JPS58121224A - キシレン類の異性化法 - Google Patents

キシレン類の異性化法

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JPS58121224A
JPS58121224A JP57002788A JP278882A JPS58121224A JP S58121224 A JPS58121224 A JP S58121224A JP 57002788 A JP57002788 A JP 57002788A JP 278882 A JP278882 A JP 278882A JP S58121224 A JPS58121224 A JP S58121224A
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隅谷 浩二
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堺 篤二
Yasuo Yamazaki
康男 山崎
Tamio Onodera
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキシレン類の異性化方法に関する本のである。
更KIllPシく説明すると、少くとも1種が熱力学的
平衡濃度以下であるキシレン異性体温合物を異性化する
方法に関するものである。
殊に本発明はp−キシレンO濃度組成が熱力学平衡濃度
以下であるキシレン異性体混合物を異性化してp−キシ
レン濃度が高い組成を得る方法に関するものである。
従来、少くと本1種の成分が熱力学的平衡濃度以下であ
るキシレン混合物を例えばシリカ・アルミナ触媒と接触
せしめて異性化し成る一定の平衡組成を有する混合物を
得ることはよく知られた方法である。そしてキシレン異
性体温金物トシてp−キシレ/1m−キシン/および〇
−キ7レンの3種異性体混合物とこれらに更に他のアル
キルベンゼン類を含む異性体混合物があり、これら混合
物はそれぞれ熱力学的な平衡組成を形成することが知ら
れている。
例えば427℃における3種異性体混合物の平衡組成は
モル比で、下記の如くであることが知られている。
p−キシレン   m−キシレン   O−キシレン2
14+1     5zt96    24NG(Th
e Chemical Thermcxlynamic
s of Organic Compoums by8
テUIJL、v罵8’l’R[IM ana  8工N
il  John Wiley ana 5ons。
1915−年参照) 一方、キシレン類の異性化は、工業的にはキシレン類の
異性化反応工程と異性化反応混合物からのキシレン異性
体の分離工程1分離された後の残余組成混合物の循環工
程を適−!IAK組合せて実施されている。その際異性
化反応における組成を熱力学的平衡組1ILK近づける
こと、キシレン類の分解、不均化反応などの曙反応を抑
制することはその工業的価値に大きな影響を与える。
従来中タレン類の異性化方法の多くは、シリカ・アルミ
ナ触媒を中心にした触媒の改J!L、1pF1発および
異性化の条件の改JLK研究の重点が置かれ、それに閤
する多くの提案がなされているつ殊に¥リカ・アルミナ
触媒それ自体の形状や構造を変える方法、或いはその処
理をする方法、ンリカ哨アルミナに種々の成分を添加す
る方法などの研究が多くなされている。
しかしながら、いずれも異性化反応の活性が優れ、しか
も好ましからざる副反応を出来るだけ抑制し得るという
条件を満足するクリ力・アルミナ触媒は、極めて少ない
一方、本発明者らは、成る特定のカチオン源を使用して
調製された結晶性アルミノシリケートは、新規なゼオラ
イトであシ先に提案したが、この新規ゼオライトは、キ
シレン類の異性化反応の触媒としてその活性が優れてお
り、長時間使用しても活性の劣化が少なく、しか−副反
応も少ないこと、特KjlいたことKは、異性化反応混
合物中における中シレン類の平衡組成が従来知られてい
たものと異なり、p−キシレンの組成が前述した平衡到
達率よシもはるかく高い値を示すことが判明した。
本発明者らは、前記した新規ゼオライトのキシレン類の
異性化特性について更に研究を進めた結果、そのカチオ
ンサイトに対するナトリウ轟カチオンの割合が、異性化
以外の副反応に影響していること、すなわちその割合が
少くともialのゼオライトを触媒として使用すると、
異性化活性はなお高水準Ell持されしかも好ましから
。ざる副反応(例えば、不均化反応、トランスアルキル
化反応など)はより抑制されることを見出し本発明に刺
違した。
すなわち、本発明は下記式(1) %式%(1) 但し、弐社無水の状態に於る酸化物の形で表わしたもの
であシ、輩はn価の一種または二種以上の陽イオン、X
はαSから4の範囲。
yは少なくと4toの値を示す。
で表わされる組成を有し、かつ下記 格子面間隔d山       相対強度lL2  ±α
5       中位〜強いi9 ±α5      
 中位〜強い467±へ1       中位 表33±αl       非常に強い402±aOS
       強い〜非常に強い器S3±α05   
    中位 λ7z±α05      弱い〜中位144±α04
      弱い〜強いλ33±α04      弱
