JPH1198334A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1198334A
JPH1198334A JP9275216A JP27521697A JPH1198334A JP H1198334 A JPH1198334 A JP H1198334A JP 9275216 A JP9275216 A JP 9275216A JP 27521697 A JP27521697 A JP 27521697A JP H1198334 A JPH1198334 A JP H1198334A
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JP
Japan
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JP9275216A
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Inventor
Masanori Namikawa
将典 並川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポーリング送受信されるファイルの文書名称
あるいは登録された端末名称等の管理情報を容易に確認
することができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ポーリング送受信可能なファクシミリ装
置に、ポーリング送受信されるファイルに関する情報デ
ータを入力する操作部6と、入力された情報データを記
憶するシステムメモリ2が配設され、ポーリング送受信
する際、ポーリング送受信されるファイルに情報データ
が付加されて送受信されるため、ファイルの文書名称あ
るいは登録された端末名称等の管理情報を容易に確認す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に発呼側からのID番号を受信し、受信した
ID番号に該当する画像情報をポーリング送信するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像情報を電話回線を利用して送
受信を行うファクシミリ装置は、送信情報あるいは受信
情報を管理する機能が装備されている。しかし、管理さ
れる情報は、装置と接続された電話回線の電話番号ある
いはその回線を管理する使用者名、また、送受信される
原稿に関しては、原稿が送信あるいは受信された日時、
原稿枚数程度の情報でしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
ファクシミリ装置は、不特定多数の発信者と不特定多数
の受信者との間で原稿の送受信が行なわれる用途で使用
されることが多くなり、特に、ポーリング送信が行なわ
れる場合には、ポーリング送信される文書名称、あるい
はポウリング送信されるファイルの原稿が登録された端
末名称等の内容を管理することはできないでいた。
【0004】本発明は、従来の欠点を解消し、ポーリン
グ送受信されるファイルの文書名称、あるいは登録され
た端末名称等の管理情報を容易に確認することができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のファクシミリ装置は、原稿を読み取る読取
手段と、読取手段で読み込まれた原稿データが格納され
る第1の記憶手段と、第1の記憶手段に格納された原稿
データに関する情報データを入力する入力手段と、入力
手段で入力された情報データが格納される第2の記憶手
段とを有するポーリング送信可能なファクシミリ装置で
あり、ファクシミリ装置は、発呼側からID番号が入力
されると、ID番号に対応するファイルに第2の記憶手
段に格納された情報データを付加してポーリング送信を
行うことを特徴としている。
【0006】上記の第2の記憶手段に格納された情報デ
ータは、文書名称データであるとよい。
【0007】また、上記の第2の記憶手段に格納された
情報データは、文書名称データ、登録者名、及び第1の
記憶手段に格納された受信原稿データが受信した時刻を
示す時刻データであるとよい。
【0008】本発明のファクシミリ装置は、発呼先から
入力される受信原稿データが格納される第1の記憶手段
と、第1の記憶手段に格納された受信原稿データに関す
る情報データが格納される第2の記憶手段とを有するポ
ーリング送受信可能なファクシミリ装置であり、第2の
記憶手段に格納された情報データは送信機名称データで
あり、発呼側からID番号が受信されると、ID番号に
対応するファイルに第2の記憶手段に格納された送信機
名称データを端末名称データとしてポーリング送信を行
うことを特徴としている。
