JPS5810346A - マグネトロンアノードの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマグネトロンの製造方法及びその方法で用い
る装置に関する。

一般に電子レンジ用マグネトロンは、アノードシリンダ
ーとして厚肉の銅（Ｃｕ）が用いられ、これは一般的に
は長大ガ円筒素；ｌ′Ａ”（ｉ＝所要の長さに切断し、
内外面や両開口端部を所定の形状に切削等の加工をする
ことにより形成される。しかしながら、このような円筒
索月から加工することは、円筒素材そのものの製造に多
くの労力を要すること、また円筒素材の寸法精度が低い
とあらためてマグネトロンのアノードシリンダーとして
要求される内、外径寸法に仕上げなければならず、結果
的に製品価格を不所望に高くしているのが現状である。

そこで、マグネトロン用アノードシリンダーを得るにあ
たり、平板状素材會丸め成形して両端部を突き合わせ接
合してシリンダー状に形成することが既に提案されてお
り、これは平板状素材の製造が容易であり、また所望の
シリンダ−直径につくることも、丸め加工の際に板厚の
制御も同時に行ないつるため、製品価格の低減にすこぶ
る有効である。これは例えば、特開昭４８−９０４６４
号、実開昭４９−１１６５９号、実開昭４９−６７５４
５号、実開昭５０−１５７８５４号、実開昭５０−１５
７８５５号、実開昭５１−１２１１６０号の各公報や、
ＵＳＰ４゜１６３．９２１号明細書などに開示されてい
る。

この発明は基本的には、上述のような丸め成形技術を用
いるものであるが、特に大量生産において信頼性及びア
ノードシリンダーとしての所望の特性を維持することの
できるマグネトロンの製造方法及びその方法で用いる装
置を提供することを目的とする。

以下、図面全参照してこの発明の一実施例を詳細に説明
する。先ず、ロール状に巻いた銅（Ｃｕ）板を圧定の長
をに切断して第１図（（）に示す平板状素材１１をつく
る。これを適当な機械工具音用いて第１図仲）に示すよ
うに丸め成形してシリンダー状にする。そして軸方向に
沿って突き合わされる両端１２の、相対向しあう端面全
、パする。両端１２の突き合わせ部は密着しあうように
しておく。

次に上記丸め成形によるアノードシリンダーＵの両端１
２の突き合わせ部の鑞伺けと、アノードシリンダーユノ
とベインの鑞付けとを１工程で行なうが、このとき第２
図及び第３図に示す治具と装置を用いる。即ちベイン載
せ台１４を有する板状治具１５上に、抑え装置４仁！が
配置されている。この抑え装買尤！は、ペイン１７位置
に対応するアノードシリンダー１３の外周を抑えるもの
で、第３図に示すようにアノードシリンダー、化ノーを
ＩＡ径と略等しい内径を有するリング１８とこのリング
１８を支持する筒状のリング支持体１９とから構成され
ている。前記リング１８はＨＣＦ材（Ｎ１−Ｃｒ−ＡＬ
−Ｆａの合金）からなり、前記リング支持体１９はＳＵ
Ｓ　（ステンレス）材からなっており、リング１８はリ
ング支持体１９の一端内周に８箇所レーザー溶接によシ
固着されている（第３図←）のＸ印が溶接箇所）。また
、リング支持体１９の他端（下端）１９ａは、補強のた
め内側にカールされている。

さて、鋲付けに肖っては、治具１５上に配置された抑え
装置ユ１６のリング１８に外周が接するようにアノード
シリンダー土Ｊを配管し、更にペイン軟せ台１４にベイ
ン１７１Ｆｒ：載せアノードシリンダ−１３内周に接触
させる。このとき、抑え装置工什互のリング１８はベイ
ン１７に対応する位置にきている。更にベイン１７内側
に接するように柱状治具２０を挿入する。この状態で、
アノードシリンダー二の両端１２の突き合わせ部の鑞伺
け、およびアノードシリンダーｕとベイン１７の鑞付は
全行ない接合する。

この発明の製造方法及びその方法で用いる装置は上記説
明及び図示のように構成され、抑え装Ｒ１６に用いて丸
めアノードシリンダーよしノーの両端突き合わせ部の鑞
接と、アノードシリンダーリとベイン１７との鑞接を１
工程で行なっているので、各部の安定した接合ができる
と共に寸法精度が著しく向上し、大量生産におけ５− る信頼性の向上及び所望の特性を維持することができる
。また、抑え装置ＬＬはリング１８がＨＣＦ材、リング
支持体１９がＳＵＳ材からなっているが、各材料はアノ
ードシリンダーＪ　、？のＣｕ材に比べて熱膨張率が小
さいので、特にリング１８のＨＣＦ　ｌはアノードシリ
ンダーりの熱膨張による接合部の開き全防止し、其円度
を向上させる効果を有している。さらに、リング支持体
１９は、リング１８がアノードシリンダーＨのストレー
ト部にくるように高さ位置出しの効果をもっている。

以上説明したようにこの発明によれは、工業的価値大な
るマグネトロンの製造方法及びその方法で用いる装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の一実施例に係るマグネト
ロンの製造方法を示す斜視図と一部断面を含む正面図、
第３図（イ）、（ロ）はこの発明の製造方法で用いる装
置を示す一部断面を含む正面図と平面図である。 −６゜ Ｊｌ・・・平板状素材、１２・・・両端、Ｊノー・・・
アノードシリンダー、１４・・・ペイン載せ台、１５・
・・板状治具、１６・・・抑え装置、１７・・・ペイン
、１８・・・リング、１９・・・リング支持体。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦７− 第１図 （イ）　　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）第２図
　　　　　　第３属 ８

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）平板状素材を丸め成形して両端を突き合わせてシ
   リンダー状にしたアノードシリンダーの内周にペインを
   配置すると共に、外周の前記ペインに対応する位置を抑
   え装置により抑え、前記両端部き合わせ部の鑞接と前記
   アノードシリンダーと前記ペインの鑞接とを１工程で行
   なうことを特徴とするマグネトロンの製造方法。
2. （２）　　ペインを載せる台全有する板状治具上に配置
   され、ＳＵＳ材からなる筒状リング支持体と、この支持
   体の前記ペインに対応する位置に固着されアノードシリ
   ンダー外径と略等しい内径を有しＨＣＦ材から々るリン
   グとを具備することを特徴とするマグネトロンの製造方
   法で用いる装置。