JPS5812042Y2 - ネツコウカンキ - Google Patents
ネツコウカンキInfo
- Publication number
- JPS5812042Y2 JPS5812042Y2 JP1975082257U JP8225775U JPS5812042Y2 JP S5812042 Y2 JPS5812042 Y2 JP S5812042Y2 JP 1975082257 U JP1975082257 U JP 1975082257U JP 8225775 U JP8225775 U JP 8225775U JP S5812042 Y2 JPS5812042 Y2 JP S5812042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- fluid
- heat
- flow
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱交換器、とくにシェル内に熱交換コイルを
収納した熱交換器の改良に関するものである。
収納した熱交換器の改良に関するものである。
従来、この種の熱交換器は構造が簡単で、安価になるた
め各方面で使用されている。
め各方面で使用されている。
この熱交換器を冷凍装置などに使用した場合は耐圧上、
熱交換コイル内に高圧流体を、その周囲に低圧流体をそ
れぞれ流通させ、互いに熱交換させているが、熱交換コ
イルは単一の熱交換管を円筒状に巻回して形成して単に
シェル内に収納しているため、低圧流体の流速が充分に
得られず、従って熱伝達率が比較的小さくなり、総合的
には熱交換効率が悪く、その応用範囲は限定されたもの
であった。
熱交換コイル内に高圧流体を、その周囲に低圧流体をそ
れぞれ流通させ、互いに熱交換させているが、熱交換コ
イルは単一の熱交換管を円筒状に巻回して形成して単に
シェル内に収納しているため、低圧流体の流速が充分に
得られず、従って熱伝達率が比較的小さくなり、総合的
には熱交換効率が悪く、その応用範囲は限定されたもの
であった。
この考案は、このような実情に鑑がみなされたもので、
熱交換コイル周囲の流体の流速を確保して熱伝達率を向
上させることにより高効率な熱交換器を提供しようとす
るものである。
熱交換コイル周囲の流体の流速を確保して熱伝達率を向
上させることにより高効率な熱交換器を提供しようとす
るものである。
以下、この考案の一実施例について説明する。
第１図１よび第２図において、１は同一平面上で、且つ
螺旋状に巻回された複数の熱交換管で、その内部１ａに
は高圧流体を流通させる。
螺旋状に巻回された複数の熱交換管で、その内部１ａに
は高圧流体を流通させる。
２は各熱交換管１を互いに密着するように且つ後述する
胴の軸線と同方向に積重ねて構成された熱交換コイル、
３は各熱交換管１の一端部に連通して設けられた入口側
ヘッダ、３ａは接続管、４は同じく各熱交換管１の他端
部に連通して設けられた出口側ヘッダ、５は熱交換コイ
ル２および各ヘッダ３，４を収納する胴、６，７は熱交
換コイル２の両端に位置する熱交換管１に密着するよう
に胴５０両開口端を閉鎖する端蓋で、上記胴５と共にシ
ェルを形成する。
胴の軸線と同方向に積重ねて構成された熱交換コイル、
３は各熱交換管１の一端部に連通して設けられた入口側
ヘッダ、３ａは接続管、４は同じく各熱交換管１の他端
部に連通して設けられた出口側ヘッダ、５は熱交換コイ
ル２および各ヘッダ３，４を収納する胴、６，７は熱交
換コイル２の両端に位置する熱交換管１に密着するよう
に胴５０両開口端を閉鎖する端蓋で、上記胴５と共にシ
ェルを形成する。
８は胴５、端蓋６，７および熱交換コイル２により、そ
の周囲に形成された一連の螺旋状流通路で、低圧流体を
流通させる。
の周囲に形成された一連の螺旋状流通路で、低圧流体を
流通させる。
９は出口側ヘッダ４の近傍に設けられた低圧流体の給入
口、１０は入口側へラダ３の近傍に設けられた低圧流体
の排出口、１１は胴５と出口側ヘッダ４との間に設けら
れた仕切板で、低圧流体のバイパスを防止している。
口、１０は入口側へラダ３の近傍に設けられた低圧流体
の排出口、１１は胴５と出口側ヘッダ４との間に設けら
れた仕切板で、低圧流体のバイパスを防止している。
このような構成にｐいて、高圧流体は第１図の実線矢印
で示すように入口側ヘッダ３より各熱交換管１に流入し
、出口側ヘッダ４からシェル外へ流出する。
で示すように入口側ヘッダ３より各熱交換管１に流入し
、出口側ヘッダ４からシェル外へ流出する。
一方、低圧流体は同図に点線矢印で示すように給入口９
より胴５内に流入し、螺旋状流通路８を流通する。
より胴５内に流入し、螺旋状流通路８を流通する。
この過程で高圧流体と熱交換し、排出口からシェル外に
流出するが、高圧および低圧流体は熱交換コイル２およ
び螺旋状流通路８を流通する過程では常に対向流となり
、しかも低圧流体が螺旋状流通路８で流速が高められ、
熱交換効率が向上する。
流出するが、高圧および低圧流体は熱交換コイル２およ
び螺旋状流通路８を流通する過程では常に対向流となり
、しかも低圧流体が螺旋状流通路８で流速が高められ、
熱交換効率が向上する。
なお、剛性の小さい熱交換管１を使用する場合は第３図
に示すように一対のフィン１２．１３とこのフィンの反
対方向に延在するフィン１４とを有する熱交換管１を上
述したように螺旋状に巻回すと共に一対のフィン１２．
１３間に他の熱交換管１のフィン１４を順次嵌入して熱
交換コイル２を形成すればフィン１２，１３，１４はそ
の周囲を流通する流体に対し、放熱フィンの役目を果さ
せることができ、捷た第４図に示すように端蓋６１にバ
ッフルプレート兼熱交換コイル２の保持のための突出部
材１５を千鳥状になるように設けることにより、流体を
同図に実線矢印で示すように螺旋状流通路８に流通させ
れば、流体の乱流効果が促進され、熱交換効率を更に向
上させることができる。
に示すように一対のフィン１２．１３とこのフィンの反
対方向に延在するフィン１４とを有する熱交換管１を上