【0009】本発明のファクシミリ装置は、発呼先から
入力される受信原稿データが格納される第1の記憶手段
と、第1の記憶手段に格納された受信原稿データに関す
る情報データが格納される第2の記憶手段とを有するポ
ーリング送受信可能なファクシミリ装置であり、第2の
記憶手段に格納された情報データは、第1の記憶手段に
格納された受信原稿データが受信した時刻を示す時刻デ
ータであり、発呼側からID番号が受信されると、ID
番号に対応するファイルに第2の記憶手段に格納された
時刻データを付加してポーリング送信を行うことを特徴
としている。
【0010】本発明のファクシミリ装置は、発呼先から
受信される受信原稿データが格納される第1の記憶手段
を有するポーリング送受信可能なファクシミリ装置であ
り、ファクシミリ装置は、発呼側からID番号が受信さ
れると、ID番号に対応するファイルに端末名称データ
を付加させないでポーリング送信することを特徴として
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
ファクシミリ装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図11を参照すると本発明のファクシミリ装置の一実
施形態が示されている。
【0012】図1には、本発明のファクシミリ装置の一
実施形態の構成図が示されている。本実施例のファクシ
ミリ装置100は、主に、システム制御部1、システム
メモリ2、画情報メモリ3、読取部4、書込部5、操作
部6、DCR7、G3モデム8、NCU9、および時計
部10から構成されている。
【0013】システム制御部1は、ファクシミリ装置1
00の各部を制御し、必要な動作を実行させる。
【0014】システムメモリ2は、ファクシミリ装置1
00に予め登録される情報あるいは通信に必要なデータ
が一時的に格納される。
【0015】画情報メモリ3は、読取部4で読み取ら
れ、蓄積された原稿の画像データが格納される。
【0016】読取部4には、図示しないスキャナ等の読
取り機構が配設され、操作者により図示しない原稿台に
セットされた原稿を読み取る。
【0017】書込部5には、プリンタ等の出力機構が配
設され、システム制御部1からの指示に従い、画像メモ
リ3に格納された画像データを記録紙に出力する。
【0018】操作部6は、例えば、入力操作キ−あるい
は動作状態を表示させる液晶パネルが配設され、操作者
によりファクシミリ装置100の各機能を動作させる指
示が入力されると、入力された指示を信号に変換してシ
ステム制御部1に送出する。
【0019】DCR7は、画像情報を所定の符号化方式
に従って符号化、圧縮、再生し、また、符号化された画
像情報を復合化させる。
【0020】G3モデム8は、G3送信信号の変調、あ
るいは受信信号の復調を行い、NCU9は、回線へのダ
イヤル発信あるいはリンキングの検出等通信回線の制御
が行なわれる。
【0021】時計部10は、ファクシミリ装置100の
各システムの時刻を管理する。
【0022】図2には、ファクシミリ装置100の動作
フローの一例が示されている。この動作は、操作者が原
稿をポーリング送信ファイルに登録させる動作フローで
ある。
【0023】まず、操作者により図示しない原稿台に原
稿がセットされる(ステップS21)。次に、操作者に
より操作部6からファイルモードをポーリング送信ファ
イルモードに設定する指示信号が入力される(ステップ
S22)。
【0024】次に、操作者により操作部6から入力させ
たい原稿に対応したID番号が入力され(ステップS2
3)、さらに文書名称が入力される(ステップS2
4)。入力されたID番号および文書名称のデータは、
システムメモリ2に格納される。
【0025】ステップS23およびステップS24によ
りID番号および文書名称が登録されると、原稿台に置
かれた原稿は読取部4の図示しないスキャナ等の読取装
置により読取られ(ステップS25)、読み取られた原
稿の画像データは画情報メモリ3に蓄積される(ステッ
プS26)。
【0026】図3には、発呼局から被呼局に対し、ポー
リング送信の要求があった場合の被呼局の動作フローの
一例が示されている。発呼局から被呼局に着呼が開始さ
れると(ステップS31)、被呼局は発呼局に対し、C
ED、NSF、およびDISの各信号を送信する(ステ
ップS32)。
【0027】次に、被呼局からNSC信号およびDTC
信号が入力されたか否かを判断する(ステップS3
3)。ステップS33でNSC信号およびDTC信号が
受信されたと判断した場合は、ステップS35に進み、
これらの信号が受信されていないと判断した場合は、通
常の受信を実行する(ステップS34)。
【0028】つぎに、被呼局から指示された、例えばS
EP等のID番号のチェックを行い(ステップS3
