JP2703832B2 - 柱・梁接合部構造 - Google Patents
柱・梁接合部構造Info
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- JP2703832B2 JP2703832B2 JP7094691A JP7094691A JP2703832B2 JP 2703832 B2 JP2703832 B2 JP 2703832B2 JP 7094691 A JP7094691 A JP 7094691A JP 7094691 A JP7094691 A JP 7094691A JP 2703832 B2 JP2703832 B2 JP 2703832B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は長方形断面の角鋼管柱
とＨ形鋼梁との接合部構造に関するものである。
とＨ形鋼梁との接合部構造に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】発明者は先に長方形断
面の角鋼管柱を使用し、その柱を壁内に納めて室内に柱
型の突出しない建築構造を開発した。
面の角鋼管柱を使用し、その柱を壁内に納めて室内に柱
型の突出しない建築構造を開発した。
【０００３】その構造において桁行方向の柱間の梁また
は桁としてＨ形鋼を使用することにしたが梁の上下フラ
ンジ面または梁の上フランジ面から柱との接合金物が突
出しない構造が要望された。すなわち床または天井の納
まりから梁の上面または下面から突出部がないことが好
ましい。そしてこの発明は前記要望に対処すべく開発し
たものである。
は桁としてＨ形鋼を使用することにしたが梁の上下フラ
ンジ面または梁の上フランジ面から柱との接合金物が突
出しない構造が要望された。すなわち床または天井の納
まりから梁の上面または下面から突出部がないことが好
ましい。そしてこの発明は前記要望に対処すべく開発し
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明はＨ形鋼梁のフ
ランジとウエブとの内隅角部に接合部材を配し、角鋼管
柱の長辺の側面と接合部材側面に跨って接合板を配し、
その接合板と角鋼管柱および接合板と接合部材とＨ形鋼
梁とをボルト、ナットにより固着してある長方形断面の
角鋼管柱とＨ形鋼梁との接合部構造である。
ランジとウエブとの内隅角部に接合部材を配し、角鋼管
柱の長辺の側面と接合部材側面に跨って接合板を配し、
その接合板と角鋼管柱および接合板と接合部材とＨ形鋼
梁とをボルト、ナットにより固着してある長方形断面の
角鋼管柱とＨ形鋼梁との接合部構造である。
【０００５】
【実施例】図１〜６に示す実施例において、角鋼管柱１
は長方形断面であり、この角鋼管柱１の短辺の側面に突
合せ状態にＨ形鋼梁２が接合されるものである。
は長方形断面であり、この角鋼管柱１の短辺の側面に突
合せ状態にＨ形鋼梁２が接合されるものである。
【０００６】Ｈ形鋼梁２のフランジとウエブとの内隅角
部には、その隅角部の面に沿った形状をなす接合部材３
を上下、両側面にそれぞれ配置する。
部には、その隅角部の面に沿った形状をなす接合部材３
を上下、両側面にそれぞれ配置する。
【０００７】また角鋼管柱１の長辺の側面と前記接合部
材側面に跨って図１〜５に示すように十字状または図６
に示すように長方形状をなす接合板４を配し、その接合
板４と角鋼管柱１とは長ボルト、または短ボルトとナッ
トによるボルトナット５により固着する。なお長ボルト
を使用する場合、角鋼管柱１内に充填部材を挿入してお
く。また接合板４と接合部材３、Ｈ形鋼梁２のウエブを
貫通して長ボルトナットにより固着してある。
材側面に跨って図１〜５に示すように十字状または図６
に示すように長方形状をなす接合板４を配し、その接合
板４と角鋼管柱１とは長ボルト、または短ボルトとナッ
トによるボルトナット５により固着する。なお長ボルト
を使用する場合、角鋼管柱１内に充填部材を挿入してお
く。また接合板４と接合部材３、Ｈ形鋼梁２のウエブを
貫通して長ボルトナットにより固着してある。
【０００８】接合板４にはそれと直角方向の梁を連結す
る交差梁の連結板７を突設する場合がある。また接合板
４は角鋼管柱１の一側にＨ形鋼梁２を接合する場合、図
５のように半分の形状とすることができる。さらに接合
板４には柱取付用ボルト孔および梁取付用ボルト孔を穿
設しておく。
る交差梁の連結板７を突設する場合がある。また接合板
４は角鋼管柱１の一側にＨ形鋼梁２を接合する場合、図
５のように半分の形状とすることができる。さらに接合
板４には柱取付用ボルト孔および梁取付用ボルト孔を穿
設しておく。
【０００９】図７〜１１に示す実施例においては接合板
４を幅狭いものとし、Ｈ形鋼梁２の上フランジ側におい
て使用し、角鋼管柱１の側面のＨ形鋼梁２のウエブおよ
び下フランジ部分に接合金具８および接合金具９を使用
したものである。また接合板４と接合部材３は予め一体
的に固着しておいてから柱・梁に取付けることもでき
る。
４を幅狭いものとし、Ｈ形鋼梁２の上フランジ側におい
て使用し、角鋼管柱１の側面のＨ形鋼梁２のウエブおよ
び下フランジ部分に接合金具８および接合金具９を使用
したものである。また接合板４と接合部材３は予め一体
的に固着しておいてから柱・梁に取付けることもでき
る。
【００１０】
【発明の効果】この発明は以上の構成からなり、長方形
断面の角鋼管柱とＨ形鋼梁とを梁上下面または梁上面に
突出部が生じない納まりをもって、所要の接合強度をも
たらすように接合できる。
断面の角鋼管柱とＨ形鋼梁とを梁上下面または梁上面に
突出部が生じない納まりをもって、所要の接合強度をも
たらすように接合できる。
【図１】この発明の実施例の正面図である。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】接合部材の斜視図である。
【図４】接合板の斜視図である。
【図５】接合板を半分とした斜視図である。
【図６】接合部全体の斜視図である。
【図７】他の実施例の正面図である。
【図８】図７の縦断面図である。
【図９】接合部材と接合板の斜視図である。
【図１０】接合部材と接合板の半分のものの斜視図であ
る。
る。
【図１１】接合金具の斜視図である。
１…角鋼管柱、２…Ｈ形鋼梁、３…接合部材、４…接合
板、５、６…ボルトナット、７…連結板、８…接合金
具、９…接合金具。
板、５、６…ボルトナット、７…連結板、８…接合金
具、９…接合金具。
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形断面の角鋼管柱とＨ形鋼梁との接
合部であり、Ｈ形鋼梁のフランジとウエブとの内隅角部
に接合部材を配し、角鋼管柱の長辺の側面と前記接合部
材側面に跨って接合板を配し、その接合板と角鋼管柱お
よび接合板と接合部材とＨ形鋼梁とをそれぞれボルトナ
ットにより固着してあることを特徴とする柱・梁接合部
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7094691A JP2703832B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱・梁接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7094691A JP2703832B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱・梁接合部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306335A JPH04306335A (ja) | 1992-10-29 |
| JP2703832B2 true JP2703832B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=13446182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7094691A Expired - Fee Related JP2703832B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 柱・梁接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2703832B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100454478B1 (ko) * | 2002-04-18 | 2004-10-28 | 한봉길 | 철골철근콘크리트구조를 갖는 고층 건축구조물의 시공방법 |
| CN115126088A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-09-30 | 安徽跨宇钢结构网架工程有限公司 | 一种方管柱与h型钢梁装配式节点及施工方法 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7094691A patent/JP2703832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04306335A (ja) | 1992-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |