JPS581038B2 - タンク設置用組立式架台 - Google Patents

タンク設置用組立式架台

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JPS581038B2
JPS581038B2 JP53089800A JP8980078A JPS581038B2 JP S581038 B2 JPS581038 B2 JP S581038B2 JP 53089800 A JP53089800 A JP 53089800A JP 8980078 A JP8980078 A JP 8980078A JP S581038 B2 JPS581038 B2 JP S581038B2
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JP
Japan
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units
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JP53089800A
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JPS5520139A (en
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井平弘
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Sekisui Koji KK
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Sekisui Koji KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、タンク等を設置するための組立式架台に関
するものである。
タンク等の大形容器を設置するための架台は、これを始
めから一体に作り上げるときは、これを設置場所に運搬
したり据付けたりするのに、不便なことが多い。
そこで、大形容器を設置するための架台は、単位体に分
けて作っておき、この単位体を設置する場所に運び、そ
こで一体に組立てるのが便利である。
その単位体は、規格化された僅かな種類のものからなり
、単位体の数を変化させるだけで、大小さまざまの架台
を構成できるようにすることが望ましい。
この発明は、このような希望に応じて生れたものである
すなわち、この発明は、互いに平行な2片を有する形鋼
において、上記2片を長手方向の少なくとも一端におい
て切断し、切断面を互いに交わる2平面で構成し、2平
面を何れも2片に垂直にすると共に、長手方向に対して
45度に傾斜させたものを単位体とし、4個の単位体の
一端を一点の周りに集め、切断面を互いに当接して4個
の単位体を十字状に結合し、かような結合体を別に形鋼
で作った直角四辺形の枠内に入れ、結合体を構成する単
位体の長手方向を枠辺に直角に向け、単位体と枠辺とを
固定してなる、タンク設置用組立式架台である。
この発明のタンク設置用組立式架台を、図面に基いて説
明すると次の通りである。
第1図は、この発明のタンク設置用組立式架台の一例を
示す斜視図である。
第2図は、この発明で用いる単位体の一例を示す一部切
欠斜視図である。
第3図ないし第5図は、この発明において、単位体の接
続に用いる接続片の一例を示す斜視図である。
第6図ないし第8図は、第1図の一部拡大断面図である
第9図ないし第13図は、この発明で用いる単位体の別
の一例を示す一部切欠斜視図である。
第14図ないし第16図は、この発明のタンク設置用組
立式架台の別の一例を示す斜視図である。
第1図において、タンク設置用架台が、ただ1種類の単
位体1Aを多数接続することによって、組立てられてい
る。
単位体1Aは、第2図に示すように、H形鋼の両側にあ
る互いに平行な2片11.12を、長手方向の少なくと
も一端において切断し、切断面を互いに交わる2平面1
3.14で構成し、これら2平面を何れも上記2片11
.12に垂直にすると共に、2片11.12の長手方向
に45度に傾斜させたものである。
H形鋼の他端も、同様な2平面13,14によって切断
されていることが望ましい。
単位体を接続する際の便宜のために、切断部に接続片2
Aが付設されていてもよい。
接続片2Aは、互いに直交する少なくとも2片21,2
2をもったものからなり立っている。
2片21,22は、何れもH形鋼の2片11.12に対
して直交すると共に、そのうちの1片22が切断面13
に対し45度の角度をもって、切断面13がら突出して
いる。
突出した1片22に、ボルト挿通孔23が穿設されてい
る。
残る1片21は、H形鋼の中央片15にボルト3で固定
されている。
上記の接続片2Aの代りに、第3図ないし第5図に示す
接続片2Bないし2Dを用いることができる。
第3図に示す接続片2Bは、第2図の接続片2Aにおい
て、2片21,220一側に折曲部分24 .25を設
け、折曲部分24 ,25を2片21,220交わって
作る直角の内側に存在させ、折曲部分24.25を2片
21,22の何れとも直交する1つの平面上に位置させ
たものである。