い〜強い128±α03       中位 の値で実質上表わされるX線格子面間隔を有する結晶性
アルミノシリケートであって、該ゼオライトの全カチオ
ンナイトの少なくと′4hloqkがナトリウムイオン
で占められているゼオライトを含有する触媒に1気相で
少なくとも一種が熱力学的平衡濃度以下であるキシレン
異性体を含有する原料混合物を接触せしめることを特徴
とするキシレン類の異性化法である。
以下本発明方法について更に詳mec説明する。
本発明方法に使用されるゼオライトおよびその製造法は
、先に説明したように本発明者らkよって見出されたも
のであって、特願昭55−155017(昭mss年1
1月4日付提出)オヨび昭和56年12月21日付提′
出の特許出願の明細書に詳細に説明されているが、次に
これらについて説明する。
本発明に使用されるゼオライトは、上記のとおり、シリ
カ含量の多い、すなわち810m/Aム08モル比がi
o以上のゼオライトであるが、従来から知ら−れている
Z 8M−5、ZSM−11,Z8M−12,28M−
311等のZBM系のゼオライトやゼータ3(Zeta
 3)ゼオライト尋の高7リカ含有ゼオライトとは全く
異なるx1m回折パターンを示す新規な結晶構造をもつ
ゼオライトであり、本明細書において以下[ゼオライト
TPZ−3Jと称する。
本発明方法においては、か\るゼオライトTPZ−3K
おける全カチオンサイトの少くとも1g191がナトリ
ウムイオン、好ましくはzo%がナトリウムイオンで占
められたゼオライトを触媒として使用する点に特徴があ
る。
上記ゼオライトTPZ−1は、水溶性アルカリ金属化合
物、N、N、II、M’、II’、11’−ヘキサメチ
ル−L6−ヘキサンジアンモニクム化合物、反応条件下
(後述の水熱反応条件下)にシリカを与える化合物(以
下シリカ源という)、反応条件下(後述の水熱反応条件
下)にアルミナを与える化合物(以下アルミナ源という
)及び水を含有する1合物を、少なくと一80℃の温f
において結晶が生成するのに充分な時間維持し、生成す
るゼオライトを必要に応じてさらに他のカチオンとのイ
オン交換反応に付することからなる方法によって製造す
ることができる。
この場合、ゼオライトの陽イオン部分を構成する陽イオ
ン源として、水溶性アルカリ金属化合物に加えて、N、
N、N、)l’、N’、N’−ヘキサメチル−L6−ヘ
キナンジアンモニウム化合物が使用される。
上記方法においては、上記の各出発物質は、これら各原
料を混合した後の反応混合物中における下記の成分のモ
ル比に換算して下記のモル比を与えるような割合で混合
される。
810w/ALtOs  −10〜スooo、好ましく
は10−500.さらに好まし くはto、zso; R/(81+AL)  −t x t o−’ 〜1 
、好ましくは5xto  S−α5、さらに好 ましくはI X t O−’〜I X I G−’ :
OH−/(81十ムL)  −txto  NLS、好
ましくはlXl0  ””sさら に好ましくは5X10 〜 α 4 ; ■會o/(si+ムt)  欝5〜100.  好まし
くはt。
〜so、さらに好ましくは 口〜40; 0H−7/迅0   − I X l O〜I X l
 O。
好ましくは1xio  −t x t o−’さらに好ましくは lXl0  〜 lXl0    。
ただし、R#iN、N、II、N’、II’、M’−へ
キナメチル−L6−へ中ナンジアンモニウムイオン 〔(。3.」−(。H8)、−噌(。am)s〕  を
、ゎオ。
また、上記式中OH−は上記混合物中のアルカリ性直を
定量的に表わすものであシ、その値は上記水以外の出発
物質によって混合物中に持ち込まれる水酸基の全モル数
から、反応混合物中0*機とO中和反応によって消費さ
れる水酸基のモル数を差引くことkよって算出される値
である。
次に各出発物質についてさらに詳しく述べる。
■ シリカ源としては、ゼオライト製造に通常使用され
るものがいずれも使用可能であシ、例えばシリカ粉末、
コロイド状シリカ、水溶性ケイ素化合物、ケイ酸などが
挙げられる。
これらの具体例を詳しく説明すると、シリカ粉末として
は、エーロシルシリカ、発煙シリカ、シリカゲルの如き
アルカリ金属ケイ酸塩から沈降法よシ製造された沈降シ
リカが好適であシ、コロイド状シリカとしては、種々の
粒子径のもの例えば10−50ミクロンの粒子径のもの
が利用出来る。また水溶性ケイ素化合物としてはN&1
0またはKmO1モルに対して810曾1〜iモル特に
2〜4モルを含有する水ガラス、アルカリ金属ケイ酸塩
などが挙けられるが、シリカ源としては就中コロイド状
シリカを九は水ガラスが好ましい。
(B)  アルミナ源としては、一般にゼオライトの製
造に使用されているものはいずれも使用可能であシ、例
えば塩化書、硝酸塩、硫酸塩の如きアルζニウムの塩:
例えばコロイド状アルZ°す、グツイドベーマイト、ベ
ーマイト。
r−アルミナ、−一アルミナ、β−アルミナ・三水和物
の如き水和されたもしくは、水和されうる状態のアルミ
ナ:アルミン酸ソーダなどが例示されるが、この中でア
ルミン酸ソーダまたはアルミニウムの塩が好適である。
また、シリカ及びアルミナの双方の供給源としてアルミ
ノケイ酸塩化合物例えば、天然に歳出される長石類カオ
リン、酸性白土、ベントナイト、モンモリロナイト等を
