JPS5951183B2 - ステレオ送信信号を発生する方法および装置 - Google Patents

ステレオ送信信号を発生する方法および装置

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JPS5951183B2
JPS5951183B2 JP8334875A JP8334875A JPS5951183B2 JP S5951183 B2 JPS5951183 B2 JP S5951183B2 JP 8334875 A JP8334875 A JP 8334875A JP 8334875 A JP8334875 A JP 8334875A JP S5951183 B2 JPS5951183 B2 JP S5951183B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04H20/44Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast
    • H04H20/46Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95
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  • Signal Processing (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ステレオに関係した情報が本出願人による米
国特許第3.218.393号に基本的に示されたよう
な方法で搬送波のそれぞれの上側波帯および下側波帯と
して現われるように搬送波を変調する基本的装置を含む
と共に同調のためおよび受信機のモードの制御の目的の
ためステレオ変調された信号の存在の指示を受信機内に
与えるための搬送波の音波より低い周波数(例えば15
Hz)での変調の存在を与える手段を随意的に備える両
立性AMステレオ送信技術に関係する。
本願発明者に対する米国特許第3.218.393号に
は、搬送波を位相変調するステレオ信号(チャンネルA
の信号からチャンネルBの信号を引いたもの)および搬
送波を包路線変調する和ステレオ信号(チャンネルAの
信号にチャンネルBの信号を加えたもの)を伴なうステ
レオ信号に関係している上側波帯および下側波帯を利用
する両立性ステレオ信号AM送信および受信が、このよ
うに変調された搬送波の立体音響的受信のための成る形
式の受信機と共に示されている。
この両立性AM立体音響的変調技術の更に詳しい説明は
1971年6月に発行された“IEEE Transa
ctions onBroadcasting”のVo
l、 BC−17,No、 2の50−55頁に示され
ている本発明者による“°振幅変調放送ステーションの
ためのステレオホニツク・システム“という表題の論文
になされている。
以下に、第5図ないし第10図を参照して、本発明の理
解の基礎として必要な程度に米国特許第3、218.3
93号の内容を説明する。
第5図ないし第10図はそれぞれ米国特許第3、218
.393号の第1図ないし第6図に対応するものである
結論から云えば、第5図および第6図に示されたような
構成を用い以下に説明するような変調を行なえば、 「
2つのステレオ信号のうちの一方のステレオ信号のステ
レオ音的に区別可能な成分の実質上大部分が搬送波の1
次上側波帯および1次下側波帯のうちの一方の1次側波
帯に現われ他方のステレオ信号のステレオ音的に区別可
能な成分の実質上大部分が他方の1次側波帯に現われる
状態に搬送波をステレオ的に関係し合っている2つの可
聴周波信号によって変調」できぐということである。
第5図において、ステレオ的に関係し合っている2つの
可聴周波信号AおよびB(例えび左信号および右信号)
は第6図にその詳細が示されてるステレオアダプタSA
に供給され、このステレオアダプタからの出力信号PM
SおよびAMSは標準型のAM送信機SAMTに供給か
れる。
送信機SAMTは図示されたように接続された低レベル
C級増幅器LLAMP −1、被変調増幅器MPAMP
、低レベル可聴周波増幅器LLAMP −2、変調器M
D、必要に応じ設けられる線形増幅器LAMP、および
アンテナANTNを有する。
ステレオアダプタSAは第6図に示されたような構成を
有する。
入力信号AおよびBは和発生回路SUM−1に供給され
るとともに差発生回路SUBに供給され、その際信号B
は必要に応じて設けられることのある位相反転スイッチ
PR8Wを通される。
和発生回路SUM−1からの和信号A十Bおよび差発生
回路SUBからの差信号A−Bはそれぞれ+45°位相
シフト回路PS−1および一45°位相シフト回路PS
−2に供給され、結局和信号A十Bと差信号A−Bとは
直角関係にあるようにされる。
この直角関係は後の第7ないし10図の説明からも理解
されるように重要なことである。
位相シフト回路PS−2からの出力信号AMSは第5図
の送信機SAMT内の振幅変調系で用いられる信号とし
て送信機SAMTに直接供給される。
位相シフト回路PS−1からの出力信号は平衝変調器B
MDに供給され、この変調器BMDは発振器O8Cから
の出力も受ける。
発振器O8Cからの出力の一部は位相シフト回路ps−
3を通して線形加算回路SUM−2に供給され、加算回
路SUM−2は平衝変調器BMDからの抑圧搬送波出力
も受ける。
加算回路SUM−2内では平衝変調器BMDからの抑圧
搬送波出力と位相シフト回路PS−3からの90°移相
された搬送波とから直角変調波が得られ、これは周波数
逓倍器FMにおいて信号放射に望まれる周波数に逓倍さ
れる。
この周波数逓倍器FMからの出力PMSは位相変調され
た搬送波として第5図の送信機SAMTに供給される。
第6図の構成要素BMD、 O8C,PS−3、SUM
−2、FMは一種の位相変調搬送波発生器として作用す
るが、この部分には他の既知の位相変調搬送波発生器を
用いてもよい。
第5図の送信機SAMTは位相変調された搬送波PMS
(A−Bに関係している)信号AMS (A十Bに関
係している)で振幅変調するように作用する。
第7ないし9図はここで゛用いられている変調技術の信
