JPH1199571A - 製袋機 - Google Patents

製袋機

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JPH1199571A
JPH1199571A JP9262559A JP26255997A JPH1199571A JP H1199571 A JPH1199571 A JP H1199571A JP 9262559 A JP9262559 A JP 9262559A JP 26255997 A JP26255997 A JP 26255997A JP H1199571 A JPH1199571 A JP H1199571A
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bag making
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Mamoru Hasegawa
衛 長谷川
Naoki Haneda
尚樹 羽田
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TOKYO PACK SEIKI KK
DIC Corp
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TOKYO PACK SEIKI KK
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製袋速度および紙質に関わらず、封筒の整列
位置移動による所定数カウントにおける確実性を向上し
て、蹴跡の付かない製袋機を提供する。 【解決手段】 袋体を整列台に移送するデリバリードラ
ムを有する製袋機において、該デリバリードラムに、袋
体を止着するとともにデリバリードラムの回転軸線方向
にスライドするスライド部が設けられ、袋体が、デリバ
リードラムに配される吸着孔により吸引されることによ
りデリバリードラムに止着され、スライド部が、デリバ
リードラムの回転軸線と略平行に突出すしデリバリード
ラムの側方に一体として接続されるブラケットを具備
し、該ブラケット先端に回転可能とされるカムフォロア
が取り付けられ、該カムフォロアがカムに当接すること
によりスライド部をデリバリードラムの回転軸方向にス
ライドさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、郵便用封
筒などを連続的に形成する製袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の袋体(封筒)等を形成する製袋
機では、ロール状とされた連続する袋用紙Rを順次搬送
し、この搬送途中に、図7に示すように、カット部Cを
切り取って側折返部B1および底折返部B2を形成し、
該側折返部B1に糊付けするとともに折返線L1から折
り返して貼り合わせた後、切断線L2から切断して底折
線L3から底折返部B2を折り返して貼り付けることに
より封筒を形成していた。
【0003】この形成された封筒を整列して排出し、か
つ例えば100枚とされる所定数ごとに、整列位置をず
らすことにより、製造枚数のカウントを行っていた。こ
の際、図8に示すように、装置下流に位置し捕捉爪Z1
を有するデリバリードラムZにより整列し、かつ所定数
カウント時には、図示しない押し出し機構により封筒を
整列位置に対して横方向に押し出していた。このよう
な、捕捉爪Z1は、デリバリードラムZの回転軸線方向
に対しては固定状態とするものとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
押し出し機構によって封筒を横方向に蹴り出した場合に
は、押し出し機構によって蹴り出される封筒側部に蹴跡
が付き、製品の美観を損ねる可能性があるという問題が
あり、また、製袋速度が毎分600枚程度と高速になっ
た場合には、蹴り出し部の動作応答速度およびその動作
による封筒の位置設定の正確さに限界があり、単位時間
当たりの製袋数向上を意図した場合には、頭打ちになる
可能性があるという問題があった。さらに、所定数カウ
ント時に、押し出し機構により封筒を横から蹴り出す
際、製袋速度が毎分600枚程度と高速になった場合に
