JP3434903B2 - 作業車 - Google Patents

作業車

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、左右一対のクローラ走
行装置同士の間隔を変更調節自在に、それら左右のクロ
ーラ走行装置を機台で支持し、前記機台上に、旋回台を
縦軸心周りで旋回可能に設けてある作業車に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、上記の作業車では、左右一対のク
ローラ走行装置同士の間隔を変更操作した場合、両クロ
ーラ走行装置とも前記縦軸芯に対し同一量だけ近接ある
いは離間して両クローラ走行装置同士の間隔が変更され
るように構成してあった(例えば特開平5‐33187
7号公報)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】例えば、上記の作業車
の一例としてのバックホウによって、左右一方側の壁際
の土を掘削をする場合、旋回台が壁に近接しているとき
ほど壁近くの土を掘削することができることから、旋回
台をできるだけ壁に近接させることができるように、壁
側に位置させるクローラ走行装置を前記縦軸芯側に寄せ
てから、機体を移動させて壁に沿わせている。 【0004】ところが、上記従来の構成では、左右一対
のクローラ走行装置同士の間隔を変更操作した場合、両
クローラ走行装置とも前記縦軸芯に対し同一量だけ近接
あるいは離間するように構成してあったために、上記の
ように壁側に位置させるクローラ走行装置を前記縦軸芯
側に寄せた場合、壁とは反対側のクローラ走行装置も前
記縦軸芯側に同一量だけ寄っていた。 【0005】その結果、左右のクローラ走行装置同士の
間隔が狭くなり、壁とは反対側に停車しているトラック
等に土を積み込むために旋回台を旋回させて、バックホ
ウ装置を横に向かせたときに、機体のバランスが悪くな
りやすく、改善の余地が残されていた。 【0006】本発明の目的は、上記のような壁際での掘
削時においても、安定して掘削作業を行なうことができ
る作業車を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明にかかる作業車の
特徴構成は、左右のクローラ走行装置を機台に対しそれ
ぞれ独立して横移動可能に構成し、前記左右のクローラ
走行装置が縦軸芯に最も近接した状態で、旋回台の外周
面の回動軌跡が、前記左右のクローラ走行装置の左右外
側端にほぼ接するように構成して、左右一方のクローラ
走行装置を、前記旋回台の外周面の回動軌跡が当該クロ
ーラ走行装置の外側端にほぼ接する状態まで前記縦軸芯
側に寄せ、左右他方のクローラ走行装置を前記縦軸芯側
に寄せないで、前記一方のクローラ走行装置よりも前記
縦軸芯から遠ざけた状態にして掘 削作業を行えるように
した点にある。 【0008】 【作用】左右のクローラ走行装置を機台に対しそれぞれ
独立して横移動可能に構成してあるから、作業車の一例
であるバックホウによって、クローラ走行装置の左右一
方側の壁際の土を掘削する場合、壁際となる一方側とは
反対側の他方のクローラ走行装置を前記縦軸芯側に寄せ
ることなく、壁際となる一方側のクローラ走行装置だけ
、旋回台の外周面の回動軌跡が当該クローラ走行装置
の外側端にほぼ接する状態まで前記縦軸芯側に寄せて、
前者を後者よりも前記縦軸芯から遠ざけた状態にして掘
削作業を行う。この場合、壁際となる一方側のクローラ
走行装置が縦軸芯に最も近接した状態で、旋回台の外周
面の回動軌跡が当該クローラ走行装置の外側端にほぼ接
するように構成してあるから、壁際一杯まで確実に掘削
することができる。 【0009】上記のように、左右のクローラ走行装置の
間隔を従来よりも広くした状態で、壁際の土の掘削を行
うことができるから、壁とは反対側に停車しているトラ
ック等に土を積み込むために旋回台を旋回させ、バック
ホウ装置を横に向かせたときも、機体のバランスを安定
させることができる。 【0010】 【発明の効果】従って、壁際での掘削時に、機体のバラ
ンスを安定させることができるから、安定して掘削作業
を行なうことができ、しかも、壁際一杯まで確実に掘削
することができるから、作業性のよい作業車を提供する
ことができた。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、作業車の一例としてのバックホウを示し
ている。このバックホウは、左右一対のクローラ走行装
置1を支持する機台2上に、旋回台3を縦軸心X周りで
旋回可能に設けるとともに、旋回台3には、操縦部4、
原動部5、及び横スイング可能なバックホウ装置6等を
搭載装備して構成している。 【0012】図2に示すように、機台2には角パイプフ
レームからなる支持フレーム7を、その長手方向を左右
方向に沿わせた状態で前後に一対連結して設けている。
一方、左側のクローラ走行装置1のトラックフレーム8
には、角パイプを機体内方に向けて、トラックフレーム
8の前後2箇所に突設してそれぞれ横向きフレーム9を
構成している。そして、それらの角パイプの先端部を、
前記支持フレーム7に嵌合して、支持フレーム7と互い
に横方向で摺動に支持している。右側のクローラ走行装
置1のトラックフレーム8にも、角パイプを機体内方に
向けて、トラックフレーム8の前後2箇所に突設して、
それぞれ横向きフレーム9を構成し、それらの角パイプ
の先端部を、前記支持フレーム7に嵌合して、支持フレ
ーム7と互いに横方向で摺動自在に支持している。 【0013】そして、左右のクローラ走行装置1同士の
間隔を変更調節するための複動型の第1油圧シリンダ1
