JP2019183732A - 対向ピストン内燃機関 - Google Patents

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Eiichi Kamiyama
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Abstract

【課題】吸排気効率が改善された対向ピストン内燃機関を提供する。【解決手段】対向ピストン内燃機関1は、一つのシリンダ内に二つのピストン11が設けられると共にこれらピストンが互いに対して対称的に往復運動するように構成される。内燃機関は、シリンダ21の径方向に延びる張出室22と、吸気弁51と、排気弁52と、それぞれ各ピストンに連結されたクランクシャフト3と、を備える。一方のクランクシャフトは、ピストンの上昇速度が下降速度よりも速くなるようにシリンダの軸線に対してオフセットして配置され、他方のクランクシャフトは、ピストンの下降速度が上昇速度よりも速くなるようにシリンダの軸線に対してオフセットして配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、対向ピストン内燃機関に関する。
従来から、一つのシリンダ内に二つのピストンを設けると共に、これらピストンが互いに対して対称的に往復運動するように構成された対向ピストン内燃機関が知られている(例えば、特許文献1)。
斯かる対向ピストン内燃機関では、二つのピストン間の容積が最小になるときに両ピストン間に位置するシリンダの壁の一部に形成されてシリンダの径方向に延びる張出室を設けることが提案されている(例えば、特許文献1)。この張出室には吸気通路及び排気通路が連通すると共に、張出室に対してこれら吸気通路及び排気通路を開閉する吸気弁及び排気弁が設けられる。これにより、ピストンと干渉することなく吸気弁や排気弁を開閉することができる。
特開2017−193994号公報
ところで、特許文献1に記載された対向ピストン内燃機関では、シリンダの軸線に対して、クランクシャフトの回転軸線をオフセットさせることについては何ら記載されていない。しかし、斯かる対向ピストン内燃機関では、一対のクランクシャフトの回転軸線を適切にオフセットさせることにより、その吸排気効率を改善する余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、クランクシャフトの回転軸線を適切にオフセットさせることにより吸排気効率が改善された対向ピストン内燃機関を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨は以下のとおりである。
(1)一つのシリンダ内に二つのピストンが設けられると共にこれらピストンが前記シリンダの軸線方向中央の第1の側とこれとは反対側の第2の側において互いに対して対称的に往復運動するように構成された対向ピストン内燃機関であって、前記二つのピストン間の容積が最小になるときに両ピストン間に位置する前記シリンダの壁の一部に形成されて該シリンダの径方向に延びる張出室と、該張出室に連通する吸気通路と、前記張出室に連通する排気通路と、前記張出室に対して前記吸気通路を開閉すると共に前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側に配置された吸気弁と、前記張出室に対して前記排気通路を開閉すると共に前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側に配置された排気弁と、それぞれ各ピストンに連結されたクランクシャフトと、を備え、前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側に配置されたクランクシャフトは、前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側において往復運動するピストンが、対向する別のピストンに向かって移動するときよりも該別のピストンから離れるように移動するときの方が移動速度が速くなるように前記シリンダの軸線に対してオフセットして配置され、前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側に配置されたクランクシャフトは、前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側において往復運動するピストンが、対向する別のピストンから離れるように移動するときよりも該別のピストンに向かって移動するときの方が移動速度が速くなるように前記シリンダの軸線に対してオフセットして配置される、対向ピストン内燃機関。