は、押し出された封筒がつぶれてしまい整列位置の横方
向への移動が行われない可能性があるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 蹴跡の付かない製袋機を提供すること。 製袋速度および紙質に関わらず整列位置の移動を行っ
てカウントし、封筒の位置移動による所定数カウントに
おける確実性を向上すること。 作業性の向上を図ること。
【0006】
【課題を解決するための手段】袋体(封筒)を整列台に
移送するデリバリードラムを有する製袋機において、該
デリバリードラムに、袋体を止着するとともにデリバリ
ードラムの回転軸線方向にスライドするスライド部が設
けられる。袋体が、デリバリードラムに配される吸着孔
により吸引されることによりデリバリードラムに止着さ
れるか、または、袋体が、デリバリードラムに配される
挟持爪により機械的に止着されることによりデリバリー
ドラムに止着される技術が選択される。デリバリードラ
ムの外周には、該デリバリードラムの回転軸線と略平行
な切欠が配され、該切欠が、デリバリードラムの外周に
おける接線方向に略平行な吸着面を有し、該吸着面にス
ライド部が配されて、該スライド部に吸着孔が開孔され
る。前記デリバリードラムには、前記吸着孔により袋体
を吸引させて止着する減圧手段と、かつ、整列台付近に
おいて袋体の止着を解除して吸着孔より気体を噴出して
袋体を整列させる加圧手段とを具備する圧力切替手段が
配される。スライド部が、デリバリードラムの回転軸線
方向にスライド自在として切欠内部に取り付けられ、そ
の表面には、デリバリードラムの半径方向と略平行に貫
通状態とされる複数の吸着穴が配され、貫通穴は、スラ
イド部のスライド時にも、圧力切替手段に接続可能とさ
れる。スライド部には、デリバリードラムの側方にデリ
バリードラムの回転軸線と略平行に突出するブラケット
が一体として接続され、該ブラケット先端には、カムフ
ォロアが回転可能に取り付けられ、該カムフォロアがカ
ムに当接してスライド部をデリバリードラムの回転軸方
向にスライドさせる。カムは、デリバリードラムの側面
と略平行に位置する平板形状とされて、該カムの上側に
は、カムフォロアを導くためのデリバリードラムの回転
方向とされる上方から下方に向かってデリバリードラム
側に傾斜する傾斜部が設けられる。カムには、封筒がデ
リバリードラムの整列位置に位置しカムがカムフォロア
に当接しない状態と、カムに当接したカムフォロアによ
りスライド部がカムと逆側に押圧されて封筒がデリバリ
ードラムの整列位置からカムと逆側に移動されて位置し
カムがカムフォロアに当接する状態とを切替可能なカム
位置設定部が配される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る製袋機の一実
施形態を、図面に基づいて説明する。図1ないし図6に
おいて、符号Mは製袋機、Rは袋用紙、Bは袋体(封
筒)、Cはカット部、1は給紙部、2は印刷部、3は乾
燥部、4はカッタ部、5は折返貼付加工部、6は切離底
貼部、7はデリバリー部である。
【0008】製袋機Mは、図1ないし図6に示すよう
に、ロール状とされた連続する袋用紙Rを供給する給紙
部1と、該袋用紙Rに例えば郵便番号枠あるいは社名等
とされる印刷を施す印刷部2と、該印刷部により印刷さ
れた袋用紙Rを乾燥する乾燥部3と、該袋用紙Rからカ
ット部Cを切り取って側折返部B1および底折返部B2
を形成するカッタ部4と、該側折返部B1を折返線L1
から折り返すとともに糊付けして貼り合わせる折返貼付
加工部5と、該折り返された袋用紙Rを切断線L2から
切断して底折返部B2を底折返線L3から折り返して底
貼を行う切離底貼部6と、底貼りの行われた袋体(封
筒)Bを整列するとともに製造数をカウントするデリバ
リー部7とを具備するものとされる。
【0009】給紙部1は、図1に示すように、製袋機M
の最上流に位置して、所定の幅寸法とされたロール状の
袋用紙Rを連続的に供給するものとされ、この袋用紙R
の幅寸法としては、最小120mm程度を供給可能とし
て設定される。
【0010】印刷部2は、図1に示すように、例えば
黄,青,赤,黒色とされる印刷を袋用紙Rに行うものと
され、それぞれのインクに対応したインクタンク21、
中継ローラ22、印刷ローラ23および印刷ローラ23
