JPS58112283A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents
刷子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS58112283A JPS58112283A JP21126581A JP21126581A JPS58112283A JP S58112283 A JPS58112283 A JP S58112283A JP 21126581 A JP21126581 A JP 21126581A JP 21126581 A JP21126581 A JP 21126581A JP S58112283 A JPS58112283 A JP S58112283A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- brush
- plate material
- commutator
- contact material
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、小型モータの整流子外周に摺接する刷子接点
の刷子板材を作る摺動接点材料の改良に関する。
の刷子板材を作る摺動接点材料の改良に関する。
従来より小型モータの整流子外局に摺接する刷子接点の
刷子板材を作るには、主としてBe−Cuが用いられて
きたが、Be−Cuでは摺動時の機械的、電気的腐蝕に
より酸化物が発生する為、耐消耗性に劣夛、消耗粉が生
じ易く、消耗粉が生じるとノイズが発生するという欠点
があった。
刷子板材を作るには、主としてBe−Cuが用いられて
きたが、Be−Cuでは摺動時の機械的、電気的腐蝕に
より酸化物が発生する為、耐消耗性に劣夛、消耗粉が生
じ易く、消耗粉が生じるとノイズが発生するという欠点
があった。
本発明はかかる欠点を解消すべくなされたもので、耐消
耗性に優れた洋白系O摺動接点材料を提供せんとするも
のである。
耗性に優れた洋白系O摺動接点材料を提供せんとするも
のである。
本発明の摺動接点材料は、Be−Cuにその組成比を変
えることなく、Sb、Te、Mo、Pb8 e 、 A
s 、 Z nの少くと一一種を合計で0.5〜10
重量%添加して成るものである。
えることなく、Sb、Te、Mo、Pb8 e 、 A
s 、 Z nの少くと一一種を合計で0.5〜10
重量%添加して成るものである。
かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Be−CuKS
8b、Te、Mo、Pb、8e、As。
8b、Te、Mo、Pb、8e、As。
Znの少くとも一種を合計で0.5〜10重量%添加す
るOは、刷子接点の摺動時に発生するこれらの酸化物が
潤滑剤となシ、耐消耗性が向上するからであり、また発
生したこれらの酸化物は軟かい為摺動作用によシ容易に
除去されて接触抵抗が高く不V定になることがないから
であ!D、0.5重量−未満でFi澗潤滑としての効果
を発揮できず、10重量−を超えると酸化物の発生が多
くなシ、接触抵抗が高く不安定となるものである。
るOは、刷子接点の摺動時に発生するこれらの酸化物が
潤滑剤となシ、耐消耗性が向上するからであり、また発
生したこれらの酸化物は軟かい為摺動作用によシ容易に
除去されて接触抵抗が高く不V定になることがないから
であ!D、0.5重量−未満でFi澗潤滑としての効果
を発揮できず、10重量−を超えると酸化物の発生が多
くなシ、接触抵抗が高く不安定となるものである。
次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接点材料に
て作っ光刷子接点の刷子板材について説明する。
て作っ光刷子接点の刷子板材について説明する。
後記の表の左欄に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて作りた巾Q、
5 m 、厚さ0.15簡の刷子板材を長さ1Qsu
K切断の上図水の如くこの刷子板材2を1枚保持して成
る刷子接点3の刷子板材2を外周に厚さ0.2mのAg
−Cu重量−より接点片1aを3枚有する直径10u、
畏さ61IImの小型モータの整流子1の外周に上下相
対向するように摺接させて、後記の試験条件にて整流子
の回転試験を行い、刷子接点3の刷子板材2の消耗量と
接触抵抗を測定した処、後記の表の右欄に示すような結
果を得え。
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて作りた巾Q、
5 m 、厚さ0.15簡の刷子板材を長さ1Qsu
K切断の上図水の如くこの刷子板材2を1枚保持して成
る刷子接点3の刷子板材2を外周に厚さ0.2mのAg
−Cu重量−より接点片1aを3枚有する直径10u、
畏さ61IImの小型モータの整流子1の外周に上下相
対向するように摺接させて、後記の試験条件にて整流子
の回転試験を行い、刷子接点3の刷子板材2の消耗量と
