JP4033548B2 - 製袋機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ショッピングバックなどの紙袋を連続的に成形する製袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ショッピングバック等の紙袋としては、例えば角底紙袋が使用されており、この種の角底紙袋の製袋機においては、予め所定寸法に裁断された1枚の袋用紙Pを順次間歇的に搬送し、その搬送途中に、図12(a)ないし(b)に示すように、両側部をM字状として折り込んで2つ折りに折畳み、かつその外端縁を糊付けして前後を開口する紙筒Tを形成する。その後、図12(c)ないし(e)に示すように、紙筒Tに底折返線L4と底折込線L5とを平行に刻設し、紙筒Tの底部を底折加工する底折ドラムに紙筒Tの裏側折込フラップT1を挟持しながら、前記底折ドラムの回転に伴って紙筒Tを回転移送し、かつ、表側折込フラップT2のみを底折返線L4から裏返しに折返して表裏両フラップT1,T2を底折ドラムの外周に沿って平面的に展開し、該表裏のフラップT1,T2に糊付けして、表裏両折込フラップT1,T2を折り返した後に内側に折り畳んで紙袋Bの底となる角底部分B1を形成して紙袋を製造する。
【0003】
このような製袋機は、紙袋Tの角底部分を成形する際、図13に示すように、底折ドラムK1と底開きドラムK2との回転によって紙筒Tの袋底を開き、その後、表側折込フラップT2のみを底折返線L4から裏返しに折返して、表裏の折込フラップT1,T2を底折返線L4から底折ドラムの外周に沿って平面的に展開させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通常サイズの紙袋を作成する製袋機において、製造する紙袋Bの襠寸法が小さい場合、例えば襠寸法が70mm以下の場合には、底折返線L4と底折返し線L5との間隔が35mm程度以下となるため、底折ドラムK1と底開きドラムK2との回転半径に対して紙筒Tのサイズが小さくなり、紙筒Tの袋底を充分に開くことができなくなる。このため、図12(c)に示すような、表側折込フラップT2の底折返線L4からの折返しに際して、図14に示すような、紙袋Bの底部内折線B2の形成が正確に設定できないという問題があり、特に通常サイズの紙袋を作成する製袋機において、作成する紙袋Bの襠寸法が50mm以下の場合には、底部内折線B2の形成がほぼできなくなるという問題があった。
この問題を解決しようとして、底開きドラムK2の軸に円弧状のブラケットを取り付け、そのブラケットに板バネを取り付けて、紙筒Tの底折返線L4付近を底折ドラムK1側に押し付ける機構が考案されたが、上記課題を解決するに至っていないのが現状である。
さらに、上記機構においては、板バネによって紙筒Tの底折返線L4付近に、板バネによる傷が付き、特に紙質の弱いものや表面加工を施した袋用紙においては、美観を損ねる度合いが激しくなるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、以下の目的を達成しようとするものである。
▲1▼サイズの小さい紙袋製造に対応した角底袋の製袋機を提供すること。
▲2▼表側フラップの折り返しによる傷の発生を防止すること。
▲3▼袋底部の底部内折線の形成位置の設定における正確性を向上すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、紙袋用の袋用紙を二つ折に折り畳んで貼り合わせ、かつ、その両側部を内側に折り込んでM字状の折込部を有する紙筒を形成し、この紙筒の袋底寄りに位置して紙筒の表裏に折込フラップの底折込線と底折返線とを平行に形成し、前記表側折込フラップを前記底折返線から裏返しに折返し、かつ、表側折込フラップと裏側折込フラップとを重ね合わせるようにして底折込線からこれら表裏両折込フラップを各々内側に折畳んで紙袋の角底部分を形成する角底袋の製袋機において、紙袋の底となる角底部分を形成する袋底形成装置には、その回転により前記紙筒を回転移送する底折ドラムと、該底折ドラムの外周に近接して配されて該紙筒の袋底側を開く底開き装置とが設けられ、この底開き装置は、下部回転軸(636)と、この下部回転軸と上下に対をなす上部回転軸(631)と、この上部回転軸に固定された回転円弧板(632)と、この回転円弧板に形成された開口部(634)に臨ませて前記回転円弧板に取付固定されており、前記紙筒(T)の表面紙前端側の前記表側折込フラップを吸着する吸着パット(635)と、前記回転円弧板の両外側に位置して前記上部回転軸(631)に固定された底開きフランジ(633)と、この底開きフランジにそれぞれ配され、前記紙筒(T)の前記折込部(T3)を挟持する開閉爪(637)とを備え、前記開閉爪(637)及びこの開閉爪に対応して前記底折りドラムに配された開閉爪(643)とにより前記紙筒(T)の前記折込部(T3)を捕捉し、かつ、前記底折ドラム(640)に設けられた捕捉爪(641)により前記紙筒(T)の裏面紙側先端である前記裏側折込フラップを捕捉した状態で、前記上部回転軸(631)と前記底折ドラム(640)とを相互に逆方向に回転させることで前記紙筒(T)の袋底を開くように構成され、この底開き装置が、袋底となる紙筒を開く際に、前記底開きフランジから突出されて表側折込フラップの底折返線からの折返位置に当接して底部内折線を設定するための、出没可能なキックプレートを前記底開きフランジに具備することにより上記課題を解決した。
本発明には、該キックプレートは、底折ドラムの幅方向に一対配され、底開き装置の回転に連動して出没する手段が適用される。
また、前記キックプレートの出没は、底開き装置の前記底開きフランジ(633)に支持されてキックプレートを往復回転動作する回転軸(638C)と、前記キックプレートを前記回転軸(638C)のまわりに往復回転動作させるカム機構とからなる駆動機構によりおこなわれることが可能である。
さらにキックプレートが、取付ブラケットに一体として取り付けられて、該取付ブラケットは、前記回転軸に一体として取り付け固定され、該回転軸には、キックプレートの往復回転動作を規制するカム当接部と、キックプレートを底開き装置の回転方向に付勢する付勢部材とが設けられ、該カム当接部に当接する駆動カムが、前記底開き装置の内側に位置することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る角底袋製袋機および製袋方法の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1ないし図8において、符号Mは製袋機、Pは袋用紙、Tは紙筒、Bは紙袋、Hは把手、1は給紙装置、2は把手装置、3は筋付装置、4,5は紙筒形成装置、6は袋底形成装置、7はプレス装置である。
【0008】
製袋機Mは、図1に示すように、袋用紙Pを供給する給紙装置1と、把手Hを形成し該把手Hを袋用紙Pに貼り付ける把手装置2と、該給紙装置1から供給された袋用紙Pの外縁部とほぼ中央部に、折込部P1を形成するための折込線L1と折返線L2と折畳線L3とを刻設する筋付装置3と、該筋付装置3から底形成装置6まで袋用紙Pを搬送し、かつ、該筋付装置3により刻設された折込線L1と折返線L2と折畳線L3とに沿って袋用紙Pを二つ折りに折り畳みかつ貼り付けを行い紙筒Tを形成する紙筒形成装置4,5と、紙袋Bの角底部分B1を形成する袋底形成装置6と、角底部分の形成された紙袋Bをプレスして製品台に送り出すとともに紙袋Bの製造数をカウントするプレス装置7とを具備する。
【0009】
給紙装置1は、製袋機Mの最上流に位置して、予め所定寸法に裁断された紙袋用の袋用紙(枚葉紙)Pを間隔をあけて連続的に供給するものとされる。
【0010】
把手装置2は、図9(a),(b)に示すように、例えば貼り付け用紙H1と紐状の把手部分H2を一体として把手Hを形成し、該把手Hを袋用紙Pの例えば2箇所の所定位置に貼り付けるものとされ、この際、袋用紙Pの搬送方向後ろ側の口折部P4に略J字状および略逆J字状の切れ込みを入れるとともに、口折部P4の二つ折り部分P2となる端部からカット部Kを切断し、把手Hを貼り付けた後、口折部P4を折り返して把手Hの貼り付け用紙H1を挟み込み、張り合わせて紙袋Bの袋口となる部分を形成する。
【0011】
筋付装置3は、図1に示すように、把手装置2の下流に位置し、袋用紙Pを挟み込んで折込部P1を形成するための折込線L1,折返線L2,折畳線L3等の筋Lを略平行に刻設するための凸条を持つ筋付凸ローラと該筋付凸ローラに対応した筋付溝の形成された筋付凹ローラと、これら複数の筋付ローラを所定位置に設定する図示しない位置設定手段とを有する。
【0012】
前記紙筒形成装置4,5は、図1に示すように、筋付装置3の下流に位置し、直列に接続されたローラコンベアにより折込線L1と折返線L2とから挟み込んで折り畳む第1折込工程部と、折畳線L3に沿って袋用紙Pを二つ折りに折り畳む折畳工程部(第2折畳工程部)とにより、図9(c)ないし図9(e)に示すように、紙筒Tを成形する。
【0013】