使用することも可能であシ、これらアルミノケイ酸塩を
噴述したアルミナ源及び又はシリカ源の一部又は全部と
代替してもよい。
本発明の原料混合物にシけるシリカ源とアルξす源との
配合比社、それぞれを1310tとムムOs  として
表わして810m/ムムOS(モル比)が10−九〇〇
〇の範囲、好ましくは10〜5(1G011囲、さらに
好ましくはgo〜zs。
の範囲内となるようKすることが好ましい。
(Q 一方、水溶性アルカリ金属化合物としては、水溶
性のアルカリ金属塩及びアルカリ金属水酸化物が適して
おシ、具体的には、アルカリ金属の塩化物、炭酸塩、例
えば塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムな
ど、或いは水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのア
ルカリ金属水酸化物が挙げられる。
また、シリカ源又はアルミナ源をも兼ねるものとして、
ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムなどのアルカリ金属
ケイ酸塩やアルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム
などのアルカリ金属アルミン酸塩も使用することができ
る。
しかして殊に好適なアルカリ金属化合物としては水酸化
ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム
等が挙げられる。
(功 上記水溶性アルカリ金属化合物と共に使用される
N、N、N、N’、M’、N’−へキサメチル−L6−
ヘキサンジアンモニウム化合物は下記式2式% 式中、! はハロゲンイオン、OH−イオ;ツ%BO+
−イオン等の如きアニオンを表わで表わしうる化合物で
あシ、本化合物はこの形で他の出発物質と混合すること
ができ、或いは混合物中でその場で、例えばy、w、N
′J−テトラメチル−L6−へキサメチレンジアミンと
ハロゲン化メチル例えヒョウ化メチルと反応させて形成
させるようKしてもよい。
かかるジアンモニウム化合物は、シリカ源及びアルミナ
源の81及びktの合計のモル数に換算して、81及び
ムtの合計五モル当?)lX I O−’〜1モル、好
ましくは5X10 〜aiモ#、さらに好ましくはlX
l0 −IX I G−’モルの範囲内で使用すること
ができる。
を九、前記原料混合物中には、少なくとも成る量以上の
OH−イオンが存在することが必要であシ、従って、使
用する水塊外の出発物質の少なくとも1つはOH−<オ
ンを解離するものでなければならず、通常かかるOH−
イオンは藺述したアルカリ金属化合物及び/又はジアン
モニウム化合物によシ鋏混合物中に供給される。
しかしてOH−イオンは、混合物中に、クリ力源及びア
ルミナ源の81及びムLのモル数に換算してSlとムL
の合計1モルm F) I Xl0−’〜L5モル、好
ましくは1Xlo  〜1モル、さらに好ましく fi
 s X I G  〜復4モルの範囲内で存在するこ
とができる。
また、該OH−イオンは該混合物中の水の量を基準にし
て、水1モル当J)IXIO〜lXl0−’モル、好ま
しくはl X 1 G−’ 〜I X1O−1モル、さ
らに好ましくはI X 1 G−4〜!×lθ モルの
範囲内で存在することができる。
(6)さらに、噴記原料混合物において、水は(81+
 At) K対してモル比で5−S−100の範囲、好
ましくはlO〜50の範囲使用するのがよ< s 4I
K 15−4 @ O範囲が好ましい結果が持九らされ
る。
前記した如きアルカリ金属化合物、N 、H、N 。
M’、f、N’−へ中ナメチルーL6−へキナンジアン
峰ニウム化合物、シリカ源、アルミナ源及び水を一述し
た如き割合で混合し、得られる混合物をゼオライトが生
成するに充分な温度と時間加熱維持する(すなわち水熱
反応に付する)ことKよシ目的とするゼオライトを生成
せしめることができるが、その際の反応温度は80℃以
上であシ、殊K10O−zo。
coHH内が有利である。反応時間は通常5時間〜10
0日、好ましくは10時間〜50日、特に好ましくは1
日〜7日であシ、圧力は自生圧乃至それ以上の加圧が適
用され、オートクレーブ中で自生圧下に行うのが一般的
であるが、必JsK応じて窒素ガスなどの不活性ガス雰
囲気下で行って4よい。
ゼオライトの形成反応は、所望の温jijK原料混合物
を加熱し、用すれば攪拌下にゼオライトが形成されるま
で継続される。かくして結晶が形成された後反応混合物
を室温まで冷却し口遇し、好ましくは洗液のイオン伝導
性が一般には50−〇/fi以下、好ましくは25sU
ZcI11以下、さらに好ましくは1511じ/傷以下
となるまで充分に水洗し、必!!によシ乾燥する。結晶
の乾燥は、室温又は約1socまでの加熱下に行なうこ
とができ、ま九常圧或いは減圧のいずれで行なってもよ
く、例えば常圧的s o 〜i a o℃で5〜24時
間St行なうのが好ましい。
なお、上記のゼオライトの形成反応を行うに先立ち、原
料混合物中に、目的生成物であるゼオライ)TPZ−3
の粉末粒子を存在せしめると、ゼオライトの形成反応速
度が増大されろことがある。
従って原料混合物中に目的とするゼオライ) TPZ−
