JPS58105977A - α−ホルミル−2−(2−アミノチアゾ−ル−4−イル)酢酸誘導体及びその製造方法 - Google Patents

α−ホルミル−2−(2−アミノチアゾ−ル−4−イル)酢酸誘導体及びその製造方法

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JPS58105977A
JPS58105977A JP56202495A JP20249581A JPS58105977A JP S58105977 A JPS58105977 A JP S58105977A JP 56202495 A JP56202495 A JP 56202495A JP 20249581 A JP20249581 A JP 20249581A JP S58105977 A JPS58105977 A JP S58105977A
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  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (式中、Rは水素原子又はアンノ基の保頗基であす、几
はアルキル基又はアリール基である。)で表わされる2
−ホルミル−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
酢酸誘導体及びその製造方法に関するものである。
本発明の化合物は新規化合物であシ、ペニシリン又はセ
ファロスポリンの修飾剤の原料として有用である。従来
、ペニシリン及びセファロスポリン系化合物はグラム陽
性菌、グラム陽性菌に対して広い抗菌活性を示し、いく
つかの半合成ペニシリン又はセファロスポリンが市販さ
れ、各種感染性疾病の治療剤として臨床的に用いられて
いる。
しかし、臨床上重篤な感染症の原因となる縁濃菌や変形
菌等に対して抗菌活性を示す治療剤は数少ない。又、こ
れら布板の薬剤は耐性菌によシ産生されるβ−ラクタ!
−ゼに対し不安定であり、現在臨床上問題とされる薬剤
耐性f1MK対し抗菌活性が低い等の欠点がある。 (
W、 B−Wick l”0ephalosporin
sand Pen!cillins+ Ohemist
ry and BiologyJeE・H,Flynn
 Was Academic Presss New 
York、 N、 Y、el 972 ;第11章)。
従って、このような病原菌に対し有効な抗菌性を有する
β−2クタム系化合物の探索が現在も続行されている。
本発明者らは、前記一般式〔1〕で示される新規2−ホ
ルミル−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸
誘導体の合成に成功し、本化合物から製造される2−ハ
ロメチレン−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
酢酸誘導体をペニシリン又はセファロスポリン系化合物
の修飾剤として使用した場合、製造される新規ペニシリ
ン又はセファロスポリン鍔導体が、広範囲な抗菌スペク
トルをなし、グラム陽性菌のみならず、グラム陽性菌、
特に前述した臨床上問題とされている緑濃薗、変形菌、
大腸菌に対して強い抗菌力を示し、さらに耐性グラム陽
性菌に対しても極めて強い抗菌活性を示すことを見出し
、本発明を完成するに至ったものである(下記参考側参
照)。
一般式(1)で表わされる化合物としては、2−ホルミ
ル−2−(2−アZノチアゾールー4−イル)酢酸、2
−ホルミル−2−(2−ホルミルアミノチアゾール−4
−イル)酢酸、2−ホル建ルー2−(2−アセチルアミ
ノチアゾール−4−イル)酢酸、2−ホルミル−2−(
2−クロロアセチルアミノチアゾール−4−イル)酢酸
、2−ホルンルー2−(2−)リアルオロアセチルアミ
ノチアゾール−4−イル)酢酸、2−ホル建ルー2−(
2−t−プトキシカルボニルアギノチアゾール−4−イ
ル)酢酸、2−ホルミル−2−(2−トリメチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸、2−ホルミル−2−(2
