JPH1198307A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH1198307A
JPH1198307A JP9273770A JP27377097A JPH1198307A JP H1198307 A JPH1198307 A JP H1198307A JP 9273770 A JP9273770 A JP 9273770A JP 27377097 A JP27377097 A JP 27377097A JP H1198307 A JPH1198307 A JP H1198307A
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JP9273770A
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English (en)
Inventor
Itaru Kodaira
格 小平
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが原稿面を誤ってセットした場合でも
正しく画像の読み取りを行うことができる画像読み取り
装置を提供する。 【解決手段】 原稿を自動的に搬送するADFと、AD
Fによって搬送された原稿を読み取る画像読み取り装置
9と、画像読み取り装置により読み取られた画像データ
が正しい原稿面のものであるか否かを判定する原稿面判
定手段21と、原稿面判定手段により正しい原稿面では
ないと判定された原稿を反転させる原稿面反転手段とを
有して構成される。上記の構成により原稿面判定手段に
より正しい原稿面ではないと判定されると、原稿面反転
手段により原稿面を反転させて再び画像読み取り装置上
に原稿を再給紙し、画像を読み取り直すことによりユー
ザが原稿セットの向きを誤った場合でも正しい面の画像
データを読み取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読み取り装置に
関し、特に自動原稿読み取り装置を備えたファクシミリ
装置または複写機等に適用される画像読み取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置をはじめとする
原稿を読み取る機構を備えた装置には、原稿を読み取る
際の手助けとして、自動原稿送り装置(以下、ADFと
いう)が備え付けられている場合が多い。ADFを用い
て原稿を読み取る際には、まず1枚ないし複数枚の原稿
をADFの所定の位置にセットするが、その際に読み取
らせたい面(以下、原稿面という)を表向きにセットす
るか、原稿面を裏にしてセットするかは、ADFの機構
あるいは読み取り装置の機構に依存する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
の立場からすると原稿面をADFのどちらの向きにセッ
トするのかが統一されていないと、誤った操作を犯して
しまう可能性が大きくなる。例えば、ADFに原稿を裏
面と表面を逆にセットしてしまい画像情報が読み取られ
ないという誤りが生じやすい。特にファクシミリ装置に
おいては、複写機と異なり、読み取った結果をその場で
確認せずに相手機に送信してしまう場合が多いので、送
信側のユーザが誤って原稿をセットし、受信側に誤った
画像を送ってしまっても、送信側は気がつかないことが
多い。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、原稿の読み取られた面が白紙(すなわち、原
稿面と反対の面)であった場合、原稿を反転して読み取
り直すことにより、ユーザが原稿面を誤ってセットした
場合でも正しい画像情報の読み取りを行うことができる
画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の画像読み取り装置は、原稿を自動的に搬送
する自動原稿給送手段と、自動原稿給送手段によって給
紙された原稿を読み取る画像読み取り手段と、画像読み
取り手段によって読み取られた前記画像データにより、
読みとった原稿面が画像情報が記載された正しい原稿面
であるか否かを判定する原稿面判定手段とを有すること
を特徴としている。
【0006】上記の画像読み取り装置は、画像読み取り
手段の画像読み取り位置に給紙された原稿を反転する原
稿面反転手段と、上記の各手段を制御する制御手段とを
さらに有し、制御手段は、画像読み取り手段により読み
取られた画像データが、原稿面判定手段により画像情報
が記載された正しい原稿面からのものではないと判定さ
れると、原稿面反転手段によって原稿を反転させ、再度