本発明によれば、クランクシャフトの回転軸線を適切にオフセットさせることにより吸排気効率が改善された対向ピストン内燃機関が提供される。
図1は、一つの実施形態に係る対向ピストン内燃機関を前方から見た部分断面斜視図である。 図2は、一つの実施形態に係る対向ピストン内燃機関を後方から見た部分断面斜視図である。 図3は、本実施形態に係る対向ピストン内燃機関の部分断面平面図である。 図4は、本実施形態に係る対向ピストン内燃機関を前方から見た部分断面側面図である。 図5は、本実施形態に係る対向ピストン内燃機関を後方から見た部分断面側面図である。 図6は、シリンダの中央付近を拡大して示した、対向ピストン内燃機関を前方から見た部分断面斜視図である。 図7は、シリンダの中央付近を拡大して示した、対向ピストン内燃機関を後方から見た部分断面斜視図である。 図8は、ピストンとクランクシャフトとの関係を概略的に示す図である。 図9は、クランク角とピストンの変位との関係を示す図である。 図10は、クランク角とピストンの速度との関係を示す図である。 図11は、図4と同様に対向ピストン内燃機関を前方から見たときのシリンダ等の状態を模式的に示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<対向ピストン内燃機関の構成>
以下、図1〜図7を参照して、本実施形態に係る対向ピストン内燃機関(以下、単に「内燃機関」ともいう)1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る内燃機関1を前方から見た部分断面斜視図である。図2は、本実施形態に係る内燃機関1を後方から見た部分断面斜視図である。図1はシリンダブロック及びクランクケースの上方半分が削除された状態の断面図であり、図2は、シリンダブロック及びクランクケースの1/4が削除された状態の断面図である。
また、図3は、本実施形態に係る内燃機関1の部分断面平面図であり、図4は、本実施形態に係る内燃機関1を前方から見た部分断面側面図であり、図5は、本実施形態に係る内燃機関1を後方から見た部分断面側面図である。加えて、図6は、内燃機関1を前方から見た部分断面斜視図であり、シリンダの中央付近を拡大して示した図である。図7は、内燃機関1を後方から見た部分断面斜視図であり、シリンダの中央付近を拡大して示した図である。図1〜図5及び図7は、二つのピストンが共に上死点近傍にある時を示しており、一方、図6は、二つのピストンが共に下死点近傍にある時を示している。
なお、本明細書では、クランクシャフトの回転軸線(以下、「クランク軸線」という)方向及びシリンダの軸線(以下、「シリンダ軸線」という)方向に垂直な方向を、対向ピストン内燃機関の上下方向又は高さ方向と称する。また、上下方向における長さを高さと称する。ただし、対向ピストン内燃機関は、必ずしもクランク軸線S及びシリンダ軸線Cが水平に延びるように配置される必要はなく、例えばクランク軸線Sが鉛直方向に延びるように、又はシリンダ軸線Cが鉛直方向に延びるように配置されてもよい。
図1〜図7に示したように、内燃機関1は、一つのシリンダブロック2、二つのピストン11、二つのコンロッド13、二つのクランクシャフト3、二つのクランクケース4を備える。
≪シリンダブロック≫
シリンダブロック2は、鋳鉄及びアルミ合金等の金属で形成される。シリンダブロック2は、その内部に、二つのピストン11を収容するシリンダ21と、シリンダ21の壁の一部に形成された張出室22とを備えるように形成される。
シリンダ21は、シリンダ21内を二つのピストン11が往復運動することができるように形成される。また、シリンダ21は、その軸線方向の長さが各ピストンの行程長さの2倍よりも長くなるように形成される。また、シリンダ21の周りにはシリンダ21の周方向に延びる複数の冷却水路23が形成される。冷却水路23には、内燃機関1を冷却するための冷却水が流れる。
張出室22は、シリンダ21の内面からシリンダ21の径方向(すなわち、シリンダ軸線Cに垂直な方向)に延びる空間である。特に、本実施形態では、張出室22は、シリンダ21の内壁面からクランク軸線Sと同一方向に張り出すように形成される。
張出室22は、シリンダ21のシリンダ軸線C方向の中央近傍に形成される。したがって、張出室22の少なくとも一部は、シリンダ21内を往復運動するピストン11が共に上死点付近に位置して両ピストン11間の容積が最小になるときに、両ピストン11間に位置するシリンダ21の壁の一部に形成される。好ましくは、張出室22は、両ピストン11間の容積が最小になるとき、又は少なくともいずれか一方のピストン11が上死点にあるときに、両ピストン11間に位置するシリンダ21の壁の一部に形成される。張出室22の壁面と、両ピストン11の対向面(他方のピストンと向かい合う面)と、シリンダ21の内壁面は、混合気が燃焼する燃焼室を画定する。
