JPS58101158A - 水不溶性ジスアゾ化合物 - Google Patents

水不溶性ジスアゾ化合物

Info

Publication number
JPS58101158A
JPS58101158A JP19962881A JP19962881A JPS58101158A JP S58101158 A JPS58101158 A JP S58101158A JP 19962881 A JP19962881 A JP 19962881A JP 19962881 A JP19962881 A JP 19962881A JP S58101158 A JPS58101158 A JP S58101158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
parts
amino
substituted
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19962881A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yamazaki
山崎 道雄
Kiyoteru Kojima
小島 清輝
Kiyoyasu Hashimoto
橋本 清保
Akira Murata
村田 明
Akira Takeshita
明 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP19962881A priority Critical patent/JPS58101158A/ja
Publication of JPS58101158A publication Critical patent/JPS58101158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は疎水性繊維の染色および合成樹脂の着色に有効
な水不溶性ジスアゾ化合物に関するものである。
本発明者らは、昇華堅牢度、pH感性、モル吸光度のす
ぐれた分散染料について検討を重ねた結果、一般式(I
)で示されるジスアゾ化合物が目的に適うことを見い出
した。
すなわち、本発明は、一般式(11 (式中、Dはジアゾ化しうるアミン残基、Xはシアノ基
またはカルボン酸アミド基、koは水素原子、あるいは
低級アルコキシ基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ低級アル
コキシ基、低級アルキルアミノ基、低級アルコキシカル
ボニル基、 低級アシルオキシ基またはフェニル基によ
り置換されていてもよい炭素数1〜8のアルキル基、あ
るいはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
基により置換されていてもよいフェニル基あるいはシク
ロヘキシル基、R2は水素原子、あるいは低級アルコキ
シ基、低級アルキル基または水酸基により置換されてい
てもよい炭素数1〜8のアルキル基を表わし、さらにK
よとに2は窒素原子とともにピロリドン、ピペリジン、
モルホリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジンの
残基を表わす。Zは炭素数2〜Bのアルキレン基、アリ
レン基または −(CH8)、Y (CI(2)n−基を表わす。ただ
しYは一〇−、−8−9−502−、−NR,−基、R
3は低級アルキル基、nは2〜4の整数を表わす。)で
示される水不溶性ジスアゾ化合物である。
本発明の一般式(Ilで示される化合物はたとえば 次
のようにして合成される。一般式(113%式%( (式中、Dはジアゾ化しうるアミン残基を表わす。) で示されるアミンをジアゾ化し、得られるジアゾニウム
化合物を一般式@) (式中、Kエ 、R2、X、Zは前記の意味を表わす。
) で示されるカップリング成分とカップリング反応させる
ことによって得られる。
一般式(I[)で示されるアミンの残基りとしては、た
とえばベンゼン環、ナフタレン環等の芳香族炭素環基、
あるいはチアゾール、ベンゾチアゾール、イソチアゾー
ル、ベンゾイソチアゾール、チオフェン、イミダゾール
、トリアゾール、チアジアゾール、ピリジノイソチアゾ
ール、ベンゾイミダゾール、ピラゾール、オキサゾール
、ベンゾオキサゾール等の複素環基があげられる。
これらの芳香族炭素環基、芳香族複素環基の置換基とし
ては具体的には例えばメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基のような低級アルキル基;トリフルオロメチ
ル基、β−クロルエチル基のようなハロゲン置換された
低級アルキル基;フェニル基のようなアリール基;メト
キシ基、エトキシ基、ブトキシ基のような低級アルコキ
シ基;メチルチオ基、エチルチオ基のような低級アルキ
ルチオ基;アセチル基、プロピオニル基のような低級ア
ルカノイル基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル
基のような低級アルキルスルホニル基;メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基のようなアルコキシカル
ボニル基;アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基の
ような低級アルカノイルアミノ基;低級アルキル基によ