画像読み取り手段により画像情報を読み取り直すとよ
い。
【0007】上記の制御手段は、一度原稿面反転手段に
よって反転させ、画像読み取り手段により再度読み取っ
た画像データが原稿面判定手段により画像情報が記載さ
れた正しい原稿面ではないと判定されると、読み取った
画像データに対する処理を行わないように制御するとよ
い。
【0008】上記の画像読み取り装置は、原稿面判定手
段により画像情報が記載された正しい原稿面ではないと
判定されると、操作者に原稿のセットが誤りである旨を
通知する通知手段をさらに有するとよい。
【0009】上記の画像読み取り装置は、画像読み取り
手段によって読み取られた画像データを記憶する記憶手
段をさらに有し、原稿面判定手段は、記憶手段に記憶さ
れた画像データを読み出し、画像データの全画素のうち
黒画素が占める割合を調べ、黒画素が占める割合が所定
の基準値以下であるものを正しい原稿面から読み取られ
たものではないと判定するとよい。
【0010】上記の原稿面反転手段は、画像読み取り手
段の画像読み取り位置に給紙された原稿を排紙口へと搬
送する搬送ローラと、搬送ローラにて搬送される原稿を
画像読み取り手段の画像読み取り位置に原稿面を反対に
して再給紙するためのループ状の反転経路と、反転経路
に給紙された原稿を搬送するための第2の搬送ローラ
と、搬送ローラにて搬送される原稿を排紙口から反転経
路へと切り替える切り替え手段とを有して構成され、切
り替え手段を排紙口への経路からから反転経路へと切り
替え、搬送ローラにて反転経路に原稿を搬送し、第2の
搬送ローラにて反転経路に沿って搬送し、原稿が反転経
路から繰り出されると搬送ローラの回転を逆回転にし
て、画像読み取り手段の画像読み取り位置に再給送する
とよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
画像読み取り装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
及び図2を参照すると本発明の画像読み取り装置の一実
施形態がしめされている。尚、図1は本発明の画像読み
取り装置を原稿面が誤ってセットされた場合、原稿を反
転して再び読み取りを行い、ユーザに対して警告を発す
る自動原稿送り装置(ADF)を備えたファクシミリ装
置に適用した実施形態の概略構成を表すブロック図、図
2はファクシミリ装置による動作例を表す図である。ま
た本装置の説明のために用いられる原稿は、片面原稿で
あるものとし、原稿の片面に正しい原稿が記載されてお
り(以下、原稿面という)、反対側の面はほぼ白紙であ
り、画像としての意味を持たないものとする。
【0012】まず、図1を用いて本発明の画像読み取り
装置をファクシミリ装置に適用した実施形態の構成を説
明する。図1において、1は原稿2を積載する原稿テー
ブル、3は原稿テーブル上に積載された原稿を繰り出す
繰り出しローラ、4及び5は分離ローラと逆転コロであ
り、これらにより原稿を一枚ずつ分離することができ
る。6及び7は給紙ローラ及び搬送ベルトであり、分離
ローラ及び逆転コロによって一枚ずつに分離された原稿
をこれらによりコンタクトガラス8上に搬送することが
できる。9はコンタクトガラス8上に搬送された原稿に
記載された画像情報を読み取る画像読み取り装置であ
る。
【0013】10は画像読み取り装置9によって読み取
られた画像データに画像処理や原稿面の判定などの処理
を施す本体制御部である。11は画像読み取り装置9に
よって読み取られた画像データを一旦蓄積するメモリ、
12及び13は第1排紙ローラと第2排紙ローラであ
り、画像読み取り装置によって画像情報を読み取れ、メ
モリ11に画像データの蓄積が完了した原稿を搬送ベル
ト7とともに搬送して排紙口14に排紙する。15は切
り替え爪であり、コンタクトガラス8上の原稿を排紙せ
ずに反転させてもう一度コンタクトガラス8上に再給紙
させるときに、搬送ベルト7、第1排紙ローラによって
運ばれる原稿を排紙口14への排紙経路16からコンタ
クトガラス上への反転経路19に切り替えることができ
る。17はメモリ11に蓄積された画像データをファク
シミリ送信に適したデータに変換するための処理を施す
画像処理部である。画像処理部でファクシミリ送信に適
したデータに変換された画像データはモデム18によ
り、変調され、通信相手機である受信機へと送信され
る。
【0014】また20は原稿を再びコンタクトガラス8
上に給紙するときに用いる反転ローラである。原稿をコ
ンタクトガラス8上に再給紙するときには、まず切り替
え爪15を図1に示されるように排紙経路16から反転
経路19に切り替え、搬送ベルト7、第1排紙ローラ1
