JPS58122163A - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents

金型用ガス抜き装置

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JPS58122163A
JPS58122163A JP57002292A JP229282A JPS58122163A JP S58122163 A JPS58122163 A JP S58122163A JP 57002292 A JP57002292 A JP 57002292A JP 229282 A JP229282 A JP 229282A JP S58122163 A JPS58122163 A JP S58122163A
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JP
Japan
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valve
gas
rod
stem
mold
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Application number
JP57002292A
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English (en)
Inventor
Takahiko Takeshima
竹嶋 孝彦
Mamoru Soze
曽瀬 護
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダイカストマシンや射出成形機等の射出成形装
置における金型のキャビティから、射出成形時に大量の
ガスを抜き取る射出成形装置の金型用ガス抜き装置に関
するものである。
従来より、ダイカストマシン等において高速高l圧で溶
融金属を金型のキャピテイ内へ射出する場合、キャビテ
ィ内のガスが充分に扱けきらずに製品中に残存し、製品
中に巣を形成する欠点があった。
そこで、従来より、金型のガス排出路に、ガス排出路を
閉じることのできる開閉可能な弁を配置し、射出途中の
ガスが扱けきった時点でソレノイドを作用させて、この
弁を閉じる方法が考えられた。 しかし、その場合、ソ
レノイドの作用で弁の弁棒を直接作動させて弁を締める
と、弁は締まるが、弁がばたつくので、一度締った弁が
また開く可能性があり、その結果、溶湯が弁棒部まで進
み、その後、弁が開閉できなくなることがあった。
また、弁をソレノイドの作用で直接線めると、射出中に
ガスを充分に抜くために、弁を通常5a+s以上動かす
必要があり、閉作動が不安定になり、閉作動に要する時
間も長くなる。その理由は、ソレノイドの励磁強さが、
弁の開き位置に反比例し、弁の開き位置が11111以
下になるとソレノイドの吸引力が極めて強くなって良い
が、弁の開き位置が5II近くになるか、または、それ
以上の位置になるとソレノイドの吸引力が極めて弱くな
るからである。
また、射出途中にスライカによって作用するリンク等を
ガス抜き弁にメカニカルに連結することも考えられては
いるが、その場合は、ガス抜き弁の弁棒と弁頭部を開口
幅の分だけ直接動かして開口部を締めるので、便の閉作
動に少し時間がかかつていた。
そもそも、ダイカストにおいては、低速射出中とそれに
続く高速射出中に、金型のキャビティ内のガスを排出す
るためにガス抜き弁を開いておき、キャピテイを通って
ガス排出路中に進んで来た溶かに締める必要があるが、
ガス抜きを充分に行うためには、キャビティ内のガスが
排出され終った高速射出中にリミットスイッチなどによ
って弁閉じの指令を与え、ソレノイドを作用させる必要
がある。ところが、高速射出は通常0.05〜0゜1秒
という短い時間中に、2〜4m/Secの速度で行われ
、かつ、ガス排出路は断面積を大きくしてもせいぜい、
射出スリーブの断面積の約10分の1しかとれないので
、ガス排出路を進む溶場の速度は高速射出速度の10倍
以上と極めて大きくなる。し勺がって、巣のない良質の
射出製品を得″イ るためには、溶場がキャビティ内からガス排出路に充分
に入ってガスがキャビティから排出された後で、溶湯が
ガス抜き弁から飛出す前に、弁をすみやかに締める必′
要がある。その結果、この弁を閉じるのに要する時間は
、わずかに2〜3 m5ecと極めて短くする必要があ
る。
なお、弁閉じの指令が発せられて弁が締まるまでに時間
が長くかかる場合は、見込み動作により、リミットスイ
ッチなどの作動位置を少し手前にもって来ておくことも
できるが、弁がゆっ(り締ると、射出前にキャビティ内
を真空にして射出する場合は、高い真空度のときでも弁