の受けローラ24とを具備する印刷ユニット2Aが袋用
紙Rの搬送方向に沿って複数配され、これらの印刷ユニ
ット2Aは選択的に印刷状態および非印刷状態を設定可
能なものとされる。
【0011】乾燥部3は、図1に示すように、例えば袋
用紙Rを内部に位置して乾燥するためのカバー31と、
該カバー31の内部に空気を吹き込むためのブロア32
とを具備するものとされる。
【0012】カッタ部4は、図1に示すように、袋用紙
Rから図7に示すカット部Cを切り取って側折返部B1
および底折返部B2を形成するものとされ、カット部C
の形状に対応する刃形状とされて袋用紙Rの搬送方向に
対して横設されるダイロール41と、該ダイロール41
に対応して横設されて例えばセラミック製とされる棒状
のアンビルロール42と、切り取ったカット部Cを排出
する図示しないダスト排出手段とを有するものとされ、
ダイロール41とアンビルロール42とが複数の封筒B
形状に対応して複数組設置可能なものとされる。
【0013】折返貼付加工部5は、図1に示すように、
側折返部B1に糊付けを行うための例えばグルーノズル
等を有する糊付け部51と、カッタ部4により形成され
た側折返部B1を折り返すための折返線L1を刻設する
筋付ローラ52と、袋用紙Rを搬送する複数の搬送ロー
ラ53と、該搬送ローラ53上に配され側折返部B1を
折り返す折り板等の折返部54と、折り返した袋用紙R
をプレスして貼り合わせるプレスローラ55とを有する
ものとされる。
【0014】切離底貼部6は、図1に示すように、底折
返部B2を折り返すための底折返線L3を刻設するため
の底筋ロール61と、前記折返貼付加工部5により側折
返部B1を貼り合わせた袋用紙Rを切断線L2から切り
離すためのカッターロール62と、底折返部B2に糊付
けする例えば糊付けローラを有する底糊付け部63と、
底折返部B2を折り返す底折ドラム64とを具備するも
のとされ、該底折ドラム64は、その外周に軸線方向に
配された吸着溝部に袋用紙Rの底折返線L3付近を吸着
して、底折返部B2を折り返して張り合わせるものとさ
れる。
【0015】デリバリー部7は、図1ないし図6に示す
ように、切離底貼部6により形成された封筒Bを回転移
送するデリバリードラム71と、該デリバリードラム7
1により回転移送された封筒Bを整列する整列台72
と、形成された封筒Bをカウントする図示しないカウン
ターと、該カウンターにより所定数の封筒B搬送時に該
封筒Bを整列位置に対して横方向に移動させるカウンタ
ー部8とを具備するものとされる。
【0016】デリバリードラム71は、図2,図3に示
すように、図示しない駆動手段に接続されて回転駆動さ
れる回転軸71aと、該デリバリードラム71の外周7
1Aに封筒Bを保持して回転移送するための保持手段7
3とを有するものとされ、該デリバリードラム71の外
周71Aには、整列台72に設けられた剥離爪72Aに
対応してその周方向に配されて例えば2筋とされる爪溝
71bが配される。整列台72は、デリバリードラム7
1の下流側に位置されて、該整列台72には、そのデリ
バリードラム71側端部に、搬送されてきた封筒Bをデ
リバリードラム71から剥離して該整列台72に整列す
るための剥離爪72Aと、整列台72上部に封筒Bを整
列するための移動式イコール72Bが配され、前記剥離
爪72Aの先端は、図3に示すように、前記爪溝71b
内部に、かつ後述の切欠74の底部よりデリバリードラ
ム71の回転軸71aよりに位置される。保持手段73
は、図2,図3に示すように、デリバリードラム71の
外周71Aに例えば等間隔に4箇所とされて回転軸71
aと略平行状態に配される切欠74と、該切欠74内部
に位置してデリバリードラム71の半径方向に開けられ
た複数の吸着孔75と、該吸着孔75に接続される圧力
切替手段76とを有するものとされる。切欠74は、デ
リバリードラム71の外周71Aにおける接線方向に平
行状態として配される吸着面74aと、該吸着面74a
の搬送方向前側に位置してデリバリードラム71の半径
方向に平行状態として配されて回転移送される封筒Bの
底が当接する底止面74bとを有する形状とされる。吸
着孔75は、前記吸着面74aに例えば回転軸71aの
軸線方向に間隔をあけて複数配され、かつ、デリバリー
ドラム71の側面71Bに開けられた圧力切替孔75A