3の粉末粒子を種として少量混入させることは度々好ま
しい結果がもたらされる。
また、原料混合物中に、前記ジアンモニウム化合物よシ
も分子量の小さい第四級アンモニウム化合物及び/又は
水溶性アミンを添加して、もよく、それによってゼオラ
イトの形成反応速度を増大させることができる。この目
的のために使用しうる第四級アンモニウム化合物として
はテトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウ
ムを例示することができる。
該アミン又はアンモニウム化合物は%N、N。
m、w’、x’、N′−へ中サメチル−L6−へキナン
ジアンモニウム化合物1モルに対して111〜1(1モ
ル、好ましくは11〜5モルの一合で添加し得る。
かくして得られた(オライ) TPZ−3は、陽イオン
がナルカリ金属イオンおよびN、M、N、N’。
N’、N/−へキサメチル−L6−ヘキサンジアンモニ
ウムイオンを含むものであり、例えばこれK MH,O
L水溶液を作用させてイオン交換しカチオンナイトをア
ンモニウムイオンで置換することもできる。
かくして得られた結晶は、約Zoo〜約600℃、好ま
しくは約300〜約500Cの温度で、約6〜約24時
間、好ましくは約8〜約16時間焼成してもよく、これ
によって、カチオンサイトの有機カチオン及び/又はア
ンモニウムイオンを除去することができ。
その結果、カチオンナイトが実質的にアルカリ金属イオ
ン及び/又は水素イオンからなるゼオライトTPZ−3
を得ることができる。
以上に述べた如くして製造されるゼオライ) TPZ−
3は、特徴あるX@回折パターンを有しており、少なく
とも下記の特徴的ピークを有することによって従来の高
シリカ含有ゼオライトとは明確に区別されるものである
。例えば下記表から勇らかなように(33±(LIXK
非常に強いピークがゼオライトTPZ−3Kは認められ
るが公知のゼオライトZBM−5Kはかようなピークは
認められない。またゼオラ(トrpz−xscatoz
±aosX<強いピークが認められるが、ゼオライトZ
8M−1!i(は也02±αaS^には比較的弱いピー
ク゛しか認められない。
表 格子面間隔d[有]   相対強度 lL2  ±O,S     中位〜強いi9 ±a5
   中位〜強い 4g?±CL1    中位 し■±α1   非tK強い 表02±(LO5強い〜非常に強い 1m13±aOS    中位 172±α05  弱い〜中位 龜44士へ04   @い〜強い ユ33±α04   $9い〜強い L2m±α03   中位 これらOX線格子面間隔の特徴的ピークは、ゼオクイ)
 TPZ−3の化学的組成を示す式(1)にシけるカチ
オン輩の種類によって、格子面間隔に若干のシフトがあ
ったシ及び/又は相対強jlK!千の変化を生ずること
もあるが、実質的にはすべてのゼオクイ) TPZ−3
K共AO−のであることを了解すべきである。
なお、本発明書に記載したx!1回析バクーにおける格
子面間隔atの値は標準技術によって決定したものであ
る。即ち、照射線は鋼のにα双子線で、自記記鎌式シ/
チレーション計数分光光度針を使用した。ピーク高さく
1)及び2θ(θはブラッグ角)は分光光度計のチャー
トから読みとった。これから相対強度lo o x I
 / I・(■・は最強の線又はピークの高さ)及び、
記載された線に対応するオンダストローム巣位で表わし
た格子面間隔であるdを計算した。
崗ここで相対強度は100〜60が非常に強い、6ON
40が強い、40〜20が中位、2G−10が弱いとし
て表わした。
ゼオライ) TPZ−3Kは、上記のX線格子面間隔の
特徴的ピークを示すゼオライトである限シ、他のところ
にピークが存在すると否とにかかわらず、すべて包含さ
れることを理解すべきである。しかして、ゼオツイトT
PZ−3OX1aWA折パターンには、場合により前記
特徴的ピーク以外C,ZO@近傍に強いピークが諺めら
れるとともあるが、このピークの有無は本質的にゼオラ
イ) TPZ−3の同定に影響を与えるものではない。
ゼオライ)TPZ−3は、化学的には、無水の状態にシ
する酸化物の形で表わした下記一般式(1) %式%(1) [;中・ゝ・n、!及びyは前記の意味を有る。
O組成を有している。
上記式(1) において、Xはゼオライトに結合してい
るカチオンの量の指標であり、本発明のゼオライトTP
Z−3の場合にはα5〜4、好ましくはα9〜3の範囲
内であることができる。′ ゼオライト、すなわち結晶性アルミノシリケートは、モ
デル的には、シリカのl?uiti体とアルミナの四面
体との結合体から基本的にな!D、jのアルミナ四面体
の電荷は結晶内に陽11 0゜ 一−−0−Ajム。− 1 1 イオンが存在するととkよって中和された構造を有して
いる。従って、ゼオライトラ表わす一記式(1) にお
いて、カチオンの量を表わす”x′は理論的にはアルミ
ナと等モル量、すなわちlということになるが、しかし
実際的には、合成状態のゼオライトには通常の洗浄によ
っては除去しきれない陽イオン前駆物が包蔵されている
のが畳過であシ、合成されたゼオライトの実際の分析デ
ータでXが1となることはむしろ希である。かくして、
前記式(υにおける“X”は、通常0洗浄で杜除去しき
れな込包蔵された陽イオン前駆物の陽イオンをも含む精
