JPH1197952A - 高出力電力増幅器 - Google Patents

高出力電力増幅器

Info

Publication number
JPH1197952A
JPH1197952A JP9252417A JP25241797A JPH1197952A JP H1197952 A JPH1197952 A JP H1197952A JP 9252417 A JP9252417 A JP 9252417A JP 25241797 A JP25241797 A JP 25241797A JP H1197952 A JPH1197952 A JP H1197952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power amplifier
output
power
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9252417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3811551B2 (ja
Inventor
Kaoru Ishida
石田  薫
Masayuki Miyaji
正之 宮地
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Shinichi Kugo
伸一 久郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25241797A priority Critical patent/JP3811551B2/ja
Priority to US09/150,012 priority patent/US6201439B1/en
Priority to EP03009622A priority patent/EP1331689B1/en
Priority to DE69821069T priority patent/DE69821069T2/de
Priority to DE69834353T priority patent/DE69834353T2/de
Priority to EP98117393A priority patent/EP0903803B1/en
Priority to CN98119607.1A priority patent/CN1123970C/zh
Priority to CN03154873.3A priority patent/CN1254913C/zh
Publication of JPH1197952A publication Critical patent/JPH1197952A/ja
Priority to US09/758,427 priority patent/US6563395B2/en
Priority to US10/102,732 priority patent/US6690249B2/en
Priority to US10/438,045 priority patent/US6803837B2/en
Priority to US10/645,538 priority patent/US20040061568A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3811551B2 publication Critical patent/JP3811551B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力電力増幅器に用いられる電力分配回路
や非平衡・平衡変換回路(バラン)は、平面回路とする
ことが困難であり、回路規模が大きい。 【解決手段】 多層基板上に、入力端子206及び同相
出力端子214が接続された主線路207と、その主線
路207に適当な結合度で結合され、第1、第2の逆相
出力端子215,216がそれぞれ接続された第1、第
2の結合線路208,209とをパターン形成してバラ
ンを構成することにより、高出力電力増幅器を大幅に小
型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
基地局における高出力電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル移動体通信の基地局にお
いては数十Wから数百Wに及ぶ高出力の電力増幅器が使
用されている。このような高出力電力増幅器では2つの
同じトランジスタを並列にして互いに逆相の信号を加え
たプッシュプル増幅器を用い、これらを複数個並列に合
成して高い出力電力を得ている。なお、プッシュプル増
幅器については「Radio Frequency Transistors」Nor
m Dye, Helge Granberg共著 販売元Butterworth/Heine
mann の113から116ページに記載されているのでここで
詳細な説明を省略する。この回路には電力分配合成回路
と非平衡・平衡変換回路(バラン)が入力と出力に必要
となる。
【0003】以下に、従来例の高出力電力増幅器を図6
を用いて説明する。図6において、501は電力n分配
