JPS58113021A - コンベアベルト伸び測定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンベアベルト内へ埋設されたスチールコード
の両端獣舎部における伸びを測定するコンベアベルト伸
び測定方法に関する。

補強用スチールコードが埋設されたコンベアヘルドでは
スチールコードの両端部が互に重合されている。第１図
に示される如くこれらのスチールコード１０の両端部１
０Ａ、１０Ｂは互に反対側の端部間へ挿入されて重合構
造となっている。従ってこれらのスチールコード１０の
外周へ充填して加硫接着されるゴム１２はループ状のエ
ンドレスコンベアベルト１４を形成することができる。

このエンドレスコンベアベルト１４は複数ｍの回転シー
ブへ巻掛けられて図示しない被搬送物を載置搬送するこ
とができ、内部のスチールコード１０はエンドレスコン
ベアベルト１４の長手方向に作用する引張力に耐え、被
搬送物の重量を支持してコンベアベルトの寿命を長くす
ることができる。

しかしこのエンドレスコン（へ）アベルト１＋Ｊｊ長期
間の使用後にスチールコードｌＯの端ｆｆ１ｌＯＡ。

１０Ｂが互に他の端部間から抜は出して重合部長さく第
１図寸法Ｌｏ）が減少し、エンドレスコンベアベルト１
４の長手寸法−４＜増大する不具合を有する。この結果
スチールコードｌＯの先端がゴム１２外へ露出したり、
スチールコードの重合部から破断する等の可能性を有す
る。

このため従来、スチールコード・重合部の内部状態をゴ
ム１２の外傷、摩耗量等から判断推察したり、スチール
コード重合部に互に離間した２ケ所の目印を設けて目印
間の距離賢化を測定することにより伸びを測定していた
。しかしこれらの測定手段は目視検査による測定のため
測定者によるバラツキを生じたり、測定時にコンベアラ
インを停止してコンベアによる搬送作業を中断する必要
がある。

本発明は上記事実を考慮し、特別の熟練を要することな
く、且つコンベアラインを停止させる必要のないコンベ
アベルト伸び測定室方法を得ることが目的である。

本発明に係るコンベアベルト伸び測定方法はコンベアベ
ルトのスチールコード両端重合部へ互に離間して一対の
磁気マークを付し、検出器のローラを進行するフンペア
ベルトへ接触させてコンベアベルトの所定長さごとにパ
ルスを発生させると共に、磁気センサーで検出した一対
の磁気マーク間に発生したパルスをカウントすることに
より磁気マーク間の長さを算出して伸びを測定するよう
になっている。

以下本発明の実施例を図面に従い説明する。

第２図に示される如く本発明の実施に用いるエンドレス
コンベアベルト１４にはスチールコードの重合部に予め
一対の磁気マーク１６．１ｇが付されている。

これらの磁気マークはスチールコード重合部に相当する
コンベアベルト１４を図示しない着磁装置の一対の磁極
間へ挿入し、磁極を励磁させることによりコンベアベル
ト１４つ長手方向に所定長さく寸法Ｌｓ）だけ離間して
付すことができる。この長さＬｌはスチールコー丁重合
部長さＬ・（第１図）よりも長いことが好ましい、この
磁気マークは箇３図に示される如く長さＬｓだけ離間し
た中心線を対称軸とする台形状の磁化率を有した着磁帯
１７．１９である。

第４図には本発明の実施に用いる検出器２０゜磁気セン
サ２２及び演算装置２４が示されている。

検出器２０は本体２６ヘローラ２８が軸支されてお吟、
発光ダイオードとフォトトランジスタとの組合わせでロ
ーラ２８の回転角度を検出することができるロータリエ
ンコーダを内蔵している。

従ってこの検出器２０は進行するエンドレスコンベアベ
ルト１４へ抑圧接触されるとローラ２８がエンドレスフ
ンペアベルト１４と同−周速で回転し、コンベアベルト
の所定長さＰ（この実施例では０．１■）ごとにパルス
を発生して演算装＃２４へ送るようになっている。

また磁気センサ２２はコンベアベルト１４の磁気マーク
１６．１８を非接触で検出して検出信号を演算装置１２
４へ送るようになっている。

演算装［２４は磁気センサ２２で検出する磁気マーク１
６の検出時から磁気マーク１８の検出時の間に発生され
る検出器２０からの発生パルス数をカウントして（ＰＸ
カウント数）の演算を行い、この結集積示部３０へ磁気
マーク１６．１８間の長ざ、として、直接表示すること
ができるようになつｎする。またこの演算装＃２４には
プリンタ３２が接続されており、検出９２０からの発生
パルスと磁気センサー２２からの検出された着磁体を表
示用紙３４へ表示することができるようになっている。