が締まりかけていることになり、したがって、真空能力
がおち、射出時に所定の真空能力が得られないことがあ
った。特に、従来の真空ダイカストにおいては、弁の開
閉ストロークを比較的に長くとり、弁をシリンダで締め
ていたので、弁を締めるのに0.数秒も要しており、そ
れが原因で真空ダイカストが満足に行われていなかった
。また、弁がゆっくり締まると弁の締り動作のバラツキ
度は一定であっても、実際に締るときのバラツキ量は大
きくなり、弁の締り動作の安定性も悪くなっていた。
したがって、前記したように、高速射出中にリミットス
イッチ等で指令を受けたら、いかに早(弁を締めること
ができるかということも一つの重要な要素になるが、従
来のガス排出弁では、それが、充分に満足されていなか
った。
本発明は、これらの欠点をなくすためのもので、射出中
は、金型用のガス抜き弁を開いておいてその弁を通して
キャビティ内の大量のガスを排出させ、射出シリンダの
前進途中において前記弁を所定の位置で可及的すみやか
に、かつ、確実に閉じ、被射出溶融物が弁の外に出ない
ようにし、栄のない良質で強度の大きい射出製品を確実
容易に得ることができるようにしたものである。
つぎに、図面に示した実施例によって、本発明を説明す
る。
第1.2図はダイカストマシンにおける1実施例を示す
もので、1は固定盤、2は固定金型、3は可動金型、4
はキャビティ、5は射出シリンダ、7は射出シリンダ5
のピストンロッドに一体に取付けた射出プランジャ6に
取付けたストライカである。スライカ7はその位置を前
後に調整して固定しうる。
可動金型3は可動盤8側に固定されており、可動盤8側
に設けられた図示していない押出シリンダによって作動
されるロッド9を介して押出板1゜が可動金型3側に摺
動自在に取付けられており、この押出板10には複数本
の押出ビン11が固定されており、可動金型3中に摺動
自在に嵌合され、射出成形された製品を押出す役目を果
たす。
一方、本実施例にあっては、可動金型3の上端分離面部
にガス抜き装置12が取付けられている。
このガス抜き装置12は第2図に私大して示すような構
造を有する。ガス抜き装置12はキャビティ4に連続す
るガス排出路13に設けられたポペット形の弁14を有
し、この弁14の弁棒15は可動金型3側に固定された
固定部材16に型開方向に摺動自在に嵌合されている。
弁棒15の可動金型3側には小直径部17が形成されて
おり、この小直径部17を形成することにより、弁棒1
5の途中に段付部18が形成されている。なお、ポペッ
ト形の弁14は、ストロークが短くて、ガスの通過面積
を大きくするのに最適で、動作時間を短くして早く締め
ることができ、また、シールを良好にして、酒漬が弁棒
15側へ入らないようにできる。さらに、ガス抜き方向
に弁14を締めることができるので、締めるのが簡単で
ある。
弁棒15の可動金型3側の端部にはナツト状のばね受け
19が固定されており、このばね受け19と固定部材1
6の後面との間に弾性体の一種である圧縮ばね20が弾
装されており、弁14を可動金型3側に向けて引張るよ
うに常時付勢している。
前記弁14の弁頭部14aは第2図からも明らかなよう
に、固定金型2側に形成され、前記ガス排出路13に連
続する凹部21中に位置させうる構造とされ、可動金型
3側の金型分割面3a側に形成された開口部22が弁座
22aを有して凹部21と対向している。この開口部2
2は可動金型3側に形成された排気口23に連通してい
る。
他方、固定金型3の上端面には弁閉じ用の部材24が設
けられている。弁閉じ用の部材24においては、L字形
のレバー24aが、その中央部をブラケット3bに回動
自在に取付けられている。
また、レバー24aの一端部にはリンク24bの一端部
が回動自在に取付けられ、リンク24bの下端部は垂直
方向に動くロッド25の−[端部に回動自在に取付けら
れている。レバー24aの上端部には、ローラ24cが
取付けてあり、ローラ24Cには、後記するブツシュロ
ッド39の先端部が対面して設けられている。弁閉じ用
の部材24のロッド25は固定部材16に形成された透
孔26中に嵌入され、さらに固定部材16を貫通して前
記段付部18に係合し得る位置に臨まされている。
そして、このロッド25の先端が段付部18と係。
合した状態にある場合には、前記弁頭14aが凹部21
側に嵌入し、ガス排出路13と排気口23とが開口部2
2を介して連通した状態に保たれており、圧縮ばね20
は圧縮された状態にある。なお、圧縮ばね20は、弁1
4を閉鎖させる方向に力を付勢している部材であれば、
他の位置に設けた引張ばねや、シリンダまたは重力を利
用して弁を後方に引張っておく他の部材に置替えること
もできる。
また、前記ロッド25の途中にはロッド25の下降限を