号位相の分析を極めて簡単化して示すもので、第7図は
入力Aはあるが入力Bは無かったとした場合、第8図は
入力Aが無くしかも第7図の場合の入力Aと同じ大きさ
の入力Bが加えられたとした場合、第9図は第7図の場
合と同じ大きさの入力Aおよび第8図の場合と同じ大き
さの入力B(すなわち、式で表わせばA=B#=O)が
加えられたとした場合を示す。
また、第7図の7−A、第8図の8−A、第9図の9−
Aは位相変調成分を示し、7−B、8−B、9−Bは振
幅変調成分を示し、7−C18−C19−Cは位相変調
成分と振幅変調成分との合成の過程を示し、7−D、8
−D、9−Dはそのような合成の結果を示す。
なお、第7ないし9図を得るに当って、送信機における
変調は2次側波帯成分が搬送波よりもはるかに低く1次
側波帯のみを考えればよいようなものに選ばれていると
しである(例えば入力A、Bの小さい場合を考えている
)。
第7図は入力B無しの状態で単一の音(例えば1000
ヘルツ)を入力Aとして加えた場合を示す。
この条件下ではA−B=Aである。
入力Aからの位相変調上側波帯成分をPMUSB/A、
入力Aからの位相変調下側波帯成分をPMLSB/Aで
表わすものとして7−Aにはこれらの搬送波Cに対する
関係が実線のベクトルで示されている。
位相変調の特性として上側波帯成分PMUSB/Aと下
側波帯成分PMLSB/Aをベクトル的に加え合わせた
和は搬送波のベクトルCに対し直角である。
7−Bには入力Aからの振幅変調上側波帯成分AMUS
B/Aと入力Aからの振幅変調下側波帯成分AMLSB
/Aの搬送波に対する関係が破線のベクトルで示されて
いる。
振幅変調の特性としてAMUSB/AとAMLSB/A
をベクトル的に加え合わせた和は搬送波のベクトルCと
同相である。
すなわち、位相変調器(BMD、 O3C,PS−3、
SUM−2、FM)における変調波の和は振幅変調器(
MD、MDAMP)における変調波の和に対して位相が
90°ずれており、云い換えれば両者は直角関係にある
前述したように位相変調器への信号と振幅変調器への信
号とが互に直角関係にされている場合には、両変調を結
合したとき、7−Cに示すように反時計方向に回転する
成分PMUSB / AとAMUSB/Aとは相殺し合
い、時計方向に回転する成分PMLSB/AとAMLS
Bとは強め合う関係になって、結局、PMLSB/Aと
AMLSB/Aとの和に相当する下側波帯の信号成分だ
けが現われることになる。
第8図の場合も第7図の場合と同様の過程によりPML
SB/BとAMLSB/Bとが相殺し合い、結局、PM
USB/BとAMUSB/Bとの和に相当する上側波帯
の信号分だけが現われることになる。
第9図は第7図の場合と第8図の場合とを合わせたもの
に相当し、9−B、9−C19−Dにおける破線のベク
トルは第7図、第8図の対応部分におけるものの2倍の
大きさとなる。
入力AおよびBの周波数が変えられた場合を考え第7図
および第8図をスペクトル図で表わすと、第10図のよ
うになり、一方のステレオ信号Aの成分は単一の下側波
帯にのみ現われ、他方のステレオ信号Bの成分は単一の
上側波帯のみに現われることになる。
成る選ばれた瞬間における入力A、Bを考えてみると、
変調された結果として得られる信号は、i上下両方の側
波帯にほぼ同じ大きさをもって現われる成分からなる場
合(すなわち、A=B≠0の場合)と、ii上側波帯お
よび下側波帯のうちの一方のみの側波帯の成分からなる
か(すなわち、A=0でB#=0かまたはB=0でA#
=0)、または上側波帯および下側波帯の一方に現われ
る成分の大きさが他方に現われる成分の大きさとはつき
り異なる状態にある成分からなる場合(すなわち、A≠
0、B−#:OでかつA=#Bの場合)とに分けられる
上記iの場合は得られた信号を受信した場合にはステレ
オ音であるかどうかを区別することのできる信号成分を
得ることができない。
これに対して上記iiの場合は得られた信号を受信する
と聴取者がステレオ音として区別することが可能である
ため上記iiの場合に得られた信号の成分を、本願では
特に「ステレオ音的に区別可能な成分」と称している。
なお、搬送波中のステレオ情報は聴感上約200Hz〜
約5000Hzの範囲の周波数に存在し、この範囲の周
波数は「ステレオ音的に区別可能」な情報を送信するこ
とから、この発明では本来このことを「ステレオ音的に
区別可能」と称するものの、特に「ステレオ音的に区別
可能な成分」と称した場合は前述の意味に使用している
勿論、実際上のステレオ入力信号はスペクトル的に極め
て複雑で複合的なものであるが、第7図ないし10図に
ついてした説明は基礎の理解には役立つものである。
ついでに述べれば、第5図および第6図に示したような
方式で送信を行なった場合は、標準型の受信機を2台準
備して、一方の受信機を第10図のスペクトル図のAで
示した部分の方へと僅かに離調した周波数に同調させ、
他方の受信機を旦で示した部分の方へと僅かに離調した
周波数に同調させることにより、ステレオ放送を楽しむ
ことができる。
後に更に詳しく説明されるように、本発明の立体音響的
変調特性の方法を更に充分に理解するためには、両立性
単側波帯変調に対する同様の技術に関係する本願発明者
に対し許可された米国特許第3.350.645号を参
照すればよく、この米国特許第3.350.645号に
は単側波帯変調信号をありふれた包路線検波受信機で両
立的に受信可能なものにさせる2次側波帯が信号分割(
signalsplitting)、位相シフティング
、分割された一信号の周波数を2倍に逓倍すること、お
よび信号結合により発生されるようになっている。
以下に、第11図および第12図イーりを参照して、本
発明の理解の基礎として必要な程度に米国特許第3.3
50.645号の内容を説明する。
結論から云えば、第11図に示されたような構成の送信
機を用いて以下に説明するような変調を行なえば、位相
はシフトされているが周波数は基本波と同じである成分
を主要部(第75%)として含み、残りの部分として第
2次高調波成分を含む両立性単側波帯(コンパチブル5
SB)方式に適合する波が得られるのである。
ここで両立性単側波帯方式とは、モノホニツクモードの
受信機でもステレオモードの受信機でも受信できるとい