また、シリンダブロック2内には、燃焼室に流入する吸気ガスが流れる吸気ポート24が形成される。吸気ポート24は、張出室22を画定するシリンダブロック2の一部(張出室22の壁面の一部)に形成された吸気開口25を介して張出室22に連通する。
吸気ポート24は吸気管に連通され、吸気管には燃焼室内に流入する吸気ガスの流量を制御するスロットル弁や吸気ガスの燃料を噴射する燃料噴射弁等が設けられる(いずれも図示せず)。吸気ポート24及び吸気管は、吸気ガスが流通する吸気通路を形成する。したがって、張出室22は吸気開口25を介して吸気通路に連通している。また、燃料噴射弁は、吸気管の代わりに、吸気ポート24に設けられてもよい。いずれにせよ、本実施形態では、吸気ポート24から燃焼室には空気と燃料とを含む混合気が流入する。
加えて、シリンダブロック2内には、燃焼室から流出する排気ガスが流れる排気ポート26が形成される。排気ポート26は、張出室22を画定するシリンダブロック2の一部(張出室22の壁面の一部)に形成された排気開口27を介して張出室22に連通する。
排気ポート26は排気管に連通され、排気管には排気ガスを浄化する排気浄化装置や排気ガスが大気中に排出される際に発生する騒音を低減するマフラー等が設けられる(いずれも図示せず)。排気ポート26及び排気管は、排気ガスが流通する排気通路を形成する。したがって、張出室22は排気開口27を介して排気通路に連通している。
また、本実施形態では、吸気ポート24及び排気ポート26は、シリンダ軸線C及び後述するクランクシャフト3の軸線と平行な平面(以下、「シリンダ・クランク平面」という)上で延びるように形成される。なお、吸気ポート24及び排気ポート26は、シリンダ・クランク平面に対して傾斜するように形成されてもよい。ただし、その場合であっても、吸気ポート24及び排気ポート26は、シリンダ21の上部と接するシリンダ・クランク平面と、シリンダ21の下部と接するシリンダ・クランク平面との間で延びることが好ましい。したがって、吸気ポート24及び排気ポート26は、クランク軸線S方向に見たときに、ピストン11の直径の範囲内で延びるように配置されることが好ましい。この場合、吸気ポート24及び排気ポート26は内燃機関1の上方又は下方に向かって延びていないため、内燃機関1の高さを低く抑えることができる。
また、張出室22の壁面には、燃焼室内の混合気に点火する点火プラグ28が設けられる。本実施形態では、点火プラグ28は、シリンダ・クランク平面上で延びるように配置される。なお、点火プラグ28は、シリンダ・クランク平面に対して傾斜するように形成されてもよい。ただし、その場合であっても、点火プラグ28は、シリンダ21の上部と接するシリンダ・クランク平面と、シリンダ21の下部と接するシリンダ・クランク平面との間で延びることが好ましい。したがって、点火プラグ28は、クランク軸線S方向に見たときに、ピストン11の直径の範囲内で延びるように配置されることが好ましい。この場合、点火プラグ28は内燃機関1の上方又は下方に向かって延びていないため、内燃機関1の高さを低く抑えることができる。
なお、シリンダブロック2には、燃焼室内に直接燃料を噴射するように燃料噴射弁が設けられてもよい。また、図示したシリンダブロック2は、一体的に形成されているが、別々に形成された複数の部品をボルト等によって結合するように構成されてもよい。
二つのピストン11は、一つのシリンダ21内に設けられる。これら二つのピストン11は、互いに対して対称的にシリンダ軸線Cに沿って往復運動するように構成される。二つのピストン11のうち第1ピストン11aは、シリンダ軸線C方向におけるシリンダ21の中央(以下、「シリンダ21の軸線方向中央」という)ACの第1の側S1に配置される。一方、第2ピストン11bは、シリンダ21の軸線方向中央ACの第2の側S2(第1の側S1とは反対側)に配置される。なお、シリンダ21の軸線方向中央ACは、二つのピストン11の上死点の間に位置する。
各ピストン11の対向面には、図2及び図7からわかるように、クランクシャフト3の軸線方向に延びる溝12が形成される。特に、本実施形態では、溝12は、シリンダの張出室22が設けられた側に向かって徐々に深くなるように形成される。加えて、本実施形態では、溝12は、クランクシャフト3の軸線方向に対して垂直な断面において円弧状になるように形成される。このように形成された溝12は、ピストン11が上死点にあるときに両ピストン11の溝12によって形成された空間が張出室22と対面し、連通するように形成される(図2及び図7参照)。