−トリアルキルシリルアミノチアゾール−4−イル)酢
酸の如き2−ホルミル−2−(2−未置換及び置換アミ
ノチアゾール−4−イル)酢酸及びそれらのメチル、エ
チル、t−ブチル、ベンジル、トリク四目エチル、ジフ
ェニルメチル、フェニル及び)9アルキルシリルエステ
ルの如き2−ホルンA=−2−,(2−未置換及び置換
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステルを挙げるこ
とができる。
なお、本発明の化合物の構造は、一般式〔!〕の構造で
表示したが、一般式(1)は本発明化合物のケト型構造
であり、化学平衡として、エノール構造一般式〔白でも
表示できるものである。
前記一般式〔■〕で表わされる2−ホルミル−2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)酢酸誘導体の製造方法
を反応式で表わすと次の様である。
A法: 〔1) 〔旧〕[1〕 C法: (式中、Rは水素原子又はアミノ基の保鏝基であり a
l及びR5はアルキル基又はアリール基であり、Xはハ
ロゲン原子である。〕。
以下、各製造方法の実IIIA態様について述べる。
〔A法〕
本法は塩基の存在下、一般式CI)で表わされる2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸誘導体と蟻酸エ
ステルとを反応させることKより 一般式mの化合物を
製造する本のである。一般式〔厘〕で表わされる2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸誘導体の合成に
ついては、例えば、Heterocyclic Com
pounds : Th1azole and Its
D4vmtives Vol、54. pcLrt 2
 ; Edit、 by J−V。
Metzer、 Wiley & 5ons、 p、 
173に文献の記載がある。
本法は塩基の存在を必須要件とするものである。
塩基としては、ナトリウム、カリウムの如きアルカリ金
属、水素化ナトリウム、水素化カリウムの如きアルカリ
金属水素化物、ナトリウムメトキシド、t−ブトキシカ
リウムの如きアルカリ金属アルコキシド、n−ブチルリ
チウム、フェニルリチウムの如き有機アルカリ金属類を
広範に用いることができる。塩基の使用量は、等モル量
又は数倍モル量で充分である。
反応の実施にあたっては溶媒の使用が好ましく、i1N
媒トして社、ヘキサン、ベンゼン、トルエンの如き炭化
水素系溶媒、クエチルエーテル、ジメトキシエタン、テ
トラヒト四フランの如きエーテル系系溶媒、メタノール
、エタノール、t−ブタノール等の如きアルコール系溶
媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘ
キサメチルホスホルトリアミドの如き非プ四トン性極性
溶媒などを挙げることができる。
反応はOCないし、溶媒の沸点の範囲で実施できるが、
特別な冷却または加熱手段を用いることなく室温で円滑
に進行する。
〔B法〕
本法は一般式帽〕で表わされるr−ハローσ−ホルミル
アセト酢酸エステルと一般式(ff)で表わされるチオ
尿素類とを反応させることにより一般式口〕で表わされ
る化合物を製造するものである。
一般式〔麗〕の化合物は、公知の方法〔E、 Bena
ryand F、 BberfBer、、 56B、 
1897(1925))によって合成でき、r−クロp
−α−ホルンルアセト酢酸メチル、r−クロロ−α−ホ
ルミルアセト酢酸エチル、r−クロロ−σ−ホルミルア
セト酢酸ロエチル、r−り0p−α−ホルミルアセト酢
酸ジフェニルメチル、r−クロロ−α−ホルンルアセト
酢酸フェニルの如きr−りaO−σ−ホルミルアセト酢
酸エステル及び相当するr−プロモーα−ホルミルアセ
ト酢酸エステルなどを挙げることができる。
一方、一般式(IV)で表わされるチオ尿素類はチオ尿
素又はチオ尿素誘導体であるが、チオ尿素誘ることがで
きる。