5)、ID番号のポーリング送信ファイルを検索する
(ステップS36)。
【0029】ステップS36の検索により、該当するI
D番号のファイルがあるか否かを判断し(ステップS3
7)、該当ファイルがあった場合はステップS39に進
み、該当ファイルがなかった場合は、回線を断とする
(ステップS38)。
【0030】次に、システムメモリ2に格納されている
文書名称を読み出し、ステップS37の検索による該当
ID番号の文書名および端末名称としてRTI/TSI
に作成する(ステップS39)。
【0031】次に、被呼局から発呼局に対してNSS/
RTI信号、またはDCS/TSI信号が送信され(ス
テップS40)、画情報メモリ3に格納された画像情報
データが送信される(ステップS41)。以上の動作が
行なわれ、ポーリング送信が終了する(ステップS4
2)。
【0032】なお、ステップS39において、文書名が
ない場合には、ID番号を端末名称とすることも可能で
ある。
【0033】図4には、操作者が原稿をポーリング送信
ファイルに登録させる動作フローの他の例が示されてい
る。まず、操作者により図示しない原稿台に原稿がセッ
トされる(ステップS51)。
【0034】次に、操作者により操作部6からファイル
モードをポーリング送信ファイルモードに設定する指示
信号が入力される(ステップS52)。
【0035】次に、操作者により操作部6からID番号
が入力され(ステップS53)、文書名称が入力される
(ステップS54)。
【0036】さらに、操作部6から登録者名称が入力さ
れ(ステップS55)、登録時刻が入力される(ステッ
プS56)。ステップS53〜ステップS56で入力さ
れたID番号、文書名称、登録者名称、および登録時刻
の各データは、システムメモリ2に格納される。
【0037】ステップS53〜ステップS56でID番
号、文書名称、登録者名称、および登録時刻が登録され
ると、原稿台に置かれた原稿は読取部4の図示しないス
キャナ等の読取装置により読取りが行なわれ(ステップ
S57)、読み取られた原稿の画像データは画情報メモ
リ3に蓄積される(ステップS58)。
【0038】図5には、発呼局から被呼局に対し、ポー
リング送信の要求があった場合の被呼局の動作フローの
他の例が示されている。被呼局から発呼局に着呼が開始
されると(ステップS61)、被呼局は発呼局に対し、
CED、NSF、およびDISの各信号を送信する(ス
テップS62)。
【0039】次に、発呼局からNSC信号およびDTC
信号が入力されたか否かを判断する(ステップS6
3)。ステップS63でNSC信号およびDTC信号が
入力されたと判断した場合は、ステップS65に進み、
これらの信号が入力されていないと判断した場合は、通
常の受信を実行する(ステップS64)。
【0040】つぎに、発呼局から指示された、例えばS
EP等のID番号のチェックを行い(ステップS6
5)、ID番号のポーリング送信ファイルを検索する
(ステップS66)。
【0041】ステップS66の検索により、該当するI
D番号のファイルがあるか否かを判断し(ステップS6
7)、該当ファイルがあった場合はステップS69に進
み、該当ファイルがなかった場合は、回線を断させる
(ステップS68)。
【0042】次に、被呼局から発呼局に対してNSS信
号またはDCS信号が送信される(ステップS69)。
【0043】ステップS69の信号送信処理が実行され
ると、システムメモリ2に格納されている文書名称、登
録者名称、および登録時刻の各データを読み出し、端末
情報として画情報メモリ3に格納されている画情報に付
加させる(ステップS70)。
【0044】次に、画情報メモリ3に格納された画像情
報データが送信され(ステップS71)、ポーリング送
信が終了する(ステップS72)。
【0045】図6には、被呼局から発呼局に対し、ポー
リング送信で画情報が入力された場合の発呼局の動作フ
ローの他の例が示されている。被呼局から発呼局に着呼
が開始されると(ステップS81)、発呼局は被呼局に
対し、CED、NSF、およびDISの各信号を送信す
る(ステップS82)。
【0046】被呼局からNSS、DCS、およびSUB
の各信号が受信されると(ステップS83)、被呼局で
ある送信機からID番号であるSUB信号が入力された
か否かを判断する(ステップS84)。ステップS84
において、SUB信号が入力されたと判断した場合はス
テップS85に進み、SUB信号が入力されない場合は
通常受信が行なわれ(ステップS87)、ステップS8
9に進む。
【0047】ステップS84においてSUB信号が入力
されると、SUB信号をID番号としてとして読み出し
(ステップS85)、ID番号のポーリング送信ファイ
ルとして画情報メモリ3に格納する(ステップS8
