JPS5810866Y2 - 着脱自在式ドアクロ−ザ - Google Patents

着脱自在式ドアクロ−ザ

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Publication number
JPS5810866Y2
JPS5810866Y2 JP9002280U JP9002280U JPS5810866Y2 JP S5810866 Y2 JPS5810866 Y2 JP S5810866Y2 JP 9002280 U JP9002280 U JP 9002280U JP 9002280 U JP9002280 U JP 9002280U JP S5810866 Y2 JPS5810866 Y2 JP S5810866Y2
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JP
Japan
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door
plate
protrusion
cylindrical case
seat plate
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Expired
Application number
JP9002280U
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JPS5717367U (ja
Inventor
良市 佐々木
Original Assignee
日本電気精器株式会社
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Publication date
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Priority to DE3125458A priority patent/DE3125458C2/de
Priority to GB8120030A priority patent/GB2082244B/en
Priority to US06/278,463 priority patent/US4413373A/en
Priority to FR8112802A priority patent/FR2485609B1/fr
Priority to IT8122624A priority patent/IT1137966B/it
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピボットヒンジに自動閉扉機構を簡単な操作で
着脱できるようにした着脱自在式ドアクローザに関する
この種のドアクローザにおいて特に持出量ピボットヒン
ジへ自動閉扉機構を着脱自在にする場合、扉の上部枢支
部においてピボットヒンジ部が上側になるような設置構
造が要求される場合があり、自動閉扉機構はピボットヒ
ンジ部に単にねし止めによって取付ける構造であるため
、長期間の使用中にねじがゆるんで抜けたり、破損した
りすると自動閉扉機構が脱落してしまうおそれがあり非
常に危険である。
本考案はこのような欠点を解消しようとするものであり
、以下にその一実施例を説明する。
第1図は本考案によるドアクローザの一実施例の縦断面
構造図、第2図はこのうちの持出量ピボットヒンジ部を
示す。
第2図において、扉の上部枢支部におけるピボットヒン
ジ部は大きく分けて扉枠側の座板11及びピボット軸1
2と扉側の座板21とがら成る。
座板11は取付片111が扉枠10にねし止め固定され
、中央に形成された通孔112にピボット軸12が回転
不能に且つ止めねじ13によって脱落しないように嵌着
さFしている。
すなわち、通孔112及びピボット軸12の断面形状が
略半円形状にされている。
14は扉枠側化粧カバーである。座板21は取付片21
1が扉20にねし止め固定され、中央に形成された通孔
212に軸受22を介してピボット軸12が挿通されて
扉20と共に軸12を中心に回動する。
23は化粧板、24は扉側化粧カバー、60は本考案の
特徴である保持板である。
なお、扉の下部は単なるピボットヒンジで枢支される。
一方、自動閉扉機構については、第1図を参照して、座
板21と共に回動する円筒ケース30とピボット軸12
によって回転が阻止されている固定座40とに固着され
たコイルスプリング31による閉扉機構と、円筒ケース
30に固着したシリンダ50内に構成された油圧式調速
機構とに大別される。
コイルスプリング31の一端は、円筒ケース30の底部
に止めピン32によって固定されたスプリング座33の
縦溝331に嵌入され、他端が固定座40の縦溝41に
嵌入されている。
これによって、円筒ケース30の回動、すなわち扉20
の回動に伴なってスプリング31がねじられるとその復
元力にもとづく閉扉力が得られる。
シリンダ50は、その底部が円筒ケース30の底部にピ
ン32によって固定された底蓋34に溶接固定され、上
部にはシリンダヘッド51が嵌合されている。
更に、シリンダヘッド51には、その中心通孔へ固定座
40により回転が阻止されているダンパンシャフト41
が圧入され、これによってシリンダ50内の緩衝油52
を封入している。
シリンダ50の下部内壁にはねじ部501が形成されて
、ピストンねじ53が螺合され、このピストンねじ53
の内壁にはスプライン等によりダンパシャフト41が嵌
入されている。
これによって、シリンダ50が回動するとピストンねじ
53が上動あるいは下動する。
なお、ピストンねじ53の上部内壁には、スプラインの
他にシリンダ50の上部空間とピストンねじ53の内部
空間とを連通して緩衝油52の移動を自由にする縦溝(