反応の実施にあたうては溶媒の使用が好ましく、溶媒と
しては水、エタノール、メタノールの如き、アルコール
系溶媒Jト2ヒドロ7ラン、ジオキサンの如きエーテル
系溶媒を挙げることができる。
本反応は、室鑞ないし加温のもとに行なわれる。
〔C法〕
本法は、一般式〔v〕で表わされるσ−オキシメチレン
ーr−ハロアセト酢酸ニステルト一般式(III)で表
わされるチオ尿素類とを反応させ(第一工程)、次いで
製造される一般式(Vl)で表わされる2−オキシメチ
レン−2−(2−ア建ノチアゾールー4−イル)酢酸誘
導体を酸性条件下加水分解すること(第二工程)Kよシ
一般式〔1〕の化合物を製造するものである。一般式(
V)の化合物は公知の方法(B−Bmiry and 
F−Wbert、 Ber、e 56B+1897(1
923))Kよって合成でき、r−クロ。
−σ−メトキシメチレンアセト酢酸メチル、r−クロロ
−α−メトキシメチレンアセト酢酸エチル、r−クロロ
−α−エトキシメチレンアセト酢酸メチル、r−クロロ
−α−エトキシメチレンアセト酢酸エチル、r−クロロ
−α−メトキシメチレンアセト酢酸ベンジル、r−クロ
ロ−α−エトキシメチレンアセト酢酸ベンジル、r−ク
ロロ−α−メトキシメチレンアセト酢酸トリクロロエチ
ル、r−り■ローσ−エトキシメチレンアセト酢酸トリ
クロロエチル、r−クロロ−α−メトキシメチレンアセ
F酢酸ジフェニルメチル、r−pロローα−エトキシメ
チレンアセト酢酸ジフェニルメチルなどの如きr−クロ
ロ−σ−オキシメチレンアセト酢酸エステル及び相当す
るr−ブーモーα−オキシメチレンアセト酢酸エステル
などを挙げることができる。
一方、一般式[IY)で表わされるチオ・尿素類、は、
チオ尿素又はチオ尿素誘導体であるが、チオ尿素ること
かできる。
第一工程の実施にあたっては、溶媒の使用が好ましり、
溶媒としては、B法で例示したものを好適に使用でき、
反応は室温ないし加温の屯とに行なうことができる。
第二工程は、一般式〔■〕で表わされる2−オキシメチ
レン−2−(2−アンフチアゾール−4−イル)酢酸誘
導体を酸性条件下加水分解するものである。使用する酸
としては塩酸、硫酸、過塩素酸の如き鉱酸、蟻酸、酢酸
、メタンスルホン酸、p −)ルエンスルホン酸の如き
有機酸、リン酸などの他に1三フク化1社う索、塩化ア
ルミニウム、塩化鉄、塩化亜鉛の如きルイス酸、硫酸鋼
、硫酸亜鉛の如き硫酸塩、酢酸鋼、酢酸亜鉛の如き酢酸
塩などを挙げることが出来る8、 第二工程の実施にあたりては、溶媒の使用が好ましく、
溶媒としては、B法で例示したものを好適に使用でき、
反応は室温ないし加温のもとに行なうことができる。
以下、参考例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
する。なお参考例中の抗菌活性は最小発育阻止濃度(M
IO)(単位μg/d)で表わし、測定は日本化学療法
宇金最小発育阻止濃度測定法改訂委員会(0hemot
herapy* Vol、 29. No、 1w 7
6〜79頁(1981))に準じて行った。
実施例1 50嘩水素化ナトリウA (0,53g、 6−99m
mol )をn−へキサンで洗浄した後新たに乾燥TH
F(1011IJ)を加え、氷冷した。この反応液に2
−(2−t−ブトキシカルボニルアミノチアゾール−4
−イル)酢酸エチル(1,0g、 5−4mmol )
とギ酸エチル(0,50g、 4.1 mmo 1 )
の乾燥THF(1511j)溶液を攪拌しながら滴下し
た。滴下後、室温で8.5時間攪拌した。反応液に塩化
アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した0食
塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒で留去
すると、2−ホルミル−2−(2−t−プトキシカルボ
ニルアζノチアゾールー4−イル)酢酸エチル(” g
s96%)を得た。
NMRJ (ODOI3) :1.25 (t−5H)
−2−07(5−9H)、4.20(q、2H)、7.
