JPS58113520A - 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 - Google Patents
水平対向型内燃機関のオイル戻し装置Info
- Publication number
- JPS58113520A JPS58113520A JP21084081A JP21084081A JPS58113520A JP S58113520 A JPS58113520 A JP S58113520A JP 21084081 A JP21084081 A JP 21084081A JP 21084081 A JP21084081 A JP 21084081A JP S58113520 A JPS58113520 A JP S58113520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- crank chamber
- bottom plate
- air
- oil pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多気筒の水平対向型内燃II&閣において、
底付きのクランク室内に溜まるオイルをオイルパンに強
制的に戻すオイル戻し装@に関するものである。
底付きのクランク室内に溜まるオイルをオイルパンに強
制的に戻すオイル戻し装@に関するものである。
例えば水平対向型内燃機関では、クランクケースの左右
にピストンを有するシリンダが水平に対向して配置して
あり、このクランクケース中心のクランク室下部にオイ
ルパンが取付けられる。そして、本件出願人により提案
されているようにOHV型の動弁機構の場合に、カム軸
がクランク室内のクランク軸の直下に設置されて、この
カム軸の左右にタペットを介してブツシュロッドが連設
される構造では、これらのカム軸、タペット等の個所に
クランクケースと一体的な底板が設けられてこれらを支
持するようになる。そのため、クランク室は底板により
オイルパンとの間が仕切られて気密のものになり、クラ
ンク室内のクランク軸ジャーナル部、ピストンとシリン
ダの摺動部等を潤滑した後落下して底板上に溜まるオイ
ルには、この底板に穿設されたオイル落下用の孔からオ
イルパンに自重落下して戻している。
にピストンを有するシリンダが水平に対向して配置して
あり、このクランクケース中心のクランク室下部にオイ
ルパンが取付けられる。そして、本件出願人により提案
されているようにOHV型の動弁機構の場合に、カム軸
がクランク室内のクランク軸の直下に設置されて、この
カム軸の左右にタペットを介してブツシュロッドが連設
される構造では、これらのカム軸、タペット等の個所に
クランクケースと一体的な底板が設けられてこれらを支
持するようになる。そのため、クランク室は底板により
オイルパンとの間が仕切られて気密のものになり、クラ
ンク室内のクランク軸ジャーナル部、ピストンとシリン
ダの摺動部等を潤滑した後落下して底板上に溜まるオイ
ルには、この底板に穿設されたオイル落下用の孔からオ
イルパンに自重落下して戻している。
また、4気筒の機関ではクランク軸のセンタージャーナ
ルを軸支するメタルハウジングによりクランク室内が前
後に2分割され、且つこの2分割された各クランク室で
は2個のピストンが同一に往復運動する。そのため、ク
ランク室用にはピストン背圧の圧力変動により大きい脈
動圧が生じてこれによる脈動流がオイル落下用の孔に発
生するようになり、特に高速回転の場合に上記孔が閉塞
状態になってオイルが落下しなくなる。
ルを軸支するメタルハウジングによりクランク室内が前
後に2分割され、且つこの2分割された各クランク室で
は2個のピストンが同一に往復運動する。そのため、ク
ランク室用にはピストン背圧の圧力変動により大きい脈
動圧が生じてこれによる脈動流がオイル落下用の孔に発
生するようになり、特に高速回転の場合に上記孔が閉塞
状態になってオイルが落下しなくなる。
また、2相のクランク室のピストン往復運動が1801
1[位相が異っていて、これら2組のクランク室相互の
間でも空気が脈動することにより、ついにオイルパン内
のオイルまで掻き上げられてクランク室に逆流すること
がある。
1[位相が異っていて、これら2組のクランク室相互の
間でも空気が脈動することにより、ついにオイルパン内
のオイルまで掻き上げられてクランク室に逆流すること
がある。
そこで従来これらの不具合を回避するため、2相のクラ
ンク室の脈動圧の一方が正圧の場合に他方は負圧である
点を考慮して、両者を2分割するメタルハウジングに連
通孔を穿設し、各クランク室に生じる脈動圧を相殺して
極力押えるようにしている。
ンク室の脈動圧の一方が正圧の場合に他方は負圧である
点を考慮して、両者を2分割するメタルハウジングに連
通孔を穿設し、各クランク室に生じる脈動圧を相殺して
極力押えるようにしている。
しかしながら、連通孔を軽て連通された2組のクランク
室相互の間に空気が往復移動するようになって、これに
よる脈動流がオイル落下用の孔に作用してそれを閉塞し
たり、またはオイルパン側に作用してオイルを掻き上げ
るという現象は解消されない。これにより、クランク室
内にオイルが多く残ってクランク軸回転の際のオイル撹
