JPH0890687A - 角底袋の筋付け装置 - Google Patents

角底袋の筋付け装置

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JPH0890687A
JPH0890687A JP6225311A JP22531194A JPH0890687A JP H0890687 A JPH0890687 A JP H0890687A JP 6225311 A JP6225311 A JP 6225311A JP 22531194 A JP22531194 A JP 22531194A JP H0890687 A JPH0890687 A JP H0890687A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折込フラップを折り返すうえで必要な折返線
だけを紙筒の表面に形成する。 【構成】 上部回転軸22に第1及び第2の筋付けブレー
ド20,21を取り付け、一方、下部回転軸24に金属製の筒
状ローラ23を取り付ける。この筒状ローラ23に第1の筋
付けブレード20に対向する凹溝28を設け、凹溝28内にゴ
ム材29を装着する。そして、第1の筋付けブレード20紙
筒1を介して凹溝28内のゴム材29に食い込ませて、紙筒
1の表裏に折込フラップの折目線を刻設し、一方、第2
の筋付けブレード21は、紙筒1を介して筒状ローラ23に
突き当て、紙筒1の表面紙にのみ、折返線を刻設する。 【効果】 紙袋の一側面に折返線跡が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙袋の角底部分を折り
込む際の折癖を付ける角底袋の筋付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙袋の底を折る前段階、すなわ
ち、図20(A)に示すように、前後を開口してその両側
が内側にV字状に折り込まれた紙筒1の底口寄りに折目
線2を入れて紙筒1の表裏に折込フラップ1A,1Bを
形成し、この両折込フラップ1A,1Bを底折装置(図
示せず)によって、それぞれ内側に折り畳んで張り合わ
せることによって紙袋4の底角部分4Aを形成している
が、底折装置によって紙袋4の角底部分4Aを折り込む
際、図20(B)に示すように、紙筒1の底口を開いて表
面側の折込フラップ1Aを一旦、裏返しに折返して表裏
折込フラップ1A,1Bを平面的に展開した後、図20
(C)に示すように、表裏折込フラップ1A,1Bをそ
れぞれ内側に折むようにしている。したがって、図20
(A)に示すように、表面側の折込フラップ1Aを裏返
す際の折り癖となる折返線3を折込フラップ1A,1B
の折目線2と平行して刻設する必要がある。このよう
に、紙筒1の底口寄りに折目線2と折返線3を平行して
刻設する装置として、図21に示す筋付け装置が知られて
いる。これは、紙筒1の搬送途中に2枚の筋付ブレード
6,6Aを間隔をおいて周方向に組み付けた回転駆動ロ
ーラ7と、周面に柔軟性のゴム材8Aを装着した受けロ
ーラ8とを配置し、その回転駆動ローラ7と受けローラ
8間に紙筒1の搬送供給して各ローラ7,8を相互に逆
回転させることによって、回転駆動ローラ7に取り付け
た筋付ブレード6,6Aを紙筒1を介して受けローラ8
に外装するゴム材8Aに押し当て、紙筒1の底口寄りに
折込フラップ1A,1Bの折目線2と表面側の折込フラ
ップ1Aを裏返し折り返すための折返線3を刻設してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙筒1に刻
設する折目線2は、表裏各フラップ1A,1Bをそれぞ
れ内側に折り畳む際の折癖となるため、紙筒1の表裏に
形成する必要があるものの、折目線2と平行して刻設す
る折返線3は、表面側の折込フラップ1Aを裏返しに折
り返すための折癖であり、本来、紙筒1の表面側にのみ
形成すればよいが、前記従来の筋付け装置においては、
回転駆動ローラ7に取り付けた2枚の筋付ブレード6,
6Aを紙筒1を介在させて受けローラ8のゴム材8Aに
押し当てるため、折返線3が紙筒1の表裏に刻設され、
図22に示すように、完成した紙袋4に底折工程で全く不
必要な折返線3の跡が紙筒1の裏面側に刻設され、これ
が完成した紙袋4に筋状の跡9として残ってしまい、例
えば、紙袋4に印刷した写真や模様を形成する場合、そ
の写真面や模様部に筋9が入り、外観デザイン的に見苦
しいものであり、ギフト用などの外観デザインを重視す
る紙袋4には不向きであった。
【0004】そこで、本発明は、底折り工程で必要な折
返線だけ残して不必要な折返線の跡を解消することので