袋底形成装置6は、図1ないし図2に示すように、例えば成形された紙筒Tを間隔をあけて連続的に供給する供給装置60Aと、該供給装置60Aの終端側に配される口折筋付装置610と、紙袋Bの角底部分となる袋底寄りに底折返線L4と底折込線L5との折目を付ける底折筋付け装置620と、回転により前記紙筒Tを回転移送する底折ドラム640と、該底折ドラム640の外周に近接して配され該紙筒Tの袋底側を吸着して袋底を開く底開き装置630と、底折ドラム640の外周に近接して配されて前記底折筋付け装置620によって形成された底折返線L4から前記表側折込フラップT2を紙筒Tの裏返しに折り返して表裏両折込フラップT1,T2を底折ドラム640に沿わせて平面的に展開させるフラップ折返装置650と、前記表裏両折込フラップT1,T2に糊付けする糊付装置660と、前記表裏両折込フラップT1,T2を起立させるフラップ立ち上げ装置670と、その各折込フラップT1,T2を貼着する袋底折込装置680とを具備するものとされる。
【0014】
前記供給装置60Aは、図2に示すように、例えば駆動スプロケットと従動スブロケットとの間に架け渡して設けられた左右一対の無端状コンベアチェーンから成り、そのコンベアチェ−ンに取付けた送り爪によって袋底側を搬送方向に向けて紙筒Tを次工程の筋付け底折り及び貼着工程に搬送する。
【0015】
前記口折筋付け装置610は、図2に示すように、例えば一枚の平板状の筋付けブレ−ド611を有する上部回転軸612と、その筋付けブレ−ド611の受けローラ613を備えた下部回転軸614とを有し、前記筋付けブレ−ド611は、上部回転軸612に固定する一対の取付板に螺着されるとともに、下部回転軸614の一側が駆動源に接続されて、該下部回転軸を回転駆動するとともに、その回転を上部回転軸612へと伝達させて、上部回転軸612を下部回転軸614と逆方向に回転させて紙筒供給装置60Aから送られる紙筒Tの袋底寄りに前記筋付けブレ−ド611を押接させて口折りの際の折目を刻設する。
【0016】
底折筋付け装置620は、前記口折筋付け装置610とほぼ同様な構成とされ、この底折筋付け装置620においては、図2に示すように、例えば2枚の平板状の筋付けブレ−ド621A,621Bを有する上部回転軸622と、その筋付けブレ−ド621A,621Bの受けロ−ラ623を備えた下部回転軸624とを具備し、紙筒Tの搬送方向の前方側となる袋底寄りに前記各筋付けブレ−ド621A,621Bを押接して、底折りの際の底折返線L4と底折込線L5の2本の平行な筋目を刻設する。
【0017】
底開き装置630は、図2ないし図8に示すように、例えば上部回転軸631に固定された回転円弧板632と、この回転円弧板632の両外側に位置して上部回転軸631に固定された底開きフランジ633と、前記回転円弧板632の外周面に切欠形成する開口部634に臨ませて回転円弧板632に取付固定された吸着パット635と、前記回転円弧板632の上部回転軸631と上下に対を成す下部回転軸636と、後述するように底折ドラム640に配される開閉爪643に対応して前記底開きフランジ633にそれぞれ配される開閉爪637と、紙筒Tを袋底となる袋口から開く際に表側折込フラップT2の底折返線L4からの折返位置に当接して底部内折線B2を設定するためのキックプレート638とを具備する。
【0018】
該キックプレート638は、図3ないし図6,図8に示すように、底折ドラム640の幅方向に一対配され、該キックプレート638を底開き装置630の回転に連動して出没させる駆動機構638Aが設けられる。
このキックプレート638は、それぞれ一体とされた取付ブラケット638Bに取り付けられて、該取付ブラケット638は回転軸638Cに取り付けられ、回転軸638Cは、前記回転軸631に一体的に取付固定される底開きフランジ633により回転可能に支持されて該底開き装置630と一体に回転する。
該回転軸638Cにはクランプ638Kが一体とされ、該クランプ638Kの先端には、キックプレート638を回転軸638Cのまわりに往復回転動作するためのカム当接部638Dが設けられる。
回転軸638Cには、キックプレート638を回転軸638Cまわりの方向に付勢する付勢部材638Eが設けられ、この回転軸638Cまわりの付勢に対応してカム当接部638Dに接する駆動カム638Fが、前記底開き装置630の軸方向外側に位置して本体フレームM1に固定される。
駆動カム638Fは、図3,図5に示すように、本体フレームM1に対して取付ピン638Gを介して取り付けられたブラケット638Hおよび固定フランジ638Jに固定され、該ブラケット638Hは、回転軸631の軸方向および軸まわりの回転方向の取付位置が設定可能とされる。
