JPS5812928Y2 - 掘削装置用流体給排管の保持装置 - Google Patents
掘削装置用流体給排管の保持装置Info
- Publication number
- JPS5812928Y2 JPS5812928Y2 JP1977057943U JP5794377U JPS5812928Y2 JP S5812928 Y2 JPS5812928 Y2 JP S5812928Y2 JP 1977057943 U JP1977057943 U JP 1977057943U JP 5794377 U JP5794377 U JP 5794377U JP S5812928 Y2 JPS5812928 Y2 JP S5812928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid supply
- bracket
- pipe
- holding device
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shovels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、夫々複動型流体圧シリンダーによって、車体
側ブラケットにブーム部分を上下揺動可能に、前記ブー
ム部分にアーム部分を揺動可能に、かつ、前記アーム部
分にパケットを回動可能に取付けた掘削装置において、
前記シリンダーに対する6本の流体給排管を前記ブラケ
ット部分で保持させる装置に関する。
側ブラケットにブーム部分を上下揺動可能に、前記ブー
ム部分にアーム部分を揺動可能に、かつ、前記アーム部
分にパケットを回動可能に取付けた掘削装置において、
前記シリンダーに対する6本の流体給排管を前記ブラケ
ット部分で保持させる装置に関する。
この種の流体給排管としては、ブーム部分、アーム部分
及びパケットの移動に追随させる必要があるため、従来
一般に、流体給排管を自由に移動できるようにしており
、それがために、流体給排管が移動に伴って他物に衝突
したり、摺接する等して摩損する問題があった。
及びパケットの移動に追随させる必要があるため、従来
一般に、流体給排管を自由に移動できるようにしており
、それがために、流体給排管が移動に伴って他物に衝突
したり、摺接する等して摩損する問題があった。
本考案は、前記ブラケット内部に6本の流体給排管をコ
ンパクトに収容し、且つ、前記流体給排管を本来的な移
動を許容しながら位置規制して他物との衝突あるいは摺
接に伴う摩損を抑制すると共に、そのための構造を簡略
化することを目的とする。
ンパクトに収容し、且つ、前記流体給排管を本来的な移
動を許容しながら位置規制して他物との衝突あるいは摺
接に伴う摩損を抑制すると共に、そのための構造を簡略
化することを目的とする。
次に、本考案の実施例を例示図に基いて詳述する。
タイヤ式走行装置1を装備する走行車体の前部に、走行
に伴って土砂等をすくい上げて運搬並びに放出する運搬
装置2を設けると共に、後部に対地掘削用の掘削装置3
を設け、両装置2,3間に、前後向き変更自在に運転座
席4を設け、運転座席4の前方に、走行装置1及び運搬
装置2を操縦するための第1操縦部5を、そして、運転
座席4の後方に、掘削装置3を操縦するための第2操縦
部五を設け、前後いずれを向いても操縦できるように構
成してあり、もって、1台でありながら運搬と対地掘削
の両作業を行えるように作業車を構威しである。
に伴って土砂等をすくい上げて運搬並びに放出する運搬
装置2を設けると共に、後部に対地掘削用の掘削装置3
を設け、両装置2,3間に、前後向き変更自在に運転座
席4を設け、運転座席4の前方に、走行装置1及び運搬
装置2を操縦するための第1操縦部5を、そして、運転
座席4の後方に、掘削装置3を操縦するための第2操縦
部五を設け、前後いずれを向いても操縦できるように構
成してあり、もって、1台でありながら運搬と対地掘削
の両作業を行えるように作業車を構威しである。
車体後部に連設のガイドフレーム7にスライドフレーム
8を車体横手方向に位置変更及び固定自在に設けると共
に、スライドフレーム8にブラケット9を縦軸芯2周り
で旋回自在に設け、このブラケツl−9に前記掘削装置
3のブーム部分10を−IT−,f揺動自在に枢支連結
すると共に、ブーム部分10にアーム部分11を、そし
てアーム部分11にバケラト12を揺動自在に枢支連結
し、そして前記ブラケット9とブーム部分10、ブーム
部分10とアーム部分11.及び、アーム部分11とパ
ケット12間夫々に複動型流体圧シリンダー13 a
