JPS58109098A - 衣類乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、波形状の薄板をブレードとし、このブレード
の両面に高温の乾燥空気と低温の冷却空気とを導くこと
で熱交換を行なう送風機能を兼ねそなえた熱交換型送風
機を有する衣類乾燥機に関するものである。

第１因は従来における衣類乾燥様を示し、ＩＦｉ乾燥機
本体、２は本体１円に回転自在に設けられ、モータ３に
よりベルト駆動される回転ドラム、４は本体１の前面に
設けられた衣類投入口、５は回転ドラム２内に送りこま
れる乾燥空気をη１熱するヒータ、６は本体１の背面に
設けられた熱交換型送風機のインペラで、モータ３によ
りベルト駆動される。７は熱交換型送風機の循環側ケー
シングで、回転ドラム２の後部に面して設けられており
、中央部には循環側吸気口８を有している。９は冷却側
ケーシングで、循環側ケーシング７と同様に中央部に冷
却側吸気口１ｏを有しており、インペラ６の回転軸１１
を支持する機能をも有している。

１２は循環側ケーシング７と冷却側ケーシング９との間
に挾まれた形で構改された仕切板で、インペラ６との間
に摺動部を有し、熱交換型送風機の循環側と冷却側とを
気密的に分離する機能をそなえている。１３は循環ダク
トで、循環側ケーシング７の排気口とヒータ６の吸気口
とをつなぐ通風路の役目を果している０１４はインペラ
６の部分で熱交換されて凝縮した水を排出するドレイン
、１６は本体１の背面を覆う裏板である。矢印Ａは循環
側空気の流れ、矢印Ｂは冷却側空気の流れである〇 第２図は従来における衣類乾燥機の背部を示し、１６は
本体１の外の冷気を冷却側ケーシング９の−中央部に導
く冷却側吸気用通風路、１７はインペラ６を通過して熱
交換された冷気を本体１から排出するための排気用通風
路、１８はケーシング７゜９を本体１に固定するための
保持板、１９はモータ３の回転をインペラ６に伝達する
ベルト、２゜はモータ３の回転をドラム２に伝達するベ
ルトである。

第３図は従来における熱交換型送風機ｂインペラを示し
、２１は波形薄板により構成されるブレード、２２はブ
レード２１を内側から支持し、中央部にはボスを設けた
主板、２３はブレード２１を外周から支持する外周板で
、矢印の方向にこのインペラ６は回転する。□ １□′　。

第４図は従来における熱交換型送風機のインペラの要部
断面を示し、２４は主板２２の外周両側に上下方向に交
互に突出させた内側櫛歯状突起でブレード２．１０内端
部に嵌合してブレード２１を支持するとともにインペラ
６の両面中央部から流れこんでくる二種の空気の混流を
阻止している。

２６は外周板２３の両面に、内側櫛歯状突起２４と同じ
ように交互に突出させた外側櫛歯状突起である。

いまインペラ６の両面に流入した空気は、混流すること
なくブレード２１の両面の溝を隣りありて流れ、ブレー
ド２１の壁面を介して熱交換される。

そこで電源が投入されると、モータ３が駆動されて衣類
を収納した回転ドラム２が回転し、同時にインペラ６も
回転する。

回転ドラム２内の高温多湿の空気は循環側吸気口８を通
りてインペラ６に吸入され、インペラ６のブレード２１
の表面で熱交換されて凝縮がおこり、凝縮によりて生じ
た水はドレイン１４を通って機外へ排水される０凝縮に
よって水分が除去された空気は、循環ダクト１３を通っ
硲ヒータ６に送シこまれ、再び７１１１熱されて回転ド
ラム２内へ循環される。

またインペラ６の回転によって循環空気が流れると同時
に冷却側ケーシング９内においても空気の流れが生じ、
この空気の流れは矢印Ｂで示したように乾燥機の機外か
ら冷却側吸気口１０を通ってインペラ６に導かれ、循環
空気から熱を奪ったのち機外へ排出される。

この場合、本体１内には回転ドラム２の熱気。

モータ３の発熱等によ一つて外気よりも２０℃程度高い
温度となっており、本体１内に内蔵されている冷却側ケ
ーシング９はこの温度環境内にさらされることになるの
で、機外から吸入された冷却用空気は、ケーシング壁面
を介して加熱され、その結果温度が高まってインペラ６
での熱交換効率が低下し、除湿能力が低下する欠点があ
った。また構成部１品としての点数も多くなって製品コ
ストが増大する欠点もあった。

