JPH1199800A - 人造真珠の製造方法 - Google Patents
人造真珠の製造方法Info
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Abstract
時に抗菌性を発揮し得る人造真珠を提供することを主な
目的とする。 【解決手段】真珠顔料を含むコーティング層が形成され
た材料を、さらに有機溶剤、樹脂成分及び金属酸化物微
粒子を含む組成物でコーティングし、次いで熱処理する
ことを特徴とする人造真珠の製造方法。
Description
製造方法に関する。なお、本発明において「人造真珠」
とは、天然真珠に対する概念であり、一般に人造真珠、
人工真珠、模造真珠、イミテーションパール等と呼ばれ
るものをすべて包含する。
ス、ブレスレット、イヤリング等の装身具、ベスト等の
服飾品、クロス、置物等のインテリア用品として幅広く
用いられている。
その核(芯材)としてガラス玉、プラスチック玉、貝玉
等を用い、これに有機溶剤、セルロイド及び真珠顔料や
ラッカーを含む混合物にてコーティングした後、約40
℃でゆっくり時間をかけて熱処理し、1層、2層、3層
と複数層を積層して製造されるのが一般的である。この
場合、特に真珠顔料としてピンク、茶、黒等の白以外に
着色されたものを用いれば天然真珠では得られない様々
な色彩を呈する人造真珠も製造することができる。
製造方法によって着色された人造真珠は、太陽光線(紫
外線)に照らされると数日、場合によっては数時間で色
褪せ又は変色を起こす。例えば、直射日光の入るショー
ウィンドウ等に、着色された人造真珠を置いておくと、
太陽光線の当たる部分が色褪せて、太陽光線の当たらな
い部分との間で大きな色ムラが生じ、商品価値がなくな
ってしまう結果となる。また、消費者にいったん購入さ
れた後に、その人造真珠を身につけて屋外に出ていた場
合に色褪せてしまえば、次回の人造真珠の購買意欲が失
われてしまうことにもなりかねない。
して用いると、汗、汚れ等が付着し、これが菌の発生・
繁殖源となり得る。この場合、人造真珠自体に抗菌性を
付与できれば菌の発生・増殖を抑制することができる。
を防止ないしは抑制されると同時に抗菌性を発揮し得る
人造真珠を提供することを主な目的とする。
を有する製造方法を採用することによって上記目的を達
成できることを見出し、本発明を完成した。
が形成された材料を、さらに有機溶剤、樹脂成分及び金
属酸化物微粒子を含む組成物でコーティングし、次いで
熱処理することを特徴とする人造真珠の製造方法に係る
ものである。
顔料を含むコーティング層が形成された材料を用いる。
このような材料としては、特に制限されず、公知の人造
真珠もそのまま用いることができる。例えば、芯材とし
て貝殻、ガラス、プラスチック、木材、竹材等を用い、
これを有機溶剤(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、セルロ
イド及び真珠顔料を含む組成物を用いて公知の方法によ
り1層以上コーティングしたものを用いることができ
る。
特に制限されず、例えば球状、多角形状、涙状、不定形
状、鱗片状等のいずれの形状も適用できる。また、芯材
としてプラスチックスを用いる場合には、例えばユリア
樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、メラミン樹脂、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ケイ素樹脂、アクリロニトリル、オ
レフィンゴム・スチレン樹脂等の公知の各種プラスチッ
クスも用いることができる。
の金属酸化物微粒子、その他撥水剤、抗菌剤等を予め含
有させておいても良い。例えば、ユリア樹脂粉末に金属
酸化物微粒子を0.5〜20重量%添加し、混合した
後、公知の成形方法により所望の形状に成形すれば良
い。例えば、上記混合物をヒーター温度120〜180
℃程度、プレス圧200〜300kg/cm2程度で20秒〜
5分程度の条件下でプレス成形することができる。この
ような芯材は、抗菌性、撥水性等を有し、そのままでも
数珠用、玩具用等の用途に用いることができる。
