JPS58109517A - ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 - Google Patents
ゴム変性スチレン系樹脂の製造法Info
- Publication number
- JPS58109517A JPS58109517A JP20809881A JP20809881A JPS58109517A JP S58109517 A JPS58109517 A JP S58109517A JP 20809881 A JP20809881 A JP 20809881A JP 20809881 A JP20809881 A JP 20809881A JP S58109517 A JPS58109517 A JP S58109517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- reactor
- polymerization
- transparency
- styrene monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム変性ポリスチレン系樹脂の娘造法に関する
ものであり、更に詳しくは塊状重合(少量の溶剤等を添
加する場合も含む、以下同じ)による該樹脂の製造方法
に関するものである。
ものであり、更に詳しくは塊状重合(少量の溶剤等を添
加する場合も含む、以下同じ)による該樹脂の製造方法
に関するものである。
ゴム変性ポリスチレン系樹脂は、スチレン系樹脂をゴム
で変性すること(:よって、著しく、その耐衝撃性が向
上し、実用的C二条く使用されている。
で変性すること(:よって、著しく、その耐衝撃性が向
上し、実用的C二条く使用されている。
これらは主として、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合
法で製造されているが産業廃棄物の処理や副資材等(二
もとすくコスト等の点から塊状重合の有意性が認められ
て来ている。
法で製造されているが産業廃棄物の処理や副資材等(二
もとすくコスト等の点から塊状重合の有意性が認められ
て来ている。
従来、このゴム変性ポリスチレン系at 111を塊状
1合で製造する方法C二ついては多くの提案があり、例
えばプラグフロー性反応器を用いる方法、回分式反応器
を用いる方法、連続桶型反応器を用いる方法等がある。
1合で製造する方法C二ついては多くの提案があり、例
えばプラグフロー性反応器を用いる方法、回分式反応器
を用いる方法、連続桶型反応器を用いる方法等がある。
しかしながら、プラグフロー性反応器のみで重合を完結
するのは、糸の粘度上昇(二よって熱除去が困難になり
連続操作(二適さず、また、回分式反応器のみで重合を
完結させると、重合終了物を排出した際に反応器内(二
多くの樹脂が耐着し、1回毎の洗浄を要するばかりでな
く、シート等(ニした場合の表面欠陥の原因となるゲル
スポットの発生要因ともなり、到底実用に供せられるも
のではない。
するのは、糸の粘度上昇(二よって熱除去が困難になり
連続操作(二適さず、また、回分式反応器のみで重合を
完結させると、重合終了物を排出した際に反応器内(二
多くの樹脂が耐着し、1回毎の洗浄を要するばかりでな
く、シート等(ニした場合の表面欠陥の原因となるゲル
スポットの発生要因ともなり、到底実用に供せられるも
のではない。
一方、連続横型反応器を用いる方法江おいては、操作性
、制御性等の点において優れているが、得られるゴム変
性ポリスチレン系樹脂の透明性が悪いという問題がある
。この連続横型反応器を用いる方法(二ついては、先に
その改良法の1つを提案したが(特公昭49−2695
1号公報)、耐衝撃性と加工流動性についてはバランス
の良好なゴム変性ポリスチレン系樹脂が得られるが、透
明性(二ついては大巾には改善されない。
、制御性等の点において優れているが、得られるゴム変
性ポリスチレン系樹脂の透明性が悪いという問題がある
。この連続横型反応器を用いる方法(二ついては、先に
その改良法の1つを提案したが(特公昭49−2695
1号公報)、耐衝撃性と加工流動性についてはバランス
の良好なゴム変性ポリスチレン系樹脂が得られるが、透
明性(二ついては大巾には改善されない。
従って、この連続横型反応器(二よる練状1合によって
得られるゴム変性ポリスチレン系樹脂の欠点の1つは透
明性(巨欠けるということである。該樹脂は広い用途(
二用いられるので、その全ての用途で透明性が必要なわ
けではないが、食品容器、フィルム等に用いる場合など