図示省略)が形成されている。
一方、円筒ケース30は、後述する保持板60によって
座板21と共に回動可能に保持されている。
固定座40は、その中心通孔にスプラインが形成されて
上部側ヘビポット軸12の下部に形成されたスプライン
が嵌入されると共に下部側ヘダンパシャフト41の上部
に形成されたスプラインが嵌入され、これによって固定
座40及びダンパシャフト41は回動が阻止されている
35はワッシャで、止め輪36と共に自動閉扉機構を逆
さにしても内部の要素が脱落しないようにしている。
37はボールベアリングである。
さて、本実施例では、ピストンねじ53とシリンダ50
との関係を、開扉によってシリンダ50が回動した時ピ
ストンねじ53が上動し、閉扉の場合にはピストンねじ
53は下動するように設定してい。
そして、ピストンねじ53の底部隔壁531にはチェッ
クバルブ532を設けてピストンねじ53内の緩衝油5
2の下部方向への移動のみが容易且つ多めの流量になる
ようにし、更に隔壁531の中央には通孔533を設け
てこのストローク長にわたって勾配を持つ調速枠54を
摺動自在に挿通させることにより、ピストンねじ53の
下動時運孔533を通してわずかに緩衝油52が上部方
向へ移動できるようにしている。
この時の油圧力により閉扉速度を減速することができ、
しかも調速枠54の勾配によりピストンねじ53の下動
に伴なって油の移動量が少なくなるので漸時低速にする
ことができる。
なお、調速枠54は、ダンパシャフト41の中心通孔下
部に形成されたねじ部に螺合している調速ねじ55に連
結され、調速ねじ55はダンパシャフト41の中心通孔
内に回転運動のみ可能に設けられた調整軸56で上下動
可能にされている。
更に調整軸56がピボット軸12の中心通孔内に回転運
動のみ可能に設けられた調整杆15頭部のつまみ16で
回動可能にされていることにより、調速枠54と通孔5
33との隙間の大きさを変化させることができるように
なっている。
すなわち、自動閉扉機構の取付時調整軸56の頭部に設
けたすり割す561と調整杆15の下部が嵌合し合い、
周囲に切込み161が設けられた調整つまみ16の回転
により調整軸56が回転する。
57゜58.59及び162はOリングである。
また、38は自動閉扉機構をあらかじめピボットヒンジ
への取付以前に円筒ケース30と固定座40とを相対的
に閉扉力を生ずる方向に所定角度回動させた状態でこれ
らを係止するためのプリセットピンであり、固定座40
の外周溝401に固着されたストッパピン39と係合し
ている。
ピボットヒンジへの取付後ピン38を抜くことにより、
扉の閉止時にも所定の閉扉力を得ることができる。
なお、固定座40の外周溝401は開扉側の周方向へ約
180°にわたって形成しており、ピン38が抜かれな
いまま扉が開かれても支障が生ずることは無い。
次に、第1図のB−B線横断面図である第3図をも参照
して本考案の要部であるピボットヒンジ部と自動閉扉機
構との取付構造について説明する。
扉側座板21の持出部外層には周方向に間隔をおいて複
数の歯状突起213が形成されており、円筒ケース30
の上部肉厚部には各歯状突起213が嵌合可能な縦溝3
01が周方向に間隔をおいて形成されて一体的に回動可
能にされている。
また、座板21上の軸受22周囲には保持板60が回動
自在に設けられているが、この保持板60の外径は座板
21の持出部外径と同じであってその外周には歯状突起
213と符合する位置にこれより小さめの幅の歯状突起
601が形成されている。
円筒ケース30の上部は座板21の取付片211引出部
分に対応する部分が一部切欠かれ、座板2の持出部外周
に嵌合するようにされている。
ピボットヒンジ部へ自動閉扉機構を取付けるには、第2
図における化粧カバー24を取外した後、円筒ケース3
0は座板21と、固定座40はピボット軸12とそれぞ
れ嵌合し合うように円筒ケース30を押込めば良い。
これにより、固定座40、ダンパシャフト41はピボッ
ト軸12により回動を阻止され、座板21と円筒ケース
30とがピボット軸12と固定座40に対して回動可能
に一体化される。
ところで、従来は単に円筒ケース30を座板21外周に
ねし止めするという構造であったが、前述のように長期
間使用中にねし止めが外れて自動閉扉機構が脱落するお
それがある。
これに対し、第4図をも参照して本考案の特徴である脱
落防止構造について説明する。
円筒ケース30における縦溝301間の上部肉厚部内壁
には周方向に保持板60の歯状突起601が嵌入可能な
横溝302(第1図参照)が形成されており、この横溝
302へ保持板60の歯状突起601を嵌入させること
により、ねじ止めによらずに円筒ケース30を座板21
に保持させて自動閉扉機構の脱落を防止することができ
る。
更に詳しく説明すると、座板21の取付片211引出部
分の上面に制御ピン214が設けられており、保持板6
0の突出部602外周に形成された切欠き603の間に
位置して、保持板60の回動範囲を制限する。
座板21の下面縁部及び取付片211引出部の外周面が
座板21に取付けられた化粧板23で被われるようにな
っており、特に取付片211引出部の外周面を被ってい
る部分には、保持板60の突出部602に対応する位置
にねし穴231が設けられている。
自動閉扉機構取付時の保持板60の動きを説明すると、
保持板60は軸受22に回動自在に遊着されているので
、まず座板21の歯状突起213と保持板60の歯状突
起601とが重なるよう手で合せる。
これはピン214と切欠き603の一端が係合する第3
図の位置でちょうど重なり合うように設定されている。
これにより、簡単に円筒ケース30をその縦溝301へ
各歯状突起213,601が嵌入するように嵌合させる
