物の全量として計算して酸素含有化
合物に対し、下記の量における金属(a)、(b)及び
(C)の酸素含有化合物の存在下に行うことが好ましい
。(a)バナジウムは酸化バナジウムfV)として計算
して5〜66重量%、(b)チタンは二酸化チタンとし
て計算してそれぞれ40〜90重量%、ならびに(C)
テルル、セシウム、タリウム及びアンチモンの1種′又
は2種以上の金属は、それぞれ金属酸化物として計算し
て、アンチモン及びテルルの場合はそれぞれ0.1〜1
0重量%、タリウムの場合はそれぞれ0.1〜5重量%
、セシウムの場合はそれぞれ0.1〜5重量%。
触媒の内部表面積は、触媒1gにつき好ましくは1〜8
0m3特に有利には2〜25m3である。
金属酸化物たとえば二酸化チタンの場合には、0.1〜
1.5μ好ましくは0.2〜O,Sμの粒径を選ぶこと
が好ましい。触媒は場合により担体材料、たとえば軽石
、炭化珪素、酸化珪素、酸化アルミニウム及び特に有利
にはステアタイトと一緒に用いることもできる。触媒の
量は担体に対し0.5〜60重量%好ましくは0.8〜
12重量%、そして担体上の触媒層の厚さは0.02〜
2IEI+であることが好ましい。
触媒の形及び大きさは広い範囲で任意に選択することが
でき、平均粒径が2〜121111の球状、錠剤状又は
破片状の触媒あるいは棒状のプレス加工物を用いること
が特に有利である。
酸化は通常は200〜450℃好ましくは300〜42
0℃の温度において、常圧又は加圧下に、非連続的に好
ましくは連続的に行われる。
反応温度は、反応管の壁を加熱する塩浴(硝酸塩溶融物
)の温度として測定され、これを以下に管壁温度と呼ぶ
。出発物質1はたとえば次のようにして酸化される。出
発ジフェニルメタン化合物を150”C以上に加熱され
た空気流中で蒸発させる。反応器ガスの酸素不含の部分
流を出発物質の蒸気で飽和し、こうして反応混合物中の
出発物質■を希望の濃度に調整することもできる。次い
でガス/蒸気混合物を反応器中で反応温度において触媒
層に導通する。反応器としては、好ましくは塩浴を用い
て冷却される管状反応器、冷却要素を内蔵する流動床反
応器又は中間冷却器を有する層状反応器が用いられる。
次いで反応混合物から常法により、たとえば反応器から
出てくるガスを1個又は2個以上の分離器に導通するこ
とにより目的物質を分離する。
場合により続いてアントラキノンを水又はアルカリ溶液
を用いて洗浄することにより、副生物を分離する。目的
物質はガス状反応混合物を水又はアルカリ性溶液の中に
導入することによって分離することもでき、その際アン
トラキノンは高い純度を有する不溶性の固体物質として
得られる。
場合により目的物質の精製は、アルカリ性の唾ニチオン
酸ナトリウム溶液に溶解し、そして未反応の出発物質を
沢過することによって行うこともできる。続いてr液か
ら目的物質を空気酸化により沈殿させ、そして分離する
。また反応混合物を水又は希苛性ソーダ水溶液中に導き
、そしてその際生成した固体残査から昇華により目的物
質を単離することもできる。前記の精製操作は可能であ
るが、通常は不必要である。なぜならばアルカリに不溶
の副生物が一般に著しい量で生成することはないからで
ある。
本発明の方法により製造されるアントラキノンは、染料
及び有害生物駆除剤の製造のための価値ある出発物質で
ある。用途に関しては前記の刊行物及びウルマンス・工
yチクロペティー−テル・テヒニッシエン・ヘミ−第3
巻659頁以下が参照される。
下記実施例中の部は重量部を1意味し、これは容量部に
対しky対ぶの関係にある。
実施例1〜20 (a)触媒の製造 五酸化バナジウム1部を、修酸2.5部を添加しながら
水8部に溶解し、そしてこの60℃の熱い溶液に金属化
合物及びアナターゼを加えるこうして得られた懸濁液を
攪拌し、そして加熱され回転している担体(6yxxの
粒径及び粗い表面を有するステアタイト球)の上に推進
ガスを用いて吹付ける。次いでこうして塗布された担体
を110℃で16時間乾燥し、続いて50口℃で16時
間焼成する。後記の表に、それぞれの触媒粗成及゛び全
担持触媒(活性物質+担体)当りの触媒(活性物質)の
割合を示す。
(b)酸 化 (a)により製造された担持触媒62部を管状反応器(
内径21 mrx )中に充填し、次いで毎時100口
00容量部の空気及び後記の表に示す量(部)の0−メ
チル−ジフェニルメタンからの混合物を触媒に導通する
。管壁温度及び反応条件を後記表に示す。反応器から出
てくるガス状の反応混合物を50℃に冷却すると、目的
物質及び未反応の出発物質が凝縮する。凝縮しない部分
は水洗し、洗浄水を蒸発除去したのち、残った残査を凝
縮物と合併する。紫外部吸収により、粗製の目的物質に
おける表に示すアントラキノンの収量(反応した出発物
質Iに対する理論値の%)が測定される。目的物質中の
フルオレノン及びキサ7トンはガスクロマトグラフィー
により測定される。
−ギュ ドイツ連邦共和国6800マンハイ ム1ラヒナー・シュトラーセ3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中個々の基R,、R2及びR3は同一でも異なって
    もよく、それぞれ水素原子又は脂肪族残基を意味する)
    で表わされるジフェニルメタン化合物を、触媒としての
    バナジウム(→、チタン(b)ならびにテルル、セシウ
    ム、タリウム及びアンチモンの金属の1種又は2種以上
    (C)のそれぞれ酸素含有化合物の存在下に、酸素又は
    酸素含有ガス混合物を用いて気相中で高められた温度に
    おいて酸化し、その際(a)バナジウム化合物は酸化バ
    ナジウム(V)として計算して1〜70重量%、(向チ
    タン化合物は二酸化チタンとして計算して29〜95重
    量%、そして(C)テルル、セシウム、タリウム及、び
    アンチモンの化合物は各金属酸化物として計算して0.
    01〜20重量%の量(重量%は各金属酸化物の合計量
    として計算した酸素含有化合物に対する)で存在させる
    ことを特徴とする、アントラキノンの製法。
JP58010679A 1974-09-07 1983-01-27 アントラキノンの製法 Pending JPS58131933A (ja)

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JP (2) JPS5159848A (ja)
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