40,7.50(s。
IH)、7.96,8.13(s、IH)。
実施例2 50嘩油性水素化ナトリウム(69,6g、 I A 
5mol )をn−ヘキサン(200−x2)で洗浄し
た後、乾燥THF(435y)に懸濁した。このS濁液
に2−(2−アミツチアゾールー4−イル)酢酸エチバ
165g、 0.725mol )とギ酸エチル(10
7−5g、 1.45mol )を乾燥T)(F(14
50m)に溶解し、室温で攪拌しながら滴下した。滴下
後14時間攪拌した後、5〇−酢酸水溶液を加え反応液
をpH7に調製した。
酢酸エチルで抽出した後、水層をさらにTHE’−酢酸
エチル(1:1.250wjX2)混合溶媒を抽出した
抽出液祉恢酸す) IJウムで乾燥した。減圧下にて溶
媒を留去し、2−ホルミル−2−(2−ホル2ルアはフ
チアゾール−4−イル)酢酸エチル(117,5g、6
7%’)を白色結晶として得た。
融点=179〜1800゜ IR(KBr):3290.1710.1690.16
20m  。
NMRJ (ODOI3−d6−DMSO): 1.3
3(t、J=7Hz、3H)、4−16(q、J−7H
z、2H)、7.50(sp IH)、8.00(a、
IH)、8.53(s、IH)。
Mass m/e(%):242(M、32)、196
(95)。
168(100)、140(71)。
元素分析値 0.Hl。N20S4として計算値: 0
,44.62 ;H,4,16;Nt 11.56 ;
S、13.24゜ 分析値: 0.44.65 ;H,4,15;N、 1
1.62 ;S、 15.54 。
実施例6 r−クロロ−α−ホルミルアセト酢酸エチル(0,61
3g、 5j 8mmo l )%Cチオ尿素(0,4
8g、6.36mmol)を50嘔水性エタノール(2
0wj)中にて、16時間室温で攪拌し丸。減圧下、濃
縮し、残留物を炭酸水素ナトリウム溶液でpH7Kした
。析出結晶を濾過した後、減圧下、五酸化リン上で乾燥
し、2−ホルミル−2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)酢酸エチルを(0,45g、661)得だ。
NMRJ (d6−DMSO) : 1−26 (t−
J−7Hz、 6)1)。
4.17(q、J=7Hz、2H)、6−85(s、I
H)。
7.50(bs、IH)、8−DO(s、IH)。
実施例4 α−エトキyV5−レンーr−りpロアセト酢酸エチル
(4,41g、 20mmol )  とチオ尿素(1
,52g。
20mmol)を50%水性エタノール(50v)中に
て、2.5時間室温で攪拌した。減圧下、濃縮し、残留
物を炭酸水素ナトリウム溶液でpH7Kll製した。析
出結晶を濾過し、減圧下、乾燥し、2−エトキシメチレ
ン−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸エチ
ル(2,72g、56%)得た。
NMRa (d 、6−DMSO) : 1.26 (
t−J =7 Hz、6H)−423(q、J=7Hz
、4H)、6J39(a、IH)。
7.65(bs、IH)、8.07(s、IH)。
参考例1 〜レーご一一 ジメチルホルムアミド(1−58g、 21−6mmo
l )を氷冷し九後、オキシ塩化すy (2,64g、
 17.3mmol)を加え、室温で2時間攪拌した。
この反応液に2−ホル建ルー2−(2−t−ブトキシカ
ルボニルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エチル(4
52g、 14.4mmol )の脱水酢酸エチル(2
0*)jl液を滴下した。室温で24時間攪拌した後炭
酸水素ナトリウムを加えpH8,0とした。反応液は酢
酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、曾酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を減圧上留去すると油状物が得られえ。
溶媒を留去すると2−クロロメチレン−2−(2−t−
ブトキシカルボニルアミノチアゾール−4−イル)酢酸
(ト)−異性体(1,,56g、 5711)をNM几
 δ(CI)Olg ) : 1.16 (t、J=7
Hz、 5H)−1,5!l(s、3H)、4.17(
Q、J=7Hz、2H)。
7.20(s、IH)、756(s、1)()。
参考例2 2−クロロメチレン−2−(2−t−7’トキシカルポ
ニルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エチル〔(ト)
−異性体) (2−61g、 7.84mmol )の
エタノール(40ml)#液に1N水酸化ナトリウム(
15d)を加え室温で2日間攪拌した。反応液を減圧で
濃縮した後、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。
水層を分液した後、10%塩酸でp l(1,0とし酢
酸エチルで抽出した。抽出液は食塩水で洗浄した後、価
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去すると2−苓ダク
ロpメチレン−2−(2−t−ブトキシカルボニルアミ
ノチアゾール−4−イル)酢酸〔(ト)−異性体) (
1,36g、 57%)を得た。
NMRδ(d6−DM80 ) : 1−50 (s−
