JPS5814773Y2 - 自動閉扉調速機構ピボットヒンジ - Google Patents

自動閉扉調速機構ピボットヒンジ

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Publication number
JPS5814773Y2
JPS5814773Y2 JP1979016604U JP1660479U JPS5814773Y2 JP S5814773 Y2 JPS5814773 Y2 JP S5814773Y2 JP 1979016604 U JP1979016604 U JP 1979016604U JP 1660479 U JP1660479 U JP 1660479U JP S5814773 Y2 JPS5814773 Y2 JP S5814773Y2
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JP
Japan
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door
closing
cylinder
automatic
closing speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979016604U
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English (en)
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JPS55117570U (ja
Inventor
良市 佐々木
Original Assignee
日本電気精器株式会社
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Publication date
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Priority to GB7928575A priority patent/GB2033468B/en
Priority to FR7920883A priority patent/FR2433627A1/fr
Priority to IT7925162A priority patent/IT1122795B/it
Priority to DE2933555A priority patent/DE2933555C2/de
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は扉側のピボットヒンジに関し、特に閉扉力を与
えるばね機構と閉扉速度を制御するための油圧機構とか
ら戒る自動閉扉調速機構をピボットヒンジに対し着脱自
在にした自動閉扉調速機構付ピボットヒンジを提供しよ
うとするものである。
すなわち、従来の雇用ヒンジのうち自動閉扉調速機能を
持たせたものとして、ヒンジ部と自動閉扉調速機構とを
一体的に組込んでしまったものは提供されているが、必
ずしもこの機能を必要としない扉へ使用すること、ある
いは修理交換時等に伴なう作業性を考えれば、ヒンジ部
と自動閉扉調速機構とは簡単に着脱できる方が汎用的で
使用上も好ましい。
本考案はこれを簡単な構造で実現しようとするものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、ピボットヒンジ部に自動閉扉調速機構を取付
けた一実施例を断面図で示す。
このうちピボットヒンジ部は、扉枠10にピボット軸1
2を溶接固定した座板11をねし止め固定し、扉20に
は孔21 aを持つ座板21をねし止め固定して、この
孔21 aをピボット軸12へ装着することにより、座
板21が扉20と共にピボット軸12を中心に回動し得
るようにしている。
13はラジアルベアリング、14はスラストベアリング
である。
一方、自動閉扉調速機構について説明すると、円筒状の
ケース30内にスプリング座31を介してピン32によ
りダンパシャフト33を一体化すると共に、ダンパシャ
フト33の外周に嵌合させたシリンダヘッド41を介し
てシリンダ40を同心状且つケース30との間で相対的
な回動が可能なように設置し、これらの間にはコイルス
プリング34をその一端側をスプリング座31に形成さ
れている縦溝31 aに嵌入して固定し、他端側をシリ
ンダ40の底部に溶接固定した下部脚42に形成されて
いる縦溝42 aに嵌入固定して設置することにより自
動閉扉機能を持たせている。
また、シリンダ40内には緩衝油を封入すると共に、シ
リンダ40の内壁に形成したねじ部40aと螺合するピ
ストンねじ50の内径面をスプライン等によりダンパシ
ャフト33に嵌合させることにより油圧による閉扉調速
機能を持たせている。
勿論、ピストンねじ50の内部空間とシリンダヘッド4
1の下部空間とを連通させるため本実施例ではピストン
ねじ50の内径面にスプライン用とは別の溝(図示省略
)が形成されている。
すなわち、この自動閉扉調速機構は、ケース30を扉2
0の開閉と共に回動するように座板21に取付け、これ
に対しケース30の下部開口を利用してシリンダ40を
その底蓋をなす下部脚42においてピボット軸12によ
り回動しないように係止することにより、扉20が開か
れるとスプリング34が付勢されて閉扉力が得られるよ
うにされている。
43はスラストワッシャである。
また、ピストンねじ50をシリンダ40との螺合関係に
より、例えば扉20が開かれる時上動し閉じられる時下
動するようになし、ピストンねじ50の底面隔壁にはチ
ェックバルブ51を設けてピストンねじ50内及びシリ
ンダヘッド41の下部空間の緩衝油の下部方向への移動
のみが容易且つ大目の流量になるようにし、且つ縦孔5
0 aを設けてこのストローク長にわたって勾配を持つ
調速枠52を摺動自在に挿通させ、ピストンねじ50の
下動時これらの隙間を通してわずかに緩衝油が上部方向
