JP4540062B2 - 光−無線融合通信システム及びその方法 - Google Patents
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Description
収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、前記光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、前記無線基地局は、受信した光信号を光分岐器で2分岐し、該光分岐器の一方の出力光信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で前記光分岐器のもう一方の出力光信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して前記収容局に送信し、前記光受信器は前記変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信システムにおいて、光信号発生部、光送信器および光受信器はそれぞれ次のような構成である。
第1の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc1)を出力する第1の単一スペクトル光源と、第2の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc2)を出力する第2の単一スペクトル光源と、第3の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc3)を出力する第3の単一スペクトル光源と、前記第1の単一スペクトルの光信号を2分岐する光分岐器と、該光分岐器の一方の出力光信号に対して、所望の下り無線信号の周波数fRF-dの半値(fRF-d/2)の電気搬送波信号にて光搬送波抑圧両側波帯変調を施す光変調器と、前記第2の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度と、前記第3の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度について、互いの偏波方向が直交し、かつ、等しい光強度になるように調節し、2波を直交偏波合成して偏波合成光信号として出力する偏波合成手段とを備える。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるよう制御される。
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)t+φ1(t))
+Au cos(2πfc1t+φ1(t)) …(1)
Eopt-LO=ALO cos(2πfc2t+φ2(t))
+ALO cos(2πfc3t+φ3(t)) …(2)
ここで、Ad,Au,ALOは電界振幅、φ(t)は単一スペクトル光源の出力光信号の位相雑音成分、adは下り送信データ(2値ディジタル信号:0,1)とする。また、(1)式の第1項と第2項は下り光無線信号を表し、第3項は上りリンク用光搬送波信号を表しており、(2)式の右辺の第1項と第2項は、互いに直交した偏波方向を有し、等振幅である。
上式において、Tは光信号が収容局−無線基地局間の光伝送に要する時間を表す。
Eopt-mod∝(1+mau cos(2πfRF-ut))
・[Adad cos(2π(fc1−fRF-d/2)(t+T)+φ1(t+T))
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)(t+T)+φ1(t+T))
+Au cos(2πfc1(t+T)+φ1(t+T))] …(4)
ここで、mは光変調度、auは上り送信データ(2値ディジタル信号:0,1)を表す。
+ALO cos(2πfc3t+φ3(t))
+(1/γ)(1+mau cos(2πfRF-ut))
・[Adad cos(2π(fc1−fRF-d/2)(t+2T)+φ1(t+2T))
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)(t+2T)+φ1(t+2T))
+Au cos(2πfc1(t+2T)+φ1(t+2T))] …(5)
ここで、γは無線基地局−光受信器間の光伝送損失や無線基地局内の光変調器の挿入損失などの損失の合計を表し、γ≫1である。
但し、ψ1=±[4πfc1T+φ1(t+2T)−φ2(t)]
ψ2=±[4πfc1T+φ1(t+2T)−φ3(t)]
…(6)
ここで、Gは前記光ヘテロダイン検波の利得に依存する係数、ψ1,ψ2はそれぞれの中間周波数fIF1,fIF2の電気信号の位相成分、θは無線基地局から送信された変調光信号((4)式)の偏波方向と、光信号発生部から出力された偏波合成光信号のうち(2)式の第1項で表される光信号の偏波方向との間の角度を表すものとする。
ここで、光信号発生部から出力された偏波合成光信号((2)式)が互いに直交した偏波方向と等しい光強度を有するため、低域濾過フィルタの出力信号強度が、無線基地局から送信された変調光信号((4)式)に不感応であることが分かる。
