JPS5812773B2 - 振巾変調ステレオ信号送信機 - Google Patents

振巾変調ステレオ信号送信機

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JPS5812773B2
JPS5812773B2 JP48051207A JP5120773A JPS5812773B2 JP S5812773 B2 JPS5812773 B2 JP S5812773B2 JP 48051207 A JP48051207 A JP 48051207A JP 5120773 A JP5120773 A JP 5120773A JP S5812773 B2 JPS5812773 B2 JP S5812773B2
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、搬送波のそれぞれの上側波帯および下側波帯
を基本的には本願発明者に対する米国特許第3,218
,393号に示されているような方法でステレオ(立体
)信号により変調する基本的装置を含み、それに付加的
な装置として、搬送波を超低周波数(例えば15サイク
ル)で変調して受信機の信号に同調および受信機のモー
ド制御のための信号を存在させる装置を設けたAM(振
幅変調)ステレオ放送方式における送信機に関する。
本願発明者に対する米国特許第3,218,393号に
は、搬送波を位相変調する差ステレオ信号(チャンネル
Aの信号からチャンネルBの信号を引いたもの)および
搬送波を包絡線変調する和ステレオ信号(チャンネルA
の信号にチャンネルBの信号を加えたもの)を伴なうス
テレオ信号に関係している上側波帯および下側波帯を利
用する両立性ステレオ信号AM送信および受信が、この
ように変調された搬送波のステレオ受信のための或る形
式の受信機と共に示されている。
この両立性AMステレオ変調技術の更に詳しい説明は1
971年6月に発行された“IEEE Transac
tionson Broadcasting”のVol
BC−17,No.2の50−55頁に示されている
本発明者による“振幅変調放送ステーションのためのス
テレオホニツク・システム”という表題の論文になされ
ている。
以下に、第4図ないし第9図を参照して、本発明の理解
の基礎として必要な程度に米国特許第3,218,39
3号の内容を説明する。
第4図ないし第9図はそれぞれ米国特許第3,218,
393号の第1図ないし第6図に対応するものである。
結論から云えば、第4図および第5図に示されたような
構成を用い以下に説明するような変調を行なえば、ステ
レオ的に関係し合っている2つの信号のうちの一方の信
号のステレオ音的に区別可能な成分の大部分が搬送波の
1次上側波帯および1次下側波帯のうちの一方の1次側
波帯に現われ他方の信号のステレオ音的に区別可能な成
分の大部分が他方の1次側波帯に現われる状態に搬送波
をステレオ的に関係し合っている2つの可聴周波信号に
よって変調できるということである。
第4図において、ステレオ的に関係し合っている2つの
可聴周波信号AおよびB(例えば左信号および右信号)
は第5図にその詳細が示されているステレオアダプタS
Aに供給され、このステレオアダプタからの出力信号P
MSおよびAMSは標準型のAM送信機SAMTに供給
される。
送信機SAMTは図示されたように接続された低レベル
C級増幅器LLAMP−1、被変調増幅器MDAMP、
低レベル可聴周波増幅器LLAMP−2、変調器MD、
必要に応じ設けられる線形増幅器LAMP,およびアン
テナANTNを有する。
ステレオアダプタSAは第5図に示されたような構成を
有する。
入力信号AおよびBは和発生回路SUM−1に供給され
るとともに差発生回路SUBに供給され、その際信号B
は必要に応じて設けられることのある位相反転スイッチ
PRSWを通される。
和発生回路SUM−1からの和信号A+Bおよび差発生
回路SUBからの差信号A−Bはそれぞれ+45°位相
シフト回路PS−1および−45°位相シフト回路PS
−2に供給され、結局和信号A+Bと差信号A−Bとは
直角関係にあるようにされる。
この直角関係は後の第6ないし9図の説明からも理解さ
れるように重要なことである。
位相シフト回路PS−2からの出力信号AMSは第4図
の送信機SAMT内の振幅変調系で用いられる信号とし
て送信機SAMTに直接供給される。
位相シフト回路PS−1からの出力信号は平衝変調器B
MDに供給され、この変調器BMDは発振器OSCから
の出力も受ける。
発振幅器OSCからの出力の一部は位相シフト回路PS
−3を通して線形加算回路SUM−2に供給され、加算
回路SUM−2は平衝変調器BMDからの抑圧搬送波出
力も受ける。
加算回路SUM−2内では平衝変調器BMDからの抑圧