きる角底袋の筋付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、側縁
を糊付けして前後を開口する紙筒を形成し、この紙筒を
搬送して底折工程に搬送供給し、その搬送途中に前記紙
筒の底口寄りに折込フラップの折目線を刻設する第1の
筋付ブレードと、前記折目線と平行して前記紙筒の表面
側の折込フラップを裏返しに折り返すための折返線を刻
設する第2の筋付ブレードとを設けた角底袋の筋付け装
置において、前記第1及び第2の筋付ブレードを組み付
けるブレードホルダーを設け、このブレードホルダーの
下方に前記紙筒を介在して第1及び第2の筋付ブレード
を突き当てる硬質な受部を設け、この受部には前記第1
の筋付ブレードと対応する凹溝を形成し、この凹溝内に
装着する柔軟性のゴム材と前記第1の筋付ブレードで前
記紙筒を挾着して紙筒の表裏に前記折込フラップの折目
線を刻設するとともに、受部と前記第2の筋付ブレード
で前記紙筒を挾着して紙筒の表面側にのみ折返線を刻設
したものである。
【0006】請求項2の発明は、前記第2の筋付ブレー
ドを左右に分割し、その左右に分割した第2の筋付ブレ
ードをそれぞれ前記ブレードホルダーに高さ調節自在に
組み付けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明は、第1の筋付ブレードを受部
の凹溝内に設けたゴム材に食い込ませて、紙筒の表裏に
折込フラップの折目線を刻設する。一方、表側折込フラ
ップの折返線を入れる第2の筋付ブレードは、硬質な受
部に突き当てることによって、紙筒の表面紙にのみ、表
側折込フラップを折り返す折返線を刻設するため、完成
した紙袋の一側面には、筋状の跡が残らない。
【0008】請求項2の発明は、分割した一方の筋付ブ
レードを、他方の筋付ブレードより紙筒の糊代の分だけ
低くなるように、ブレードホルダーに組み付けることに
よって、左右に分割したそれぞれの筋付ブレードを紙筒
の両側に均一に押し当てることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。
【0010】図1乃至図16は本発明の一実施例を示し、
前記従来例と同一部分には同一符号を用いて説明する。
【0011】本発明の筋付け装置は角底袋製袋機に組み
込まれるものであるが、紙袋4の底を折る前工程で予め
両側部が内側にV字状となるように折り込んで一端縁を
糊付けし、前後が開口する紙筒1を成形する。角底袋製
袋機は、図1の概略説明図に示すように、紙筒1を連続
的に供給する供給装置Aの終端側には紙袋4の角底部分
となる底口寄りに折目を付ける筋付け装置B及び袋底の
表面紙を吸着して袋底を開く底開き装置Cと前記紙筒1
の袋底の裏面紙を挾着して紙筒1を回転搬送する底折ド
ラム10が連設されており、この底折ドラム10の外周外側
には前記筋付け装置Bによって形成された折返線3から
表側折込フラップ1Aを紙筒1の裏返しに折り返して表
裏各折込フラップ1A,1Bを底折ドラム10に沿わせて
平面的に展開させるフラップ折返装置Dと前記表裏各折
込フラップ1A,1Bに糊付けする糊付装置E及びその
各折込フラップ1A,1Bを貼着する底折装置Fが並設
されている。
【0012】さらに詳細には、前記供給装置Aは、図1
に示すように、駆動スプロケット11と従動スプロケット
12との間に架け渡して設けられた左右一対の無端状コン
ベアチェーン13から成り、そのコンベアチェーン13に取
付けた送り爪14によって袋底側を搬送方向に向けて紙筒
1を次工程の筋付け、底折り及び貼着工程に搬送する。
この紙筒供給装置Aと筋付け装置Bとの間には図1で示
すように、上下一対のプレスローラ15が配置され、この
プレスローラ15を図示しない駆動装置によって相互に逆
方向に回転させて、紙筒1を挾み込むことによって、紙
筒1の両側を押圧させて次工程の口折筋付け装置B1へ
と移送している。
【0013】筋付け装置Bは、図2で示すように、それ
ぞれ平板状に形成された第1及び第2の筋付ブレード2
0,21を有する上部回転軸22と、その各筋付ブレード2
0,21の受部として金属製の筒状ローラ23を備えた下部
回転軸24とからなる。前記各筋付ブレード20,21は、図
2及び図3に示すように、前後一対のブレードホルダー
25にねじ26によって固定され、そのブレードホルダー25
を前記上部回転軸22に固着した円盤状取付板27の切欠凹
部27Aに固定する。一方、前記下部回転軸24に固着する
筒状ローラ23の周面には、前記紙筒1の搬送方向前側と
なる図示右側の第1の筋付ブレード20に対向して凹溝28
が形成され、この凹溝28内に柔軟性のゴム材29を張り付
けた台座30が、そのゴム材29の表面を前記筒状ローラ23