各コンロッド13は、その一方の端部において、ピストンピンを介して一つのピストン11に対して揺動可能に連結される。また、各コンロッド13は、その他方の端部において、クランクシャフト3のクランクピンに対して揺動可能に連結される。コンロッド13は、ピストン11の往復直線運動をクランクシャフト3の回転運動に変換する。
≪クランクシャフト及びクランクケース≫
二つのクランクシャフト3は、それぞれクランクケース4に設けられ、クランク軸線S回りで回転することができるように配置される。本実施形態では、クランクシャフト3は、クランク軸線Sがシリンダ軸線Cに対してオフセットするように配置される。
具体的には、シリンダ21の軸線方向中央ACよりも第1の側S1に配置された第1クランクシャフト3aは、第1ピストン11aが、対向する第2ピストン11bに向かって移動するときよりも第2ピストン11bから離れるように移動するときの方が移動速度が速くなるようにシリンダ軸線Cに対してオフセットして配置される。本実施形態では、図4及び図5に示したように、第1クランクシャフト3aはシリンダ軸線Cに対して下方にΔLだけオフセットして配置される。
また、シリンダ21の軸線方向中央ACよりも第2の側S2に配置された第2クランクシャフト3bは、第2ピストン11bが、対向する第1ピストン11aから離れるように移動するときよりも第1ピストン11aに向かって移動するときの方が移動速度が速くなるようにシリンダ軸線Cに対してオフセットして配置される。本実施形態では、図4及び図5に示したように、第2クランクシャフト3bはシリンダ軸線Cに対して下方にΔLだけオフセットして配置される。
クランクシャフト3は、コンロッド13が連結されるクランクピンと、クランクピンの両側に配置されたクランクアーム31と、クランクアーム31を介してクランクピンの両側に配置されたクランクジャーナル32と、クランクシャフト3の一方の端部に設けられた連動ギア33とを備える。
クランクピンは、クランクアーム31によってクランク軸線Sから偏心してクランク軸線Sと平行に延びる軸線を有するように配置される。各クランクジャーナル32は、クランクケース4に設けられたクランク軸受42に、クランク軸受42内においてクランク軸線S回りで回転可能に支持される。
二つのクランクシャフト3のうち第1クランクシャフト3aは、第1コンロッド13aを介して第1ピストン11aに連結される。したがって、第1クランクシャフト3aは第1ピストン11aの往復運動に伴って回転運動せしめられる。本実施形態では、図4において第1クランクシャフト3aは矢印R1の方向に時計回りに回転し、図5において第1クランクシャフト3aは矢印R1の方向の反時計回りに回転する。
二つのクランクシャフト3のうち第2クランクシャフト3bは、第2コンロッド13bを介して第2ピストン11bに連結される。したがって、第2クランクシャフト3bは第2ピストン11bの往復運動に伴って回転運動せしめられる。本実施形態では、図4において第2クランクシャフト3bは矢印R2の方向に時計回りに回転し、図5において第2クランクシャフト3bは矢印R2の方向の反時計回りに回転する。
第1クランクシャフト3aには第1連動ギア33aが設けられ、第2クランクシャフト3bには第2連動ギア33bが設けられる。これら第1連動ギア33aと第2連動ギア33bとは、これらの間に配置されたギア(図示せず)又はチェーンによって互いに連結せしめられる。これにより、第1連動ギア33aと第2連動ギア33bとは同期して回転せしめられ、よって第1クランクシャフト3aと第2クランクシャフト3bとは同期して回転せしめられる。特に、本実施形態では、両クランクシャフト3は、第1ピストン11aが上死点にあるときに第2ピストン11bも上死点に位置し、第1ピストン11aが下死点にあるときに第2ピストン11bも下死点に位置するように、同期して回転せしめられる。
なお、第1クランクシャフト3aと第2クランクシャフト3bとを同期して回転させることができれば、連動ギア以外の構成要素がクランクシャフト3に設けられてもよい。
また、二つのクランクシャフト3のうち一方(図示した例では、第2クランクシャフト3b)の端部には、出力シャフト取付部34が設けられる。特に、本実施形態では、連動ギア33の外側に出力シャフト取付部34が結合される。出力シャフト取付部34はクランク軸線S回りで回転すると共に、内燃機関1外部の出力軸に連結される。