折曲部分24 ,25には、ボルト挿通孔23を穿設す
ることが望ましい。
この接続片2Bは、1枚の鉄板を必要な形に切抜いて、
折り曲げるだけで製造できるという利点がある。
第4図に示す接続片2Cは、第2図の接続片2Aにおい
て、2片21,22の間に1枚の三角形板26を溶接し
たものである。
第5図に示す接続片2Dは、第2図の接続片2Aにおい
て、2片21.22の間に2枚の三角形板26を溶接し
たものである。
これらの接続片は、予じめ単位体1Aに固定しておいて
もよいし、単位体1Aを接続するときになってから、単
位体1Aに固定してもよい。
また、接続片を単位体1Aの両端に1個づつ付設しても
よく、両端に2個づつ背中合わせに付設してもよい。
上記の単位体1Aは、第1図において、次のように接続
されている。
まず、周縁以外の部分では、4個の単位体1Aの一端が
一点Xの周りに集められ、これらの単位体の切断面が互
いに当接されて、十字状に結合されている。
結合に際しては、第6図に示すように、1つの単位体1
Aに付設された接続片2Aにおける突出した1片22が
、隣接する単位体1Aの中央片15に当接されて、ボル
ト3で固定されている。
このような十字状結合体が、第1図に示すように、別に
形鋼で作られた直角四辺形の枠内に入れられて、結合さ
れている。
図示したように、枠を作る形鋼としては、単位体1Aを
用いることができる。
枠の角部では、2個の単位体1AがL字状に並べられ、
その交点Yでは、切断面同志が互いに当接されると共に
、第7図に示すように、1つの単位体1Aに付設された
接続片2Aにおける突出した1片22が、他の1つの単
位体1Aの中央片15に当接されて、ボルト3で固定さ
れている。
なお、継目の外側から、別の折曲板4を当接して固定し
てもよい。
また、結合体と枠との継目では、2個の単位体1Aが直
列に並べられて枠を構成し、その継目に十字状結合体を
構成する単位体1Aの1つの長手方向が、枠の1辺に直
角に向くように置かれ、その交点Zでは、各単位体1A
の切断面同志が互いに当接されると共に、第8図に示す
ように、1つの単位体1Aに付設された接続片2Aにお
ける突出した1片22が隣接する単位体1Aの中央片1
5に当接されて、ボルト3で固定されている。
なお、継目の外側から、平板5を当接して固定してもよ
い。
こうして、複数個の結合体と枠とが結合されて、第1図
に示した桝目状の架台が組立てられている。
架台は、コンクリート製の橋脚状基礎6上に設置されて
いる。
基礎6を構成する各橋脚の上面は、1つの水平面上に位
置してもよく、中窪みの傾斜面上に位置してもよい。
第1図の架台において、枠を構成する単位体1Aの代り
に、第9図に示す単位体1Bを用いることができる。
単位体1Bは、第2図の単位体1Aにおいて、互いに平
行な2片11 ,12の両端における1つの切断面14
が、2片11 ,12の長手方向に対して直交したもの
である。
この場合、接続片2Aを付設するのは、切断面13の側
のみとする。
また、第1図の架台において、十字状結合体を構成する
単位体1Aの代りに、第10図または第11図に示す単
位体1Cまたは1Dを用い、枠を構成する単位体1Aの
代りに、第12図または第13図に示す単位体1Eまた
は1Fを用いることができる。
第10図に示す単位体1Cは、溝形鋼の両側にある互い
に平行な2片11,12を、長手方向の両端において切
断し、切断面を互いに交わる2平面13,14で構成し
、これら2平面を何れも上記2片11 .12に垂直に
すると共に、2片11:12の長手方向に45度に傾斜
させたものである。
図示したように、切断面に沿って接続片2Eを溶接する
ことが望ましい。
接続片2Eは、途中で直角に折曲され、各折曲片が上記
2平面13,14に溶接されている。
接続片2Eには、ボルト挿通孔23を穿設しておくこと
が望ましい。
第11図に示す単位体1Dは、第10図の単位体1Cに
おいて、溝形鋼の代りにH形鋼を用いたものである。
この場合、中央片15に窓16を設けておくと、単位体
をボルト結合する際、ボルト締め作業が行ない易い。
第12図に示す単位体1Eは、第10図の単位体1Cに
おいて、1つの切断面14が、2片11,120長手方
向に対して直交したものである。
この場合、接続片2Fとしては、135度の角度で折曲
された板を用いる。
第13図に示す単位体1Fは、第12図の単位体1Eに
おいて、溝形鋼の代りにH形鋼を用いたものである。
なお、接続片として1枚の折曲板を用いる代りに、図示
したように、2枚の板2G,2Hを用い、これらを切断
面13,14に沿って、2片11,12間に溶接しても
よい。
上記の単位体は、長さの一定したものであることが望ま
しい。
一定した長さとしては、基本となる長さのほかに、基本
の半分の長さまたは整数倍の長さも含まれる。
整数倍としては、2ないし6倍程度が好ましい。
基本の長さとしては、例えば1mが適当である。
また、架台の上に単位板から組立てたタンクを設置する
場合は、基本となる長さは、単位板の1辺の長さと関連
づけて定めることが望ましい。
さらに、上記の単位体のうち、IB,IEおよび1Fの
変形として、互いに平行な2片11,120途中に■字
形の切欠を設けたものも用いられる。