の周面と連続させてねじ止めされる。前記両回転軸22,
24の駆動は、図3に示すように、図示しない駆動源から
の回転を伝達する駆動ギア31が前記下部回転軸24の一端
に固着された伝達ギア31Aと噛合し、これら各ギア31,
31Aを介して回転する下部回転軸24の回転を下部回転軸
24と上部回転軸22の他側に固着された複数の中継ギア3
2,32Aを介して上部回転軸22へと伝達させて上部回転
軸22を下部回転軸24と相互に逆方向に回転駆動する。そ
して、前記両回転軸22,24の間に供給される紙筒1の底
口寄りに前記各筋付ブレード20,21を押接させる。この
時、搬送方向前側となる第1の筋付ブレード20は、紙筒
1を介して筒状ローラ23の凹溝28内に設けゴム材29に食
い込むため、紙筒1の表裏に折込フラップ1A,1Bの
折目線2が刻設される。一方、搬送方向後側となる第2
の筋付ブレード21は、紙筒1を介して硬質な筒状ローラ
23に突き当たるため、紙筒1の表面紙にのみ、表側の折
込フラップ1Aを折り返す折返線3が前記の折目線2と
平行して刻設される。なお、この折目線2と折返線3
は、図4に示すように、紙筒1の前端側から折目線2ま
での間隔Sが表裏各折込フラップ1A,1Bの長さとな
り、その各折込フラップ1A,1Bを折り込む際に、こ
れら各折込フラップ1A,1Bが相互にラップするよう
前記間隔Sは紙筒1の開口巾の半分より長くなるように
設定される。また、折目線2と折返線3との間隔S1、
すなわち、前記各筋付ブレード20,21Aの間隔は、紙筒
1の開口巾の略半分の寸法に設定されている。この場
合、各種の袋口のサイズに対応するため、前記取付板27
の切欠凹部27A内において各筋付ブレード20,21の間隔
は調整可能である。
【0014】なお、筋付け装置Bの後方側には、紙筒1
の袋口側を内側に折り込んで袋口を補強するための口部
筋付け装置B1が配置され、この口部筋付け装置B1
は、前述した筋付け装置Bとほぼ実質的に同様な構成で
あり、筋付け装置Bと同一機能を有する部分に同一符号
を付し、異なる部分についてのみを説明する。紙筒1の
袋口に筋を付ける口部筋付け装置B1は、図2に示すよ
うに、1枚の筋付ブレード35を上部回転軸22に固定する
取付板27にブレードホルダー25を介して固定し、一方、
前記下部回転軸24に固着する筒状ローラ23の外周に前記
筋付ブレード35を受け入れる溝29Aを形成している。そ
して、上部回転軸22を下部回転軸24と相互に逆方向に回
転させて両回転軸22,24の間に供給される紙筒1の袋口
に筋付ブレード35を押圧させて、図4に示すように、紙
筒1に口折りの際の折目36を刻設する。そして、両筋付
け装置B,B1により、折目線2,折返線3及び折目36
の入った紙筒1を底開き装置Cへと移送する。
【0015】底開き装置Cは、図1及び図5で示すよう
に、上部回転軸40に固定された回転円弧板41とこの回転
円弧板41の両側に位置して上部回転軸40に固定された抑
えリング42と前記回転円弧板41の外周面に切欠形成する
開口部43Aに臨ませて回転円弧板41に取付固定された吸
着パット43と前記回転円弧板41と上下に対を成す下部回
転軸45(図1に図示)とからなり、前記吸着パット43に
連通接続する図示しないバキュームポンプ等の負圧発生
装置により、紙筒1の表側折込フラップ1Aを吸着し、
回転円弧板41に取付けた吸着パット43の回転軌跡に沿っ
て紙筒1の表側折込フラップ1Aを吸着する。そして、
これとほぼ同時に底開き装置Cと近接して配置する底折
ドラム10に設けた後述する捕捉爪によって袋底の開いた
紙筒1の裏側折込フラップ1B先端を挾持し、上部回転
軸40と底折ドラム10を相互に逆方向に回転させて紙筒1
の袋底を開く。
【0016】前記フラップ折返装置Dは、図5に示すよ
うに、前記底開き装置Cによって開口した袋口両側部分
を案内する左右一対の案内板50で構成され、この案内板
50は前記底折ドラム10の上部に横設する取付杆51に取付
アーム52を介してほぼ水平に固定されている。この左右
の案内板50は平板部53と、この平板部53の両側端部から
下方に向かって垂設する立下部54とを有し、平板部53の
一端側(底開き装置C側)は外縁部に向って次第に高く
なる傾斜部54Aが形成され、平板部53の多端側は前記底
折ドラム10の外周面に接するように取付アーム52に固定
されている。さらに、案内板50の間には、前記紙筒1の
中央部分を底折ドラム10の外周面に押し付ける線状部材
56が前記取付杆51に取付アーム52Aを介して固定されて
いる。そして、底折ドラム10によって回転搬送される紙
筒1は左右の案内板50と底折ドラム10との間に誘い込ま
