JPS58113131A - 制癌剤 - Google Patents

制癌剤

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JPS58113131A
JPS58113131A JP20982881A JP20982881A JPS58113131A JP S58113131 A JPS58113131 A JP S58113131A JP 20982881 A JP20982881 A JP 20982881A JP 20982881 A JP20982881 A JP 20982881A JP S58113131 A JPS58113131 A JP S58113131A
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JP
Japan
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polysilsesquioxane
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formula
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Pending
Application number
JP20982881A
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English (en)
Inventor
Shozo Kato
加藤 祥三
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は(−〇−)e (−8i−0’Ht CHt 
OHt OOH* OH−CHt )t1゛0 で示される特定構造単位からなるポリシルセスキオキサ
ンを有効成分とする制癌剤を提供するものである。
従来、ポリシルセスキオキサンの一部ハ、弐〇’、、、
SIR(但し、Rは1価の有機基を表わす)で示される
シルセスキオキサンを繰返し単位と 。
し、モデル的には下記式 %式% で示される一般に梯子状又は組状の骨格構造を有する重
合体化合物であることが知られていて、撥水処理剤、潤
滑剤、触媒、有様珪素化合物の合成中間体等として広く
利用されている。
また最近、有様珪素化合物の生理活性及び薬理活性に関
する研究も行なわれ、既に2〜3の報告が行なわれて注
目を集めている。
本発明者は各種のポリシルセスキオキサンを合成し、そ
れらの生理活性につきいろいろと研究を行なって来た。
その結果、下iiJ式、で示される構造単位を有するポ
リシルセスキオキサンが優れた生理活性、殊に制癌活性
を有することを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は 1 れる構造単位からなるポリシルセスキオキサンを有効成
分とする制癌剤を提供するものである。
本発明に用いられるポリシルセスキオキサンは前記式で
示される構造単位を有する、既に公知の化合物である。
前記式で示される構造単位の繰返しの数は必ずしも明確
に決定しているものではなく、製造条件などのちがいで
一般には3〜100.000の繰返しで構成される場合
が多い。最も一般的な製造条件下では約7〜10゜00
0の繰返しで構成される場合が多い。これらの繰返し単
位の数は平均値で表わされるもので、前記モデル的に表
示した如く三次元罎状の重合体と推定され、特別のもの
を除鎗繰返1−数を明確にすることはむづかしい場合が
多い。
本発明に用いられるポリシルセスキオキサンの製法は特
に限定されず如伺なる方法で得られたものであってもよ
い。一般には原料となる下記一般式で示されるシラン化
合物11 (RO)a BlCHx CHI C11e 0CHa
 0H−OHt   あるいはゝ0′ Xs 810H諺OHt (!Ht 0OHt 0H−
OHt   (但しRは炭素数ゝ0′ 閂 1〜4のアルキル基、またはC1X Brなどのハロゲ
ン原子を示す)の加水分解によって得られるものが好適
に使用される。該加水分解は通常温和な条件で行なわれ
るため、原料のシラン化合物における珪素原子に直結し
た有機基は不変のまま、加水分解した後も対応するポリ
シルセスキオキサン化合物に残存し、対応するポリシル
セスキオキサン化合物である (−〇−)1 (−81−011@ OHt OHt 
00HIC1fl−q”a )t  が無定形0 の白色固体として得られる。またポリシルセスキオキサ
ンが前記限定された構造単位からなるものであることの
確認は一般に元系分析、赤外綜吸収スペクトルを測定す
ることによって行うことが出来る。
該ポリシルセスキオキサンは前記(−た如く触媒、界面
活性剤婢の用途がすでに知られているがその生理活性に
ついては全く報告されていない。しかるに本発明者の確
uKよれば、意外にも生理活性が良好で殊に制癌作用が
著しく大きい。この点は本発明によって初めて該ポリシ
セスキオギサンの薬効が明らかにされるものである。ま
た具体的な薬効については後述する実施例で明らかにす
るように極めて強力な制癌効果を示し、温血動物に対す
る劣性も低い大きな利点を有している。従って前記構造
単位を有するポリシルセスキオキサンは制癌剤として各
種癌の予防、治瞭または処理のために使用することが出
