JPH02291731A - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JPH02291731A
JPH02291731A JP1113192A JP11319289A JPH02291731A JP H02291731 A JPH02291731 A JP H02291731A JP 1113192 A JP1113192 A JP 1113192A JP 11319289 A JP11319289 A JP 11319289A JP H02291731 A JPH02291731 A JP H02291731A
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JP
Japan
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signal
carrier wave
polarization
frequency
wave
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JP1113192A
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English (en)
Inventor
Iwao Ishijima
石島 巌
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NIPPON DENSHI GIJUTSU KK
Original Assignee
NIPPON DENSHI GIJUTSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童叉上列程凪分立 この発明は、短波あるいはそれ以下の短い波長帯(高い
周波数帯)を使用した無線送受信による通信方式の改良
に係り、特に,フエージングの影響を除去して、高品質
の信号の送受が行えるようにした無線通信方式に関する
丈米勿致肯 一般に、短波帯の無線通信では、フエージング現象が発
生して一時的に受信が不能になる、ということは,従来
から広く知られている。
このようなフエージング現象による受信不能を回避する
ために,従来の短波通信では、受信機側にAGC回路を
設けることによって,その影響を軽減させるようにした
受信方式が現用されている。
しかしながら、実際の短波通信においては,このAGC
回路によっても除去できない深いフエージング現象があ
るので、短波回線の品質は大きく損なわれ、信頼性を失
なう結果となっている。
また、短波帯の無線通信におけるフエージング対策の他
の方法として,いわゆるダイバシティー受信方式も提案
されている。
この受信方式は、偏波ダイバシティー・アンテナと二台
の受信機を使用し、水平および垂直に展張した二本のア
ンテナを各受信機へ別々に接続して、その受信出力を合
成することにより,特に偏波性フエージングの影響を軽
減するものである。
しかしながら、全ての受信機が偏波ダイバシティー・ア
ンテナを設置しなければならず,また、受信機を二台必
要とする,等の不都合がある。
このように、短波帯の無線通信では、フエージング現象
によって通信の信頼性が損われるため、現在では、その
利用範囲が限定されている。
しかしながら、その通達範囲の広さから有用な波長帯で
あり、フエージング呪象さえなければ、テレストリアル
(地上の)リンクとして,これに優るものはない。
が 決しようとする この発明の無線通信方式では、従来の短波帯の無線通信
において、フエージング現象によって通信の信頼性が損
われるという不都合、すなわち交信中に周期的に受信不
能状態になり、短波無線の利用範囲が制約される,とい
う不都合を解決し5簡単な構成の手段を用いるだけで、
フエージングの影響を除去して、高品質の信号の送受が
行えるようにした無線通信方式を提供することを目的と
する。
この 日の  占 ここで、この発明の発明者が解析したフエージング現象
と,この発明の無線通信方式の原理について説明する。
フエージング現象が生じる原因については、従来から、
種々論じられているが,大別して次の四種類に分類され
る。
第1は干渉性フエージング、第2は吸収性フエージング
、第3は跳躍性フエージング,第4は偏波性フエージン
グ、の四種類である。
これら四種類のフエージングの内、AGC機能を有する
受信機が周期的に受信不能になるという深いフエージン
グの原因と考えられるものは、偏波性フエージングだけ
である。
その理由は,無線通信用の受信機で、短波帯において、
受信出力50mWをSN比20dBで得るために必要な
