JPS58112209A - Ｏｆケ−ブルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はＯＦケグ−ルの製造方法に関するものである
。

近年、電力需要の増大にともない電カケープルの高電圧
大容量化がはかられ、このために低損失絶縁紙が開発さ
れ採用されるに至りた。

上記低損失絶縁紙は、ポリオレフィン系プラスチックフ
ィルム、例えばポリエチレン（Ｐｇと略称する）、ポリ
プロピレン（ＰＰと略称する）中ポリメチルペンテン（
ＰＭＰと略称する）などのフィルムを単独あるいＦｉフ
ィルムとクラフト紙の交互巻きまえはフィルムとクラフ
ト紙を積層して一体化しえ複合使用により脂成される。

ポリオレフィン系プラスチックフィルムは、絶縁油中で
膨潤して厚さが増え、厚さ増加による内圧の上昇がケー
ブルの性能を低下させることＫするＯで、ここでは説明
しないがケーブル製造時に予め會漫ＩＩＯ膨濶による厚
さ増加分だけ絶縁層をゆるくしておくなどの膨潤対策を
とるようＫしている。

上記ポリオレフィン系プラスチックフィルムの膨潤によ
る厚さ増加は温度に依存するものであり、通常ＯＦダグ
−ルＦｉＳＳ℃で使われるから、実線路で８６℃になっ
たとき、絶縁紙層の密着度とかたさが適当になるよう膨
潤対策をとる必Ｉがある。

このように使用温度（例えば、一般に最高温度として８
５℃がとられる。）で適当な密着度になるように予め膨
潤対策をとって門きながら一造工程でそれに相当する膨
潤処理を施こしておかないと絶縁層が十分膨潤していな
いために、中わらかすき゛ることによってＯＦケーブル
の含浸後布設使用される前までの聞にＯＦケーグＡ／に
加えられる曲げなどでケーブルが損傷を受ける恐れがあ
る。

従ってＯＦケグ−ルの含浸後、必要な温度と時間を与え
て予め絶縁層を膨満させ、適当次密着度と固さにしてお
くことが好ましい。これを膨潤処理という。

従来の膨＃ＩＩ処理方法はポリオレフィン系プラスチッ
クフィルムの絶縁紙を巻回し九グープルコアーに真空で
金属シース被覆（一般ＫＦｉアルミニクムおよび鉛被覆
が採用される。以後代表してアルミニクム被覆で説明す
る。）を施し、このｔ常温の絶縁油を絶縁紙に含浸し、
あらためてグープルをオープン等に入れ、絶縁油を加熱
して行なうようにしていた。

このよう表膨濶処理方法では、コアーが一度冷えてから
オープン等で再加熱されるため、膨潤処理にエネルギー
が必要罠なシ処理コストが高くつくと共に絶縁油の含浸
後に膨満処理をするのでケーブルの製造時開を長くして
能率を低下させる。

また、含浸工程のケーブルをオープン等の加熱膨潤処理
工程へ移す必要がある丸め、クープルのハンドリングを
行なわなければならないという不便がある。

とζろで、超高圧ＯＦケグ−ルにおけるアルミニクム被
覆は、一般にサブクイタンク中のＯＦツク−ルコアーを
真空引きし九ｉま行なうものである。一般にこのサブ２
イタンクはケーブルコアーの乾燥も兼用しており、紙巻
きされ良後のグープルコアーはドラム巻きされてｔ做葦
アルミニクム被覆サプライタンクへ入り、１００〜１４
０℃で加熱真空引きによって乾燥される。まえ紙巻され
た後のケーブルコアーがアルミニウム被覆サプライン中
とは別のタンクで乾燥させられる場合でも乾燥の終了し
たケーブルコアーがアルミニウム被覆サプライン中へ移
されると、温気を含んだ空気を取り去るために再度８０
〜１４０℃で真空引きされる。

何れにしてもアルミニウム被覆サプライン中のグープル
コアーＦｉ８０〜１４０℃であシ、このまま真空アルミ
ニクム被覆が表されると、アルミニクム被覆され喪中の
ケーブルコアーはアルミニクム被債の中が真空に保たれ
、ちょうど魔法瓶のよう罠なって極めて熱保存性が良く
、実測し九ところ２４Ｈで１０〜２０℃しか温度低下が
なかった。

この発明は、アルミニタム被覆後のケーブルコアーが高
温度を保っている点に着眼し、この高温度を有効に利用
して前記従来の熱膨濶処理にあり九欠点を解消するきわ
めて実用的で有効な手段を提供するものである。

即ち、絶縁油の含浸工程と膨潤処理工程を同時に行うこ
とによって、エネルギーの削減と処理時間の短縮および
ハンドリングの不要化をはかることができる製造方法を
提供することを目的とするものであ・）、以下、この発
明の詳細な説明する。

