JPS5812959B2 - カチオン性繊維糊 - Google Patents
カチオン性繊維糊Info
- Publication number
- JPS5812959B2 JPS5812959B2 JP55096664A JP9666480A JPS5812959B2 JP S5812959 B2 JPS5812959 B2 JP S5812959B2 JP 55096664 A JP55096664 A JP 55096664A JP 9666480 A JP9666480 A JP 9666480A JP S5812959 B2 JPS5812959 B2 JP S5812959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cationic
- weight
- parts
- emulsion
- fiber glue
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカチオン性繊維糊に関する。
さらに詳しくは、カチオン性ポリビニルアルコールの存
在下で、ビール系解量体と該単量体と共重合性の不飽和
カルボン酸とを乳化重合することによってえられるカチ
オン性エマルジョンを含有するカチオン性繊維糊に関す
る。
在下で、ビール系解量体と該単量体と共重合性の不飽和
カルボン酸とを乳化重合することによってえられるカチ
オン性エマルジョンを含有するカチオン性繊維糊に関す
る。
従来、布の硬さや風合いを向上するために、澱分やカル
ボキシメチルセルロースあるいはポリビニルアルコール
などの水溶性高分子化合物や、ポリ酢酸ビニル樹脂エマ
ルジョンなどの合成樹脂エマルジョンが繊維糊として使
用されてきた。
ボキシメチルセルロースあるいはポリビニルアルコール
などの水溶性高分子化合物や、ポリ酢酸ビニル樹脂エマ
ルジョンなどの合成樹脂エマルジョンが繊維糊として使
用されてきた。
とくに合成樹脂エマルジョンは、合成樹脂の重合組成な
どにより、硬さを自由に変えることができるので、布に
目的の硬さや風合いを付与しやすいため、繊維糊として
広く使用されている。
どにより、硬さを自由に変えることができるので、布に
目的の硬さや風合いを付与しやすいため、繊維糊として
広く使用されている。
近年、繊維糊としての合成樹脂エマルジョンについて、
合成樹脂エマルジョンの布に対する付着力が糊付効率や
経済的な面から見なおされている。
合成樹脂エマルジョンの布に対する付着力が糊付効率や
経済的な面から見なおされている。
付着力が低ければそれだけ糊付けの効果は低くなるし、
不経済となるため、付着力の向上が求められ、多くの研
究がなされてきた。
不経済となるため、付着力の向上が求められ、多くの研
究がなされてきた。
付着力を向上するひとつの手段として、布や紙などの繊
維がアニオン性の電荷を帯びることに着目して、合成樹
脂エマルジョンにカチオン性の電荷をもたせる方法がい
くつか提案されている。
維がアニオン性の電荷を帯びることに着目して、合成樹
脂エマルジョンにカチオン性の電荷をもたせる方法がい
くつか提案されている。
そのひとつは合成樹脂を構成するモノマーの一部をカチ
オン性モノマーに置換えることにより、合成樹脂エマル
ジョン粒子そのものをカチオン化する方法であり、他の
方法としては合成樹脂エマルジョンを製造する際に用い
られる乳化剤の一部を水溶性のカチオン性高分子に置換
えることにより、合成樹脂エマルジョン粒子の乳化層を
カテオン化する方法である。
オン性モノマーに置換えることにより、合成樹脂エマル
ジョン粒子そのものをカチオン化する方法であり、他の
方法としては合成樹脂エマルジョンを製造する際に用い
られる乳化剤の一部を水溶性のカチオン性高分子に置換
えることにより、合成樹脂エマルジョン粒子の乳化層を
カテオン化する方法である。
しかしながら、これらの方法でえられる合成樹脂エマル
ジョンも繊維糊として充分に満足しうるものではない。
ジョンも繊維糊として充分に満足しうるものではない。
たとえば、合成樹脂を構成するモノマーの一部をカチオ
ン性モノマーに置換える方法では、カチオン性モノマー
が合成樹脂の内部にも入るため、合成樹脂表面へ出るカ
チオン性が少なく、カチオン性モノマーの使用量が少な
ければ付着向上の効果がえられず、カテオン性モノマー