器、502は電力n合成器、503,504はn個の非
平衡・平衡変換器(バラン)、505はn組のプッシュ
プル増幅器である。この構成において使用される電力分
配合成回路について、図7及び図8を用いて説明する。
図7及び図8にウィルキンソン電力分配回路の構成図を
示す。図7(a)は、一般的なウィルキンソン電力分配
回路で、601は入力端子、602はn本の4分の1波
長線路、603はn個の吸収抵抗、604はn個の出力
端子である。図7(b)は、平面回路で構成可能な2分
配直列型で、605は入力端子、606は2本の4分の
1波長線路、607は吸収抵抗、608は4本の4分の
1波長線路、609は2個の吸収抵抗、610は4個の
出力端子である。また、図8は、非対称電力分配型で、
611は入力端子、612、613、616,617は
それぞれ特性インピーダンスの異なる4分の1波長線
路、614、618は吸収抵抗、615、619、62
0はインピーダンス変換回路である。なお、ウィルキン
ソン電力合成回路については「マイクロ波回路の基礎と
その応用」小西良弘著総合電子出版の205から210ページ
に記載されているのでここでは詳細な説明を省略する。
【0004】図9に従来のバランの構成を示す。701
は非平衡端子、702は特性インピーダンス50Ωの4
分の1波長同軸線路、703は同相出力端子、704は
逆相出力端子である。バランについては「Radio Frequ
ency Transistors」Norm Dye, Helge Granberg共著
販売元Butterworth/Heinemannの179から181ページに記
載されているのでここで詳細な説明を省略する。
【0005】以上の構成により従来の高出力電力増幅器
は各々の単位プッシュプル増幅器の出力電力を複数個合
成して基地局送信の大きな電力を得ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7
(a)に示したウィルキンソン電力分配回路は一度に任
意のn個に電力を均等分配することが可能であるが、平
面回路で実現するのが困難である。そのために図7
(b)及び図8の構成を用いることが一般的であるが、
図7(b)の構成では、伝送経路が長くなるため分配・
合成時の損失が大きくなるという問題点を有していた。
さらに、2の累乗経路にしか分配できないため融通性が
低いという問題点も有していた。また図8の構成では、
伝送経路が各出力ごとに異なるため、電力の分配にアン
バランスが生じるという課題を有していた。また、図9
に示すようなバランは同軸線路を使用するために回路の
規模が大きくなり小型化が難しいという課題を有してい
た。
【0007】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、部品点数を減らし、回路規模を大幅に縮小できる高
出力電力増幅器を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、入
力信号の半分を同相出力端子に出力し、入力信号の4分
の1ずつを第1及び第2の逆相出力端子に同相出力端子
の出力に対し位相を180度遅らせて出力する第1の非
平衡・平衡変換回路と、その第1の非平衡・平衡変換回
路の第1及び第2の逆相出力端子に接続され、同一特性
を有する第1及び第2の電力増幅回路と、第1の非平衡
・平衡変換回路の同相出力端子に接続され、出力電力が
第1又は第2の電力増幅回路の実質上2倍である第3の
電力増幅回路と、第1及び第2の電力増幅回路の出力を
それぞれ入力する第1及び第2の逆相入力端子及び、第
3の電力増幅回路の出力を入力する同相入力端子を有
し、第1、第2及び第3の電力増幅回路の出力を合成し
て出力する第2の非平衡・平衡変換回路とを備えた高出
力電力増幅器である。
【0009】請求項3の本発明は、入力信号を少なくと
も4つの出力に等しく分配する電力分配回路と、その電
力分配回路の各々の出力端子に接続された請求項1記載
の高出力電力増幅回路と、それら高出力電力増幅回路の
出力と各々接続された入力端子を有し、高出力電力増幅
回路の各出力を合成する電力合成回路とを備えた高出力
電力増幅器である。
【0010】例えば、本発明の高出力電力増幅器は、複
数枚の誘電体板を重ねた1枚の多層の基板にウィルキン
ソンn分配・n合成回路と1入力1同相出力2逆相出力
型バランを構成する。
【0011】本発明の高出力電力増幅器は、従来平面回
路に実現するのが困難であった4分配以上のウィルキン
ソン電力分配器を多層基板を用いて、吸収抵抗をスルー
ホールを介して共通端子に接続し実現する。さらにこれ
までは同軸線路を使用して構成していたバランを多層基
板を用いて、ストリップ線路の上下層に結合線路を設け
て2つの逆相出力を得る。この構成により電力分配合成
回路とバランが1枚の多層基板内に形成することが可能
となり、高出力電力増幅器を大幅に小型化することがで
きる。またバランが2つの逆相出力を取り出せるので分
配数を減らすことができ、分配回路の回路規模を小さく
することができる。さらに、1度にn分配・n合成する
ため、損失を低減することが可能となり電力増幅器の効