述したように螺旋状に巻回すと共に一対のフィン１２．
１３間に他の熱交換管１のフィン１４を順次嵌入して熱
交換コイル２を形成すればフィン１２，１３，１４はそ
の周囲を流通する流体に対し、放熱フィンの役目を果さ
せることができ、捷た第４図に示すように端蓋６１にバ
ッフルプレート兼熱交換コイル２の保持のための突出部
材１５を千鳥状になるように設けることにより、流体を
同図に実線矢印で示すように螺旋状流通路８に流通させ
れば、流体の乱流効果が促進され、熱交換効率を更に向
上させることができる。
以上のようにこの考案では、密閉シェル内の内面より適
蟲な隙間部をおいて中心に向って同一平面上で且つ螺旋
状に巻回された複数個の第１流体流通用の熱交換管を互
いに密着且つ積重ねて熱交換コイルを構成し、その熱交
換コイルの周囲に上記隙間部によって一連の第２流体流
通用の螺旋状流通路を形成し、且つ上記第１流体と第二
流体とを対向流とし九ので１．熱交換管の積重ね段数に
応じて任意に熱交換能力を変えることが可能であり、筐
た、熱交換管の巻回し回数に応じて螺旋状流通路の断面
積も任意に変えることが可能で、熱伝達を良好に行なわ
せるに充分な流体流速が確保でき、適用範囲の広い熱交
換器が得られる。
蟲な隙間部をおいて中心に向って同一平面上で且つ螺旋
状に巻回された複数個の第１流体流通用の熱交換管を互
いに密着且つ積重ねて熱交換コイルを構成し、その熱交
換コイルの周囲に上記隙間部によって一連の第２流体流
通用の螺旋状流通路を形成し、且つ上記第１流体と第二
流体とを対向流とし九ので１．熱交換管の積重ね段数に
応じて任意に熱交換能力を変えることが可能であり、筐
た、熱交換管の巻回し回数に応じて螺旋状流通路の断面
積も任意に変えることが可能で、熱伝達を良好に行なわ
せるに充分な流体流速が確保でき、適用範囲の広い熱交
換器が得られる。
第１図および第２図はこの考案の一実施例を示す熱交換
器の横断面図、訃よび縦断面図、第３図および第４図は
この考案の他の実施例を示す要部拡大図である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 図中、１は熱交換管、２は熱交換管コイル、５は胴、６
，１は端蓋、８は螺旋状流通路である。
器の横断面図、訃よび縦断面図、第３図および第４図は
この考案の他の実施例を示す要部拡大図である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 図中、１は熱交換管、２は熱交換管コイル、５は胴、６
，１は端蓋、８は螺旋状流通路である。
Claims (1)
- 密閉シェル、この密閉シェルの内面より適当な隙間部を
おいて中心に向って同一平面状で且つ螺旋状に巻回され
た複数個の第一流体流通用の熱交換管、この熱交換管が
互いに密着且つ積重ねられ、上記各隙間部によって一連
の第二流体流通用の螺旋状流通路を形成する熱交換コイ
ル、上記各熱交換の両端部にそれぞれ吸着され、且つそ
の各端部をそれぞれ連通する一対のヘッダ、およびこの
各ヘッダの近傍にそれぞれ設けられ上記螺旋状流通路の
両端部と連通ずる一対の給排口を備え、上記熱交換管内
の第一流体と上記螺旋状流通路内の第二流体とを対向流
にしたことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975082257U JPS5812042Y2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | ネツコウカンキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975082257U JPS5812042Y2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | ネツコウカンキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51161666U JPS51161666U (ja) | 1976-12-23 |
| JPS5812042Y2 true JPS5812042Y2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=28562616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975082257U Expired JPS5812042Y2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | ネツコウカンキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812042Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015034660A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | サンデン株式会社 | 熱交換器 |
| JP6323756B2 (ja) * | 2014-07-25 | 2018-05-16 | 株式会社ノーリツ | 熱交換器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4730282U (ja) * | 1971-04-24 | 1972-12-06 |
-
1975
- 1975-06-17 JP JP1975082257U patent/JPS5812042Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4730282U (ja) * | 1971-04-24 | 1972-12-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51161666U (ja) | 1976-12-23 |
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