を多量に用いれば合成樹脂の性能に悪影響をおよぼすな
どの問題がある。
ン性モノマーに置換える方法では、カチオン性モノマー
が合成樹脂の内部にも入るため、合成樹脂表面へ出るカ
チオン性が少なく、カチオン性モノマーの使用量が少な
ければ付着向上の効果がえられず、カテオン性モノマー
を多量に用いれば合成樹脂の性能に悪影響をおよぼすな
どの問題がある。
また乳化剤の一部を水溶性カチオン性高分子におきかえ
る方法では、水溶註カチオン性高分子として、カチオン
性澱粉や、カチオン性モノマーを共重合した水溶性のカ
チオン性共重合体などが用いられているが、これらは乳
化剤としての作用が小さく、他の非イオン性水溶性高分
子や界面活性剤を併用しなければならず、付着力の向上
にはいまだ充分な効果が得られていない。
る方法では、水溶註カチオン性高分子として、カチオン
性澱粉や、カチオン性モノマーを共重合した水溶性のカ
チオン性共重合体などが用いられているが、これらは乳
化剤としての作用が小さく、他の非イオン性水溶性高分
子や界面活性剤を併用しなければならず、付着力の向上
にはいまだ充分な効果が得られていない。
乳化剤としてカチオン性澱粉とカチオン性界面活性剤を
用いる方法も提案されているが、安定性などの点から繊
維糊として充分に満足するものではない。
用いる方法も提案されているが、安定性などの点から繊
維糊として充分に満足するものではない。
しかるに本発明者らは、繊維への付着力を向上させるた
めに、カチオン性エマルジョンについて鋭意研究を重ね
た結果、乳化剤として界面活性剤や、非イオン性水溶性
高分子を併用せずに特定のカチオン性水溶性高分子のみ
を乳化剤とすることによりえられるカチオン性エマルジ
ョンが、とくに繊維への付着力を向上させることを見出
した。
めに、カチオン性エマルジョンについて鋭意研究を重ね
た結果、乳化剤として界面活性剤や、非イオン性水溶性
高分子を併用せずに特定のカチオン性水溶性高分子のみ
を乳化剤とすることによりえられるカチオン性エマルジ
ョンが、とくに繊維への付着力を向上させることを見出
した。
すなわち、カチオン性ポリビニルアルコールの存在下で
、ビニル系単量体を乳化重合してえられるカチオン性エ
マルジョンを含有するカチオン性繊維糊を見出した。
、ビニル系単量体を乳化重合してえられるカチオン性エ
マルジョンを含有するカチオン性繊維糊を見出した。
しかしながら家庭で用いられる繊維糊は、汚れが付着し
たときに家庭での洗濯によって汚れが落ちなければなら
ないという問題がある。
たときに家庭での洗濯によって汚れが落ちなければなら
ないという問題がある。
本発明者はさらに繊維への付着性をそのまま維持し、繊
維糊の汚れの落ちやすさを改善するべく鋭意研究を重ね
た結果、合成樹脂エマルジョンを製造するのに用いる単
量体を特定のものに限定することにより問題を解決しう
ることを見出しだ。
維糊の汚れの落ちやすさを改善するべく鋭意研究を重ね
た結果、合成樹脂エマルジョンを製造するのに用いる単
量体を特定のものに限定することにより問題を解決しう
ることを見出しだ。
すなわち、カチオン性ポリビニルアルコールの存在下で
、ビニル系単量体と、これと共重合性の不飽和カルポン
酸とお乳化共重合してえられるカチオン性エマルジョン
を含有してなるカチオン性繊維糊が繊維への付着力がす
ぐれ、かつ洗濯によって容員に汚れが落ちることを見出
し、本発明を完成した。
、ビニル系単量体と、これと共重合性の不飽和カルポン
酸とお乳化共重合してえられるカチオン性エマルジョン
を含有してなるカチオン性繊維糊が繊維への付着力がす
ぐれ、かつ洗濯によって容員に汚れが落ちることを見出
し、本発明を完成した。
本発明のカチオン性繊維糊の主剤として用いるカチオン
性エマルジョンは、重合体を乳化していル乳化剤層とし
てカチオン性ポリビニルアルコールのみを使用している
ため、重合体粒子のカチオ化度が高い。
性エマルジョンは、重合体を乳化していル乳化剤層とし
てカチオン性ポリビニルアルコールのみを使用している
ため、重合体粒子のカチオ化度が高い。
すなわち従来のように、カチオン性澱粉などと界面活性
剤あるいは非イオン性水溶性高分子とを乳化剤として併
用する方法では、乳化剤層中において界面活性剤あるい
は非イオン性水溶性高分子などがカチオン性澱粉を希釈
