JPS5811517Y2 - 粘着剤付シ−ト部材の剪断装置 - Google Patents

粘着剤付シ−ト部材の剪断装置

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Publication number
JPS5811517Y2
JPS5811517Y2 JP1977171353U JP17135377U JPS5811517Y2 JP S5811517 Y2 JPS5811517 Y2 JP S5811517Y2 JP 1977171353 U JP1977171353 U JP 1977171353U JP 17135377 U JP17135377 U JP 17135377U JP S5811517 Y2 JPS5811517 Y2 JP S5811517Y2
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JP
Japan
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adhesive
mold
tape
piezoelectric element
punch
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Application number
JP1977171353U
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English (en)
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JPS5495091U (ja
Inventor
薫 志水
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばポリエステルフィルムの両面にシリコ
ンゴム等の粘着剤を塗布してなる両面粘着テープのごと
き粘着剤付シート部材を切断、打抜加工等するための剪
断装置に関するものである。
以下、本考案について説明するが、ここではエネルギー
閉じ込め型セラミックフィルターなどの圧電素子の外装
に用いられる粘着剤付保護フィルムを切断する例をもっ
て説明する。
通常、セラミックフィルターなどを構成する電極付き圧
電素子を外装してなる圧電素子部品を得るには所定の温
度に加熱した圧電素子をエポキシ樹脂等の粉体中に浸漬
して行なう方法が用いられている。
この場合、作動電極部分に被覆樹脂が直接接触しないよ
うに、作動電極部分を保護したり空隙を形成する必要が
ある。
第1図は未外装状態におけるセラミックフィルターの一
例の正面図、第2図は外装後におけるセラミックフィル
ターの一部切欠正面図、第3図は同縦断面図である。
まず、第1図において、1はエネルギー閉じ込め型セラ
ミックフィルターを構成する圧電素子であり、これは四
角形状の圧電基板1aの主平面に、それぞれ入力用およ
び出力用の電極2および3を、そして他方の主平面にア
ース用の電極(共通電極)4を図示のようなパターンで
対向配設することによって構威しである。
さらに上記圧電素子1は一方の主平面に所定のパターン
の導電体2’、3’、4’が設けられた絶縁物基板5上
に導電性接着剤(例えば銀ペースト)8で所定の位置に
接着されており、かつ絶縁物基板5の各導電体2’、3
’、4’と圧電素子1の各電極2,3.4とは、それぞ
れ電気的導通状態に接続されている。
さらに上記絶縁物基板5上の各導電体2’、3’、4’
の端部には外装接続用端子6 a 、6 b 、6 C
が半田7などで取付けられている。
第2図は第1図に示す圧電素子1を取付けた絶縁物基板
5上に後述の両面粘着テープ9とカバーテープ12とを
貼り合せてなる保護テープ50を装着した場合の一部切
欠正面図を示し、また第3図は、さらにその上より絶縁
部材すなわち熱硬化性樹脂よりなる被覆層15を密封状
態に被覆して外装した場合の断面図を示している。
第4図は前記保護テープ50の一例を示す斜視図で、こ
れはポリエステルフィルムなどのテープ状基材の両面に
絶縁部材からなる熱硬化性あるいは感圧性の粘着剤層1
0.10’をそれぞれ付した両面粘着テープ9と、その
両面すなわち上記各粘着剤層10.10’にそれぞれ添
接し加圧して貼り合されたカバーテープ12および離形
削材テープ13とで構成されている。
なお、上記両面粘着テープ9の中央部には前述の圧電素
子1を収容して少なくとも、その作動(共振)電極部分
