JPS58126361A - 高伸縮性先染糸の製造方法および装置 - Google Patents

高伸縮性先染糸の製造方法および装置

Info

Publication number
JPS58126361A
JPS58126361A JP586782A JP586782A JPS58126361A JP S58126361 A JPS58126361 A JP S58126361A JP 586782 A JP586782 A JP 586782A JP 586782 A JP586782 A JP 586782A JP S58126361 A JPS58126361 A JP S58126361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
false
dyed
winding
dyeing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP586782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0341587B2 (ja
Inventor
孝 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Textiles Inc
Original Assignee
Toray Textiles Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Textiles Inc filed Critical Toray Textiles Inc
Priority to JP586782A priority Critical patent/JPS58126361A/ja
Publication of JPS58126361A publication Critical patent/JPS58126361A/ja
Publication of JPH0341587B2 publication Critical patent/JPH0341587B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、仮撚糸を高捲縮状態で染色する方法としては總染
が行なわれてきたが、この方式は工程が煩雑で加工コス
トが高いことが欠点とされてきた。本発明はこの欠点を
解消し、仮撚機上で巻き上がったチーズ状パッケージを
直接染色する簡単な方式で紹染並みの捲縮を有する高伸
縮性先染糸の製造方法および製造装置を提供することを
目的とする。
總・染の一般的な加工工程は (1)  撚方向の異なる2本以上の仮撚糸を引き揃え
状態でパッケージに巻き取る。
(2)  引き揃えられた仮撚糸条を合撚する。
(3)  合撚された糸条を總に巻き取る。
(4)総を放縮し、捲縮を発現させる。
(5)  4@縮発現状態のまま染色、乾燥する。
(6)  収縮状態の總を引き伸し、総軍にセットする
(7)  コーン等のパッケージに捲き直す。
という煩雑な工程を要しており、仮撚機上で捲き上った
チーズ状パッケージを直接染色する方式で總染並の捲縮
を有する仮撚先染糸が得られれば非常に大きな合理化と
なるのである。総染の場合、糸条巻き上げ後総を収縮さ
せ捲縮を発現させた状態で染色する方式であるが、仮撚
機上で得られたパッケージを直接染色する方式において
も、巻き取り前に糸条を充分にリラックスさせ総の収縮
に匹敵する高フィードで糸条を巻き取れば總染と同様の
捲縮発現状態で染色が可能となり、總染並の高伸縮性先
染糸を得ることが可能である。
しかしながら単に仮撚糸条を高フィードで捲き取っただ
けでは、染色後のコーン巻き等巻き直し工程において染
色パッケージから糸条を解舒する際、隣接した糸条の単
糸フィラメントが絡まり、糸切れが多発するだめ生産性
の面より巻取りフィードは+50%程度が限界とされて
きた。
この巻直し工程での問題は糸条に集束処理を行ない解舒
性を良くすることにより解決することが可能であり特開
昭52−55761号公報においては糸条に交絡処理を
行ない集束状態で+70〜100%のオーバーフィード
で巻き取り、当該パッケージを染色する高伸縮性先染糸
の製造方法、装置が提案されている。
しかしながらこの提案により製造された糸条の捲縮は伸
縮復元率が30%程度であり、本発明者が目的とする総
染の1省縮(伸縮復元率45係程度)と比較すると甚だ
不充分であり、この原因は糸条の集束手段として行なわ
れた交絡処理が糸条のリラックス収縮を阻害するため巻
取りフィードは→−100係が限界であり、總の収縮に
匹敵する高フィードで巻き取ることが不可能なだめであ
る。すなわち、本発明者が目的とする総染並の捲縮を有
する高伸縮性先染糸を仮撚機上で巻き上ったパッケージ
を直接染色する方式で得るだめKは仮撚糸条をパッケー
ジに巻き取るに際し く1)紹の収縮に匹敵する高フィードで巻き取りを行な
う。
(2)  巻直し工程での糸条解除に充分な集束処理を
糸条に施す。
(3)  (2)における糸条集束処理が、糸条の収縮
および捲縮を妨げてはならない。
の条件を満す必要がある。
すなわち、本発明は仮撚糸をチーズ状パンケージ染色す
る方法において、仮撚機上で糸条をパッケージに巻き上
げるに際し、前記の3条件を満足させるへく糸条の収縮
、捲縮を阻害せず捲縮発現状態のまま交互撚スパイラル
形態の集束処理をされた糸条を100%乃至300%程
度の高フィードで巻き取りこのパッケージ状態のまま染
色、巻き直すことにより得られる心に匹敵した捲縮を有
する高伸縮性先染糸の製造方法および装置を提供するも
のである。以下本発明を図面とともにさらに詳細に説明
する。第1図は本発明の高伸縮性先染糸を製造する装置