入力電圧は、OdBμv程度である。
そして、フエージング現象によって受信出力が聞えなく
なる人力レベルは、例えばSN比で6dB程度に低下す
るときであると考えられるから、受信機の入力で−14
r{BμVになったとき、ということができる。
ここで、受信アンテナがダイポールであるとすれば、周
波数レこよって多少は異なるが,平均的に考えて、利得
を12dB8度とした場合に、−26dBμV / m
の電界強度まで低下したときに、はじめて聞えなくなる
,という現象が発生することになる。
偏波性フエージング以外の原因によって、例えば平均的
に50dBμV / m程度であった電界が、急激に−
26dBμV/mまで、76dBも低下し、しかも、こ
のような大幅なレベル変動が周期的に発生する、という
理由は考えられない。
ところで、問題の偏波性フエージングは、電界強度に変
化がなくても、電界のベクトルが回転し続けることによ
って、周期的に発生することは容易に推測できることで
あり、また、そのレベル変動も急激であり、しかも、そ
の深さも可成り深くなると予想できる。
なお、ここで説明する偏波性フエージングは、電離層を
通過する際に地球磁場の影響を受け、電界のベクトルが
約数秒ないし1分間に一回程度のゆっくりとした速度で
回転することによって、受信アンテナの偏波指向性に関
連して発生すると考えられるフエージングを意味する。
すなわち、いわゆる偏波面の回転に起因するフエージン
グ、換言すれば、受信点に異径路を伝鍛してきた二つの
電波が偏波面と位相を異1こして到達するために,電界
のベクトルが搬送波の1サイクルにつき一回の割合いで
回転する現象である円偏波、楕円偏波と称されるもので
はない。
以上のような解析結果を得たので、この発明の発明者は
、次のような受信実験を行った。
この実験の受信方式では、偏波ダイバシティー・アンテ
ナの出力を二信号合成パッドによって合成し、これを一
台のファクシミリ受信機の入力端子へ供給する方法を採
用することによって、フ工−ジングの影響の軽減を計っ
た。
その結果、受信画像の品質が著しく向上されることを確
認した(この実験による受信画像については、参考資料
として添付した。この参考図によれば、受信画像の品質
が著しく高くなったことが確認できる)。
なお、この受信方式においても、すでに述べたように,
全ての受信機が偏波ダイバシティー・アンテナを設置し
なければならない、という不都合は残る。
しかしながら,その受信記録画像の対比がら、偏波性フ
エージングが,このように大きな影響を与えるものであ
り、この影響を除去するだけで,他の原因によって発生
しているであろうフェージングの影響は、殆ど無視する
程度のものに過ぎない、という重要な示唆が得られた。
以上の実験結果を数式的に考祭すると、次のようになる
到来する電波の振幅をA、角周波数をω、偏波面の回転
の角周波数をθとすれば、この電波が受信アンテナ(例
えば一条のダイポールアンテナ)に対して直角の方向か
ら到来したときに,アンテナに誘起される電流iは、 i =  k −A (sir+c.+ t) #(c
osθ1. )・・・・・(1) となる。ただし、kはアンテナ能率等で決定される定数
である。
この式(1)を展開すれば、 i =      ・3in ((Ll+ O)  t
Z ・・・・・・(2) となる。
この数式(2)から、受信アンテナには、僅かに角周波
数を異にする等振幅の二つの高周波電流、すなわち、角
周波数(ω+θ),(ω一θ)の等振幅の二つの高周波
電流が誘起され,この両者がアンテナ上で干渉すること
が理解できる。
第6図は、アンテナに誘起される電流の干渉波形の一例
を示す図である。図面において、a,b,Cは位相変化
点を示す。
この干渉波形は、到来波(k−Asinωし〕を(co
s(lt)で平衡変調した波形と同じである。
この各点a,b,cでは,エンベロープがX軸と交差し
、その点では位相が180゜変化する。
位相変化点での電流の振幅は″O′″であり、その近傍
での振1福は殆ど″10″に近い。
このような位相変化点は、0につき二回ずつ発生し、偏
波面の回転が1分間に一回というような低速度の場合に
は、時間的に数秒というような長い不感期間となる。
以上の計算は、到来波を直線偏波であると仮定して行っ
たものであるから、楕円偏波の場合には、交羞点が“0
ボルト″とならず、極端に深いフ工一ジングにはならな
いと考えられる。
以上のように、短波通信において実害となるフ工一ジン
グは、空間において電波が相互干渉して電界強度が−2
6dBμV / m以下に低下するのではなく、受信地
点では、可成りの電界強度がありながら,電界ベクトル