二つのクランクケース4のうち第1クランクケース4aは、シリンダブロック2の第1の側の端部に結合されると共に、第1クランクシャフト3aを収容する。一方、第2クランクケース4bは、シリンダブロック2の第2の側の端部に結合されると共に、第2クランクシャフト3bを収容する。
各クランクケース4は、それぞれ、クランク室41と、二つのクランク軸受42と、タイミングギア軸受43とを備える。各クランク室41は、クランクシャフト3のクランクピン及びクランクアーム31を収容する。クランク軸受42は、各クランクケース4に二つ設けられ、その軸線がクランク軸線Sに一致するように構成される。クランク軸受42は、クランクシャフト3のクランクジャーナル32を回転可能に支持する。
タイミングギア軸受43は、各クランクケース4に一つ設けられ、その軸線がクランク軸線Sから偏心してクランク軸線Sと平行に延びるように構成される。タイミングギア軸受43は、後述するカム機構60の内歯タイミングギア61を、クランク軸線Sから偏心されたギア軸線T回りで回転可能に支持する。
≪動弁系≫
図1〜図3、図5〜図7に示したように、内燃機関1は、動弁系5を更に備える。動弁系5は、吸気弁51、排気弁52、バルブリフタ53、バルブスプリング54及びカム機構60を備える。
吸気弁51は、弁軸51aと弁軸51aに対して垂直に延びる弁体51bとを備える。吸気弁51はその軸線(弁軸51aの軸線)に沿って摺動するようにシリンダブロック2に配置される。
また、吸気弁51は、吸気弁51が閉弁位置(リフトされていない位置)にあるときにその弁体51bが吸気開口25を閉鎖するように配置される。特に、本実施形態では、吸気開口25はピストン11の対向面(すなわち、シリンダ軸線Cと垂直な平面)とほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)な平面上に位置するように構成される。このため、吸気弁51の弁体51bもピストン11の対向面とほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)な平面上に位置するように配置される。
したがって、吸気弁51は、その軸線がシリンダ軸線Cとほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)に延びるように配置される。特に、本実施形態では、吸気弁51は、図1〜図3等に示したように、張出室22から第2クランクシャフト3bに向かって延びるように、且つシリンダ21の軸線方向中央ACよりも第2の側S2に配置される。したがって、吸気弁51は内燃機関1の上方又は下方に向かって延びていないため、内燃機関1の高さを低く抑えることができる。
加えて、吸気弁51は、吸気弁51が開放位置(リフトされた位置)にあるときにその弁体51bが吸気開口25を閉鎖しないように配置される。したがって、吸気弁51は、吸気開口25を開閉し、これによって張出室22に対して吸気通路を開閉する。
排気弁52は、弁軸52aと弁軸52aに対して垂直に延びる弁体52bとを備える。排気弁52はその軸線(弁軸52aの軸線)に沿って摺動するようにシリンダブロック2に配置される。
また、排気弁52は、排気弁52が閉弁位置(リフトされていない位置)にあるときにその弁体52bが排気開口27を閉鎖するように配置される。特に、本実施形態では、排気開口27はピストン11の対向面(すなわち、シリンダ軸線Cと垂直な平面)とほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)な平面上に位置するように構成される。このため、排気弁52の弁体52bもピストン11の対向面とほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)な平面上に位置するように配置される。
したがって、排気弁52は、その軸線がシリンダ軸線Cとほぼ平行(具体的には、相対角度が15°以内、好ましくは10°以内程度)に延びるように配置される。特に、本実施形態では、排気弁52は、図1〜図3等に示したように、張出室22から第1クランクシャフト3aに向かって延びるように、且つシリンダ21の軸線方向中央ACよりも第1の側S1に配置される。したがって、排気弁52は内燃機関1の上方又は下方に向かって延びていないため、内燃機関1の高さを低く抑えることができる。
加えて、排気弁52は、排気弁52が開放位置(リフトされた位置)にあるときにその弁体52bが排気開口27を閉鎖しないように配置される。したがって、排気弁52は、排気開口27を開閉し、これによって張出室22に対して排気通路を開閉する。