れ、前記底開き装置Cによって吸引された表側折込フラ
ップ1Aが各案内板50の平板部53に押し付けられ、底折
ドラム10の回転によって表側折込フラップ1Aが前記折
返線3から裏返しとなって折返される。すなわち、裏側
折込フラップ1Bを残して表側折込フラップ1Aのみを
裏返しに折り返すことで、表裏の折込フラップ1A,1
Bを底折ドラム10の外周に沿わせて平面的に展開するも
のである。このようにして、フラップ折返装置Dにより
表裏の折込フラップ1A,1Bが展開した紙筒1は前記
底折ドラム10の回転と同体的に搬送される。この時、プ
レスローラ57と底折ドラム10とで各折込フラップ1A,
1Bの両側を挾着して各折込フラップ1A,1Bを偏平
状に折畳み、かつ、紙筒1を底折ドラム10に併設する彎
曲状の案内規制板58と底折ドラム10との僅かな隙間を通
して紙筒1の浮き上りを抑えて安定的に搬送する。
【0017】糊付装置Eは、図6に示すように澱粉糊若
しくは化学糊系接着剤Aを収容するタンク60と外周面に
合成ゴムなどからなる糊付部61を有する糊付けローラ62
と前記タンク60の下面開口部63に臨ませてタンク60と糊
付けローラ62との間に設けた中継ローラ64とからなり、
タンク60内の接着剤Aを中継ローラ64を介して糊付けロ
ーラ62の糊付部61に付着させ、糊付けローラ62の回転に
より表裏各折込フラップ1A,1Bに糊付けする。な
お、糊付けローラ62はエアシリンダ65を介して取り付け
られており、紙詰まりなどによって底折ドラム10に紙筒
1が無いときにはエアシリンダ65を駆動して糊付けロー
ラ62を上方に移動させることにより、底折ドラム10への
糊の付着を防止する。なお、図中66は受皿である。
【0018】前記底折ドラム10は、図7乃至図10に示す
ように、回転軸70に固着された取付用筒71に適宜間隔を
置いて固定された複数の分割ドラム72の集合体によって
構成ており、これら各分割ドラム72間には前記紙筒1の
裏側折込フラップ1B先端を挾持する捕捉爪73と裏側折
込フラップ1Bの折目線2前後を噛み込む挾持爪74を交
互に配置する溝部10Aが形成されている。前記捕捉爪73
は図7に示すように、溝部10Aの中央部分に位置してそ
の先端部分が溝部10Aから分割ドラム72の外周外側に延
設され、この捕捉爪73の先端部分と分割ドラム72とで前
記裏側折込フラップ1Bを挾持する。一方、挾持爪74
は、溝部10Aの端部に固定された固定爪75とこの固定爪
75と対向して溝部10A内に設けた可動爪75Aとから成
り、その可動爪75Aの開閉によって、裏側折込フラップ
1Bの折目線2の前後を挾持する。また、前記回転軸70
の取付用筒71には、図8及び図10に示すように、前記捕
捉爪73及び挾持爪74の取付ブラケット76,76Aが取付ボ
ルト76Bによって一体的に取付固定され、この各取付ブ
ラケット76,76Aに回転可能に軸支された軸77,77Aに
前記捕捉爪73及び挾持爪74が一体的に固定されている。
そして、捕捉爪73及び挾持爪74の軸77,77Aの一端部に
は取付アーム78,78Aを介して回転ローラ81,81Aが設
けられ、この回転ローラ81,81Aを前記底折ドラム10の
側部に位置して本体フレーム79に固定されたカム面80に
沿って転動させている。さらに前記軸77,77Aにはクラ
ンプ82,82Aが一体的に固定されており、このクランプ
82,82Aと対向して前記取付ブラケット76,76AにはL
字状の固定金具83,83Aが止着され、この固定金具83,
83Aとクランプ82,82Aとの間に、前記回転ローラ81,
81Aをカム面80に押し付けるように付勢するバネ84,84
Aを外装したロッド85,85Aが設けられている。そし
て、カム面80に形成する突状部(図示せず)に捕捉爪73
及び挾持爪74の各回転ローラ81,81Aが乗上げる際、回
転ローラ81,81A、クランプ82,82A、軸77,77Aを介
して捕捉爪73及び挾持爪74を開閉するように構成してい
る。
【0019】さらに、前記底折ドラム10の両側には図11
乃至図13に示すように、前記表側折込フラップ1Aの折
目線2の前後を噛み込む一対の開閉爪90,90Aが組み付
けられいる。この開閉爪90,90Aは共に取付ブラケット
91,91Aに組付固定され、各取付ブラケット91,91Aが
軸92によって回動自在に組み付けられ、前記各取付ブラ
ケット91,91A間に設けたバネ93によって一方の開閉爪
90Aを他方の開閉爪90側に押し付けられるように付勢し
ている。また、前記一方の取付ブラケット91の端部寄り
には軸94が一体的に固着され、この軸94が前記取付用筒
71に固定した支持用ブラケット94A及び底折ドラム10に