がゆっくりと回転するために、受信アンテナの特性との
相互関係によって発生するものである,という結論が得
られる。
もし,直線偏波であれば、送信電力がどんなに大きく、
受信電界がいかに強くても,完全に不感状態となるよう
な深いフエージングが発生する、と結論づけることがで
きる。
そして、このような現象は、実際の無線通信の受信時に
おける経験とも一致する。
この発明の発明者は、多数の実験によって、以上のよう
な結論を得たので、この実験結果から、後で詳しく説明
するように、フエージングを防止した無線通信方式につ
いて発明した。
災団夏基本流臭 まず,この発明の無線通信方式の基礎となる原理、すな
わち、フエージングを防止するための基本原理について
説明する。
先に述べたように、短波受信の際に、偏波面が回転して
いれば、受信アンテナの誘起電流中に波節(node)
が生じる。
その理由は、受信アンテナに電波の回転の影響で平衡変
調波が発生し、この平衡変調波の位相変化部が波節(n
 o d e)となるからである。すなわち、平衡変調
波とは,周波数を異にする二つの高周波電流の干渉波形
である。
そして、これら二つの周波数の差の1/2の周波数が、
平衡変調における信号周波数であり、また、平衡変調波
のエンベロープの山の二つが1サイクルに相当する。
ここで、偏波性フエージングにおける偏波面の回転数は
、これを七で表現すれば、平衡変調における信号周波数
と同じ意味を有する。
したがって,到来する短波の偏波面が、30秒で一回転
したとすれば,このときの信号に相当する周波数は1/
3o臣と考えられるので、受信アンテナに現われる二つ
の周波数の差は,この二倍の1715抛となる。
このように近接した周波数同志であっても,相互干渉に
よって,15秒に一回ずつ必ず波節(node)を生じ
る。
実際の通信において,この二つの周波数(変調されてい
る場合でも同様)は、殆ど相異のないものである。
そのため、その一方を単独に分離することができれば,
少しもフエージングは発生していないことになる。
しかし,これら両周波数は極めて近接しているので,フ
ィルタ等によって分離することはできない。
もし、偏波面の回転が1 0 0 kHz程度であれば
,上記の周波数は、200kHzのセパレーションを有
することになるので、短波帯においても容易に分離して
受信することができる。
この発明の無線通信方式では、フエージングを防止する
ために、このような現象に注目し、これを利用している
具体的にいえば、例えば10MHzの搬送波の偏波面を
100kHzで回転させれば,一条の受信アンテナに誘
起する高周波電流の周波数は、10.1M七と9.9M
七になる。
そして、この程度に離れた二つの周波数を分離すること
は,通常の受信機で容易に実現できる。
この点が,この発明の無線通信方式の基本原理であり,
短波帯の搬送波の偏波面を、地球磁場の影響を受けてフ
エージングの原因となる回転、すなわち、電離層を通過
する際に電界のベクトルが約3秒ないし1分間に一回程
度のゆっくりとした速度(1/3〜1/601{z)に
比較して、極めて速い、例えば1 0 0 k l{z
のような高速度で回転させることによって、地球磁場に
よる偏波の影響を除去し、フエージングに起因する受信
不能を回避するものである。
この場合に、回転数の基準となる1 0 0 k l&
を送信すべき信号によって±X Ihだけ周波数シフト
させておけば、二つの受信周波数は、それぞれ10.1
M}Iz,9.9M}Izを中心として士XILzシフ
トすることになる。
例えば、ファクシミリの画像信号の場合には、±400
セシフトさせることによって、二つの周波数を中心とし
て±400Hzシフトすることになり、どちらか一方の
電波を受信すれば、通常のファクシミリ電波として、従
来の受信設備に何らの変更を加えることなく受信が可能
となる。
この電波が、地球磁場の影響を受けて、電離層中で偏波
面に回転を生じたとしても,その回転数は, llzで
表現して最大でも1/3程度の増減であり、100kH
zの回転数と比較すれば、誤差範囲の値に過ぎない。
実際上は、この回転数とは無関係に,信号による±40
0土の周波数シフトが、±1/3Hzだけ不正確になる
だけである。
これは一種の変調歪であるが、偏波性フエージングによ
る歪の増加は、最大でも−70dBであり、受信には何
らの悪影響も与えない。
なお,この発明の無線通信方式では、二つの電波,すな
わち,周波数(F、十F2)と(F、一F2)の二つの
電波が発生される。
しかし、現行法規上でも,ファクシミリ放送では、数波
を同時に送信しているので、その内の二つの周波数を組
合せれば,実用化が可能である。