にデリバリードラム71の内部に設けられた管部75a
により接続される。圧力切替手段76は、図2,図3に
示すように、デリバリードラム71の側面71Bの外周
側に位置して圧力切替孔75Aが配される当接部71C
と、該当接部71Cに当接した状態とされて図示しない
加圧手段と減圧手段に接続される圧力切替ノズル77と
を具備するものとされる。圧力切替ノズル77は、減圧
ノズル77Aと加圧ノズル77Bとが一体とされた構成
とされて、デリバリードラム71の側面71Bに設けら
れる圧力切替孔75Aの回転軌跡に沿ってその一部を覆
うようにデリバリードラム71の回転軸71Aから等距
離の位置に配され、かつ付勢手段77Cによりデリバリ
ードラム71の側面71Bの当接部71Cに付勢され
る。該圧力切替ノズル77において、デリバリードラム
71の当接部71Cへの当接側は、図3に示すように、
切欠74が封筒Bを固定して搬送開始時に圧力切替孔7
5Aが位置するデリバリードラム71の垂直上側位置か
ら回転搬送方向下流位置にかけて減圧ノズル77A部分
とされ、切欠74が整列台72付近に位置する搬送封筒
Bの終了時に圧力切替孔75Aが位置する減圧ノズル7
7Aの端部付近から回転搬送方向下流位置が加圧ノズル
77B部分とされて、それぞれの当接面側の周囲には図
示しないパッキン等の密閉手段が配され、減圧ノズル7
7Aが管77aを介して減圧手段に接続され、加圧ノズ
ル77Bが管77bを介して加圧手段に接続され、該圧
力切替ノズル77は、管77a,77bの接続される固
定位置調節手段77cにより、デリバリードラム71の
回転方向に対して固定位置を調節可能なものとされる。
【0017】カウンター部8は、図2ないし図5に示す
ように、切欠74の吸着面74aに配されるスライド部
81と、該スライド部81と一体に接続されてデリバリ
ードラム71の側方に回転軸71aと略平行状態として
突出状態とされるブラケット82と、該ブラケット82
先端に位置してデリバリードラム71回転時に回転可能
に取り付けられるカムフォロア83と、該カムフォロア
83に当接してスライド部81を回転軸71a方向にス
ライドさせるカム84と、該カム84のカムフォロア8
3への当接状態を設定するためのカム位置設定部85
と、図示しない制御部とを具備するものとされる。スラ
イド部81は、ネジ81a等で固定される長孔81bに
よりスライド自在として切欠74内部に取り付けられ、
その表面には、デリバリードラム71の半径方向と略平
行に貫通状態とされる複数の吸着孔75と、スライド部
81のスライド時にも剥離爪72Aが回転するデリバリ
ードラム71の爪溝71b内部を移動可能にする爪溝8
1cとが配される。貫通孔75は、スライド部81のス
ライド時にも、管部75aに接続可能とされる。ブラケ
ット82には、図4に示すように、スライド部81をカ
ム84側へと付勢するバネ等の付勢手段が配される。カ
ム84は、図2ないし5に示すように、デリバリードラ
ム71の側面71Bと略平行に位置する平板形状とされ
て、該カム84の上側には、カムフォロア83を導くた
めの上方から下方に向かってデリバリードラム71側に
傾斜する傾斜部84Aが設けられる。カム位置設定部8
5は、カム84の移動位置を設定しカム84を支持する
ガイド85Aと、例えばソレノイドとされる図示しない
駆動部とを具備するものとされ、図4に示すように、ブ
ラケット82の付勢手段によりスライド部81が付勢さ
れてカム84側に位置して、封筒Bがデリバリードラム
71の整列位置に位置する、カム84がカムフォロア8
3に当接しない状態と、図5に示すように、カム84に
当接したカムフォロア83によりスライド部がカム84
と逆側に押圧されて、封筒Bがデリバリードラム71の
整列位置からカム84と逆側に移動されて位置してい
る、カム84がカムフォロア83に当接した状態とを図
示しない制御部により切替可能なものとされる。
【0018】このような構成の製袋機Mにおいては、給
紙部1により、所定の幅寸法とされたロール状の袋用紙
Rを連続的に供給し、印刷部2により、例えば黄,青,
赤,黒色とされる印刷を袋用紙Rに行い、乾燥部3によ
り、印刷部2により印刷された袋用紙Rをカバー31内
部に位置して、ブロア32により該カバー31の内部に
