JPS58131506A

JPS58131506A - 管路位置計測装置の検知器

Info

Publication number: JPS58131506A
Application number: JP1370982A
Authority: JP
Inventors: Tsuyoshi Okumura; 奥村　強; Seiya Kikuchi; 菊地　征也; Masahiro Sonoda; 園田　政浩; Masahiro Takeoka; 竹岡　雅裕
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1982-01-30
Filing date: 1982-01-30
Publication date: 1983-08-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】を探知する管路位置計測装置の検知器に関するものであ
る。

従来の管路位置計測装置は、地中埋設物に流した誘導電
流によって発生する交番磁界を地上で探知したり、ある
いは地中導体に通電することによって生じる磁界を地上
で探知する等の電磁波による方法、更には弾性波（音波
）を地中に送波し、埋設管路からの反射波を地上で探知
する弾性波法等が採られて′きたが、前者において通電
による方法は、ビニル管やヒユーム管等の非金属管には
適用できず、一方後者は地質の変化が伝播速度の変化と
なって表われるため、管路等の明確な位置を把握できに
くい。

また、これらの従来の探知方法はいずれも埋設物がふく
そうしている所では、他の埋設物による反射などの影響
を受け、測定精度が劣るほか、特定の管路の位置をつか
みにくいという共通の欠点を有していた。

本発明は従来の欠点を除去するため、少くとも２個のグ
ローブと回転軸に回転量を計測できるセンサを装着した
検知部材を設け、前記グローブ１つには回転角検出器を
設け、前記プローブ間に少く共１個の前記検知部材の回
転軸を水平、または垂直にして配設し両側のグローブを
連結し、ヨー角、ピッチ角およびロール角を検知できる
よう構成したことを特徴とし、その目的は地中埋設物が
金属管、非金属管を間はず探知し、埋設物がふくそうし
ている所でも管路の位置を正確に探知するにある。

本発明を図面に基いて説明する。

第１図は本発明の管路位置計測装置の検知器の（以下単
に検知器という。）一実施例を管路内に配設した正面図
を示す。図において（１）は回転軸検知部材（検知部材
という。）　、（２）はプローブ、（３）はグローブ、
（４）はヨー角（水平角）検知部材、（４Ａ）は水平の
回転軸、（４Ｂ）はヨー角のセンサである回転変位計、
（５）はピッチ角検知部材、（５Ａ）は垂直の回転軸、
（，５Ｂ）はピッチ角のセンサである回転変位計、（６
）はローＩＫのセンサである回転角検出器、を示す。回
転軸検知部（１）はグローブ（２）とプローブ（３）間
に配設して両者を連結する。

次に、本発明の検知器の動作を説明する。

回転軸検知部（１）で連結されたプローブ（２）、（３
）ｔ−空管路内にけん引もしくは自走させることにより
検知部（１）においてグローブ（２）％　（３１間の姿
勢の相対変位が検知部（１）の回動軸（４Ａ）、（５Ａ
）に作用する。さらに回動軸（４Ａ）、（５Ａ）の回動
量を検出できるように電気抵抗の変化を応用したポ′テ
ンショメータなどの回転変位計（４Ｂ）、（５Ｂ）ｔ−
設置してプローブ（２）、（３）間の姿勢の相対変位量
をこの回動量から計測することができる。

したがって検知部（１）ヲ本発明においては水平軸およ
び垂直軸の２軸だけを回転軸となるような構造とし、こ
れら２軸の回動軸（４Ａ）、（５Ｂ）の回動量を回転変
位計（４Ｂ）、（５Ｂ）で計測できるようにしたので、
プローブ（２）、（３）間の相対変位量をヨー角（水平
角）およびピッチ角として、電気信号により検出するこ
とができる。また検知部（１）またはプローブ（２）、
（３）の両方あるいはいずれか一方に電気信号として検
出できる傾斜計やアクセロメータなどの回転角検出器（
６）を設置しているので、けん引もしくは自走によって
変化するプローブ（Ｌ　（３）のローリング量をロール
角として電気信号により計測することができる。

本発明の検知器は、このような作用をするから、これを
閉管路内に引通し、管路内のこの装置の姿勢（ヨー角、
ピッチ角、ロール角）を正確に検出することによりその
走行軌跡から管路の位置ムび線形の計測に応用すること
ができる。