?の場合、搬送周波数F■は発射されず、上記の(F1
+FZ)と(FエーF2)の二つの周波数の電波として
送信すればよい。
この発明の無線通信方式は、以上のような基本原理によ
って、従来、短波帯で不可避といわれているフエージン
グを、実質的に除去し、高品質の無線通信を可能にする
ものである。
を解ゞするための手 この発明では、第1に、 搬送波を発生する搬送波発生手段と、 該搬送波発生手段から発生される搬送波を伝送したい信
号によって変調する搬送波変調手段と、位相の異なる2
つの信号波を発生する信号波発生手段と. 2個の平衡変調器と、 直交させた2個のダイポールアンテナ、とからなる送信
装置を備え、 前記搬送波変調手段から発生される変調された搬送波と
、前記信号波発生手段から発生される位相の異なる2つ
の信号波を、前記2個の平衡変調器へそれぞれ入力して
平衡変調を行った後、該平衡変調された2つの被変調波
を前記直交ダイポールアンテナへ送出し、偏波面を回転
させて発射させるようにしている。
また、第2に、 搬送波を発生する搬送波発生手段と、 位相の異なる2つの信号波を発生する信号波発生手段と
、 該信号波発生手段から発生される位相の異なる2つの信
号波を伝送したい信号によって変調する信号波変調手段
と、 前記搬送波発生手段から発生される被変調波と、前記信
号波変調手段から発生され、かつ位相の異なる2つの変
調された信号波を、前記2個の平衡変調器へそれぞれ入
力して平衡変調を行った後,該平衡変調された2つの搬
送波を前記直交ダイポールアンテナへ送出し、偏波面を
回転させて発射させるようにしている。
失−」L一但 次に、この発明の無線通信方式について,図面を参照し
ながら,その実施例を詳細に説明する。
この発明の無線通信方式は、特に、送信側で、電波の偏
波面(電界ベクトル)を回転させることによって、フエ
ージング、特に無線通信に有害な偏波性フエージングの
影響を除去することを、第1の特徴としている。
そして、受信側では、従来と同様の受信装置と通常のア
ンテナで,受信することができることを,第2の特徴と
する。
しかし、受信側でも、送信側と同様の直交ダイポールア
ンテナを使用して,電波の偏波面回転に対応する二つの
受信波(90゜の位相差を有する電波)を受信すれば、
さらに高品質の受信が可能になる。したがって、受信側
でも、直交ダイポールアンテナを使用することを、第3
の特徴としている。
最初に、この発明の無線通信方式が、最大の特徴として
いる電波の偏波面を回転させる手段について述べる. 第1図は,この発明の無線通信方式を実施する?めに使
用する通信装置について,その要部構成の一実施例を示
す機能ブロック図であり、電波の偏波面を回転させるた
めの手段を示す図である。
図面において,1は搬送波発振回路および緩衝回路、2
は矩形パルス波発生回路、3Xと3Yは1/4分周回路
(JKフリツブフロツプ)、4Xと4Yは共振器、5X
と5Yは平衡変調器.6Xと6Yは空中線整合器を示し
、また,F1は基準となる(短波帯の)周波数,F2は
偏波面の毎秒の回転数となる周波数、F,は偏波面の毎
秒の回転数の4倍の周波数、F2.とF2■はそれぞれ
共振器4Xと4Yの出力、ixとiyはそれぞれ空中線
整合器6Xと6Yの出力(平衡変調器5Xと5Yの出力
電流)を示す。
搬送波発振回路および緩衝回路1は、基準となる周波数
Fエを発生する。
矩形パルス波発生回路2は、偏波面回転の基僧となる矩
形パルス波の発生回路である。発生される矩形パルス波
は、偏波面(電界ベクトル)の毎秒の回転数(周波数F
2)の4倍に相当する繰返し周期(周波数F,=4F2
)を有している。
1/4分周回路3Xと3Yは、例えば、JKフリツプフ
ロツプで構成される。
共振器4Xと4Yは、共振周波数F2 を有する共振器
である。
平衡変調器5xと5Yは、それぞれ特性の等しい平衡変
調器である。
空中線整合器6Xと6Yは、平衡変調器5X,5Yの出
力を図示されないXアンテナ,Yアンテナへ出力するた
めの整合器である。
この第1図の回路の動作は次のとおりである。
まず、搬送波発振回路および緩衝回路1の出力端子は、
平衡変調器5Xと5Yとへ接続されており、基準周波数
F1の信号が与えられる。
また、矩形パルス波発生回路2の出力端子は、それぞれ
174分周回路3X,3Yに接続されており,入力され
た繰返し周期(周波数F,=4 F2)の矩形パルス波
は、各1/4分周回路3X,3Yによって、1/4分周
されて基本周波数F2 に変換されると共に,その一周
期に対して174波長?相がずらされた矩形パルスに変
換される。
したがって、一方の174分周回路3Xから得られる出