等の各種顔料を公知の真珠色素で染色したものが使用で
きる。真珠顔料としては、例えば業界内における規格で
ある100番、200番、300番等の人工箔をそのま
ま使用することもできる。また、いわゆるカルトラ(本
真珠色用)(KN−45−G)、無鉛箔、天然箔等も真
珠顔料として用いることができる。
が2層以上に積層する場合、各層で異なる粒径の顔料を
用いても良い。例えば、芯材に近い層ほど細かな粒径の
ものを用いることもできる。
市販品を使用できる。例えば、商品名「Green LXB」、
「Green 7」、「Red FFG」、「Red 2」、「Yellow 10G
S」、「Yellow 3」、「Brown RR」(いずれも「山陽色
素(株)製」)等を用いることができる。
のいずれであっても良いが、通常は2〜3層程度とすれ
ば良い。また、複数のコーティング層が積層されている
場合は、公知の人造真珠におけるコーティング層のよう
に、芯材に近いコーティング層ほど薄く、芯材から遠く
なるに従って順に膜厚になるという構造にすることもで
きる。各コーティング層の厚さ(2層以上を積層した場
合はその合計厚さも含む)は、芯材の材質、用途等に応
じて適宜設定すれば良い。
成分及び金属酸化物微粒子を含む組成物でコーティング
した後、熱処理を行う。コーティング方法は、公知の人
造真珠の製造において採用されている方法がいずれも採
用できる。例えば、ディッピング(上記の組成物が入っ
たバットに浸漬する方法)、吹付け(上記組成物をエア
ブラシ等で吹き付ける方法)等による方法が挙げられ
る。
の人造真珠の製造において使用されているものと同じも
のも使用できる。例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸アミル、アセトン、ブタノール、メタノール等を挙げ
ることができる。
有し、芯材に対する付着性がある限り特に制限されず、
公知の人造真珠の製造において使用されているものと同
じものを用いることができる。例えば、セルロイドをは
じめ、ニトロセルロース、酢酸セルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、エチルセルロース、エチルヒトセ
ロキシエチルセルロース、シクロヘキサノン樹脂、ジブ
チルフタレート、メチルシクロヘキシル等が挙げられ
る。
る人造真珠の色褪せ又は変色を防止ないしは抑制できる
ものであればいずれも使用できるが、公知の顔料もその
まま用いることができる。本発明では、特に酸化亜鉛及
び酸化チタンの少なくとも1種の微粒子を用いることが
好ましい。酸化亜鉛微粒子としては、特に六方晶系のも
のであって平均粒径0.005〜0.08μm、比表面
積20〜80m2/gのものが好ましい。例えば、商品名
「FINEX-25」、「FINEX-50」、「FINEX-75」、「FINEX-
50PS」(いずれも堺化学工業(株)製)として知られて
いる市販品も使用することができる。
均粒径0.015〜0.03μm、比表面積30〜10
0m2/gのものが好ましい。例えば、商品名「RF-100
N」、「RF-100P」、「RF-40N」、「RF-40P」(いずれも
堺化学工業(株)製)として知られている市販品も使用
することができる。
る一方で紫外線を有効に遮断する性質を有するものであ
る。なお、これらの金属酸化物微粒子は、前記のよう
に、予め芯材中にも含有させることにより、褪色防止効
果、抗菌効果等を有する人造真珠、装飾品等を得ること
もできる。
商品の種類等に応じて適宜決定すれば良いが、樹脂成分
は通常3重量%以下、好ましくは1.5〜2.7重量%
程度、特に2.0〜2.5重量%が最も好ましい。樹脂
成分量が多すぎると表面の凹凸が顕著になり、また色ム
ラが発生しやすくなるので好ましくない。また、金属酸
化物微粒子は、用いる樹脂成分の種類等に応じて適宜設
定すれば良いが、通常1〜10重量%程度、好ましくは
2〜5重量%とする。
げない範囲内において、例えば公知の撥水剤、抗菌剤等
が含まれていても良い。撥水剤としては、例えばシリコ
ーン樹脂等が挙げられる。シリコーン樹脂は、単独で上
記組成物に添加しても良く、あるいは予め金属酸化物微