炭制するストッパを兼ねたばね受け27が設けられてお
り、このばね受け27と透孔26の開口端に固定された
ボス28との間には圧縮ばね29が弾装されており、ロ
ッド25に対して常時前進する方向への力を与えている
したがって、第2図に示した弁開きの状態で、レバー2
4aが反時計回り方向に回動すれば、Dラド25が上昇
してロッド25の先端部と弁棒15の段付部18の係合
がはずれ、圧縮ばね20の作用で、弁14がすみやかに
締まるようになっている。この場合、圧縮ばね20は、
弁14が締った状態では弁14を締める力が若干弱まっ
ているが、弁14が開いた状態では、最大の圧縮状態に
あるので、弁14を締める力は極めて強く、これは、従
来のソレノイドの作用で弁を直接線める場合のソレノイ
ドによる弁を締める力に比べると非常に大きく、シたが
って、弁14を早く締めることができるようになってい
る。また、圧縮ばね20の使用により、弁14を一度締
めたら、弁14が後記するリセットビン30の作用で開
くまでは、弁14を確実に締めた状態に保っておくこと
ができるようになっている。さらに、前記係合がはずれ
れば、弁14が締るようになっているので、弁閉じ用の
部材24の作用で、ロッド25を111II11程度動
かすだけで弁14を早く締めることができるようになっ
ている。
押出板10には押出ピン11と平行に弁棒15の後端部
と対向した状態でリセットビン30が固定されている。
このリセットビン31は弁14が閉じ、弁棒15が後退
した状態にある場合には、弁棒15の後端部に接触しな
いようにセットされている。
ところで、ロッド25と弁棒15の段付部18との接触
は、ロッド25による直接的な接触ではなく、第3図(
a )に示すようにスチールボール31を介しての間接
的な接触であってもよい。また、段付部18は必ずしも
弁棒14そのものだけに設ける必要はなく、弁棒1・4
と一体になって動くもの、例えば°、第3図(b)に示
すように、ナツト状のばね受け19に設けることもでき
る。
また、弁棒15は第2.3図に示したような段付部18
の構造にする以外に、9ツド25の先端部が入りうる溝
部又は穴部を弁棒15の一部に設けても良く、弁棒15
の一部又は全周に突起部を設け、その突起部の後端面に
ロッド25の先端部を当てうるようにしても良い。
なお、本発明では、ばね受け19などのように、弁14
と同一の動きをする弁棒14そのもの以外の部材をも、
弁棒の中に含めるものとする。
他方、第1図に示すように、前記プランジャ6と一体の
ストライカ7と接触する位置に、射出途中において弁閉
じ作動を行わせるためのかぎ形のレバー32を設けた。
レバー32は、例えば、射出シリンダ5と固定盤1を連
結した図示していない連結ロッドなどの固定部分に取付
けたレバー保持具33に回動自在に設けた。32aはレ
バー32の一端部に取付けたローラであり、34はレバ
ー32の反時計回り方向の位置を規制するためのストッ
パである。
固定盤1の上面に設けたブラケット35にはかぎ形のレ
バー36の中央部を回動自在に取付け、前記レバー32
の他端部とレバー36の一端部を、ワイヤ37またはロ
ッドやリンクなどの連結材で一体的に連結した。
固定盤1の上には、軸受38によって、水平状態のブツ
シュロッド39を摺動自在に支持し、ブツシュロッド3
9の後端部をレバー36の他端部に当接しうるようにし
た。ブツシュロッド39の後端側に設けたばね受は部3
9aと軸受38の間には圧縮ばね40を取付け、ブツシ
ュロッド39の後端面が常にレバー36の他端部に押付
けられているようにした。ブツシュロッド39の先端部
は、前記したように、弁閉じ部材24のレバー24aの
上端部のすぐ近くに配置させており、射出途中において
、ストライカ7でレバー32の下端部を押すと、メカニ
カルな作動装置を介して、その動きが伝達され、ブツシ
ュロッド39でレバー248の先端部を押しうるように
した。
40は射出スリーブ、41は溶湯である。
次に、以上のように構成された本実施例の作動を説明す
る。
まず、第1図に示したように、固定金型2と可動金型3
を閉じた状態で、射出スリーブ40中に所定量の溶湯4
1を供給し、図示していない射出開始スイッチをONと
する。そうすると、射出シリンダ5が作動しプランジャ
6が前進して、溶湯41を射出スリーブ40からキャピ
テイ4内に低速度に続いて高速度で鋳込む。プランジャ
6の前進に伴い、これと一体のストライカ7も前進し、
ストライカ7がレバー32を押すときを、キャビティ4
内に溶湯が充満してキャビティ内のガスがガス排出路1
3方向に抜けたときに設定しておけば、レバー32が押
されたとき、メカニカルな作動装置を介して、ブツシュ
ロッド39でレバー24aの先端部が押され、その結束
、ロッド25が上方へ後退し、ロッド25の先端と段付