透明性のよいものが望まれる。また、種々の品備の異な
ったゴム変性ポリスチレン系樹脂が望まれ、変化に富む
製品が得られる製造方法が望まれている。
得られるゴム変性ポリスチレン系樹脂の欠点の1つは透
明性(巨欠けるということである。該樹脂は広い用途(
二用いられるので、その全ての用途で透明性が必要なわ
けではないが、食品容器、フィルム等に用いる場合など
透明性のよいものが望まれる。また、種々の品備の異な
ったゴム変性ポリスチレン系樹脂が望まれ、変化に富む
製品が得られる製造方法が望まれている。
本発明者等は、かかる観点(二鑑み、耐衝撃性等の機械
的特性を低下させることなく透明性に錠れたゴム変性ポ
リスチレン系樹脂の製造方法について鋭意研究を重ねた
結果、スチレン系単量体85〜97重重部にゴム質重合
体3〜15重量部を混合した重合原料C−重合開始剤と
して有機過酸化物をスチレン系単量体1モル当り2X1
0’−5〜4X10−’モル添加し、これを回分式反応
器又はプラグフロー性の強い反応器で反応率25〜5o
*(!t%、以下同じ)となるよう(−塊状予備重合し
、次いで1個以上の連続横型反応器で塊状重合し、樹脂
中のゴム粒径な1.5〜3μの範囲内にすることによっ
て目的を達成し得ることを見い出し、本発明を完成した
もの□で鼠る9 本発明(二用いられるスチレン系単量体としてはステレ
<、α−メチルスチレン、積置’にスチレン等の単独ま
たは混合物があり、また、ゴム質重合体としては、スチ
レン系単量体とグラフト重合体を生成するものであれば
良く、例えば、ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン
ゴム、アクリロニ計りルーブタジェンゴム、エチレン−
プロピレン−第三成分ゴム等がある。スチレン系単量体
97〜85重量部(二、ゴム質重合体3〜15重量部を
添加し、好ましくは均一な溶液としたものを重合原料と
し、必要に応じて、20重量部以下の溶剤を添加しても
よい。これらの溶剤としては、芳香族炭化水素、脂環式
あるいは脂肪族炭化水素、ケトン類、アルコール類等が
ある。
的特性を低下させることなく透明性に錠れたゴム変性ポ
リスチレン系樹脂の製造方法について鋭意研究を重ねた
結果、スチレン系単量体85〜97重重部にゴム質重合
体3〜15重量部を混合した重合原料C−重合開始剤と
して有機過酸化物をスチレン系単量体1モル当り2X1
0’−5〜4X10−’モル添加し、これを回分式反応
器又はプラグフロー性の強い反応器で反応率25〜5o
*(!t%、以下同じ)となるよう(−塊状予備重合し
、次いで1個以上の連続横型反応器で塊状重合し、樹脂
中のゴム粒径な1.5〜3μの範囲内にすることによっ
て目的を達成し得ることを見い出し、本発明を完成した
もの□で鼠る9 本発明(二用いられるスチレン系単量体としてはステレ
<、α−メチルスチレン、積置’にスチレン等の単独ま
たは混合物があり、また、ゴム質重合体としては、スチ
レン系単量体とグラフト重合体を生成するものであれば
良く、例えば、ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン
ゴム、アクリロニ計りルーブタジェンゴム、エチレン−
プロピレン−第三成分ゴム等がある。スチレン系単量体
97〜85重量部(二、ゴム質重合体3〜15重量部を
添加し、好ましくは均一な溶液としたものを重合原料と
し、必要に応じて、20重量部以下の溶剤を添加しても
よい。これらの溶剤としては、芳香族炭化水素、脂環式
あるいは脂肪族炭化水素、ケトン類、アルコール類等が
ある。
1個以上の連続横型重合器で行う重合11先だって行な
う予備重合は回分式反応器またはプラグフロー性の強い
反応器で行なう必要がある。この反応器として使用され
る回分式反応器としては、通例、横型の反応器が使用さ
れ、攪拌機を備えたものである。また、プラグフロー性
の強い反応器としては理想的には固形分の異なる反応液
を相互(二混合することなく、移動させることのできる
ものがよい。換言すれは、定常的な状態(二おいて反応
器の入口から出口(−向うに従って反応率が連続的(二
増加しているプラグフロー型の反応器を云う。
う予備重合は回分式反応器またはプラグフロー性の強い
反応器で行なう必要がある。この反応器として使用され
る回分式反応器としては、通例、横型の反応器が使用さ
れ、攪拌機を備えたものである。また、プラグフロー性
の強い反応器としては理想的には固形分の異なる反応液
を相互(二混合することなく、移動させることのできる
ものがよい。換言すれは、定常的な状態(二おいて反応
器の入口から出口(−向うに従って反応率が連続的(二