粒子をシリコーン樹脂で表面処理したものを配合するこ
とによって添加することもできる。一方、抗菌剤として
は、例えば銀系抗菌剤、硝酸銀系抗菌剤、有機系抗菌剤
等が挙げられる。これら撥水剤、抗菌剤等の添加量は、
上記組成物の組成、製品の種類・用途等に応じて適宜設
定すれば良い。
理を行う。熱処理する温度は、通常60℃以上とすれば
良く、好ましくは70〜110℃である。なお、処理時
間が問題とならなければ60℃未満であっても良い場合
がある。また、熱処理する場合の湿度は、特に制限され
ないが、通常は60%以下、好ましくは40%以下とす
れば良い。
グは、1回(単層)のみならず、前記コーティング工程
を繰り返すことによって2層、3層、4層〜と積層する
こともできる。また、積層する場合において、各層の組
成、厚さ等を変えることによって光の反射率等も制御で
き、これによって一層優れた褪色又は変色防止効果を得
ることができる。同時に、抗菌性も制御することが可能
である。
最外部を特定組成を有する組成物によるコーティングに
続いて比較的高温で熱処理するので、公知の人造真珠と
同程度以上の表面平滑性、皮膜強度等を維持しつつ、有
効に褪色又は変色を防止ないしは抑制することができ
る。このため、ピンク、黒、緑、茶、ブルー等の各色に
着色した人造真珠において、長期間にわたってそのまま
の色を維持することができる。
優れた抗菌性、抗黴性等を発揮するので、健康を害する
菌類等の発生・繁殖を有効に防止するとともに、人造真
珠の変質の防止にも寄与することができる。
れば、汗等による人造真珠表面のベタツキをおさえるこ
とができ、これらによる不快感を解消できるばかりでな
く、ホコリ、菌等の付着自体も阻止することも可能であ
る。
真珠は、ネックレス、イヤリング、ペンダント、ブロー
チ、ピアス、ブレスレッド、タイピン、ヘアーアクセサ
リー、ボタン、ベスト等の装身具又は身辺細具、クロ
ス、コースター、壁飾り、のれん、置物、インテリア小
物・雑貨等のインテリア物に最適である。
ころをより一層明確にする。
よるコーティングを施した。コーティング用組成物とし
ては、酸化亜鉛微粒子(「ZR−100」住友セメント
製)が30重量%なるように酢酸エチル+酢酸ブチル
(4:6)の混合液に分散させ、さらにセルロイド2重
量%を添加し、A液を調製した。また、酸化亜鉛微粒子
が40重量%及び50重量%となるようにした以外は、
A液と同様にしてB液及びC液をそれぞれ調製した。
ディッピングコーティングし、湿度45%及び温度65
℃の雰囲気下で塗膜を形成させ、試料Cを作製した。同
様のコーティング操作をB液で2回行い、同様に塗膜を
形成させたものを試料Bとした。また、同様のコーティ
ング操作をA液で3回行い、同様に塗膜を形成させたも
のを試料Aとした。
を調べた。試験は、シェークフラスコ変法に従い、各試
料3.75gを菌液15ml(黄色ブドウ球菌、大腸
菌)中で振盪し、1時間後の生菌数を測定した。その結
果を表1に示す。なお、表1には、初発菌数、菌液ブラ
ンク及び無加工のものを併せて示す(以下も同様)。
工)に比べて、試料A〜Cは優れた抗菌性を発揮してい
ることがわかる。特に、3回コーテイングされた試料A
は最も優れた抗菌性を有することがわかる。
を表2に示す。表2には、無加工のものも併せて示す。
なお、屋外暴露については、未暴露物との色差を変退色
グレースケールで等級判定することにより求めた。ま
た、キセノンランプフェードメーター照射については、
耐光用ブルースケールで耐光堅ろう度を判定することに
より求めた。
の結果も良好であり、無加工のものに比して優れた耐光
性を発揮することがわかる。
を施した。コーティング用組成物としては、酸化亜鉛微
粒子(「FINEX−25」堺化学工業(株)製)が3
重量%なるように酢酸エチル+酢酸ブチル(4:6)の
混合液に分散させ、さらにセルロイド2.3重量%を添
加し、A液を調製した。また、酸化亜鉛微粒子(「FI
NEX−50」、「FINEX−75」及び「FINE
X−50PS」いずれも堺化学工業(株)製)が3重量
%となるようにした以外は、A液と同様にしてB液、C
液及びD液をそれぞれ調製した。