うことであり、ステレオの場合は2つのステレオ信号の
各々が上側波帯および下側波帯のうちのいずれか一方の
側波帯のみを用いて伝送されることを考慮に入れて云い
換えれば、両側波帯受信機でも単側波帯受信機でも受信
できるということである。
また両立性単側波帯方式に適合する波とは幾分減少させ
られた搬送波と1次側波帯成分とそれよりがなり少ない
2次側波帯成分とからなる波のことである。
第12図イーりは第11図中の対応する記号を付した点
の信号波形を示す。
第11図において、マイクロホン等の適当な可聴周波信
号源AFSから得られた信号は装置に割り当てられた周
波数帯域の信号に限定する作用をする低域フィルタLP
Fに通され、その出力(第12図イ)は広帯域位相シフ
ト回路WBPSに通され、これによって、3つの可聴周
波出力成分、すなわち、位相シフトの与えられていない
成分(これを(θ+0°)で示す) (第12図ハ)と
、45°の位相シフトを与えられている成分(これを(
θ+45°)で示す) (第12N:)と、−45°の
位相シフトを与えられている成分(これを(θ−45°
)で示す) (第12図口)とが生ぜしめられる。
(θ+45°)の成分と(θ−45°)の成分とは直
角関係にあるが、これが単側波帯方式に適合した波を生
せしめるのに重要なのである。
(θ+0°)の成分は広帯域周波数二倍器WBFD内の
全波整流回路FWRに通され、その出力(第12図ホ)
は周波数二倍器WBFD内の非線形回路NLNに通され
る。
周波数二倍器WBFDはその出力(第12図へ)が実質
上(θ+0°)の成分の2次高調波のみからなるように
設計されている。
周波数二倍器WBFDからの周波数が2倍に逓倍された
可聴周波出力は適当なポテンショメータを介して加算回
路SUMに供給され、一方、この加算回路SUMには位
相シフト回路WBPSから適当なポテンショメータを介
して(θ+45°)の成分も供給される。
加算回路SUMがらの出力帽12図ト)は両立性単側波
帯方式に必要な所望グ位相変調特性にほぼ近似する複合
的な可聴周波である。
この複合的な可聴周波は可変遅延回路Trを介して位相
変調器PMDに供給され、発振邪O8Cからの搬送波を
位相変調するのに用いられる。
この位相変調器PMDの出力は高周波増幅邪RFAで増
幅されて位相変調された高周波信号(第12図チ)とな
る。
一方、 (θ−45°)の成分は可聴周波増幅器AFA
および適当なポテンショメータを介して振幅変調器AM
MDに供給され、電力増幅器PAMPとにより、位相変
調された高周波信号を振幅変調するのに用いられ、この
電力増幅器PAMPの出力(第12図り)はアンテナA
NTNに供給される。
なお、第12図イーリ、特に第12図チおよびりは分り
易くするため横軸方向を極めて大きく誇張して示しであ
る。
第11図の構成は、結局、 (θ+0°)の成分につい
てその周波数を2倍にてい倍した信号と(θ+45°)
の成分との和で搬送波を位相変調した信号を(θ−45
°)の成分で振幅変調するもので、得られる信号は単側
波帯(SSB)方式に適ししかも通常の包路線検波受信
機で両立的に受信可能なものである。
なお、第11図に示した構成は上側波帯を用いる単側波
帯通信方式に関するものであるが、下側波帯を用いる単
側波帯方式への変更は、単に(θ十45°)の成分と(
θ−45°)の成分が出力される点の接続を逆にするだ
けで、すなわち、 (θ−45°)の成分を位相変調の
方に用いかつ(θ+45°)の成分を振幅変調の方に用
いることによって達成できることが理解されよう。
上記以外にも種々の立体音響的(ステレオ)送信および
受信方式がこれまでに提案されており、それらは本発明
の理解には特に必要なものではないが基礎の理解には役
立つものでそれらをあげれば、ステレオ的に関係し合っ
ている両信号がそれぞれFM帯域搬送波およびAM帯域
搬送波に対し同波数変調および振幅変調を行なうように
なっている2チャンネル型FM−AMステレオ方式を示
す5hoafに対する米国特許第3.009.151号
、方式の受信機部に同期検波器を用いる単一チヤンネル
AMステレオ方式を示すCo1ondnyに対する米国
特許第3.031.529号、一方のステレオ信号が搬
送波に対し振幅変調を行ないそして他方のステレオ信号
が同じ搬送波に対し周波数変調を行なうようになってい
るステレオ方式を示すAvinsに対する米国特許第3
.068.475号、2チャンネル型位相シフト式両側
波帯ステレオ送信を示すBartonに対する米国特許
第3.102.167号、および同じ周波数において異
なる位相において線形動作で加え合わされる搬送波を用
い、これらの搬送波の各々がステレオ的に関係し合って
いる両信号でそれぞれ振幅変調されるようになっている
AMステレオ方式を示すCo11insに対する米国特
許第3.231.672号がある。
この両立性AMステレオ変調技術についての更に別の議
論は本出願人と同一人による文献[ア、ステレオフオニ
ツク、システム、フォア、アンプリチュード、モジュレ
ーション、)゛ロードカースト、ステーション」に示さ
れておりこの文献は1971年に発行された「アイ・イ
ー・イー・イー、トランズアクションズ、オン、ブロー
ドカースティング」BC−17巻、第2号の50−55
頁に見られる。
ここで関係する程度までこの先行特許および文献が参照
としてここに合体される。
またショアフに対する米国特許第3.009.151号
に示されたようなステレオ送信および受信システムも知
られており、これは2チャンネルF’M−AMステレオ
システムに関係し、そこでは、ステレオに関係した信号
はFM帯域およびAM帯域搬送波をそれぞれ周波数変調
および振幅変調する。
ステレオ送信および受信システムを開示している他の特
許としては、システムの受信機部分に同期検波器を用い
る単一チヤンネルAMステレオシステムを開示するコロ
ドニイに対する米国特許第3、031.529号、ステ
レオに関係した一方の信号が搬送波を振幅変調しステレ
オに関係した他方の信号が同じ搬送波を周波数変調する
ようになっているステレオ送信および受信システムを開
示するアビンスに対する米国特許第3.068.475
号、2チャンネル位相シフト両側波帯ステレオ送信を開