増加しているプラグフロー型の反応器を云う。
この反応器としての好適な具体例を示せば、十分な長さ
を有する空洞パイプの中に軸方向に混合を殆んど生じな
い様(二設計された掻き取り刃等の回転体を設置したも
のあるいはこれらプラグフロー型反応器の外周面に加熱
、冷却のためのジャケットを設けた反応器等がある。こ
のプラグフロー型反応器を複数個直列に結合すること、
その1部を、予熱帯、重合帯に分けて使用することも可
能である。
を有する空洞パイプの中に軸方向に混合を殆んど生じな
い様(二設計された掻き取り刃等の回転体を設置したも
のあるいはこれらプラグフロー型反応器の外周面に加熱
、冷却のためのジャケットを設けた反応器等がある。こ
のプラグフロー型反応器を複数個直列に結合すること、
その1部を、予熱帯、重合帯に分けて使用することも可
能である。
本発明に使用する有機過酸化物としては、半減期が10
時間になる分解温度が80〜130 ℃のものであり、
好ましくは100℃以上のものであって、反応温度に応
じて選定すればよい。この有機過酸化物の例としては、
ジクミルパーオキサイド、龜5−ジメチルー2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1.3−ビス(1
−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、t−ブチ
ルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド頌、
1.1−ジ(t−ブチルパーオキシ) −3,a、 5
−トリメチルシクロヘキサン、1.1−ジ(t−ブチル
パーオキシ)シクロヘキサン、2.2− シ(t−7’
チルパーオキシ)ブタン、4.4−ジ(1−ブチルパー
オキシ)バレリン酸n−ブチル等のパーオキシケタール
類、ジ(t−ブチルパーオキシ)へキサヒドロテレフタ
レート、ジ(1−ブチルパーオキシ)アゼレート、t−
ブチルパーオキシ−3,5゜5−トリメチルヘキサエー
ト、t−ブチルパーオキシアセテート、L−ブチルパー
オキシベンゾエート’4のアルキルパーオキシエステル
類等を挙げることができる。
時間になる分解温度が80〜130 ℃のものであり、
好ましくは100℃以上のものであって、反応温度に応
じて選定すればよい。この有機過酸化物の例としては、
ジクミルパーオキサイド、龜5−ジメチルー2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1.3−ビス(1
−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、t−ブチ
ルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド頌、
1.1−ジ(t−ブチルパーオキシ) −3,a、 5
−トリメチルシクロヘキサン、1.1−ジ(t−ブチル
パーオキシ)シクロヘキサン、2.2− シ(t−7’
チルパーオキシ)ブタン、4.4−ジ(1−ブチルパー
オキシ)バレリン酸n−ブチル等のパーオキシケタール
類、ジ(t−ブチルパーオキシ)へキサヒドロテレフタ
レート、ジ(1−ブチルパーオキシ)アゼレート、t−
ブチルパーオキシ−3,5゜5−トリメチルヘキサエー
ト、t−ブチルパーオキシアセテート、L−ブチルパー
オキシベンゾエート’4のアルキルパーオキシエステル
類等を挙げることができる。
本発明(二おいて使用する有機過酸化物の添加量は、ス
チレン系単量体1モルに対して、2X10−5モル−4
X1(1’−’ モル、好ましくは5XiO’〜3×1
0−4モルである。2X10−5モル以下では物性改良
にほとんど効果がな(、一方、4X10’モル以上とな
れば、物性改良には効果があるが、椀状重合では、特に
転化率の高い嶺琥において、重合反応の制御がきわめて
困難となり、好ましくない。
チレン系単量体1モルに対して、2X10−5モル−4
X1(1’−’ モル、好ましくは5XiO’〜3×1
0−4モルである。2X10−5モル以下では物性改良
にほとんど効果がな(、一方、4X10’モル以上とな
れば、物性改良には効果があるが、椀状重合では、特に
転化率の高い嶺琥において、重合反応の制御がきわめて
困難となり、好ましくない。
回分式反応器またはプラグフロー性の強い反応器で行な
う予備重合はその反応率(スチレン系単量体がポリマー
に転化した割合をいう。以下同じ)が25〜50qII
であることが必須である。25チより小さいと、物性の
改良度合が小さく、満足できるものではなく、5(lを
