JPS58113298A - 透明ゲル状洗浄剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明ゲル状洗浄剤に関し、詳しくＵＮ−丁クル
中性アミノ酸塩基性アミノ酸塩を基剤とし、ｐＨが弱酸
性から中性付近で透明性、使用感が良好でしかも皮膚刺
激の少ない透明ゲル状洗浄剤に関するものである。

従来、皮膚洗浄剤としては外観的に分類すると、固形、
液状、ペースト（ゲル）状のものがあるが、使いやすさ
の点で近年特に洗顔用としてペースト（ゲル）状のもの
が好んで使われてきている。

これらの洗浄剤ペースとしては、脂肪鍛方けんが従来か
ら使われてきているが、ｐＨがアルカリ性であるため皮
膚を刺激したり荒らすことがあり、また外観的にも不透
明なりリーム状にすることにできるが、透明ゲル（ペー
スト）状にすることにできずせいぜい半透明なものであ
る。

一方最近では、ｐＨが弱酸性から中性で透明ゲル（ペー
スト）、状のもの４あるが、ゲル（ペースト）状にする
ために水溶性高分子増粘剤（例えば、グツド・リッチ社
製カーボボール、ケルコ社製ケルトロール、バーキュレ
ス社製ナトロゾール等）が添加されているため、使用時
およびまたは使用後においてぬるぬるした感じがあった
り、使用時に曳糸性があるなどの欠点がある。また界面
活性剤の組合せ（例えば、アル中ルサルフェートとアル
キロールアマイドの組合せ）によりゲル化させる方法も
あるが、透明性が悪い欠点がある。

このように、従来から知られている透明ゲル（ペースト
）状洗浄剤ＫＦｉ、ｐＨ，透明性、使用感のいずれかの
難点がある。

本発明者らは、上記難点を解消した透明ゲル状洗浄剤を
開発すべく鋭意検討した結果、ある種のＮ−アシル中性
アミノ酸塩基性アミノ酸塩が水系の特定の濃度において
透明なゲルを形成する性質があることを見い出し、本発
明を完成するに至った。

すなわち本発明は、少なくとも一種のＮ−アシル中性ア
ミノ酸塩基性アミノ酸塩を基剤とすることを４１１黴と
する。使用時のｐＨが弱酸性ないし中性であり、透明性
、使用感も良好な透明ゲル状洗浄剤を提供するものであ
る。

本発明の基剤として用いられるＮ−アシル中性アミノ酸
塩基性アミノ酸塩のアシル基は炭素数ＩＯないし２０の
飽和４１九は不飽和の脂肪酸残基られ、Ｎ−アシル中性
アミノ酸を中和する塩基性アミノ酸はリジン、アルギニ
ン、オルニチ／であり、その中和度はＮ−アシル中性ア
ミノ酸１当量（１モル）に対して、塩基性アミノ酸Ｏ１
６当量（０，６モル）から１．２当量（１，２モル）が
好ましく、０．６当量以下でに透明性が劣り、１．２当
量以上では泡立ちが悪くなり、好ましくない。又塩基性
アミノ酸に、光学活性体、ラセミ体の何れでもよい。

本発明の基剤となるＮ−アシル中性アミノ酸塩の透明ゲ
ル組成物中での濃度は、そのアシル基。

中性アミノ酸、塩基性アミノ酸の種類及び中和度により
貝なるが２０〜６０重量嗟、好ましくは２５〜ｓｏｎで
ある。濃度が２０−以下ではゲルにな９Ｋ〈く、６〇−
以上では均一なゲルをつくることが困難である。

本発明の透明ゲル状洗浄剤には、その需要目的に応じて
起泡増進剤、グリコール類等の硬さ調整剤、香料１色素
、その他皮膚洗浄剤に慣用されている補助剤を、透明性
を阻害させなく、しかもゲル状態が保持される範囲で適
宜添加することができる。

本発明の透明ゲル状洗浄剤を製造するに框、Ｎ−アシル
中性アミノ酸塩基性アミノ酸塩、水及び必要に応じて補
助剤を配合したものを７０〜８０Ｃで溶解した後、放置
冷却、又は真空下で攪拌冷却すればよい。

このようにして製造された本発明の透明ゲル状洗浄剤は
、次のようなすぐれた性能を有する１、透明性がよく、
適度な硬さをもち、使用時季のひらの上で速かｖｃｆＩ
Ｉ解するゲルである。

２．１））ｌは弱酸性から中性であり、皮膚への刺激が
少なく、使用後の皮膚にしっとりとした感じを与える。

３、硬水中においても良好な泡立ちを示す。

以下実施例によって本発明の詳細な説明する。例中の「
部」はすべて重量部である。

実施例１〜４、比較例１〜４ 第１表に示すＮ−ラウロイルザルコシン塩３８部を水６
２部に７０〜８０Ｃで溶解した後、室温にまで放置冷却
して、洗浄剤を得た。

次いでそれらの洗浄剤について外観、状態の観察及び泡
立ち、熱着色、ｐＨの測定を行った。この結果について
４第１表に示す。

以１・゛余白 なを、各試験方法は次のようにして行った。

〈外観、状態の観察〉 指で手のひらにとり、指先の感触及び肉眼によ抄判定し
た。

〈泡立ち試験〉 ４０Ｕの温水で２０名のもの（男１０名、女１０名）に
手洗い試験を行わせ、市販洗顔り１７−ム（脂肪鍛打け
んベース）と比較して、劣った場合−１点、同等な場合
０点、優れている場合に＋１点と評価させ、その点数の
合計により次のように評価した。