9H)−5−76(bs、 2f()、 7−23(s
、 IH)、 786(*。
1H)。
参考例j 2−りpロメチレン−2−(2−t−プトキシカルボニ
ルアミオチアゾール−4−イル)酢酸[■−異性体] 
(0,70g、 2.29mmol )を塩化メチレン
(10y)K懸濁し、これに水冷下、五塩化リン(0,
48g、 2.29mmol)を加えた。60分攪拌し
九後、さらに室温で60分攪拌した。反応液を減圧下で
濃縮すると2−$#ジクロロチレンー2−(2−t−ブ
トキシカルボニルアミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル)酢酸りpリドを得た。一方7−アミノ−6−(1−
メチル−1に一テトラゾールー5−イル)チオメチル−
5−セフェム−4−カルボン酸(0,75g、 2.2
9mmol)酢酸エチル(10−)K:懸濁し、ビス(
トリメチルシリル)アセトアミド(O88g、 4.3
5mmo 1 )を加え、室温で1時間攪拌した。反応
液は氷冷した後、上記で得た2−塔プク四ロメチレンー
2−(2−t −−1トキシカルボニルアミノチアゾー
ル−4−イル)酢酸クロリド〔(ト)−異性体〕の塩化
メチレン(10d)溶液を滴下した。水冷下2時間攪拌
し九後、氷水(10st)を反応液に加えた。反応液は
酢酸エチル(40yx2)で抽出し、食塩水で洗浄後、
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去すふと7−〔2
−モアクロロメチレン−2−(2−1−ブトキシカルボ
ニルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−5
−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオ
メチル−3−セ7工ム−4−カルメン酸〔■−異性体)
 (1,25g、89%)を得た。
NMR(δ d6−DMSO) 1.50 (s−9H
)−5,70(q= J=+g15Hzt 2H)t 
3.92(s、 3H)t4−51 (q 、、 J 
=15 Hz−2H)−5−10(d−J=5Hz、I
H)、5.73(dcL J−5Hz、J−9Hz、I
H)、7.23(s、  1H)、7−40(s。
IH)、9.26(d、J=9Hz、IH)。
参考例斗 7−〔2−クロロメチレン−2−(2−t−ブトキシカ
ルボニルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)
−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)
チオメチル−6−セ7エムー4−カルボン酸〔■−異性
体) (1,45g、 2.35mmol)をyV −
ル(7wt ) K溶解し、0〜5CK冷却した後、ト
リフルオ日酢酸(20IN7)を加え、24時間攪拌し
た。反応液を減圧で渉縮し、残渣に水(20wl)を加
え炭酸水素ナトリウム水溶液でp H7,5とした。エ
ーテル(50m/)抽出後、酢酸エチル−エーテル(4
0m、1 : 1 )混合溶媒で抽出した。水層は分取
した後、氷冷し、10チ塩酸でp H2,2とした。析
出した結晶を濾過し、水洗後、五酸化リン上で減圧下乾
燥し、7−(2−クロロメチレン−2−(2−アンフチ
アゾール−4−イル)アセトアミド)−3−(1−メチ
ル−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−
セフェム−4−カルボン酸〔(ト)−異性体〕(1M2
4g)を得た。
NMR、δ(d6−DMSO) 3.66(q、、、J
=tsrtx。
2H)、 589(s、 3H)、 426(q、、 
J=15Hz、2H)、4.73(bi、3H)、5.
03(d。
J−4,5Hz−I H)、5−75 (dd−J =
4−5H!−J−9Hり、  6.89(s、IH)、
7.30(s、IH)。
9.79(ct、J−9Hz、IH)−参考例5 7−〔2−受プク四ロメチレン−2−(2−アミノチア
ゾールー4−イル)アセトアミド〕−6−(1−メチル
−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル−6−セ
フェム−4−カルボン酸((至)−異性体) (DJ2
4g)を酢酸エテル:メタノーノJP゛溶解し、2Nの
2−エチルヘキサン酸ナトリウムのn−ブタノール溶液
を加えた。反応液から結晶が析出し、濾過した。少量の
酢酸エチル及びエーテルで洗浄し、五酸化リン上で減圧
にて乾燥し、7−〔2−クロロメチレン−2−(2−ア
ミノチアゾールー4−イル)アセトアンド)−5−(1
−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル
−6−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム〔■−異性
体)(0,361g)を得た。抗菌活性の結果を第1表
に示す。
融点:171〜175℃(分解)。
NMRδ(a6−DM80) 3.59(qAB、 J
=15Hz。
2H)、 3−92(s、 3H)、 4.45(qA
B、J −j5Hz、2f()、5−00(d、J=!
iHz、IH)。
5.69(dd、J=3Hz、9Hz、IH)、6J3
9(s、IH“)t 7−50(so 1H)、 9.