示するバートンに対する米国特許第3.102.167
号、ステレオ存在信号の可視表示を開示するフイシンに
対する米国特許第3.206.550号、AM/PM型
送信システム内におけるステレオ信号の存在を指示する
ための音波より低い周波数の音調の使用を開示するホー
ルト等に対する米国特許卯3、167、614号、およ
び、周波数が同じで位相C異なる搬送波(各搬送波はス
テレオに関係した11号で振幅変調されている)を線形
動作で加え合、f7せるようになったAMステレオシス
テムを開示するコリンズに対する米国特許第3.231
.672号力ある。
同じく知られているのは1974年6月3日にア几メリ
ング等に対し許可された米国特許第3゜803、490
号に示されたような電話線を通してステレオ音声信号を
送信するためのシステムがありこの米国特許第3.80
3.490号においては、比較的に広い帯域幅要件(例
えば8,06KH2のブレ(break )でもって6
5KHzないし103KHz)でも1て、かつ包絡線検
波装置による信号の検波の観、壱からシステムを両立性
のものにする試みなしで2つの異なる搬送周波数が用い
られている。
C55Bおよびステレオ音声信号送信の分野で同じく一
般的関心がもたれるものとして注目されるものには下記
のものがある。
1935年11月12日にイー・ニス・ブリングトンに
対して許可された米国特許第2.020.327号。
1948年11月12日発行の「エレクトロニクス」第
21巻の86−89頁のオー・シー・ビラード・ジュニ
アによる「コンパチブル・アンプリチュード・アンド・
フェイズ・モジュレーション」。
1956年12月発行の「プロシーデインダス・オブ・
アイ・アール・イー」1702−1712頁のエル・ア
ール1゛カーンによる「コンパチブル・オブ・リニア・
シングルサイドバンド・トランスミッタ・ウィズ・エン
ベロツブ・エリミネーション・アンド・リストレージョ
ン・シングルサイドバンド・トランスミッタ」。
1960年9月発行の「アール・シー・ニー・レビュー
」の299−359頁のジエイ・アビンス等による「コ
ンパチブル・ステレオフオニツク・システム・フォア・
ザ・エイ・エム・ブロードカースト ・バンド」。
1962年12月18日にエッチ・イー・スエーニイお
よびシー・ダブりニー・バラ・ジュニアに対して許可さ
れた米国特許第3.069.679号。
1958年12月4日に出願されたフイルコ・コーポレ
ーションの[ペテイション・ツウ・ザ・エフ・シー・シ
ー・フォア・ザ゛・インステイテユーション・オブ・ル
ール・メーキング・プロシーデインダス・ルツキング・
ツワード・ザ・アドプション・オブ・コンパチブル・エ
イ・エム・ステレオ・トランスミッション・スタンダー
ド」。
1961年4月に発行された「ジャーナル・オブ・ザ・
オーディオ・エンジニアリング・ソサイアテイ」第9巻
、第2号のジエイ・エム・ホリフツドおよびエム・クロ
ネンバーグによる「ア・ステレオフオニツク・トランス
ミッション・システム・フォアエイ・エム・フ゛ロード
カースティング」。
1946年に発行された「プロシーディング・インステ
イテユート・エレクトリック・エンジニアリング」第9
3巻のデー・ゲイバーによる「シオリ・オブ・コムユニ
ケーション」。
1962年10月発行の「プロシーデインダス・オブ・
アイ・アール・イー」第50巻のイー・ベドロシアンに
よる「ザ・アナルチツク・シグナル・リプレゼンテイシ
ョン・オブ・モジュレーション・ウエイブフーム」。
1963年5月に発行された「ジエイ・フランクリン・
インステイチュート」第27巻340−353頁のダブ
りニー・エル・ルーピンおよびジエイ・ブイ・デフラン
コによる「アナリチツク・リプリゼンテーションズ・オ
ブ・ワイドバンド・レーシオ・フリークエンシ・シグナ
ルズ」。
1966年5月に発行された「プロシーデインダス・オ
ブ・アイ・イー・イー」第54巻340−353頁のエ
ッチ・ビー・ボニルカーによる「ツワード・ア・ヨニフ
ァイド・シオリ・オブ・モジュレーション・パート・ワ
ン:フェーズ・エンペロツブ・リレーションシツプス」
1969年5月に発行された「ベル・システムズ・テク
ニカル・ジャーナル」第48巻501−510頁のアー
ル・イー・ボクナーによる「フリークエンシ・サンプリ
ング・フィルターズ:ヒルバート・トランスフオーマズ
・アンド・レゾネータズ」。
1937年にニューヨーク・オックスフォードにより発
行されたイー・シー・テイツチマーシュによる「イント
ロダクション・ツウ・ザ・シオリ・オブ・フーリエ・イ
ンテグラルズ」。
1966年にニューヨーク・マクグロウヒルにより発行
されたエム・シュワルツ・ダフリュー・アール・ベネッ
トおよびニス・シュタインによる「コムユニケーション
・システムズ・アンド・テクニックス」。
1962年にニューヨーク・マクグロウヒルにより発行
されたエイ・パポウリスによる「ザ・フーリエ・インテ
グラル・アンド・イツツ・アプリケーションズ」。
1965年にニュージャーシイ州プリントンのパン・ノ
ストランドにより発行されたエッチ・イー・ロウによる
「シグナルズ・アンド・ノイズ・イン・コムユニケイジ
ョン・システムズ」。
1961年10月に発行された「プロシーデインダス・
オブ・アイ・アール・イー」第49巻1503−152
7頁のエル・アール・カーノによる「コンパチブル・シ
ングルサイドバンド」。
本発明の重要な特性および特徴は信号の送信および受信
における信号ひずみを最小ならしめるのを実現するよう
な方法で位相変調成分を制御する手段により両立性AM
ステレオ送信信号を発生することであり、ここで、この
ような位相変調成分はステレオ差信号の基本波および二
次高調波の合成であり、この二次高調波成分は定利得周
波数二倍化装置により発生されるのであってそれのレベ
ルは基本波ステレオ差信号の音節レベルに応答してレベ
ル二乗回路内で制御されるのであり、帯域外放射を最小
ならしめるようにステレオ差二次高調波信号のレベルは
基本波ステレオ差信号のレベルの二乗法則の関数であっ
てかつ全ステレオ変調時において基本レベルの約13%
に維持される。
同じく本発明の重要な特徴であり利点であるのは現在の
設備と完全に両立性のあるAMステレオ送信システムを