スライド自在に案内されている。さらに、前記軸94には
前記各開閉爪90,90Aを底折ドラム10側へと回転させる
押下げレバー95が一体的に組付固定されるとともに、そ
の軸94に対応して前記本体フレーム79には軸94の外端面
と接する第1のカム96が前記底折ドラム10の両側外側に
位置して固定され、この第1のカム96の上部には前記押
下げレバー95の先端部と接する第2のカム97が固定され
ている。また、これら各カム96,97の内側には前記開閉
爪90Aの取付ブラケット91Aに設けた回転ローラ98が乗
り上がる第3のカム99が固定されている。そして、前記
軸94はその他端側に形成する凹部94A内に配置されたバ
ネ93Aによって第1のカム96に押し付けられ、かつ、前
記固定側の開閉爪90を組付ける取付ブラケット91と前記
支持用ブラケット94Aの間に架け渡したバネ93B(図13
に図示)によって前記押下げレバー95を第2のカム97に
押し付けるように構成している。
【0020】前記底折ドラム10の前方側には、図14に示
すように、2枚の平板状の押込ブレード100 ,100 Aを
備えた回転軸101 が横設され、この回転軸101 の回転に
よって前記底折ドラム10で搬送される紙筒1の表裏各折
込フラップ1A,1Bの折目線2に沿って前記押込ブレ
ード100 ,100 Aを押接させて、その折目線2部分を開
状態に保持した挾持爪74と開閉爪90,90A内に誘い込
む。そして、裏側折込フラップ1Bを掴んでいた捕捉爪
73を開いた後、挾持爪74ならび開閉爪90,90Aを閉じる
ことによって、平面的に展開した前記表裏各折込フラッ
プ1A,1Bを起こすように折り込むものである。そし
て、このようにして、起こした表裏各折込フラップ1
A,1Bを底折装置Fによって内側に折り重ねるように
折り畳む。
【0021】表裏各折込フラップ1A,1Bを折り畳む
底折装置Fは、図15で示すように底折ドラム10前方のス
プロケット105 Aに架け渡した左右一対のチェーン105
に固定する底折杆106 と前記底折ドラム10の周面と僅か
な隙間を隔てて設けた底折板107 とからなり、前記底折
杆106 によって前記表側折込フラップ1Aを、底折板10
7 によって前記裏側折込フラップ1Bをそれぞれ内側に
折り込むものである。すなわち、前記底折ドラム10によ
って搬送された紙筒1は、底折ドラム10の回転によっ
て、まず、前記チェーン105 の回転によって、このチェ
ーン105 に取り付けた底折杆106 が回転して表側折込フ
ラップ1Aを叩いて内側に折り込んだ後、底折ドラム10
の回転により、起立状態の裏側折込フラップ1Bを底折
板107 と底折ドラム10との隙間を通すことによって内側
に折り込んで前記表側折込フラップ1Aに折り重ねるよ
うに内側に折り込む。そして、このように表裏各折込フ
ラップ1A,1Bを折り重ねた状態で紙筒1を底折ドラ
ム10と無端状ベルト110 Aとの間に挾み付けて表裏各折
込フラップ1A,1Bを貼り合わせ、かつ、底折ドラム
10と無端状ベルト110 によって、紙袋4を回転駆動ドラ
ム108 に搬送した後、回転搬送ドラム108 とこの回転搬
送ドラム108 に架け渡した他方の無端状ベルト110 Aに
よって最終工程のプレス装置(図示せず)に搬送する供
給位置Gへと搬送し、表裏各折込フラップ1A,1Bを
プレスして紙袋4の角底部4Aを成形する。
【0022】以上のように構成される本発明の作用につ
いて説明する。
【0023】まず、図示しない折込装置によって両側を
V字状に折込んだ紙筒1をコンベアチェーン13に取付け
た送り爪14によって上下一対のプレスローラ15に搬送
し、このプレスローラ15によって紙筒1の両側を押圧さ
せ、紙筒1を扁平状に畳んだ状態で口折筋付け装置B1
へと搬送する。プレスローラ15から搬送された紙筒1
は、上下回転軸22,24 の回転によって、筋付ブレード35
を紙筒1の後方袋口寄りに押接させて口折りの際の折目
36を刻設する。なお、その袋底の折目36は図示しないが
後工程で完成紙袋に把手などを付ける際、袋口部を補強
するために袋口周縁を内側に折り込むための折癖とな
る。そして、各回転軸22,24を回転させて紙筒1を次工
程の底折のための筋付け装置Bへと搬送する。ここでは
前記の口折筋付け装置B1と同様に、上下回転軸22,24
を回転駆動し、紙筒1の搬送方向後方側となる袋底寄り
に前記各筋付ブレード20,21を押接させて底折りの際の
折目線2と折返線3の二本の平行な筋目を刻設する。こ
の時、搬送方向前側となる第1の筋付ブレード20は、紙
筒1を介して筒状ローラ23の凹溝28内に設けゴム材29に
食い込むため、紙筒1の表裏に折込フラップ1A,1B