【0019】
また、前記回転軸631には、図3に示すように、前記開閉爪637を内蔵する底開きフランジ633が一体的に取付固定され、この底開きフランジ633に回転可能に軸支された軸637Bに開閉爪637が一体的に固定されている。前記固定フランジ638Jには、軸637Bを駆動するための左右開閉カム637Dと、上下開閉カム637Eとが固定される。
そして、この軸637Bの一端部には、該軸637Bを軸方向に付勢するためのバネ637Hが設けられ、また、軸637Bの他端部には、該軸637Bを軸方向に移動するためのカム当接部637Cが配され、このカム当接部637Cが、バネ637Hにより付勢されて前記左右開閉カム637Dに押し付けられて、該カム当接部637Cが左右開閉カム637Dに形成する突状部に沿って移動することにより、開閉爪637が軸637B方向への往復動作する。
前記軸637Bには、クランプ637Fが一体的に固定されており、クランプ637Fの先端には上下開閉カム637Eに当接するカム当接部637Gが設けられる。前記軸637Bには、このクランプ637Fと対向状態として前記底開きフランジ633にL字状の固定金具が止着され、この固定金具とクランプ637Fとの間に、前記カム当接部637Gを上下開閉カム637Eに押し付けるように付勢するバネを外装したロッドが設けられる。
そして、左右および上下開閉カム637D,637Eに形成する突状部に各カム当接部637C,637Gが乗上げる際に、開閉爪637が軸637Bまわりの往復回転動作する。
【0020】
また、底開き装置630の吸着パット635には、バキュ−ムポンプ等の負圧発生装置が連通接続され、紙筒Tの表側折込フラップT2を吸着し、回転円弧板632および吸着パット635の回転軌跡に沿って紙筒Tの表側折込フラップT2を吸着する。
そして、これとほぼ同時に底開き装置630と近接して配置する前記底折ドラム640に設けた捕捉爪641により、袋底の開いた紙筒Tの裏側折込フラップT1の先端を捕捉し、かつ、図6に示すように、それぞれの開閉爪637,643により紙筒Tの底折込線L5の後側位置を両脇の折込部T3から捕捉し、上部回転軸631と底折ドラム640とを相互に逆方向に回転させて紙筒Tの袋底を開く。
【0021】
前記フラップ折返装置650は、図2,図6,図7に示すように、例えば前記底折ドラム640の上側に配される左右一対の案内板651と、この案内板651の間に配される左右一対の線状部材652とを有し、案内板651と線状部材652とは、取付棒653に取付アーム654を介して固定される。
そして、各案内板651と線状部材652とは、底折ドラム640によって回転搬送される紙筒Tを、各案内板651と底折ドラム640との間に誘い込み、前記底開き装置630によって吸引された表側折込フラップT2を各案内板651および線状部材652に押し付けることにより、該表側折込フラップT2を前記底折返線L4から裏返しとして折返す、すなわち、表裏の折込フラップT1,T2を底折ドラム640の外周に沿わせて平面的に展開し、案内板651と底折ドラム640との僅かな隙間を通して紙筒Tの浮き上りを抑えて安定的に搬送する。
前記フラップ折返装置650の前方位置には、図2,図7に示すように、プレスローラ659が底折ドラム640の外周面に接して配される。
【0022】
糊付装置660は、図2に示すように、底折ドラム640の外周にかつプレスローラ659の前方に配され、図2に示すように、例えば澱粉糊または化学糊系接着剤等を収容するタンクと、外周面に合成ゴムなどからなる糊付けパッドを有する糊付けローラとを具備するものとされ、タンク内の接着剤を中継ロ−ラを介して糊付け口−ラの糊付パッドに付着させ、糊付けローラの回転により表裏両折込フラップT1に糊付けする。
【0023】
前記底折りドラム640は、図2,図6,図7に示すように、例えば回転軸640Aに固着された取付用筒に適宣間隔を置いて固定された複数の分割ドラム640Bの集合体によって構成されており、例えばこの集合体が3組配されるものとされる。
これら各分割ドラム640Bには、底折ドラム640の外周に配されて紙筒Tの裏側折込フラップT1先端を挟持する捕捉爪641と、裏側折込フラップT1の底折込線L4の前後位置を噛み込む前挟持爪642,642Aと、底開き装置630の開閉爪637に対応して紙筒Tを折込部T3から挟持する開閉爪643と、表側折込フラップT2の底折返線L4付近に位置される後押さえ爪644と後起こし爪645と、裏側折込フラップT1を吸着するための複数の吸着口とが設けられる。