で1回ディッピングコーティングし、湿度45%及び温
度65℃の雰囲気下で塗膜を形成させ、対応する試料A
〜試料Dをそれぞれ作製した。
を調べた。各芯材2gを菌液2mlが入ったポリ袋に入
れ、明所中35℃で24時間静置して培養することによ
り行った。その結果を表3に示す。
に比べて、試料A〜Dはいずれも優れた抗菌性を発揮し
ていることがわかる。特に、シリコーン処理された酸化
亜鉛微粒子「FINEX−50PS」を用いた試料Dも
優れた抗菌性を有することがわかる。
記「FINEX−25」を8重量%均一に添加し、ミル
で機械的に混合した後、プレス成形により球形の芯材a
を得た。プレス成形の条件は、ヒーター温度150℃、
プレス圧250kg/cm2で2分程度加圧した。
NEX−50」、FINEX−75」又は「FINEX
−50PS」を用いた以外は、芯材aと同様にして芯材
b、芯材c及び芯材dをそれぞれ作製した。
た。試験は、各芯材2gを菌液2mlが入ったポリ袋に
入れ、明所中35℃で24時間静置して培養することに
より行った。その結果を表4に示す。なお、表4には、
酸化亜鉛微粒子を添加せずに成形したもの(原玉)の結
果も示す。
系抗菌剤を含む組成物でコーティングした。上記組成物
は、酢酸エチル+酢酸ブチル(4:6)の混合液に対
し、有機系抗菌剤「アモルデンDGM」(大和化学工業
製)を1重量%を分散させ、さらにセルロイド2重量%
添加してA液を調製した。また、上記有機系抗菌剤の添
加量を1.5重量%及び2重量%とした以外は、A液と
同様にB液及びC液を調製した。
を1回ディッピングコーティングし、湿度50%及び温
度50℃の雰囲気下で塗膜を形成させ、対応する試料A
〜Cをそれぞれ作製した。
た。試験は、試験菌を混釈し、固化する直前の寒天平板
培地に各試料0.25gを固定し、明所中35℃で24
時間静置して培養し、ハロー法により判定した。その結
果を表5に示す。なお、表5には、酸化亜鉛微粒子を添
加せずに成形したもの(原玉)の結果も示す。
成物コーティングした。上記組成物は、酢酸エチル+酢
酸ブチル(4:6)の混合液に対し、有機系抗菌剤「ア
モルデンSK−30Z」(大和化学工業製)を4重量%
を分散させ、さらにセルロイド2.5重量%添加してA
液を調製した。さらに、上記有機系抗菌剤の添加量を8
重量%とした以外は、A液と同様にしてB液を調製し
た。
液を1回ディッピングコーティングし、湿度60%及び
温度40℃の雰囲気下で塗膜を形成させ、対応する試料
A及びBをそれぞれ作製した。
た。試験は、試験菌を混釈し、固化する直前の寒天平板
培地に各試料0.25gを固定し、明所中35℃で24
時間静置して培養し、ハロー法により判定した。その結
果を表6に示す。
K−30Z」(大和化学工業製)を4重量%及び8重量
%用いた以外は、参考例1と同様にして芯材a及びbを
作製した。
た。1つは、試験菌を混釈し、固化する直前の寒天平板
培地に各芯材0.25gを固定し、明所中35℃で24
時間静置して培養し、ハロー法により判定した。他方、
シェークフラスコ変法として、各芯材3.75gを菌液
量15mlの三角フラスコで1時間振盪し、その後の生
菌数を測定した。これらの結果を表7に示す。
系抗菌剤「ノバロンAG−300」(東亜合成製)を用
いた以外は、参考例4と同様にして芯材を作製した。
調べた。試験は、試験菌を混釈し、固化する直前の寒天
平板培地に各芯材0.25gを固定し、明所中35℃で
24時間静置して培養し、ハロー法により判定した。他
方、シェークフラスコ変法として、各芯材3.75gを
菌液量15mlの三角フラスコで1時間振盪し、その後
の生菌数を測定した。これらの結果を表8に示す。
用い、さらに有機系抗菌剤「アモルデンSK−30Z」
の代わりに銀系抗菌剤「ノバロンAG−300」(東亜
合成製)を用いた以外は、参考例3と同様にして試料を
作製した。
を調べた。試験は、試験菌を混釈し、固化する直前の寒
天平板培地に各試料0.25gを固定し、明所中35℃
で24時間静置して培養し、ハロー法により判定した。
他方、シェークフラスコ変法として、各試料3.75g
を菌液量15mlの三角フラスコで1時間振盪し、その
後の生菌数を測定した。これらの結果を表9に示す。