搬送波出力と位相シフト回路PS−3からの90°移相
された搬送波とから直角変調波が得られ、これは周波数
逓倍器FMにおいて信号放射に望まれる周波数に逓倍さ
れる。
この周波数逓倍器FMからの出力PMSは位相変調され
た搬送波として第4図の送信機SAMTに供給される。
第5図の構成要素BMD,OSC,PS−3,SUM−
2,FMは一種の位相変調搬送波発生器として作用する
が、この部分には他の既知の位相変調搬送波発生器を用
いてもよい。
第4図の送信機SAMTは位相変調された搬送波PMS
(A−Bに関係している)を信号AMS(A+Bに関係
している)で振幅変調するように作用する。
第6ないし8図はここで用いられている変調技術の信号
位相の分析を極めて簡単化して示すもので、第6図は入
力Aはあるが入力Bは無かったとした場合、第7図は入
力Aが無くしかも第6図の場合の入力Aと同じ大きさの
入力Bが加えられたとした場合、第8図は第6図の場合
と同じ大きさの入力Aおよび第7図の場合と同じ大きさ
の入力B(すなわち、式で表わせばA=B≠0)が加え
られたとした場合を示す。
また、第6図の6−A、第7図の7−A、第8図の8−
Aは位相変調成分を示し、5−B,7−B,8−Bは振
幅変調成分を示し、6−C,7−C,8−Cは位相変調
成分と振幅変調成分との合成の過程を示し、6−D,7
−D,8−Dはそのような合成の結果を示す。
なお、第6ないし8図を得るに当って、送信機における
変調は2次側波帯成分が搬送波よりもはるかに低く1次
側波帯のみを考えればよいようなものに選ばれていると
してある(例えば入力A,Bの小さい場合を考えている
)。
第6図は入力B無しの状態で単一の音(例えば1000
ヘルツ)を入力Aとして加えた場合を示す。
この条件下ではA−B=Aである。入力Aからの位相変
調上側波帯成分をPMUSB/A,入力Aからの位相変
調下側波帯成分をPMLSB/Aで表わすものとして6
−Aにはこれらの搬送波Cに対する関係が実線のベクト
ルで示されている。
位相変調の特性として上側波帯成分PMUSB/Aと下
側波帯成分PMLSB/Aをベクトル的に加え合わせた
和は搬送波のベクトルCに対し直角である。
6−Bには入力Aからの振幅変調上側波帯成分AMUS
B/Aと入力Aからの振幅変調下側波帯成分AMLSB
/Aの搬送波に対する関係が破線のベクトルで示されて
いる。
振幅変調の特性としてAMUSB/AとAMLSB/A
をベクトル的に加え合わせた和は搬送波のベクトルCと
同相である。
すなわち、位相変調器(BMD,OSC,PS−3,S
UM−2,FM)における変調波の和は振幅変調器(M
D,MDAMP)における変調波の和に対して位相が9
0°ずれており、云い換えれば両者は直角関係にある。
前述したように位相変調器への信号と振幅変調器への信
号とが互に直角関係にされている場合には、両変調を結
合したとき、6−Cに示すように反時計方向に回転する
成分PMUSB/AとAMUSB/Aとは相殺し合い、
時計方向に回転する成分PMLSB/AとAMLSBと
は強め合う関係となって、結局、PMLSB/AとAM
LSB/Aとの和に相当する下側波帯の信号成分だけが
現われることになる。
第7図の場合も第6図の場合と同様の過程によりPML
SB/BとAMLSB/Bとが相殺し合い、結局、PM
USB/BとAMUSB/Bとの和に相当する上側波帯
の信号分だけが現われることになる。
第8図は第6図の場合と第7図の場合とを合わせたもの
に相当し、8−B,8−C,8−Dにおける破線のベク
トルは第6図、第7図の対応部分におけるものの2倍の
大きさとなる。
入力AおよびBの周波数が変えられた場合を考え第6図
および第7図をスペクトル図で表わすと、第9図のよう
になり、一方のステレオ信号Aの成分は単一の下側波帯
にのみ現われ、他方のステレオ信号Bの成分は単一の上
側波帯のみに現われることとなる。
或る選ばれた瞬間における入力A,Bを考えてみると、
変調された結果として得られる信号は、(i)上下両方
の側波帯に同じ大きさをもって現われる成分からなる場
合(すなわち、A=B≠0の場合)と(ii)上側波帯
および下側波帯のうち一方のみの側波帯の成分からなる
か(すなわち、A=0でB≠0かまたはB=0でA≠0
)、または上側波帯および下側波帯の一方に現われる成
分の大きさが他方に現われる成分の大きさと異なる状態
にある成分からなる場合(すなわち、A≠0,B≠0で
かつA≠Bの場合)とに分けられる。
上記(i)の場合は得られた信号を受信した場合にはス
テレオ音であるかどうかを区別することのできる信号成
分を得ることができない。
これに対して上記(ii)の場合は得られた信号を受信
すると聴取者がステレオ音として区別することが可能で
あるため上記(ii)の場合に得られた信号の成分を、