前記捕捉爪641は、図6に示すように、底折ドラム640の軸線方向の中央部分に位置してその先端部分が溝部から分割ドラム640Bの外周外側に延設され、この捕捉爪641の先端部分と分割ドラム640Bとにより前記裏側折込フラップT1を挟持する。
一方、前挟持爪642,642Aは、図6に示すように、分割ドラム640Bの端部に固定された固定爪642Aとこの固定爪642Aと対向して底折ドラム640内部に設けられた可動爪642とから成り、その可動爪642の開閉によって、裏側折込フラップT1の底折込線L5の前後を挟持するものとされる。
また、前記回転軸640Aの取付用筒には、前記補捉爪641および前挟持爪642の取付ブラケットが一体的に取付固定され、この各取付ブラケットに回転可能に軸支された軸に前記捕捉爪641および前挟持爪642が一体的に固定される。そして、捕捉爪641および前挟持爪642の軸の一端部には、例えば取付ア−ムを介して回転ローラが設けられるカム当接部が配され、このカム当接部が、前記底折ドラム640の側部に位置して本体フレ−ムM1に固定されたカム面に沿って移動することにより、捕捉爪641および前挟持爪642が開閉動作する。また、捕捉爪641および前挟持爪642の軸の他端部には、前記カム当接部をカム面に押し付けるように付勢するバネが設けられている。そして、カム面に形成する突状部に捕捉爪641および前挟持爪642の各カム当接部が乗上げる際に、捕捉爪641および前挟持爪642が開閉動作する。
【0024】
また、前記底折ドラム640の両側には、図7に示すように、例えば前記表側折込フラップT2の底折込線L5の前側位置を表側折込フラップT2の上側から押さえ込む後押さえ爪644と、表側折込フラップT2の底折込線L5の後側位置で表側折込フラップT2と紙筒Tの表面紙との間に位置する後起こし爪645が組み付けられている。
後押さえ爪644と後起こし爪645とは、分割ドラム640Bの幅方向に一対ずつ配され、該後押さえ爪644と後起こし爪645とにそれぞれ一体とされた取付ブラケットに取付られてる。該取付ブラケットには、前記取付用筒に固定して底折ドラム640と一体として回転する支持用ブラケットにそれぞれスライド自在に案内されかつ取付ブラケットを回転可能に支持する可動軸と、後押さえ爪644を底折ドラム640側へと回転させるための押し下げレバー、または、後起こし爪645を底折ドラム640側へと回転させるための押上げレバ−とが設けられる。
各可動軸には、その外側先端にカム当接部が設けられ、押し上げレバーまたは押し下げレバーの先端には突出したカム当接部が設けられ、これらカム当接部が、前記底折ドラム640の側部に位置して本体フレ−ムM1に固定された各カム面に沿って移動することにより、後押さえ爪644と後起こし爪645とが底折ドラム640の回転軸線方向の往復動作を行う。
【0025】
フラップ立ち上げ装置670は、図2に示すように、底折ドラム640の前方側に2枚の平板状の押込ブレ−ドを備えた回転軸が横設され、該回転軸が、底折ドラム640の駆動と同期状態に駆動されて、この回転軸の回転により、前記底折ドラム640で搬送される紙筒Tの表裏両折込フラップT1,T2の底折込線L5に沿って前記押込ブレードを押接させて、その底折込線L5付近を開状態に保持した前挟持爪642,642Aの間および後押さえ爪644と後起こし爪645との間に誘い込む。そして、裏側折込フラップT1を掴んでいた捕捉爪641を開いた後、前挟持爪642を閉じて裏側折込フラップT1の底折込線L5の前後を噛み込むことによって裏側折込フラップT1を起こし、かつ、後押さえ爪644で押さえた状態の表側折込フラップT2を後起こし爪645が上方に移動することにより起こして、前記表裏両折込フラップT1,T2を立ち上げて袋底折込装置680により折り込み可能な状態とする。
【0026】
袋底折込装置680は、図2に示すように、フラップ立ち上げ装置670等で起こした表裏両折込フラップT1,T2を内側に折り込むものとされ、底折ドラム640前方に該底折ドラム640の回転と同期して回転自在に横設した底折棒と、前記底折ドラム640の周面と僅かな隙間を隔てて設けた底折板とを有し、前記底折棒によって前記表側折込フラップT2を、底折板によって前記裏側折込フラップT1をそれぞれ内側に折り込むものとされる。
【0027】
回転搬送ドラム690は、図2に示すように、前記底折ドラム640の下部に設けられ、該回転搬送ドラム690および複数の案内ロ−ラ691に架け渡した2本の無端状ベルト692,693を有し、前記袋底折込装置680で内側に折り畳んだ表裏両折込フラップT1,T2を次工程のプレス装置7の供給位置へ移送するとともに、前工程で糊付けされた表裏両折込フラップT1,T2を貼着する。