与えることであり、更に詳しく云えば、従来のAM包路
線検波型受信機により受信可能であって、その際ただ1
つの受信機を用いて受信を単旋律モードで信号ひずみな
しに行うか或いは2つの従来のAM型包路線検波型受信
機を搬送周波数のそれぞれ上側および下側に僅かに離調
した状態で用いて受信を送信信号の性質に従いステレオ
モード或いは単旋律モードで行うことができる。
更に好ましくは、本発明によるAMステレオ信号送信シ
ステムは受信機で用いられる音波よりも低い周波数の超
低周波数で搬送波を変調してステレオ信号の存在を指示
する手段を含むことができる。
(受信機側ではこの手段による信号によりステレオお
よびモノホニツクモードでの受信モードの自動的切換え
を行いおよび或いは搬送波同調指示を受は得る。
)〔実施例による説明〕 本発明の他の特徴および利点は図面を参照してなされる
下記の説明から明らかとなろう。
第1図は本発明を実施する代表的送信機励振装置構成を
ブロックダイヤグラムで示す。
それ自体は公知の方法で得られるステレオ的に関係し合
っているオーディオ入力信号りおよびRは和発生回路1
2に供給され、それからの和出力は位相シフト回路16
(−45°位相差回路:本出願人に対する米国特許第3
.218.393号における比較回路PS−2)に供給
されそしてその出力18は関連したAM送信機のAM部
へのオーディオ入力として用いられる。
ここまでは送信信号のAM変調の発生は本出願人による
米国特許第3.218.393号の第2図に示された送
信機励振装置すなわちアダプタにより与えられるAM変
調と同じである。
送信機の位相変調器に加えられる位相変調成分を発生す
るため、オーディオ入力信号りおよびRはそれぞれの低
域フィルタ20および22を通過させられ、それらから
のそれぞれの出力24および26は差発生回路28に供
給される。
差発生回路28からの出力30は位相差回路32 (本
出願人に対する米国特許第3.218.393号におけ
る比較回路ps−1)内で+45°の位相シフトを受け
た後に和発生回路36に供給される基本的位相変調成分
入力として作用する。
それぞれの低域フィルタ20および22からの出力24
および26は相対的位相シフトが零である別個の位相回
路38および40にも供給される。
それぞ゛れの回路の出力42および44はそれぞれの定
利得周波数二倍化回路46および48に供給される。
適当には、定利得周波数二倍化回路46および48の各
々は本出願人に対する米国特許第3.350.645号
の第3図に示された(第1図および第3図)のと同じ型
の二倍化回路にすることができ、本例での二倍化回路は
比較的に高いレベル、例えば1ボルト以上のレベルで動
作させられ、それ故二倍化回路の利得はその正常動作範
囲にわたって入力レベルの関数ではない。
前述した米国特許第3.350.645号に示された回
路の動作において、回路は整流器出力曲線が非線形でか
つ出カニ次高調波が近似的に二乗法則に従うように比較
的に低いレベルで動作させられる。
本例の定利得周波数二倍化回路46および48では、差
発生回路54の出力である二次高調波差信号の振幅が回
路46および48へのそれぞれの入力信号であるL信号
およびR信号の線形関数であればその入力レベルは充分
である(2ボルトまたはそれ以上の程度である)。
二倍化回路46および48のそれぞれの出力50および
52は差発生回路54に供給され、それからの周波数二
倍化された差信号出力56はレベル二乗化回路60の可
変利得増幅器58への信号入力である。
レベル二乗化回路60 (それの代表的回路が第2図に
示されている)は基本波成分人力34により制御されて
可変出力64 (その平均レベルはポテンショメータ6
6により設定される)を発生する整流器62を含み、こ
の可変出力は可変利得増幅器58を制御する。
第2図に示されたように、整流器62に関連した回路の
時定数は、可変利得増幅器58の利得が音節の周波数で
すなわち会話の音節の周波数と匹敵する周波数で制御さ
れる(例えば0.1秒の程度の時定数の使用により)よ
うに選択するのが好ましい。
すなわち、レベル二乗化回路60から出力される出力信
号68は実質的に基本ステレオ差信号の二乗法則関数信
号になるが、正確にしかも瞬時的にはその出力は均衡し
ない、したがって、整流器62に関連した回路の時定数
は入力信号34に音節的レートのような低レートで応答
するように適用される。
第2図に示されたように、位相変調のための二次高調波
差信号入力の適正なレベルを発生する機能を果すレベル
二乗化回路はモードローラ製集積回路(IC)タイプM
C1594Lを用いるのが好ましく、このレベル二乗化
回路は1971年12月付のモートローラ「線形集積回
路データブック」のMC1594−Pg、 12頁の第
24図に示されたように線形AGCをもつ広帯域増幅器
として接続される。
示されたように、整流器62の制御は基本波差信号人力
34 (差発生回路28の位相シフトされた出力30)
から得られる。
このようにして、LおよびR信号は同じ大きさで同位相
であり (すなわち、オーディオ信号情報入力は単旋律
)、L、−R信号は零であり、整流器62は可変利得増
幅器58の利得を零に減らす(この条件下において可変
利得増幅器58への入力も零であるということを注意す
べきである)。
しかしながら、L信号が全レベルにありかつR信号が零
のときは(理想化されたステレオ信号入力条件を表わす
)整流器62は可変利得増幅器58の利得を与えられた
最大レベル(すなわちXという利得)になるように制御
する。
LおよびR信号の両方が存在し、これらが同位相である
がL信号が全振幅にありかつR信号が2分の1振幅にあ
るときは、例えば、可変利得増幅器58の利得は正しい
量の二次高調波成分を与えるように減らされる (すな
わちX/2に)。
可変利得増幅器58からの二次高調波成分出力68は基
本波差信号成分34と共に発生回路36への入力として
供給され、料量カフ0は可変時間遅延回路72内で適当
な時間遅延をもたされた後位相変調器76に供給される
基本ステレオ差信号となるステレオ差信号74を構成し
、この変調器内においてオーディオ周波数4は高周波水
晶発振器78からの搬送波入力を位相変調し、位相変調