力(周波数F,)に対して,他方の174分周回路3Y
から得られる出力(同じく周波数F2)は、例えば位相
が90゜だけ遅れた信号とされる。
これら2つの174分周回路3X,3Yの出力は、それ
ぞれ共振周波数F2 を有する共振器4X,4Yへ与え
られて、その基本波だけが取出される。
この場合に、一方の共振器4Xからは出力信号F2、が
、また、他方の共振器4Yからは出力信号F22が、そ
れぞれ発生されて、平衡変調器5X,5Yへ与えられる
そのため,平衡変調器5X,5Yには、搬送波発振回路
および緩衝回路1から出力される基準周波数F1の信号
と、共振器4.X,4Yからそれぞれ出力される信号F
2■,F2■とが入力されて、それぞれ平衡変調される
この関係を数式を用いて説明する。
ここでは,三角関数によって表現するので、?=2πF
■               ・・・・・・(3)
θ=2πF2               ・・・・
・(4)とする。
また、基本波F1の振幅をA,共振器4X,4Yの共振
周波数F2 の振幅をBとして、A−B=C、 さらに、変調器5X,5Yの効率をKとすれば、搬送波
(F2) =Asinωt     −・・(5)信号
波(F,1) =BcosOt    −(6)信号波
(F.,) =Bcos (θ一π/2)t・・・・・
・(7) と表記することができる。
この場合には、平衡変調器5Xの出力電流ixは、 ix=K●C(sinωL)+1(cosθL)K−C =       sin (ω十〇) tK−C +        sin  (ω− 0)  t  
・・・・・・(8)となる。
また,平衡変調器5Yの出力電流iyは、iy =K−
Csinω・cos (θ一π/2)tK−C =     sin (ω+(0−π/2) )tK−
C +      sin (ω一 (0−π/2) )t
・・・・・・(9) となる。
この平衡変調器5Xの出力電流Lxを、次段の空中線整
合器6X,同軸ケーブルを介して、直交するダイポール
アンテナの一方(アンテナX)へ,平衡変調器5Yの出
力電流iyを、次段の空中線整合器6Y,等長の同軸ケ
ーブルを介して他方のダイポールアンテナ(アンテナY
)へ出力する。
第2図は、この発明の無線通信方式によって、ダイポー
ルアンテナから発射される信号波形の一例を示すタイム
チャートである。
ダイポールアンテナからは,この第2図に示すような波
形の電波が発射され、その合成偏波面は,毎秒θ/2π
=F,の速さで回転されることにな?。
第3図は、偏波面の回転状態をコンピュータによって描
画した図である。
この電波の回転は、この第3図から明らかなように,出
力電流ixとiyとの合成ベク1・ルとして回転し、Z
方向に伝搬する。
通常は、偏波面の回転数は数秒から1分間に一回である
が、この発明の無線通信方式の場合には、毎秒θ/2π
=F2のような地球磁場の影響が実用上無視できる程度
の高速度で回転される。
また、回転している電波の周波数はF■であり、その振
幅は一定である。
このような電波を2軸と直交する受信アンテナで受信す
れば.上記の式(8)の波形(ただし、θの位相は異な
る)が得られる。
以上のように、この発明の無線通信方式では、地球磁場
の影響が実用上無視できるような高速度で、発射する電
波の偏波面(電界ベクトル)を積極的に回転させること
によって、フエージングに起因する受信不能を回避する
ことを特徴としてい?。
次に、この発明の無線通信方式によって、所望の信号を
伝送する方法(変調方式)について、詳しく説明する。
すでに述べたように,この発明の無線通信方式では、偏
波面の標準の回転速度を信号によって変化させて情報の
伝送を行うものであり、基本的には、送信すべき信号(
伝送したい情報)によって、偏波面が回転する電波を変
調する。
例えば、ファクシミリ通信(電波型弐F2C)の場合に
、第1図に関連して説明した偏波面の毎秒の回転数とな
る周波数F2を、伝一送したい情報に対応して偏移させ
る第1の変調方式と、基準となる周波数(搬送波)F■
を、伝送したい情報に対応して偏移させる第2の変調方
式,との2つの方式が可能である。
第4図は、この発明の無線通信方式を実施するために使
用される変調回路の一例を示す機能ブロックである。図
面において、21は光電変換振幅制限増幅器,22は電
圧制御発振器,23は帯域フィルタ、24は矩形パルス
成形回路を示す。
この第4図は、第1の変調方式、すなわち偏波面の毎秒
の回転数となる周波数F2 を偏移させる方式を実施す
る場合の回路である。
光電変換振幅制限増幅器21は、画像信号に対応する直
流電圧を出力する。
電圧制御発振器22は、周波数F,を中心とする発振回