75(d、 J=9Hz、IH)。
元素分析値 0,6H440!N804S、Na−H2
Oとして 計算!1 : Q 34.63 ;H,2,91;N、
 20.19゜分析値: Q 35.23 ;H,3,
00;N、 19.24゜参考例6 2−ホルミル−2−(2−ホルミルアンフチアゾール−
4−イル)酢酸エチル(1,0g、 4.1 mmol
 )をDMli’ (5* )K @解し、オキツ塩化
リン(0,78g。
5.14mmol )を添加した後、100℃で1時間
加熱攪拌した。反応液を室温管で冷却した後、1N−水
酸化ナトリウム水溶液を加えpH7とした。酢酸エチル
で抽出し硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、D
MFを含有する2−クロロメチレン−2−(2−ジメチ
ルアミノメチレンアミノチアゾール−4−イル)酢酸エ
チルCGり一:@−員性体=1:2.7)を油状物(1
−4g)として得た。
NMRJ(ODOI、) の−異性体: 1−40(t= J=7Hz−3H)、
5JJ6(d、J=2Hz、6H)、4.40(Q、J
−7H!、2H)、6.76(s、IH)、7.33(
s、  1H)、8−16(s、 I H)。
■−異性体: 1−50(t、 J−7Hz、 5H)
、 3.10(s、 6H)、 4−26(q、 J 
=7Hz、 2H)、7.00(s、  1H)、7−
50(@、IH)、8.30(a、IH)。
参考例7 1 2−クロロメチレン−2−(2−ジメチルアミノメチレ
ンアミノチアゾールー4−イル)酢酸エチルC’L4 
ttsの一:(ト)−異性体=1:2.7)の混合物に
ギ酸−酢酸無水物(2・8y)を加え、室温で2日間攪
拌した。反応液に水を加え、減圧下、溶媒を留去し九。
残fiK酢酸エチルを加え抽出し、炭酸水素ナトリウム
水溶液、次いで水で洗浄した。
硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去すると2−クロロメ
チレン−2−(2−ホルミルアミノチアゾール−4−イ
ル)酢酸エチル〔1,2g1の−及び■−異性体〕が得
られた。カラムクロマトグラフィーで精製しくト)−異
性体(0,65g)及びの−異性体(0,19g )を
得え。
(→−異性体 融点=106〜4℃。
IR(KBr):1710.1695.1565,12
90゜1260cm−’ NMRJ (ODOI3) 1−26 (t−J−7H
z−3H)−4,20(q、J−7Hz、2H)、7.
14(s、1B)。
7.60(s、IH)、8.48(s、IH)、12.
22(bs、IH)。
Mass  m/e(1:260(M 、16)、25
4(21)。
252(58)、186(24)、151(100)元
素分析値: O,H,0IN20.Sとして計算値: 
C,41,46;H,5,48;N、 I Q、75゜
分析値: 0.4155 ;H,5,42:Nt 10
$0゜(イ)−異性体 融点=140〜142℃。
IR(KBr):1740.1660.1460,13
70゜1345.1285.1200.11035a 
 。
NThJRJ、(ODOI3):1.36(重、  J
−7Hz、  3H)。
4.54(q、  J−7Hz、  2H)、  6.