空気を吹き込み袋用紙rを乾燥し、カッタ部4のダイロ
ール41とアンビルロール42とにより、袋用紙Rから
カット部Cを切り取って側折返部B1および底折返部B
2を形成し、折返貼付加工部5では、糊付部51によ
り、折り返す側折返部B1に糊付けを行い、筋付ローラ
52により、カッタ部4で形成された側折返部B1を折
り返すための折返線L1を刻設して、搬送ローラ53に
より袋用紙Rを搬送するとともに該搬送ローラ53上に
配される折返部54により側折返部B1を折り返し、プ
レスローラ55により折り返した袋用紙Rをプレスして
貼り合わせ、切離底貼部6では、底筋ロール61により
底折返部B2を折り返すための底折返線L3を刻設し、
カッターロール62により側折返部B1を貼り合わせた
袋用紙Rを切断線L2から切り離し、底糊付部63によ
り底折返部B2に糊付けして、底折ドラム64により底
折返部B2を折り返して張り合わせて封筒Bを形成す
る。
【0019】形成された封筒Bは、デリバリー部7のデ
リバリードラム71により回転移送されて整列台72に
整列される。この際、減圧ノズル77Aが管77Cを介
して減手段に接続されて、切替ノズル77が、付勢手段
77aによりデリバリードラム71の側面の当接部71
Cに付勢されているために、減圧ノズル77A内部が負
圧状態となっており、また、加圧ノズル77Bが管77
bを介して加圧手段に接続されて、切替ノズル77が、
付勢手段77Cによりデリバリードラム71の側面の当
接部71Cに付勢されているために、加圧ノズル77B
内部が加圧状態となっている。デリバリー部7による整
列時においては、図6(a)に示すように、デリバリー
ドラム71が、切離底貼部6による封筒Bの搬送時に、
保持手段73の切欠74がその頂上位置に位置された状
態とされる。この状態では、デリバリードラム71の側
面71Bに設けられる圧力切替孔75Aが、切替ノズル
77の減圧ノズル77A部分に位置しており、切欠74
の吸着孔75が、デリバリードラム71の内部に設けら
れた管部75aと、デリバリードラム71の側面71B
に開けられた圧力切替孔75Aとを介して、減圧ノズル
77A内部の負圧状態に接続されているため、図6
(b)に示すように、吸着孔75により封筒Bが切欠7
4に吸着されて、封筒Bの底部が切欠74の底止面74
bに当接状態として固定される。次いで、図6(c)に
示すように、デリバリードラム71が回転する際にも、
圧力切替孔75Aが、切替ノズル77の減圧ノズル77
A部分に位置しているために、封筒Bはデリバリードラ
ム71の回転に従って回転移送される。デリバリードラ
ム71の回転に従って、図6(d)に示すように、圧力
切替孔75Aが、切替ノズル77の加圧ノズル77B部
分に位置した場合には、切欠74の吸着孔75が、デリ
バリードラム71の内部に設けられた管部75aと、デ
リバリードラム71の側面71Bに開けられた圧力切替
孔75Aとを介して、加圧ノズル77B内部の加圧状態
に接続されるために、該吸着孔75への空気の噴出が開
始される。また、このとき、次に切離底貼部6で形成さ
れた封筒Bが、デリバリードラム71の頂上付近に位置
された切欠74に固定される。そして、図6(e)に示
すように、封筒Bは、前記爪溝71b内部に位置される
ている剥離爪72Aの先端により、デリバリードラム7
1から剥離されて整列台72上に位置されるとともに、
吸着孔75から噴出した空気により切欠74に対する封
筒Bの固定が解除されて、封筒Bが整列台72の移動式
イコール72B側に移動することとなる。さらに、図6
(f)に示すように、連続的に切離底貼部6により形成
された封筒Bを連続的に整列台72上に並べることによ
り、封筒Bの整列がおこなわれ、同時に、図示しないカ
ウンターにより整列した封筒Bの枚数をカウントする。
【0020】上述した封筒Bの整列時には、図4に示す
ように、カム84がカムフォロア83に当接しない状態
となっているため、カウンター部8のスライド部81
が、ブラケット82の付勢手段82Aにより付勢されて
カム84側に位置する状態となり、封筒Bがデリバリー
ドラム71の整列位置に位置する。図示しないカウンタ
ーにより予め設定された所定数の封筒Bが整列された場
合には、デリバリードラム71の回転中に、図示しない
制御部によりカム位置設定部85の例えばソレノイドと