部18との係合が解かれ、弁14は圧縮ばね20の弾発
力により後退し、弁14は開口部22を閉じ、溶湯37
が排気口23から噴出するのを完全に防止する。この場
合、ロッド25をわずかに1 mm程度上げるだけで係
合部をはずし、その時、弁14は圧縮ばね20の作用に
よって後へ引かれるので、レバー32が作動して弁14
が、締り終わるまでに、極めて短い時間で弁14が締る
この弁14が締るまでの間にキャビティ4内のガスは完
全に排出されているため、製品にガスが混入し巣ができ
るなどの欠点は生じない。
射出−が終了し、所定の冷却時間経過後に、型開が行わ
れ、押出板10が前進し、押出ビン11による製品の押
出が行われるが、同時に、リセットビン30も前進し、
弁棒15の後端を押し、弁14を前進させる。この時は
、射出プランジャ6はすでに後退していて、ストライカ
7とレバー32の係合およびブツシュロッド39とレバ
ー24aの係合もはずれでいるので、圧縮ばね29によ
り前進する方向に力を与えられているロッド25が段付
部18と係合する状態となり、弁14は開口部22を開
いた状態にリセットされ、次の成形動作に対して待機し
ている状態となる。
なお、製品押出時に、リセットビン30による弁14の
突出量をリセット状態よりも大きくなるように設定して
おくと、ガス抜き装置12例のガスブロー等による清掃
が容易となる。
第4.5図は本発明の他の実施例を説明するもので、図
中、前記実施例と同一部分又は相当する部分には同一符
号を付しである。
本実施例にあっては前述した実施例と異なり、ガス抜き
装置12が固定金型2例に取り付けられている。そして
、弁14の先端部には突起14bが形成されている。
この突起14bを設けたのは、弁14の溶湯に対する接
触面積を増大させ、溶湯金属が食い付き易くするためで
ある。
なお、レバー24aには、レバー32に連結されたワイ
ヤ37を直接取付けた。43は固定盤1に取付けたワイ
ヤ37用のピンチプーリである。
動作の原理は前述した実施例と同様であるが、弁の開き
動作時の態様が異なっている。
すなわち、第4図は弁14が開いた状態を示し、第5図
は弁14が閉じた状態を示す。第5図に示すように、弁
14が閉じ、溶s41がガス排出路13及び凹部21に
侵入してきて、弁14の外側に充填されたら、溶184
1は冷却されるにしたがい、弁14の外側面に付着し始
める。この時、突起14bを設けて表面積が大きくなっ
た弁14の弁頭部14aに対する金属の食い付きが確実
に行なわれる。
この状態で型開が行なわれるが、この時には、冷却した
凝固金属が弁頭部14aに食い付いているため、弁14
は可動金型の移動に伴って可動金型側に移動され、圧縮
ばね20は圧縮され、ロッド25の下端が段付部18に
係合し、弁14は開いた状態になる。このような構造を
採用すれば、リセットビンを必要とせず、型開き動作に
よりガス抜き装置のリセットを行なうけとができる。
第6図は本発明のさらに他の実施例を説明するもので、
本実施例にあっては弁14のリセット用に別個のアクチ
ュエータ42を設けた構造を採用している。
このような構造を採用した場合には、第6図に符号dで
示す距離がリセット距離だとすると、アクチュエータ4
2を作動させることにより、リセット距離6以上に弁1
4を突出させることもてきるため、ガス抜き装置12の
清掃に極めて有利となる。
又、弁14の弁頭部14aの形状として、軸方向の中央
外周部に平行部140を設けることにより、弁頭部14
aの溶湯と接触する表面積を増大させ、冷却された金属
が食い付き易い状態にしておけば、第4.5図に示した
実施例と同様に、弁14のリセット時に強制的にリセッ
トを行なうことが可能どなり、リセット用のアクチュエ
ータ42を必ずしも用いなくても良くなる。
なお、リセット用のアクチュエータ42を用いる場合は
、弁棒15を固定盤1を貫通させることにより、アクチ
ュエータ42は固定金型2部に設けず、固定盤1の外側
に設けることもできる。
ところで、上述した各実施例にあっては固定金型あるい
は可動金型の端部のガス排出路に連続した部分にガス抜
き装置を設けた例を説明したが、ガス抜き装置の取付位
置はこのような部分に限定されず、固定金型又は可動金
型のいずれの部分に設けても良い。
なお、ガス抜き弁部の排気口23には、図示していない
切替弁等を介して真空発生装置である排気装置を連結さ
せ、弁14が締る前にキャビティ4内のガスを強制的に
排出しつるようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、特許
請求の範囲に記載したような構造にしたので、溶湯の射
出中にキャビティ内のガスをガス排出弁を通して大量に
、かつ、充分に排出することができるとともに、射出終