6)。この時、ID番号に対応させてRTI信号および
TSI信号を送信機名称としてシステムメモリ2に格納
する(ステップS88)。
【0048】次に、被呼局からの画像情報データを受信
し(ステップS89)、ポーリング受信が終了する(ス
テップS90)。
【0049】図7には、被呼局から発呼局に対し、ポー
リング送信の要求があった場合の被呼局の動作フローの
他の例が示されている。被呼局から発呼局に着呼が開始
されると(ステップS91)、被呼局は発呼局に対し、
CED、NSF、およびDISの各信号を送信する(ス
テップS92)。
【0050】次に、発呼局からNSC信号およびDTC
信号が入力されたか否かを判断する(ステップS9
3)。ステップS93でNSC信号およびDTC信号が
入力されたと判断した場合は、ステップS95に進み、
これらの信号が入力されていないと判断した場合は、通
常の受信を実行する(ステップS94)。
【0051】つぎに、発呼局から指示された、例えばS
EP等のID番号のチェックを行い(ステップS9
5)、ID番号のポーリング送信ファイルを検索する
(ステップS96)。
【0052】ステップS96の検索により、該当するI
D番号のファイルがあるか否かを判断し(ステップS9
7)、該当ファイルがあった場合はステップS99に進
み、該当ファイルがなかった場合は、回線を段とする
(ステップS98)。
【0053】次に、システムメモリ2に格納されている
送信機名称を読み出し、ステップS97の検索による該
当ID番号の文書名および端末名称としてRTI/TS
Iに作成する(ステップS99)。
【0054】次に、被呼局から発呼局に対してNSS信
号、RTI信号、またはDCS信号、TSI信号が送信
され(ステップS100)、画情報メモリ3に格納され
た画像情報データが送信される(ステップS101)。
以上の動作が行なわれ、ポーリング送信が終了する(ス
テップS102)。
【0055】図8には、被呼局から発呼局に対し、ポー
リング送信で画情報が送信された場合の発呼局の動作フ
ローの他の例が示されている。この例では、図6の動作
例のステップS88の動作、つまり、ID番号のポーリ
ング送信ファイルとして画情報メモリ3に格納する際に
ID番号に対応させてRTI信号およびTSI信号を送
信機名称としてシステムメモリ2に格納する動作を実行
しない場合の例である。
【0056】動作フローに従って、その動作を説明す
る。被呼局から発呼局に着呼が開始されると(ステップ
S110)、被呼局は発呼局に対し、CED、NSF、
およびDISの各信号を送信する(ステップS11
1)。
【0057】被呼局からNSS、DCS、およびSUB
の各信号が入力されると(ステップS112)、被呼局
からID番号であるSUB信号が入力されたか否かを判
断する(ステップS113)。ステップS113におい
て、SUB信号が入力されたと判断した場合はステップ
S114に進み、SUB信号が入力されない場合は通常
受信が行なわれ(ステップS115)、ステップS11
7に進む。
【0058】ステップS113においてSUB信号が入
力されると、SUB信号をID番号としてとして読み出
し(ステップS114)、ID番号のポーリング送信フ
ァイルとして画情報メモリ3に格納する(ステップS1
16)。
【0059】次に、被呼局からの画像情報データを受信
し(ステップS117)、ポーリング受信が終了する
(ステップS118)。
【0060】図9には、発呼局から被呼局に対し、ポー
リング送信の要求があった場合の被呼局の動作フローの
他の例が示されている。発呼局から被呼局に着呼が開始
されると(ステップS120)、被呼局は発呼局に対
し、CED、NSF、およびDISの各信号を送信する
(ステップS121)。
【0061】次に、発呼局からNSC信号およびDTC
信号が入力されたか否かを判断する(ステップS12
2)。ステップS122でNSC信号およびDTC信号
が入力されたと判断した場合は、ステップS124進
み、これらの信号が入力されていないと判断した場合
は、通常の受信を実行する(ステップS123)。
【0062】つぎに、発呼局から指示された、例えばS
EP等のID番号のチェックを行い(ステップS12
4)、ID番号のポーリング送信ファイルを検索する
(ステップS125)。
【0063】ステップS125の検索により、該当する
ID番号のファイルがあるか否かを判断し(ステップS
126)、該当ファイルがあった場合はステップS12
8に進み、該当ファイルがなかった場合は、回線を断と
する(ステップS127)。
【0064】次に、被呼局から発呼局に対してNSS/
RTI信号、またはDCS/TSI信号が送信される
(ステップS128)。
【0065】次に、リモ−ト作成ファイルか否かを判断
する(ステップS129)。リモート作成ファイルでは