、13 b 、13Cを介装してブーム部分10、アー
ム部分11及びバケツ1へ12を駆動するべく構成して
あり、もって、掘削装置3を車体横手方向に位置変更す
ると共に縦軸芯2周りで旋回させて側溝掘りをできるよ
うに、かつ横向きにして車体幅内に位置するコンパクト
な格納姿勢にできるように構成しである。
8を車体横手方向に位置変更及び固定自在に設けると共
に、スライドフレーム8にブラケット9を縦軸芯2周り
で旋回自在に設け、このブラケツl−9に前記掘削装置
3のブーム部分10を−IT−,f揺動自在に枢支連結
すると共に、ブーム部分10にアーム部分11を、そし
てアーム部分11にバケラト12を揺動自在に枢支連結
し、そして前記ブラケット9とブーム部分10、ブーム
部分10とアーム部分11.及び、アーム部分11とパ
ケット12間夫々に複動型流体圧シリンダー13 a
、13 b 、13Cを介装してブーム部分10、アー
ム部分11及びバケツ1へ12を駆動するべく構成して
あり、もって、掘削装置3を車体横手方向に位置変更す
ると共に縦軸芯2周りで旋回させて側溝掘りをできるよ
うに、かつ横向きにして車体幅内に位置するコンパクト
な格納姿勢にできるように構成しである。
前記第2操縦部6で操作されるコントロールバルブ14
から前記シリンダー13 a 、13 b 、13 C
に夫々流体供給管15・・・・・・と、流体排出管15
・・・・・・が連通接続されている。
から前記シリンダー13 a 、13 b 、13 C
に夫々流体供給管15・・・・・・と、流体排出管15
・・・・・・が連通接続されている。
前記ブラケット9には、矩形状の開口16が穿設されて
おり、そしてこの開口16を遮る状態で、ブラケット9
に枠体17を取付け、この枠体17に縦方向に3本の丸
棒状のガイド18,18.18を互いに間隔をへだてて
固着すると共に、枠体17の上下縁夫々に横方向にロー
ラ19,19を互いに間隔をへだてて遊転自在に軸架し
、ガイド凹8,18.18とローラ19.19で囲繞形
成される2個の空間S1.S2夫々に、上から順に、ブ
ームシリンダ13a、アームシリンダ13bそしてバケ
ツ1−13Cに対する流体供給管15・・・・・・と流
体排出管15・・・・・・を3本づつ挿入してあり、も
って、ブーム部分10、アーム部分11及びバケツ1−
12の揺動に伴う流体給排管15・・・の移動を位置規
制するように、かつ、移動の大きい上下方向、殊に流体
給排管15・・・・・・の荷重がかかる下側をローラ1
9,19で構成することによって、摺接に伴って転動し
、摺動摩擦による損傷を回避するべく構成しである。
おり、そしてこの開口16を遮る状態で、ブラケット9
に枠体17を取付け、この枠体17に縦方向に3本の丸
棒状のガイド18,18.18を互いに間隔をへだてて
固着すると共に、枠体17の上下縁夫々に横方向にロー
ラ19,19を互いに間隔をへだてて遊転自在に軸架し
、ガイド凹8,18.18とローラ19.19で囲繞形
成される2個の空間S1.S2夫々に、上から順に、ブ
ームシリンダ13a、アームシリンダ13bそしてバケ
ツ1−13Cに対する流体供給管15・・・・・・と流
体排出管15・・・・・・を3本づつ挿入してあり、も
って、ブーム部分10、アーム部分11及びバケツ1−
12の揺動に伴う流体給排管15・・・の移動を位置規
制するように、かつ、移動の大きい上下方向、殊に流体
給排管15・・・・・・の荷重がかかる下側をローラ1
9,19で構成することによって、摺接に伴って転動し
、摺動摩擦による損傷を回避するべく構成しである。
以上要するに、本考案は、胃記した掘削装置用流体給排
管の保持装置において、縦方向の3本の固定ガイドを互
に間隔をへだてて、かつ、横方向の2本のローラを互に
間隔をへだてて前記ブラケットに付設し、正面視におい
て前記ガイド及びローラで囲繞形成される2個の空間の
内の一方の空間に流体供給管を、他方の空間に流体排出
管を3本づつ挿通させである事を特徴とする。
管の保持装置において、縦方向の3本の固定ガイドを互
に間隔をへだてて、かつ、横方向の2本のローラを互に
間隔をへだてて前記ブラケットに付設し、正面視におい
て前記ガイド及びローラで囲繞形成される2個の空間の
内の一方の空間に流体供給管を、他方の空間に流体排出
管を3本づつ挿通させである事を特徴とする。
つまり、流体供給管と排出管を縦方向に2列に配設する
ことによって、−・列に配設する場合のように、ブラケ
ットを縦長に大きく構成することなくコンバク1〜に収
容し得るものであり乍ら、移動の少ない横手方向は固定