器76からの出力80は逓倍器82内で希望に従い適当
な周波数逓倍されて出力84を発生し、この出力84は
本出願人に対する米国特許第3、218.393号の第
1図および゛第2図に示されたステレオアダプタすなわ
ち励振装置内の位相変調されたRF出力PMSと同様の
方法で関連AM送信機内で位相変調された搬送波として
用いられる。
すなわち、ブロック46,48.54により入力信号り
およびRの2次高調波の差に比例する信号56を発生し
、この信号56をレベル二乗回路60で基本ステレオ差
信号のほぼ2乗法則関数のレベルである二次高調波成分
出力68に補正する。
(ここで、2乗法則関数とは、例えばX=Y2−Y−
Yのような関係をいう。
)これにより、2次高調波信号の振幅レベルは、送信信
号が結果的に隣接する無線周波数チャネルに最悪な影響
を与ないために最小な帯域外放射エネルギーを有し、か
つ、実在する多くのモノホニツク(単旋律)受信機に対
してステレオ送信が完全な両立性であるために、包絡検
波器を使用する一般的なモノホニツク無線受信機によっ
て受信されたとき最小歪を有するように好ましく発生さ
れるように制御される。
また、信号68の振幅レベルは全ステレオ変調時に信号
34の最大振幅レベルの約13%であり、この条件は例
えば信号34が位相変調器76に発振回路78からの搬
送波に対して最大許容位相変調量を適用させる振幅レベ
ルを持つとき生じる。
一般的には、後に第3図および第4図の説明で更に詳し
く論じるように、レベル二乗回路60はステレオ差(L
−R)成分のレベルの二乗法則関数であるレベルの二次
高調波成分出力68を発生する機能を果す。
後の第3図および第4図についての詳細な説明から知ら
れるように、周波数二倍化された差信号の振幅レベルが
全ステレオ変調時において基本波差信号の振幅レベルの
約13%であるとき(すなわち、位相変調基本波成分が
0.5ラジアンにおいて変調され50%AM変調のとき
)送信信号のひずみを最小にし帯域外放射が最小になる
すなわち、搬送波を最初に位相変調し、次に振幅変調す
る本願発明の送信装置ではこの一連のプロセスにおいて
送信出力信号中に好ましくない二次高調波成分が含まれ
ることになる。
この好ましくない二次高調波成分は振幅変調前に反極性
の二次高調波を位相変調信号に付加することで補償する
ことができる。
この好ましくない二次高調波成分を補償するために位相
変調信号に付加しなければならない反極性の二次高調波
の量(振幅レベル)は上記基本差信号の振幅レベルの約
13%である。
すなわち、補償されたL−R信号が位相変調器76にお
いて搬送波を位相変調するために使用されかつその結果
の信号がL+R信号で振幅変調されたときに、望ましく
ない第二高調波成分が実質的に減少する。
分析と実験を通して加算器36に供給された補償された
二次高調波成分出力68のレベルは全ステレオ変調時に
信号34の最大振幅レベルの約13%にすべきであると
決定された。
ここで、全ステレオ変調時とは、50%レベルで搬送波
を振幅変振するこの送信機にL信号またはR信号のみが
供給される時である。
本出願人に対する米国特許第3.218.393号に示
されたシステムでの位相変調されたRF酸成分発生の方
法の比較から知られるように、本願第1図に示されたA
Mステレオ位相変調成分の発生方法は本質的に異なり、
この例ではオーディオ周波数におけるそれぞれのステレ
オに関係した成分の位相シフト処理および別々の周波数
二倍化を含む。
また、第1図に示されたステレオ送信機励振装置内で搬
送波を位相変調するための変更されたステレオ差信号の
この発生モードの比較から知られるように、位相変調波
を合成するためのオーディオ周波数における位相シフト
および周波数二倍化の利用は本出願に対する米国特許第
3.350゜645号に示された単一のオーディオ源か
らの両立性単側波帯信号中における位相変調された成分
の発生方法と全体的に非常に類似性が高い。
しかしながら、この例では、変調信号はステレオ的に関
係したオーディオ入力信号(L −R)対から発生され
、ステレオ信号の各々に対し別個の位相シフト回路装置
38,40および周波数二倍化装置46.48が用いら
れ、そして位相変調オーディオ成分はステレオ差信号の
基本波を含むばかりではなくて周波数二倍化された差信
号を制御された量だけ含むものであり、この周波数二倍
化された差信号のレベルは実質上は基本波ステレオ差信
号の二乗法則関数でありそして全ステレオ変調時におい
てステレオ差信号の振幅レベルの約13%である。
第1図に示された送信機励振装置に図解されたように本
発明の特定の必要性および目的に基く別の回路差として
送信信号内におけるステレオ情報の存在を受信機に示す
役目をする超低周波数の信号(例えば15出)で送信信
号を変調することが拳げられる。
「超低周波数の信号」という用語はオーテ゛イオ範囲よ
りも低い周波数を意味し、この用語の定義は例えば19
62年にホワード・ダブリュー・サムズ・コーポレーシ
ョン・インコーホレーテッドにより発行された「モダー
ン・テ゛イクショナリ・オブ・エレクトロニクス」にな
されている。
超低周波数の信号はAM成分出力18の振幅変調信号或
いはPM成分出力84の周波数または位相変調信号のい
ずれかとして、またこれらの両方として存在し得る。
最初の場合は、第1図に実線で示されたように、15出
発振器86が減衰器92により定められる可変振幅の出
力90をスイッチ88を介して生じさせ、これは位相シ
フトされた和出力18と結合される。
超低周波数のステレオ存在信号の周波数または位相変調
が超低周波数の変調人力90と合同的にまたは二者択一
的に用いられるべきときは、これは15出発振器94に
より与えられ、この発振器94からの出力はスイッチ9
6を通して位相変調器76に供給され、結果として超低
周波数の位相または周波数変調信号が位相変調成分RF
波出力84に現われる。
超低周波数の信号による周波数変調を含む代表的送信機
励振装置では、低周波発振器94は水晶発振器にまたが
る可変容量回路の形をとり得る簡単な狭帯域FM変調器
により周波数変調されて、受信機に超低周波数の希望す
るステレオ存在信号を与える出力周波数を発生する。
代表的例において、AMステレオ波周波数全体は15.