【0028】
プレス装置7は、図1に示すように、袋底折込装置680によって表裏両折込フラップT1,T2が折込まれた紙筒Tを搬送するドラム71と、折り込まれた表裏両折込フラップT1,T2をプレスして紙袋Bの角底部B1を成形するプレスローラ72と、成形した紙袋Bのカウントを行うカウント装置と、該紙袋Bを並べる製品台73とを具備するものとされる。
【0029】
以下、このように構成される製袋機Mにおける紙袋の製造について説明する。
ここで図11は、底開き装置630における各部の動作を示すタイミングチャートである。
【0030】
まず、予め所定寸法に裁断された袋用紙Pを給紙装置1により間隔をあけて連続的に供給し、把手装置2により、貼り付け用紙H1と紐状の把手部分H2を一体として把手Hを形成し、図9(a)に(ロ)で示すように、袋用紙Pの搬送方向後ろ側に略J字状および略逆J字状の切れ込みを入れるとともに、口折部P4の二つ折り部分P2となる端部からカット部Kを切断し、図9(a)に(イ)で示すように、糊付けを行った後、図9(b)に(ハ)で示すように、把手Hを貼り付け、図9(b)に(ホ)で示すように、把手Hの貼り付け用紙H1に糊付けして、図9(b)に(ニ)で示すように、袋用紙Pの後端部を折り返して把手Hの貼り付け用紙H1を挟み込み、紙袋Bの袋口となる部分を形成し、筋付装置3の筋付凸ローラ31と筋付凹ローラ32とにより、図10(c)および図10(d)に示すように、袋用紙Pに2組の折込線L1と折返線L2と折畳線L3とを刻設する。
【0031】
次に、紙筒形成装置4,5の第1折込工程部により、図10(c)に(ト),(チ)で示すように、袋用紙Pを折込線L1と折返線L2とから挟み込んで折り畳み、図10(d)に(リ),(ヌ)で示すように、第2折畳工程部により折畳線L3に沿って袋用紙Pを二つ折りに折り畳むととともに糊代部P3の貼り付けをおこなって紙筒Tを形成する。
【0032】
次に、紙筒Tを袋底形成装置6の折筋付け装置620では、下部回転軸624を回転駆動し、図10(e),(f)に示すように、紙筒Tの搬送方向前方側となる袋底寄りに前記各筋付けブレード621A,621Bを押接させて底折りの際の底折返線L4と底折込線L5との二本の平行な筋目を刻設する。
【0033】
この後、底折返線L4と底折線L5の入った紙筒Tを、各回転軸622,624の回転によって底開き装置630へと移送し、図11に示す時刻T1において、図8(a)に示すように、吸着パット635により紙筒Tの表面紙前端側を吸着し、かつ吸着口646により紙筒Tの裏面紙側先端を吸着して、図6に示すように、吸着パット635の回転軌跡に沿って紙筒Tの袋底を開く。
このとき、図11に示す時刻T2において、図8(b)に示すように、底開き装置630の開閉爪637および底折ドラム640の開閉爪643により紙筒Tの折込部T3を挟持し、かつ底開き装置630に近接して配置する底折ドラム640に設けた捕捉爪641により袋底の開いた紙筒Tの裏面紙側先端、すなわち、裏側折込フラップT1を挟持する。
【0034】
ここで、底開き装置630においては、図11に示す時刻T3において、上部回転軸631の回転に伴い、紙筒Tの袋底が開かれるとともに、駆動カム638Fにカム当接部638Dが駆動カム638Fに形成する突状部に沿って移動することにより、クランプ638Kが回転軸638Cのまわりに往復回転動作し、回転軸638Cが往復回転動作することにより、取付ブラケット638Bおよびキックプレート638が往復回転動作して、図6,図8(b)に示すように、表側折込フラップT2の底折返線L4からの折返位置に当接して底部内折線B2を設定する。このとき、キックプレート638が紙筒Tに当接した状態で、開放爪637,643によって図8(b)に矢印Kで示すように紙筒Tがその進行方向後ろ側に向かって開かれることになるため、底折返線L4から底折込線L5の間の紙筒Tを緊張した状態で表側折込フラップT2を折り返すことができ、その結果、底部内折線B2の形成位置の設定を正確に行うことができる。
また、駆動カム638Fは、固定フランジ638Jによりその取り付け位置を円周方向に移動して設定することにより、キックプレート638の紙筒Tへの当接位置や、キックプレート638の回転円弧板632および底開きフランジ633からの突出量等の紙筒Tへの当接状態、および図11に時刻T4で示す紙筒Tへの当接のタイミングを、紙袋Bの寸法に対応して設定することができ、底部内折線B2の形成の設定における正確性を向上することができる。
【0035】
一方、後押さえ爪644と後起こし爪645とは、捕捉爪641で紙筒Tを挟持するまで、後押さえ爪644と後起こし爪645とが底折ドラム640に接触して捕捉爪641で抑えられた紙筒Tの両側外側に位置する状態に保持されている。
そして、図11に示す時刻T6においては、図7に示すように、後起こし爪645が内側、すなわち、捕捉爪641で抑えられた紙筒Tの上方に張り出すとともに、上方に向かって回転した後に下方に向かって回転し、前記紙筒Tの表面紙と接触して、表側折込フラップT2の底折込線L5の後方で紙筒Tの表面紙の上側に位置する。このとき、後押さえ爪644は、底折ドラム640に接触して捕捉爪641で抑えられた紙筒Tの外側に位置する状態に待機している。
【0036】
この状態において、上部回転軸631と底折ドラム640を相互に逆方向に回転させることによって、紙筒Tの袋底を開く。
このようにして袋底の開口した紙筒Tは、図11に示す時刻T5において、開閉爪637による折込部T3の挟持が解除されて、キックプレート638が紙筒Tから離間し、前記底折ドラム640の回転によってその袋底部分がフラップ折返装置650と底折ドラム640との間に誘い込まれて、表側折込フラップT2のみが紙筒Tの表面紙側に折り返されるとともに、同時に、後起こし爪645が紙筒Tの表面紙と表側折込フラップT2の間に位置されて、紙筒Tの表裏両折込フラップT1,T2が底折ドラム640の外周に沿って平面的に展開された状態として、底折ドラム640の回転によって紙筒Tが搬送される。
次いで、図11に示す時刻T7において、底折ドラム640に接触して捕捉爪641で抑えられた紙筒Tの外側に位置する状態に待機している後押さえ爪644が内側、すなわち、捕捉爪641で抑えられた紙筒Tの上方に張り出すとともに、上方に向かって回転した後下方に向かって回転し、前記紙筒Tの表側折込フラップT2と接触する。
【0037】
この後、底折ドラム640の回転によって紙筒Tが搬送され、糊付けロ−ラ662が回転することによって、図10(f)に(カ)で示す糊付け位置に、糊付けパッドにより表裏両折込フラップT1,T2の糊付けが行われる。
この糊付工程終了後、フラップ立ち上げ装置670により、紙筒Tの裏側折込フラップT1と表側折込フラップT2とを底折込線L5から立ち上げ、袋底折込装置680により表裏両折込フラップT1,T2を内側に折り込み、回転搬送ドラム690により、プレス装置7の供給位置へ移送するとともに、前工程で糊付けされた表裏両折込フラップT1,T2を貼着する。
そしてプレス装置7において、袋底折込装置680によって表裏両折込フラップT1,T2が折込まれた紙筒Tをドラム71により搬送し、この搬送途中において、プレスローラ72により折り込まれた表裏両折込フラップT1,T2をプレスして紙袋Bの角底部B1を成形し、最終的にカウント装置により成形した紙袋Bのカウントを行うとともに、製品台73に図10(g)に示すような紙袋Bを並べる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の角底袋製袋機および製袋方法によれば、以下の効果を奏する。
(1)底開き装置にキックプレートを設け、該キックプレートによって袋底開き時に、底折返線付近の開き状態設定をしたので、袋底部の底部内折線の形成位置の設定における正確性を向上することができる。
(2)キックプレートの往復回転動作がカム機構により調節可能なので、キックプレートの紙筒への当接状態を調節できるため、表側フラップの折り返しによる傷の発生を防止することができる。
(3)上記により、サイズの小さい紙袋製造に対応した角底袋の製袋機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る製袋機および製袋方法の一実施形態を示す概略説明図である。
【図2】 図1の製袋機における袋底形成装置を示す正面図である。
【図3】 図2の袋底形成装置における底開き装置を示す側断面図である。
【図4】 図3の底開き装置におけるキックプレートを示す正断面図である。
【図5】 図3の底開き装置におけるキックプレートおよび駆動カムを示す正断面図である。
【図6】 図2の袋底形成装置における底開き装置とフラップ折返装置とによる紙筒の袋口開き状態を示す斜視図である。
【図7】 図2の袋底形成装置におけるフラップ折返装置による紙筒の表裏両折返フラップの展開状態およびプレスローラによるプレス状態を示し、かつ後押さえ爪と後起こし爪の位置を示す斜視図である。