しているため、カチオン化度が低いものと思われる。
剤あるいは非イオン性水溶性高分子とを乳化剤として併
用する方法では、乳化剤層中において界面活性剤あるい
は非イオン性水溶性高分子などがカチオン性澱粉を希釈
しているため、カチオン化度が低いものと思われる。
また乳化重合系の内容までは明らかではないが、乳化剤
として、カチオン性澱粉と、界面活性剤あるいは非イオ
ン性水溶性高分子とを併用すれば、部分的には乳化剤層
が界面活性剤あるいは非イオン性水溶性高分子のみより
なりカチオン性澱粉がほとんど影響しない重合体粒子が
存在する可能性も生じるが、本発明においては乳化剤と
してカチオン性ポリビニルアルコールのみを使用すれば
よいため、このような問題が生じない。
として、カチオン性澱粉と、界面活性剤あるいは非イオ
ン性水溶性高分子とを併用すれば、部分的には乳化剤層
が界面活性剤あるいは非イオン性水溶性高分子のみより
なりカチオン性澱粉がほとんど影響しない重合体粒子が
存在する可能性も生じるが、本発明においては乳化剤と
してカチオン性ポリビニルアルコールのみを使用すれば
よいため、このような問題が生じない。
これらの理由により、本発明のカチオン性繊維糊が従来
のカチオン性繊維糊に比較して、繊維に対する付着力が
いちじるしく向上しているものと思われる。
のカチオン性繊維糊に比較して、繊維に対する付着力が
いちじるしく向上しているものと思われる。
またビニル系単量体と、これと共重合性の不飽和カルボ
ン酸とをカチオン性ポリビニルアルコールの存在下で乳
化重合してえられたカチオン性エマルジョンを含有して
なるカチオン性繊維糊は、前記理由によりすぐれた繊維
に対する付着性を維持し、しかも共重合体自体にアルカ
リ性水溶液に対して可溶化する性能を有する。
ン酸とをカチオン性ポリビニルアルコールの存在下で乳
化重合してえられたカチオン性エマルジョンを含有して
なるカチオン性繊維糊は、前記理由によりすぐれた繊維
に対する付着性を維持し、しかも共重合体自体にアルカ
リ性水溶液に対して可溶化する性能を有する。
従来の重合体エマルジョン系の繊維糊では、重合体自体
にはアルカリ性水溶液に可溶化する性能がほとんどない
ため、繊維糊の繊維への付着力が強ければ強いだけ洗い
落すのがめんどうとなり、繊維に着いた汚れも落しにく
くなるわけであるが、本発明の繊維糊を用いれば、繊維
糊中の共重合体自体がアルカリ性水溶液に可溶化するた
め、つまり共重合体が家庭で用いる市販の合成洗剤の水
溶液(pH9〜10のアルカリ性)に可溶化するので簡
単に洗い落せるため、繊維に付着した汚れも簡単に洗い
落せるのである。
にはアルカリ性水溶液に可溶化する性能がほとんどない
ため、繊維糊の繊維への付着力が強ければ強いだけ洗い
落すのがめんどうとなり、繊維に着いた汚れも落しにく
くなるわけであるが、本発明の繊維糊を用いれば、繊維
糊中の共重合体自体がアルカリ性水溶液に可溶化するた
め、つまり共重合体が家庭で用いる市販の合成洗剤の水
溶液(pH9〜10のアルカリ性)に可溶化するので簡
単に洗い落せるため、繊維に付着した汚れも簡単に洗い
落せるのである。
本発明において使用されるカチオン性ポリビニルアルコ
ールとは、ポリビニルアルコールにカチオン性基を導入
することによりカチオン性を付与したものである。
ールとは、ポリビニルアルコールにカチオン性基を導入
することによりカチオン性を付与したものである。
カチオン性ポリビニルアルコールは、カチオン性水溶性
高分子物質としての性質を有するほか、乳化における保
護コロイドとしての性質を兼ね備えるもので、このよう
な特性を有するカチオン性ポリビニルアルコールを本発
明に用いることによって、はじめて前記のごときすぐれ
た特性を有する本発明の繊維糊がえられるのである。
高分子物質としての性質を有するほか、乳化における保
護コロイドとしての性質を兼ね備えるもので、このよう
な特性を有するカチオン性ポリビニルアルコールを本発
明に用いることによって、はじめて前記のごときすぐれ
た特性を有する本発明の繊維糊がえられるのである。
カチオン性ポリビニルアルコールとしてとくに好ましく
は第4級アンモニウム塩基によりカチオン化されたもの
である。
は第4級アンモニウム塩基によりカチオン化されたもの
である。
ポリビニルアルコールに第4級アンモニウム塩基を導入
する方法としては、ポリビニルアルコールにグリシジル