製された合成ゼオライト中の全陽イオンの量(モル数ン
を表わすものとする。
また、シリカ含有量の指標となるyは少なくとも1(1
’、好ましくは五〇−スooo、さらに好ましくはt 
o−s o oの範囲内が有利であ、#)、就中20−
250の範囲内が優れた特性のゼオライトが得られるの
で特に好適である。
ゼオライトでPZ−3はその特性の1つとして形状選択
性を有してお)、この特性はシクロヘキサン/n−ヘキ
サン吸着比によって表わすことができる。この吸着比は
ゼオライト中に存在する細孔の大きさを示し、一定の温
度及び圧力下において、ゼオライトの琳位重量当jDK
吸着されるシクロヘキサンの重量対n−ヘキサンの重量
の比として定義される。この比が小さいということはシ
クロヘキサンのような分子断面積の大きい分子はゼオラ
イトの績孔内へ拡散しにくいことを表わし、触媒反応の
観点からは選択性の向上につながる。
ゼオライトの単位重量当シのシクロヘキサン又はn−へ
中サンの吸着量は、電気炉中で4g10’CKて8時間
焼成することによって乾燥したゼオライトの一定量を秤
量し、次いで25℃及び12G±20waM9Oシクロ
ヘキサン又はn−ヘキサyの飽和ガス雰囲気中に上記秤
量したゼオライトを6時間保持し、更に1シクロヘキサ
ン又はn−ヘキサンの不在下にゼオライトを250で1
20±20闘H9に2時間保持した後シクロヘキサン又
はn−へキtノが吸着されたゼオライトを秤量し、吸着
操作前後のゼオライトの重量の差を求めることKより決
定することができる。
ゼオライトTPZ−3は一般K(Li2Sを越えない、
好ましくはαl−α95の範囲内のシクロヘキサン/n
−ヘキサン吸着比を有している。
また、前記ゼオライトTPZ−3は、商業的に入手し得
る高活性シリカ−アルミナクランキング触媒と比較して
、はるかに優れ九クラッキング活性を有している点でも
特徴的である。
このクラッキング活性は1クラクキングインデツクス”
(以後C9工、という)で表現することができる。この
O,1,はヘキサンのクララ中ング反応に於て、一定の
反応適度定数を与える温度で表現したものであり具体的
に祉次の如くして測定される。
10〜20メツシユKiEIi L走ゼオライト又はク
リカーアルミナ触媒を電気中450℃にて8時間焼成し
た後、これを石英ガラス製反応器に充填し、次いで25
℃忙おいてへ中サンで飽和された窒素ガスを、皺反応管
に、フィードし、該ヘキサンの転化率を測定し、それか
ら各反応温度に於る反応適度定数を算出し、皺反応速度
定数がα5となる反応@度を推定する。
ゼオライトTPZ−3のC0工、は、カチオンナイトに
存在するカチオンの種類及び量にょ°つて異なり、その
代表的なものKついて例示すれは次のとおりである。
水素イオン型の場合は3110以下;ベリリウ^イオン
sI(Boo/ムムaSモル比−11L97)の場合は
約SOO;ストロンチウムイオン型(8ro/ALxO
a’モル比−α95)の場合は400であった。
さらに、ゼオライトTPZ−3は熱安定性に極めて優れ
ており、例え1j80G’cK12時間またはそれ以上
の時間熱処理して4l記した!線の回折パターンは実質
的に変化しないのでこのこと自体熱的に極めて安定であ
ることが了解される。
本発明のキシレン類の異性化法においては、全カチオン
サイトの少なくと4to−がナトリウムイオンで占めら
れた(オライドTPZ−3を含有するものが使用される
ここで全カチオンナイトとは、ゼオライトTPZ−3の
結晶中に存在する全ての陽イオンの敏(理論的忙はアル
ミニウムの原子O数にはシ一致する)を意味し、その少
くと4101G、好ましくは少くともzoqkがナトリ
ウムイオンによるカチオンであればよい、 %KIFf
t Lいナトリウムイオンの割合は少くと425−であ
る。
一方、全カチオンナイトがナトリウムイオンで占められ
ることは本発明の目的から見て好ましくなく、ナトリウ
ムイオンの割合の上限は@9哄以下、好ましくはsss
以下が適当である。
本発明O異性化触媒として、前記の如くナトリウムイオ
/の一合を一定範囲とする他に、ナトリウムイオン以外
のカチオンは真性化反応条件下において酸性を発現する
イオン、例えば水素イオン、アンモニウムイオン、多価
金属イオンなどを含んでいるのが望ましい。
前記ナトリウムイオンを一定割合金有し九ゼオライトT
PZ−3は、カチオンナイトが実質的に水素イオンより
なるものと比べて下記の如き特性を有しているう その1つは%(オライ)TPZ−3の孔径の形状選択性
が向上し、そのため前記し九りクロヘキナン/n−ヘキ
ナン吸着比が大巾に改善されることである。他の1つは
ナトリウムイオンが含有されているため、#点、殊に比
較的強い酸点が中和されその含有量を少なくすることも
でき、また酸強度も調節することができ、そのためKO
,工、(クラッキングインデックス)を所望の水準に制
御できることである。
かような特性を有する本発明のゼオライトTPZ−3を
、中グレン類の異性化Kl!!用すると、TPZ−3が
本来有する高い異性化活性を維持しながら、キシレン、
エチルベンゼンの不均化反応やトランスアルキル化反応
の如き好ましからざる副反応をより低い値にし得るとい
う工業的に優れた利点が得られる。また、本発明の前記
触媒は、キシレン類の異性化反応の初期から、仁のよう