ガイド18・・・・・・で、そして移動の大きい上下方
向はローラ19,19で流体給排管15・・・・・・を
位置規制することによって、ブーム部分10、アーム部
分11及びバケット12の移動に伴う流体給排管15・
・・・・・の移動を許容しながら、かつ荷重がかかりや
すく移動の大きい上下方向は移動に追随して遊転するよ
うに位置規制し、他物との衝突あるいは移動に伴う給排
管15・・・・・・の損傷を抑制できるに至った。
ことによって、−・列に配設する場合のように、ブラケ
ットを縦長に大きく構成することなくコンバク1〜に収
容し得るものであり乍ら、移動の少ない横手方向は固定
ガイド18・・・・・・で、そして移動の大きい上下方
向はローラ19,19で流体給排管15・・・・・・を
位置規制することによって、ブーム部分10、アーム部
分11及びバケット12の移動に伴う流体給排管15・
・・・・・の移動を許容しながら、かつ荷重がかかりや
すく移動の大きい上下方向は移動に追随して遊転するよ
うに位置規制し、他物との衝突あるいは移動に伴う給排
管15・・・・・・の損傷を抑制できるに至った。
しかも、縦方向のガイドは固定ガイドに構成しであるか
ら、縦方向のガイドもローラ構造にしておく場合に比し
て、掘削装置を左右方向に振った場合における給排管の
早期の摩耗損傷を抑制し得る。
ら、縦方向のガイドもローラ構造にしておく場合に比し
て、掘削装置を左右方向に振った場合における給排管の
早期の摩耗損傷を抑制し得る。
つまり、縦方向のガイドがローラであると、掘削装置を
横方向に振った場合、縦方向の中央のローラが供給管の
移動によって正回転を受け、排出管の移動によって逆回
転を受け、この為、供給管の移動によって回転させられ
た中央のローラと排出管との相対移動量が大となって、
排出管が早期に摩耗損傷を受けることとなるが、縦方向
のガイドを固定ガイドに構成しておくと、給排管が両方
平均して摩耗することとなるので、片側の流体管のみが
早期に摩耗損傷するようなことを抑制できるに至った。
横方向に振った場合、縦方向の中央のローラが供給管の
移動によって正回転を受け、排出管の移動によって逆回
転を受け、この為、供給管の移動によって回転させられ
た中央のローラと排出管との相対移動量が大となって、
排出管が早期に摩耗損傷を受けることとなるが、縦方向
のガイドを固定ガイドに構成しておくと、給排管が両方
平均して摩耗することとなるので、片側の流体管のみが
早期に摩耗損傷するようなことを抑制できるに至った。
図面は本考案に係る掘削装置用流体給排管の保持装置の
実施例を示し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は
要部の側面図、第3図はブラケットの正面図である。 9・・・・・・ブラケット、10・・・・・・ブーム部
分、11・・・・・・アーム部分、12・・・・・・バ
ケツl−113a 、13 b 、13 C・・・・・
・複動型流体圧シリンダー、15・・・・・・流体給排
管、18・・・・・・ガイド、19・・・・・・ローラ
、Sl、S2・・・・・・空間。
実施例を示し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は
要部の側面図、第3図はブラケットの正面図である。 9・・・・・・ブラケット、10・・・・・・ブーム部
分、11・・・・・・アーム部分、12・・・・・・バ
ケツl−113a 、13 b 、13 C・・・・・
・複動型流体圧シリンダー、15・・・・・・流体給排
管、18・・・・・・ガイド、19・・・・・・ローラ
、Sl、S2・・・・・・空間。
Claims (1)
- 夫々複動型流体圧シリンダー13 a 、13 b 、
13 Cによって、車体側ブラケット9にブーム部分1
0を上下揺動可能に、前記ブーム部分10にアーム部分
11を揺動可能に、かつ、前記アーム部分11にパケッ
ト12を回動可能に取付けた掘削装置において、前記シ
リンダー13 a 、13 b 、13 Cに対する6
本の流体給排管15・・・・・・を前記ブラケット9部
分で保持させる装置であって、縦方向の3本の固定ガイ
ド18・・・・・・を互に間隔をへだてで、かつ、横方
向の2本のローラ19,19を互に間隔をへだてて前記
ブラケット9に付設し、正面視において前記ガイド18
・・・・・・及びローラ19,19で囲繞形成される2
個の空間S1.S2の内の一方の空間S1に流体供給管
15・・・・・・を、他方の空間S2に流体排出管15
・・・・・・を3本づつ挿通させである事を特徴とする