−２０〜−１１点　　× −１０〜　０　　　　Δ ＋　１〜＋１０　　０ 〈熱着色試験〉 ５０ＣＫ２週間放置し、色相の変化を観察した。

＜ｐＨ＞ 各洗浄剤１Ｆをイオン交換水で１００Ｆに希釈溶解し、
４０Ｇでガラス電極ｐＨ計により測定した。

実施例５〜Ｂ　比較例５〜８ メ手ル １１１２表に示すＮ−ラウロイル−Ｎ−や菅−幣一β−
アラニ／塩３８部を水６２部に溶解した後、室温ＶＣ１
で放電冷却して洗浄剤を得た。

次いでそれらの洗浄剤について外観、状態の観察及び泡
立ち、熱着色ｅ　’Ｉ’Ｈの測定管行った０なお各洗浄
剤の製法及び評価試験方法は実施例１−４比較例１−４
に準じた。この結果についても第２表に示す。

以丁余白 実施例１〜８の透明ゲル状洗浄剤は適度な硬さであり、
使用時手のひらの上で速やかに溶解し、使用後の皮膚に
しっとりとした感触を与え刺激が少ないことが認められ
た。

以下の実施例本実施例１−４．比較例１−４と同様にし
て試作した。

実施例９ ・Ｎ−ラウロイル−Ｎ−メチル−β− アラニン−Ｌ　−ＩＪリジン塩００ｇ当量）　３＆０嚢
・Ｎ−ミリストイルーザルコクン Ｌ−アルギニン塩（１，０当量）＆０ ・グリセリｙ　　　　　　　　　　　　　　　１０．０
・メチルパラベン　　　　　　　　　　　０．１・水　
　　　　　　　　　　　　　　　残１００、０ 実施例１Ｏ −Ｎ−ヤク脂肪酸アシルザルコシン υＬ−リジン塩（１，２当量）　　　　　　２０．０畳
−Ｎ−ステアロイル−Ｎ−メチル−β−アラニン　Ｌ−
リジン塩（０，６当量）１０．０・プロピレングリコー
ル　　　　　　　　１５．０嚢・尿　　素　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　１０．０・水　　
　　　　　　　　　　　　　　　残１００．０ 実施例１ｌ −Ｎ−ラウロイルーザルコクン Ｌ−アルギニン塩（１，０当量）７．５憾１１Ｎ−バル
ミトイル−Ｎ−メチル−β−アラニン　Ｌ−リジン塩（
００ｇ当量）７．５・Ｎ−オレオイル−ザルコシン ＤＬ−リジン塩（０，７当量）　　　　　　１０．０・
ラウリン酸ジェタノールアミド　　　　１０．０・Ｎ−
ラウロイル−Ｌ−グルタミン酸 毛ノナトリウム　　　　　　　　　　　　５．０・プロ
ピルパラベン　　　　　　　　　　　０．１・水　　　
　　　　　　　　　　　　残ｉｏｏ、。

実施例１２ −Ｎ−ヤク脂脂肪酸アシル−ザルコシ ン−リジン塩（０，６当量）　　　　　　　３０．０嘔
・Ｎ−ラウロイル−Ｎ−メチル−β− アラニン　Ｌ−オルニチン塩（０，８当量）２０．０慢 ・Ｎ−ラウロイルザルコクンナトリウム（１，０当量）
２．０ ・ラウリン酸　　　　　　　　　　　　　２．０・グリ
セリン　　　　　　　　　　　１０．０・食　塩　　　
　　　　　　　　　　　０．２・香　料　　　　　　　
　　　　　　　０．２、色　素　　　　　　　　　　　
　　　微量・水　　　　　　　　　　　　　　　　水１
００．０ 実施例９〜１２の各透明ゲル状洗浄剤に、透明性が優れ
、適度の硬さであり、使用時手のひらの上で速かに溶解
し、泡立ちもよく、使用後の皮膚にしっとりとした感触
を与え、刺激が少ないことが１められた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　Ｎ　−７シル中性アミノ酸塩基性アミ／ｉｌ塩を
   基剤とする透明ゲル状洗浄剤。 ２、Ｎ−アシル中性アミノ酸のアクル基が炭素数ｌＯな
   いし２０の飽和または不飽和の脂肪酸残基である特許請
   求の範囲第１項記載の透明Ｎ−メチル−β−アラニンか
   ら選ばれる少なくとも一種以上である特許請求の範囲第
   １項がリジン、アルギニンおよびオルニチンから選ばれ
   る特許請求の範囲第１項記載の透明ゲル状洗浄剤。 五Ｎ−アシル中性アミノ酸の塩基性アミノ酸による中和
   度がＮ−アシル中性アミノ酸１モルに対して、塩基性ア
   ミノ酸が０．６モルないし１．２モルである特許請求の
   範囲第１項記載の透明ゲル状洗浄剤。