り窒素原子の位置力(モノまたはジ置換されたカルバモ
イル基、スル)1モイル基;メトキシスルホニル基、エ
トキシスルホニル基のような低級アルコキシスルホニル
基;塩素原子、臭素原子、沃素原子のようなノ10ゲン
原子;シアノ基、ニトロ基、水酸基などがあげられる。
一般式(If)で表わされるアミンのうち芳香族炭素環
アミンとしては具体的には、たとえばアニリン、2−ク
ロルアニリン、P−)/レイシン、2−アミノフェノニ
ル、3−エチルアニリン、4−トリフルオロメチルアニ
リン、4−ニトロアニリン、3−ニトロアニリン、2−
ニトロアニリン、2−クロル−4−ニトロアニリン、2
−フロム−4−ニトロアニリン、2−ヨード−4−ニト
ロアニリン、2−トリフルオロメチル−4−ニトロアニ
リン 2−シアノ−4−ニトロアニリン、2,4−ジニ
トロアニリン、2−メチルスルホニル−4−ニトロアニ
リン、3゜5−ジクロルアニリン、2−二)0−4−1
0ルアニリン、2−ブロム−4−メチルスルホニルアニ
リン、4−アミノ安息香酸メチル、3−ニトロ−4−ア
ミノ安息香酸エチル、2.4−ジニトロ−6−クロルア
ニリン、2.4−ジニトロ−6−ブロムアニリン、2,
4−ジニトロ−6−ヨードアニリン、2−シアノ−4−
ニトロ−6−クロルアニリン 2−シアノ−4−二トロ
ー6−ブロムアニリン、2,6−ジクロル−4−ニトロ
アニリン、2.6−ジプロムー4−ニトロアニリン、2
−クロル−4−二トロー6−ブロムアニリン、2.6−
ジシアノ−4−二トロアニリン、2.4−ジニトロ−6
−シアノアニリン、4−メチルスルホニルアニリン、4
−アミノアセトフェノン、2−メトキシ−4−ニトロア
ニリン、4.−N、N−ジメチルスルフ1モイルアニリ
ン 4−N、N−ジエチルカルバモイルアニリン、3−
アミノベンゼンスルホン酸エチル、4−アセチルアミノ
アニリン、4−ニトロ−1−アミノナフタレン、2−メ
トキシ−1−アミノナフタレン、1−アミノナフタレン
等があげられる。
更に芳香族複素環アミンとしては、具体的には例えば2
−アミノチアゾール、2−アミノ−5−ニトロチアゾー
ル、2−アミノ−4−メチル−5−二トロチアゾール、
2−アミノ−4−フェニル−5−二トロチアゾール、2
−アミノ−4−トリフルオロメチルチアゾール、2−ア
ミノ−5−ブロムチアゾール、2−アミノ−4−フェニ
ル−5−チアゾールカルボン酸エチル、2−アミノベン
ゾチアゾール、2−アミノ−6−クリルベンゾチアゾー
ル、2−アミノ−6−ブロムベンゾチアゾール、2−ア
ミノ−6−エトpベンゾチアゾール、2−アミノ−6−
メチルスルホニルベンゾチアゾール 6−メドキシペンゾチアゾール、2−アミノ−4−クロ
ル−6−二トロベンゾチアゾール 2−アミノ−4.6
−シニトロベンゾチアゾール、2−アミノ−4−シアノ
−6−ニトロベンゾチアゾール、2−アミノ−4.6−
ジクロルベンゾチアゾー”ル、2−アミノ−4.6−ジ
ブロムベンゾチアゾール、2−アミノ−3.5−ジクロ
ルベンゾチアゾール、2−アミノ−3.5−ジクロルベ
ンゾチアゾール、2岬アミノ−5。
6−ジクロルベンゾチアゾール、2−アミノ−4−クロ
ルベンゾチアゾール 2−アミノチオフェン、2−アミ
ノ−5−ニトロチオフェン、2−アミノ−3.5−ジニ
トロチオフェン、2−アミノ−3−シアノ−4−メチル
−5−二トロチオフエン、2−アミノ−3−ニトロ−5
−メトキシカルボニルチオフェン、2−アミノ−5−メ
ルカプト−1.3.4−チアジアゾール、2−アミノ−
5−メチルチオ−1.3.4−チアジアゾール、2−ア
ミノ−5−ブチルチオ−1 、3 、4−チアジアゾー
ル、2−アミノ−5−メチル−1.3.4−チアジアゾ
ール、1−アミノ−6−ニトロ−3 4−ベンゾイソチ
アゾール、1−アミノ−ベンゾイソチアゾール、2−ア
ミノイミダゾール、2−アミノ−4.5′ージシアノイ
ミダゾール、2−アミノベンゾイミダゾール、3−アミ
ノトリアゾール、3−アミノピラゾール、3−アミノ−
4−エトキシカルボニルピラゾール、2−アミノオキサ
ゾール、2−アミノ−6−ニトロベンゾオキサゾール、
1−アミノ−6−ニトロ−3.4−ベンゾイソオキサゾ
ール、3−アミノピリジン、2−アミノ−1,3.5−
チアジアゾミル、2−アミノ−4−メチル−1.3.5
−チアジアゾール等があげられる。
前記一般式@)において、R1, R,  としてはメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、へキシル基
、オクチル基、β−ヒドロキシエチル基、T−ヒドロキ
シプロピル基、ω−ヒドロキシヘキシル基、β−メトキ
シエチル基、Tーメトキシプロピル基、β−エトキシエ
チル基、T−エトキシプロピル基、T−ブ1トキシプロ
ピル基1、β−アミノエチル基、T−ジメチルアミノプ
ロピル基、β−アセトキシエチル基、7−アセトキシプ
ロピル基、β−ホルミルオキレエチル基、T−プロピオ
ニルオキシプロビル基、メトキシカルボニルメチル基、
β−エトキシカルボニルエチル基等があげられる。罠、
としてはさらにフェニル基、Om、m−またはP−トリ
ル基、o、、m−またはP−アニシジル基、0−、m−
またはP−クロルフェニル基、シクロヘキシル基等があ
げられる。
また2としては1.2−エチレン基、1.3−プロピレ
ン基+、1 、2−ブーロピレン基、1゜4−ブチレン
基、1,3−ブチレン基、1.6−ヘキシレン基、1.