越えると、全体の反応を、回分式反応器のみまたはプラ
グフロー性の強い反応器のみで行なうのと同様(−なっ
て、先(二述べた欠点がそのまま無呈し、安定に生産す
ることが因島)、である。また、予備重合の温度は90
〜160℃の範囲内がよいが、回部な除熱速度、反応の
制御等から、100〜130℃がより好ましい。予備重
合の温度が160℃以上になるとほとんど熱重合となり
、触媒の効果が關められないし、生ずるポリマーの分子
量が小さくなるばかりでなく、制御が困難となり好まし
くない。また、予備重合の温度が90°C以下では、本
発明に云う有機過酸化物を、使用しでも反応速度が小さ
すぎ、実用的でない。
う予備重合はその反応率(スチレン系単量体がポリマー
に転化した割合をいう。以下同じ)が25〜50qII
であることが必須である。25チより小さいと、物性の
改良度合が小さく、満足できるものではなく、5(lを
越えると、全体の反応を、回分式反応器のみまたはプラ
グフロー性の強い反応器のみで行なうのと同様(−なっ
て、先(二述べた欠点がそのまま無呈し、安定に生産す
ることが因島)、である。また、予備重合の温度は90
〜160℃の範囲内がよいが、回部な除熱速度、反応の
制御等から、100〜130℃がより好ましい。予備重
合の温度が160℃以上になるとほとんど熱重合となり
、触媒の効果が關められないし、生ずるポリマーの分子
量が小さくなるばかりでなく、制御が困難となり好まし
くない。また、予備重合の温度が90°C以下では、本
発明に云う有機過酸化物を、使用しでも反応速度が小さ
すぎ、実用的でない。
本発明3ユ使ヨti続槽式ヮ6イよ1、イ、よえは2個
以上を用いることができる。予イhN合における反応率
25〜50%のものを、最終反応器出口において、反応
率70〜90チまで重合させうるものならば適宜のもの
が使用できるが、内容物を実質的(1均−(二できる撹
拌機を備え、温度制御は、圧力をコントロールするとと
によって重合熱を七ツマー等の気化熱によって除去する
ものが望ましい。
以上を用いることができる。予イhN合における反応率
25〜50%のものを、最終反応器出口において、反応
率70〜90チまで重合させうるものならば適宜のもの
が使用できるが、内容物を実質的(1均−(二できる撹
拌機を備え、温度制御は、圧力をコントロールするとと
によって重合熱を七ツマー等の気化熱によって除去する
ものが望ましい。
本発明(二おいて、樹脂中のゴム粒径な1.5〜3μの
範囲内(二W・4整することは得られたゴム食性ポリス
チレン系樹脂の耐衝撃性を維持すると同時に慶れた透明
性を付与する上で重要なことである。ゴム粒径が1.5
71以下(二なると耐衝撃性が低下し、また、3I1以
上(二なると透明性が低下する。この樹脂中のゴム粒径
な1.6〜3μの範囲内ににd桔する手段としては、柚
々考えられるが、第1反応器における予備1合の際の攪
拌速度を制御することもその一つの方法である。
範囲内(二W・4整することは得られたゴム食性ポリス
チレン系樹脂の耐衝撃性を維持すると同時に慶れた透明
性を付与する上で重要なことである。ゴム粒径が1.5
71以下(二なると耐衝撃性が低下し、また、3I1以
上(二なると透明性が低下する。この樹脂中のゴム粒径
な1.6〜3μの範囲内ににd桔する手段としては、柚
々考えられるが、第1反応器における予備1合の際の攪
拌速度を制御することもその一つの方法である。
本発明においては白色鉱油、ステアリン酸ブチル、フタ
ール酸ジオクチル等の潤滑剤や、ブチル化ヒドロキシル
トルエン(BIT)、n−オクタデシル−β−(4′−
ヒドロキシ−に5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピ
オネート等のフェノール系、4.4−ブチリデン−ビス
(3−メチル−6−を−フテルフェニルージートリデミ
ル)フォスファイト等のホスファイト系その他の安定剤
や、ステアリン酸カルシウム、エチレンビスステアロア
ミド等の外部潤滑剤、その他者色剤、帯電防止剤等、適
宜の添加剤を重合前、重合中、あるいは重合後に適宜添
加してもよい。
ール酸ジオクチル等の潤滑剤や、ブチル化ヒドロキシル
トルエン(BIT)、n−オクタデシル−β−(4′−
ヒドロキシ−に5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピ
オネート等のフェノール系、4.4−ブチリデン−ビス
(3−メチル−6−を−フテルフェニルージートリデミ
ル)フォスファイト等のホスファイト系その他の安定剤
や、ステアリン酸カルシウム、エチレンビスステアロア