率を改善することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態の高出力電力増幅器の構成図を示す。図1において、
101、102は非平衡・平衡変換器(バラン)、10
3、104は同一特性の電力増幅器、105は出力電力
が電力増幅器103,104の2倍の電力増幅器、10
6は入力端子、107は出力端子である。
【0013】この構成において、本発明で用いるバラン
を図2で詳細に説明する。図2(a)は、誘電体多層基
板を用いたバランの断面図、(b)は、各配線層の電極
パターン図、(c)は、バランの動作説明図である。図
2(a)において、201から203は第1から第3の
電極配線層、204,205は第1,第2の誘電体層で
ある。図2(b)において、206は入力端子、207
は主線路、208,209は第1,第2の結合線路、2
10,211は第1,第2の接地電極、212,213
は第1,第2のスルーホール、214は同相出力端子、
215,216は第1,第2の逆相出力端子である。図
2(c)において、217は入力端子、218は主線
路、219,220は第1,第2の結合線路、221は
同相出力端子、222,223は第1,第2の逆相出力
端子である。
【0014】図2(c)において、入力端子217から
入力された高周波信号は適当な結合度で結合させた第1
の結合線路219と第2の結合線路220に電力分配さ
れるが、第1、第2の結合線路の入力端子側を接地する
ことで位相が180度ずれた逆相になる。結合度は誘電
体の誘電率と誘電体の厚みと主線路及び結合線路の幅で
決定される。このような構成において本実施の形態で
は、1つの入力に1つの同相出力と2つの逆相出力が得
られるバランを入出力に1つずつ使用することにより、
従来2つの電力分配回路と4つのバランを用いていた高
出力電力増幅器の部品点数を減らし、回路の小型化を図
ることが可能となる。 (第2の実施の形態)図3は、本発明の第2の実施の形
態の高出力電力増幅器の構成図を示す。図3において、
301、302は電力4分配器、303は第1の実施の
形態で説明した高出力電力増幅器、304は入力端子、
305は出力端子である。
【0015】この構成において、本発明で用いる電力4
分配器を図4で詳細に説明する。図4(a)は、誘電体
多層基板を用いた電力4分配器の断面図、(b)は、各
配線層の電極パターン図、(c)は、電力4分配器の回
路図である。図4(a)において、401から403は
第1から第3の電極配線層、404,405は第1,第
2の誘電体層である。図4(b)において、406は入
力端子、407から410は第1から第4の4分の1波
長線路、411から414は第1から第4の吸収抵抗、
415は第1のスルーホール,416は共通端子、41
7から419は第2から第4のスルーホール、420は
シールド電極、421から424は第1から第4の分配
出力端子である。図4(c)において、425は入力端
子、426は4分の1波長線路、427は吸収抵抗、4
28は分配出力端子である。
【0016】図4(c)のような立体型ウィルキンソン
電力4分配器を図4(a)のような誘電体3層基板を用
いて実現する方法について以下に説明する。
【0017】図4(a)の第1から第3の電極配線層の
例を図4(b)を参照しながら説明する。入力端子40
6から入力された信号は、同一の特性インピーダンスを
有する第1の4分の1波長線路407と第2の4分の1
波長線路408と、さらに第1のスルーホール415を
介して第3の4分の1波長線路409と第4の4分の1
波長線路410に分岐される。また、各4分の1波長線
路407〜410の各々の残りの一端は、共通端子41
6−a及び第2のスルーホール417を介して接続され
た共通端子416−bにそれぞれ第1から第4の吸収抵
抗411〜414が接続されている。これらの分配出力
をそれぞれ第1から第4の分配出力端子421〜424
で取り出す。
【0018】また、第1の電極配線層401と第3の電
極配線層403との間の第2の電極配線層402には、
スルーホールの周辺をくりぬいたシールド電極420を
設けて、第1の電極配線層401と第3の電極配線層4
03との間の信号の干渉を防ぐ。この構造の電力4分配
器に第1の実施の形態で示したバランを同一誘電体多層
基板に形成することで、これまでは2つの電力8分配回
路(電力2分配器14個)と16個のバランを用いてい
た高出力電力増幅器の部品点数を減らし、回路の小型化
を図ることが可能となる。さらに1度に4分配・4合成
を行うので電気損失も低減することができ、電力増幅器
の効率を改善することができる。
【0019】なお、上記第2の実施の形態では、電力4
分配回路としたが、誘電体基板の層数を増やすことで、
4以上の任意の分配を実現することができる。その例と
して誘電体5層基板で形成した電力6分配回路を図5に
示す。図5において、451は入力端子、452から4
57は第1から第6の4分の1波長線路、458から4
63は第1から第6の吸収抵抗、464は第1のスルー
ホール,465−a,465−bは共通端子、466か
ら472は第2から第8のスルーホール、473,47