される駆動部により、カム84を駆動してデリバリード
ラム71側に突出し、カムフォロア83に当接する位置
とする。すると、図5に示すように、デリバリードラム
71の回転に従ってカムフォロア83が回転し、該カム
フォロア83が、突出したカム84の傾斜部84Aに当
接した後、カム84の形状に沿って移動することによ
り、ブラケット82が付勢手段82Aの付勢力に打ち勝
ってカム84と反対側に移動する。このブラケット82
の移動に伴って、該ブラケット82と一体とされたスラ
イド部81が、長孔81bの形状に従って同方向に移動
する。このとき、吸着孔75は、スライド部81のスラ
イド位置においても管部75aと接続状態とされるた
め、該スライド部81のスライドと同時に、図5に示す
ように、吸着孔75により固定された封筒Bがカム84
と反対側の位置に移動する。この状態において、デリバ
リードラム71が回転し、図6(e)に示すように、封
筒Bは、前記爪溝71bまたは爪溝81c内部に位置さ
れている剥離爪72Aの先端により、デリバリードラム
71から剥離されて整列台72上に位置されるととも
に、吸着孔75から噴出した空気により切欠74に対す
る封筒Bの固定が解除されて、封筒Bが整列台72の移
動式イコール72B側に移動するために、該封筒Bは整
列位置とされた封筒Bよりも、横方向に1枚だけ突出す
ることとなり、その結果、予め設定された所定数毎に整
列された封筒Bが横方向に突出し、集積出荷等を行うこ
とができる。
【0021】なお、図8に示すような、捕捉爪Z1によ
り封筒Bを挟持し、該捕捉爪をスライドさせるスライド
部を有する構成とすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の製袋機によれば、以下の効果を
奏する。 (1)所定数カウント時に、スライド部表面の吸着孔に
より吸着状態とされた袋体をスライド部ごと移動して、
スライド部の移動量により封筒の移動位置が設定される
ため、封筒の位置移動による所定数カウントにおける確
実性を向上することができる。 (2)スライド部の吸着孔により袋体を吸引して止着
し、この該吸着孔による袋体の吸着状態においてスライ
ド部を袋体ごと移動して、該吸着孔による袋体の止着を
解除するとともにかつ吸着孔から空気を吹き出して袋体
の所定数カウントを行うため、製袋速度および紙質に関
わらず整列位置の移動を行ってカウントを行い、蹴跡の
付かない製袋機を提供することができる。 (3)上記により、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る製袋機の一実施形態を示す概略
説明図である。
【図2】 図1の製袋機におけるデリバリー部を示す斜
視図である。
【図3】 図1の製袋機におけるデリバリー部を示す正
面図である。
【図4】 図2のデリバリー部のデリバリードラムおよ
びカウンター部における封筒の整列状態を示す展開図で
ある。
【図5】 図2のデリバリー部のデリバリードラムおよ
びカウンター部における封筒のカウント状態を示す展開
図である。
【図6】 図2のデリバリー部におけるデリバリー工程
を示す工程正面図である。
【図7】 従来の製袋機における封筒の製袋方法を示す
平面図である。
【図8】 従来の製袋機のデリバリー部を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
M…製袋機 R…袋用紙 B…袋体(封筒) B1…側折返部 B2…底折返部 C…カット部 L1…折返線 L2…切断線 L3…底折返線 1…給紙部 2…印刷部 2A…印刷ユニット 21…インクタンク 22…中継ローラ 23…印刷ローラ 24…受けローラ 3…乾燥部 31…カバー 32…ブロア 4…カッタ部 41…ダイロール 42…アンビルロール 5…折返貼付加工部 51…糊付部 52…筋付ローラ 53…搬送ローラ 54…折返部 55…プレスローラ 6…切離底貼部 61…底筋ロール 62…カッターロール 63…底糊付部 64…底折ドラム 7…デリバリー部 71…デリバリードラム 71A…外周 71B…側面 71C…当接部 71a…回転軸 71b…爪溝 72…整列台 72A…剥離爪 72B…移動式イコール 73…保持手段 74…切欠 74a…吸着面 74b…底止面 75…吸着孔 75a…管部 75A…圧力切替孔 76…圧力切替手段 77…圧力切替ノズル 77A…減圧ノズル 77B…加圧ノズル 77C…付勢手段 77a,77b…管 8…カウンター部 81…スライド部 81a…ネジ 81b…長孔 81c…爪溝 82…ブラケット 82A…付勢手段 83…カムフォロア 84…カム 84A…傾斜部 85…カム位置設定部 85A…ガイド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体を整列台に移送するデリバリードラ
