JPS58101110A - ポリブタジエン変性不飽和ポリエステルの製造法 - Google Patents

ポリブタジエン変性不飽和ポリエステルの製造法

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JPS58101110A
JPS58101110A JP20072581A JP20072581A JPS58101110A JP S58101110 A JPS58101110 A JP S58101110A JP 20072581 A JP20072581 A JP 20072581A JP 20072581 A JP20072581 A JP 20072581A JP S58101110 A JPS58101110 A JP S58101110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polybutadiene
reaction
glycol
alpha
polybutadiene glycol
Prior art date
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Pending
Application number
JP20072581A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Izumi
泉 弘文
Tsutomu Toyoda
勉 豊田
Tadashi Fujii
正 藤井
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリブタジェン変性不飽和ポリエステルの製
造法に関する。
一般にポリブタジェン変性不飽和ポリエステルは、その
硬化物が耐水性、可とう性、屈曲性などの物性に優れて
いるが9合成が難かしく高温ではゲル化しやすいため、
ポリブタジェンの配合量や変性を自由に変更することが
できず、ポリブタジェンのもつ優れた物性が生かされて
いない。
従来は、これら合成上の欠点を無くするため。
合成温度を150℃以下で行なつ九りあるいは。
ポリブタジェンの誘導体を使用する試みや−1価のアル
コール、1価の酸等の単官能材料の使用が行なわれてい
るが反応時間の延長や価格が高くなる問題があ多、大幅
な改良には至っていない。
本発明の目的は、ポリブタジェン変性不飽和ポリエステ
ルを高温でかつ短時間で得る製造法を提供するものであ
る。
本発明は、αβ−不飽和ジカルボン酸又はその無水物と
多価アルコール(ただし、α、ω−ポリブタジェングリ
コールを除く)とをαβ−不飽和ジカルボン酸又はその
無水物/多価アルコールのモル比を0.7〜1.3とし
て反応させ、ついでα、ω−ポリブタジェングリコール
又はα、ω−ポリブタジェングリコールとα、ω−水素
添加ボリフタジエングリコールを反応させるポリブタジ
ェン変性不飽和ポリエステルの製造法に関する。
本発明におhて用いられるαβ−不飽和ジカルボン酸又
はその無水物の例としては、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、シトラコン酸などがある。
多価アルコール(ただし、α、ω−ポリブタジェングリ
コールを除く)の例としては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、フロピレンゲリコール、ジエチレ
ングリコール。
ネオペンチルグリコール、1.3ブタンジオール。
1.4ブタンジオール、1.6ヘキサンジオール。
水添加ビスフェノールAなどがある。
αβ−不飽和ジカルボン酸又はその無水物と多価アルコ
ール(ただし、α、ω−ポリブタジェングリコールを除
く)との反応に際して必要によシ飽和多塩基酸が用いら
