JPS5812206B2 - 安定化されたシアナミド水溶液 - Google Patents
安定化されたシアナミド水溶液Info
- Publication number
- JPS5812206B2 JPS5812206B2 JP52112507A JP11250777A JPS5812206B2 JP S5812206 B2 JPS5812206 B2 JP S5812206B2 JP 52112507 A JP52112507 A JP 52112507A JP 11250777 A JP11250777 A JP 11250777A JP S5812206 B2 JPS5812206 B2 JP S5812206B2
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- JP
- Japan
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- formic acid
- formate
- cyanamide
- solution
- ester
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01C—AMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
- C01C3/00—Cyanogen; Compounds thereof
- C01C3/16—Cyanamide; Salts thereof
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、安定化されたシアナミド水溶液及びその製造
法に関する。
法に関する。
なかんず<50%調剤のシアナミド水溶液は、植物保護
剤及び医薬用の安価な合成成分としてならびに直接に農
芸化学薬品として使用される。
剤及び医薬用の安価な合成成分としてならびに直接に農
芸化学薬品として使用される。
しかし、シアナミド溶液は、特に20℃以上の貯蔵温度
において不安定であることが公知である。
において不安定であることが公知である。
この場合、pH3以下及びpH12以上の範囲内では尿
素が形成し、pH8以上、特にpH9〜pH10.0の
間でジンアナミドへの二量体化が優勢である。
素が形成し、pH8以上、特にpH9〜pH10.0の
間でジンアナミドへの二量体化が優勢である。
最も安定なのは、3〜5のpH範囲内のシアナミド水溶
液であシ、このためすでに安定された市販の溶液は約4
.5のpH値を有する。
液であシ、このためすでに安定された市販の溶液は約4
.5のpH値を有する。
このような溶液は、そのシアナミド含量がジンアナミド
に二量体化のもとで著しく低下する前に、10〜20℃
の間の貯蔵温度で約6ケ月間貯蔵できる。
に二量体化のもとで著しく低下する前に、10〜20℃
の間の貯蔵温度で約6ケ月間貯蔵できる。
この貯蔵特性は温度範囲の点ならびに加工時間の点で工
業的に不満足なものである。
業的に不満足なものである。
従って、本発明の課題は、極端な貯蔵条件下で長時間に
わたって良好な貯蔵性を有する安定化されたンアナミド
水癖液を得ることである。
わたって良好な貯蔵性を有する安定化されたンアナミド
水癖液を得ることである。
この課題は、本発明によシ、シアナミド溶液に対して0
.03〜1係の蟻酸エステルならびに場合kよってはさ
詠常用の安定剤を含有することを特徴とする、シアナミ
ド約20〜80係を含有する水溶液によって解決される
。
.03〜1係の蟻酸エステルならびに場合kよってはさ
詠常用の安定剤を含有することを特徴とする、シアナミ
ド約20〜80係を含有する水溶液によって解決される
。
本発明によって使用されるエステルは、安定すべき溶液
に可溶であ右べきである。
に可溶であ右べきである。
従って、エステル基は一般にC原子数1〜8、特にC原
子数1〜6を有するアルコールから誘導される。
子数1〜6を有するアルコールから誘導される。
特に少量の蟻酸エステルu、so%のンアナミド水溶液
に対する有効な安定剤であり、従って特に有利に使用さ
れる。
に対する有効な安定剤であり、従って特に有利に使用さ
れる。
注目すべきことは、ンアナミド溶液の有効な安定化に必
要な蟻酸エステルの量は、蟻酸アミル〉一フチル>−フ
ロビル〉〉一エチル〉−メチルの順序に減少することで
ある。
要な蟻酸エステルの量は、蟻酸アミル〉一フチル>−フ
ロビル〉〉一エチル〉−メチルの順序に減少することで
ある。
有利に適当な蟻酸エステル約0.1〜0.5係が、特に
有利には蟻酸プロビルエステルとして添加される。
有利には蟻酸プロビルエステルとして添加される。
最適な添加量は、ンアナミド溶液の濃度、特性及び前処
理ならびに前記した貯蔵温度に依存し、予備実験によっ
て容易に確めることができる。
理ならびに前記した貯蔵温度に依存し、予備実験によっ
て容易に確めることができる。
安定剤過剰はこの実施態様においては回避される(例3
)。
)。
ンアナミド溶液は蟻酸エステルを混和した後に鉱酸、例
えば燐酸で約5〜3のpH値、特にpH=4.0〜4.
5に調節するのが有利である。
えば燐酸で約5〜3のpH値、特にpH=4.0〜4.