路で.光電変換振幅制限増幅器21からの直流電圧によ
って制御されるので、その周波数はF,±400(Ih
)のように変化する。
帯域フィルタ23は,F,±1. 5 (Kllz)程
度の特性を有している。
矩形パルス成形回路24は、帯域フィルタ23を介して
入力される周波数F3 ±400(Hy.)の信号を、
パルス成形して出力する。
この第4図に示すように、偏波面の毎秒の回転数となる
周波数F2を偏移させる方式(第1の変調方式)では、
1/4分周して周波数F2 を発生させるための周波数
F,を、信号(情報)によって±400(llz)の偏
移させ、偏波面の回転数を変化させる。
偏波面の回転数がファクシミリの画像信号によって偏移
されると、受信側では、受信周波数が±400(Ik)
偏移するので、従来のファクシミリ通信(電波型弐F2
C)と同様の受信装置で受信可能であり、何らの変更も
必要でない。
なお、この第4図のブロック図は、先の第1図に示した
矩形パルス波発生回路2に相当する。したがって、第1
の変調方式の場合には、この第1図に示した矩形パルス
波発生回路2を、第4図のように構成すればよい。
次に、第2の変調方式、すなわち、基準周波数F1を偏
移させる方式の場合について説明する。
第5図は、この発明の無線通信方式を実施するために使
用される変調回路の他の一例を示す機能ブロックである
。図面において、11は水晶発掘器、12は光電変換振
幅制限増幅器、13は電圧制御発振器、14は平衡変調
器、15は低域フィルタを示す。
水晶発振器11は、周波数F1+F4の信号を発?する
発振器で,短波の場合には、F,=100KHz〜IM
Hz程度が好ましい。
光電変換振幅制限増幅器12は、先の第4図の光電変換
振幅制限増幅器21と同様に、画像信号に対応する直流
電圧を出力する。
電圧制御発振器13も、先の第4図の電圧制御発振器2
2と同様で,画像信号によって、周波数F4±400(
l{z)を発振する。
平衡変調器14は,二つの変調出力、すなわち、周波数
( p ■+ F,, ) + F 4 ±4 0 0
 (Ilz) .および( F x 十F 4 )  
F 4 ±400 (七)=F1±400(土)、の信
号を発生する。
低域フィルタ15は,F1 ±400(l{z)のみを
通過される特性を有している。
なお、この第5図のブロック図は、先の第1図に示した
搬送波発振回路および緩衝回路1の内、その搬送波発振
回路に相当する。したがって、第1の変調方式の場合に
は、この第1図に示した搬送波発振回路および緩衝回路
1の内、その搬送波発振回路を、第5図のように構成す
ればよい。
この第5図に示したように、第2の変調方式の場合には
、搬送波を信号(情報信号)でシフトさせればよい。フ
ァクシミリ通信の場合には、画像信号によって周波数偏
移されている搬送波が一定速度で回転されるだけである
その結果、この第2の変調方式の場合にも、従来の受信
装置で受信可能である。
特に、短波帯のファクシミリ通信では、周波数偏移は±
400&であるから、いずれの変調方式も採用すること
ができる。この場合の電波型式はX2Cとなる。
そして、いずれの変調方式の場合にも、偏波性フエージ
ングの影響を受けることがない。
さらに、伝送したい情報の種類は、必ずしも、画像のよ
うなファクシミリ通信に限定されず,デイジタルデータ
のような信号の送受信も可能である。
このデイジタルデータの送受信の場合に、搬送波(F1
)に位相偏移を与える変調方式を採用すれば、電波型式
は,従来と同様のG2Dとなる。
また、搬送波(F1)に周波数偏移を与える変調方式す
れば、従来のF2Dとなる。
なお,これらのデイジタルデータを送信する変調方式の
場合には、電波型式はX2Dとなる。
要するに、この発明の無線通信方式は、従来のどのよう
な変調方式の電波についても、これを例えば100kH
zのような適切な速度で、強制的に偏波面を回転させて
おけばよい。
したがって、この発明の無線通信方式は,従来の変調方
式、すなわち. AM (振幅)変調, FM(周波数
)変調,PM(位相)変調等の変調方式の範躊には属さ
ない、全く新らしい変調方式である。
応一用一匹−1 すでに述べたように、この発明の無線通信方式では、地
球磁場の影響が実用上無視できるような高速度で、アン
テナから発射させる電波の偏波面(電界ベクトル)を回
転させることによって、偏波性フエージングを除去する
ようにしている。
そこで、短波の国際放送がフエージングによつて障害を
受けることは従来から広く知られているが、この場合に
は、搬送波または副搬送波(前記の説明の100kHz
のような)を振幅変調しておくことによって,偏波性フ