本発明は、衣類乾燥機における除湿機構の簡素比を図り
、低価格により高品質の製品が提供できるようにして上
記従来の欠点を除去したものであるＯ・ 以下本発明の一実施例を第６図および第６図により詳述
する。

図面において、２６は乾燥機本体１の背面を覆う仕切板
で、熱交換型送風機の循環側と冷却側とを気密に分離す
る機能を有すると同時に乾燥機本体１内と冷却側をも分
離する機能を有している０２７は仕切板２６の後方を、
インペラ６を収納する間隔を設けて覆う裏板にして冷却
側ケーシングも兼ねている。２８は裏板２７に設けた冷
却側吸気口、２９は裏板２７に設けた排気口にして、冷
却側空気を排気する。３０は仕切板２６およびインペラ
６の軸受を、本体１に固定する保持板である０ いま電源が投入されると、モータ３が駆動されて衣類を
収納した回転ドラム２が回転し、同時にインペラ６も回
転する。

これによって回転ドラム２Ｉ７３の高温多湿の空気は、
循環側吸気口８を通ってインペラ６に吸入され、インペ
ラ６のブレード２１の表１面において熱交換されて凝縮
がおこり、′凝縮によって、生じた水がドレイン１４を
通って機外に排水される。

凝縮によって水分が除去された空気は、循環ダクト１３
を通りてヒータ６へ送りこまれ、□ここで再び加熱され
て回転ドラム２内へ循環される。

またインペラ６の回転によって循環空気が流れると裏板
２７においても空気の流れが生じ、矢印Ｂで示したよう
に乾燥機の機外から冷却側吸気口２８を通ってインペラ
６に導かれ、矢印Ａで示される循環空気から熱を奪った
のち排気口２９より機外へ排出される。

この場合、冷却側ケーシングを兼ねている裏板　。

２７ｉｉ、本体１の外部に面して直接外気にさらされ、
また乾燥機本体１内の暖められた空気（室温より１０〜
２０℃高い）は、仕切板２６によって遮へいされている
ので、冷却側空気は暖められることもなく、その上、本
体１内の空気は冷却されることがなくなって熱交換効門
ハ大巾に向上する。

さらに従来のように冷却側ケーシングおよび冷却側空気
の吸気用風胴が必要でなくなり、大巾なコスト低減をは
かることができる。

以上のように、本発明は、回転ドラムを収納した本体の
背面を覆う仕切板の両側に装着した循環側ケーシングと
本体裏板とによシ形成される空間内に熱交換型送風機を
位置させ、上記回転ドラムを含む乾燥空気経路と、この
乾燥空気経路内の空気を冷却する冷却空気経路とは、上
記熱交換型送風機を介して接触させているので、冷却側
と乾燥機本体内との熱の移動もなくなって熱交換効率が
高く、除湿能力の増大ならびに乾燥時間の短縮がはかれ
る衣類乾燥機を提供する工業的価値の大なるものである
。

【図面の簡単な説明】

＠１図は、従来における衣類乾燥機の側断面図、第２図
は同衣類乾燥機の一部欠截背面図、第３図は同衣類乾燥
機に使用した熱交換型送風機のインペラの斜視図、第４
図は同インペラの要部断面図、第６図は本発明の一実施
例における衣類乾燥機の側断面図、第６図は同衣類乾燥
機の分解斜視図である。 １・・・・・・乾燥機本体、２・・・・・・回転ドラム
、６０・・・・インペラ、７・・・佛・・循環側ケーシ
ング、２６・０・・・仕切板、２７拳・・・Φ・裏板Ｏ
代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名′。 第１図 第２［４ 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ドラムを収納した本体の背面を覆う仕切板の両′側
   に装着した循環側ケーシングと本体裏板とにより形成さ
   れる空間内に熱交換型送風機を位置させ、上記回転ドラ
   ムを含む乾燥空気経路と、この乾燥空気経路内の空気を
   冷却する冷却空気経路とは上記熱交換型送風機を介して
   接触させてなる衣類乾燥機。