接触抵抗を測定した処、後記の表の右欄に示すような結
果を得え。
試験条件
電 圧 = 24■
電 @ : DC250mA整流子の回転
数 : 2ooorpm整流子の回転時間: 300
時間 刷子接点の接触カニ 10を 前記の表で明らかなように従来例の刷子接点の刷子板材
の消耗量1j50〜70μであったのに対し、実施例の
刷子接点の刷子板材の消耗tij:15〜20μで著し
く減少していて耐消耗性に優れていることが判る。また
従来例の刷子板材では接触抵抗が1〜50であったのに
対し、実施例の刷子板材では接触抵抗が0.5〜0.8
0で著しく低く安定していることが判る。これはひとえ
に実施例O刷子板材が摺動時に発生するS b 、 ’
!’ e 、 M o 。
数 : 2ooorpm整流子の回転時間: 300
時間 刷子接点の接触カニ 10を 前記の表で明らかなように従来例の刷子接点の刷子板材
の消耗量1j50〜70μであったのに対し、実施例の
刷子接点の刷子板材の消耗tij:15〜20μで著し
く減少していて耐消耗性に優れていることが判る。また
従来例の刷子板材では接触抵抗が1〜50であったのに
対し、実施例の刷子板材では接触抵抗が0.5〜0.8
0で著しく低く安定していることが判る。これはひとえ
に実施例O刷子板材が摺動時に発生するS b 、 ’
!’ e 、 M o 。
Pb、8e、As、Znの酸化物のfI4+11剤によ
シ耐消耗性が向上し、またこの軟かい酸化物が摺動作用
によシ容易に除去されて刷子板材の接触抵抗が低く安定
するからに他ならない。
シ耐消耗性が向上し、またこの軟かい酸化物が摺動作用
によシ容易に除去されて刷子板材の接触抵抗が低く安定
するからに他ならない。
以上詳記した通シ本発明の摺動接点材料は、摺動時に発
生するSb、Te、Mo、Pb、Se、As、Zuの酸
化物が潤滑剤となシ、またこ0@4ヒ物は摺動作用によ
り容易に除去されるので、これによシ作った刷子接点の
刷子板材は耐消耗性カ;著しく向上し、消耗粉の発生が
大幅に減少し、ノイズの発生が激減し、また接触抵抗力
5低く安定する。従って相手方の小型モータの整流子の
回転数のばらつきも少なくなる等の優れた効果力4る。
生するSb、Te、Mo、Pb、Se、As、Zuの酸
化物が潤滑剤となシ、またこ0@4ヒ物は摺動作用によ
り容易に除去されるので、これによシ作った刷子接点の
刷子板材は耐消耗性カ;著しく向上し、消耗粉の発生が
大幅に減少し、ノイズの発生が激減し、また接触抵抗力
5低く安定する。従って相手方の小型モータの整流子の
回転数のばらつきも少なくなる等の優れた効果力4る。
図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状態を示す
斜視図である。 l・・・・・・整流子、1a・・・・・・接点片、2・
・・・・・ill子板材、3・・・・・・刷子接点。 出願人 田中貴金属工業株式会社
斜視図である。 l・・・・・・整流子、1a・・・・・・接点片、2・
・・・・・ill子板材、3・・・・・・刷子接点。 出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- BeL6〜2[重量%、残部Cuよ)成るBe−euに
その組成比を変えることな(,8b、TeMo、Pb、
8e、As、Znの少くとも一種を合計で0.5〜lO
重量%添加して成る摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21126581A JPS58112283A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21126581A JPS58112283A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112283A true JPS58112283A (ja) | 1983-07-04 |
JPH0250176B2 JPH0250176B2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=16603046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21126581A Granted JPS58112283A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112283A (ja) |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21126581A patent/JPS58112283A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0250176B2 (ja) | 1990-11-01 |
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