掘削装置用流体給排管の保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977057943U JPS5812928Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 掘削装置用流体給排管の保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977057943U JPS5812928Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 掘削装置用流体給排管の保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53151606U JPS53151606U (ja) | 1978-11-29 |
| JPS5812928Y2 true JPS5812928Y2 (ja) | 1983-03-12 |
Family
ID=28956304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977057943U Expired JPS5812928Y2 (ja) | 1977-05-06 | 1977-05-06 | 掘削装置用流体給排管の保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812928Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4893601U (ja) * | 1972-02-08 | 1973-11-09 | ||
| JPS5217505U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-07 |
-
1977
- 1977-05-06 JP JP1977057943U patent/JPS5812928Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53151606U (ja) | 1978-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4403429A (en) | Articulated arm for excavator machines | |
| US8959805B2 (en) | Machine having dipper actuator system | |
| US3664527A (en) | Material handling apparatus | |
| JPS5821046B2 (ja) | アタッチメント式クレ−ン装置 | |
| JPS5812928Y2 (ja) | 掘削装置用流体給排管の保持装置 | |
| US2857065A (en) | Boom supported offset digging apparatus | |
| JPS5965130A (ja) | 液圧掘削機アタツチメントの取付ホルダ−の旋回装置 | |
| JP6781181B2 (ja) | 伸縮アームを有する作業機械 | |
| JP2810260B2 (ja) | 旋回作業車 | |
| JP2015059381A (ja) | 重心可変装置 | |
| CN211113812U (zh) | 一种挖掘工程车 | |
| JP3662636B2 (ja) | 掘削作業機 | |
| RU2209885C1 (ru) | Одноковшовый гидравлический экскаватор | |
| JPS6138294B2 (ja) | ||
| JPH0629231Y2 (ja) | 掘削機に於けるバケツトコンベア本体の旋回装置 | |
| JPH052061B2 (ja) | ||
| JPS5810768Y2 (ja) | バツクホウ作業車 | |
| JPS5826454B2 (ja) | 掘削機 | |
| JPS6016188Y2 (ja) | 自走台車に搭載する破砕機用の油圧回路 | |
| JP2895483B2 (ja) | 旋回作業車 | |
| JP3434903B2 (ja) | 作業車 | |
| JPS60233295A (ja) | 特に管押進作業用の掘進装置 | |
| JP2945591B2 (ja) | バックホウ | |
| JPH08128066A (ja) | バックホウにおけるドーザ昇降用油圧シリンダの取付け構造 | |
| JPH0428054B2 (ja) |