8−オクチレン基1、−C2H,QC2H4+ 、 −
C2H4S C2H,−、−C2H,50,C2H,。
ニレン基、2.4−)ルイレン基などをあげるξとがで
きる。
一般式@)で示されるカップリング成分は、たとえば次
のようにして合成される。まず、一般式知 (式中、Xは前記と同じ意味を有する。)で示されるピ
リジン誘導体を一般式(ト)H,N  Z−団$1  
   (Vl(式中、2は前記と同じ意味を表わす。)
で示されるアミンと反応させ、一般式(ロ)(式中、X
、Zは前記の意味を表わす。)で示される中間体を得る
。この反応はメタノール、エタノール、プロパツール、
ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジ
メチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、エチレン
グリコール、グリセリン、水などの不活性涜媒中、20
〜80℃で行なわれる。 反応の際遊離するHC4を結
合するために酸結合剤としてトリエチルアミン、トリエ
タノールアミン、N。
N−ジメチルアニリンのような3級アミン、酸化マグネ
シウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラートを用いることができる。
次いで得られた中間体を一般式(ロ) で示されるアミンと120〜180℃で反応させて一般
式@)で示されるアミンが得られる。反応は前記の不活
性溶媒または過剰のアミン中で行なうことができる。一
般式(至)で示されるアミン成分が低洲点の場合は加圧
下で反応を行なうのが好ましい。
一般式■)のアミンとしては、たとえばエチレンジアミ
ン、1.3−ジアミノプロパン、1゜2−ジアミノプロ
パン、1,4−ジアミノブタン、1.3−ジアミノブタ
ン、1.6−ジアミツヘキサン、1,8−ジアミノオク
タン、ビス(2−アミノエチル)エーテル、ビス(2−
エチル)スルフィド、ビス(2−アミノエチル)スルホ
ン、N、N−ビス(2−アミノエチル)メチルア【ン、
o、m−またはP−フ二二レンジアミン、2.4−)/
レイレンジアミンなどがあげられる。
また、一般式(ロ)のアミンとしては、アンモニア、メ
チルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、i−
プロピルアミン、n−ブチルアミン、i−ブチルアミン
、n−ヘキシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、ジ
エチルアミン、ジプロピルアミン、β−ヒドロキシエチ
ルア鳳ン、T−ヒドロキシプロピルアミン、β−メトキ
シエチルアミン、T−メトキシプロピルアミン、T−エ
トキシプロピルアミン、T−ブトキシプロピルアミン、
モルホリン、ピペリジン、N−メチルビペラジン、ピロ
リジン、アニリン、0−、m−またはP−トルイジン、
o −、m−またはP−り、ロルアニリン、o−,m−
またはP−アニシジン、ベンジルアミン、β−フェニル
エチルアミンなどがあげられる。
本発明のジスアゾ化合物は、合成および半合成繊維等の
疎水性繊維、たとえばセルロースアセテート繊維、ポリ
エステル繊維の染色に適し、昇華、日光、湿潤等の堅牢
度のすぐれた染色布が得られる。
染色にあたっては、一般式(I)で示される化合物の一
種又は二種以上を、適当な分散剤と共に水性媒体中で微
細な粒子に粉砕し、分散化する。
分散化した染料はペースト状で使用するか、あるいはス
プレー乾燥等によって粉末状として用いられる。このよ
うにして得られた染料組成物を用いて疎水性繊維を水性
媒体中に浸漬して、加圧下105℃以上、好ましくは1
10〜140℃で染色する。又、0−フェニルフェノー
ルやトリクロロベンゼン等のキャリヤーの存在下で比較
的高温、例えば水の沸騰状態で染色することもできる。
又、染料分散液を布に印捺し、150〜230℃、30
〜60秒間の乾熱処理をするいわゆるサーモゾル染色も