拌抵抗を招いたり、ピストン背圧によるボンピング損失
を生じ、更にメタルハウジングに連通孔があるのでその
剛性が低く、且つ騒音が大きい等の問題がある。
室相互の間に空気が往復移動するようになって、これに
よる脈動流がオイル落下用の孔に作用してそれを閉塞し
たり、またはオイルパン側に作用してオイルを掻き上げ
るという現象は解消されない。これにより、クランク室
内にオイルが多く残ってクランク軸回転の際のオイル撹
拌抵抗を招いたり、ピストン背圧によるボンピング損失
を生じ、更にメタルハウジングに連通孔があるのでその
剛性が低く、且つ騒音が大きい等の問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、クランク室に生じる脈
動圧をそのオイル戻しに積極的に利用するもので、メタ
ルハウジングの連通孔等を除いて、これと底板により脈
動圧を生じ得る気密のクランク室を形成し、このクラン
ク室の脈動圧によりクランク室底板を経てオイルパン相
互の間に空気を循環させ、このときの空気流でクランク
室底板のオイルを強制的にオイルパンに戻すようにして
、オイル戻しの良化、メタルハウジングの剛性等の向上
を図る水平対向型内燃機関のオイル戻し装置を提供する
ことを目的とする。
動圧をそのオイル戻しに積極的に利用するもので、メタ
ルハウジングの連通孔等を除いて、これと底板により脈
動圧を生じ得る気密のクランク室を形成し、このクラン
ク室の脈動圧によりクランク室底板を経てオイルパン相
互の間に空気を循環させ、このときの空気流でクランク
室底板のオイルを強制的にオイルパンに戻すようにして
、オイル戻しの良化、メタルハウジングの剛性等の向上
を図る水平対向型内燃機関のオイル戻し装置を提供する
ことを目的とする。
尚、本発明のように気密のクランク室を形成する点に関
する先行技術として、例えば特公昭48−34005号
公報があるが、これは気密クランク室の脈動圧で2次空
気供給用のポンプ作用を行うものである。また、クラン
ク室の脈動圧を利用しそのクランク室を含む空気系路を
構成する点に関しては、特公昭46−23977号公報
の先行技術があるが、これは完全なりO−ズドシステム
の空気循環系路でなく、且つクランク室の換気とブロー
バイガスの排出を行うものであるで、いずれも本発明の
目的とするオイル戻しに関係がない。
する先行技術として、例えば特公昭48−34005号
公報があるが、これは気密クランク室の脈動圧で2次空
気供給用のポンプ作用を行うものである。また、クラン
ク室の脈動圧を利用しそのクランク室を含む空気系路を
構成する点に関しては、特公昭46−23977号公報
の先行技術があるが、これは完全なりO−ズドシステム
の空気循環系路でなく、且つクランク室の換気とブロー
バイガスの排出を行うものであるで、いずれも本発明の
目的とするオイル戻しに関係がない。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。図において符号1はクランクケースであり、この
クランクケース1の中心にクランク軸2が回転自在に軸
支して設けられ、クランク軸2の下方にオイルパン3が
“取付けられてII滑用のオイルを貯溜している。クラ
ンクケース1の例えば右側の前後に2個のシリンダ4a
、 4bが横向きに形成され、これと対向するクランク
ケース1の左側の前後にも同様に2個のシリンダ4a’
、 4b’が横向きに形成され、これらの4個のシリ
ンダ4a。
する。図において符号1はクランクケースであり、この
クランクケース1の中心にクランク軸2が回転自在に軸
支して設けられ、クランク軸2の下方にオイルパン3が
“取付けられてII滑用のオイルを貯溜している。クラ
ンクケース1の例えば右側の前後に2個のシリンダ4a
、 4bが横向きに形成され、これと対向するクランク
ケース1の左側の前後にも同様に2個のシリンダ4a’
、 4b’が横向きに形成され、これらの4個のシリ
ンダ4a。
4b、 4a’ 、 4b’内に挿入されているピスト
ン5a。
ン5a。
5b、 5a’ 、 5b’がコンロッド6等によりク
ランク軸2に連接しである。
ランク軸2に連接しである。
ここで、第2図の状態から、例えば右前方のピストン5
aが下降して吸気行程に入る場合は、それと対向する左
前方のピストン5a’も下降して爆発行程に入る。一方
、これらと180度位相がずれている右後方のピストン
5bは上昇して排気行程に入り、これと対向する左後方
のピストン5b’ も上昇して圧縮行程に入るようにな
っている。これにより、左右前方の2個のピストン5a
、 5a’ と左右後方の2個のピストンsb、 sb
’ は同時に上昇及び下降し、更に一方が上昇するとき
他方が下降するように逆の関係になっている。従うて、
同一の往復運動を行う左右前方の2個のピストン5a、
5a’のシリンダ4a、 4a’ と連通するクラン
ク室を共通にし、これに対し左右後方の2個のピストン
5b、 5b’のシリンダ4b、 4b’ と連通する
クランク室を共通にすると、これら2組のクランク室に
おいてそれぞれピストン背圧の圧力変動による脈動・圧
を発生することが可能になる。
aが下降して吸気行程に入る場合は、それと対向する左
前方のピストン5a’も下降して爆発行程に入る。一方