エージングを実質的に除去することができる。
そして、短波の国際放送にこの方式を採用すれば、現在
のような大電力の短波送信は不要となり,しかも、安定
した受信が可能となる。
この発明の無線通信方式では,地球磁場の影響を除去す
るために、偏波面の回転を逆に利用している。
したがって、単に地球磁場の影響によって、数秒ないし
1分間に一回程度の比較的遅い速度で回転しているに過
ぎない他の電波や雑音を,確実に分離することができ、
高品質の無線通信が可能になる。
特に、送信側だけでなく、受信側にも、同様な直交アン
テナを使用し、偏波面の回転による位相差の90゜との
相関関係を利用することによって,他の電波や雑音を容
易に排除することができる。
応−■一例−{ 次に、音声信号を伝送する場合について説明する。
音声信号の伝送に際しては、先の搬送波(Fエ)を振幅
変調する方式と、偏波面の回転数となる周波数(F−2
)を振幅変調する方式、とを採用することが可能である
そして、この音声信号の場合には、搬送波を振幅変調(
AM)L,ておけば,回路構成が簡単で済む。
また、受信側では、二つの周波数、すなわち,( F 
1 + F x )と(Fよーp 2 )の周波数の振
幅変調波が受信できるが、いずれの周波数も、従来の通
常の受信Ja(ラジオ受信機)で受信が可能である。
この音声信号を伝送する無線通信は、偏波性フエージン
グの影響を強く受ける国際放送等に実施すれば、特に有
効である。
痘J[劃1y 別の応用例として、短波によるデイシタル信号の伝送が
可能である。
?来は、誤字訂正機能( A R Q : Autom
atic Re−peat Request )のよう
な特殊な機能なしでは実用することができず,印刷電信
等では、多くの誤字が発生していた。
しかし、この発明の無線通信方式では、偏波性フエージ
ングの影響を除去できるので、容易かつ正確に、デイジ
タル信号を伝送することができる。
放送のように多数の局を相手とする送信ではなく、特定
の相手局との間だけ、換言すれば、二つの位置間での通
信(ポイント・ツウ・ポイントの通信: point 
to point )では,前述の二つの周波数(Fエ
+F2)と(F■一Fg)のうち,一方の周波数がスプ
リアスとなるが、特定の帯域をスプリアス帯として使用
すれば、帯域内のスプリアスを一点に集中することがで
きる。
このような二つの位置間での通信では、同時に2つの電
波を送信することはない。2つの電波を送信すること自
体は禁止されていないが,スプリアス(不要輻射)の規
定に抵触するからである。
以上の理由から、現行法について,多少の法規的措置は
必要であるが、技術的には、何らの問題もなく、その効
果は著しく大である。
夏訓」(± 同じく短波帯の応用例として、衛星やミサイル等の制御
も可能である。
また、飛行中の航空機との無線電話にも、実施すること
ができる。
いずれの場合にも,受信側では、従来の受信装置で受信
可能であるから、ミサイルや航空機側には,何ら負担増
は生じない。
すなわち、送信側で、発射する電波について、その偏波
面を回転させる変調を行うだけでよい。
なお、地上での受信に際しては、直交したダイポールア
ンテナを使用すれば、一層の効果を生じることはいうま
でもない。
苺一里一但一ジ 短波帯以外の応用例として、少なくとも直線偏波を発生
させるアンテナ素子を使用する周波数帯(約3Gllz
以下程度)以下の周波数で送受信を行う無線通信に利用
可能である。
このような高い周波数帯について利用した場合の利点と
しては、強雑音環境下での小電力(低電界)データ伝送
が可能となる。自然界で発生している電気的雑音(電波
雑音)や、人為的に発生させている電波や雑音において
,正確に偏波面が高速回転しているものは存在しないの
で、積極的に偏波面の回転を捕らえる受信方式を採用す
ることによりS/N比を向上させることが可能となる。
また、海面などによる自己の反射電波を除去し、通信を
安定化させるように作用する。
この場合には、従来の変調方式の殆どすべてについて利
用することができる。
痘づ[漬L旦 他の応用例として、小さい(短い)アンテナによる長い
波長の送信、逆に,大きい(長い)アンテナによる短い
波長の送信が可能になる。
この発明の無線通信方式は、偏波面の回転周波数が、搬
送波周波数に加算/il算されるものであるから、短い
アンテナ(搬送波の1/2波長)で低い周波数を発生さ
せることができる。
例えば、オメガ航法に使用されているように、10K+
Izという長い波長に対して、アンテナの長さが2〜3
割も短縮可能である、ということは、経済的に極めて有
益である。