5に調節するのが有利である。
水中の純粋なンアナミドの溶液は、例外であり、この場
合一般に蟻酸エステルの添加後に酸性にすることにより
pH4.0〜4.5へのpH値補正するのは必要でもな
いし有利でもない(例1)。
合一般に蟻酸エステルの添加後に酸性にすることにより
pH4.0〜4.5へのpH値補正するのは必要でもな
いし有利でもない(例1)。
本発明にとシ極めて重要なのは、本発明による安定剤は
狭い濃度範囲内でのみ最適に有効であることである。
狭い濃度範囲内でのみ最適に有効であることである。
例えば、極めて少量の蟻酸エステルは驚異的にすぐれた
安定化効果を示すが、それよ)も若干大きな添加量では
その安定化作用は減少するかないしはむしろ完全に消失
する。
安定化効果を示すが、それよ)も若干大きな添加量では
その安定化作用は減少するかないしはむしろ完全に消失
する。
本発明によるシアナミド安定化の著しい利点は、室温よ
シも高い貯蔵温度においてもジンアナミドへの二量体化
は有効に阻止されている点に認められる(例4,5a及
び5b)。
シも高い貯蔵温度においてもジンアナミドへの二量体化
は有効に阻止されている点に認められる(例4,5a及
び5b)。
それとともに、ンアナミド水溶液を貯蔵する場合ならび
に取扱う場合の安全姓が増加する。
に取扱う場合の安全姓が増加する。
すでに安定化された市販のンアナミド溶液の貯蔵性も、
本発明によって著しく改良することができる(例2)。
本発明によって著しく改良することができる(例2)。
次例は本発明をさらに詳述するが、これに限定されるも
のではない。
のではない。
全ての百分率の記載は重量係である。
例1
蟻酸エステルを用いる50係のンアナミド水溶液の安定
化 a)市販の工業用ンアナミドを水に溶かすことによって
製造し、引続き(該溶液に対して)0.125係の蟻酸
エチルエステルを添加したso%のンアナミド水溶液を
用いる20℃での貯蔵実験;pH補正なし: b)不安定化されてない純粋なシアナミドを水に溶かす
ことによって調製し、引続き(該溶液に対して)0。
化 a)市販の工業用ンアナミドを水に溶かすことによって
製造し、引続き(該溶液に対して)0.125係の蟻酸
エチルエステルを添加したso%のンアナミド水溶液を
用いる20℃での貯蔵実験;pH補正なし: b)不安定化されてない純粋なシアナミドを水に溶かす
ことによって調製し、引続き(該溶液に対して)0。
5係の蟻酸−n−アミルエステルな添加した50チのシ
アナミド水溶液を用いる20℃での貯蔵実験;pH補正
なし: 例2 蟻酸エステル0.254(ンアナミド水溶液1000重
量部あたりエステル2.5重量部)を用くいる、貯蔵温
度20℃における50係の市販の工業用シアナミド溶液
の貯蔵性の改良。
アナミド水溶液を用いる20℃での貯蔵実験;pH補正
なし: 例2 蟻酸エステル0.254(ンアナミド水溶液1000重
量部あたりエステル2.5重量部)を用くいる、貯蔵温
度20℃における50係の市販の工業用シアナミド溶液
の貯蔵性の改良。
例3
下記に示すように、極めて僅かなエステル量(蟻酸−n
−プロビルエステル0.25%)の添加によって最適の
安定化効果をすでに得ることができ、これは大過剰量(
>0.5蟻酸−n−プロビルエステル)を使用する場合
に失なわれる。
−プロビルエステル0.25%)の添加によって最適の
安定化効果をすでに得ることができ、これは大過剰量(
>0.5蟻酸−n−プロビルエステル)を使用する場合
に失なわれる。
貯蔵温度20℃
例4
蟻酸エチルエステル0.125%の添加による50係の
ンアナミド水溶液の25℃及び30℃における改良され
た貯蔵姓: 例5a 蟻酸エステルの添加による50係の工業用ンアナミド溶
液の30℃における安定性の改良例5b 蟻酸エステルの添加による50係の工業用ンアナミド溶
液の40℃における貯蔵性の改良例6 工業用品質の蟻酸プロビルエステル0.3%を用いる6
0係の工業用シアナミド溶液の貯蔵温度25及び30℃
における安定化
ンアナミド水溶液の25℃及び30℃における改良され
た貯蔵姓: 例5a 蟻酸エステルの添加による50係の工業用ンアナミド溶
液の30℃における安定性の改良例5b 蟻酸エステルの添加による50係の工業用ンアナミド溶
液の40℃における貯蔵性の改良例6 工業用品質の蟻酸プロビルエステル0.3%を用いる6
0係の工業用シアナミド溶液の貯蔵温度25及び30℃
における安定化
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 貯蔵安定のシアナミド溶液において、ンアナミド約
20〜80重量係及びンアナミド溶液に対して0.03
〜1重量係の蟻酸エステル、場合によってはさらに常用
の安定剤を含有することを特徴とする、安定化されたン
アナミド水溶液。 2 蟻酸エステルが蟻酸メチルー、蟻酸エチル
〜,蟻酸プロピルー、蟻酸イソプロビル、蟻酸プチルー
、蟻酸一イソブチルエステル又は蟻酸アミルエステルで
ある、特許請求の範囲第1項に記載のシアナミド溶液。 3 蟻酸エステルが蟻酸一n−プロビルエステルである
、特許請求の範囲第1項記載のンアナミド溶液。 4 pH値が鉱酸、特に燐酸で3〜5に調節されている
、特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記
載のシアナミド溶液。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2642023A DE2642023C3 (de) | 1976-09-18 | 1976-09-18 | Verfahren zur Stabilisierung wäßriger Cyanamid-Lösungen |
DD7700201734A DD133317A5 (de) | 1976-09-18 | 1977-10-27 | Verfahren zur stabilisierung waessriger cyanamid-loesungen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5339298A JPS5339298A (en) | 1978-04-11 |
JPS5812206B2 true JPS5812206B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=25747600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52112507A Expired JPS5812206B2 (ja) | 1976-09-18 | 1977-09-19 | 安定化されたシアナミド水溶液 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4126664A (ja) |