基を含有スル第4級アンモニウム塩を反応させたり、ポ
リビニルアルコールをエピクロルヒドリンによりエーテ
ル化したのちにアミノ化する方法など公知の方法により
導入される。
する方法としては、ポリビニルアルコールにグリシジル
基を含有スル第4級アンモニウム塩を反応させたり、ポ
リビニルアルコールをエピクロルヒドリンによりエーテ
ル化したのちにアミノ化する方法など公知の方法により
導入される。
カチオン性ポリビニルアルコールのカチオン性基置換度
は、ポリビニルアルコールの水酸基1モルあたり0.1
モル%以上必要で、0.1モル%以下では本発明の効果
をうることができない。
は、ポリビニルアルコールの水酸基1モルあたり0.1
モル%以上必要で、0.1モル%以下では本発明の効果
をうることができない。
本発明におけて使用されるビニル系単量体としては、た
とえば酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
バーサチツク酸ビニル(10個の炭素原子を有し、a一
位で分岐したカルボン酸のビニルエステルでシェル化学
社製の市販名)ナどの脂肪酸ビニルエステル、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどの
アクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチルなどのメタクリル酸エステルから選ばれた1種
または2種以上が用いられる。
とえば酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
バーサチツク酸ビニル(10個の炭素原子を有し、a一
位で分岐したカルボン酸のビニルエステルでシェル化学
社製の市販名)ナどの脂肪酸ビニルエステル、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどの
アクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチルなどのメタクリル酸エステルから選ばれた1種
または2種以上が用いられる。
とくに好ましくは酢酸ビニルである。
またビニル系単量体と該単量体と共重合するエチレン、
スチレンなどの単量体とも併用できる。
スチレンなどの単量体とも併用できる。
ビニル系単量体以外の単量体の使用量は、ビニル系単量
体70重量部に対し30重量部以下が好ましい。
体70重量部に対し30重量部以下が好ましい。
とくに好ましくは、酢酸ビニル95〜70重量%とエチ
レン5〜30重量%である。
レン5〜30重量%である。
本発明に使用されるビニル系単量体と共重合性の不飽和
カルボン酸としては、たとえばアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸
などの1種または2種以上が用いられる。
カルボン酸としては、たとえばアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸
などの1種または2種以上が用いられる。
不飽和カルボン酸の使用量は、全単量体に対し10重量
%以下である。
%以下である。
とくに好ましくはクロトン酸が用いられる。
本発明のカチオン性繊維糊の主剤として用いる、カチオ
ン性エマルジョンは、前記のカチオン性ポリビニルアル
コールを乳化剤として、前記のビニル系単量体または前
記のビニル系単量体と前記の不飽和カルボン酸とを乳化
重合することによってえられる。
ン性エマルジョンは、前記のカチオン性ポリビニルアル
コールを乳化剤として、前記のビニル系単量体または前
記のビニル系単量体と前記の不飽和カルボン酸とを乳化
重合することによってえられる。
カチオン性ポリビニルアルコールの使用量は、使用する
単量体100重量部に対して5重量部以上で、好ましく
は7〜15重量部である。
単量体100重量部に対して5重量部以上で、好ましく
は7〜15重量部である。
乳化剤としては、カチオン性ポリビニルアルコールを単
独で使用するだけで充分であるが、単独で使用すること
のみに限定されるものではない。
独で使用するだけで充分であるが、単独で使用すること
のみに限定されるものではない。
最終的にえられたカチオン性繊維糊の性質を損なわない