ことができる。
このような状態で円筒ケース30の横溝302と保持板
60の歯状突起601との位置が合致するよう設定しで
あるので、保持板60を矢印イ方向へ回動させることに
より、歯状突起213を横溝302へ嵌入させる。
次に、化粧板23のねし穴231に押えねじ17をねじ
込むと、保持板60は突出部602が円筒ケース30の
切欠き部一端に突当たるまで回動し、歯状突起213が
自動閉扉機構の脱落を防止するに十分なだけ円筒ケース
30の横溝302へ入り込む。
しかも保持板60は円筒ケース30の切欠き部一端と押
えねじ17で回動が阻止されるので、脱落防止は確実と
なる。
なお、扉が開閉されても保持板60は座板21に対して
位置が変らず、円筒ケース30も座板21と共に回動す
るので、保持板60の歯状突起601と円筒ケース30
の横溝302との位置関係がずれるようなことは無い。
自動閉扉機構を外す場合には、押えねじ17をゆるめて
ピン604を矢印イ方向と反対方向に引張り、歯状突起
213と601とを重ねれば容易に外すことができる。
ピン604は扉閉止時には扉枠側座板11で被われる状
態となるが、扉が開かれると露出して手指でもピン60
4を引張ることができる。
以上のように、本考案によれば特にピボットヒンジの下
側に自動閉扉機構が配置されるような着脱式ドアクロー
ザにおいて着脱が非常に簡単で脱落を確実に防止するこ
とができる。
勿論、本考案は図示したようなピボットヒンジと自動閉
扉機構とによるドアクローザに限られるものでは無く、
ピボットヒンジ部と自動閉扉機構との上下関係が逆にな
るように取付けられる場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による着脱自在式ドアクローザの縦断面
図、第2図はそのうちのピボットヒンジ部の縦断面図、
第3図は第1図のB−B線横断面図、第4図は押えねじ
を螺入した時の第1図のB−B線横断面図。 図中、10は扉枠、11は扉枠側座板、12はピボット
軸、16は調整つまみ、17は押えねじ、20は扉、2
1は扉側座板、22は軸受、23は化粧板、30は円筒
ケース、31はコイルスプリング、38はプリセットピ
ン、40は固定座、41はダンパシャフト、50はシリ
ンダ、52は緩衝油、53はピストンねし、54は調速
棒、60は保持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピボット軸を有する扉枠側座板と該ピボット軸に対して
    回動可能に設置された扉側座板とがら戒るピボットヒン
    ジと、前記扉側座板に嵌合されるべき筒状ケースと該ケ
    ースの回動により閉扉力を生ずるスプリングと前記ケー
    ス内に設けられ前記閉扉力を緩衝する油圧機構を内蔵し
    たシリンダとから成る自動閉扉機構とから成り、前記扉
    側座板の外周に突起を設け、該扉側座板上には前記突起
    と対応し合う位置に突起を有する保持板を前記ピボット
    軸に関して回動自在に設け、前記筒状ケースの前記扉側
    座板との嵌合部内壁には前記扉側座板及び保持板の突起
    が嵌合可能な縦溝と前記保持板の突起が嵌合可能な横溝
    とを設けて前記縦溝へそれぞれの突起を嵌合させると共
    に、前記保持板の突起を前記筒状ケースの横溝へ嵌入さ
    せてから前記保持板の回動を阻止するように係止して、
    前記自動閉扉機構を前記ピボットヒンジ部へ取付けるよ
    うにしたことを特徴とする着脱自在式ドアクローザ。
JP9002280U 1980-06-28 1980-06-28 着脱自在式ドアクロ−ザ Expired JPS5810866Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9002280U JPS5810866Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 着脱自在式ドアクロ−ザ
KR1019810002348A KR860001572B1 (ko) 1980-06-28 1981-06-28 도어폐쇄 장치를 갖춘 피벗힌지
DE3125458A DE3125458C2 (de) 1980-06-28 1981-06-29 Selbstschließendes Türscharnier
GB8120030A GB2082244B (en) 1980-06-28 1981-06-29 Pivot hinges with door closing devices
US06/278,463 US4413373A (en) 1980-06-28 1981-06-29 Pivot hinge with removable door closing device
FR8112802A FR2485609B1 (fr) 1980-06-28 1981-06-29 Charnieres a pivot avec dispositif de fermeture de porte
IT8122624A IT1137966B (it) 1980-06-28 1981-06-29 Cardini a perno con dispositivo di chiusura di porta

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPS5717367U JPS5717367U (ja) 1982-01-29
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ID=29452036

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