バルブリフタ53は、吸気弁51の弁体51b側とは反対側の端部、及び排気弁52の弁体52b側とは反対側の端部に配置される。バルブリフタ53は、後述するカム機構60のカム63と当接し、カム63のプロフィールに合わせて吸気弁51及び排気弁52をリフトする。したがって、吸気弁51は、バルブリフタ53を介して吸気カム63bによって開閉駆動され、排気弁52は、バルブリフタ53を介して排気カム63aによって開閉駆動される。
なお、本実施形態では、吸気弁51と吸気カム63bとの間及び排気弁52と排気カム63aとの間にバルブリフタ53を設けている。しかしながら、バルブリフタ53の代わりに、ロッカーアーム及びラッシュアジャスタ等を設けるようにしてもよい。
バルブスプリング54は、吸気弁51及び排気弁52を閉弁方向に付勢する。したがって、吸気弁51及び排気弁52は、カム63によってリフト方向に付勢されない限り、バルブスプリング54によって吸気開口25及び排気開口27をそれぞれ閉弁する。
二つのカム機構60は、内歯タイミングギア61と、外歯タイミングギア62と、内歯タイミングギア61と結合されたカム63とを備える。第1カム機構60aは、排気弁52に隣接して位置すると共に第1クランクシャフト3aに連結される。一方、第2カム機構60bは、吸気弁51に隣接して位置すると共に第2クランクシャフト3bに連結される。
内歯タイミングギア61は、円筒状に形成され、その内面には歯車が形成される。クランクケース4のタイミングギア軸受43に受容され、タイミングギア軸受43内で回転せしめられる。上述したようにタイミングギア軸受43はその軸線がクランク軸線Sから偏心されているため、このタイミングギア軸受43に支持された内歯タイミングギア61もクランク軸線Sから偏心されたギア軸線T回りで回転せしめられる。内歯タイミングギア61は、クランクシャフト3とは直接は連結されていない。
外歯タイミングギア62は、内歯タイミングギア61の内部に配置されると共に、クランクシャフト3に結合される。したがって、外歯タイミングギア62は、クランクシャフト3と共にクランク軸線S回りで回転せしめられる。特に、本実施形態では、外歯タイミングギア62は、クランクシャフト3の連動ギア33側の端部とは反対側の端部に設けられる。第1カム機構60aの外歯タイミングギア62は第1クランクシャフト3aに連結され、第2カム機構60bの外歯タイミングギア62は第2クランクシャフト3bに連結される。
外歯タイミングギア62の外周面には歯車が形成されており、この歯車は内歯タイミングギア61の内面に形成された歯車と噛合する。特に、外歯タイミングギア62の歯数は、内歯タイミングギア61の歯数の半分である。このため、外歯タイミングギア62が2回転する間に内歯タイミングギア61が1回転することになる。
カム63は、内歯タイミングギア61に結合され、内歯タイミングギア61と共に回転する。カム63は、その外周面が少なくとも部分的に内歯タイミングギア61の外周面よりも外側に突出するように形成される。カム63の外周面はバルブリフタ53の後面に当接し、カム63の回転に伴ってカム63のカムロープがバルブリフタ53に当接すると、吸気弁51又は排気弁52がリフトされる。
特に、本実施形態では、第1カム機構60aの排気カム63aは、内歯タイミングギア61及び外歯タイミングギア62を介して、第1クランクシャフト3aに駆動される。したがって、第1カム機構60aは、第1クランクシャフト3aが2回転する間に排気カム63aが第1クランクシャフト3a回りを1回転するように構成される。排気カム63aは排気弁52のバルブリフタ53に当接し、よって排気カム63aが回転することによって排気弁52がリフトされる。
一方、第2カム機構60bの吸気カム63bは、内歯タイミングギア61及び外歯タイミングギア62を介して、第2クランクシャフト3bに駆動される。したがって、第2カム機構60bは、第2クランクシャフト3bが2回転する間に吸気カム63bが第2クランクシャフト3b回りを1回転するように構成される。吸気カム63bは吸気弁51のバルブリフタ53に当接し、よって吸気カム63bが回転することによって吸気弁51がリフトされる。
本実施形態におけるカム機構60では、クランクシャフト3とは別に吸気カム及び排気カム用のカムシャフトが設けられていない。したがって、本実施形態によれば、カムシャフトを別途設ける場合に比べて、カム機構60を、ひいては内燃機関1を単純な構造にすることができると共にその重量を低減することができる。
≪変更例≫
なお、上記実施形態では、内燃機関1は一つのシリンダ21のみを備えている。しかしながら、内燃機関1は二つのシリンダを有するように構成されてもよい。この場合、二つのシリンダを有する内燃機関は、例えば、図1〜図5に示した内燃機関を、連動ギアを共有するように対称的に連結することによって構成される。したがって、斯かる内燃機関はそれぞれ二つのクランクピンを備える二つのクランクシャフトを有することになる。この場合、出力シャフト取付部は、例えば、一つの外歯タイミングギアの外側においてクランクシャフト3に連結される。