この場合、切欠け、傾斜した切断面13の存在する側に
設けられる。
この発明には、上記の単位体を用いて組立てた、次のよ
うな架台も含まれる。
第14図に示すこの発明のタンク設置用組立式架台では
、直角四辺形の枠が゛、第1図における単位体1Aの代
りに、第9図に示した単位体1Bから構成されている。
そのほかの点は、第1図に示した架台と全く同様である
第15図に示すこの発明のタンク設置用組立式架台では
、直角四辺形の枠が、第1図における単位体1Aの代り
に、単位体1Kおよび1Lから構成されている。
単位体1Kは、第9図の単位体1Bとほぼ同様のもので
あるが、途中に■字形の切欠17を1個設けたものであ
る。
なお、単位体1Kは、単位体1Aの2倍の長さをもって
おり、上記切欠17は、単位体1Kの長さを丁度2等分
する位置に設けられている。
単位体1Lは、上記単位体1Kにおいて、切欠17を2
個設けたものである。
なお、単位体1Lは、単位体1Aの3倍の長さをもって
おり、切欠17は、単位体1Lの長さを丁度3等分する
位置に設けられている。
そのほかの点は、第1図に示した架台と全く同様である
第16図に示すこの発明の架台では、第14図における
単位体1Aの代りに、第10図の単位体1Cが用いられ
、第14図における単位体1Bの代りに、第12図の単
位体1Eが用いられている。
架台の周縁以外の部分では、4個の単位体1Cの一端が
一点Xの周りに集められ、これらの単位体の切断面が互
いに当接されて、十字状に結合されている。
結合に際しては、単位体1Cに付設された接続片2E同
志が互いに当接されて、ボルトで結合されている。
このような十字状結合体が、単位体1Eから構成された
枠内に結合されている。
枠の角部では、2個の単位体1EがL字状に並べられ、
その交点Yでは、切断面同志が互いに当接されると共に
、接続片2Fが互いに当接されて、ボルトで結合されて
いる。
結合体と枠との継目では、2個の単位体1Eが直列に並
べられて枠を構成し、その継目に単位体1Cの長手方向
が枠の1辺に直角に向くように置かれ、その交点Zでは
、切断面同志が互いに当接されると共に、接続片2E
,2Fが当接されて、ボルトで結合されている。
この発明のタンク設置用組立式架台は、単位体と枠とか
ら設置現場で組立てることができるので、運搬および据
付が容易である。
また、単位体の数を増減することにより、種々の大きさ
のものを組立てることができる。
さらに、単位体として、互いに平行な2片を有する形鋼
の上記2片を長手方向の少なくとも一端において切断し
、切断面を互いに交わる2平面で構成し、2平面を何れ
も2片に垂直にすると共に長手方向に対して45度に傾
斜させたものを用いるので、4個の単位体の一端を一点
の周りに集めて切断面を互いに当接すると、4個の単位
体の長手方向が直交する。
それ故、単位体を互いに直交させて、十字状に結合する
のが容易である。
またこうして得られた十字状結合体を直角四辺形の枠内
に入れ、単位体の長手力向を枠辺に直角に向けて結合し
たので、容易に桝目状架台を組立てることができる。
しかも、単位体と枠とを何れも形鋼から作るので、製造
が容易である。
この発明のタンク設置用組立式架台は、上記のように、
数多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のタンク設置用組立式架台の一例を
示す斜視図、第2図は、この発明で用いる単位体の一例
を示す一部切欠斜視図、第3図ないし第5図は、この発
明において、単位体の接続に用いる接続片の一例を示す
斜視図、第6図ないし第8図は、第1図の一部拡大断面
図、第9図ないし第13図は、この発明で用いる単位体
の別の一例を示す一部切欠斜視図、第14図ないし第1
6図は、この発明のタンク設置用組立式架台の別の一例
を示す斜視図である。 各図において、1Aないし1Lは単位体、2Aないし2
Hは接続片、3はボルト、4は折曲板、′5は平板、6
は基礎、11および12は互いに平行な2片、13およ
び14は切断面、15は中央片、16は窓、17は切欠
、21および22は接続片の1片、23はボルト挿通孔
、24および25は折曲部分、26は三角形板、Xは一
点、Yおよび2は交点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに平行な2片を有する形鋼において、上記2片
    を長手方向の少なくとも一端において切断し、切断面を
    互いに交わる2平面で構成し、2平面を何れも2片に垂
    直にすると共に、長手方向に対して45度に傾斜させた
    ものを単位体とし、4個の単位体の一端を一点の周りに
    集め、切断面を互いに当接して4個の単位体を十字状に
    結合し、かような結合体を別に形鋼で作った直角四辺形
    の枠内に入れ、結合体を構成する単位体の長手方向を枠
    辺に直角に向け、単位体と枠辺とを固定してなる、タン
    ク設置用組立式架台。
JP53089800A 1978-07-22 1978-07-22 タンク設置用組立式架台 Expired JPS581038B2 (ja)

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