【図8】 図3の底開き装置におけるキックプレートと開閉爪との紙筒への当接状態および紙筒の袋口開き状態を示す斜視図である。
【図9】 本発明に係る製袋方法の一実施形態を示す袋用紙への把手用の切れ込みおよび糊付け(a)と、把手の貼り付けおよび折り返し(b)を示す斜視図である。
【図10】 本発明に係る製袋方法の一実施形態を示す袋用紙から紙筒の成形方法(c)(d)および紙筒からの紙袋の形成方法(e)(f)(g)を示す斜視図である。
【図11】 本発明の一実施形態における吸着パッド,開閉爪,キックプレート,後起こし爪,後押さえ爪の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】 従来における紙袋の形成を示す斜視図である。
【図13】 従来の製袋機を示す斜視図である。
【図14】 従来における紙袋の形成を示す斜視図である。
【符号の説明】
M…製袋機
M1…本体フレーム
P…袋用紙
P2…二つ折り部分
T…紙筒
T1…裏側折込フラップ
T2…表側折込フラップ
B…紙袋
B2…底部内折線
H…把手
L4…底折返線
L5…底折込線
1…給紙装置
2…把手装置
3…筋付装置
4…紙筒形成装置
5…紙筒形成装置
6…袋底形成装置
60A…供給装置
601…送り板
610…口折筋付装置
620…底折筋付け装置
630…底開き装置
631…上部回転軸
632…回転円弧板
633…底開きフランジ
634…開口部
635…吸着パット
636…下部回転軸
637…開閉爪
638…キックプレート
638A…駆動機構
638C…回転軸
640…底折ドラム
641…捕捉爪
642,642A…前挟持爪
643…開閉爪
644…後押さえ爪
645…後起こし爪
650…フラップ祈返装置
660…糊付装置
670…フラップ立ち上げ装置
680…袋底折込装置
690…回転駆動ドラム
7…プレス装置

Claims (3)

  1. 紙袋用の袋用紙を二つ折に折り畳んで貼り合わせ、かつ、その両側部を内側に折り込んでM字状の折込部を有する紙筒を形成し、この紙筒の袋底寄りに位置して紙筒の表裏に折込フラップの底折込線と底折返線とを平行に形成し、前記表側折込フラップを前記底折返線から裏返しに折返し、かつ、表側折込フラップと裏側折込フラップとを重ね合わせるようにして底折込線からこれら表裏両折込フラップを各々内側に折畳んで紙袋の角底部分を形成する角底袋の製袋機において、
    紙袋の底となる角底部分を形成する袋底形成装置には、その回転により前記紙筒を回転移送する底折ドラムと、該底折ドラムの外周に近接して配されて該紙筒の袋底側を開く底開き装置とが設けられ、
    この底開き装置は、下部回転軸(636)と、この下部回転軸と上下に対をなす上部回転軸(631)と、この上部回転軸に固定された回転円弧板(632)と、この回転円弧板に形成された開口部(634)に臨ませて前記回転円弧板に取付固定されており、前記紙筒(T)の表面紙前端側の前記表側折込フラップを吸着する吸着パット(635)と、前記回転円弧板の両外側に位置して前記上部回転軸(631)に固定された底開きフランジ(633)と、この底開きフランジにそれぞれ配され、前記紙筒(T)の前記折込部(T3)を挟持する開閉爪(637)とを備え、前記開閉爪(637)及びこの開閉爪に対応して前記底折りドラムに配された開閉爪(643)とにより前記紙筒(T)の前記折込部(T3)を捕捉し、かつ、前記底折ドラム(640)に設けられた捕捉爪(641)により前記紙筒(T)の裏面紙側先端である前記裏側折込フラップを捕捉した状態で、前記上部回転軸(631)と前記底折ドラム(640)とを相互に逆方向に回転させることで前記紙筒(T)の袋底を開くように構成され、
    この底開き装置が、袋底となる紙筒を開く際に、前記底開きフランジから突出されて表側折込フラップの底折返線からの折返位置に当接して底部内折線を設定するための、出没可能なキックプレートを前記底開きフランジに具備することを特徴とする製袋機。
  2. 前記キックプレートは、底折ドラムの幅方向に一対配され、底開き装置の回転に連動して出没することを特徴とする請求項1記載の製袋機。
  3. 前記キックプレートの出没は、底開き装置の前記底開きフランジ(633)に支持されてキックプレートを往復回転動作する回転軸(638C)と、前記キックプレートを前記回転軸(638C)のまわりに往復回転動作させるカム機構とからなる駆動機構によりおこなわれることを特徴とする請求項2記載の製袋機。
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