に、第3図に示すごとき所定の空隙11を形成するため
の穴16が所定の間隔寸法り毎に穿設されている。
また、この両面粘着テープ9は圧電素子1の厚みよりも
所定量だけ大きい厚みを有している。
ただし、カバーテープ12には圧電素子を収容する穴は
配設されていない。
このカバーテープ12は極めて柔軟で、厚みが例えば6
〜40μmの透明なポリイミドフィルムあるいはポリエ
ステルフィルムで構成されている。
なお、本実施例においては離形削材テープ13の前記穴
16と合致する個所が穿孔されているが、その穿孔は必
ずしも設ける必要はない。
本考案の剪断装置は上述のような長尺帯状の貼り合せ保
護テープ50を切断する場合に使用して有効なものであ
る。
以下、本考案の実施例について説明するが、本考案の理
解を容易にするために圧電素子の組立過程とともに説明
する。
第5図において、圧電素子1および所定のパターンの導
電体、例えば銅箔2’、3’、4’を有してなる複数個
の絶縁物基板5は一端が導電部材よりなる連結部6に一
体的に連結し、かつ所定間隔り毎に所定の間隔を有する
状態に配設された複数個の外部接続用端子6a、6b、
6Cに半田付けされている。
この状態において、圧電素子1の作動電極部分に所定の
空隙11を形成すべく前記の保護テープ50に添接され
ていた離形削材テープ13を剥離し、片面の粘着剤層1
0′を露出した保護テープ50を第5図に示すごとく粘
着剤層10’が絶縁物基板5に添接するように貼り合せ
る。
この場合、第2図等から明らかなように、保護テープ5
0に設けた穴16の周縁が圧電素子1の外周をとり囲む
ような所定位置に載置する。
所定の間隔り毎に位置する絶縁物基板5に上記長尺帯状
の保護テープ50を貼り合せた後、従来はハサミ等を用
い、人手で絶縁物基板間の区間Gに相当する保護テープ
部分を切断、除去していた。
しかし、このようなハサミ等による切断方法は作業能率
が悪く、また、切断したテープは表面に粘着剤層10.
10’を有しているため、これがテープの切断後、ハサ
ミの切刃部分に付着し、作業を著しく阻害する要因とな
っていた。
本考案は上記問題を解決し、保護テープ切断の機械化を
可能にしたものである。
すなわち、第5図に例示する如き複数個の絶縁物基板5
に保護テープ50を貼り合せてなる貼り合せ体を第6図
に示すごとく、保護テープ50のカバーテープ12が最
下面に位置するように下型すなわちダイ金型26の所定
位置に載置する。
この場合、保護テープ50の粘着剤層10′とポンチ切
刃21 Aとは対向状態にある。
その後、上型すなわちポンチ金型21を矢印方向に下降
させることにより、区間寸法Gで表示する絶縁物基板間
の保護テープ部分が切断除去され、第7図のごとく絶縁
物基板5は個々に所定間隔り毎に独立する。
なお、第6図に示す本考案の実施例は複数個のポンチ2
1と、それらに対応する複数個の切刃角穴27を有する
ダイ金型26を所定の相対位置関係を有する状態、例え
ばプレス装置に付属するダイセット(図示せず)の摺動
ブロックにポンチ金型21を、そしてガイドポストを有
する固定ブロック側にダイ金型26を配設した構造とな
っている。
区間Gの保護テープ切断過程においては、ポンチ切刃2
1 Aが保護テープ50の粘着剤層10.10’面を押
圧して切断するので、切断された不要な保護テープ部分
(抜かす)はダイ金型26の切刃角穴27内にとどまら
ず、ポンチの切刃端面に付着し、次第に積層する。
数回の保護テープ切断処理の間は切断された抜かすがポ
ンチ切刃側端面に積層していても保護テープの切断は可
能であるが、抜かすの積層厚さが一定寸法を越えると保
護テープの切断は不可能となる。
そこで、本考案の実施例で用いるポンチ金型21におい
ては上記の抜かすの付着防止を目的として、ポンチ金型
21の切刃端面に離形部材、すなわち非粘着性の離形剤
23Aを片面に塗布した非粘着紙23を、その非粘着性
離形剤23Aが付された面がダイ金型26側に向くよう
にし、両面粘着テープ22を介して着脱可能に装着する
ことにより、抜かすをダイ金型26の切刃穴内にとどめ
て積層し得た。
なお、上記両面粘着テープ22に代えて他の着脱可能な
接着手段を採用し得る。
また、ポンチ金型21の切刃端面に装着する離形部材と
しては上記非粘着紙23の他に、片面に感圧接着剤を有
するフッ素樹脂フィルムを用いてもよい。
なお、直接、離形剤をポンチ金型21の切刃端面に塗布
、焼付(例えば、フッ素樹脂コーティング、シリコンオ
イル塗布等)することも考えられるが、粘着剤層を有す
る保護テープ等の切断に際してはポンチ切刃21 Aの