本願では特に「ステレオ音的に区別可能な成分」と称し
ている。
なお、搬送波中のステレオ情報は聴感上約200Hz〜
約5000Hzの範囲の周波数に存在し、この範囲の周
波数は「ステレオ音的に区別可能」な情報を送信するこ
とから、この発明では本来このことを「ステレオ音的に
区別可能」と称するものの、特に「ステレオ音的に区別
可能な成分」と称した場合は前述の意味に使用している
勿論、実際上のステレオ入力信号はスペクトル的に極め
て複雑で複合的なものであるが、第6図ないし9図につ
いてした説明は基礎の理解には役立つものである。
ついでに述べれば、第4図および第5図に示したような
方式で送信を行なった場合は、標準型の受信機を2台準
備して、一方の受信機を第9図のスペクトル図のAで示
した部分の方へと僅かに離調した周波数に同調させ、他
方の受信機をBで示した部分の方へと僅かに離調した周
波数に同調させることにより、ステレオ放送を楽しむこ
とができる。
後の説明から明らかとなるように、本発明では送信機か
らの信号にステレオ信号が存在する場合と存在しない場
合とを区別するのを可能ならしめる手段を設けている(
受信機側ではステレオ信号の存在する状態ではステレオ
モードで受信し、ステレオ信号の存在しない状態ではモ
ノホニツクモードで受信することが好ましく、そのため
に受信機の状態を両モード間で自動的に切換えるのであ
る)。
後に更に詳しく説明されるように、本発明のステレオ変
調の方法を更に充分に理解するためには両立性単側波帯
変調に対する同様の技術に関係する本願発明者に対し許
可された米国特許第3,350,645号を参照すれば
よく、この米国特許第3,350,645号には単側波
帯変調信号をありふれた包絡線検波受信機で両立的に受
信可能なものにさせる2次側波帯が信号分割(sign
alsplitting)、位相シフテイング、分割さ
れた一信号の周波数を2倍に逓倍すること、および信号
結合により発生されるようになっている。
以下、第10図および第11図イ−リを参照して、本発
明の理解の基礎として必要な程度に米国特許第3,35
0,645号の内容を説明する。
結論から云えば、第10図に示されたような構成の送信
機を用いて以下に説明するような変調を行なえば、位相
はシフトされているが周波数は基本波と同じである成分
を主要部(第75%)として含み、残りの部分として第
2次高調波成分を含む両立性単側波帯(コンパチブルS
SB)方式に適合する波が得られるのである。
ここで両立性単側波帯方式とは、モノホニツクモードの
受信機でもステレオモードの受信機でも受信できるとい
うことであり、ステレオの場合は2つのステレオ信号の
各々が上側波帯および下側波帯のうちのいずれか一方の
側波帯のみを用いて伝送されることを考慮に入れて云い
換えれば、両側波帯受信機でも単側波帯受信機でも受信
できるということである。
また両立性単側波帯方式に適合する波とは幾分減少させ
られた搬送波と1次側波帯成分とそれよりかなり少ない
2次側波帯成分とからなる波のことである。
第11図イ−リは第10図中の対応する記号を付した点
の信号波形を示す。
第10図において、マイクロホン等の適当な可聴周波信
号源AFSから得られた信号は装置に割り当てられた周
波数帯域の信号に限定する作用をする低域フィルタLP
Fに通され、その出力(第11図イ)は広帯域位相シフ
ト回路WBPSに通され、これによって、3つの可聴周
波出力成分、すなわち、位相シフトの与えられていない
成分(これを(θ+0°)で示す)(第11図ハ)と、
45°の位相シフトを与えられている成分(これを(θ
+45°)で示す)(第11図ニ)と、−45°の位相
シフトを与えられている成分(これを(θ−45°)で
示す)(第11図ロ)とが生ぜしめられる。
(θ+45°)の成分と(θ−45°)の成分とは直角
関係にあるが、これが単側波帯方式に適合した波を生ぜ
しめるのに重要なのである。
(θ+0°)の成分は広帯域周波数二倍器WBFD内の
全波整流回路FWRに通され、その出力(第11図ホ)
は周波数二倍器WBFD内の非線形回路NLNに通され
る。
周波数二倍器WBFDはその出力(第11図ヘ)が実質
上(θ+0°)の成分の2次高調波のみからなるように
設計される。
周波数二倍器WBFDからの周波数が2倍に逓倍された
可聴周波出力は適当なポテンショメータを介して加算回
路SUMに供給され、一方、この加算回路SUMには位
相シフト回路WBPSから適当なポテンショメータを介
して(θ+45°)の成分も供給される。
加算回路SUMからの出力(第11図ト)は両立性単側
波帯方式に必要な所望の位相変調特性にほぼ近似する複
合的な可聴周波である。
この複合的な可聴周波は可変遅延回路TDを介して位相
変調器PMDに供給され、発振器OSCからの搬送波を
位相変調するのに用いられる。