ミド等の外部潤滑剤、その他者色剤、帯電防止剤等、適
宜の添加剤を重合前、重合中、あるいは重合後に適宜添
加してもよい。
本発明によれば、重合開始剤として有機過酸化物をスチ
レン単量体1モル当り2X 10−’−4X 10 ’
モル使用し、第1反応器における予備重合の反応率を2
5〜50重iL%の範囲内(ニし、また、樹脂中のゴム
粒径な1.5〜3μとすること(−よって、耐衝撃性等
の機械的特性を低下させることなく透明性(二段れたゴ
ム変性ポリスチレン系樹脂を製造法として有利な椀状重
合により製造することができる。
レン単量体1モル当り2X 10−’−4X 10 ’
モル使用し、第1反応器における予備重合の反応率を2
5〜50重iL%の範囲内(ニし、また、樹脂中のゴム
粒径な1.5〜3μとすること(−よって、耐衝撃性等
の機械的特性を低下させることなく透明性(二段れたゴ
ム変性ポリスチレン系樹脂を製造法として有利な椀状重
合により製造することができる。
以下、本発明な実殉例及び比較例に基づいて具体的(二
説明する。
説明する。
実捲例1゜
スチレン単量体93.5重量部、ポリブタジェンゴム(
旭化成株式会社製商品名ジエンNF 35A)6.5重
1部、t−ブチルクミルパーオキサイド0.025重量
部、n−オクタデンルーβ−(4′−ヒドロキシ−3(
5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート(テバ
・ガイギー社製安定剤、商品名イルガノックス) 0.
065重量部及び白色鉱油4.0重量部を均一に混合し
、この混合物を135℃で回分式の予備反応器で反応率
33%まで重合を行い、次いで2個の槽からなる連続桶
型反応器で反応率85チまで重合し、脱揮処理した後に
ペレット(−シた。
旭化成株式会社製商品名ジエンNF 35A)6.5重
1部、t−ブチルクミルパーオキサイド0.025重量
部、n−オクタデンルーβ−(4′−ヒドロキシ−3(
5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート(テバ
・ガイギー社製安定剤、商品名イルガノックス) 0.
065重量部及び白色鉱油4.0重量部を均一に混合し
、この混合物を135℃で回分式の予備反応器で反応率
33%まで重合を行い、次いで2個の槽からなる連続桶
型反応器で反応率85チまで重合し、脱揮処理した後に
ペレット(−シた。
このペレットのゴム粒径なコールタ−カウンター(米国
、コールタ−エレクトロエックス社製)にて測定した結
果は2.2μであり、平行透過率約5チの0.3咽シー
トをブランクにしてその値を100とし、積分球式透過
度測定により透明性を測定した結果は140であり、ま
た、アイフッ1ilii’4強度(ASTM D−25
8)を測定した結果は10.3kg++cm4であった
。これらの糺釆から□得られたブタジェンゴム変性ポリ
スチレン樹脂はその銅価撃性及び透明性が共に曖れてい
ることが判明した。
、コールタ−エレクトロエックス社製)にて測定した結
果は2.2μであり、平行透過率約5チの0.3咽シー
トをブランクにしてその値を100とし、積分球式透過
度測定により透明性を測定した結果は140であり、ま
た、アイフッ1ilii’4強度(ASTM D−25
8)を測定した結果は10.3kg++cm4であった
。これらの糺釆から□得られたブタジェンゴム変性ポリ
スチレン樹脂はその銅価撃性及び透明性が共に曖れてい
ることが判明した。
実施例2
予(iM1合の反応率を帯留時間と反応温度ど(二上っ
て極々変化させたほかは実施例1と同様(1行ない、得
られた重合物の透明性とアイゾツト衝撃強度とを測定し
た。結果を図(二示すが、予備重合における反応率が2
5チを越えるあたりから透明性が大巾(二向上し、また
、50係を越えるとアイゾツト衝撃強度が低下する。
て極々変化させたほかは実施例1と同様(1行ない、得
られた重合物の透明性とアイゾツト衝撃強度とを測定し
た。結果を図(二示すが、予備重合における反応率が2
5チを越えるあたりから透明性が大巾(二向上し、また
、50係を越えるとアイゾツト衝撃強度が低下する。
実砲例3゜
実施例1で用いたものと同じ原料を用い、スチレン単量
体91.5重量部、ポリブタジェンゴム&5重量部、t
−ブテルクミルパーオギザイド0.02重量部、前記イ
ルガノックス0.085 z置部及び白色鉱油4.0重
量部を均一に混合し、この混合物を攪拌機と熱媒ジャケ
ットを備えたプラグフロー性反応器(長さ/相当直径の
比60)からなる予備反応器にポンプで装入し、ジャケ
ット温度を150°C(二保って出口の反応率を32.