また、上記実施形態では、張出室22に吸気開口25が1つのみ設けられている。しかしながら、張出室22は、2つ又は3つの吸気開口25が設けられるように構成されてもよい。この場合には、内燃機関1は2つ又は3つの吸気弁51を有する。
<対向ピストン内燃機関の動作>
以下、上述したように構成された内燃機関1における動作について簡単に説明する。図1〜図5及び図7に示したように両ピストン11が上死点にある状態から両クランクシャフト3が回転すると、それに伴って両ピストン11は互いから離れるように移動する。このとき吸気カム63bによって吸気弁51が開弁せしめられる。したがって、燃焼室内には空気と燃料の混合気が吸入せしめられる(吸気行程)。
その後、両ピストン11が図6に示したように下死点付近に到達すると吸気弁51が閉弁されると共に、両ピストン11は互いに向かうように移動する。したがって、このときには燃焼室内では断熱圧縮が行われ、燃焼室内の混合気の温度及び圧力が上昇する(圧縮行程)。そして、両ピストン11が再び上死点付近に到達すると、点火プラグ28によって混合気が点火され、燃焼室内において混合気が燃焼する。
燃焼室内において混合気が燃焼するとその燃焼圧によってピストン11が互いから離れるように押し出される(膨張行程)。この燃焼圧によるピストン11の押出力はコンロッド13を介して各クランクシャフト3へ回転駆動力として伝達される。
その後、両ピストン11が下死点付近に到達すると排気カム63aによって排気弁52が開弁される。したがって、ピストン11が互いに向かうように移動すると、燃焼室内における混合気の燃焼によって生じた排気ガスがピストン11によって排気ポート26へと排出される(排気行程)。その後、両ピストン11が再び上死点付近に到達すると排気弁52が閉弁されると共に吸気弁51が開弁せしめられ、以降、同様なサイクルが繰り返し行われる。
<作用・効果>
以下、図8〜図11を参照して、本実施形態に係る対向ピストン内燃機関1の作用及び効果について説明する。図8は、ピストン11とクランクシャフト3との関係を概略的に示す図である。図中のXはピストン11のピストンピンの軸線、Yはクランクシャフト3のクランクピンの軸線をそれぞれ示している。また、図中のRは、クランクシャフト3の回転方向を示している。
図8(A)は、クランクシャフト3が右回り(矢印Rの方向)に回転しているときに、シリンダ軸線Cに対してクランク軸線Sが左方向にずれている場合を示している。本明細書では、クランク軸線Sがシリンダ軸線Cに対してこのようにずれている場合を、クランク軸線Sが+オフセットしていると称する。なお、クランクシャフト3が左回りに回転しているときに、シリンダ軸線Cに対してクランク軸線Sが右方向にずれている場合もクランク軸線Sは+オフセットしているといえる。
一方、図8(B)は、クランクシャフト3が右回り(矢印Rの方向)に回転しているときに、シリンダ軸線Cに対してクランク軸線Sが右方向にずれている場合を示している。本明細書では、クランク軸線Sがシリンダ軸線Cに対してこのようにずれている場合を、クランク軸線Sが−オフセットしていると称する。なお、クランクシャフト3が左回りに回転しているときに、シリンダ軸線Cに対してクランク軸線Sが左方向にずれている場合もクランク軸線Sは−オフセットしているといえる。
図9は、クランクシャフト3の回転角度(クランク角)とピストン11の変位との関係を示す図である。また、図10は、クランク角とピストン11の速度との関係を示す図である。図中の実線Aは、クランク軸線Sがシリンダ軸線C上に位置し、よってクランク軸線Sがオフセットしていない場合を示している。一方、間隔の短い破線Bは、クランク軸線Sが+オフセットしている場合、間隔の長い破線Cはクランク軸線Sが−オフセットしている場合を示している。
図9からわかるように、クランク軸線Sが+オフセットしている場合(破線B)には、オフセットしていない場合(実線A)と比べて、上死点が若干遅角せしめられると共に下死点が大きく遅角せしめられる。この結果、図10からわかるように、クランク軸線Sが+オフセットしている場合(破線B)には、オフセットしていない場合(実線A)と比べて、ピストン11の下降速度が遅くなると共にピストン11の上昇速度が速くなる。