2、反転ローラ20を図1正面から見て左向きに回転さ
せて原稿をコンタクトガラス8上から反転経路19へ搬
送する。その後原稿の終端が搬送ベルト7の最右端より
右側にくるタイミングで搬送ベルト7を図1を正面から
みて右向きに逆回転させる。これにより反転経路19上
の原稿が搬送ベルト7の右側よりコンタクトガラス8上
に反転して再給紙される。
【0015】また21は本体制御部内に設けられた原稿
面判定手段であり、例えば、原稿面でない面の画像を画
像読み取り装置9で読み取りメモリに蓄積してしまった
場合、原稿面判定手段手段21は、原稿面ではない面の
画像の各画素を白/黒でみるとほとんど白であることを
利用して、画像データの全画素のうち黒画素の占める割
合を調べ、その割合が所定の基準以下である場合、その
画素は「正しい原稿面から読み取られたものではない」
と判断する。原稿面判定手段21によって正しい原稿面
からの画像データではないと判断されると図示しない制
御装置により切り替え爪を反転経路19に切り替えて一
度読み取られた原稿をもう一度コンタクトガラス8上に
反転させて搬送する。そして画像読み取り装置により画
像情報の読み取り直しを行う。
【0016】上記の動作によりユーザが間違えて原稿面
を下向きにセットしまい、メモリ11に原稿面でない側
の画像データが蓄積されたとしても、原稿面判定手段に
より正しい原稿面を判定し、もし間違った面の画像デー
タであったとしても、原稿を反転させて再度画像読み取
り装置により読み取ることにより、正しい画像データを
送信相手先に送信することができる。
【0017】23は原稿面判定手段21によって正しい
原稿面ではないと判定されたときに、ユーザに原稿面の
確認を促すようなメッセージを表示する表示画面であ
る。また22はこの表示画面23を制御する表示画面制
御装置である。
【0018】25も原稿面判定手段21によって正しい
原稿面ではないと判定されたときに、ユーザに原稿面の
確認を促すために警告音を発生するスピーカである。ま
た24はこのスピーカを制御するスピーカ制御装置であ
る。
【0019】次に上記の構成による動作例を説明する。
原稿テーブル1に置かれた原稿2は、繰り出しローラ3
によって繰り出され、分離ローラ4と逆転コロ5によっ
て1枚ずつ分離され、給紙ローラ6及び搬送ベルト7に
よってコンタクトガラス8の上まで給紙される。コンタ
クトガラス8の上まで給紙された原稿は画像読み取り装
置9によって読み取られ、読み取られた画像データは本
体制御部10のメモリ11に一旦蓄積される。
【0020】ここで従来の画像読み取り装置では、画像
データのメモリ11への蓄積が完了すると、コンタクト
ガラス8上の原稿は、搬送ベルト7、第1排紙ローラ1
2、第2排紙ローラ13によって排紙口14まで排紙さ
れる。この際切り替え爪15は排紙経路16へ導くよう
な向きに設定しておく。一方、メモリ11に蓄積された
画像データは画像処理部17によってファクシミリ送信
に適したデータにするための処理を施した後、モデム1
8に転送する。モデム18では、転送されてきた画像信
号を変調し、通信相手機である受信機へ送信する。
【0021】ただし、この従来例の場合では、原稿テー
ブル1に原稿をセットする際、読み取らせる原稿面を上
向きにセットする必要があるが、これを下向きにセット
してしまった場合、メモリ11には原稿面でない面の画
像データが蓄積されてしまい、その画像が送信されてし
まう。
【0022】しかしながら、本発明の画像読み取り装置
は、コンタクトガラス8上の原稿を反転して再びコンタ
クトガラス8の上に給紙する機構を有している。その場
合にはまず切り替え爪15を反転経路19へ導くような
向きに設定した後、搬送ベルト7、第1排紙ローラ1
2、反転ローラ20を図1正面から見て左向きに回転さ
せて原稿をコンタクトガラス8上から反転経路19へ搬
送する。その後原稿の終端が搬送ベルト7の最右端より
右に来るタイミングで、搬送ベルト7を右向きに回転さ
せる。これにより反転経路19上の原稿が搬送ベルト7
の右側よりコンタクトガラス8上に反転して再給紙され
る。ここで反転経路19の長さは給紙される最大の原稿
の長さより長くある必要がある。
【0023】次に図2を用いて本装置による動作フロー
を説明する。まずADFの原稿テーブル1上に原稿が積
載されると、繰り出しローラ3により原稿を繰り出し、
分離ローラ4及び逆転コロ5によって一枚ずつ原稿を分
離し、給紙ローラ6及び搬送ベルト7によってコンタク
トガラス8の上に給送される(ステップS1)。
【0024】コンタクトガラス8上に給紙された原稿は
画像読み取り装置9によって画像情報を読み取られ、読