来る。
またポリシルセスキオキサンが前記限定された構造単位
からなるものであることの確認は一般に元系分析、赤外
線吸収スペクトルを測定することKよって行うことが出
来る。
しかして本発明の制癌剤は経口、非経口(たとえば筋注
、静注、皮下、腹腔内、直腸内)ま 5− たは局所投与のいずれによっても患者に投与することが
でき、その際の有効成分であるポリシルセスキオキサン
の有効投与量は、投与すべぎ患者の年令、体重、症状の
軽重、癌の種類等に応じて異なるが、一般には、800
〜1叩/Ky/日、好ましくは500〜10Mg/Kg
7日とすることができる。該1日の投与量は1日1回の
み又は1日数回(6〜5回)K分けて投与することがで
きる。また、上記の投与量は単なる指針であり、処置を
行なう医師の判断により、上記範囲を越えて投与するこ
とも可能であることはいうまでもない。
上記有効成分の投与に当って、上記ポリシルセスキオキ
サンは、希望とする投与方法(軽口、非経口又は局所)
に応じて、種々の剤形に製剤することができる。
例えば、経口投与に際しては、錠剤、丸薬、糖衣錠、散
薬包、顆粒、シロップ、カプセル剤等の剤形K118!
剤することができ、また、非経口投与に際しては、溶液
又は懸濁液、生薬等の剤 6− 形に製剤することができ、さらに局所投与に除しては、
軟膏、硬膏、クリーム尋の剤形に製剤することができる
これら製剤中における有効成分の濃度は特に制限される
ものではなく、剤形に応じて広範に変えることができる
が、一般には0.05〜90重jltIチ、好ましくは
1〜60重■−程度の濃度とすることができる。
上記製剤に使用しうる賦形剤としては轟該分野で常用さ
れているものはいずれも使用可能であり、固体形態の製
剤に対しては、例えば、乳糖、しょ糖、でん粉、グリシ
ン、結晶セルロース、マンニット、ステアリン酸マグネ
シウム、流動パラフィン、炭酸カルシウム、炭酸水素ナ
トリウム叫が挙げられ、また、液体形態の製剤に対して
は、例えば生理食塩水、界面活性剤液、ぶどう糖液、ア
ルコール、エステル類等が挙げられる。
かかる製剤の具体例を示せば次のとおりである。
製剤例1:注射剤 前記式(1)の構造単位から成るポリシルセスキオキサ
ンの所定量を含有するようにバイアルに無菌的に分配し
、密封して水分およびバクテリアを除去する。使用前に
リドカイン0.5チを含む生理食塩水の所定量を添加し
て注射剤とするとよい。
製剤例2:カプセル剤 ステアリン酸マグネシウム0.6重量部に乳糖4.5重
値部を加えて攪拌混合することにより均一とし、さらに
乳糖5重量部と結晶セルロース10重9部を加えて混合
する。この混合物に予め微粉末化した前記式(1)の構
造単位からなるポリシルセスキオキサン20重量部を加
えて、再度混合することにより調製粉末を得る。この粉
末をカプセル充填機を用いゼラチンカプセルに充填する
ことによりカプセル剤を製造するとよ賑 いO・j 製剤例3:軟こう剤 ステアリルアルコール10重量部、流動パラフィン20
重l゛部およびワセリン160重量部を80℃に加温溶
解した後、コレステロール0゜5重量部ならびに予め微
粉末化した前記式(1)の構造単位からなるポリシルセ
スキオキサン10重量部をよく攪拌しながら加え、さら
によ<Pd拌を行った後室温に放置し、適当な硬さにし
て軟こう剤を得るとよい。
製剤例4:錠 剤 前記式(1)の構造単位からなるポリシルセスキオキサ
ン251柘部とマンニア120重1部を良く混合粉砕し
た後、でんぷん糊として馬鈴署でんぷん4.71綾部を
加えて粒状化する。
この粒子を60メツシユふるいを通し、乾燥して所定の
重量とじ16メ、シュふるいにかける。次に、この粒子
をステアリン酸マグネシウム0.5電量部と混合して、
なめらかにし、通算の方法により錠剤成型機により圧縮
して適当な大きさの素錠とすればよい。
以下に本発明の制癌剤において有効成分として使用され
るポリシルセスキオキサンの製造例、 9− 並びに薬理活性試験法及びその結果を示す。しかし本発
明はこれらに限定されるものではない。
参考例 減圧蒸留により精製した3−(グリシジルオキシ)プロ
ピルトリメトキシシラン(41,8311沸点107℃
/3.5龍Hg)  を水(80舅りとメタノール(2
0m1/)の混合物に加え、室温にて一夜攪拌した後、
揮発成分を蒸留により除いた。蒸留残渣を真空乾燥(油
浴90℃10゜5m)することにより、3−(グリシジ
ルオキシ)プロピルポリシルセスオキサン(31,05
g)を白色固体として得た。元素分析値はC38,65
チ、H6,69%なる値を示し、3−(グリシジルオキ
シ)プロピルポリシルセスキオキサンの一水和物として
の組成式〇mE+x 04.181(186,26)に
対する理論値058.90チ、H7,08チによく一致
した。
実施例 1 参考例で得た6−(グリシジルオキシ)プロー 10− ピルポリシルセスキオキサンを界面活性剤ツイーン80
を含む生理食塩水に加えて規定蓋の試料を含む懸濁液で
ある5種類の試料溶液(5012my/Ky、  31
62 my/Kyおよび100口嘘/ Kpの投与量)
を作成した。この試料溶液を用いて体重20Ij前後の
ODF、系マウスの雄6匹および雌2匹の腹腔内に注射
投与して20日間試験を行ない、急性毒性値をリッチフ
ィールドとウイルコクソンの方法によりL 1)soを