一方、図9からわかるように、クランク軸線Sが−オフセットしている場合(破線C)には、オフセットしていない場合(実線A)と比べて、上死点が若干進角せしめられると共に下死点が大きく進角せしめられる。この結果、図10からわかるように、クランク軸線Sが−オフセットしている場合(破線C)には、オフセットしていない場合(実線A)と比べて、ピストン11の下降速度が速くなると共にピストン11の上昇速度が遅くなる。
図11は、図4と同様に対向ピストン内燃機関1を前方から見たときのピストン11等の状態を模式的に示した図である。図11(A)は、内燃機関1が吸気行程にあるときのピストン11等の状態を示した図であり、図11(B)は、内燃機関1が排気行程にあるときのピストン11等の状態を示した図である。
ここで、本実施形態では、第1クランクシャフト3aは矢印R1の方向に反時計回りに回転する。また、第1クランクシャフト3aはシリンダ軸線Cに対して下方にΔLだけオフセットして配置される。したがって、第1クランクシャフト3aのクランク軸線Sは−オフセットしている。
一方、本実施形態では、第2クランクシャフト3bは矢印R2の方向に反時計回りに回転する。また、第2クランクシャフト3bはシリンダ軸線Cに対して下方にΔLだけオフセットして配置される。したがって、第2クランクシャフト3bのクランク軸線Sは+オフセットしている。
図11(A)に示したように、内燃機関1が吸気行程にあるときには、第1クランクシャフト3aのクランク軸線Sは−オフセットしていることから、第1ピストン11aの下降速度は速い。この結果、第1ピストン11aと対向するように配置された吸気開口25を介する吸気ガスの流れ(図中の破線)が速くなり、よって燃焼室内への吸気ガスの充填効率が高くなる。
一方、図11(B)に示したように、内燃機関1が排気行程にあるときには、第2クランクシャフト3bのクランク軸線Sは+オフセットしていることから、第2ピストン11bの上昇速度は速い。この結果、第2ピストン11bと対向するように配置された排気開口27を介する排気ガスの流れ(図中の破線)速くなり、よって燃焼室内の排気ガスの排気効率が高くなる。
したがって、本実施形態の内燃機関1によれば、クランク軸線Sをシリンダ軸線Cから適切にオフセットされることにより、内燃機関の吸排気効率を高めることができるようになる。
2 シリンダブロック
3 クランクシャフト
4 クランクケース
5 動弁系
11 ピストン
13 コンロッド
22 張出室
25 吸気開口
27 排気開口
51 吸気弁
52 排気弁
60 カム機構

Claims (1)

  1. 一つのシリンダ内に二つのピストンが設けられると共にこれらピストンが前記シリンダの軸線方向中央の第1の側とこれとは反対側の第2の側において互いに対して対称的に往復運動するように構成された対向ピストン内燃機関であって、
    前記二つのピストン間の容積が最小になるときに両ピストン間に位置する前記シリンダの壁の一部に形成されて該シリンダの径方向に延びる張出室と、該張出室に連通する吸気通路と、前記張出室に連通する排気通路と、前記張出室に対して前記吸気通路を開閉すると共に前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側に配置された吸気弁と、前記張出室に対して前記排気通路を開閉すると共に前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側に配置された排気弁と、それぞれ各ピストンに連結されたクランクシャフトと、を備え、
    前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側に配置されたクランクシャフトは、前記シリンダの軸線方向中央よりも第1の側において往復運動するピストンが、対向する別のピストンに向かって移動するときよりも該別のピストンから離れるように移動するときの方が移動速度が速くなるように前記シリンダの軸線に対してオフセットして配置され、
    前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側に配置されたクランクシャフトは、前記シリンダの軸線方向中央よりも第2の側において往復運動するピストンが、対向する別のピストンから離れるように移動するときよりも該別のピストンに向かって移動するときの方が移動速度が速くなるように前記シリンダの軸線に対してオフセットして配置される、対向ピストン内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110645087A (zh) * 2019-10-31 2020-01-03 衡水造福双作功内燃机技术开发有限公司 双作功汽油机

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