可能である。一方、捺染の場合は、染料分散液を適当な
糊剤と共に練り合せ、これを布に印捺し、スチーミング
又はサーモゾル処理をして染色を行なう。又、トリクロ
ロエチレンやパークロロエチレン等の有機溶剤を染色媒
体とした溶剤染色法も可能である。
また、本発明のジスアゾ化合物は合成樹脂の着色にも適
しており、フィルム、板、6パイブなどの成型品に耐光
性、耐熱性、耐色移行性等の諸堅牢度のすぐれた着色を
与えることができる。
合成樹脂としては、ポリスチレン系、ポリアクリレート
系、ポリオレフィン系、ポリアクリロニトリル系、ポリ
塩化ビニル系、ポリアミド系、ポリカーボネート系、ポ
リアセタール糸等の樹脂、更にアクリロニトリル−スチ
レン共重合体(As樹脂)、アクリロニトリル−ブタジ
ェン−スチレン共重合体(AB8樹脂)などがあげられ
る。
合成樹脂の着色はたとえば次のよう番こして実施できる
一般式(1)で示されるジスアゾ化合物の所要量を前記
合成樹脂に配合し、混練し、圧縮成型法、射出成型法、
カレンダー成型法、抽出成型法等の任意の成型加工法に
よりフィルム、板、バイブなどの成型品とする仁と番こ
より、堅牢な黄色〜青色着色を合成樹脂に施することか
できる。
本発明では一般式(11の化合物に加えて、銅フタロシ
アニンブルー、金属不含フタロシアニンブルー、銅フタ
ロシアニングリーン、キナクリドンレッド等の有機顔料
、カーボンブラック、弁柄、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム等の無機顔料、螢光増白剤の類、金属
石ケン、ワックス類の滑剤等、紫外線吸収剤の類、酸化
安定剤等の公知の着色剤及び添加物などの物質の一種ま
たは数種を混合併用物として適当な割合で添加、使用し
ても好ましい結果を与える。
次に実施例によって本発明の化合物を詳細に説明する。
実施例中、部とあるのは重量部を意味する。
実施例1 2.6−ジクロル−3−シアノ−4−メチルビリジン5
6.1部を20〜30℃で、エチレンジアミン8.4部
およびメタノール50部の混合物中に入れる。混合物を
3時間40℃で攪拌し、次いで氷水1000部中に注入
する。
塩酸でpH4〜5に酸性化し、析出した沈澱を戸別する
。粗生成物をメタノールで再結晶すると無色粉末39.
7部が得られる。 この粉末18部を、β−ヒドロキシ
エチルアミン60部と4時間160〜170℃に加熱す
る。次いで100℃番と冷却し、氷水1000部中に注
ぎ、塩酸でpH5〜6に酸性化する。析出した沈澱を戸
別し、粗生成物16.4部が得られる。
粗生成物の融点は150〜155℃である。推定構造式
は下記のとおりである。
この生成物は下記の推定構造を有する成分を少量含有す
る。
この生成物を水500部および3oチ塩酸19部中に溶
解しカップリング成分とする。
一方、2−シアノ−4−ニトロアニ リンゾ化し、前記
カップリング成分中に、0〜5℃を保ちながら徐々に添
加し、酢酸ナトリウムの添加により、pHをO〜1.5
に調整する。
カップリング反応終了後、析出した沈澱を戸別、水洗、
乾燥して式(4)の化合物26.3部を得た。
1m1x  (DMF)   514ntnmP   
225〜227℃ 〔染色例〕 式(4)で示されるジスアゾ化合物1部を、ナフタリン
−β・−スルホン酸のホルマリン縮合物1部、リグニン
スルホン酸ソーダ1部と共に微粒化分散し、ξれと高級
アルコール硫酸エステル3部を水3000部に均一に分
散させて染浴を調製する。この染浴にポリエステル加工
糸織物100部を浸漬し、130℃で60分間染色を行
なう。ついで染色物をカセイソーダ3部、ハイドロサル
ファイド3部、ベタイン型両性界面活性剤3部と水30
00部からなる還元洗浄処理を行なった後、水洗して乾
燥した。濃度が高い赤色の色相を有する昇華堅牢度、湿
潤堅牢度にすぐれた染色物が得られた。
〔合成樹脂の着色例〕
細かく粉砕した式(4)で示されるジスアゾ化合物0.
