JPS58112284A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、小型モータの整流子外周に摺接する刷子接点
の刷子板材を作る摺動１１点材料の改良に関する。

従来より小型モータの整流子外周に摺接する刷子接点の
刷子板材を作るＫＦｉ、主としてりん青銅（Ｐ　Ｏ，０
１＝０．５９６．８ｍ７．０〜９．０％、Ｃｕ　残部）
が用いられて１＆九が、りん青銅では摺動時の機械的。

電気的腐蝕により酸化物が発生する為、耐消耗性に劣シ
、消耗粉が生じ易く、消耗粉が生じるとノイズが発生す
るという欠点があった。

本発明はかかる欠点を解消すべくなされたもので、耐消
耗性に優れたシん青銅系の摺動接点材料を提供せんとす
るものである。

本発明の摺動接点材料は、りん青銅にその組成比を変え
ることなく、８ｂ、’ｒｅ、Ｍｏ、Ｐｂ、Ｓｅ。

Ａｓ、Ｚｎの少くとも一種を合計で０．５〜１０重童襲
添加して成る本−のである。

かかる本発明の摺動接点材料に於いて、シん青銅に、８
ｂ、Ｔｅ、Ｍｏ、Ｐｂ、Ｓｅ、ムｓ、Ｚｎ　の少くとも
一種を合計で０．５〜１０菖凌チ添加するのは、刷子接
点の摺動時に発生するこれらの酸化物が潤滑剤となり、
耐消耗性が向上するからであシ、ま九発生したこ、れら
の酸化物は軟かい為摺動作用によ多容墨に除去されて接
触抵抗が高く不安定になることがないからであシ、α５
重量哄未満では潤滑剤としての効果を発揮できず、１０
１に量−を超えると酸化物の発生が多くなシ、接触抵抗
が高く不安定となるものである。

次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接点材料に
て作っ九刷子接点の刷子板材について説明する。

後記の表の左＠に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて作っ喪中０．
５　ｗｚ　、厚さ０．１５ｍの刷子板材を長さ１０ｗ＊
に切断の上図示の如くこの刷子板材２ｔ１枚保持して成
る刷子接点３の刷子板材２を外周に厚さ０．２　ＭのＡ
ｇ−Ｃｕ１□重を−よフ伊点片ｌａを３枚有する直径１
０　ｗｍ　、長さ６ｍＣ）小型モー−の整流子ｌの外８
に上下相対向するように摺接させて、後記の試験条件に
て整流子の回転試験を行い、刷子接点３の刷子板材２の
消耗量と接触抵抗を測定しえ処、後記の表の右−に示す
ような結果を得た。

試験条件 電　　　圧　　＝　　２４■ 電　　　流　　：　　　ＤＣ２５ＱｍＡ整流子の回転数
　：　　２０ＧＯｒｐｍ整流子の回転時間：　　３００
時間 刷子接点の接触カニ　　ｌ０ＩＦ 前記の表で明らかなように従来例の刷子接点の刷子板材
の消耗量ｔｉ６０〜８０μであったのに対し、実施例の
刷子接点の刷子板材の消耗量は２０〜３０μで著しく減
少していて耐消耗性に優れていることが判る。また従来
例の刷子板材では接触抵抗が１〜７０であったのに対し
、実施例の刷子板材でＦｉ接触抵抗が０．６〜０．８０
で著しく低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例の刷子板材が摺動時に発生するＳｂ、Ｔｅ、Ｍｏ
、Ｐｂ。

８ｅ、Ａｓ、ＺｎＯ酸化物の潤滑剤により耐消耗性が向
上し、またこの軟かい酸化物が摺動作用により容易に除
去されて刷子板材の接触抵抗が低く安定するからに他な
らない。

以上詳記した通シ本発明の摺動接点材料は、摺動時に発
生する８ｂ、Ｔｅ、Ｍｏ、Ｐｂ、８ｅ、Ａｓ、Ｚｎの酸
化物が潤滑剤となり、またこの酸化物は摺動作用により
容易に除去されるので、これによシ作っ九刷子接点の刷
子板材は耐消耗性が著しく向上し、消耗費の発生が大幅
に減少し、ノイズの発生が激減し、また接触抵抗が低く
安定する。従って相手方の小型モータの整流子の回転数
のばらつきも少なくなる等の優れ九効来がある。

【図面の簡単な説明】

図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状態を示す
斜視図である。 １・・・・・・整流子、１ａ・・・・・・接点片、２・
・・・・・刷子板材、３・・・・・・刷子接点。 出願人　　田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ９ん實鋼にその組成比を変えることなく、Ｓｂ。 Ｔｅ、Ｎｏ、ｐｂ、　Ｓｅ、Ａｓ、Ｚｎの少くとも一種
   を合計で０，５〜１０重量−添加して成る摺動接点材料
   。