の概略図である。熱可塑性合成繊維糸条1はフィードル
ーラ2、ヒーター3、スピンドル4、デリベリローラー
5からなる通常の1ヒ一ター仮撚機の巻取り装置6の手
前に仮撚糸条に捲縮発現状態のまま交互撚スパイラル形
態の集束処理を行なうと共に巻取り装置を高フィードに
設定しても糸条をデリベリロ−ラー5に巻き付くことな
く巻取り装置6へ送り込むための糸条搬送効果を有する
第2図の如き構造を有するエアジェツト7を配したもの
であり、仮撚されだ糸条をパッケージからの解除良好な
集束状態にし、かつ+300%程度の高フィードでパッ
ケージに巻き取る性能を有している。
エアジェツト7の構造は、第2図の如く糸道孔8と糸道
孔8に対し偏心した位置に450以下の角αをもって開
口した空気噴射孔9よりなり、空気噴射孔9より糸道孔
8内に吹き出された空気は糸道孔8内を旋回しつつ糸条
走行方向へ流れエアジェツト7から巻取り装置の方向へ
排出される。
デリベ1Jp−ラより送り出された仮撚糸条はエアジェ
ツト7内に吸い込まれた後、旋回気流により巻き取り装
置方向へ吹き出され、低速で回転する巻取り装置に無張
力のまま充分な捲縮発現状態で巻き取られる。すなわち
気流の糸条搬送効果によりジェット手前では糸条に張力
がかかりデリベリq−ラには巻き付かず、ジェット通過
後には糸条は無張力となり捲縮発現される。その際、旋
回気流の回転方向を仮撚スピンドル回転と逆方向すなわ
ち仮撚により糸条に発生したトルクに反する方向とし、
かつ旋回気流により糸条に加えられる撚がジェット手前
まで伝わらぬようノズル入口または直前で撚り止めを行
なうと(第2図の如くジェット入口部で糸条を屈折等)
糸条はジェット糸道孔8内で気流と共に旋回運動を起し
ジェットを出た時点では糸条内の各単繊維は第3図の如
くス・々イラル状に互いにゆるやかに絡み合うと同時に
糸条全体は第4図の如く捲縮発現状態のまま】00乃至
3 o OT/M程度のゆるやかなSおよびZ撚が10
〜30礪の間隔で混在する交互撚り状の均一な集束状態
が得られる。仮に旋回気流の回転方向を仮撚スピンドル
回転方向と同一としだ場合、糸条には撚数の多い強烈な
交互撚が与えられ捲縮発現状態のまま糸条を巻き取るこ
とが出来ない。またジェット入口部での撚止めが不充分
の場合、交互撚発生状態が不安定となり部分的に撚数の
多い部分にスナールネノプ等が発生し均一な交互撚り集
束状態が得ることが困難となる。このよ5に充分に捲縮
が発現され、かつ均一な集束状態のまま巻き取られた仮
撚糸条パッケージをそのまま染色乾燥し、コーン巻等巻
き直しを行うことにより高伸縮性先染糸が得られるが、
糸条の捲縮は巻き取りフィードを高く設定するほど高い
ものが得られ、品種により若干異なるが巻取りフィード
+200〜250%程度で従来總染糸並みの巻縮を得る
ことが可能である。又従来この種の加工法の実用化の最
大の障害であった巻き直し時の糸切れは、糸条に与えら
れた集束効果によりこのような高フィードで巻き取りを
行なったにもかかわらす極〈僅かで作業性も良好である
。なお糸条の集束形態は巻直し時に加わる張力により破
壊され、最終−7− 的には通常の1ヒーター仮撚糸と同様の外観となる。す
なわち本発明は仮撚糸条に対し充分な捲縮発現状態のま
ま集束処理を行ないパッケージとなし染色、巻き直しを
行なうことにより、作業性良好かつ工程も簡単で従来の
總染並み、ないしはそれ以上の捲縮を有する仮撚先染糸
の加工法を提供するものである。この発明に供される繊
維 −搬に仮撚捲縮加工が行える熱可塑性繊維であれば
全て適用可能である。又加工法についても単糸加工にと
どまらず撚方向の異なる2本以上の仮撚糸条を引き揃え
状態でエアジェツトを通し巻き取り染色することも可能
である。この引き揃え加工により得られた糸条は各糸条
が有する相反するトルクが相殺されることにより従来の
双糸紹染糸と同様のノントルクヤーンとなる。々お、そ
の際エアジェツトでの旋回気流回転方向はSZどちらで
も良く均一な集束状態を得ることが可能である。なお、
本発明に供されるエアジェツトの構造は第2図の如きも
のに限定されるものでは無く巻取り装置方向へ流れる。
旋回気流を発生させつる構造であれば良く、またジェッ
トの設置位置についても巻取り装置前で捲縮発現状態の
まま集束処理を行なえる位置であれば第1図の如き位置
に限定されるもので無い。
実施例1 ポリエステル150デニール30フイラメントの原糸を
第1図の き構造を有する加工機でヒータ一温度210
°C1仮撚数2500T/M(Z加熱)加工フィード0
%で仮撚し、第2図の構造を有するエアジェツトを介し
て+267%のオーバーフィードでチーズに巻き取り適
格チーズ染色機により染色後コーン巻機にて巻き直しを
行ない高伸縮性先染糸を得た。その際コーン巻工程での
糸切れは]、 Okg /チーズで糸切れは無く作業性
も良好であり得られだ糸条の捲縮物性値は同一仮撚条件
の糸条を紹染したものと比較し下表の通り充分な有意性
を持っていた。
実施例2 ポリ7ミド70デニール、24フイラメントの原糸を実
施例】と同様の加工法にてヒータ一温度175℃、仮撚
数2,950T/M (z加熱)加工フィード−3%巻
取りフィード+267%で仮撚りチーズに巻き取り、染
色、コーン巻の結果、+、4ky/チーズでコーン巻時
の糸切れ無し捲縮物性値は次表の如くであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の概要図である。第2図(イ)(
ロ)は本発明に使用するエアジェツトの一例を示す概要
図である。第3図、第4図は本発明のエアジェツト通過
後の糸の形態図である。 フ エアジェツト 8  糸  道  孔 9 空気噴射孔 以」二