この位相変調器PMDの出力は高周波増幅器RFAで増
幅されて位相変調された高周波信号(第11図チ)とな
る。
一方、(θ−45°)の成分は可聴周波増幅器AFAお
よび適当なポテンショメータを介して振幅変調器AMM
Dに供給され、電力増幅器PAMPとにより、位相変調
された高周波信号を振幅変調するのに用いられ、この電
力増幅器PAMPの出力(第11図り)はアンテナAN
TNに供給される。
なお、第11図イ−リ、特に第11図チおよびりは分
り易くするため横軸方向を極めて大きく誇張して示して
ある。
第10図の構成は、結局、(θ+0°)の成分について
その周波数を2倍に逓倍した信号と(θ+45°)の成
分との和で搬送波を位相変調した信号を(θ−45°)
の成分で振幅変調するもので、得られる信号は単側波帯
SSB方式に適ししかも通常の包絡線検波受信機で両立
的に受信可能なものである。
なお、第10図に示した構成は上側波帯を用いる単側波
帯通信方式に関するものであるが、下側波帯を用いる単
側波帯方式への変更は、単に(θ+45°)の成分と(
θ−45°)の成分が出力される点の接続を逆にするだ
けで、すなわち、(θ−45°)の成分を位相変調の方
に用いかつ(θ+45°)の成分を振幅変調の方に用い
ることによって達成できることが理解されよう。
上記以外にも種々のステレオ送信および受信方式がこれ
までに提案されており、それらは本発明の理解には特に
必要なものではないが基礎の理解には役立つものなので
それらをあげれば、ステレオ的に関係し合っている両信
号がそれぞれFM帯域搬送波およびAM帯域搬送波に対
し周波数変調および振幅変調を行なうようになっている
2チャンネル型FM−AMステレオ方式を示すShoa
fに対する米国特許第3,009,151号、方式の受
信機部に同期検波器を用いる単一チャンネルAMステレ
オ方式を示すColondnyに対する米国特許第3,
031,529号、一方のステレオ信号が搬送波に対し
振幅変調を行ないそして他方のステレオ信号が同じ搬送
波に対し周波数変調を行なうようになっているステレオ
方式を示すAvinsに対する米国特許第3,068,
475号、2チャンネル型位相シフト式両側波帯ステレ
オ送信を示すBartonに対する米国特許第3,10
2,167号、および同じ周波数において異なる位相に
おいて線形動作で加え合わされる搬送波を用い、これら
の搬送波の各々がステレオ的に関係し合っている両信号
でそれぞれ振幅変調されるようになっているAMステレ
オ方式を示すCollinsに対する米国特許第3,2
31,672号がある。
本発明は、ありふれたAM包絡線検波型受信機を1台用
いて普通のモノホニツク・モードでの受信を行なうのを
可能ならしめるとともに、そのような受信機を2台それ
ぞれ搬送波の上および下に僅かに同調をずらして用いて
ステレオ・モードでの受信を行なうのを可能ならしめる
ようなステレオ信号を送信する改良型送信機を提供する
ものである。
更に本発明は、受信機において受信信号がステレオ信号
であるときを指示するのに利用可能な超低周波信号によ
る変調を送信機で行ない、この信号および指示がステレ
オ信号受信モードおよびモノホニツク受信モード間の自
動的切換を行なうのに、および或いは搬送波同調指示手
段を与えるのに利用されるようになっている送信機を提
供する。
以下図面を参照しながら本発明を説明する。
第1図は本発明による送信機の具体例を示す。
この送信機において、普通に得られるステレオ的に関係
し合っている入力信号LおよびRは差発生回路10およ
び和発生回路12に供給される。
和出力14は位相シフト回路16に供給され、この回路
16からの出力18は関連したAM送信機の振幅変調部
への可聴周波入力として利用される。
この点までは、送信信号のAM変調の進展は前述した第
5図に示された送信機励振器すなわちアダプタにより与
えられるAM変調と同じである(すなわち、出力18は
第4図の出力AMSに対応する)。
送信機の位相変調器部に供給される位相変調成分(すな
わち、第5図の出力PMSに相当する信号)を発生する
ために、差発生回路10からのステレオ差信号出力20
は好ましくは低域フィルタ22に供給される。
この低域フィルタ22は約5キロサイクルより上には殆
んどステレオ情報が存在しないという理由で約5キロサ
イクルの遮断周波数を有するのが適当である。
低域フィルタ22からの出力24は位相を45°進める
(位相シフト回路16からの出力として発生される可聴
周波信号18に対して90°の関係を与える)ため位相
シフト回路26に供給され、そして低域フィルタ22か
らの出力24は位相シフト回路28(0°の相対位相シ
フトを与える)にも供給される。
この回路28の出力30は広帯域周波数二倍器32に供
給される。
周波数二倍器32の出力は減衰器34で図式的に示され