96(畠。
IH)、7.20(s、IH)、8.50(s、IH)
9.96(bs、IH)。
Mass  m/e@): 262(9)、260(M
 、25)。
234(21)、2.52(56)、186(22)。
151(100)。
元素分析値 0.H,0IN2038として計算値: 
0.41A6 ;H,5,48;N、 10.75゜分
析値: 0.42.15 ;H,5,65;N、 10
.55゜参考例8 2−クロロメチレン−2−(2−ホル建ルアミノチアゾ
ールー4−イル)酢酸エチル(5,16g。
0.0198mol )  ((IJ−異性体〕を11
−のナト2ヒドロフ2ン懸濁液とし、水酸化カリウム(
5,52g、 0.0594mol )を水(55m)
に溶かし水冷下、滴下した。滴下後、室温で6時間攪拌
した。反応液は酢酸エチル−エーテル(401L/x2
.1 : 1 )の混合溶媒で抽出後、水層を分騙し0
℃に冷却した。
2Nの塩酸でp H2,0に調製した。析出結晶を濾過
し、水洗し風乾後、五酸化リン上で減圧下、乾燥した。
薄黄色粉末物を(487g )得た。このものはスペク
トル分析の結果上記カルボン酸の脱ホルミル化体を含有
することが判った。上記粉末化合物に酢酸−ギ酸無水物
(10+d)を加えた後、室温で4・5時間攪拌した。
減圧上濃縮し残渣をn−へキサンで洗浄した後、水酸化
カリウム上、減圧下に乾燥し、2−クロロメチレン−2
−(2−ホルミルアミノチアゾール−4−イル)酢酸〔
(2)−異性体〕を白色粉末として(4,46g、 9
7%)得た。
融点=145〜147℃(分解)。
NM几 δ(d6−pMsO):  7−15(s−I
H)−7−25(s、IH)、8−50(so IH)
IR(KBr):3575,3200,3050,29
50゜2450.1680,1555m  −参考例9
:; 2−クロロメチレン−2−(2−ホルミルアミノチアゾ
ール−4−イル)酢酸〔■・−異性体〕(2,0g、 
0.0086mol )と7−アミノ−!1−(1−メ
チル−1H−ナト2ゾールー5−イル)チオメチル−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒト9リルエステル(4
,25g10.0086mol)ナト2ヒドロフランー
塩化メチレン(5001I41 :2)の混合溶媒に溶
かした。この溶液KN、N’−ジシク四へキシルカルボ
ジイミド(1,77g、 0.0086mol )を加
え、室温にて4時間攪拌した。この反応液にN、N ’
−ジシク四へキシルカルボジイミド(0,177g、 
0.000861TIOI)を加え、室温でさらに1時
間攪拌した。減圧上濃縮し残渣に塩化メチレン(80m
l)を加え、濾過した。濾液は減圧下、濃縮し油状物を
得た。
このものを力2ムクロマトグ之フィーで精製し薄黄色粉
末状物として7−〔2−クロロメチレン−2−(2−ホ
ルミルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−
り−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チ
オメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ルエステル〔(イ)−異性体〕(4・92g、81%)
を得た。
NMRJ (ODo I3) : 5J56 (m−2
H)−5−72(5−5H)、4.26(me 2H)
、5.07(d、J−6Hz。
1’H)、 5.92(dd、 J=4.5Hz、 6
Hz、 IH)。
6.76(m、 IH)、 6J39(s、 IH)、
 6.96(s。
1H)、  7.35(m、10H)、8.13(d、
 1H)。
8.56(s、 H()。
参考例10 7−〔2−クロロメチレン−2−(2−ポルミルアンノ
テアゾ〜ルー4−イル)アセトアミド〕−3−(1−メ
チル−1H−ナト2ゾールー5−イル)チオメチル−5
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリルエステル〔
(イ)−異性体) (4,92g、 ’0.0069m
ol )を塩化1 fvy (60d) Kljjip
し0−5℃に冷却した。アニソール(5y)!−加え、
次いでトリフルオロ酢酸(25判を加え、1.5時間攪
拌した。減圧下、濃縮し残留物に酢酸エチル(60wt
)と水(25MI)を加え氷冷した。飽和の炭酸水素ナ
トリウム水溶液を加えpH8,30とじ九。
抽出後、水層を分取し酢酸エチル(40x/X5)  
で再び抽出した。水層を分取後、氷冷し2N−塩酸でp
 H2,0とした。析出結晶を濾過し、風乾後、水酸化
カリウム上で減圧下乾燥し7−〔2−り■■メチレンー
2−(2−ホルミルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(1−メチル−IH−テトラゾール−
5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
C(Z)l性体)(5AOg、 945J)  を白色
粉末物として得た。
NMRδ(d6−DMSO) : 5A 5 (m、2
H)−5J39(st 3H)、 4.26(m、、2
H)、 5.13(d、 J −45H1,IH)、5
.76(d、d、J=45Hz、9Hz。
IH)、7.00(s、IH)、7.06(s、IH)
8.46(s、IH)、 960(L J=9HLIH
)。
参考例11 7−〔2−クロロメチレン−2−(2−ホルミルアンフ
チアゾール−4−イル)アセトアミド〕−6−(i−メ
チル−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル−3
−セフェム−4−カルボン酸〔)−異性体)(!i1.