JP (1) | JPS5812206B2 (ja) |
CA (1) | CA1078135A (ja) |
DD (1) | DD133317A5 (ja) |
DE (1) | DE2642023C3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0565322U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-08-31 | 大王製紙株式会社 | 仮止め手段を有する紙おむつ |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3219054A1 (de) * | 1982-05-21 | 1983-11-24 | Skw Trostberg Ag, 8223 Trostberg | Verfahren zur erhoehung der lagerstabilitaet waessriger cyanamidloesungen |
DE19629162A1 (de) * | 1996-07-19 | 1998-01-22 | Clariant Gmbh | Salze von Cyanamiden als Bleichaktivatoren |
JP2000219511A (ja) * | 1999-01-28 | 2000-08-08 | Nippon Carbide Ind Co Inc | シアナミド水溶液 |
EP2678368B1 (de) | 2011-02-23 | 2015-05-06 | AlzChem AG | Neue härter für epoxidharze |
JP6388288B2 (ja) | 2012-08-02 | 2018-09-12 | アルツヒエム トローストベアク ゲー・エム・べー・ハーAlzChem Trostberg GmbH | エポキシ樹脂を硬化させるための液状硬化剤(i) |
CN103553080A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-05 | 如皋市中如化工有限公司 | 30%单氰胺生产中双氰胺含量控制工艺 |
DE102014003082A1 (de) * | 2014-03-01 | 2015-09-17 | Alzchem Ag | Emulgierbare oder selbstemulgierende Zusammensetzung |
DE102017003691A1 (de) | 2017-04-15 | 2018-10-18 | Alzchem Trostberg Gmbh | Lagerstabile Cyanamid-haltige Lösungen |
EP3677329B1 (en) | 2019-01-02 | 2021-07-21 | Evonik Operations GmbH | Process for preparing guanidino acetic acid |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3295926A (en) * | 1964-02-17 | 1967-01-03 | American Cyanamid Co | Stabilization of cyanamide |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SU122742A1 (ru) * | 1959-02-18 | 1959-11-30 | Е.Г. Голова | Способ стабилизации цианамида |
CH396884A (de) | 1961-01-16 | 1965-08-15 | Ciba Geigy | Verfahren zur Herstellung neuer Hydrazone |
SU216669A1 (ja) * | 1967-03-30 | 1968-07-11 |
-
1976
- 1976-09-18 DE DE2642023A patent/DE2642023C3/de not_active Expired
-
1977
- 1977-09-01 US US05/829,627 patent/US4126664A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-09-15 CA CA286,840A patent/CA1078135A/en not_active Expired
- 1977-09-19 JP JP52112507A patent/JPS5812206B2/ja not_active Expired
- 1977-10-27 DD DD7700201734A patent/DD133317A5/xx unknown
Patent Citations (1)
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US3295926A (en) * | 1964-02-17 | 1967-01-03 | American Cyanamid Co | Stabilization of cyanamide |
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JPH0565322U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-08-31 | 大王製紙株式会社 | 仮止め手段を有する紙おむつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1078135A (en) | 1980-05-27 |
JPS5339298A (en) | 1978-04-11 |
DE2642023B2 (de) | 1980-04-30 |
DE2642023A1 (de) | 1978-03-23 |
DE2642023C3 (de) | 1980-12-18 |
US4126664A (en) | 1978-11-21 |
DD133317A5 (de) | 1978-12-27 |
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