ているようにその振幅を調整されて信号結合(加え合わ
せ)回路38に対し位相シフト回路26からの基本波成
分入力40の振幅の約13%である入力信号36を発生
する。
この入力信号36の2次高調波の相対振幅は50%変調
度において希望しない側波帯を最小ならしめるように選
ばれる。
結合された信号出力42は次いで可変時間遅延回路44
を通過させられ、そして位相変調器46内において高周
波水晶発振器45からの搬送波入力を位相変調し、この
位相変調器46からの位相変調された波は周波数逓倍器
48を通過させられる。
周波数逓倍器48からの出力50は、上述した第4図お
よび第5図に示されたステレオアダプタにおける位相変
調させられ無線周波出力PMSと同様な方法で、関連し
たAM送信機において位相変調された搬送波として用い
られる。
上述した僅かな2次高調波成分の付加は、普通の包絡線
検波型受信機に対し送信信号の両立性を改善する(モノ
ホニツクモードでの復元信号を正しくする)とともに、
局の搬送周波数に対して上下に僅かに離調した周波数に
同調させられしかも互に物理的に間隔をおいて配置され
る2台の受信機でのステレオ受信を良好なものにするの
である。
第4図および第5図に示された方式での位相変調された
無線周波成分の発生方法と比較して、本願の第1図に示
されたこの位相変調された成分の発生方法は根本的に異
なり、この場合においては可聴周波数の成分の位相をシ
フトすることおよび周波数を2倍に逓倍することに関係
している。
また、第1図に示されたステレオ送信機励振器でのPM
無線周波成分の発生モードは、位相変調波を合成するの
に可聴周波の成分の位相をシフトすることおよび周波数
を2倍に逓倍することを行なうのは第9図に示されてい
る単一可聴周波源から両立性単側波帯信号の位相変調さ
れた成分を発生する方法と類似している。
しかしながら、第1図の場合はステレオ的に関係し合っ
ている一対の可聴周波入力信号から発生され、そして合
成された位相変調波は50%変調度に合うように特に最
適のものにされ、云い換えれば、周波数二倍器の出力が
基本波成分の振幅に対して約13%の振幅を有するよう
に調整される。
付加的な回路部分は第1図に示された送信機励振器に示
されたように本発明の特定の必要および目的に基づいて
異なっていて、受信機に対し送信信号におけるステレオ
情報の存在を示すように作用する超低周波数の信号で送
信信号を変調することに関係している。
“超低周波数”の信号という用語は可聴周波数の範囲よ
り低い周波数の信号を意味し、この用語は例えば196
2年に第1版としてHoward W・Sams E
Co.Inc.により発行された“Modern Di
ctionary ofElectronics”に定
義されている。
この超低周波数の信号はAM成分出力18の振幅変調信
号としてかまたはPM成分出力50の位相変調もしくは
周波数変調信号として、またはこれらの出力18および
50の両方の変調信号として用いられ得る。
最初の場合には第1図に実線で示されたように15サイ
クル発振器52が減衰器56により定められる可変振幅
を有する出力54を発生し、これは位相シフトされた和
出力18と結合される。
信号18の超低周波信号での振幅変調と同時に、または
単独で、超低周波数のステレオ信号存在指示信号の位相
もしくは周波数変調が用いられるべきときには、これは
15サイクル発振器58の使用により行なうことができ
、この発振器58からの出力は位相変調器46に供給さ
れ、その結果として、超低周波数の位相変調信号または
周波数変調信号が位相変調成分無線周波出力50に現わ
れる。
超低周波数の信号による周波数変調に関係する典型的送
信機励振器では、低周波数発振器58の信号は水晶発振
器の両端間に並列に接続された可変容量回路の形をとり
得る簡単な狭帯域FM変調器により周波数変調されて、
受信機に超低周波数を有する希望するステレオ信号存在
指示信号を与える出力周波数を発生する。
AMステレオ波全体が15サイクルにおいて周波数変調
され周波数偏移の程度が正または負の方向に25サイク
ルにされた状態にされる典型的な場合においては、この
信号の狭帯域周波数変調は実質上この信号の帯域幅に影
響を及ぼすこともなければAM受信機に対する聴取者に
より検出可能でもない。
変調度は低く維持され、搬送波の振幅変調の場合には代
表的には約5ないし10%に、FMまたはPM変調の場
合には代表的には1の変調指数よりも小さい値にされ、
従って、受信機が超低周波数の変調信号を受信したとし
ても受信機の鳴周波系は15サイクルで相当大きな減衰
を生じさせてこの超低周波数の信号を実質上聞えないよ
うなものにし、従って実際に聞かれる音に対する悪影響
はない。
理解されるように、発振器52および58は、ステレオ