2部と粉末ABS樹脂1.00部を120℃で加′熱、
混合した後押出機を通してベレットを作成する。ついで
これを用いて射出成型機で230℃で成型した。光、熱
、移行性に優れた堅牢度を有する赤色の成型物を得た。
上記において、化合物式性)の着色剤0.2部に更番こ
酸化チタン0.5部を加えて用いる他は同様にしてベレ
ットを作成し、成型した。堅牢で淡い赤色の着色成型物
が得られた。
実施例2 2.6−ジクロル−4−メチルピリジン−3−カルボン
酸アミド61.5部を20〜30”Cで、1,3−ジア
ミノプロパン 10.4部およびメタノール100部の
混合物中に入れる。
混合物を5時間40〜45℃で攪拌し、ついで氷水10
00部中に注入する。塩酸でpn 4〜5に酸化し、析
出した沈澱を戸別する。粗生成物をメタノールで再結晶
すると、無色粉末41.1部が得られる。この粉末20
.5部をβ−エトキシプロピルアミン60部とio時間
120〜130℃に加熱する。次いで氷水1000部中
に注ぎ、塩酸でpH5〜6に酸性化する。
析出した沈於を戸別し、粗生成物21.7部が得られる
。推定構造式は下記のとおりである。
この生成物は下記の推定構造を有する成分を少量含有す
る。
この生成物を水500部および30チ塩酸19部中に溶
解し、カップリング成分とする。
一方、P−ニトロアニソ211.5部を10℃以下でニ
トロシル硫酸でジアゾ化し、前記カップリング成分中に
0〜5℃を保ちながら徐々に添加し、酢酸ナトリウムの
添加によりpHをO〜1.5に調整する。カップリング
反応終了後、析出した沈澱をr別、水洗、乾燥して式(
8)の化合物30.8部を得た。
(8) xmax  (DMF)    4B5nmmP   
215〜217℃ 〔染色例〕 式(8)で示されるジスアゾ化合物1部をナフタリン−
β−スルホン酸のホルマリン縮合物1部、リグニンスル
ホン酸ソーダ1部と共に微粒化分散し、得られた染料組
成物5部を下記組成の捺染元糊95部に加え、よく練り
合わせて色糊を調製する。
捺染元糊 塩素酸ソーダ    0.6部 酒石酸    0.4部 水              36部この色糊をポリ
エステル加工糸織物に印捺し、乾燥後、高圧スチーマ−
(温度130〜135℃、ゲージ圧3〜4即/♂)にて
30分間スチーミングした。この印捺物水洗後、実施例
1と同様にして還元洗浄処理を行ない、水洗乾燥した。
濃度が高い赤橙色の色相を有する昇華堅牢度、湿潤堅牢
度にすぐれた染色物が得られた。
[合成樹脂の着色例〕 ポリ塩化ビニール100部、ジオクチルフタレート2部
、ジブチル錫マレート3部、ジブチル錫ラウレート1部
ようなる塩化ビニールコンパウンド100部に式(2)
で示される化合物0.2部を加えて混合した後、2本ロ
ールカレンダー上で140℃で7分間ロールにかける。
日光、熱および移行性にすぐれた堅牢度を有する赤橙色
のフィルムが得られた。
更に、前記実施例1又は2に準じた方法でジスアゾ化合
物を合成し、それを用いてポリエステル繊維の染色を行
なった。また、合成樹脂の着色も同様におこなった。そ
の結果を表に示す。合成樹脂での色相はポリエステル繊
維上での色相と大差ないので省略する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式CI) (式中、Dはジアゾ化しうるアミン残基 Xはシアノ基
    またはカルボン酸アミド基、λ、は水素原子、あるいは
    低級アルコキシ基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ低級アル
    コキシ基、低級アルキルアミノ基、低級アルコキシカル
    ボニル基、低級アシルオキシ基またはフェニル基1こよ
    り置換されていてもよい炭素数1〜8のアルキル基、あ
    るいはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル−キシ
    基により置換されていてもよいフェニル基、あるいはシ
    クロヘキシル基、R2は水素原子、あるいは低級アルコ
    キシ基、低級アルキル基または水酸基により置換されて
    いてもよい炭素数1〜8のアルキル基を表わし、さらに
    KよとR2は窒素原子とともにピロリドン、ピペリジン
    、モルホリン、ピペラジンまたはN−メチルビペラジン
    の残基を表わす。2は炭素数2〜8のアルキレン基、ア
    リレン基または −(0(2)n−Y−(0(2)n−基を表わす。ただ
    しYは一〇  、、−5+、−502−、−NR,,−
    基、R3は低級アルキル基、nは2〜4の整数を表わす
    。)で示される水不溶性ジスアゾ化合物。
JP19962881A 1981-12-10 1981-12-10 水不溶性ジスアゾ化合物 Pending JPS58101158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19962881A JPS58101158A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 水不溶性ジスアゾ化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19962881A JPS58101158A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 水不溶性ジスアゾ化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58101158A true JPS58101158A (ja) 1983-06-16

Family

ID=16411008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19962881A Pending JPS58101158A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 水不溶性ジスアゾ化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58101158A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0580554A1 (de) * 1992-07-23 1994-01-26 Ciba-Geigy Ag Mischungen von Aminopyridinverbindungen, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