第２図は本発明の検知器を用いた計測システムの全体図
の一実施例、管路位置計測装置を示す。

（７）はマンホール、（８）は空管路、（９）は検知部
、（１ｏ）はケーブル長測定器、（１１）はシグナルコ
ンディショナー、　　（１２）は信号ケーブル％　　（
＋３）は演算処理装置、（１４）は記録表示装置である
。

このような構成になっているからマンホール（７）に接
続された空管路（８）内に検知器（９）を引通すことに
よって得られる管路位置計測装置（９）の姿勢をヨー角
、ピッチ角、およびロール角の三軸姿勢角として検出し
、更にマンホール（７）と空管路（８）との接続部に設
置したケーブル長測定器（１０）で、管路位置計測装置
（９）とデータ集録装置（１１）とを結ぶ信号ケーブル
（１２）の移動距離を信号ケーブル（１２）のくり出し
によって発出される電気信号パルスとして検出する。

したがって、空管路（８）の線形及び位置は平面及び縦
断的に曲線を有した空管路（８）内に検知器（９）を引
通すことによって得られる電気信号を、例えば移動距離
１０ｃｒｎ毎にプローブ（２１％　（３）の姿勢角を検
出し、演算処理装置（１３）において各々の測点におけ
るヨー角及びピッチ角を空管路（８）の発進口から到達
口まで連続的に積分することによってプローブ（２）、
（３）の走行軌跡、すなわち管路の線形を求めることが
できる。更に演算処理装置（１３）により得られた線形
から位置を求め、Ｘ−Ｙプロッタなどの記録表示装置（
１４）に空管路（８）の線形及び位置として図表化する
計測システムを組むことにより、管路の位置計測が可能
となる。なお、プローブ（２）、（３）が空管路（８）
内引通し中にローリングした場合、検知部（１）におい
て計測する回転角度の軸心が傾き、基準となる座標軸に
偏角を生じ、管路線形を座標上のグローブ（２）、　（
３）の位置より計測する際の誤差となって累積される。

このためプローブ（２）、（３）の重心を下げてローリ
ング量を減じる、あるいはプローブ（２）、（３）の下
部に回転ローラを取付はローリングに対し復元しやすく
するなどの構造とするとともに検知部（１）またはグロ
ーブ（２）、（３）の両方あるいはいずれか一万に設置
した回転角検出器（６）によって得られたローリング量
から演算補正を行い、基準となる座標軸にプローブ（２
）、（３）の位置を修正して精度の高い管路の位置を求
めることができる。

本発明の検知器の実施例の応用を第３図に示す。

（イ）図は本発明の検知器を複数個を直列に連結したも
のであり、（ロ）図は本発明のプローブ（３）、（２）
ｋ順に配設し、プローブ（３）　％　（２）間に順に戸
−角検知部（５）とピッチ角検知部（４）　を配設した
もので、同時に多くの三軸姿勢を検出できるよう回転変
位計及び回転角検出器を個々のプローブまたは検知部に
装着させれば、より精度の高い計測が可能となる。

以上説明したように本発明の検知器は直接空管路内に引
通して、その位置・線形を連続的に計測できるものであ
るから、金属管、非金属管を問わず適用でき、また埋設
物がふくそうしている所でも特定の管路の位置・線形を
正確につかむことができる利点がある。

第１図は本発明の検知器の一実施例を管路内に配設した
面図、第２図は本発明の検知器を用いた計測システムを
構成した管路位置計測装置の一実施例図、第３図は本発
明の検知器の他の実施例、（イ）図は本発明の検知器を
複数個直列に配設したもの、（ロ）図は直列に配設した
グローブ間にピッチ角検知部とヨー角検知部を相互に配
設したもの、を示す。

１：検知器、２ニブロープ、３ニブロープ、４：ヨーク
角検知部、４　Ｂ、、５　Ｂ　：回転軸、４Ａ１５Ａ：
回転、５：ピッチ角検知部、６：回転角検出器、７：マ
ンホール、８：空管路、９：管路位置計測装置、１０：
ケーブル長測定器、１１：データ集録装置、１２：信号
ケーブル、１３：演算処理装置、１４：記録表示装置。

特許出願人　日本電信電話公社代理人　弁理士　阿　　部　　　　功第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

少くとも２個のプローブと回転軸に回転量を計測できる
センサを装着した検知部材とを設け、前記グローブの１
つには回転角検出器を設け、前記プａ−プ間に少く共１
個の前記検知部材の回転軸を水平または垂直にして配設
し両側のプローブを連結し、ヨー角、ピッチ角およびロ
ール角を検知できるよう構成した管路位置計測装置の検
知器。