4は第1、第2のシールド電極、475から480は第
1から第6の分配出力端子である。
【0020】この構成において、本第2の実施の形態の
電力4分配回路と同様に、入力端子451から入力され
た信号は、第1のスルーホール464を介して6本の4
分の1波長線路452〜457に分岐される。また、各
4分の1波長線路452〜457の各々の残りの一端
は、共通端子465−a及び第2のスルーホール466
を介して接続された共通端子465−bに第1から第6
の吸収抵抗458〜463が各々接続されている。ここ
で、第3の電極配線層の吸収抵抗は第3及び第4のスル
ーホール467,468を介して第1の電極配線層へ取
り出した後、共通端子465−aと接続する。ここで、
第3,第4の吸収抵抗460,461は第1の配線層へ
取り出すとしたが、第5の電極配線層へ取り出して共通
端子465−bに接続しても同様の回路を実現すること
ができる。
【0021】また、この構造を拡張することで任意の分
配数の電力分配器が形成できる。この構造を用いれば、
本第2の実施の形態の電力4分配回路と同様に、分配数
の大きな高出力電力増幅器をさらに小型化し部品点数を
減らすことが可能となり、さらに電力増幅器の効率を改
善することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高出力電力
増幅器は、従来回路規模の大きかった電力分配回路や非
平衡・平衡変換回路(バラン)を誘電体多層基板で構成
することにより部品点数を減らし、回路規模を大幅に縮
小することができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の高出力電力増幅器
の構成図である。
【図2】同図(a)は、同第1の実施の形態の高出力電
力増幅器に用いるバランの断面図、同図(b)は、その
バランの配線電極図、同図(c)は、そのバランの動作
を説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の高出力電力増幅器
の構成図である。
【図4】同図(a)は、同第2の実施の形態の高出力電
力増幅器に用いる電力4分配器の断面図、同図(b)
は、その電力4分配器の配線電極図、同図(c)は、そ
の電力4分配器の回路図である。
【図5】同第2の実施の形態における別の例の電力6分
配器を示す配線電極図である。
【図6】従来例の高出力電力増幅器の構成図である。
【図7】同図(a)は、一般的なウィルキンソン電力分
配器の回路図、同図(b)は、ウィルキンソン電力2分
配器を用いた1入力多分配回路の回路図である。
【図8】ウィルキンソン非等分電力分配器を用いた1入
力多分配回路の回路図である。
【図9】従来例の高出力電力増幅器に用いるバランの構
成図である。
【符号の説明】
101、102 非平衡・平衡変換器 207 主線路 208 第1の結合線路 209 第2の結合線路 214 同相出力端子 215 第1の逆相出力端子 216 第2の逆相出力端子 301、302 電力4分配器 303 高出力電力増幅器 407〜410 第1〜第4の4分の1波長線路 411〜414 第1〜第4の吸収抵抗 421〜424 第1〜第4の4分配出力端子 501 電力n分配器 502 電力n合成器 503、504 非平衡・平衡変換器 505 プッシュプル増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久郷 伸一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の半分を同相出力端子に出力
    し、前記入力信号の4分の1ずつを第1及び第2の逆相
    出力端子に前記同相出力端子の出力に対し位相を180
    度遅らせて出力する第1の非平衡・平衡変換回路と、そ
    の第1の非平衡・平衡変換回路の第1及び第2の逆相出
    力端子に接続され、同一特性を有する第1及び第2の電
    力増幅回路と、前記第1の非平衡・平衡変換回路の同相
    出力端子に接続され、出力電力が前記第1又は第2の電
    力増幅回路の実質上2倍である第3の電力増幅回路と、
    前記第1及び第2の電力増幅回路の出力をそれぞれ入力
    する第1及び第2の逆相入力端子及び、前記第3の電力
    増幅回路の出力を入力する同相入力端子を有し、前記第
    1、第2及び第3の電力増幅回路の出力を合成して出力
    する第2の非平衡・平衡変換回路とを備えたことを特徴
    とする高出力電力増幅器。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の非平衡・平衡変換回
    路は、少なくとも2枚の重ね合わされた第1及び第2の
    誘電体板と、前記第1の誘電体板と前記第2の誘電体板
    との間に導体パターンで形成した4分の1波長の主線路
    と、前記第1の誘電体板の前記主線路とは反対側の面に
    導体パターンで形成した4分の1波長の第1の結合線路
    と、前記第2の誘電体板の前記主線路とは反対側の面に
    導体パターンで形成した4分の1波長の第2の結合線路
