JPS5812452B2 - ハイキガスジヨウカソウチ - Google Patents
ハイキガスジヨウカソウチInfo
- Publication number
- JPS5812452B2 JPS5812452B2 JP50140492A JP14049275A JPS5812452B2 JP S5812452 B2 JPS5812452 B2 JP S5812452B2 JP 50140492 A JP50140492 A JP 50140492A JP 14049275 A JP14049275 A JP 14049275A JP S5812452 B2 JPS5812452 B2 JP S5812452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- exhaust gas
- air intake
- exhaust
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は排気ガス浄化装置に関する。
エンジンの排気管には排気吹出しに伴う圧力変動が生じ
ることが知られている。
ることが知られている。
例えば４サイクルエンジンの場合には、排気吹出しによ
って排気弁直後に発生した大きな正圧波は、排気管内を
伝ぱし開口端で反射され、負圧波となって上記排気弁直
後に帰って《る。
って排気弁直後に発生した大きな正圧波は、排気管内を
伝ぱし開口端で反射され、負圧波となって上記排気弁直
後に帰って《る。
第１図にこれらの波の合成によって排気弁直後の排気管
内に生じた圧力変動を示す。
内に生じた圧力変動を示す。
図中Ｘは排気弁開、Ｙは排気弁閉、斜線部分ａは排気管
内の負圧部分を示す。
内の負圧部分を示す。
上記排気管内圧力変動に着眼して排気系にリード弁を設
け、二次空気を圧力変動を利用して吸引せしめる安値で
構造簡単な二次空気供給装置が提案されているが、上記
リード弁の空気供給量は所定のエンジン回転数に対し略
一定量であるので、特に加速時の濃混合気による排気ガ
ス未燃焼成分の増大に適合できない不具合を有している
。
け、二次空気を圧力変動を利用して吸引せしめる安値で
構造簡単な二次空気供給装置が提案されているが、上記
リード弁の空気供給量は所定のエンジン回転数に対し略
一定量であるので、特に加速時の濃混合気による排気ガ
ス未燃焼成分の増大に適合できない不具合を有している
。
本発明は上記不具合を解消するもので、エンジンから排
出される排気ガスの脈動を利用して排気ガス浄化用の二
次空気を排気系内に吸入するようにしたリード弁を、一
端が大気に開放され他端が上記排気系に連通された空気
吸入通路内に配置し、スロットル弁に連動して作動する
隔壁部材と同隔壁部材により形成されたポンプ室とを有
するポンプ装置の上記ポンプ室を上記空気吸入通路のリ
ード弁と排気系の間に連動し、加速運転時に上記空気吸
入通路に空気を追加供給するように構成したことを特徴
とする排気ガス浄化装置を要旨とし、安値で構造簡単な
リード弁を用い、且つ特に排気ガス中未燃焼成分が多量
に発生する加速時に二次空気を追加供給して有効に再燃
焼させ、未燃焼成分の排出を有効に低減せしめるもので
ある。
出される排気ガスの脈動を利用して排気ガス浄化用の二
次空気を排気系内に吸入するようにしたリード弁を、一
端が大気に開放され他端が上記排気系に連通された空気
吸入通路内に配置し、スロットル弁に連動して作動する
隔壁部材と同隔壁部材により形成されたポンプ室とを有
するポンプ装置の上記ポンプ室を上記空気吸入通路のリ
ード弁と排気系の間に連動し、加速運転時に上記空気吸
入通路に空気を追加供給するように構成したことを特徴
とする排気ガス浄化装置を要旨とし、安値で構造簡単な
リード弁を用い、且つ特に排気ガス中未燃焼成分が多量
に発生する加速時に二次空気を追加供給して有効に再燃
焼させ、未燃焼成分の排出を有効に低減せしめるもので
ある。
次に本発明の一実施例を第２図に従って説明する。
１は第１〜第４気筒２，３，４，５を有したエンジン本
体で、吸気マニホルド６を介して気化器７の形成した混
合気が供給され、上記各気筒２，３，４，５で燃焼され
た排気ガスはサーマルリアクタ８により再燃焼せしめら
れる。
体で、吸気マニホルド６を介して気化器７の形成した混
合気が供給され、上記各気筒２，３，４，５で燃焼され
た排気ガスはサーマルリアクタ８により再燃焼せしめら
れる。
９は一端１０が図示しないエアクリーナに接続連通され
他端が噴射ノズル１１を介して各気筒の排気ポート１２
に連通されて排気ガス再燃焼用の二次空気を供給する空
気吸入通路で、リード弁１３が同空気吸入通路９に設け
られている。
他端が噴射ノズル１１を介して各気筒の排気ポート１２
に連通されて排気ガス再燃焼用の二次空気を供給する空
気吸入通路で、リード弁１３が同空気吸入通路９に設け
られている。
上記リード弁１３は、同リード弁１３の弁通路１４を上
記排気ポート１２の圧力変動に応じて振動し開閉するリ
ード１５、及び同リード１５のストッパー１６を有して
いる。
記排気ポート１２の圧力変動に応じて振動し開閉するリ
ード１５、及び同リード１５のストッパー１６を有して
いる。
上記空気吸入通路９のリード弁１３より下流側にはポン