な副反応が比較的低水準に抑見られているというのも利
点1fD1つである。
本発明の触媒である、ナトリウムイオンを一定割合金有
するゼオライトTPZ−3は、そのナトリウムイオンの
全カチオンサイトに対する割合が鴫記範囲である@b%
千の調製法は@hO方法が採用される。例えば、#述し
た製造法に従って得られたゼオライ) TPZ−3が、
そOナトリウムイオンが本発明の範囲内であればそのt
〜使用することもでき、る。また一旦水素イオン型、ア
ンモニウムイオン型の如きナトリウムイオンを実質的に
含まないか或いは含有量の少ないゼオライトTPZ−3
ヲ調製しておき、これに通常知られたイオン交換法に従
って所望の割合のナトリウムイオンを導入してもよい。
更に実質的に全カチオンがナトリウムイオンよりなるゼ
オライトTPZ−3を調製しておき、これから一部のナ
トリウムイオンを他のカチオンと置換することにより目
的とする本発明のゼオライトTPZ−3とすることもで
きる。
―記ゼオライトTPZ−3を本発明の異性化反応に使用
するK11lして該ゼオライ) TPZ−3は、微粉末
状で或いは必要に応じて通常行なわれているよう忙、所
望とする種々の形状1例えばペレクト状又はタブレット
状に成形した鏝。
かかる反応に供することができる。ゼオライ) TPZ
−3を成形する場合には、常法KI!い、ゼt9イ) 
TPZ−3を通常ゼオライト系触媒の粘結剤として使用
されている合成或いは天然の耐火性無機酸化物、例えば
シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、カオリン、シリ
カ−1グネシア等と温合した後、所望の形状に成形し、
次いで焼成して固めることができる。
かかる成形物中における触媒活性成分たるゼオライトτ
PZ−3の量は、該成形物の重量を基準として、一般K
 l−lo o重量−1好ましくは10〜90重量−と
するのが有利である。
このようKして調製された触媒は、使用に際して、例え
ば水素ガス中の如き還元雰囲気下でzoo〜so’o℃
、好ましくは250〜SSO℃の温度で処理すること4
できるつ次に本発明方法に従って、前記ナトリウムカチ
オンを含有するゼオライトTPZ−3を触媒として使用
してキシレン類を異性化する方法について説明する。原
料混合物としては少くとも1種が熱力学的平衡濃度以下
であるキシレン混合物を含有するものが使用され、殊に
p−キシン/の濃i組成が熱力学的平衡濃度以下のもの
が有利に使用される。その原料混合物としては例えtf
p−中シレン9m−キクレンおよびO−キシレンの3種
異性体混合物であってもよく、またこれらにエチルベン
ゼンが含まれている4種異性体混合物のいずれであって
もよい。これらキシレン異性体混合物は気相で前記ゼオ
ライト(TPZ−3)触媒と接触せしめられる。
本発明の異性化反応において原料混合物中に水素を存在
させてもよく、また存在させなくてもよい。しかし、一
般的には水素を使用した方が好ましいことが多い。その
場合の水素は炭化水素に当して1−iooモル倍使用す
るのが望ましい。
さら°に本発男の異性化においては非芳香族炭化水素、
例えばエチル7クロヘキサン、アルキル置換シクロペン
タン、パラフィン、す7デンの如き常圧沸点がio、’
iso℃’s % K l z 。
〜tSO℃の非芳香族炭化水素を添加して行うこともで
きる。
異性化反応は重量時間空間速度(vasv )がαl−
20G、好ましくはα1〜SOの範囲となるように%ま
た反応温度は28G−5000、好ましくは300〜4
50℃の範囲で行うのが適当である。
また本発明の反応は常圧〜30Kr/csjG、好まし
くは常圧〜25〜/ aJ aの圧力範囲で実施するの
が望ましい。
以上本発明によれば、p−キシレンの平衡到達率が極め
て高いキシレン混合物を得ることができ、触媒の活性寿
命も長いので工業的に有利にp−キシレンを製造するこ
とができろう特に本発明方法忙おいて前記ゼオライト触
媒を使用する場合常圧下でキャリアーガスを用いないで
も数日間高いp−キシレン(PK )平衡到達率を維持
し得るという特異的な現象が認められる、 さらに本発明方法によれば、目的とするキシレン類の異
性化反応以外のキシレンやエチルベンゼンの不均化反応
およびトランスアルキル化反応6如き副反応が相対的に
抑えられ、従ってキシレンの損失も小さいという利点が
得られ、この利点は長時間触媒を使用しても持続する。
以下実施例を掃けて本発明方法を詳述する。
実施例! シリカ源として水ガラス(和光補薬製 810*3  
t  2 4  wtり6  、 M&雪017.30
wtりに、  H鵞Q4  +L46wtl ) 33
15 f 、アルミナ源として硫酸アルミニウム18水
塩fi4i6f、中和剤として硫酸@ 4i 8 f、
鉱化剤として塩化ナトリウム5OO21有機アンモニウ
ム源としてN、N、lJ’、N’−テトラメチル−L6
−ヘキサンジアミン339F。
ヨウ化メチル5ort及び純水102よりゲルを調整し
た。
この4のの組成はモル比で表わして 810電/ムム08       鋼  s。
アンモ二つ^塙ン′81+ムt−ao會6aH−/ax
+At     −a l。
H!O/81 +At       =   3  α