、これらと180度位相がずれている右後方のピストン
5bは上昇して排気行程に入り、これと対向する左後方
のピストン5b’ も上昇して圧縮行程に入るようにな
っている。これにより、左右前方の2個のピストン5a
、 5a’ と左右後方の2個のピストンsb、 sb
’ は同時に上昇及び下降し、更に一方が上昇するとき
他方が下降するように逆の関係になっている。従うて、
同一の往復運動を行う左右前方の2個のピストン5a、
5a’のシリンダ4a、 4a’ と連通するクラン
ク室を共通にし、これに対し左右後方の2個のピストン
5b、 5b’のシリンダ4b、 4b’ と連通する
クランク室を共通にすると、これら2組のクランク室に
おいてそれぞれピストン背圧の圧力変動による脈動・圧
を発生することが可能になる。
また、クランクケース1の側方にはシリンダヘッド1が
取付けられて、燃焼室8や吸、排気ボート9が形成して
あり、このシリンダヘッド7に被着されるロッカーカバ
ー10内のロッカー室11にOHV型勘型機弁機構12
、排気弁13、それを開閉動作させるロッカーアーム1
4等がある。勘弁機構12としては更にクランクケース
中心のクランク軸2の直下にカム軸15が設置されて、
このカム軸15の左右にタペット16.及び上記ロッカ
ー室11とオイルパン3を連通するオイル戻し通路17
内に挿通されたブツシュロッド18を介して上記ロッカ
ーアーム14に連接しである。そして、クランクケース
1の中心下部にカム軸15やタペット16を支持し、且
つ左右2分割構造のクランクケース1の中心を全周にわ
たってボルト締めするために底板19が一体的に設けら
れる。
取付けられて、燃焼室8や吸、排気ボート9が形成して
あり、このシリンダヘッド7に被着されるロッカーカバ
ー10内のロッカー室11にOHV型勘型機弁機構12
、排気弁13、それを開閉動作させるロッカーアーム1
4等がある。勘弁機構12としては更にクランクケース
中心のクランク軸2の直下にカム軸15が設置されて、
このカム軸15の左右にタペット16.及び上記ロッカ
ー室11とオイルパン3を連通するオイル戻し通路17
内に挿通されたブツシュロッド18を介して上記ロッカ
ーアーム14に連接しである。そして、クランクケース
1の中心下部にカム軸15やタペット16を支持し、且
つ左右2分割構造のクランクケース1の中心を全周にわ
たってボルト締めするために底板19が一体的に設けら
れる。
かかる構成において、まず第2図のようにクランク軸2
のセンタジャーナル20を軸支づるメタルハウジング2
1が孔等の無いものにされて、クランクケース1内が完
全に前、後に2分割される。こうして、上記底板19と
メタルハウジング21とによりクランクケース1内に、
前方の2個のシリンダ4a、 4a’ と後方の2個の
シリンダ4b、 4b’ に対応した2組のクランク室
22a 、 22bが気密に形成されることになり、I
I閤運転時各クランク室22a。
のセンタジャーナル20を軸支づるメタルハウジング2
1が孔等の無いものにされて、クランクケース1内が完
全に前、後に2分割される。こうして、上記底板19と
メタルハウジング21とによりクランクケース1内に、
前方の2個のシリンダ4a、 4a’ と後方の2個の
シリンダ4b、 4b’ に対応した2組のクランク室
22a 、 22bが気密に形成されることになり、I
I閤運転時各クランク室22a。
22bでは同一に往復運動する2個のピストン5aと5
a’ 、5bと5b′の背圧、即ら上死点に移行する際
の負圧と下死点に移行する際の正圧が作用して、大きく
圧力変動した脈動圧を生じる。
a’ 、5bと5b′の背圧、即ら上死点に移行する際
の負圧と下死点に移行する際の正圧が作用して、大きく
圧力変動した脈動圧を生じる。
このような気密のクランク室22aにおいて、更にその
底板19のオイルが溜まる凹部23の底に脈動圧の正圧
で開く逆止弁24を備えた孔25が穿設され、底板19
の高所に脈動圧の負圧で開く逆止弁26を備えた孔27
が同様に穿設されて、クランク室22a及びオイルパン
3相互の間に底板19を経て空気循環系路を構成するよ
うになっている。尚、他のクランク室22bでも全く同
様に構成されること【よ勿論である。
底板19のオイルが溜まる凹部23の底に脈動圧の正圧
で開く逆止弁24を備えた孔25が穿設され、底板19
の高所に脈動圧の負圧で開く逆止弁26を備えた孔27
が同様に穿設されて、クランク室22a及びオイルパン
3相互の間に底板19を経て空気循環系路を構成するよ
うになっている。尚、他のクランク室22bでも全く同
様に構成されること【よ勿論である。
本発明はこのように構成されているから、機関運転時ク
ランク室22aの脈動圧の正圧で逆止弁24が開いてク
ランク室2≦aの空気が孔25を経てオイルパン3に排
出されることになり、この場合の排出作用でクランク室
内においてクランク軸ジャーナル部、ピストン及びシリ
ンダの摺動部等を潤滑した後に落下して底板19の凹部
23に溜まるオイルが空気と共にオイルパン3に強制的
に戻される。
ランク室22aの脈動圧の正圧で逆止弁24が開いてク
ランク室2≦aの空気が孔25を経てオイルパン3に排
出されることになり、この場合の排出作用でクランク室
内においてクランク軸ジャーナル部、ピストン及びシリ