信号送信の期間中回路に入れられるように既知の方法で
そしてここではそれぞれスイッチ53および59で図式
的に示したような方法で制御される。
前述したように、送信信号を受信する種々の受信機への
ステレオ信号存在の指示は超低周波数の振幅変調信号か
または超低周波数の周波数変調信号或いは位相変調信号
かのいずれかまたはその両方の形にあり得、そして両方
の変調を用いる場合は希望に従い同一周波数の超低周波
数信号または異なる周波数の2つの超低周波信号を使用
することができる。
第2図は第1図に示された送信機励振器およびそれに関
連したAM送信機により発生される型のAMステレオ信
号を受信するため特に設計された受信機の一形態を示す
第2図に示されたように、この受信機はその高周波RF
段および中間周波IF段に典型的なスーパーへテロダイ
ン装置の構成、すなわちアンテナ60、可変無線周波増
幅器62、可変高周波発振器64、ミクサ66、および
固定周波数(例えば455キロサイクル)の中間周波増
幅器段と中間周波帯域フィルタとを組合せたもの68を
利用する。
この受信機回路は比較的に良質のモノホニツクAMセッ
トで普通に用いられているような適当な選択度特性を有
する中間周波帯域フィルタを利用する。
中間周波増幅器兼フィルタ68からの出力70は固定周
波数の上側波帯フィルタ72および固定周波数の下側波
帯フィルタ74に供給されると共にありふれた両側波帯
検波器76にも供給される。
この検波器76は代表的にはダイオード検波器の形にあ
る。
両側波帯検波器段76からの出力78は自動利得制御線
路AGC80を通してありふれた自動利得制御のために
利用されると共に、モニホニツク信号入力80として電
子的スイッチ82および84に供給される。
モノホニツク信号の受信の場合には、後に詳述するよう
に、電子的スイッチ82および84はモノホニツク信号
入力80を可聴周波増幅器86および88およびそれぞ
れの拡声器90および92に供給して普通のモノホニツ
ク受信が行なわれるようにする。
受信機によりステレオ信号を受信する場合、セラミック
・フィルタ、水晶フィルタまたはありふれたLC回路或
いは変圧器結合回路の形をとり得るそれぞれの上側波帯
フィルタ72および下側波帯フィルタ74は中間周波通
過帯域に現われる信号の上側波帯部および下側波帯部を
分離する機能を果す。
フィルタ72および74は特性的には上側波帯フィルタ
72の下限および下側波帯フィルタ74の上限に対し相
当に急峻な曲線を有する。
これらの比較的に急峻な遮断特性は、良好なステレオ信
号抑制を行なうことに加えて、ステレオ信号が送信され
つつあるときに送信機に発生される超低周波数の周波数
変調成分の勾配を検出するのに利用され得る。
第2図において下側波帯フィルタは超低周波数の角変調
成分の勾配を検出するのに用いられている。
結果として生ずる音波より低い周波数の波は15サイク
ル帯域フィルタ104に供給され、このフィルタ104
はNPN型電圧比較ゲート回路102に信号を供給する
この電圧比較ゲート回路102には包絡線検波器94お
よび96で発生された直流電圧も供給される。
明白なように、15サイクル帯域フィルタ104はその
入力を側波帯検波器94および96または両側波帯検波
器76のいずれかから受信することができ、フィルタ1
04の機能は15サイクルのステレオ信号存在指示音声
を分離し通過させることである。
受信機が正しく同調させられかつステレオ信号存在指示
音声が存在するときには2つの検波器94および96か
らの直流電圧はほぼ等しくそして比較ゲートはこの音声
を結合コンデンサ106および交流増幅器108を通し
てステレオ信号存在指示灯SLに通過させるように適当
にバイアスされ、この指示灯を附勢する。
受信機が正しく同調させられていないときには、検波器
94および96の一方は他方の検波器よりも大きな直流
電圧を発生し、その結果として比較ゲート102の部分
同志は等しくなくバイアスされそして超低周波数の音声
は完全阻止または部分的に阻止される。
出力110の電圧と受信機の同調の間の直接的関係(検
波器出力98および100に現われるときの上側波帯お
よび下側波帯の信号の相対的強さにより表現される)を
みれば、ステレオ信号存在指示灯SLは同調指示器とし
て利用され得ると共にステレオ信号の存在を示すのに利
用され得る。
比較ゲート102の出力が交流増幅器108を通してス
テレオ信号存在指示灯SLに供給されることに加えてそ
の別の出力112が整流用ダイオード114およびダイ
オード負荷抵抗115とフィルタ用コンデンサ116と
からなる低域フィルタ回路に供給されて電子的スイッチ
82および84に対する直流制御信号入力118を発生
する。
容易に理解されるように、入力118における直流制御
信号の存在は電子的スイッチ82および84の制御状態