収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、前記光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、前記無線基地局は、受信した光信号を光分岐器で2分岐し、該光分岐器の一方の出力光信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で前記光分岐器のもう一方の出力光信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して前記収容局に送信し、前記光受信器は前記変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信システムにおいて、光信号発生部、光送信器および光受信器はそれぞれ次のような構成である。
第1の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc1)を出力する第1の単一スペクトル光源と、第2の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc2)を出力する第2の単一スペクトル光源と、第3の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc3)を出力する第3の単一スペクトル光源と、前記第1の単一スペクトルの光信号を2分岐する光分岐器と、該光分岐器の一方の出力光信号に対して、所望の下り無線信号の周波数fRF-dの半値(fRF-d/2)の電気搬送波信号にて光搬送波抑圧両側波帯変調を施す光変調器と、前記第2の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度と、前記第3の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度について、互いの偏波方向が直交し、かつ、等しい光強度になるように調節し、2波を直交偏波合成して偏波合成光信号として出力する偏波合成手段とを備える。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるよう制御される。
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)t+φ1(t))
+Au cos(2πfc2t+φ2(t))
+Au cos(2πfc3t+φ3(t)) …(8)
Eopt-LO=ALO cos(2πfc1t+φ1(t)) …(9)
ここで、Ad,Au,ALOは電界振幅、φ(t)は単一スペクトル光源の出力光信号の位相雑音成分、adは下り送信データ(2値ディジタル信号:0,1)とする。また、(8)式の第1項と第2項は下り光無線信号を表し、第3項と第4項は上りリンク用光搬送波信号を表しており、互いに直交した偏波方向を有し、等振幅である。
上式において、Tは光信号が収容局−無線基地局間の光伝送に要する時間を表す。
・[Adad cos(2π(fc1−fRF-d/2)(t+T)+φ1(t+T))
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)(t+T)+φ1(t+T))
+Au cos(2πfc2(t+T)+φ2(t+T))
+Au cos(2πfc3(t+T)+φ3(t+T))] …(11)
ここで、mは光変調度、auは上り送信データ(2値ディジタル信号:0,1)を表す。
+(1/γ)(1+mau cos(2πfRF-ut))
・[Adad cos(2π(fc1−fRF-d/2)(t+2T)+φ1(t+2T))
+Adad cos(2π(fc1+fRF-d/2)(t+2T)+φ1(t+2T))
+Au cos(2πfc2(t+2T)+φ2(t+2T))
+Au cos(2πfc3(t+2T)+φ3(t+2T))] …(12)
ここで、γは無線基地局−光受信器間の光伝送損失や無線基地局内の光変調器の挿入損失などの損失の合計を表し、γ≫1である。
但し、ψ1=±[4πfc1T+φ1(t+2T)−φ2(t)]
ψ2=±[4πfc1T+φ1(t+2T)−φ3(t)]
…(13)
ここで、Gは前記光ヘテロダイン検波の利得に依存する係数、ψ1,ψ2はそれぞれの中間周波数fIF1,fIF2の電気信号の位相成分、θは無線基地局から送信された変調光信号((11)式)のうち第3項で表される光信号の偏波方向と、光信号発生部から出力された単一スペクトルの光信号((9)式)の偏波方向との間の角度を表すものとする。
ここで、光信号発生部から光送信器に入力された偏波合成光信号((8)式の第3項と第4項)が互いに直交した偏波方向と等しい光強度を有するため、低域濾過フィルタの出力信号強度が、無線基地局から送信された変調光信号((11)式)に不感応であることが分かる。
第3の発明は、第1または第2の発明の光−無線融合通信システムにおける光受信器の別の構成を示す。
EIF2=GauAuALO cosθ・cos(2πfIF2t+ψ2) …(16)
この中間周波数fIF1,fIF2の電気信号はそれぞれ包絡線検波され、得られた電気信号は電気加算器で加算される。電気加算器で得られる電気信号の電界EBBは、次のように表すことができる。
ここで、第1の発明では光信号発生部から光受信器へ出力された偏波合成光信号((2)式)が互いに直交した偏波方向と等しい光強度を有し、第2の発明では光信号発生部から無線基地局に送信された上りリンク用光搬送波信号((8)式の第3項と第4項)が互いに直交した偏波方向と等しい光強度を有するため、第3の発明における光受信器の電気加算器の出力は、無線基地局から送信された変調光信号((4)式、(11)式)の偏波方向に不感応であることが分かる。
第4の発明は、第1または第2の発明の光−無線融合通信システムにおける光受信器の別の構成を示す。