ンダの摺動部等を潤滑した後に落下して底板19の凹部
23に溜まるオイルが空気と共にオイルパン3に強制的
に戻される。
そして、オイルはその自重でオイルパン3内に溜まり、
空気は脈動圧の負圧により逆止弁26が開(また際に孔
21を経てクランク室22aに吸引されて再び循環する
のであり、この場合のオイルパン3力\らクランク室−
22aへの空気戻りにより、クランク室22aに対しオ
イルパン3が機関運転中圧力的にバランスすることが防
止され、上述のオイル強制戻し作用を常に行い得る。
空気は脈動圧の負圧により逆止弁26が開(また際に孔
21を経てクランク室22aに吸引されて再び循環する
のであり、この場合のオイルパン3力\らクランク室−
22aへの空気戻りにより、クランク室22aに対しオ
イルパン3が機関運転中圧力的にバランスすることが防
止され、上述のオイル強制戻し作用を常に行い得る。
また、他のクランク室22bでも全く同様にオイルの強
制戻しが行われるのは勿論であり、この場合に2組のク
ランク室22a 、 22bの脈動圧は180度位相を
異にしているため、各クランク室22aまたは22bで
脈動圧の正圧に同−期して断続的にオイル戻しを行って
いてもそれらのクランク室22a。
制戻しが行われるのは勿論であり、この場合に2組のク
ランク室22a 、 22bの脈動圧は180度位相を
異にしているため、各クランク室22aまたは22bで
脈動圧の正圧に同−期して断続的にオイル戻しを行って
いてもそれらのクランク室22a。
22b r交互にオイル戻しが繰返えされることで、I
Il圏全体としては休むことなく連続して常にクランク
室底板19からオイル強制戻しが行われる。そして、特
に高速回転時潤滑油量が増大すると、それに適応して脈
動圧の周期が短かくなってオイルの強−1戻し量も多く
なる。
Il圏全体としては休むことなく連続して常にクランク
室底板19からオイル強制戻しが行われる。そして、特
に高速回転時潤滑油量が増大すると、それに適応して脈
動圧の周期が短かくなってオイルの強−1戻し量も多く
なる。
以上の説明から明らかなように本発明によると、水平対
向型内燃機関においてOHV型動弁機構の構造上底付き
のクランク室が形成される場合の、そのクランク室底板
19のオイルをクランク室22a。
向型内燃機関においてOHV型動弁機構の構造上底付き
のクランク室が形成される場合の、そのクランク室底板
19のオイルをクランク室22a。
・22bの脈動圧を利用した循環空気流でオイルパン3
に強制的に戻すので、オイルの戻りが非常に良くなる。
に強制的に戻すので、オイルの戻りが非常に良くなる。
また、クランク室22a 、 22bの脈動流が少なく
なってオイルパン3のオイルを掻き上げることもなくな
るので、特に^速回転時のクランク室内オイルの残留が
なく、クランク軸回転の際のオイル撹拌抵抗が減って性
能が向上し燃費が良くなる。クランク室22a 、 2
2bの空気がその脈動圧により吸、排気して循環するの
で、ピストン背圧によるボンピング損失も減少する。更
に、クランク軸2のセンタジャーナル20を軸支するメ
タルハウジング21が孔無しのものであるから、その剛
性が増し、騒音の発生も少なくなる。
なってオイルパン3のオイルを掻き上げることもなくな
るので、特に^速回転時のクランク室内オイルの残留が
なく、クランク軸回転の際のオイル撹拌抵抗が減って性
能が向上し燃費が良くなる。クランク室22a 、 2
2bの空気がその脈動圧により吸、排気して循環するの
で、ピストン背圧によるボンピング損失も減少する。更
に、クランク軸2のセンタジャーナル20を軸支するメ
タルハウジング21が孔無しのものであるから、その剛
性が増し、騒音の発生も少なくなる。
第1図は本発明による装置の一実施例を一部断面して示
す正面図、第2図は同要部の水平断面図である。 1・・・クランクケース、3・・・オイルパン、12・
・・動弁機構、15・・・カム軸、16・・・タペット
、19・・・底板、20・・・センタジャーナル、21
・・・メタルハウジング、22a 、 22b−・・ク
ランク室、24.26・・・逆止弁、25゜27・・・
孔。 第1図 第2図
す正面図、第2図は同要部の水平断面図である。 1・・・クランクケース、3・・・オイルパン、12・
・・動弁機構、15・・・カム軸、16・・・タペット
、19・・・底板、20・・・センタジャーナル、21
・・・メタルハウジング、22a 、 22b−・・ク
ランク室、24.26・・・逆止弁、25゜27・・・
孔。 第1図 第2図
Claims (1)
- クランクケースの中心下部のオイルバンメ取付ける側に
底板が一体的に設けられて、該底板に動弁機構の一部が
組付けられ、上記クランクケース中心の前後方向略中闇
にクランク軸のセンタジャーナル部を軸支するメタルハ
ウジングを有する水平対向型内燃機関において、上記ク
ランクケース内に底板とメタルハウジングにより、ピス
トン背圧による脈動圧を生じ得る気密のクランク室を形
成し、該クランク室の脈動圧により上記底板を経てクラ
ンク室及びオイルパン相互の間を循環する空気煽環糸路
を構成し、咳糸路の空気流によりクランク室底板のオイ
ルをオイルパンに強制的に戻すように構成したことを特