を変えて、既知の方法で増幅器86および88へのスイ
ッチ出力のモノホニツク入力80との接触を切りかつこ
のスイッチ出力のステレオ入力98および100との接
触を生じさせ、その結果として、制御信号入力118が
存在するときにはそれぞれの増幅器86および88は上
側波帯検波器94および下側波帯検波器96からの入力
を受ける。
電圧比較ゲート102のRCフィルタ回路105および
107には既知の方法で超低周波数のステレオ信号存在
指示音声および存在する他の任意の低周波数可聴周波成
分を効果的に減衰させるに充分なだけ大きい時定数が与
えられている。
このようにしてフィルタ回路105および107は15
サイクルのステレオ信号存在指示音声をフィルタ104
およびゲート102の対抗し合っているトランジスタ1
09および111だけに制限する。
トランジスタ109および111のいずれかが遮断状態
にバイアスされたときは超低周波数の音声は阻止されて
増幅器108に到達しない。
容易に理解されるように、増幅器108へのゲート10
2の出力の振幅は印加電圧の直流成分(検波器出力98
および100)により定められ、最大出力はこれらの直
流成分が等しいときに生じ、受信機が正しく同調させら
れていないでゲート102の両部分の一方または両方が
非導通状態のときには出力はない。
第3図は第2図の受信機の一変更形態を部分的にブロッ
ク形で示す。
この例において同じ回路多素を示すのに同じ参照番号が
用いられており、この変更例では帯域フィルタ段を含む
必要のない中間周波増幅器68′はその出力70を上側
波帯フィルタ72および下側波帯フィルタ74に供給し
、これらのフィルタ72および74はそれぞれの検波器
94および96に信号を供給すると共に入力120およ
び122を加算回路124に供給し、この加算回路12
4からの出力は中間周波増幅器126を通して両側波帯
検波器76に送られ、この両側波帯検波器76は第2図
に示されたような方法で出力を自動利得制御線路80に
供給すると共に別の出力78を電子的スイッチ82およ
び84のモノホニツク入力80に供給する。
第2図に示された形態と比較したときのこの変更型受信
機回路の重要な相違は(第2図のものに対して他の点で
は同じである)、中間周波チャンネル或いはさもなくば
系の両側波帯部に別個の選択度を与えることなしにAM
選択度が単独に上側波帯フィルタ72および下側波帯フ
ィルタ74から得られることである。
回路からの1つのフィルタの除去は受信機回路を集積回
路に応用するのに有利である。
この変更形の選択度を用いるに際し、上側波帯フィルタ
72および下側波帯フィルタ74は好ましくは搬送波レ
ベルが各側波帯のレベルに相対的に減衰させられないよ
うに搬送周波数において位相関係および振幅関係を与え
るように構成される。
平担な応答特性に対しては搬送波の交差(クロスオーバ
ー)点は約6デシベル下でなければならずそして2つの
フィルタが交差点において位相が合っていなければなら
ない。
或る場合には或る搬送波ブーストを与えること、すなわ
ちフィルタを例えば交差点において3デシベル下になる
ように設計するのが望ましく、これは選択的搬送波フエ
ージングの効果を最小にするという観点から受信機の性
能を僅かに良くする。
このような場合モノホニツクモードでの聴取者は僅かに
改善されたフエージング特性を享受することができそし
ておそらくは僅かな低音ブーストを享受することができ
よう。
この低音ブーストは、希望されないと考えられる場合、
両側波帯検波器と電子的スイッチ回路間に適当な可聴周
波結合回路を設けることなどにより受信機内において除
去され得る。
検波器94および96の直流成分間の電圧差は希望する
場合には既知の方法で自動周波数制御の目的にも利用さ
れ得る。
以上の説明から理解されるように、本発明は、ありふれ
たAM包絡線検波型受信機によるモノホニツクモードお
よびステレオモードでの受信を両立的に行なわしめるよ
うなステレオ信号を送信する送信機であって、送信信号
が僅かな2次高調波成分も含まされている点で両立性用
として好ましいものを提供する。
更に本発明は、受信機において受信信号がステレオ信号
であるときを指示するのに利用可能な超低周波信号によ
る変調を行ない、この超低周波信号が受信機におけるス
テレオ信号受信モードおよびモノホニツク受信モード間
の自動的切換を行なうのを可能ならしめるような送信機
を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による受信機の具体例を示すブロックダ
イヤグラム、第2図は第1図の送信機と関連して用いら
れる受信機の一例を示すブロックダイヤグラム、第3図
は第1図の送信機と関連して用いられる受信機の他の例
の要部を示すブロックダイヤグラム、第4図は第1図に