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  仮撚糸を巻取パッケージの状態で染色するパ
    ッケージ染色方法において、仮撚加工後巻俄前に糸搬送
    作用と旋回作用を有するエアジェツトを通し、かつ10
    0%を越えるオーバーフィードで仮撚糸を交互撚糸状で
    巻取り、このパッケージ状態で染色することを特徴とす
    る高伸縮性先染糸の製造方法。
  2. (2)100%を超え300%以下のオーバーフィード
    状態で巻き取ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の高伸縮性先染糸の製造方法。
  3. (3)  フィードルーラ−、ヒーター、仮撚付与装置
    、デリベリルーラ−からなる1ヒ一ター仮撚機の巻取装
    置前に、糸走行方向に流れる旋回気流を発生させるエア
    ジェツトを配したことを特徴とする高伸縮性先染糸の製
    造装置。 一つc7
JP586782A 1982-01-20 1982-01-20 高伸縮性先染糸の製造方法および装置 Granted JPS58126361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP586782A JPS58126361A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 高伸縮性先染糸の製造方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP586782A JPS58126361A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 高伸縮性先染糸の製造方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126361A true JPS58126361A (ja) 1983-07-27
JPH0341587B2 JPH0341587B2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=11622894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP586782A Granted JPS58126361A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 高伸縮性先染糸の製造方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58126361A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538322A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 ヘーベルライン ファイバーテクノロジー インコーポレイテツド フィラメント糸を処理する方法と装置並びに前記装置を使用する方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129553A (en) * 1974-09-04 1976-03-12 Toray Industries Sakizomekaryorishi no seizohoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129553A (en) * 1974-09-04 1976-03-12 Toray Industries Sakizomekaryorishi no seizohoho

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538322A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 ヘーベルライン ファイバーテクノロジー インコーポレイテツド フィラメント糸を処理する方法と装置並びに前記装置を使用する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0341587B2 (ja) 1991-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3763640A (en) Production of a composite thread
JPS6221883B2 (ja)
US3952496A (en) Composite thread
JPS6314099B2 (ja)
JPS5911704B2 (ja) 集束糸条の製造方法
JPS5876536A (ja) ストレツチ性スパンライク加工糸
JPS58126361A (ja) 高伸縮性先染糸の製造方法および装置
JP3050100B2 (ja) 複合加工糸の製造方法
JP2795652B2 (ja) 多層構造加工糸
JP3081971B2 (ja) 伸縮性を有する二層構造紡績糸の製造方法
JP3253685B2 (ja) 不均一複合加工糸及びその製造方法
JPS6240268B2 (ja)
JPS5921970B2 (ja) ポリエステルケンシユクシノセイゾウホウ
JPS5853088B2 (ja) 特殊捲縮糸の製造法
JPS6211093B2 (ja)
JPH02139435A (ja) 複合仮撚加工糸の製造方法
JPS5994635A (ja) 複合糸及びその製造法
JPS6160171B2 (ja)
JPS6238448B2 (ja)
JPS605689B2 (ja) 交絡トルク巻縮糸の製造方法
JPS63235538A (ja) スラブ調嵩高糸およびその製造方法
JPS6130055B2 (ja)
JPS5922807B2 (ja) 複合仮撚糸の製造方法
JPH06128827A (ja) 仮撚複合糸及びその製造方法
JPH0232373B2 (ja)