ないと判断した場合は、画情報メモリ3に格納された画
像情報データに端末名称(TTI)を付加し(ステップ
S130)、リモート作成ファイルの場合は付加しない
(ステップS128)。
【0066】以上の手続きが終了すると、画情報メモリ
3に格納された画像情報データが送信され(ステップS
132)、ポーリング送信が終了する(ステップS13
3)。
【0067】図10には、被呼局から発呼局に対し、ポ
ーリング送信で画情報が送信された場合の発呼局の動作
フローの他の例が示されている。この例では、図8の動
作例のステップS116の動作、つまり、ID番号のポ
ーリング送信ファイルとして画情報メモリ3に格納する
際、原稿に対応させて時計部10より時刻データを読み
出し、ポーリング送信ファイルの作成時刻としてシステ
ムメモリ2に格納する場合の例である。
【0068】動作フローに従って、その動作を説明す
る。被呼局から発呼局に着呼が開始されると(ステップ
S140)、発呼局は被呼局に対し、CED、NSF、
およびDISの各信号を送信する(ステップS14
1)。
【0069】被呼局からNSS、DCS、およびSUB
の各信号が入力されると(ステップS142)、被呼局
からID番号であるSUB信号が入力されたか否かを判
断する(ステップS143)。ステップS143におい
て、SUB信号が入力されたと判断した場合はステップ
S144に進み、SUB信号が入力されない場合は通常
受信が行なわれ(ステップS145)、ステップS14
8に進む。
【0070】ステップS143においてSUB信号が入
力されると、SUB信号をID番号としてとして読み出
し(ステップS144)、ID番号のポーリング送信フ
ァイルとして画情報メモリ3に格納する(ステップS1
46)。
【0071】ステップS146でID番号のポーリング
送信ファイルとして画情報メモリ3に格納する際、原稿
に対応させて時計部10より時刻データを読み出し、ポ
ーリング送信ファイルの作成時刻としてシステムメモリ
2に格納する(ステップS147)。
【0072】以上の手続きが終了すると、被呼局からの
画像情報データを受信し(ステップS148)、ポーリ
ング受信が終了する(ステップS149)。
【0073】図11には、発呼局から被呼局に対し、ポ
ーリング送信の要求があった場合の被呼局の動作フロー
の他の例が示されている。この例では、図9の動作フロ
ーのステップS129〜ステップS131において、リ
モート作成ファイルの場合にポーリング送信する際、画
情報に登録時刻を付加させて送信するものである。
【0074】図11のフローに基づきその動作を説明す
る。まず、発呼局から被呼局に着呼が開始されると(ス
テップS150)、被呼局は発呼局に対し、CED、N
SF、およびDISの各信号を送信する(ステップS1
51)。
【0075】次に、発呼局からNSC信号およびDTC
信号が入力されたか否かを判断する(ステップS15
2)。ステップS152でNSC信号およびDTC信号
が入力されたと判断した場合は、ステップS154進
み、これらの信号が入力されていないと判断した場合
は、通常の受信を実行する(ステップS153)。
【0076】つぎに、発呼局から指示された、例えばS
EP等のID番号のチェックを行い(ステップS15
4)、ID番号のポーリング送信ファイルを検索する
(ステップS155)。
【0077】ステップS155の検索により、該当する
ID番号のファイルがあるか否かを判断し(ステップS
156)、該当ファイルがあった場合はステップS15
8に進み、該当ファイルがなかった場合は、回線を断と
する(ステップS157)。
【0078】次に、被呼局から発呼局に対してNSS/
RTI信号、またはDCS/TSI信号が送信される
(ステップS158)。
【0079】次に、リモ−ト作成ファイルか否かを判断
する(ステップS159)。リモート作成ファイルでは
ないと判断した場合はステップS161に進み、リモー
ト作成ファイルの場合はシステムメモリ2に格納された
登録時刻データを呼び出し、画情報メモリ3に格納され
た画情報データに登録時刻データを付加する(ステップ
S160)。
【0080】以上の手続きが終了すると、画情報メモリ
3に格納された画像情報データが送信され(ステップS
161)、ポーリング送信が終了する(ステップS16
2)。
【0081】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のファクシミリ装置によれば、ポーリング送信あるいは
ポーリング受信する場合に、文書名称あるいは端末名称
等送受信されるファイルに関する情報を容易に確認する
ことができる。
【0082】また、リモートでポーリング送信され、登
録された原稿も容易にそのファイルの端末名称あるいは