の折目線2が刻設される。一方、搬送方向後側となる第
2の筋付ブレード21は、紙筒1を介して硬質な筒状ロー
ラ23に突き当たり、紙筒1の表面紙にのみ、表側折込フ
ラップ1Aを折り返す折返線3が刻設される。この後、
折目線2と折返線3の入った紙筒1を各回転軸22,24の
回転によって底開き装置Cへと移送し、吸着パット43で
紙筒1の表面紙前端側を吸着し、吸着パット43の回転軌
跡に沿って紙筒1の袋底を開き、これと同時に底開き装
置Cと近接して配置する底折ドラム10に設けた捕捉爪73
で袋底の開いた紙筒1の裏面紙側先端、すなわち、裏側
折込フラップ1Bを挾持する。一方、各開閉爪90,90A
は捕捉爪73で紙筒1を挾持するまでその開閉爪90の取付
ブラケット91に固着された軸94がバネ93Aによって第1
のカム96と接触した状態で前記底折ドラム10の両側外側
に位置し、かつその各開閉爪90,90Aは可動側となる開
閉爪90Aの取付ブラケット91Aに設けた回転ローラ98が
第3のカム99に乗り上がって各取付ブラケット91,91A
間のバネ93の付勢力により開方向、すなわち各開閉爪9
0,90Aが開いた状態に保持されている。そして、捕捉
爪73で紙筒1を挾持するとほぼ同時に第1のカム96の突
状部(図示せず)によって軸94が内側に押され、前記バ
ネ93Aに抗して各開閉爪90,90Aが内側、すなわち、図
12の矢印a方向に移動して捕捉爪73で抑えられた紙筒1
の上方に張り出す。一方、軸94に固着された押下げレバ
ー95はバネ93Bによって第2のカム97に押し付けられて
いるが、各開閉爪90,90Aが紙筒1の上方に開いた状態
で張り出した後、第2のカム97の陥没部分97Aに押下げ
レバー95が落ち込んで軸94が図13に示すように時計方向
に回転し、この軸94の回転に伴って各開閉爪90,90Aが
下方に向かって回転して前記紙筒1の表面紙と接触す
る。この時、開閉爪90,90Aはその固定側の開閉爪90が
表側折込フラップ1Aの折目線2の前方に位置し、可動
側の開閉爪90Aは折目線2の後方に位置する。そして、
上部回転軸40と底折ドラム10を相互に逆方向に回転させ
ることによって、紙筒1の袋底を開く。このようにして
袋底の開口した紙筒1は、前記底折ドラム10の回転によ
ってその袋底部分がフラップ折返装置Dを構成する左右
の案内板50と底折ドラム10との間に誘い込まれて表側折
込フラップ1Aのみが紙筒1の表面紙側に折返され、紙
筒1の表裏各折込フラップ1A,1Bが底折ドラム10の
外周に沿って平面的に展開される。この時、各開閉爪9
0,90Aは紙筒1の表面紙と表側折込フラップ1Aの間
に配置される。そして、底折ドラム10の回転によって紙
筒1が搬送され、この搬送途中で糊付けローラ62によっ
て表裏各折込フラップ1A,1Bに糊付けされる。この
糊付工程終了後、回転軸101 が回転し、押込ブレード10
0 ,100 Aが表裏各折込フラップ1A,1Bの折目線2
に沿って喰い込み、その折目線2が挾持爪74および開閉
爪90,90A間に誘い込まれる。そして、挾持爪74および
開閉爪90,90Aを閉じることによって展開した各表裏各
折込フラップ1A,1Bを起立するよう挾み付ける。そ
して、表裏各折込フラップ1A,1Bを起こした紙筒1
は、まず、チェーン105の回転によって底折杆106 で表
側折込フラップ1Aを内側に折り込み、次に底折ドラム
10の搬送によって裏側折込フラップ1Bを底折ドラム10
と底折板107 との間を通すことによって、裏側折込フラ
ップ1Bを表側折込フラップ1Aの上に折り重ねる。こ
の後、複数の案内ローラ109 に架け渡した無端状ベルト
110 と無端状ベルト110 との間紙筒1を挾み付けること
によって表裏各折込フラップ1A,1Bを重ね合わせ、
その紙袋4を回転駆動ドラム93と無端状ベルト110 Aで
次工程のプレス装置(図示せず)に搬送し、最終的に表
裏各折込フラップ1A,1Bをプレスして紙袋4の角底
部4Aを成形する。
【0024】以上のように本実施例においては、角底部
分4Aを折り込む表裏各折込フラップ1A,1Bの折込
線2は、従来通り、第1の筋付ブレード20を筒状ローラ
23の凹溝28内に設けたゴム材29に食い込ませて、紙筒1
の表裏に折込フラップ1A,1Bの折目線2が刻設する
が、表側折込フラップ1Aの折返線3を入れる第2の筋
付ブレード21は、硬質な筒状ローラ23に突き当てること
によって、表側折込フラップ1Aを裏返す際に必要な折
返線3を、紙筒1の表面紙にのみ刻設し、紙筒1の裏面
側には、表側折込フラップ1Aを折り返すのに不必要な
折返線3が入らないから、図16で示すように、完成した
紙袋4の一面側には、筋状の跡が残らない。さらに、実