ポリオレフィン系プラスチックフィルムを単体またはク
ラフト紙と併用して杉皮した絶縁紙を絶縁層に用いた１
、ケーブルコアーを乾燥量アルミニウム被覆サプライン
中で１００〜１４０℃で所有時間乾燥し、そのまま８０
〜１４Ｇ’ＣＯ真空下でアルミニクム被覆を施す。従っ
て、アルミニタム被覆時のケーブルコアーの温度は８０
〜１４０℃である。

アルミニクム被覆直後に１アル７ミニクム被覆されたケ
ーブルコアーに絶縁油を含浸させる。このとき絶縁油の
温度を予め６０〜１００’ＣＫ加熱しておけばさらに効
率的である。

従って以下予め加熱した絶縁油を含浸する場合について
説明する。

このようにすれば絶縁油の温度はほとんど冷えず、アル
ミニクム被覆内を満してしまうから、絶縁層に対する絶
縁油含浸工程が、コアーの保有する熱と絶縁油自身の熱
で絶縁層を膨潤させることＫなり、含浸工程と膨潤Ｉ＆
理工Ｓが一気に行なえることになろう 上記絶縁油の温度はケーブルの長短や絶縁紙の材質によ
って６０〜１００℃の幅間で自由に選択される。

例えばケーブルが短いときや膨潤し中すいプツフイルム
例えばＰＭＰでは高温で含浸するようにすればよい。

また絶縁層の膨潤＃ｉ８５℃の絶縁油で１００１飽和さ
せなくても、たとえば飽和値Ｏ・０〜８０％も膨潤させ
れば、機械特性や電気特性の改善効果が著しいことを実
験の結果類ることができ九。

チナミに、ＰＰフィルムとクラフト紙を積層して一体化
した絶縁紙（これをＰＰＬＰという）を用い九２７６Ｋ
Ｖ　ｆ２）ＯＦ　ケーブル約５００１１Ｉ’ｔ１２０℃
でアルミエクム被扱し、直後に６０℃のＤＤＢＩＩ！、
縁油會含浸して２日間放置したところ、はぼ１００５！
膨潤処理させることができ九。

なお、含浸が充分なされたと判断されたら、膨ｓｕａｍ
Ｋ必壁な時間、ケーブルを放置しておく必要はなくすぐ
に次の防食層を施す工程へ進めてもよい。なぜならば、
防食層被後工程中にも＊＊は進行するからである。

また、一般的にはＯＦケーブルの防食層としては、ポリ
塩化ビニルすなわちＰＶＣかポリエチレンすなわちＰＫ
を押出し被後して用いられることが多く、この場合は押
出し工程でアルミ被覆時の外部からさらにほぼ６Ｇから
百数十度の熱が内部に加えられることに１ｋＤ、廖潤処
！ｌを容易にすることＫなる。

以上のように、この発明によると、ポリオレフィン系プ
ラスチックフィルムを絶縁紙の一部ま九紘全部として絶
縁層に用いたケーブルコアーのアルミ被接直後に１６０
〜１０Ｇ’ＣＫ予め加熱した絶縁油を含浸させるようＫ
したので、アルミ被覆時のコアーが保有する熱の利用と
絶縁油の熱により、絶縁油の含浸工程と同時に絶縁紙の
＊ａ処理が一気に行なえるように＆Ｊ）、含浸と廖満逃
理工極の時間が大幅に組線できると一時に１アルミ被憤
時の熱を利用するので膨勇処Ｈ４Ｋ６ｂ＊なエネルまた
、ｌＩ調処塩の九めに加熱工程へケーブルを運搬する必
要がなく、極めて実用的かつ有効なＯＦケーブルの製造
方法である。

特許出願人　　住友電気工業株式会社 同　代理人　　弁理士　和　１）　唱 −４′

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ポリオレフィン系プラスチックフィルムを絶
   縁層の少くとも−ｓＫ使用し、予めこのプラスチックフ
   ィルムの絶縁油中での原調対策を施した絶縁紙を巻回し
   たグーグルプアーに、ファ一温度８０〜１４０℃で真空
   金属シース被覆を行ない、金属シース被優直Ｉｌ絶縁油
   を含浸し、ＯＦケーブルの絶縁油含浸工程と絶縁層の膨
   濶処理工１ｉｉｔ＊時に行なうことを特徴とするＯＦケ
   ーブルの製造方法。
2. （２）　　金属シース被覆直後に含浸する絶縁油を予Ｊ
   ６６０〜１００ＣＫＪＩＪａしておくことを特徴とする
   特許請求の範−第１項記載のＯＦケーブルの製造方法。
3. （３）　　ポリオレフィン系プラスチックとしてポリエ
   チレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンを使用し
   たことを特徴とする特許請求の１１１１１１１項を九は
   第２項記戦のＯＦケーブルの製造方法。