プ装置である空気追加供給装置１７の空気供給孔１８が
開口している，上記空気追加供給装置１７は、ダイヤフ
ラム１９により形成されるポンプ室２０を有し、同ポン
プ室２０には空気吸入用逆止弁２１と空気吐出用逆止弁
２２とを有している。
プ装置である空気追加供給装置１７の空気供給孔１８が
開口している，上記空気追加供給装置１７は、ダイヤフ
ラム１９により形成されるポンプ室２０を有し、同ポン
プ室２０には空気吸入用逆止弁２１と空気吐出用逆止弁
２２とを有している。
２３はリンク装置で、一端２４が図示しないアクセルペ
ダル又はスロットル弁に連動し、他端２５はロツド２６
を介して上記ダイヤフラム１９に連結され、枢支点２７
により枢支されている。
ダル又はスロットル弁に連動し、他端２５はロツド２６
を介して上記ダイヤフラム１９に連結され、枢支点２７
により枢支されている。
２８はスプリングで、上記ポンプ室２０の容積が最大と
なる方向に上記ダイヤフラム１９を付勢している。
なる方向に上記ダイヤフラム１９を付勢している。
上記構成により、エンジンが一定速度で回転している時
には、上記リード弁１３のみで二次空気が排気ポート１
２に供給され、サーマルリアクタ８で排気ガス中未燃焼
成分が再燃焼させられる。
には、上記リード弁１３のみで二次空気が排気ポート１
２に供給され、サーマルリアクタ８で排気ガス中未燃焼
成分が再燃焼させられる。
加速時には上記気化器７で形成された混合気は濃混合気
となって各気簡に供給され排気ガス中の未燃焼成分は増
大するが、上記リンク装置２３の一端２４が矢印イ方向
に偏移され、ダイヤフラム１９がポンプ室２０の空気を
吐出用逆止弁２１を介して空気吸入通路９の空気供給孔
１８に供給し、リード弁１３の供給する空気とともに増
大した未燃焼成分をサーマルリアクタ８で有効に再燃焼
し除去せしめる。
となって各気簡に供給され排気ガス中の未燃焼成分は増
大するが、上記リンク装置２３の一端２４が矢印イ方向
に偏移され、ダイヤフラム１９がポンプ室２０の空気を
吐出用逆止弁２１を介して空気吸入通路９の空気供給孔
１８に供給し、リード弁１３の供給する空気とともに増
大した未燃焼成分をサーマルリアクタ８で有効に再燃焼
し除去せしめる。
従って本発明によれば安価で構造簡単なリード弁を用い
た排気ガス浄化装置において一定速度で回転している時
にはリード弁のみによって未燃焼成分の再燃焼に必要な
二次空気を供給することができ、加速時の呆燃焼成分の
増大には、スロットル弁に連動して作動するポンプ装置
である空気追加供給装置により二次空気を追加供給して
二次空気量を増加して増大した未燃焼成分を有効に低減
せしめる等の効果を奏し、且つ高価な付属機器を用いる
ことな《安価な排気ガス浄化装置を提供することができ
る。
た排気ガス浄化装置において一定速度で回転している時
にはリード弁のみによって未燃焼成分の再燃焼に必要な
二次空気を供給することができ、加速時の呆燃焼成分の
増大には、スロットル弁に連動して作動するポンプ装置
である空気追加供給装置により二次空気を追加供給して
二次空気量を増加して増大した未燃焼成分を有効に低減
せしめる等の効果を奏し、且つ高価な付属機器を用いる
ことな《安価な排気ガス浄化装置を提供することができ
る。
また、一般の内燃機関における特性すなわち、（１）過
濃空燃比および過薄空燃比でＮＯｘ濃度が低い （２）過濃空燃比ではＣＯおよびＨＣ濃度が高い（３）
過薄空燃比においては、失火がなければＣＯおよびＨＣ
濃度が低く、酸素濃度が高い の３点に着目してすでに提案されていろ過濃混合気用気
筒（以下Ｒ気筒と称す）および過薄混合気用気筒（以下
Ｌ気筒と称す）を有する多気筒エンジンに適用する場合
には、加速時の追加空気はＲ気筒のみに供給するように
すれば、再燃焼効果が増大するものである。
濃空燃比および過薄空燃比でＮＯｘ濃度が低い （２）過濃空燃比ではＣＯおよびＨＣ濃度が高い（３）
過薄空燃比においては、失火がなければＣＯおよびＨＣ
濃度が低く、酸素濃度が高い の３点に着目してすでに提案されていろ過濃混合気用気
筒（以下Ｒ気筒と称す）および過薄混合気用気筒（以下
Ｌ気筒と称す）を有する多気筒エンジンに適用する場合
には、加速時の追加空気はＲ気筒のみに供給するように
すれば、再燃焼効果が増大するものである。
第１図は排気管内圧力変動及びシリンダ圧力変動を示す
説明図、第２図は本発明の一実施例を示す概略説明図で
ある。 １：エンジン本体、２，３，４，５；第１〜第４気筒、
７：気化器、８：サーマルリアクタ、９；空気吸入通路
、１３；リード弁、１７：空気追加供給装置。
説明図、第２図は本発明の一実施例を示す概略説明図で
ある。 １：エンジン本体、２，３，４，５；第１〜第４気筒、
７：気化器、８：サーマルリアクタ、９；空気吸入通路
、１３；リード弁、１７：空気追加供給装置。
Claims (1)
- １ エンジンから排出される排気ガスの脈動を利用して
排気ガス浄化用の二次空気を排気系内に吸入するように
したリード弁を、一端が大気に開放され他端が上記排気
系に連通された空気吸入通路内に配置し、スロットル弁
に連動して作動する隔壁部材と同隔壁部材により形成さ
れたポンプ室とを有するポンプ装置の上記ポンプ室を上
記空気吸入通路のリード弁と排気系の間に連通し、加速