施例上の効果として底折工程において、裏返しに折り返
した表側折込フラップ1Aと紙筒1の表面紙との間に開
閉爪90,90Aを配置し、その開閉爪90,90Aの開閉によ
って、表側折込フラップ1Aの折目線2の前後を挾んで
折込むことから、紙筒1に噛み跡も残らず、外観デザイ
ン的に優れた紙袋4を成形できる。
【0025】図17及び図18は、本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と同一部分は、同一符号を付し、そ
の詳細を省略して説明する。
【0026】前記第1実施例では、平板状の第2の筋付
ブレード21によって、紙筒1の全巾に渡って折返線3を
刻設した場合を示したが、この例では、折返線3を入れ
る第2の筋付ブレード21の中央部分に切欠部21Aを形成
し、紙筒1の表面紙の左右両側にのみ折返線3を刻設す
る。すなわち、底折りの前工程で両側をV字状に折込ん
だ紙筒1を形成することから、紙筒1は、V字状に重な
り合った両側部の方が中央部分より厚く形成され、本実
施例では、第2の筋付ブレード21の中央部分に切欠部21
Aを形成することによって、図17に示すように、V字状
に重なり合って厚く形成された紙筒1の両側部分にのみ
筋付ブレード21を押し当てて折返線3を刻設する。すな
わち、本実施例では、紙筒1の左右両側部にのみ折返線
3を刻設したが、折返線3は、単に表側折込フラップ1
Aを折り返す際の折り癖なので、紙筒1の左右両側にさ
え折返線3を形成すれば、フラップ折返装置Dによっ
て、折返線3から表側折込フラップ1Aを正確に折り返
すことができる。このように、本実施例では、第2の筋
付ブレード21の切欠部21Aによって、中央部分より厚み
のある紙筒1の左右両側に筋付ブレード21を集中的に押
し当てるので、表側折込フラップ1Aを折り返すうえ
で、最も重要な紙筒1の左右両側に正確に折返線3を形
成できる。
【0027】図19は、本発明の第3実施例を示し、前記
各実施例と同一部分は、同一符号を付し、その詳細を省
略して説明する。
【0028】前記第2実施例では、第2の筋付ブレード
21の中央部分に形成する切欠部21Aによって、紙筒1の
表面紙の左右両側に断続的な折返線3を刻設した例を示
したが、この例では、第2の筋付ブレード21を左右に分
割して、紙筒1の両側に折込まれたV字状の折込部分に
概ね対応した長さに形成し、このように、左右に分割し
た第2の筋付ブレード21をそれぞれブレードホルダー25
に上下に調整可能に組み付けている。すなわち、本実施
例では、左右に分割した第2の筋付ブレード21に固定用
のねじ26を挿通する長孔26Aが形成し、ねじ26を緩めて
長孔26Aの範囲内で左右に分割した第2の筋付ブレード
21を上下に移動自在に組み付けることによって、その分
割した第2の筋付ブレード21の高さを相互に異なるよう
にしてブレードホルダー25に組み付けることができる。
すなわち、紙筒1は、一側縁に糊付けするための糊代を
形成しており、その糊代を形成した紙筒1の一側縁が他
側縁より厚くなっているが、本実施例では、糊代を形成
する一側縁に押し当てる図示左側の第2の筋付ブレード
21を図示右側の第2の筋付ブレード21より糊代の分だけ
低くなるように、ブレードホルダー25に組み付けること
によって、左右に分割した第2の筋付ブレード21を紙筒
1の両側に均一に押し当てることができる。
【0029】以上、本発明の各実施例について詳述した
が、本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、糊付装置、底開き装置、搬送装置などの構造や
これらの駆動手段あるいは挾持爪及び開閉爪の開閉手段
もカムに限らずシリンダ装置など適宜設定すればよい。
また、回転によって筋付ブレードを紙筒に押し当てた例
を示したが、筋付ブレードを上下に移動して紙筒に押し
当ててもよい。さらに、前記実施例では底折りの前段階
で所定寸法に裁断した1枚の紙を折り込んで紙筒を成形
した例を示したがこれに限らず連続するチューブ状紙筒
を所定寸法に裁断して紙筒を成形してもよい。この場
合、チューブ状の紙筒を巻き取るロールを設け、そのロ
ールから引き出したチューブ状紙筒を所定寸法に切断す
るカッター装置を筋付け装置の前に配置すればよい。さ
らに、第1の筋付ブレードに食い込ませるゴム材の材
質、形状及びその取付構造は適宜設定すればよく、ま
た、ゴム材を装着する筒状ローラの形状は適宜設定すれ
ばよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、側縁を糊付け
して前後を開口する紙筒を形成し、この紙筒を搬送して
底折工程に搬送供給し、その搬送途中に前記紙筒の底口