反対に、高精度の工作が不可能な程度の短いアンテナに
対応する周波数の信号を、比較的大きなく長い)アンテ
ナによって送出することかできる。
この発明の無線通信方式は、以上の応用例1がら応用例
6に詳しく説明したように、極めて多くの新分野に利用
することができ、中波あるいはそれよりも高い周波数帯
について、有効な技術を提供するものである。
見肌見処米 この発明の無線通信方式によれば,中波帯あるいはそれ
よりも短い波長帯における無線通信において、フエージ
ングに起因する受信不能を回避することができる。
しかも、他の電波や雑音等との分離が容易であり、高品
質の送受信が可能であるから、ディジタルデータ等の短
波無線伝送の実用化にも、極めて有用である。
また、送信側や受信側の装置は、いずれも簡単に構成す
ることができるので、コスト面でも有利である。
さらに、従来は余り利用できなかった短波帯あるいはそ
れよりも短い波長帯における無線通信について、その利
用範囲が著しく拡大されるので、貴重な電波の有効利用
が実現される、等の多くの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の無線通信方式を実施するために使
用する通信装置について,その要部構成の一実施例を示
す機能ブ,ロック図であり、電波の偏波面を回転させる
ための手段を示す図、第2図は、この発明の無線通信方
式によって、ダイポールアンテナから発射される信号波
形の一例を示すタイムチャート、 第3図は、偏波面の回転状態をコンピュータによって描
画した図、 第4図は,この発明の無線通信方式を実施するために使
用される変調回路の一例を示す機能ブロック、 第5図は、この発明の無線通信方式を実施するために使
用される変調回路の他の一例を示す機能ブロック、 第6図は、アンテナに誘起される電流の干渉波形の一例
を示す図。 図面において,1は搬送波発振回路および緩衝回路、2
は矩形パルス波発生回路.3Xと3Yは174分周回路
、4Xと4Yは共振器、5Xと5Yは平衡変調器.6X
と6Yは空中線整合器,11は水晶発振器、12は光電
変換振幅制限増幅器、13は電圧制御発振器、14は平
i繋調器、15は低域フィルタ、21は光電変換振幅制
限増幅器、22は電圧制御発振器、23は帯域フィルタ
,24は矩形パルス成形回路。 特許出願人 日本電子技術株式会社 オ 図 オ 図 手続補正書く自発〕 l.事件の表示 平成1年 特許願 第113192号 2.発明の名称 無線通信方式 3.補正をする者 事件との関係   特許出願人 神奈川県相模原市相模大野2丁目3番1号日本電子技術
株式会社 (ほか1名) 4.代理人 5.補正の対象 6.補正の内容 l)明細書第26頁第10行のrF,±400(HZ)
JをrF,±1600 (七)」と訂正する.2)同第
26頁第11行のrF,±1 . 5 (KI+z) 
JをrF,±5(K七)』と訂正する. 3)同第26頁第20行の『±4 0 0 (Hz) 
Jを「±1600(七)」と訂正する. 4)図面の第4図を別紙の補正図面の第4図のとおり訂
正する. 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送波を発生する搬送波発生手段と、 該搬送波発生手段から発生される搬送波を 伝送したい信号によつて変調する搬送波変調手段と、 位相の異なる2つの信号波を発生する信号 波発生手段と、 2個の平衡変調器と、 直交させた2個のダイポールアンテナ、 とからなる送信装置を備え、 前記搬送波変調手段から発生される変調さ れた搬送波と、前記信号波発生手段から発生される位相
    の異なる2つの信号波を、前記2個の平衡変調器へそれ
    ぞれ入力して平衡変調を行つた後、該平衡変調された2
    つの被変調波を前記直交ダイポールアンテナへ送出し、
    偏波面を回転させて発射させることを特徴とする無線通
    信方式。 2、搬送波を発生する搬送波発生手段と、 位相の異なる2つの信号波を発生する信号 波発生手段と、 該信号波発生手段から発生される位相の異 なる2つの信号波を伝送したい信号によつて変調する信
    号波変調手段と、 前記搬送波発生手段から発生される被変調 波と、前記信号波変調手段から発生され、かつ位相の異
    なる2つの変調された信号波を、前記2個の平衡変調器
    へそれぞれ入力して平衡変調を行つた後、該平衡変調さ
    れた2つの搬送波を前記直交ダイポールアンテナへ送出
    し、偏波面を回転させて発射させることを特徴とする無
    線通信方式。
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