第５図に示される如くこの表示用紙３４上には、その長
手方向に検出器２０で発生したパルス３６が磁気センサ
２２で検出された磁気マーク１６．１８に相当する着磁
帯１７．１９と同期しで表示されるようになっている。

このパルス３６のピッチ寸法はこの実施例では０．１−
を表示している。

次にこの実施例の伸び測定方法を説明すると。

磁気センサ２２をコンベアベルト１４の表面に対応した
位置へ取付け、検出器２ｏのロー５２８をコンベアベル
ト１４へ接触させる。

これによって検出器２０はフンペアベルト１４の長手方
向に沿った各所定長さくＰ−０，１箇）ごとにパルス３
６を発生させる。−万磁気センサ２２は磁気マーク１６
．１Ｂを検出して演算装置２４及びプリンタ３２へと送
る。

従って演算装置２４は検出された磁気マーク１６．１８
間に発生されたパルス数をカウントして磁気マーク間の
長さを表示部３０へ表示し、プリンタ３２は第５図に示
される如く着磁帯１７．１９を磁気マーク１６．１８に
対応して表示する。

作業者は表示部３０の表示を直接読み取ることにより、
又は表示用紙３０の着磁帯３８，４０間の寸法−に対応
した発生パルス数を数えてこれにＰ（＝　０．１　ｗａ
ｒ　）を景することにより磁気冑−夕１６．１８間の寸
法賢化を測定することができる。従ってエンドレスフン
ベアベルト１４の作業時にコンベアベルトを停止させる
ことな（しかもコンベアベルトの速度に関係な（スチー
ルブード重合部の伸びが検出できる。この伸びが所定値
を越えた場合にはスチールコード重合部を補修したりエ
ンドレスフンベアベルト１４全体を取換える等の対策を
取ることができるので不慮の事故を回避できる。

な詔上記実施例における着磁帯１７．１９の表示は磁気
センサ２２からの検出信号を演算回路でフーリエ変換、
微分演算して微分曲線に変換することにより着磁帯の中
心線を明瞭に表示することができる。また検出器２０は
上記説明による構成に限らず、電磁式回転検出器等の他
の種類の回転検出器も使用可能であり、プリンタ３２も
表示用紙を用いるものにも限らずブラウン管等の他の表
示手段を適用可能である。

以Ｅ説明した如く本発明に係るコンベア伸び測定方法は
進行するコンベアベルトの所定長さごとにパルスを発生
する検出器、スチールコード両端重合部の磁気マークを
検出する磁気センサを用いて検出された磁気マーク間に
発生されたパルスをカウントして磁気マーク間の長さを
算出するのでコンベアベルトを停止させることな（且つ
容易にスチールコード重合部の伸びを測定することがで
きる優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１１ｉ１．ｔコンベアベルトのスチールコート重合部
を示す平面図、第２図はフンベアベルトに付された磁気
マークを示すコンベアベルトの斜視図。 第３図は磁気マークによる着磁帯を示すコンベアベルト
長手方向に対する磁化率の線図、第４図は伸び測定状態
を示す検出器、磁気センサ及び演算装置の配置を示す正
面図、第５図は表示用紙の表示状態を示す平面図である
。 １０・・・スチールスー）’、ＩＯＡ・ＩＯＢ・・・端
部、１２・・・ゴム、１４・・・エンドレスコンベアベ
ルト、１６・１８・・・磁気マーク％２０・・・検出器
、２２・・・磁気センサ、２４・・・演算装置、２８・
・・−−ラ１，１１３０・・・表示部、３２・・・プリ
ンタ、３４Ｊ・表示用紙、３６・・・パルス。 代理人　弁理士　中　島　　　淳 第３図 第５図 １ム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　進行するコンベアベルトへ検出器のローラを
   接触させてコンベアベルトの所定長さごとにパルスｆｌ
   ｅｔ生させ、コンベアベルトのスチτルコード両端重合
   部へ互に離間して付された一対の磁気マークを磁気セン
   サーで検出し、一方の磁気マーク検出から他方の磁気マ
   ーク検出の間に発生したパルスをカウントするごとによ
   一リスチールコード両端重合部間の伸びを測定するコン
   ベアベルト伸び測定方法。