かぎり、カチオン性ポリビニルアルコールに他の水溶性
高分子や界面活性剤を必要に応じプラスアルファーとし
て添加することができる。
かぎり、カチオン性ポリビニルアルコールに他の水溶性
高分子や界面活性剤を必要に応じプラスアルファーとし
て添加することができる。
ビニル系単量体の使用量は、えられたカチオン性エマル
ジョンに対して10〜60重量%で、好ましくは30〜
50重量%である。
ジョンに対して10〜60重量%で、好ましくは30〜
50重量%である。
乳化重合を行なうために使用する重合開始剤については
限定されないが、従来より乳化重合に使用されている過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、2,2′−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)過酸化水素、t−ブチルハ
イドロパーオキサイドなどの過酸化物が用いられ、それ
らと還元剤とを併用してもよい。
限定されないが、従来より乳化重合に使用されている過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、2,2′−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)過酸化水素、t−ブチルハ
イドロパーオキサイドなどの過酸化物が用いられ、それ
らと還元剤とを併用してもよい。
乳化重合方法については、従来より行なわれている方法
でよい。
でよい。
沸点重合、低温重合のいずれでもよく、とくに、単量体
滴下重合方式が好ましい。
滴下重合方式が好ましい。
また重合時のpnは3〜7、好ましくは4〜5である。
本発明のカチオン性繊維糊は、前記の方法によってえら
れたカチオン性エマルジョンを主剤とするものである。
れたカチオン性エマルジョンを主剤とするものである。
カチオン性繊維糊には、必要に応じて一般の繊維糊に従
来より使用されている添加剤や、一般の重合体エマルジ
ョンに従来より使用されている添加剤を添加することが
できる。
来より使用されている添加剤や、一般の重合体エマルジ
ョンに従来より使用されている添加剤を添加することが
できる。
たとえば可塑剤、凍結防止剤、殺菌剤、防腐剤、香料、
螢光塗料、顔料などの添加剤が必要に応じて適宜添加さ
れる。
螢光塗料、顔料などの添加剤が必要に応じて適宜添加さ
れる。
本発明のカチオン性繊維糊は、従来の繊維糊と同じ方法
によって使用されるが、繊維糊の繊維に対する付着力が
大きいので、糊付け効果などを配慮し使用される。
によって使用されるが、繊維糊の繊維に対する付着力が
大きいので、糊付け効果などを配慮し使用される。
つぎに実施例および比較例をあげて、本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例 1
攪拌機、還流冷却器および仕込み口を設けた重合反応容
器に、カチオン性ポリビニルアルコール(4級アンモニ
ウムカチオン基でカチオン化変2.5セル%としたもの
)10重量部をイオン交換水150重量部に溶解した水
溶液を仕込み、さらに炭酸ソーダ0、3重量部を5重量
部のイオン交換水に溶解した水溶液を加え、反応容器中
の空気をチツ素ガスで置換しながら内温を68〜70℃
に昇温した。
器に、カチオン性ポリビニルアルコール(4級アンモニ
ウムカチオン基でカチオン化変2.5セル%としたもの
)10重量部をイオン交換水150重量部に溶解した水
溶液を仕込み、さらに炭酸ソーダ0、3重量部を5重量
部のイオン交換水に溶解した水溶液を加え、反応容器中
の空気をチツ素ガスで置換しながら内温を68〜70℃
に昇温した。
別に酢酸ビニル96重量部とクロトン酸4重量部を混合
して用意し、そのうちの10重量部を反応容器に入れ、
さらに過硫酸カリウム0.6重量部をイオン交換水12
重量部に溶解した水溶液を用意し、この水溶液の3重量
部を添加して重合を開始させた。
して用意し、そのうちの10重量部を反応容器に入れ、
さらに過硫酸カリウム0.6重量部をイオン交換水12
重量部に溶解した水溶液を用意し、この水溶液の3重量
部を添加して重合を開始させた。
重合開始30分後、酢酸ビニルとクロトン酸の混合物の
残部および過硫酸カリウム水溶液の残部を4時間にわた
って滴下して重合を行ない、滴下終了後80℃で1時間