み取られた画像データは本体制御部10のメモリ11に
一旦格納される(ステップS2)。
【0025】原稿面判定手段21はメモリに画像データ
が入力されると(ステップS3/YES)、入力した画
像データ中の黒画素の占める割合を調べる(ステップS
4)。入力した1ページ分の画像データ中に黒画素が所
定の割合よりも多く含まれていると判定すると(ステッ
プS5/YES)、コンタクトガラス8上の原稿は搬送
ベルト7、第1排紙ローラ12、第2排紙ローラ13に
よって排紙口14まで搬送される。この際、切り替え爪
15は排紙経路16へ導くような向きに設定しておく
(ステップS11)。以上の動作を原稿テーブル1上に
積載された原稿がすべて排紙口に搬送されるまで行う。
【0026】一方、メモリ11に蓄積された画像データ
は画像処理部17によってファクシミリ送信に適した画
像データに変換され、モデム18で画像信号を変調し、
通信相手機である受信機へ送信される(ステップS1
2)。
【0027】またステップS5において、黒画素が所定
の割合よりも少なかったときは(ステップS5/N
O)、表示画面制御装置22を制御して表示画面に原稿
面の確認を促すようなメッセージを表示するか、または
スピーカ制御装置を制御してスピーカ25により警告音
を発生させる(ステップS6)。
【0028】そして、原稿の反転動作を一度行っている
か否かの確認を行う(ステップS7)。ステップS7に
おいて、一度も反転処理を行っていない原稿であると判
断すると(ステップS7/NO)、切り替え爪15を反
転経路19へ導くような向きに設定した後(ステップS
8)、搬送ベルト7、第1排紙ローラ12、反転ローラ
20を図1正面からみて左向きに回転させて原稿をコン
タクトガラス8上から反転経路19へ搬送する。その後
原稿の終端が搬送ベルト7の最右端より右にくるタイミ
ングで搬送ベルト7を図1正面からみて右向きに回転さ
せる。これにより反転経路19上の原稿が搬送ベルト7
の右側よりコンタクトガラス8上に反転して再給紙され
る(ステップS9)。
【0029】そして、反転された原稿をもう一度画像読
み取り装置で読み取り直し、読み取った画像情報をメモ
リ11に蓄積する(ステップS2)。そして入力した1
ページ分の画像データ中の黒画素の占める割合を調べ
(ステップS5)、黒画素が所定の割合よりも少なかっ
たときは(ステップS5/NO)、表示画面制御装置2
2を制御して表示画面に原稿面の確認を促すようなメッ
セージを表示するか、またはスピーカ制御装置を制御し
てスピーカ25により警告音を発生させる(ステップS
6)。
【0030】そして、原稿の反転動作を一度行っている
か否かの確認を行う(ステップS7)。原稿に一度反転
処理を行っているときには(ステップS7/YES)、
その原稿は白紙であるとして、メモリ11に蓄積された
画像データを破棄してその画像データに対する送信処理
は行わず、コンタクトガラス8上の原稿を搬送ベルト第
1排紙ローラ、第2排紙ローラにより排紙口14に排紙
する(ステップS10)。
【0031】以上の動作により、ユーザが間違えて誤っ
た原稿のセットをしてしまっても、原稿面反転手段21
により画像情報が記載された正しい面を判定し、切り替
え爪15を反転経路19へ導くような向きに設定した
後、搬送ベルト7、第1排紙ローラ12、反転ローラ2
0を図1正面から見て左向きに回転させて原稿をコンタ
クトガラス8上から反転経路19へ搬送する。その後原
稿の終端が搬送ベルト7の最右端より右にくるタイミン
グで、搬送ベルト7を右向きに回転させて反転経路19
上の原稿が搬送ベルト7の右側よりコンタクトガラス8
上に反転して再給紙する。そして画像読み取り装置によ
り再び画像情報の読み取りを行うことにより正しい画像
データを送信相手先に送信することができる。
【0032】また、ユーザに原稿面のセットの向きを特
に意識させる必要がなくなり、原稿面を表向きにセット
するADFに慣れたユーザ、あるいはその逆向きにセッ
トするADFになれたユーザ、のどちらのユーザに対し
ても違和感のない装置とすることができる。
【0033】また、原稿の中に両面が白紙である紙が混
ざっていた場合でも、その紙を送信してしまうことこと
がなくなり、無駄な送信を防ぐことができる。
【0034】またユーザが原稿のセットを誤って、原稿
面の反対側の面を読み取ってしまった場合でも、原稿面
判定手段が正しい原稿面の確認を行い、表示画面及びス
ピーカによりユーザに誤操作であることを通知すること
によりユーザの気が付かないうちに誤った原稿が誤送信
されるのを防ぐことができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように請求項1