れるがその例としては、無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル11.&6エンドメチレンテトンヒドロ無水
フタル酸、テトラヒドロ無水7タル酸、アジピン酸など
がある。
α、ω−ポリブタジェングリコールの例としては9例え
ばARCOCHEMICAL製poly bdR−45
,C8−15,CN−15,式(i)で示される日本曹
達製N15so PBG−1000,−2000などが
ある。
CH。
(nは、15〜54の整数) α、ω−ポリブタジェングリコールと併用されるα、ω
−水素添加ポリプタジエングリコールの例としては9式
tl)で示される新日本理化製HPBG−iooo、 
−2000などがある。
CH。
(nは、15〜54の整数) 本発明においては、α、ω−ポリブタジェングリコール
又はα、ω−ポリブタジェングリコールとα、ω−水素
添加ポリプタジエングリコールの反応後に、必要に応じ
飽和多塩基酸又は多価アルコール(ただし、a、ω−ポ
リブタジェングリコールを除く)を反応させてもよい。
本発明においては、αβ−不飽和ジカルボン酸又はその
無水物と多価アルコール(ただし。
α、ω−ポリブタジェングリコールを除く)とは。
αβ−不飽和ジカルボン酸又はその無水物/多価アルコ
ール(丸だし、α、ω−ポリブタジェングリコールを除
く)のモル比を0.7〜1.3として反応される。この
モル比で例えば100〜220℃で反応を行ない酸価1
00〜350になったところで反応を終了させる。この
モル比が1.3を超えた場合ゲル化のおそれがあり、ま
たモル比が0.7未満の時は、耐水性などの物性の低下
がある。このモル比は、0.9〜1.2とすることが好
ましい。α、ω−ポリブタジェングリコール及び、α、
ω−水素添加ポリプタジエングリコールは併用してもよ
い。
本発明においては、αβ−不飽和ジカルボン酸又はその
無水物と多価アルコール(慶だし。
α、ω−ポリブタジェングリコールを除く)とをαβ−
不飽和ジカルボン酸又はその無水物/多価アルコールの
モル比を0.7〜1.3として反応させる以外は、不飽
和ポリエステルの製造法に用いられる通常の条件が採用
され、特に制限はない。
本発明における上記の2段の反応、必要により3段の反
応は1例えば縮合水を取り除きながら、トルエン、キシ
レンなどの溶剤下又は、無溶剤下で150〜220′C
K加熱L7て、必要に応シてハイドロキノン、p−ベン
ゾキノン。
tert−ブチルカテコール、ジーtert−ブチルカ
テコール、モノーtert−7’チルカテコールナトを
加え酸価10〜50として終了される。
上記で得たポリブタジェン変性不飽和ポリエステルを1
個以上の重合性二重結合を有する重合性単量体9例えば
スチレン、クロルスチレン。
(メタ)アクリレート(メチルアクリレート、メチルメ
タアクリレートの意味以下同じ)、工チル(メタ)アク
リレート、エチレングリコール(メタ)アクリレート、
酢酸ビニル、ter−ブチルスチレンなどに混合、溶解
し、必要に応じて重合禁止剤例えば、ノ・イドロキノン
、p−ベンゾキノン、  tert−ブチルカテコール
などを添加してポリブタジェン変性不飽和ポリエステル
樹脂とされる。
本発明になる製造法によりポリブタジェン変性不飽和ポ
リエステルの合成において不可欠であった低温合成ある
いは1価のアルコール、1価の酸等の単官能材料の配合
を避けて、ポリブタジェン変性不飽和ポリエステルを得
ることがで針る。
また1本発明においては、高温で反応を行なうため従来
の低温反応で得られたポリブタジェン変性不飽和ポリエ
ステルに比べて9幅広い硬化性、可撓性を有するものを
得ることができる。
本発明の詳細な説明する。
実施例1 無水マレイン酸1.0モル、フロピレンゲリコール1.