端面が乾燥状態にあることが望ましく、また、離形剤2
3Aの剥離が生じにくいことが望ましい。
その点、上述のごとく非粘着紙23やフッ素樹脂フィル
ムを使用した場合には、摩耗を生じたら新しいものと容
易に取替えすることができるので有利である。
゛なお、ダイ金型に設けた円形凹部28は
圧縮ばね25を介してストリッパー24により絶縁物基
板5を押圧固定した際、ダイ金型とストリッパーとの挟
持力により、圧電素子1が割れたり、クラックを生じた
りするのを防止する素子逃げ部分である。
以上のようにして絶縁物基板間の不要保護テープ部分を
切断、除去した後、所定の温度、所定の時間で保護テー
プ50を押圧状態で加熱、硬化し、粘着剤層10’と絶
縁物基板間および粘着剤層10とカバーテープ12間を
強固に固着させる。
その後、第3図あるいは第7図の2点鎖線で示すごとく
、それぞれ圧電素子1、保護テープ50を含む絶縁物基
板5全体を外装用絶縁物部材であるエポキシ樹脂などの
熱硬化性の粉末あるいは常温硬化の液状樹脂が入った槽
等に浸漬して樹脂層15を付着形成し、所定の温度で加
熱硬化させることによって、圧電素子1を外気から完全
に遮断した密封状態に保つことができ、圧電素子1の外
装は完了する。
そして、その後、第7図に示すX−X線で外部接続用端
子6a、6b、6Cを切断すれば、第2図に示すごとき
外装した圧電素子部品を得ることができる。
上述のごとく、本考案の剪断装置はポンチの切刃端面に
非粘着性の離形部材を着脱可能に装着することにより、
粘着剤を有するシート部材を能率良く切断あるいは任意
のポンチ形状に打抜加工することが可能となるもので、
その実用的価値は非常に大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は未外装圧電素子部品の一例の正面図、第2図は
外装した圧電素子部品の一部切欠正面図、第3図はその
圧電素子部品の縦断面図、第4図は本考案によって切断
する粘殖削材シート状部材の一例の要部斜視図、第5図
は本考案の使用例を説明するための被切断物の要部平面
図、第6図は本考案の一実施例の要部縦断面図、第7図
は本考案の実施例によって処理された圧電素子部品集合
体の要部平面図である。 1・・・・・・圧電素子、2,3.4・・・・・・電極
、5・・・・・・絶縁物基板、9・・・・・・両面粘着
テープ、10.10′・・・・・・粘着剤層、11・・
・・・・空隙、12・・・・・・カバーテープ、21・
・・・・・ポンチ金型、21A・・・・・・ポンチ切刃
、22・・・・・・両面粘着テープ、23・・・・・・
非粘着紙、23A・・・・・・非粘着性離形剤、24・
・・・・・ストリッパー、25・・・・・・圧縮バネ、
26・・・・・・ダイ金型、27・・・・・・切刃角穴
、50・・・・・・保護テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の相対位置関係を維持して上下動するポンチ金型と
    ダイ金型を具備し、粘着剤付シート部材の粘着剤層面を
    前記ポンチ金型で押圧して剪断する装置であって、一方
    の面に非粘着性離形剤が付された非粘着紙を、その非粘
    着性離形剤が付された一方の面が前記ダイ金型側に向く
    ように他方の面を前記ポンチ金型の切刃端面に両面粘着
    テープを介して着脱可能に装着してなる粘着剤付シート
    部材の剪断装置。
JP1977171353U 1977-12-19 1977-12-19 粘着剤付シ−ト部材の剪断装置 Expired JPS5811517Y2 (ja)

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JPS5495091U JPS5495091U (ja) 1979-07-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498221U (ja) * 1972-04-20 1974-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498221U (ja) * 1972-04-20 1974-01-24

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JPS5495091U (ja) 1979-07-05

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