記載の本発明の画像読み取り装置によれば、原稿を自動
的に搬送する自動原稿給送手段と、自動原稿給送手段に
よって給紙された原稿を読み取る画像読み取り手段と、
画像読み取り手段によって読み取られた前記画像データ
により、読みとった原稿面が画像情報が記載された正し
い原稿面であるか否かを判定する原稿面判定手段とを有
して構成されたことにより、操作者により原稿が正しく
セットされたか否かを判定することができる。
【0036】また、操作者に原稿面のセットの向きを特
に意識させる必要がなくなり、原稿面を表向きにセット
する自動原稿給送手段に慣れた操作者、あるいはその逆
向きにセットする自動原稿給送手段になれた操作者、の
どちらの操作者に対しても違和感のない画像読み取り装
置とすることができる。
【0037】また請求項2記載の画像読み取り装置によ
れば、上記の効果に加えて、画像読み取り手段の画像読
み取り位置に給紙された原稿を反転する原稿面反転手段
と、各手段を制御する制御手段とをさらに有することに
より、画像読み取り手段により読み取られた画像データ
が、原稿面判定手段により画像情報が記載された正しい
原稿面からのものではないと判定されると、原稿面反転
手段によって原稿を反転させ、再度画像読み取り手段に
より画像情報を読み取り直しを行うことができる。
【0038】また請求項3記載の画像読み取り装置によ
れば、上記の効果に加えて、制御手段が、一度原稿面反
転手段によって反転させ、画像読み取り手段により再度
読み取った画像データが原稿面判定手段により画像情報
が記載された正しい原稿面ではないと判定されると、読
み取った画像データに対する処理を行わないように制御
することにより、原稿の中に両面が白紙である紙が混ざ
っていた場合でも、その紙を送信してしまうことことが
なくなり、無駄な送信を防ぐことができる。
【0039】また請求項4記載の画像読み取り装置によ
れば、上記の効果に加えて、原稿面判定手段により画像
情報が記載された正しい原稿面ではないと判定される
と、操作者に原稿のセットが誤りである旨を通知する通
知手段をさらに有することにより、操作者が原稿のセッ
トを誤って、原稿面の反対側の面を読み取ってしまった
場合でも、原稿面判定手段が正しい原稿面の確認を行
い、通知手段により誤操作であることを通知することに
より操作者の気が付かないうちに誤った原稿が送信され
るのを防ぐことができる。
【0040】また請求項5記載の画像読み取り装置によ
れば、上記の効果に加えて、画像読み取り手段によって
読み取られた画像データを記憶する記憶手段をさらに有
し、原稿面判定手段が、記憶手段に記憶された画像デー
タを読み出し、画像データの全画素のうち黒画素が占め
る割合を調べ、黒画素が占める割合が所定の基準値以下
であるものを正しい原稿面から読み取られたものではな
いと判定することにより画像情報が記載された正しい原
稿面の判定を正確に行うことができる。
【0041】また請求項6記載の画像読み取り装置によ
れば、原稿面反転手段が、画像読み取り手段の画像読み
取り位置に給紙された原稿を排紙口へと搬送する搬送ロ
ーラと、搬送ローラにて搬送される原稿を画像読み取り
手段の画像読み取り位置に原稿面を反対にして再給紙す
るためのループ状の反転経路と、反転経路に給紙された
原稿を搬送するための第2の搬送ローラと、搬送ローラ
にて搬送される原稿を排紙口から反転経路へと切り替え
る切り替え手段とを有して構成されたことにより、原稿
面判定手段により誤った原稿面の画像情報であると判定
された原稿を切り替え手段を排紙口への経路からから反
転経路へと切り替え、搬送ローラにて反転経路に原稿を
搬送し、第2の搬送ローラにて反転経路に沿って搬送
し、原稿が反転経路から繰り出されると搬送ローラの回
転を逆回転にして、画像読み取り手段の画像読み取り位
置に再給送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読み取り装置の実施形態を表すブ
ロック構成図である。
【図2】動作例を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 原稿テーブル 2 原稿 3 繰り出しローラ 4 分離ローラ 5 逆転コロ 6 給紙ローラ 7 搬送ベルト 8 コンタクトガラス 9 画像読み取り装置 10 本体制御部 11 メモリ 12 第1排紙ローラ 13 第2排紙ローラ 14 排紙口 15 切り替え爪 16 排紙経路 17 画像処理部 18 モデム 19 反転経路 20 反転ローラ 21 原稿面判定手段 22 表示画面制御部 23 表示画面 24 スピーカ制御部 25 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を自動的に搬送する自動原稿給送手