90H/HtO冒  13XlG−’ であった。
このゲルを2OL容ステンレス製オートクレーブに仕込
み、穏やかに攪拌し乍ら160℃自生圧で1週間反応し
た。
反応物を取シ出しP別した後純水で洗浄液が50 sU
/em以下になる迄洗浄し60℃で一晩乾燥した。この
もの社重量L2111であシ、図−1及び表1に示すx
ls回折図よ)、TPZ−3である事が分かった。
このゼオライトの組成性酸化物のモル比で表わしてL 
2 @ RO: (L 21 aalo : AムOs
;  4103SiO* : 475 HtOテあり、
検出されたCとNの比はα167(理鍮値α194)で
あった。
実施例2 実施例!で得られたTPZ−31S fをSOO℃6時
間焼成した後、塩化アンモニウム10−水溶液lO〇−
で還流下にイオン交換してアンモニウム型とし、このイ
オン交換操作を3回くシ返したうこれを口過した後、充
分洗浄し、再度乾燥後電気マツフル炉でSOO℃6時間
焼成して水素m TPZ−3を得た。以後これをHE 
 と称す。
上記イオン交換後のナトリウム含有量は表−2に示す如
く、極めて低く、はぼ完全にイオン+ 交換されている事を示している。又、このH−TPZ−
3のX線回折はイオン交換前のそれと本質的に同じで、
SOO℃で熱処理しても不変であった。更にこのようK
して得られたH215Fを塩化ナトリウム10−水溶液
1oodを用いて還流下にイオン交換した。このイオン
交換操作を3回〈シ返した。これを口過した後、充分洗
浄し再度乾燥後、電気マツフル炉でSOO℃6時間焼成
してNaZ−1を得たうそのす) IJウム含有量を表
−2に示す。
比較例として、特公昭46−10064に従って合成し
た28M−5の結果も併せて記載した。
を九更KHz5fを用い、塩化ナトリウム水溶液0Il
lとイオン交換の操作回数を変えて10℃で接触せしめ
種々のアルカリ量を導入し九MaZ−2〜7を調整した
。結果を表−2に示す、次いで1IaZ−169を用い
て種々の濃度の塩化アンモニウム水溶液と70℃で接触
せしめ)iaZ−8〜11を調整した。
同様KM&Z−ISfを用い、種々の#1変の塩酸と7
0℃で接触せしめNaZ−12〜Isを調整した。
結果を纒めて表−2に示す。
実施例3 実施例!で得られ九粉末状の種々のH−TPZ−λ1a
−TX’Z−3  を付着水分を除くために4SO℃8
時間、空気雰囲気下、電気マツフル炉中で焼成した後、
約Ifを秤量びんに秤量した。次いで秤量したゼオライ
トを、被吸着溶媒を入れたデシケータ−中に於て25℃
 12.0±20閣時の減圧下で6時間放置する事によ
って被吸着物質を飽和吸着させた。次いで、デフケータ
−中の該被吸着溶媒を除去し、更に25℃12g)±2
01IILHgの減圧下で2時間排気し、再び秤量した
ゼオライトの被吸着物質に対する吸着量は次のように求
められる。
W、 −W。
V −−x t o o eIE4 ここでVφ)はゼオライト単位量量当りの吸着量として
定義され、Wl及びW禦は夫々吸着IIIdkのゼオラ
イト重量を表わす。
HtOl KB、PXHOX、 n −ヘキサン、シク
ロヘキサンについて得られた各吸着量とn−ヘキサンと
シクロヘキサンの吸着比(Vシクロヘキサン/ V n
−ヘキサン)を比較例と併せて表−3に纒める。
上記結果よシ、ナトリウムイオンを導入する事により、
分子径の大きな分子は孔内へ拡散しにくくなり、吸着選
択性を大幅に改善する事が出来る。
実施例4 実施例2で得られた各種ゼオライトと等11のクロマト
グラフ用アルミナゲルを充分混合したものをベレット化
し、10〜20メツシユに粒度調節して得た触媒を電気
マツフル炉中空り1/I8気下450℃にて8時間焼成
した後、ガラス製反応管に充填した。次いで吸収ピ/に
入れた25℃のへキチンの中を窒素ガスを通過さ舷た後
の飽和ガス流(ヘキナンーcL2気圧)を帛媒床に供給
した。反応温度はヘキサンの転化率が5〜40%の範囲
になるように#1節した。ここでヘキサン転化率を次の
様に定義する。但しフィードしたヘキサンには少なくと
もn−ヘキサンを80−以上含むC−パラフィンである
プロダクト中のヘキサン濃度幅) ヘキサン転化率(ε)−1−□ 0G フィード開始後10分−20分の間プロダク)ヲサンプ
リングしてガスクロオドグラフィーにて分析した。
各反応温度に於る反応速度定数は次のように算出した。
K冒(1/y)Ln□ l −ε ここでz(sea−’ ) :速度定数τ(sea )
  :接触時間〔触媒容量(d)/フィードガス流速度
(睦’5ea) ] ε   :ヘキサン転化率 伺、上記へキサン転化率は反応温度1500〜550℃
、接触時間1〜20秒で達成された。
肢触媒のクラッキング活性の指標として上記反応速度定
数がα5となる温度で表わした、タラツキングインデフ
クスを表−4に纒めた。
ゼオライト基導入されたナトリウムイオンの量を制御す
る事によってクラッキング活性を調節する事が可能であ
る。
実施例5 実施例4と同様忙して得た触媒を電気マツフル炉中、空
気雰囲気下450℃で8時間活性化した。この触媒sr
を熱電対を挿入した1 s+wφガラス製反応管に充填
し、周囲よりニクロム線ヒーターにて加温し所望する温
度で常圧下に水素ガスを中ヤリャーとして混合キシレン
をフィードしキクレジの異性化反応を行なった。フィー