示した送信機の基礎の理解に役立つ送信機の一構成を示
すブロックダイヤグラム、第5図は第4図で用いられて
いるステレオアダプタをより詳細に示すブロックダイヤ
グラム、第6図、第7図、第8図および第9図は第4図
および第5図の構成によりどのような内容の送信信号が
得られるかの説明を助ける図、第10図は第1図に示し
た送信機の基礎の理解に役立つ送信機の他の構成を示す
ブロックダイヤグラム、第11図イ−リは第10図のい
くつかの点に現われる信号波形を示す図である。 10:差発生回路、12:和発生回路、16:位相シフ
ト回路、22:低域フィルタ、26:位相シフト回路、
28:位相シフト回路、32:周波数二倍器、38:信
号結合回路、44:可変時間遅延回路、45:高周波水
晶発振器、46二位相変調器、48:周波数逓倍器、5
2:15サイクル発振器、56二減衰器、58:15サ
イクル発振器、62:可変無線周波増幅器、64:可変
高周波発振器、66:ミクサ、68:中間周波増幅器お
よび帯域フィルタ、72:上側波帯フィルタ、74:下
側波帯フィルタ、76:両側波帯検波器、82.84:
電子スイッチ、86.88:可聴周波増幅器、90,9
2:拡声器、94,96:包絡線検波器、104:帯域
フィルタ、108:交流増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対のステレオ可聴周波信号のステレオ音的に区別
    可能な成分の大部分がそれぞれ波の1次上側波帯および
    1次下側波帯として現われる状態に一対のステレオ可聴
    周波信号により変調されている搬送波を発生する送信機
    において、一対の可聴周波信号を発生する装置と、実質
    上前記一対のステレオ可聴周波信号間の差信号の一次関
    数である第1の変調波で高周波を位相変調する位相変調
    装置であって前記差信号から基本波出力および2次高調
    波出力を取り出しかつこの2次高調波の振幅を基本波の
    振幅の約13%よりも小さい値にする装置とこれらの基
    本波および2次高調波を加え合わせる装置とこの基本波
    と2次高調波の加え合わせから得られる信号で高周波を
    位相変調する装置とを含む位相変調装置と、実質上前記
    一対のステレオ可聴周波信号の和信号の一次関数である
    第2の変調波で前記の位相変調された高周波を振幅変調
    する装置と、ステレオ音的に区別可能な可聴周波数スペ
    クトルの実質上大部分にわたり周波数を変調するのに前
    記第1および第2の変調波を実質上直角関係に保つ装置
    と、前記の位相変調されかつ振幅変調された高周波を送
    信する装置とを具備することを特徴とする振幅変調ステ
    レオ信号送信機。 2 包絡線検波型AM受信機により受信可能なように一
    対のステレオ可聴周波信号を送信する装置において、一
    対の可聴周波信号を発生する装置と、実質上前記一対の
    ステレオ可聴周波信号間の差信号の一次関数である第1
    の変調波で高周波を位相変調する位相変調装置であって
    前記差信号から基本波出力および2次高調波出力を取り
    出しかつこの2次高調波出力を基本波の振幅の約13%
    よりも小さい値にする装置とこれらの基本波および2次
    高調波を加え合わせる装置とこの基本波と2次高調波の
    加え合わせから得られる信号で高周波を位相変調する装
    置とを含む位相変調装置と、実質上前記一対のステレオ
    可聴周波信号の和信号の一次関数である第2の変調波で
    前記の位相変調された高周波を振幅変調する装置と、ス
    テレオ音的に区別可能な可聴周波数スペクトルの実質上
    大部分にわたり周波数を変調するのに前記第1および第
    2の変調波を実質上直角関係に保つ装置と、受信機にお
    いて受信信号がステレオ信号であることを指示するのに
    利用可能な超低周波信号で前記高周波を変調する装置と
    、前記の位相変調および振幅変調ならびに超低周波信号
    による変調をうけた高周波を送信する装置とを具備する
    ことを特徴とする振幅変調ステレオ信号送信機。
JP48051207A 1972-05-10 1973-05-10 振巾変調ステレオ信号送信機 Expired JPS5812773B2 (ja)

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FR (1) FR2207397B1 (ja)
GB (1) GB1379698A (ja)
NL (1) NL178739C (ja)

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