Hzで±25サイクルの周波数偏移の程度まで変調され
た状態で信号の狭帯域周波数変調は信号の帯域幅に実質
上影響を及ぼさないばかりではな(AM受信機の聴取者
にとって検知不可能である。
この変調は搬送波の振幅変調の場合代表的には約5ない
し10%というように低く保たれ、或いはFMまたはP
M変調の場合代表的には1の変調指数よりも小さく保た
れ、従って、受信機が超低周波数の変調に応答するとし
ても、従来の受信機のオーディオシステム;は15Hz
において認められる減衰を与えて超低周波数の信号を聞
きとれないものまたは実質上そのようなものにする。
理解されるように、発振器86および94はそれ自体は
公知の方法であってそれぞれのスイッチ188および9
6により概略的に示された方法において制御されてステ
レオ送信の期間中回路内にあるようにされる。
前述したように、送信信号を受信する種々の受信機に対
するステレオ存在指示は超低周波数の振)幅変調或いは
超低周波数の周波数または位相変調のいずれかまたは両
方で形成でき、希望に従い、超低周波数トーンまたは2
つの超低周波数トーンのいずれかを利用することかで゛
きる。
第3Aおよび3Bはステレオ信号入力についての代表的
動作条件下でのPM成分のスペクトルのグラフである。
図解の目的のため考察している動作条件は一方の側波帯
(例えば下側波帯LSB)だけが活性でかつステレオ送
信に対して全変調(すなわち、0.5ラジアンにおける
し基本波変調でR信号は零)状態にある情況であるとす
る。
第3A図は0.5ラジアン変調レベルにおいての搬送周
波数(fc)および一次上側波帯(+1)、二次上側波
帯(+2)および三次上側波帯(+3)の周波数ならび
に一次下側波帯(−1)、二次下側波帯(−2)および
三次下側波帯(−3)の周波数におけるPM成分のスペ
クトル(ベッセル関数分布)を示す。
第3A図は典型的な補償されていないステレオ差基本波
信号34のみの位相変調器76で゛の出力80の周波数
スペクトラムを示す。
第3B図は和発生回路36および時間遅延装置72の出
力に現われるようなステレオ基本波信号34およびレベ
ル二乗化回路60からの出力68である二次高調波入力
を結合したものから生じる変調器出力80におけるスペ
クトル周波数分布の概略図である。
第3A図および第3B図で、矢印の方向は相対位相すな
わち異なる成分の極性を示す。
一方、周波数スペクトラムをこれらの成分の絶対値のみ
で表わしてもよい。
第3A図と第3B図とを比較すると、第1次下側波帯(
−1)および第1次上側波帯(+1)は第3A図および
第3B図でほは゛同一である。
しかし、第2次下側波帯(−2)および第2次上側波帯
(+2)は第3A図とレベヲニ乗回路60で第二次高調
波の上述の如き補償を行った第3B図とで差異を生じて
おり、特に第3B図においては第2次下側波帯のレベル
は著しく減少されている。
このために、上述した如く送信信号が結果的に最小な帯
域外放射エネルギおよびモノホニツク無線受信機による
受信時の最小歪を有することになる。
第4図は最終量カスベクトル、すなわち、位相変調され
た搬送波出力84および振幅変調L+Rオーディオ出力
18 (後者は対応的に全ステレオ変調状態、すなわち
50%AM変調状態にある)から生ずる送信信号の周波
数分布を概略的に示し第4図に与えられた数値は搬送波
レベルと比較したときの各側波帯の相対レベル(テ゛ジ
ベル)をカッコ内に示す。
知られるように、この出カスベクトルは搬送波fcなら
びに一次下側波帯(−1)および二次下側波帯(−2)
に対するそれの値と共に本出願人に対する米国特許第2
.989.707号および同3.350.645号に示
されたような両立性単側波帯送信に対して、および本出
願人に対する米国特許第3.218.393号に示され
た両立性ステレオ送信に対して希望される3成分送信信
号スペクトルに極めて近似する。
云い換えれば、本願発明の最終送信信号ステレオ情報(
この例ではL信号入力)は第1図の信号74の代わりに
上記米国特許第2.989.707号および同3.35
0.645号の位相変調信号を使用するよりスペクトル
的に幾分縮少された搬送波、一次側波帯および比較的に
小さいがかなりの大きさの二次側波帯の形で現われる。
第4図に示された出カスベクトルは以下に述べるような
観点から重要である。
すなわち、搬送周波数ならびに一次および二次下側波帯
成分を除いて、他の全てのスペクトル成分は搬送波レベ
ルより少くとも一35デシベル下にあって、他方のステ
レオ信号側波帯(Rステレオ信号入力の区別可能なステ
レオ情報を含む上側波帯)の帯域下干渉およびひずみが
充分に商用上受は入れられるレベルの範囲内にあること
を指示する。
以下に本発明の実施の態様を拳げる。
(1)電磁搬送波をステレオ音声的に関係し合っている
信号の和で振幅変調する段階、 前記搬送波を、(イ)ステレオ音的に関係し合っている
信号の差信号の基本波、および(ロ)前記ステレオ音声
的に関係し合っている信号の二次高調波から発生され、
全ステレオ変調時において前記差信号の基本波のレベル
のほぼ13%でありかつ前記差信号の基本波に対して実
質上二乗法則関係に維持される差信号の和から実質上な
る合成ステレオ差信号で位相変調する段階、を含む両立
性AMステレオ電磁エネルギー送信信号の発生方法。
(2)態様(1)において、前記ステレオ音声的に関係