    ムを有する製袋機において、該デリバリードラムに、袋
    体を止着するとともにデリバリードラムの回転軸線方向
    にスライドするスライド部が設けられることを特徴とす
    る製袋機。
  2. 【請求項2】 袋体が、デリバリードラムに配される吸
    着孔により吸引されることによりデリバリードラムに止
    着されることを特徴とする請求項1記載の製袋機。
  3. 【請求項3】 袋体が、デリバリードラムに配される挟
    持爪により機械的に止着されることによりデリバリード
    ラムに止着されることを特徴とする請求項1記載の製袋
    機。
  4. 【請求項4】 デリバリードラムの外周には、該デリバ
    リードラムの回転軸線と略平行な切欠が配され、該切欠
    が、デリバリードラムの外周における接線方向に略平行
    な吸着面を有し、該吸着面にスライド部が配されて、該
    スライド部に吸着孔が開孔されることを特徴とする請求
    項1または2記載の製袋機。
  5. 【請求項5】 前記デリバリードラムには、前記吸着孔
    により袋体を吸引させて止着する減圧手段と、かつ、整
    列台付近において袋体の止着を解除して吸着孔より気体
    を噴出して袋体を整列させる加圧手段とを具備する圧力
    切替手段が配されることを特徴とする請求項1,2,4
    または5のいずれか記載の製袋機。
  6. 【請求項6】 スライド部が、デリバリードラムの回転
    軸線方向にスライド自在として切欠内部に取り付けら
    れ、その表面には、デリバリードラムの半径方向と略平
    行に貫通状態とされる複数の吸着穴が配され、貫通穴
    は、スライド部のスライド時にも、圧力切替手段に接続
    可能とされることを特徴とする請求項1,2,4または
    5のいずれか記載の製袋機。
  7. 【請求項7】 スライド部には、デリバリードラムの側
    方にデリバリードラムの回転軸線と略平行に突出するブ
    ラケットが一体として接続され、該ブラケット先端に
    は、カムフォロアが回転可能に取り付けられ、該カムフ
    ォロアがカムに当接してスライド部をデリバリードラム
    の回転軸方向にスライドさせることを特徴とする請求項
    1,2,4,5または6のいずれか記載の製袋機。
  8. 【請求項8】 カムは、デリバリードラムの側面と略平
    行に位置する平板形状とされて、該カムの上側には、カ
    ムフォロアを導くためのデリバリードラムの回転方向と
    される上方から下方に向かってデリバリードラム側に傾
    斜する傾斜部が設けられることを特徴とする請求項1,
    2,4,5,6または7のいずれか記載の製袋機。
  9. 【請求項9】 カムには、封筒がデリバリードラムの整
    列位置に位置しカムがカムフォロアに当接しない状態
    と、カムに当接したカムフォロアによりスライド部がカ
    ムと逆側に押圧されて封筒がデリバリードラムの整列位
    置からカムと逆側に移動されて位置しカムがカムフォロ
    アに当接する状態とを切替可能なカム位置設定部が配さ
    れることを特徴とする請求項1,2,4,5,6,7ま
    たは8のいずれか記載の製袋機。
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JP2015027740A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社梅谷製作所 段ボールシート加工装置

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