第5の発明は、第1の発明の光−無線融合通信システムにおいて、複数の無線基地局と、収容局に複数の無線基地局に下り光無線信号と上りリンク用光搬送波信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、複数の無線基地局から送信された変調光信号をそれぞれ受信する複数の光受信器とを備え、光信号発生部は、搬送波抑圧両側波帯変調光信号を複数に分岐し、複数の光送信器へそれぞれ入力する第1の光分岐器と、光分岐器のもう一方の出力光信号を複数に分岐し、上りリンク用光搬送波信号として複数の光送信器へそれぞれ入力する第2の光分岐器と、偏波合波光信号を複数に分岐し、複数の光受信器へそれぞれ出力する第3の光分岐器とを備える。
第6の発明は、第2の発明の光−無線融合通信システムにおいて、複数の無線基地局と、収容局に複数の無線基地局に下り光無線信号と上りリンク用光搬送波信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、複数の無線基地局から送信された変調光信号をそれぞれ受信する複数の光受信器とを備え、光信号発生部は、偏波合波光信号を複数に分岐し、上りリンク用光搬送波信号として複数の光送信器へそれぞれ入力する第1の光分岐器と、搬送波抑圧両側波帯変調光信号を複数に分岐し、複数の光送信器へそれぞれ入力する第2の光分岐器と、光分岐器のもう一方の出力光信号を複数に分岐し、光受信器へそれぞれ出力する第3の光分岐器とを備える。
第7の発明は、第1乃至第6のいずれかの発明の光−無線融合通信システムにおいて、無線基地局は、受信した光信号を2分岐する光分岐器と、この光分岐器の一方の出力光信号を受光し下り無線信号に変換する受光器と、光分岐器のもう一方の出力光信号に対し、上り無線信号にて光変調を施す光変調器とに代えて、受信した光信号の受光と、上り無線信号による光変調を同時に行う電界吸収型光変調器を備える。
第8の発明は、第1乃至第7のいずれかの発明の光−無線融合通信システムにおいて、光送信器、無線基地局および光受信器は1芯の光伝送路を介して接続されており、収容局および無線基地局に、上り光信号と下り光信号とを分離する双方向光分離器を備える。
第9の発明は、収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、無線基地局は、下り光無線信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で上りリンク用光搬送波信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して収容局に送信し、光受信器は変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信方法において、光信号発生部、光送信器および光受信器に特徴がある。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるように制御する。
第10の発明は、収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、無線基地局は、下り光無線信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で上りリンク用光搬送波信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して収容局に送信し、光受信器は変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信方法において、光信号発生部、光送信器および光受信器に特徴がある。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるように制御する。
第11の発明は、第9または第10の発明において、光受信器は中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を分離し、中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波し、各出力信号を加算して上り送信データを生成する。
第12の発明は、第9または第10の発明において、光受信器は中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を分離し、中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波し、各出力信号の位相を揃えてから加算して上り送信データを生成する。
図1は、本発明の光−無線融合通信システムの第1の実施の形態(但し、特許請求の範囲には含まれない。)を示す。尚、本実施の形態では、収容局100に1つの無線基地局300が接続され、その無線基地局に1つの無線端末400が接続される構成例に基づいて説明する。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるよう制御される。
図9は、本発明の光−無線融合通信システムの第2の実施の形態を示す。尚、本実施の形態では、収容局100に1つの無線基地局300が接続され、その無線基地局に1つの無線端末400が接続される構成例に基づいて説明する。
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるよう制御される。
図17は、本発明の光−無線融合通信システムの第3の実施の形態(但し、特許請求の範囲には含まれない。)を示す。尚、本実施の形態では、収容局100に複数の無線基地局300−A〜300−Cが接続され、各無線基地局300にそれぞれ無線端末(図では省略)が接続される構成に基づいて説明する。