寄りに折込フラップの折目線を刻設する第1の筋付ブレ
ードと、前記折目線と平行して前記紙筒の表面側の折込
フラップを裏返しに折り返すための折返線を刻設する第
2の筋付ブレードとを設けた角底袋の筋付け装置におい
て、前記第1及び第2の筋付ブレードを組み付けるブレ
ードホルダーを設け、このブレードホルダーの下方に前
記紙筒を介在して第1及び第2の筋付ブレードを突き当
てる硬質な受部を設け、この受部には前記第1の筋付ブ
レードと対応する凹溝を形成し、この凹溝内に装着する
柔軟性のゴム材と前記第1の筋付ブレードで前記紙筒を
挾着して紙筒の表裏に前記折込フラップの折目線を刻設
するとともに、受部と前記第2の筋付ブレードで前記紙
筒を挾着して紙筒の表面側にのみ折返線を刻設したこと
により、底折り際して、不必要な折返線の跡を解消する
ことのできる角底袋の筋付け装置を提供することができ
る。
【0031】請求項2の発明によれば、前記第2の筋付
ブレードを左右に分割し、その左右に分割した第2の筋
付ブレードをそれぞれ前記ブレードホルダーに高さ調節
自在に組み付けたことにより、左右に分割した第2の筋
付ブレードを紙筒の両側に均一に押し当てることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略を示す正面図である。
【図2】同筋付装置付近の側面から見た断面図である。
【図3】同筋付装置付近の正面から見た断面図である。
【図4】同フラップの折目を示す説明図であり、(A)
は折り目を入れる前の正面図、(B)は折り目を入れた
後の正面図である。
【図5】同底開き装置付近の一部切欠側面図である。
【図6】同第1の糊付装置付近の断面図である。
【図7】同捕捉爪付近の側面図である。
【図8】同捕捉爪付近の断面図である。
【図9】同挾持爪付近の側面図である。
【図10】同挾持爪付近の断面図である。
【図11】同底折り状態を表す底折ドラムの斜視図であ
る。
【図12】同開閉爪付近の断面図である。
【図13】同開閉爪付近の側面図である。
【図14】同押込ブレード付近の側面図である。
【図15】同フラップの折り込み状態を表した底折装置
の一部切欠側面図である。
【図16】同完成紙袋の斜視図である。
【図17】本発明の第2実施例を示す筋付装置付近の断
面図である。
【図18】同筋付装置の概略を示す斜視図である。
【図19】本発明の第3実施例を示す筋付装置付近の断
面図である。
【図20】従来例のフラップの折り込み状態を示す説明
図であり、(A)は折り込み前の斜視図、(B)はフラ
ップの展開状態を表す斜視図、(C)は折り込み後の斜
視図である。
【図21】同筋付け装置の断面図である。
【図22】同紙袋の斜視図である。
【符号の説明】
1 紙筒 1A 表側折込フラップ 1B 裏側折込フラップ 2 折込線 3 折返線 8 紙袋 20 第1の筋付けブレート 21 第2の筋付けブレート 25 ブレートホルダー 23 筒状ローラ(受部) 26 ゴム材 28 凹溝 C 筋付け装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側縁を糊付けして前後を開口する紙筒を
    形成し、この紙筒を搬送して底折工程に搬送供給し、そ
    の搬送途中に前記紙筒の底口寄りに折込フラップの折目
    線を刻設する第1の筋付ブレードと、前記折目線と平行
    して前記紙筒の表面側の折込フラップを裏返しに折り返
    すための折返線を刻設する第2の筋付ブレードとを設け
    た角底袋の筋付け装置において、前記第1及び第2の筋
    付ブレードを組み付けるブレードホルダーを設け、この
    ブレードホルダーの下方に前記紙筒を介在して第1及び
    第2の筋付ブレードを突き当てる硬質な受部を設け、こ
    の受部には前記第1の筋付ブレードと対応する凹溝を形
    成し、この凹溝内に装着する柔軟性のゴム材と前記第1
    の筋付ブレードで前記紙筒を挾着して紙筒の表裏に前記
    折込フラップの折目線を刻設するとともに、受部と前記
    第2の筋付ブレードで前記紙筒を挾着して紙筒の表面側
    にのみ折返線を刻設したことを特徴とする角底袋の筋付
    け装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の筋付ブレードを左右に分割
    し、その左右に分割した第2の筋付ブレードをそれぞれ
    前記ブレードホルダーに高さ調節自在に組み付けたこと
    を特徴とする請求項1記載の角底袋の筋付け装置。
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