求めたところ、5012g1p/Ky以上であった。
冥施例 2 参考例で得た3−(グリシジルオキシ)プロピルポリシ
ルセスキオキサンを用いて、マウスのエールリッヒ腹水
癌に対する抗癌活性を試験した。即ち、該ポリシルセス
キオキサンを前記実施例1に記載した方法で調整した汀
躬剤を、エールリッヒ癌細胞数5 X 10’  個を
有するスイスマウス(#)6匹の腹腔内に0.5 ml
 ツつ9日間連続注射投与した。その60日間にわたる
延命効果の結果から、平均生存日数(MAT)を求め、
対照群(60匹)の平均生存日数と比較することにより
T / Ofi)を算出した。即ち、平均生存日数を°
験体(T)と対照体(a)について求め、T / OX
 100 (@で算出した。概値は6匹の験体中4匹目
が死亡した日数を平均生存日数とし、これを対照体から
同様に求めた平均生存日数で除した値に100を掛ける
ことにより求められる。なお実施例にはt算機を用いて
算出した正確な値を記載した。
第1表 実施例 3 参考例で得た3−(グリシジルオキシ)プロピルポリシ
ルセスキオキサンを用いてラットウォーカーカルジノサ
ルコーマ256腹水癌に対する抗癌活性を試験した。
即ちポリシルセスキオキサンを界面活性剤ツイーン80
を含む生理食塩水(0,85チ)溶液に懸濁させて投与
量が100mg/にノとなるように試料溶液を調製した
。この試料溶液を、腹腔内にウォーカーカルジノサルコ
ーマ256癌細胞数i X 10’個を有するスプラグ
ドーレイ系ラット(雌)6匹に対して、腹腔内注射を5
日間連続して施し2ケ月間にわたって延命効果な詞ぺた
。その結果T10(イ)は160であった。
特許出願人 徳山曹達株式会社 16−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (−o−)m (−st−an、 OH,cH,oaH
    ,cHl−OH1%で1゛0 示される構造単位からなるポリシルセスキオキサンを有
    効成分とする制癌剤。
JP20982881A 1981-12-28 1981-12-28 制癌剤 Pending JPS58113131A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20982881A JPS58113131A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 制癌剤

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JP20982881A JPS58113131A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 制癌剤

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JPS58113131A true JPS58113131A (ja) 1983-07-05

Family

ID=16579284

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JP20982881A Pending JPS58113131A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 制癌剤

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JP (1) JPS58113131A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5650474A (en) * 1993-11-05 1997-07-22 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Process for preparing organic functional group-containing organopolysiloxanes, organopolysiloxanes obtained by the process and novel mercapto group and alkoxy group-containing organopolysiloxanes and preparation thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5650474A (en) * 1993-11-05 1997-07-22 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Process for preparing organic functional group-containing organopolysiloxanes, organopolysiloxanes obtained by the process and novel mercapto group and alkoxy group-containing organopolysiloxanes and preparation thereof

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