図18は、本発明の光−無線融合通信システムの第4の実施の形態を示す。尚、本実施の形態では、収容局100に複数の無線基地局300−A〜300−Cが接続され、各無線基地局300にそれぞれ無線端末(図では省略)が接続される構成に基づいて説明する。
図19は、本発明の光−無線融合通信システムの第5の実施の形態の無線基地局300の構成を示す。
図20は、本発明の光−無線融合通信システムの第6の実施の形態を示す。
Claims (9)
- 収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、
前記光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、
前記無線基地局は、受信した光信号を光分岐器で2分岐し、該光分岐器の一方の出力光信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で前記光分岐器のもう一方の出力光信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して前記収容局に送信し、
前記光受信器は前記変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信システムにおいて、
前記光信号発生器は、
第1の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc1)を出力する第1の単一スペクトル光源と、
第2の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc2)を出力する第2の単一スペクトル光源と、
第3の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc3)を出力する第3の単一スペクトル光源と、
前記第1の単一スペクトルの光信号を2分岐する光分岐器と、該光分岐器の一方の出力光信号に対して、所望の下り無線信号の周波数fRF-dの半値(fRF-d/2)の電気搬送波信号にて光搬送波抑圧両側波帯変調を施す光変調器と、
前記第2の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度と、前記第3の単一スペクトルの光信号の偏波方向および光強度について、互いの偏波方向が直交し、かつ、等しい光強度になるように調節し、2波を直交偏波合成して偏波合成光信号として出力する偏波合成手段とを備え、
前記第1、第2および第3の単一スペクトルの光信号の中心周波数fc1,fc2,fc3は、前記上り無線信号の周波数fRF-u、所定の中間周波数fIF1,fIF2に対して、
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるよう制御され、
前記搬送波抑圧両側波帯変調光信号を光送信器に入力するとともに、前記偏波合成光信号を前記上りリンク用光搬送波信号として前記光送信器に入力し、前記光分岐器のもう一方の出力光信号を前記光受信器へ出力する構成とし、
前記光送信器は、入力された2系統の光信号のうち、前記搬送波抑圧両側波帯変調光信号に下り送信データで光変調を施す光変調器を備え、該光変調器の出力光信号を前記下り光無線信号として、前記上りリンク用光搬送波信号と光合波器で合波した後、前記無線基地局へ送信する構成とし、
前記光受信器は、
前記無線基地局から送信された前記変調光信号と、前記光信号発生部から出力された単一スペクトルの光信号とを合波する光合波器と、
前記光合波器で合波された光信号を受光し、前記中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を出力する受光器と、
前記受光器から出力された前記中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を検波する電気検波器と、
前記電気検波器の出力信号を低域濾過し、前記上り送信データを出力する低域濾過フィルタとを備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 請求項1に記載の光−無線融合通信システムにおいて、
前記光受信器は、前記電気検波器および前記低域濾過フィルタに代えて、
前記受光器から出力される中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号を分離するフィルタと、
前記フィルタから出力される中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波する第1の電気検波器および第2の電気検波器と、
前記第1の電気検波器の出力信号と前記第2の電気検波器の出力信号とを加算し、前記送信データを出力する加算器とを備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 請求項1に載の光−無線融合通信システムにおいて、
前記光受信器は、前記電気検波器および前記低域濾過フィルタに代えて、
前記受光器から出力される中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号を分離するフィルタと、
前記フィルタから出力される中間周波数fIF1の電気信号および中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波する第1の電気検波器および第2の電気検波器と、