登録時刻を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】ファクシミリ装置のファイル作成の動作例を示
すフロー図である。
【図3】ファクシミリ装置の通信の動作例を示すフロー
図である。
【図4】ファクシミリ装置のファイル作成の他の動作例
を示すフロー図である。
【図5】ファクシミリ装置の通信の他の動作例を示すフ
ロー図である。
【図6】ファクシミリ装置の受信の動作例を示すフロー
図である。
【図7】ファクシミリ装置の通信の他の動作例を示すフ
ロー図である。
【図8】ファクシミリ装置の受信の他の動作例を示すフ
ロー図である。
【図9】ファクシミリ装置の通信の他の動作例を示すフ
ロー図である。
【図10】ファクシミリ装置の受信の他の動作例を示す
フロー図である。
【図11】ファクシミリ装置の通信の他の動作例を示す
フロー図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 システムメモリ 3 画情報メモリ 4 読取部 5 書込部 6 操作部 7 DCR 8 G3モデム 9 NCU 10 時計部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取手段と、 該読取手段で読み込まれた原稿データが格納される第1
    の記憶手段と、 該第1の記憶手段に格納された前記原稿データに関する
    情報データを入力する入力手段と、 該入力手段で入力された前記情報データが格納される第
    2の記憶手段とを有するポーリング送信可能なファクシ
    ミリ装置において、 該ファクシミリ装置は、発呼側からID番号が入力され
    ると、該ID番号に対応するファイルに前記第2の記憶
    手段に格納された前記情報データを付加してポーリング
    送信を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段に格納された前記情
    報データは、文書名称データであることを特徴とする請
    求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段に格納された前記情
    報データは、文書名称データ、登録者名、及び前記第1
    の記憶手段に格納された前記受信原稿データが受信した
    時刻を示す時刻データであることを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 発呼先から入力される受信原稿データが
    格納される第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に格納された前記受信原稿データに関
    する情報データが格納される第2の記憶手段とを有する
    ポーリング送受信可能なファクシミリ装置において、 前記第2の記憶手段に格納された前記情報データは送信
    機名称データであり、発呼側からID番号が受信される
    と、該ID番号に対応するファイルに前記第2の記憶手
    段に格納された前記送信機名称データを端末名称データ
    としてポーリング送信を行うことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 発呼先から入力される受信原稿データが
    格納される第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に格納された前記受信原稿データに関
    する情報データが格納される第2の記憶手段とを有する
    ポーリング送受信可能なファクシミリ装置において、 前記第2の記憶手段に格納された前記情報データは、前
    記第1の記憶手段に格納された前記受信原稿データが受
    信した時刻を示す時刻データであり、発呼側からID番
    号が受信されると、該ID番号に対応するファイルに前
    記第2の記憶手段に格納された前記時刻データを付加し
    てポーリング送信を行うことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  6. 【請求項6】 発呼先から受信される受信原稿データが
    格納される第1の記憶手段を有するポーリング送受信可
    能なファクシミリ装置において、 該ファクシミリ装置は、発呼側からID番号が受信され
    ると、該ID番号に対応するファイルに端末名称データ
    を付加させないでポーリング送信することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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