へ移動できるようにしている。
この時の油圧力により閉扉速度を減速することができ、
しかも調速枠52の勾配によりピストンねし50の下動
に伴なって油の移動量が少なくなるので閉扉速度を漸次
遅くすることができる。
このように、自動閉扉調速機構がケース30内にコンパ
クトに組込まれている。
なお、調速枠52は、ダンパシャフト33の中心に穿孔
されている孔33 aに形成されたねじ部33bに螺合
挿入されている調速ねし53に連結されており、この調
速ねじ53はその上部の中心軸孔においてダンパシャフ
ト33の孔33 a内に回転運動のみ可能なように設置
された頭部にすり割りを持つ調整軸54の下部と、例え
ば角孔と角棒との嵌合関係により一体的に回転運転する
ように嵌合されていることにより軸方向にも往復運動で
きるようにされている。
これによって、キャップ35を外して調整軸54をドラ
イバ等で回転させて調速枠52の勾配と縦孔50 aと
の隙間の大きさを変化させることができ、例えば緩衝油
の粘性が冬季、夏季の周囲温度の違いにより変化する場
合でも所望の閉扉速度が得られるようになっている。
55はOリングである。
この他、扉20を所定角度間いた状態で停止できるよう
にしたストップ機構が含まれており、この要部を展開図
にてあられした第2図をも参照して説明する。
シリンダ40外周には縦長の孔60 aを複数個所に有
するストップ筒60が嵌装され、ストップ筒60は孔6
0 aを通してシリンダ40に固定された複数本のピン
61により上下に摺動可能に、しかもコイルスプリング
62で常に上方に付勢されている状態で孔60 aの下
端部がピン61に接した位置にて係止されている。
63はダンパシャフト33に固定されたピンでストップ
筒60上端近傍において中心軸に関して反対側に位置す
るようにされている。
また、スI・ツブ筒60の上端には、ピン63が扉閉止
位置から所定角度回動した時の対応位置に両側に傾斜部
を持つ突起60 bが形成されている。
このような構造により、扉20を開けてゆくとピン63
が突起60 bの傾斜部に接するが、この傾斜部は緩や
かな角度に形成されているので更に開いてゆくとコイル
スプリング62の付勢力に打勝ってストップ筒60は容
易に下降し、ピン63が突起60 bを越えた時再び上
昇する。
このような状態において扉20を放すと扉20はスプリ
ング34の閉扉力で閉じようとするのでピン63が突起
60 bの反対側の傾斜部に接する。
この傾斜部は開扉時に当接する側の傾斜部より急な角度
に形成されており、スプリング34の閉扉力だけではコ
イルスプリング62の付勢力に打勝ってストップ筒60
を下降させることができないようにされているのでこの
位置にて扉20を停止させることができる。
なお、扉20を停止状態から開放するには、扉20にコ
イルスプリング62の付勢力に打勝つだけの閉扉力を付
加してやればストップ筒60が下降して扉20は停止状
態から開放される。
次にピボットヒンジ部に対する自動閉扉調速機構の着脱
自在構造について、第1図の線分A−A’断面である第
3図をも参照して説明する。
第3図において、座板21とケース30との関係は、ケ
ース30の下部に欠は部が形成されて座板21の孔21
aを中心とする側面の一部とケース30の下部内面の
一部とが嵌合し合うようにそれぞれに嵌合部が形成され
ている。
そして、これらの嵌合はケース30の肉厚部分に設けら
れた孔30 aを通して座板21の側面に設けられた孔
へピンあるいはねじ22を挿入することにより外れない
ようにされている。
なお、このような形状はダイカスト底型により容易に得
られるので、座板21の側面とこれに嵌合するケース3
0の下部内面の形状は任意に設計でき、したがって図示
の形状に限られるものでは無い。
30 bはスラストワッシャ43の受部である。
また、ピボット軸12とシリンダ40との関係は、ピボ
ット軸12の上部が一部切欠き加工されてほぞ状(形状
は任意である)にされており、シリンダ40の下部脚4
2にはこの部分に嵌合するような四部が形成されている
勿論、これらは逆の関係であっても良い。
これによって、座板21の回動と共にケース30及びこ
れに一体化されているダンパシャフト33、ピストンね
じ50も回動し、逆にシリンダ40はピボット軸12で
回動が阻止される。
なお、36はあらかじめピボットヒンジ部への取付以前
にケース30とシリンダ40とを相対的に閉扉力を生ず
る方向に所定角度回動させた状態でこれらを係止するた
めのプリセットねしくピンでも良い)であり、ケース3
0に設けられた孔30 Cからシリンダ40の下部脚4
2に設けられた切欠き42bへ螺入できるようにされて
いる。
また、このようにセットされた自動閉扉調速機構のピボ
ットヒンジ部に対する取付角度が、扉の閉止位置近傍の
角度になるよう設計されており、これによってピボット
ヒンジ部へのセット後ねじ36を抜くことにより扉の閉
止時にも所定の閉扉力を得ることができる。
更に、ここでは下部脚42の下部を円筒状にして切欠き
42 bを開扉側の周方向へ約180°にわたって形成
しており、これによってセット後ねじ36が抜かれない
まま扉が開かれてもねじ36の折損やケース30及び下
部脚42部分の欠損を防止できるようにしている。
以上のような構造により、扉を外さすともピボットヒン
ジ部と自動閉扉調速機構との分離が可能となり、取付け
に際しては、扉20の開度を調整しながら下部脚42の
四部をピボット軸12に嵌合させると共に、ケース30
を座板21に嵌合させ抜は止めねじ22で固定するだけ
の簡単な作業で取付けでき、全体が一つのケースで被わ
れるので美観的にも好ましい。
自動閉扉調速機構を必要としない場合には、取外してお
けば良く、扉の開閉に支障は無い。
なおこの場合、座板21を図示のような形状によらずに
、座板21の孔21 a内でピボット軸12と下部脚4
2の嵌合ができるような形状にすれば、ピボット軸12
が座板21から突出することなく、更に座板21の周囲