ドする混合キシレンは、トルエンαs wt% +エチ
ルベンゼン(KB) 15 wt% 、 /<2中シV
ン(PK) 8 wt−、メタキシレン+オルソキシV
ン71 S wt憾を含有した。
450℃、 yasv 4(ゼオライト基準)、シ/キ
シレンモル比lの条件で行なった結果を表−5に示す。
ナトリウムイオンを多く含有+ h Ha−TPZ−3
はH−TPZ−3K較べてIB消失率、 X7ta ス
共に劣化の速度が遅くなっている。又、最もす) IJ
ウム含有量の多いNaZ−1では両者とも大lIK改善
されている事がわかる。
()内の数は48時間の値を12時間の値で除したもの
であり、劣化のamを示すものである。
350℃、 WHIff 4(ゼオライト基準)、at
/キシレンモル比10条件で48時間後のX710スを
表6に纒めた。
ナトリウムイオンの導入及び除去方法によシ多少の変化
は認められるが概して50−以上導入されたNa−TP
Z−3はH−TPZ−3に較べて半分以下のXytロス
に抑制されている事がわかる。
ここで プロダクトのキシレン中のPx濃度− PXX平衡到達率−□ キシレン中のPK平平衡変度 − フィードのキシレン中のPX濃度  100 フィードのキシレン中のPXM フィード中のキシレン濃度−プロダクト中のキシレン濃
度xytロス鏝)■□ フィード中のキシレン濃度 100 フィード中のKB鏝変−プロダクト中のKB濃度KB消
失率、@−X100 フイード中のMB濃度 但し式中の各濃度は重量パーセントを表わす。
【図面の簡単な説明】
図−1は、本発明の実施例1で得られた〒PZ−3のX
線回折図を示すものである。 特杵出願人 帝人油化株式会社 代理人 弁理士  舘  1) 純  博 手  続 
 補  正  書 昭和57年2月lz日 特許庁長官 殿 1、事件の費示 特馳昭 57 − 2788  号 2、発明の名称 キシレン類の異性化法 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都千代田区内幸町2丁目l香1号 帝人油化株式会社 代表者  徳 末 知 夫 4、 代 理 人 東京都千代田区内幸町2丁目1il
t号(飯野 ビ ル) 帝人株式会社内 (7726)鍔出 前田純博 連絡先(506)4481 5、補正の対象 発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第42頁9行の「ヘキサン」を「ヘキサン
分圧」と訂正する。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 下記式(1) %式%(1) 但し1式は無水の状1iK於る酸化物の形で表わした4
    のであJ7、Mlin価の一種または二種以上の陽イオ
    ン、Xは、a S カラ4 (D範囲、yは少なくとも
    10の値を示す。 で表わされる組成を有し、かつ下記 格子面間隔d山     相対強度 1L2  ±α5       中位〜強い東93±α
    5       中位〜強いζ67土(Ll     
       中位 表33±αl       非常に強いtoz±αos
           強い〜非常に強いiss±Q、os  
         中位 龜72±α05      弱い〜中位3.44±α0
    4      弱い〜強いz33±a04      
     弱い〜強い&28±α03      中位 の値で実質上表わされる!纏格子面間隔を有する結晶性
    アルミノシリケートゼオライトであって、鋏ゼオライト
    の全カチオンサイトの少なくとも五〇IJIIがナトリ
    ウムイオンで占められているゼオライトを含有する触媒
    に1気相で少くとも1種が熱力学的平衡濃度以下である
    キシレン異性体を含有する原料混合物を接触せしめるこ
    とを特徴とするキシレン類の真性化法。 2 該触媒は、全カチオンサイトの少くとも20%がナ
    トリウムイオンで占められているゼオライトを含有する
    −のであるts1項記載のキシレン類の異性化法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4695667A (en) * 1980-11-04 1987-09-22 Teijin Petrochemical Industries, Ltd. Novel crystalline aluminosilicate zeolites and process for production thereof
JP2014097984A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 IFP Energies Nouvelles Euoゼオライトおよび特定含有率のナトリウムをベースとする触媒の存在下での芳香族c8留分の異性化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145821A (en) * 1981-03-06 1982-09-09 Teijin Yuka Kk Isomerizing method of xylene

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