熟成して固形分濃度40重量%の安定なカチオン性エマ
ルジョンをえた。
残部および過硫酸カリウム水溶液の残部を4時間にわた
って滴下して重合を行ない、滴下終了後80℃で1時間
熟成して固形分濃度40重量%の安定なカチオン性エマ
ルジョンをえた。
重合反応中のpHは4〜5に保った。
このカチオン性共重合体エマルジョン88重量部に、ジ
ブチルアジペート3重量部、エタノール4重量部、エチ
レングリコール2重量部および水3重量部を加え、均一
に攪拌混合してカチオン性繊維糊をえた。
ブチルアジペート3重量部、エタノール4重量部、エチ
レングリコール2重量部および水3重量部を加え、均一
に攪拌混合してカチオン性繊維糊をえた。
カチオン性繊維糊の糊付け効果は、市販の繊維糊と比較
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
さらに、糊付けした布帛を市販洗剤で洗濯すると簡単に
糊を落すことができる。
糊を落すことができる。
比較例 1
攪拌機、還流冷却器および仕込み口を設けた重合反応容
器に、カチオン性ポリビニルアルコール(4級アンモニ
ウムカチオン基でカチオン化度2.5モル%としたもの
)10重量部をイオン交換水150重量部に溶解した水
溶液を仕込み、さらに炭酸ソーダ0.3重量部を5重量
部のイオン交換水に溶解した水溶液を加え、反応容器中
の空気をチッ素ガスで置換しながら内温を68〜70℃
に昇温した。
器に、カチオン性ポリビニルアルコール(4級アンモニ
ウムカチオン基でカチオン化度2.5モル%としたもの
)10重量部をイオン交換水150重量部に溶解した水
溶液を仕込み、さらに炭酸ソーダ0.3重量部を5重量
部のイオン交換水に溶解した水溶液を加え、反応容器中
の空気をチッ素ガスで置換しながら内温を68〜70℃
に昇温した。
別に酢酸ビニル100重量部を用意し、そのうちの10
重量部を反応容器に入れ、さらに過硫酸カリウム0.6
重量部をイオン交換水12重量部に溶解した水溶液を用
意し、この水溶液の3重量部を添加して重合を開始させ
た。
重量部を反応容器に入れ、さらに過硫酸カリウム0.6
重量部をイオン交換水12重量部に溶解した水溶液を用
意し、この水溶液の3重量部を添加して重合を開始させ
た。
重合開始30分後、酢酸ビニルの残部および過硫酸カリ
ウム水溶液の残部を4時間にわたって滴下して重合を行
ない、滴下終了後80℃で1時間熟成して固形分濃度4
0重量%の安定なカチオン性重合体エマルジョンをえた
。
ウム水溶液の残部を4時間にわたって滴下して重合を行
ない、滴下終了後80℃で1時間熟成して固形分濃度4
0重量%の安定なカチオン性重合体エマルジョンをえた
。
重合反応中のpHは4〜5に保った。
このカチオン性エマルジョン88重量部に、ジブチルア
ジペート3重量部、エタノール4重量部、エチレングリ
コール2重量部および水3重量部を加え、均一に攪拌混
合してカチオン性繊維糊をえた。
ジペート3重量部、エタノール4重量部、エチレングリ
コール2重量部および水3重量部を加え、均一に攪拌混
合してカチオン性繊維糊をえた。
カチオン性繊維糊の糊付け効果は、市販の繊維糊と比較
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上したが
、洗濯による糊の除去は良好でなかった。
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上したが
、洗濯による糊の除去は良好でなかった。
比較例 2
比較例1において使用したカチオン性ポリビニルアルコ
ールに代えて、第4級アミンでエーテル化されたカチオ
ン性澱粉(カチオン化度3モル%)を使用したほかは、
比較例1と同様にして乳化重合を行なった。
ールに代えて、第4級アミンでエーテル化されたカチオ
ン性澱粉(カチオン化度3モル%)を使用したほかは、
比較例1と同様にして乳化重合を行なった。
しかしながら、安定な重合体エマルジョンをうることが
できず、カチオン性繊維糊はえられなかった。
できず、カチオン性繊維糊はえられなかった。
比較例 3
比較例1において使用したカチオン性ポリビニルアルコ
ールに代えて、カチオン化されていない普通のポリビニ
ルアルコールを使用したほかは比較例1と同様にして乳
化重合を行なった。