40g、0.00645mol)’tel!ノールーテ
ト2にドロフラン(1oO鴫1:1)の混合溶媒に溶か
し氷冷した。オキシ塩化リン(1,98g、 0.01
29mol )を加え、2時間攪拌した。反応液に水(
30m)を加え、次いで飽和炭酸水素ナトリウムを加え
pH5とした。室温にてこの混合物を減圧下濃縮した。
残留物を氷冷し、飽和炭酸水素ナトリウムを加えpH7
,5とした。この混合物は酢酸エチル(40xlX2 
)で抽出し、水層を分取し水冷後2N−塩酸を加えpH
2,0とした。析出結晶を濾過し、風乾後、五酸化リン
上で減圧下乾燥し7−〔2−りpロメチレン−2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−
(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)チオメ
チル−3−七7エムー4−カルボン酸((6−11体)
(2,3g169%)を白色粉末として得た。
NMRδ(d6− DMS O) : 5−69 (t
n−2H)−5,96(s、5H)、4.60(m、2
H)、5−16(d、J−4,5Hz、 IH)、 5
.76(dd、 J−4,5Hz、 7.5Hit  
IH)s  6.40(s−IH)e  6−86(s
、 IH)−7,15(bs、2H)、9.56(d−
J=7.5H!、IH)−参考例1λ 7−〔2−り四四メチレン−2−(2−アンフチアゾー
ル−4−イル)アセドアにド)−5−(1−メチル−1
H−テトラゾール−5−イル)チオメチル−5−セフェ
ム−4−カルボン酸〔)−異性体〕(2・5g)に水(
15y)を加え、攪拌しながら飽和炭酸水素ナトリウム
を加えpH7,1とした。この溶液をXAD−2力2人
に通して精製し、7−(2−クロロメチレン−2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド〕−5−
(1−メチル−1H−ナト2ゾールー5−イル)チオメ
チル−6−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム〔の−
異性体〕を白色粉末として0.5g得た。抗菌活性の結
果を@1表に示す。
NMRδ(d6−DM80 ) : 5−48 (q 
hs、 J−18Hz−2H)= 5−94 (s−3
H)−4,34(QJJ、 J =12H!、2H)、
5.02(d、J=5Hz、IH)、5.62(d、d
、 J=!5t(z、 8Hz、 IH)t 6−42
(s−IH)s6J34(s、IH)、7.14(bs
、28)、94B(dbJ=8Hz、IH)。
元素分析値 016H14CIN804S5Na・2H
20として

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  一般式 で表わされる2−ホルミル−2−(2−アミノチアゾー
    ル−4−イル)酢酸誘導体(式中、Rは水素原子又はア
    ミノ基の保饅基であり、Rけアルキル基又はアリール基
    である。)。 (2)塩基の存在下、一般式 で表わされる2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
    酢酸誘導体と蟻酸エステル(HαηfL)とを反応させ
    る仁とを特徴とする、一般式で表わされる2−ホルミル
    −2−(2−アンフチアゾール−4−イル)酢酸誘導体
    の製造方法(式中、凡は水素原子又は75)基の保纒基
    であり、R1及びlはアルキル基又は了り−ル基である
    。)。 (6)一般式 で表わされるr−八日−α−ホルミルアセト酢酸エステ
    ルと一般式 %式% で表わされるチオ尿素類とを反応させることを特徴とす
    る、一般式 %式% で表わされる2−ホルミル−2−(2−アミノチアゾ−
    肩−4−イル)酢酸誘導体の製造方法(式中、Rは水素
    原子又はアZ)基の保嚢基であシ、Wはアルキル基又は
    アリール基であり、Xはハロゲン原子である。)。 (4)  一般式 で表わされるα−オキシメチレン−r−ハロアセト酢酸
    エステルと一般式 %式% で表わされるチオ尿素類とを反応させ、形成せミノチア
    ゾール−4−イル)酢酸誘導体を酸性条件下加水分解す
    ることを特徴とする、一般式で表わされる2−ホルミル
    −2−(2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸誘導体
    の製造方法あ’p、Xhハロゲン原子である。)。
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