を化粧板等によるカバーで被って美観を向上させること
もできる。
以上のように、本考案は、自動閉扉調速機構を取外せば
これを必要としない扉にも適用できるという汎用性から
製造コストの低減化が図れ、自動閉扉調速機構に支障が
生じた場合でも扉を外さなくて済み、修理交換が非常に
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動閉扉調速機構付ピボットヒン
ジの断面図で、第2図はこの中の扉ストップ機構の要部
の展開図、第3図は第1図の線分A−A′による断面図
である。 10:扉枠、11:扉枠側座板、12:ピボット軸、2
0:扉、21:扉側座板、30:ケース、31ニスプリ
ング座、33:ダンパシャツ) 、34.62 ニスプ
リング、36:プリセットねし、40ニジリンダ、41
ニジリンダヘツト、50:ピストンねじ、51:チェッ
クバルブ、52:調速棒、53:調速ねし、54:調整
軸、60ニストツプ筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピボット軸を有し扉枠(あるいは扉本体)に取り付けら
    れる第1の座板と前記ピボット軸が挿通される穴を有し
    前記ピボット軸に対して相対的回動可能に扉本体(ある
    いは扉枠)に取り付けられる第2の座板とから成るピボ
    ットヒンジと、筒状ケースと該筒状ケース内に設けられ
    て閉扉力を生ずるスプリングと前記筒状ケース内に同心
    状且つ相対的回動可能に設けられ前記閉扉力を緩衝する
    油圧機構を内蔵したシリンダとから成る自動閉扉調速機
    構とを別個に構成して戊り、前記筒状ケースの下部を前
    記第2の座板の前記穴を中心とする側面に嵌合できるよ
    うにすると共に、ロックできるようになし、且つ前記ピ
    ボット軸の上部とシリンダの下部とを相互の回動を阻止
    し得る形状にして嵌合させることにより、前記自動閉扉
    調速機構を前記扉本体の開閉に支障なく前記ピボットヒ
    ンジ部に対して着脱自在にしたことを特徴とする自動閉
    扉調速機構付ピボットヒンジ。
JP1979016604U 1978-08-19 1979-02-14 自動閉扉調速機構ピボットヒンジ Expired JPS5814773Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979016604U JPS5814773Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 自動閉扉調速機構ピボットヒンジ
US06/066,658 US4325164A (en) 1978-08-19 1979-08-15 Offset pivot hinges with door closing devices
GB7928575A GB2033468B (en) 1978-08-19 1979-08-16 Door closing devices
FR7920883A FR2433627A1 (fr) 1978-08-19 1979-08-17 Charniere a pivot decale associee a une fermeture automatique de porte
IT7925162A IT1122795B (it) 1978-08-19 1979-08-17 Cerniera a perno disassato con dispositivo di chiusura per porte
DE2933555A DE2933555C2 (de) 1978-08-19 1979-08-18 Türscharnier mit Schließeinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979016604U JPS5814773Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 自動閉扉調速機構ピボットヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55117570U JPS55117570U (ja) 1980-08-19
JPS5814773Y2 true JPS5814773Y2 (ja) 1983-03-24

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ID=28840420

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979016604U Expired JPS5814773Y2 (ja) 1978-08-19 1979-02-14 自動閉扉調速機構ピボットヒンジ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5353144A (en) * 1976-10-26 1978-05-15 Mitsuru Nakayama Automatic door hinge

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711108Y2 (ja) * 1976-04-12 1982-03-04

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JPS5353144A (en) * 1976-10-26 1978-05-15 Mitsuru Nakayama Automatic door hinge

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JPS55117570U (ja) 1980-08-19

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