了直前にはガス排出弁を自動的に閉じることができ、溶
湯が金型外に出るのを完全に防止することができる。そ
して、キャビティ内のガスを確実容易に排出することが
できるため、ガスを含まない巣のない良質の射出製品を
確実容易に得ることができる。
また、本発明においては、ガス排出弁を閉じるために、
射出中にストライカによって作動する部材、メカニカル
な作動装置、弁閉じ用の部材、および、これらの作用で
後退すロッドが係合した段付部を有する弁棒、および、
弁を閉める方向にカを付勢した圧縮ばねなどの部材を用
いたので、ロッドは弁棒を止めておくだけの保合でよく
、メカニカルな作動装置の作用でロッドを11111程
度のわずかしか後退させないですみ、ロッドの係合がは
ずれたら、弁は圧縮ばねなどの部材の作用で締めること
ができる。したがって、ロッドの移動ストロークも極め
て短くてよく、ロッドと弁棒の係合をすばやくはずすこ
とができるとともに、ストロークが長い場合に弁を引張
る力が大きい圧縮ばねなどの作用で弁を引張ることがで
きるので、弁閉じの作用を受は始めてから、弁をすばや
く締めることができる。
さらに、圧縮ばねなどによって弁を締め、その弁を一度
締めたら、弁がリセットビンなどの作用で開くまでは、
弁を確実に締めた状態に保つておくことができるので、
弁部に断続漬が来た場合でも、一度締った弁が開くこと
もなく、したがって、弁頭を越えた部分まで溶湯が入り
込むことはなく、弁の作動不良がおこφこともない。
なお、本発明を真空ダイカスト法と併用させて用いた場
合は、弁を非常にすばやく閉じることによって、所定の
真空能力を容易に得ることができる。また、弁をすばや
く締ることにより、弁の締り動作の安定性をも得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のガス抜き装置部分の拡大断面図、第3図(a )
、(b)はそれぞれガス抜き装置のロッドと弁棒の段付
き部の他の保合構造の実施例を示す縦断面図、第4図及
び第5図は本発明の他の実施例を示す弁開き状態及び弁
閉じ状態の縦断面図、第6図は本発明の更に異なった実
施例を示す縦断面図である。 1・・・固定盤、2・・・固定金型、3・・・可動金型
、4・・・キャピテイ、5・・・射出シリンダ、6・・
・プランジャ、7・・・スイライカ、8・・・可動盤、
11・・・押出ビン、12・・・ガス抜き装置、13・
・・ガス排出路、14・・・弁、15・・・弁棒、18
・・・段付部、20.29.39a・・・圧縮ばね、2
3・・・排気口、24・・・弁閉じ部材、24a 、3
2.3a・・・レバー、25・・・ロッド、30・・・
リセットビン、37・・・ワイヤ、39・・・ブツシュ
ロッド、42・・・アクチュエータ。 特許出願人 宇部興産株式会社 第3図 (a)      (b) 4   41          】り第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型間に設けられたキャどティに続くガス排出路
    内またはキャビティのガス排出部に開閉自在なガス排出
    用の弁を設け、該弁の弁棒を異なる外径部を有する段付
    きの弁棒とし、弁を閉鎖させる方向に力を付勢している
    部材を弁棒と弁棒を摺動自在に保持した固定部材との間
    に設け、金型の外まで伸びている前後進可能なロンドを
    弁棒の段付き部に係合させて弁を開き状態に保ちうるよ
    うにし、射出シリンダのピストンロッドと一体的に設け
    たストライカによって射出途中で作動する部材を設け、
    射出途中における前記部材の作動によって前記ロンドを
    後退させうる装置を設けた金型用ガス抜き装置。
  2. (2)弁棒の段付き部に係合させたロッドを射出途中に
    作動する部材の作動によって後退させる装置として、メ
    カニカルな作動装置を用いた特許請求の範囲第1項記載
    の金型用ガス抜き装置。
JP57002292A 1982-01-12 1982-01-12 金型用ガス抜き装置 Pending JPS58122163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1157803A2 (en) * 2000-05-23 2001-11-28 NAVARRA PRUNA, Alberto Plastic injection mould slide retainer
JP2020025967A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 東芝機械株式会社 バルブ、金型及びダイカストマシン

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