US5352334A (en) * 1985-03-30 1994-10-04 Sandoz Ltd. The use of metal-free sulfo group free basic disazo compounds containing two identical 6-hydroxypyrid-2-one coupling component radicals for producing colored paper
US5393306A (en) * 1992-07-23 1995-02-28 Ciba-Geigy Corporation Dye mixtures, processes for their preparation and their use
JP2007246565A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Nippon Kayaku Co Ltd アゾ色素またはその塩、該アゾ色素またはその塩を含有する水性オレンジインク組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5352334A (en) * 1985-03-30 1994-10-04 Sandoz Ltd. The use of metal-free sulfo group free basic disazo compounds containing two identical 6-hydroxypyrid-2-one coupling component radicals for producing colored paper
EP0580554A1 (de) * 1992-07-23 1994-01-26 Ciba-Geigy Ag Mischungen von Aminopyridinverbindungen, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
US5393306A (en) * 1992-07-23 1995-02-28 Ciba-Geigy Corporation Dye mixtures, processes for their preparation and their use
JP2007246565A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Nippon Kayaku Co Ltd アゾ色素またはその塩、該アゾ色素またはその塩を含有する水性オレンジインク組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1129874A (en) Dyes, their production and their use
DE2554639A1 (de) Neue azofarbstoffe und verfahren zu deren herstellung
JPS6139347B2 (ja)
DE2359791C3 (de) Isoindolinonpigmente und deren Verwendung
DE2244035C3 (de) Disazopigmente, Verfahren zu deren Herstellung und ihre Verwendung zum Pigmentieren von hochmolekularem organischen Material
JPS58101158A (ja) 水不溶性ジスアゾ化合物
DE2226211A1 (de) N-substituierte iminocumarinfarbstoffe
EP0013809B1 (en) Monoazo dyes of the benzothiazole series, their preparation and use in dyeing or printing hydrophobic fibres
DE1644103B2 (de) Basische kationische azofarbstoffe
DE2263007B2 (de) Neue Azofarbstoffe und Verfahren zum Farben und Bedrucken
JPS6354024B2 (ja)
US3923774A (en) Quinazolone containing phenyl-azo-pyridine compounds
DE2222099A1 (de) Basische azofarbstoffe, ihre herstellung und verwendung
Raghav et al. Synthesis and application of 2-aminothiadiazole disperse dyes for nylon fabrics
DE1922967A1 (de) Neue Azofarbstoffe und Verfahren zu deren Herstellung
DE2128529A1 (de) Neue Disazopigmente und Verfahren zu deren Herstellung
DE2608020A1 (de) Naphthostyrilfarbstoffe
DE3911643C2 (de) Heterocyclische Farbstoffe
JPS6345712B2 (ja)
DE2417302A1 (de) Neue azofarbstoffe und verfahren zu deren herstellung
DE2724541A1 (de) Naphtholaktam-farbstoffe
DE2263109A1 (de) Neue basische azofarbstoffe und verfahren zu deren herstellung
DE1909107A1 (de) Neue Azofarbstoffe und Verfahren zu deren Herstellung
US4014864A (en) Heterocyclic substituted azo dyestuff
DE1922901C3 (de) Azofarbstoffe, enthaltend einen Sulfolanylpyrazolrest