ールに代えて、カチオン化されていない普通のポリビニ
ルアルコールを使用したほかは比較例1と同様にして乳
化重合を行なった。
えられた重合体エマルジョンを主剤として繊維糊をえた
。
。
実施例 2
実施例1において使用した酢酸ビニル96重量部とクロ
トン酸4重量部に代えて、酢酸ビニル65重量部、アク
リル酸エチル30重量部およびアクリル酸5重量部とを
使用したほかは実施例1と同様にして乳化重合を行なつ
た。
トン酸4重量部に代えて、酢酸ビニル65重量部、アク
リル酸エチル30重量部およびアクリル酸5重量部とを
使用したほかは実施例1と同様にして乳化重合を行なつ
た。
安定なカチオン性エマルジョイがえられ、このカチオン
性エマルジタを主剤とし、実施例1と同様にしてカチオ
ン性繊維糊をえた。
性エマルジタを主剤とし、実施例1と同様にしてカチオ
ン性繊維糊をえた。
カチオン性繊維糊の糊付け効果は、市販の繊維糊と比較
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
さらに糊付けした布帛を市販洗剤で洗濯すると簡単に糊
を落すことができた。
を落すことができた。
実施例 3
攪拌機を備えたオートクレーブにカチオン性ポリビニル
アルコール(4級アンモニウムカチオン基でカチオン化
度3セル%としたもの)6重量部、非イオン性界面活性
剤1重量部、炭酸ソーダ0.5重量部をイオン水111
重量部に溶解した水溶液を仕込んだ。
アルコール(4級アンモニウムカチオン基でカチオン化
度3セル%としたもの)6重量部、非イオン性界面活性
剤1重量部、炭酸ソーダ0.5重量部をイオン水111
重量部に溶解した水溶液を仕込んだ。
オートクレーブの中の空気をエチレンで置換し、酢酸ビ
ニル94重量部とクロトン酸6重量部を加え、攪拌しな
がらエチレンを3 0 kg/cm’になるまで圧入し
、重合を行なった。
ニル94重量部とクロトン酸6重量部を加え、攪拌しな
がらエチレンを3 0 kg/cm’になるまで圧入し
、重合を行なった。
重合開始剤として過硫酸カリウム0.5重量部を使用し
重合温度は約70℃で行なった。
重合温度は約70℃で行なった。
約7時間重合反応を行ない、反応終了後冷却して余剰の
エチレンを放出することにより、固形分52重量%の安
定なカチオン性エマルジョンをえた。
エチレンを放出することにより、固形分52重量%の安
定なカチオン性エマルジョンをえた。
共重合体中のエチレン含有量は15重量%であった。
このカチオン性エマルジョンを主剤とし、実施例1と同
様にしてカチオン性繊維糊をえた。
様にしてカチオン性繊維糊をえた。
カチオン性繊維糊の糊付け効果は、市販の繊維糊と比較
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
して、カチオン性の効果によりいちじるしく向上した。
さらに糊付けした布帛を市販洗剤で洗濯すると簡単に糊
を落すことができた。
を落すことができた。
試験例
実施例1〜3でえたカチオン性繊維糊、比較例でえた繊
維糊および市販の繊維糊(非イオン系)を用いて、下記
の方法で綿ブロード≠40に糊付けし、カンチレバー法
によって布張り硬さを測定した。
維糊および市販の繊維糊(非イオン系)を用いて、下記
の方法で綿ブロード≠40に糊付けし、カンチレバー法
によって布張り硬さを測定した。
また、光電光沢計を用いて洗浄率を測定した。
その結果は第1表のとおりであった。
糊付け方法:繊維糊(有効成分0.36g)を水道水3
00mlで希釈した糊付け液を作成し、糊付け液および
14gの綿ブロード≠40を強洗濯堅牢度試験機にセッ
トし、5分間攪拌して糊付けを行なった。
00mlで希釈した糊付け液を作成し、糊付け液および
14gの綿ブロード≠40を強洗濯堅牢度試験機にセッ
トし、5分間攪拌して糊付けを行なった。
糊付けされた綿ブロードを家庭用洗濯脱水機で1分間脱
水したのち風乾し、アイロンプレスして20℃、65%
RH恒温恒湿室に保存した。
水したのち風乾し、アイロンプレスして20℃、65%
RH恒温恒湿室に保存した。
洗濯方法:糊付けした綿ブロード+40を人口汚染液に
10分間浸漬したのち風乾して汚染布を作製し、つぎに
市販洗剤(花王石鹸■製ニュービーズ)0.13%水溶
液(25℃)を満たした家庭用洗濯機に汚染布を入れて
10分間洗濯し、5分間すすいだのち、風乾した。