び10%カセイソーダ溶液を吹付けた後、2%アンモニ
ア水により還元処理した。続いて、原玉をアルデヒド中
に浸漬した後、アルデヒド蒸気中に放置した。これによ
り、原玉表面に銀模様の皮膜が形成された。さらに、金
メッキ処理することによって、試料を作製した。
試験は、試験菌を混釈し、固化する直前の寒天平板培地
に試料0.25gを固定し、明所中35℃で24時間静
置して培養し、ハロー法により判定した。他方、シェー
クフラスコ変法として、試料3.75gを菌液量15m
lの三角フラスコで1時間振盪し、その後の生菌数を測
定した。これらの結果を表10に示す。
Claims (6)
- 【請求項1】真珠顔料を含むコーティング層が形成され
た材料を、さらに有機溶剤、樹脂成分及び金属酸化物微
粒子を含む組成物でコーティングし、次いで熱処理する
ことを特徴とする人造真珠の製造方法。 - 【請求項2】熱処理温度が60℃以上である請求項1記
載の製造方法。 - 【請求項3】熱処理温度が70〜110℃である請求項
2記載の人造真珠の製造方法。 - 【請求項4】セルロイドの含有量が3重量%以下である
請求項1記載の人造真珠の製造方法。 - 【請求項5】金属酸化物微粒子が、酸化亜鉛及び酸化チ
タンの少なくとも1種の微粒子である請求項1記載の人
造真珠の製造方法。 - 【請求項6】金属酸化物微粒子が、平均粒径0.005
〜0.08μmである請求項5記載の人造真珠の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26415497A JP3200615B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 人造真珠の製造方法 |
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---|---|---|---|
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---|---|
JPH1199800A true JPH1199800A (ja) | 1999-04-13 |
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ID=17399222
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---|---|---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100679849B1 (ko) | 2004-09-21 | 2007-02-07 | 이후식 | 전복진주 가공 방법 |
KR100746161B1 (ko) | 2006-06-26 | 2007-08-03 | 주식회사 인터내쇼날 펄 | 인조진주의 제조방법 |
KR100936628B1 (ko) | 2009-06-12 | 2010-01-13 | 신철우 | 문양층이 형성된 진주 제조 방법 및 진주 |
JP2011132155A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Miyoshi Kasei Inc | 複合粉体及びそれを配合した化粧料 |
KR102207968B1 (ko) * | 2020-08-26 | 2021-01-25 | 오현민 | 연결의 편의성을 향상시킨 연결 날개부를 구비한 배변판 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26415497A patent/JP3200615B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011132155A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Miyoshi Kasei Inc | 複合粉体及びそれを配合した化粧料 |
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