0と第2油圧シリンダ12とを、前後の支持フレーム7
の間に横方向に沿うように、左右のクローラ走行装置1
に各別に設けて、左右のクローラ走行装置1を機台2に
対しそれぞれ独立して横移動可能に構成してある。前記
第1、第2油圧シリンダ10,12の両端部はトラック
フレーム8と機台2とにそれぞれ枢支連結してある。 【0014】図4に示すように、前記旋回台3は、左右
のクローラ走行装置1が前記縦軸芯Xに最も近接した状
態で、その旋回台3の外周面の回動軌跡Sが、左右のク
ローラ走行装置1の左右外側端にほぼ接するように構成
して、壁際一杯まで確実に掘削することができるように
してある。 【0015】図3に示すように、前記第1、第2油圧シ
リンダ10,12のそれぞれ一対づつの圧油給排路1
3,14を、旋回台3の原動部の油圧ポンプから機台2
側へ圧油給排するためのロータリジョント16を介して
旋回台3側に延出し、第1、第2油圧シリンダ10,1
2を伸縮操作するための操作弁23に接続してある。第
1油圧シリンダ10の一方の圧油給排路13と、第2油
圧シリンダ12の一方の圧油給排路14とは、ロータリ
ジョント16よりも下方側で連通接続して、それらを1
本の油路にした状態でロータリジョント16に入り込ま
せてある。第1油圧シリンダ10の他方の圧油給排路1
3と、第2油圧シリンダ12の他方の圧油給排路14と
に対しては、操作弁23とロータリジョント16との間
で切換え弁22を設けて、ポンプからの油を両油路に択
一的に給排可能に構成することで、第1、第2油圧シリ
ンダ10,12への配管系のロータリジョント16に対
する配管本数を3本に節減し、もってロータリジョント
16の大型化を抑制してある。 【0016】前記操作弁23は3位置切換え式であり、
この操作弁23に対しては操作レバー24を設けてあ
る。なお図示はしてないが、ロータリジョント16には
左右のクローラ走行装置1を駆動させるための油圧モー
タと旋回台3上のモータ操作部とに連通接続する油路が
装備されている。 【0017】以上の構成によれば、左右のクローラ走行
装置1を機台2に対しそれぞれ独立して横移動可能に構
成してあるから、図5に示すように、クローラ走行装置
1の左右一方側の壁際の土を掘削する場合、壁Wとは反
対側のクローラ走行装置1を前記縦軸芯X側に寄せるこ
となく、壁W側のクローラ走行装置1だけを前記縦軸芯
X側に寄せて、前者を後者よりも前記縦軸芯から遠ざけ
た状態にして掘削作業を行うことができる。この場合、
左右のクローラ走行装置1が縦軸芯Xに最も近接した状
態で、旋回台3の外周面の回動軌跡Sが、前記左右のク
ローラ走行装置1の左右外側端にほぼ接するように構成
してあるから(図4参照)、壁際一杯まで確実に掘削す
ることができる。 【0018】そして、左右のクローラ走行装置1の間隔
を従来よりも広くした状態で、壁際を掘削することがで
きるから、壁Wとは反対側に停車しているトラック25
に土を積み込むために旋回台3を旋回させ、バックホウ
装置6を横に向かせたときも、機体のバランスを安定さ
せることができる。 【0019】〔別実施例〕 図6に示すように、前記第1、第2油圧シリンダ10,
12を、シリンダケース21内の左右に仕切られた二つ
に空間内に各別に設け、シリンダケース21の中央部を
機台2に枢支連結するとともに、各油圧シリンダ10,
12の先端部を左右のクローラ走行装置1のトラックフ
レーム8に枢支連結するように構成してもよい。 【0020】前記クローラ走行装置1を、パンタグラフ
式の機構を介して機台2に対して駆動移動するように構
成してもよい。また、手動により横移動させるように構
成してもよい。 【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】バックホウを示す全体側面図 【図2】クローラ走行装置及びその支持構造を示す一部
破断平面図 【図3】バックホウの走行部における油圧回路を示す回
路図 【図4】左右のクローラ走行装置の幅を縮めた状態のバ
ックホウの全体平面図 【図5】一方のクローラ走行装置のみを機体中心側によ
せた状態のバックホウの全体平面図 【図6】別実施例の一部破断平面図 【符号の説明】 1 クローラ走行装置 2 機台 3 旋回台 S 回動軌跡 X 縦軸芯

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対のクローラ走行装置(1)同士
    の間隔を変更調節自在に、それら左右のクローラ走行装
    置(1)を機台(2)で支持し、前記機台(2)上に、
    旋回台(3)を縦軸心(X)周りで旋回可能に設けてあ
    る作業車であって、 前記左右のクローラ走行装置(1)を前記機台(2)に
    対しそれぞれ独立して横移動可能に構成し、前記左右の
    クローラ走行装置(1)が前記縦軸芯(X)に最も近接
    した状態で、前記旋回台(3)の外周面の回動軌跡
    (S)が、前記左右のクローラ走行装置(1)の左右外
    側端にほぼ接するように構成して、左右一方のクローラ
    走行装置(1)を、前記旋回台(3)の外周面の回動軌
    跡(S)が当該クローラ走行装置(1)の外側端にほぼ
    接する状態まで前記縦軸芯(X)側に寄せ、左右他方の
    クローラ走行装置(1)を前記縦軸芯(X)側に寄せな
    いで、前記一方のクローラ走行装置(1)よりも前記縦
    軸芯(X)から遠ざけた状態にして掘削作業を行えるよ
    うにした作業車。
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