1モルを窒素ガス気流中150℃で反応せしめ、酸価2
50の化合物を得た。これを70℃に冷却し、てα、ω
−ポリフフジエングリコール(日本曹達製、数平均分子
量1000.PBG−1000>0.2モルを加えて、
190℃で反応せしめ、酸価30のポリブタジェン変性
不飽和ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリエステ
ル70部を)・イドロキノン0.03部を加えたスチレ
ン30部に溶解させ、樹脂組成物Aを得た。
樹脂組成物Aに、これに対してナフテン酸コバルト(金
属量6チ)を1.0重量%、パーメックN(日本油脂製
、55チメヂルエチルケトンパーオキサイド)を1.0
重量%加えJIS K  6901に準じてゲルタイム
を25℃で測定した。
実施例2 無水マレイン酸1.0モル、ネオペンチルグリコール1
.1モルを窒素ガス気流中150℃で反応せしめ、酸価
250の化合物を得た。これを70°しに冷却して、α
、ω−ポリブタジェングリコール(日本曹達製、数平均
分子量1000.PBG−1000)0.2モルを加え
て190℃で反応せしめ、酸価30のポリブタジェン変
性不飽和ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリエス
テル70部をノ・イドロキノン0.03部を加えたスチ
レン30部に溶解させ、樹脂組成物Bを得た。
゛樹脂組成物Bに実施例1と同様に硬化促進剤。
硬化剤を加えてゲルタイムを測定し、た。
実施例3 無水マレイン酸1.0モル、ネオペンチルグリコール1
.1モルを窒素ガス気流中200℃で反応せしめ、酸価
70の化合物を得た。これを70℃に冷却し、α、ω−
ポリブタジェングリコール(日本曹達製、数平均分子量
1000.PBG−1000)0.2モルを加えて19
0℃で反応せしめ、酸価35のポリブタジェン変性不飽
和ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリエステル7
0部をノ・イドロキノン0.03部を加えたスチレン3
0部に溶解させ、樹脂組成物Cを得た。樹脂組成物Cに
実施例1と同様に硬化促進剤、硬化剤を加えてゲルタイ
ムを測定した。
実施例4 無水マレインII 1.0モル、グロビレングリコール
1.1モルを窒素ガス気流中170℃で反応せしめ、酸
価150の化合物を得た。これを70℃に冷却して、α
、ω−ポリブタジェングリコール(日本曹達製、数平均
分子量1000 、 PBG−1000)0.2モルを
加えて210℃で反応せしめ、酸価35のポリブタジェ
ン変性不飽和ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリ
エステル70部をハイドロキノン0.03部を加えたス
チレン30部に溶解させ樹脂組成物りを得た。樹脂組成
物りに実施例1と同様に婢化促進剤、硬化剤を加えてゲ
ルタイムを測定した。
実施例5 無水マレイン酸1.0モル、ノロピレングリコール1.
1モルを窒素気流中170℃で反応せしめ。
酸価150の化合物を得た。これを70℃に冷却して、
α、ω−ポリブタジェングリコール(日本曹達製、数平
均分子量2000.PBG −2000)0.1モルと
α、ω−水添加ポリブタジエングリコール(新日本理化
製、I(PBG−2000)0.1モルを加えて210
℃で反応せしめ、酸価30のポリブタジェン変性不飽和
ポリエステルを得た。得られた不飽和ポリエステル70
部をハイドロキノン0;、03部を加えたスチレン30
部に溶解させ樹脂組成物Eを得た。樹脂組成物Eに対し
て実施例1と同様に硬化促進剤、硬化剤を加えてゲルタ
イムを測定した。
比較例1 無水ルイン酸1.0モル、プロピレングリコール1.1
モル、α、ω−ポリフタジエンクリコール(日本曹達製
、数平均分子量1000.PBG−1000)0.2モ
ルを窒素ガス気流中で反応させたところ160℃に昇温
し走時点で増粘し、ゲル化した。
上記で測定したゲルタイムをまとめて表1に示す。
表1 以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 αβ−不飽和ジカルボン酸又はその無水物と多価
    アルコール(ただし、α、ω−ポリブタジェングリコー
    ルを除く)とをαβ−不飽和ジカルボン酸又はその無水
    物/多価アルフールのモル比を0.7〜1.3として反
    応させ。 ついでα、ω−ポリブタジェングリコール又はα、ω−
    ポリブタジェングリコールとα、ω−水素添加ポリブタ
    ジエイグリコールを反応させることを特徴とするポリブ
    タジェン変性不飽和ポリエステルの製造法。
JP20072581A 1981-12-11 1981-12-11 ポリブタジエン変性不飽和ポリエステルの製造法 Pending JPS58101110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4691002A (en) * 1982-08-09 1987-09-01 Basf Farben & Fasern Ag Unsaturated homo- and/or copolymerizable polyesters
JP2020012058A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 三菱ケミカル株式会社 不飽和基含有ポリエステル系樹脂、プライマー組成物、プライマー層付き基材フィルム及びプリズムシート

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