運転時に上記空気吸入通路に空気を追加供給するように
構成したことを特徴とする排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50140492A JPS5812452B2 (ja) | 1975-11-21 | 1975-11-21 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50140492A JPS5812452B2 (ja) | 1975-11-21 | 1975-11-21 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5264526A JPS5264526A (en) | 1977-05-28 |
| JPS5812452B2 true JPS5812452B2 (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=15269868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50140492A Expired JPS5812452B2 (ja) | 1975-11-21 | 1975-11-21 | ハイキガスジヨウカソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812452B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5033317A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
| JPS5055708A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-16 |
-
1975
- 1975-11-21 JP JP50140492A patent/JPS5812452B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5033317A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
| JPS5055708A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5264526A (en) | 1977-05-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5947128B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JPH0524938U (ja) | 内燃エンジンの燃料蒸気排出抑止装置 | |
| EP0972931A3 (en) | Method and apparatus for processing vapor fuel of lean-burn internal combustion engine | |
| GB2069042A (en) | Ic engine mixture intake system | |
| JPS5853178B2 (ja) | 気筒数制御エンジン | |
| JPS5812452B2 (ja) | ハイキガスジヨウカソウチ | |
| US4010723A (en) | Exhaust gas cleaning apparatus for an internal combustion engine for a vehicle | |
| JPS5947126B2 (ja) | ２サイクルエンジン | |
| JP3633209B2 (ja) | 筒内噴射式内燃機関における蒸発燃料処理装置 | |
| JPS595169Y2 (ja) | 気筒数制御エンジン | |
| JPS6020577B2 (ja) | 多気筒内燃機関の吸気装置 | |
| JPS5938411B2 (ja) | ハイキガスジヨウカソウチ | |
| JPH0329569Y2 (ja) | ||
| JPS5813085Y2 (ja) | 気筒数制御エンジン | |
| JPS591090Y2 (ja) | 多気筒内燃機関の吸気装置 | |
| JPS5843653Y2 (ja) | 多気筒内燃機関の吸気装置 | |
| JPS6021460Y2 (ja) | ブローバイガス吸入装置 | |
| JPH05312044A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JPS6026114A (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPS594543B2 (ja) | タキトウエンジンニオケル ゲンソクジノ ハイキジヨウカソウチ | |
| JPS5947134B2 (ja) | 気体噴射式多気筒エンジン | |
| JPS597566Y2 (ja) | 複式吸気内燃機関 | |
| JPS5852358Y2 (ja) | 気化器におけるキヤニスタパ−ジ装置 | |
| JPS6314063Y2 (ja) | ||
| JPS6214366Y2 (ja) |