    段と、 前記自動原稿給送手段によって給紙された前記原稿を読
    み取る画像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段によって読み取られた画像データ
    により、読みとった原稿面が画像情報が記載された正し
    い原稿面であるか否かを判定する原稿面判定手段とを有
    することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読み取り手段の画像読み取り位
    置に給紙された前記原稿を反転する原稿面反転手段と、 前記各手段を制御する制御手段とをさらに有し、 前記制御手段は、前記画像読み取り手段により読み取ら
    れた前記画像データが、前記原稿面判定手段により前記
    画像情報が記載された正しい原稿面からのものではない
    と判定されると、前記原稿面反転手段によって前記原稿
    を反転させ、再度前記画像読み取り手段により前記画像
    情報を読み取り直すことを特徴とする請求項1記載の画
    像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、一度前記原稿面反転手
    段によって反転させ、前記画像読み取り手段により再度
    読み取った前記画像データが前記原稿面判定手段により
    前記画像情報が記載された正しい原稿面ではないと判定
    されると、読み取った前記画像データに対する処理を行
    わないように制御することを特徴とする請求項1または
    2記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿面判定手段により前記画像情報
    が記載された正しい原稿面ではないと判定されると、操
    作者に前記原稿のセットが誤りである旨を通知する通知
    手段をさらに有することを特徴とする請求項1から3の
    何れか1項に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記画像読み取り手段によって読み取ら
    れた前記画像データを記憶する記憶手段をさらに有し、 前記原稿面判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記
    画像データを読み出し、該画像データの全画素のうち黒
    画素が占める割合を調べ、該黒画素が占める割合が所定
    の基準値以下であるものを正しい原稿面から読み取られ
    たものではないと判定することを特徴とする請求項1か
    ら4の何れか1項に記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿面反転手段は、前記画像読み取
    り手段の前記画像読み取り位置に給紙された前記原稿を
    排紙口へと搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラにて搬送される前記原稿を前記画像読み
    取り手段の前記画像読み取り位置に原稿面を反対にして
    再給紙するためのループ状の反転経路と、 前記反転経路に給紙された前記原稿を搬送するための第
    2の搬送ローラと、前記搬送ローラにて搬送される前記
    原稿を排紙口から前記反転経路へと切り替える切り替え
    手段とを有して構成され、 前記切り替え手段を前記排紙口への経路からから前記反
    転経路へと切り替え、前記搬送ローラにて前記反転経路
    に前記原稿を搬送し、前記第2の搬送ローラにて前記反
    転経路に沿って搬送し、前記原稿が前記反転経路から繰
    り出されると前記搬送ローラの回転を逆回転にして、前
    記画像読み取り手段の前記画像読み取り位置に再給送す
    ることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載
    の画像読み取り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251431A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251431A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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