6 %となるように予備重合し、次いで3個の檜を直列
に接続してなる連続桶型反応器に逐次装入した。名僧は
攪拌機と熱媒ジャケットとを備え、内部には気相部を有
するもので、所定温度(二見合う圧力(二維持してg
1槽の温紋な140℃、第2槽の温度を145℃及び第
3槽の?IFAIfを150℃に夫々制御し、第3相の
出口(二おける反応率を82.7%とした。得られた重
合物(二ついては、脱揮処理をした後ペレットとし、実
砲例1の場合と同様にブタジェンゴム変性ポリスチレン
樹脂中のゴム粒径、透明性及びアイゾツト衝撃強度を測
定した。結果は、ゴム粒径が2.1μ、透明性が151
、アイゾツト衝撃強度が16.01Cg=crrl晩で
あった。
体91.5重量部、ポリブタジェンゴム&5重量部、t
−ブテルクミルパーオギザイド0.02重量部、前記イ
ルガノックス0.085 z置部及び白色鉱油4.0重
量部を均一に混合し、この混合物を攪拌機と熱媒ジャケ
ットを備えたプラグフロー性反応器(長さ/相当直径の
比60)からなる予備反応器にポンプで装入し、ジャケ
ット温度を150°C(二保って出口の反応率を32.
6 %となるように予備重合し、次いで3個の檜を直列
に接続してなる連続桶型反応器に逐次装入した。名僧は
攪拌機と熱媒ジャケットとを備え、内部には気相部を有
するもので、所定温度(二見合う圧力(二維持してg
1槽の温紋な140℃、第2槽の温度を145℃及び第
3槽の?IFAIfを150℃に夫々制御し、第3相の
出口(二おける反応率を82.7%とした。得られた重
合物(二ついては、脱揮処理をした後ペレットとし、実
砲例1の場合と同様にブタジェンゴム変性ポリスチレン
樹脂中のゴム粒径、透明性及びアイゾツト衝撃強度を測
定した。結果は、ゴム粒径が2.1μ、透明性が151
、アイゾツト衝撃強度が16.01Cg=crrl晩で
あった。
比較例1゜
重合開始剤を使用しないで若干反応温度を上げ、予備重
合の反応率を31重量%としたほかは実施例3と四F1
<(1杓っだ。得られたブタジェンゴム変性ポリスチレ
ン樹脂(二ついて、樹脂中のゴム粒径、透明性及びアイ
ゾツト@撃強度を測定した結果は、樹脂中のゴム粒径が
2.171 、透明性が60、アイゾツト@(強度が1
4.、Okg ” cm 70mであり、透明性が著る
しく悪かった。
合の反応率を31重量%としたほかは実施例3と四F1
<(1杓っだ。得られたブタジェンゴム変性ポリスチレ
ン樹脂(二ついて、樹脂中のゴム粒径、透明性及びアイ
ゾツト@撃強度を測定した結果は、樹脂中のゴム粒径が
2.171 、透明性が60、アイゾツト@(強度が1
4.、Okg ” cm 70mであり、透明性が著る
しく悪かった。
比較例2゜
予備反応器、第1槽の攪拌回転数を大きくしたほかは、
はゾ実施例1と同様に行なった。ゴム粒径が1.2μで
透明性は高かったがアイゾツト衝撃強度は、7 kg−
Cm/amと低く、実用(1供し歎いものであった。
はゾ実施例1と同様に行なった。ゴム粒径が1.2μで
透明性は高かったがアイゾツト衝撃強度は、7 kg−
Cm/amと低く、実用(1供し歎いものであった。
図は実施例2の結果を示すもので、予備重合の反応率と
透明性及びアイゾツト衝撃強度との関係を示すグラフ図
である。
透明性及びアイゾツト衝撃強度との関係を示すグラフ図
である。
Claims (2)
- (1)スチレン系単量体85〜97重量部にゴム質重合
体3〜15重量部を混合した重合原料(二重合間始剤と
して有機過酸化物をスチレン系単量体1モル当り2X1
0”−5〜4X10−’七ル添加し、これを回分式反応
器又はプラグフロー性の強い反応器で反応率25〜50
チとなるように塊状予備重合し、次いで1個以上の連続
桶型反応器で塊状重合し、かつ、樹脂中のゴム粒径な1
.5〜3μの範囲内にすることを特徴とするゴム変性ス
チレン系樹脂の製造法。 - (2)有機過酸化物はその10時間半減期温度が80〜
130℃である特許請求の範囲第1項記載のゴム変性ス
チレン系樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809881A JPS58109517A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809881A JPS58109517A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109517A true JPS58109517A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6234325B2 JPS6234325B2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=16550597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20809881A Granted JPS58109517A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178856A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 耐フロン性シート材料 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846691A (ja) * | 1971-10-14 | 1973-07-03 | ||
JPS4999649A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-09-20 | ||
JPS49107395A (ja) * | 1973-02-15 | 1974-10-11 | ||
JPS537794A (en) * | 1976-07-12 | 1978-01-24 | Idemitsu Petrochemical Co | Process for producing impacttresistant polysyrene |