10分間浸漬したのち風乾して汚染布を作製し、つぎに
市販洗剤(花王石鹸■製ニュービーズ)0.13%水溶
液(25℃)を満たした家庭用洗濯機に汚染布を入れて
10分間洗濯し、5分間すすいだのち、風乾した。
人工汚染液は、バター1g、流動パラフィン3グ、カー
ボンブラック0. 8gおよび四塩化炭素500gより
なるものを用いた。
ボンブラック0. 8gおよび四塩化炭素500gより
なるものを用いた。
布張り硬さ:カンチレバー法により測定した。
洗浄効率:光電光沢計TC−108D (東京電色■
製)のサーチユニットを用いて反射率を測定し、次式に
より洗浄効率を求めた。
製)のサーチユニットを用いて反射率を測定し、次式に
より洗浄効率を求めた。
洗浄効率(%)=
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カチオン性ポリビニルアルコールの存在下でビニル
系単量体と該単量体と共重合性の不飽和カルボン酸とを
乳化共重合して得られるカチオン性エマルジ可ンを含有
してなるカテオン性繊維糊。 2 ビニル系単量体が酢酸ビニルである特許請求の範囲
第1項記載のカチオン性繊維糊。 3 ビニル系単量体が、酢酸ビニル95〜70重量%と
エチレン5〜30重量%である特許請求の範囲第1項記
載のカチオン性繊維糊。 4 共重合性の不飽和カルボン酸がクロトン酸である特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載のカチオ
ン性繊維糊。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55096664A JPS5812959B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | カチオン性繊維糊 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55096664A JPS5812959B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | カチオン性繊維糊 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5721468A JPS5721468A (en) | 1982-02-04 |
| JPS5812959B2 true JPS5812959B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=14171077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55096664A Expired JPS5812959B2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 | カチオン性繊維糊 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812959B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007114117A1 (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-11 | A & T Corporation | 分注装置 |
| JPWO2008065759A1 (ja) * | 2006-11-30 | 2010-03-04 | 株式会社エイアンドティー | ノズルチップおよび分注装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020501B2 (ja) * | 1979-12-18 | 1985-05-22 | 株式会社クラレ | 繊維製品用糊付け剤 |
-
1980
- 1980-07-14 JP JP55096664A patent/JPS5812959B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5721468A (en) | 1982-02-04 |
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