前記第1の電気検波器の出力信号と前記第2の電気検波器の出力信号の位相を揃えて加算し、前記送信データを出力する位相調整加算器とを備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 請求項1に記載の光−無線融合通信システムにおいて、
複数の無線基地局と、前記収容局に前記複数の無線基地局に下り光無線信号と上りリンク用光搬送波信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、前記複数の無線基地局から送信された変調光信号をそれぞれ受信する複数の光受信器とを備え、
前記光信号発生部は、
前記偏波合波光信号を複数に分岐し、前記上りリンク用光搬送波信号として前記複数の光送信器へそれぞれ入力する第1の光分岐器と、
前記搬送波抑圧両側波帯変調光信号を複数に分岐し、前記複数の光送信器へそれぞれ入力する第2の光分岐器と、
前記光分岐器のもう一方の出力光信号を複数に分岐し、前記光受信器へそれぞれ出力する第3の光分岐器とを備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の光−無線融合通信システムにおいて、
前記無線基地局は、
受信した光信号を2分岐する光分岐器と、該光分岐器の一方の出力光信号を受光し下り無線信号に変換する受光器と、前記光分岐器のもう一方の出力光信号に対し、上り無線信号にて光変調を施す光変調器とに代えて、
受信した光信号の受光と、上り無線信号による光変調を同時に行う電界吸収型光変調器を備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の光−無線融合通信システムにおいて、
前記光送信器、前記無線基地局および前記光受信器は1芯の光伝送路を介して接続されており、
前記収容局および前記無線基地局に、前記光送信器から送信され前記無線基地局において受光され、下り無線信号に変換される下り光信号と、前記無線基地局から送信され前記光受信器において受信される上り光信号とを分離する双方向光分離器を備えた
ことを特徴とする光−無線融合通信システム。 - 収容局に光信号発生部、光送信器および光受信器を備え、
前記光送信器は光伝送路を介して、無線基地局に下り送信データで変調された下り光無線信号と、上りリンク用光搬送波信号とを送信し、
前記無線基地局は、下り光無線信号を受光して得られた下り無線信号(周波数fRF-d)を無線端末に送信するとともに、上り送信データで変調された無線信号(周波数fRF-u)を受信し、受信した上り無線信号で前記上りリンク用光搬送波信号を光変調し、その変調光信号を光伝送路を介して前記収容局に送信し、
前記光受信器は前記変調光信号を受信し、検波して前記上り送信データを再生する光−無線融合通信方法において、
前記光信号発生器は、
第1の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc1)を2分岐し、その一方の出力光信号に対して、所望の下り無線信号の周波数fRF-dの半値(fRF-d/2)の電気搬送波信号にて光搬送波抑圧両側波帯変調を施し、その搬送波抑圧両側波帯変調光信号を前記光送信器に入力するとともに、分岐されたもう一方の出力光信号を前記光受信器に出力し、
第2の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc2)、第3の単一スペクトルの光信号(中心周波数fc3)の偏波方向が直交し、かつ、等しい光強度になるように、2波を直交偏波合成した偏波合成光信号を前記上りリンク用光搬送波信号として前記光送信器に入力し、
前記第1、第2および第3の単一スペクトルの光信号の中心周波数fc1,fc2,fc3は、前記上り無線信号の周波数fRF-u、所定の中間周波数fIF1,fIF2に対して、
|fc1−fc2|=fRF-u±fIF1
|fc1−fc3|=fRF-u±fIF2
となるように制御し、
前記光送信器は、入力された2系統の光信号のうち、前記搬送波抑圧両側波帯変調光信号に下り送信データで光変調を施し、その出力光信号を前記下り光無線信号として、前記上りリンク用光搬送波信号と合波した後、前記無線基地局へ送信し、
前記光受信器は、
前記無線基地局から送信された前記変調光信号と、前記光信号発生部から出力された前記単一スペクトルの光信号とを合波し、
合波された光信号を受光して得られた中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を検波し、その出力信号を低域濾過して前記上り送信データを生成する
ことを特徴とする光−無線融合通信方法。 - 請求項7に記載の光−無線融合通信方法において、
前記光受信器は、
前記中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を分離し、
前記中間周波数fIF1の電気信号および前記中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波し、
各出力信号を加算して前記送信データを生成する
ことを特徴とする光−無線融合通信方法。 - 請求項7に記載の光−無線融合通信方法において、
前記光受信器は、
前記中間周波数fIF1,fIF2の電気信号を分離し、
前記中間周波数fIF1の電気信号および前記中間周波数fIF2の電気信号をそれぞれ検波し、
各出力信号の位相を揃えてから加算して前記送信データを生成する
ことを特徴とする光−無線融合通信方法。
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