JPS55120615A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-17 | Monsanto Co | Improved bulk polymerization |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP20809881A patent/JPS58109517A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846691A (ja) * | 1971-10-14 | 1973-07-03 | ||
JPS4999649A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-09-20 | ||
JPS49107395A (ja) * | 1973-02-15 | 1974-10-11 | ||
JPS537794A (en) * | 1976-07-12 | 1978-01-24 | Idemitsu Petrochemical Co | Process for producing impacttresistant polysyrene |
JPS55120615A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-17 | Monsanto Co | Improved bulk polymerization |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178856A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 耐フロン性シート材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6234325B2 (ja) | 1987-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3660535A (en) | Process for the production of alkenyl aromatic polymers containing a reinforcing polymer therein | |
JP2971351B2 (ja) | グラフト、転相および架橋を制御したabsグラフトコポリマー製造用多段塊状プロセス | |
JP3151481B2 (ja) | ゴム変性共重合樹脂の製法およびゴム変性共重合樹脂組成物 | |
US5278253A (en) | Preparation of ABS molding materials | |
GB2129433A (en) | Rubber modified high-impact resins | |
WO2013069077A1 (ja) | 高分岐型超高分子量体を含有するスチレン系樹脂組成物の製造方法およびその組成物 | |
JPH037708A (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 | |
JPS62121716A (ja) | グラフト化エチレン−アクリル酸エステル共重合体の製造法 | |
JPH04234414A (ja) | 耐衝撃性ポリスチレン−アクリロニトリルの連続的製造方法 | |
JPS58109517A (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂の製造法 | |
US5250611A (en) | Preparation of ABS molding materials | |
JP2735660B2 (ja) | 耐衝撃性スチレン系樹脂の連続的製造方法 | |
JP3353844B2 (ja) | ゴム変性共重合樹脂の製法およびゴム変性共重合樹脂組成物 | |
WO1981001291A1 (en) | Process for producing rubber-modified styrene series resin | |
US2564292A (en) | Polymerization of monomeric vinyl chloride in the presence of aqueous acetic acid solution and a peroxygen type catalyst | |
JPH07173231A (ja) | 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造方法および製造装置 | |
US5880232A (en) | Process for producing styrene based polymer and molded articles comprising the polymer | |
JP3325401B2 (ja) | 透明なゴム変性スチレン系樹脂の製造方法 | |
JP4080067B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂 | |
JPH0480049B2 (ja) | ||
US5189095A (en) | High-impact polystyrene | |
JP3401126B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物およびその製造方法 | |
JP2005314471A (ja) | メタクリル系重合体及びその製造方法 | |
JP3343981B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物の製造方法 | |
JP3640698B2 (ja) | 発泡用耐熱スチレン系樹脂 |