徴とする水平対向型内燃機関のオイル戻し′@l!。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21084081A JPS58113520A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21084081A JPS58113520A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113520A true JPS58113520A (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=16595974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21084081A Pending JPS58113520A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113520A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284966A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | サービスホールカバーの取付方法及びそのためのサービスホールカバー |
CN104476129A (zh) * | 2014-11-21 | 2015-04-01 | 广东鸿图南通压铸有限公司 | 涡轮增压发动机油底壳单体的加工方法 |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP21084081A patent/JPS58113520A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284966A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | サービスホールカバーの取付方法及びそのためのサービスホールカバー |
CN104476129A (zh) * | 2014-11-21 | 2015-04-01 | 广东鸿图南通压铸有限公司 | 涡轮增压发动机油底壳单体的加工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100216246B1 (ko) | 4 사이클 엔진의 윤활장치 | |
US6854429B2 (en) | Engine with double sided piston | |
US7243632B2 (en) | Small four-stroke gasoline engine with oil mist lubrication | |
EP2112360A1 (en) | Monolithic block and valve train for a four-stroke engine | |
CA2303736C (en) | Overhead ring cam engine with angled split housing | |
JPH07310516A (ja) | 4ストローク内燃エンジン | |
US5709186A (en) | Lubrication device for crank chamber supercharged engine | |
US8813715B2 (en) | Vertical engine | |
JP2004270669A (ja) | 4サイクルエンジン | |
JP2003232209A (ja) | 頭上弁型4サイクルエンジン | |
JPS58113520A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JPS58113519A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JP4647860B2 (ja) | 傾斜シリンダ型汎用4サイクルエンジン | |
JPS58113518A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JPS58113517A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JP2019183732A (ja) | 対向ピストン内燃機関 | |
JPS6141932Y2 (ja) | ||
JPS58113513A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JPS58113515A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JPS6198909A (ja) | バ−チカルエンジンの潤滑構造 | |
JPS584165B2 (ja) | ピストン往復動型内燃機関 | |
JPS58113516A (ja) | 水平対向型内燃機関のオイル戻し装置 | |
JPS58113521A (ja) | 内燃機関のオイル戻し装置 | |
JP6989318B2 (ja) | エンジン | |
JPS58113523A (ja) | 内燃機関のオイル戻し装置 |