し合っている信号の二次高調波から発生され、全ステレ
オ変調時において前記差信号の基本波のレベルのほぼ1
3%でありかつ前記差信号の基本波に対して実質上二乗
法則関係に維持される差信号のレベルを基本波(イ)の
音節周波数に応答して制御する方法。
(3)ステレオ音声的に区別可能の成分の少なくとも大
部分が波のそれぞれの一次上側波帯および一次下側波帯
として現われる状態にてステレオ・オーディオ信号対に
より変調された搬送波を発生する装置であって、ステレ
オ・オーディオ信号対しおよびRを発生し、このLおよ
びRの二次高調波成分の振幅が実質上L−R成分の二乗
法則関数として変化しかつ全ステレオ変調時にI、−R
成分の振幅のほぼ13%となる状態でL−R基本波およ
びその二次高調波から実質上なるステレオ差オーテ゛イ
オ信号で無線周波を位相変調し、この位相変調された無
線周波をL+R基本波で振幅変調し、前記ステレオ音声
的に区別可能のオーディオ周波数スペクI・ルの少くと
も大部分にわたる変調周波数に対して前記L−Rおよび
L+R変調信号を実質上直角位相関係に保ち、このよう
にして発生される変調された搬送波を送信するステレオ
送信信号発生方法法。
(4)態様(3)に態様(2)に相当する方法で二次高
調波のレベルを変えることを含む方法。
(5)態様(3)において、受信信号がステレオ信号で
あることを指示するため受信機内で利用可能な音波より
低い周波数の音調で搬送波を変調することを更に含み、
包路線検波型AM受信機により受信し得るようにステレ
オ・オーディオ信号対を送信するステレオ送信信号発生
方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人に対する米国特許第3゜218、39
3号の第1図に示されたような標準型AM送信機の変調
段への振幅変調および位相変調入力を発生するための送
信機励振装置の簡略ブロックダイヤグラム、第2図は第
1図に示された送信機励振装置のレベル二乗回路部を一
部を回路図にてかつ一部をブロック形で示す図、第3A
および3B図は下側波帯(LSB)だけが活性でかつ完
全に変調された状態でのPM変調成分の周波数スペクト
ルを合成的に示す概略図であって、第3A図は0.5ラ
ジアン位相変調(基本的ステレオ差信号の完全ステレオ
変調)に対するベッセル関数分布を示す。 第4図は第3図に示されたPM成分スペクトルに対応す
る最終出カスベクトル(50%AM変調でのPM成分)
を示す概略図であって第3A−3B図に示されたのと同
じ条件下、すなわち下側波帯(LSB)だけが活性であ
るときの本発明によるシステムの送信出力を示す。 第5図は第1図に示した送信機の基礎の理解に役立つ送
信機の一構成を示すブロックダイヤグラム、第6図は第
4図で用いられているステレオアダプタをより詳細に示
すブロックダイヤグラム、第7図、第8図、第9図およ
び゛第10図は第5図および第6図の構成によりどのよ
うな内容の送信信号が得られるかの説明を助ける図、第
11図は第1図に示した送信機の基礎の理解に役立つ送
信機の他の構成を示すブロックダイヤグラム、第12図
イーりは第11図のいくつかの点に現われる信号波形を
示す図で゛ある。 12・・・和発生回路、16・・・位相シフト回路、2
0.22・・・低減フィルタ、28・・・差発生回路、
36・・・和発生回路、38.40・・・位相差回路、
46.48・・・定利得周波数二倍化回路、54・・・
差発生回路、60・・・レベル二乗回路部立性単間遅延
回路、76・・・位相変調器、78・・・高周波発振器
、82・・・周波数逓倍器、86・・・15出発振器、
94・・・15比発振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステレオ音声的に区別可能の成分の少くとも大部分
    が波のそれぞれの一次上側波帯および一次下側波帯とし
    て現われる態様にてステレオ・オーディオ信号対により
    変調された搬送波を発生する装置において、 (a) ステレオ・オーディオ信号対レーよびRを発
    生する装置と、 (b)L−R基本波および高調波成分の振幅がほは゛L
    −R成分の二乗法則関数として変化し全ステレオ変調時
    にはL−R成分の振幅のほぼ13%となるようなL−R
    基本波の二次高調波からなるステレオ差オーテ゛イオ信
    号で無線周波を位相変調する装置と、 (C) この位相変調された無線周波をL十R基本波
    で振幅変調する装置と、 (d) 前記ステレオ音声的に区別可能のオーディオ
    周波数スペクトルの少なくとも大部分にわたる変調周波
    数に対して前記L−Rおよび土+R変調信号をほぼ直角
    位相関係に保つ装置と、(e) このようにして発生
    される変調された搬送波を送信する装置と、 を具備するステレオ送信信号発生装置。
JP8334875A 1974-07-10 1975-07-07 ステレオ送信信号を発生する方法および装置 Expired JPS5951183B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH054515Y2 (ja) * 1987-03-16 1993-02-04

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