    とを有し、前記第1及び第2の結合線路は前記主線路と
    重なるように形成し、前記主線路の一端を入力端子と
    し、前記主線路の入力端子に対応する前記第1及び第2
    の結合線路の一端を接地し、前記主線路の残りの一端を
    同相出力端子とし、前記第1の結合線路の残りの一端を
    第1の逆相出力端子とし、前記第2の結合線路の残りの
    一端を第2の逆相出力端子としたことを特徴とする請求
    項1記載の高出力電力増幅器。
  3. 【請求項3】 入力信号を少なくとも4つの出力に等し
    く分配する電力分配回路と、その電力分配回路の各々の
    出力端子に接続された請求項1記載の前記高出力電力増
    幅回路と、それら高出力電力増幅回路の出力と各々接続
    された入力端子を有し、前記高出力電力増幅回路の各出
    力を合成する電力合成回路とを備えたことを特徴とする
    高出力電力増幅器。
  4. 【請求項4】 前記電力分配回路と請求項1の前記高出
    力電力回路の第1の非平衡・平衡変換回路、及び/又
    は、請求項1の前記高出力電力回路の第2の非平衡・平
    衡変換回路と前記電力合成回路は、同一の誘電体多層基
    板に形成されていることを特徴とする請求項3記載の高
    出力電力増幅器。
  5. 【請求項5】 前記電力分配回路及び電力合成回路は、
    少なくとも2枚の重ね合わされた第1及び第2の誘電体
    板と、前記第1及び第2の誘電体基板の間に形成された
    シールド接地電極と、前記第1の誘電体基板の前記シー
    ルド接地電極とは反対の面に導体パターンで形成され、
    一端に入力端子が設けられ、他端に第1のスルーホール
    が形成された伝送線路と、前記伝送線路の前記他端に接
    続され、その接続端とは反対側の他の一端に第1及び第
    2の出力端子が各々設けられ、並列に形成された第1及
    び第2の2本の4分の1波長線路と、その第1及び第2
    の4分の1波長線路の前記他の一端にそれぞれ接続され
    た第1及び第2の吸収抵抗と、その第1及び第2の吸収
    抵抗の残りの一端に接続され、第2のスルーホールが形
    成された共通端子と、前記第2の誘電体基板の前記シー
    ルド接地電極とは反対の面に導体パターンで形成され、
    一端に前記第1のスルーホールに接続されたスルーホー
    ルが設けられ、そのスルーホールで接続され並列に形成
    された第3及び第4の2本の4分の1波長線路と、その
    前記第3及び第4の4分の1波長線路の残りの一端に各
    々接続された第3と第4の出力端子と、前記第3及び第
    4の4分の1波長線路の前記残りの一端に各々接続され
    た第3及び第4の吸収抵抗と、その第3及び第4の吸収
    抵抗の残りの一端に接続され、前記第2のスルーホール
    に接続されたスルーホールを有する共通端子とを有する
    ことを特徴とする請求項3、又は4記載の高出力電力増
    幅器。
JP25241797A 1997-09-17 1997-09-17 高出力電力増幅器 Expired - Fee Related JP3811551B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25241797A JP3811551B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 高出力電力増幅器
US09/150,012 US6201439B1 (en) 1997-09-17 1998-09-09 Power splitter/ combiner circuit, high power amplifier and balun circuit
DE69821069T DE69821069T2 (de) 1997-09-17 1998-09-14 Leistungsteilungs-/-addierschaltung, Hochleistungsverstärker und Symmetrierschaltung
DE69834353T DE69834353T2 (de) 1997-09-17 1998-09-14 Leistungsteilungs-/-addierschaltung
EP98117393A EP0903803B1 (en) 1997-09-17 1998-09-14 Power splitter/combiner circuit, high power amplifier and balun circuit
EP03009622A EP1331689B1 (en) 1997-09-17 1998-09-14 Power splitter/combiner circuit
CN98119607.1A CN1123970C (zh) 1997-09-17 1998-09-17 功率分流/合并电路、大功率放大器和平衡不平衡转换电路
CN03154873.3A CN1254913C (zh) 1997-09-17 1998-09-17 功率分流/合并电路、大功率放大器和平衡不平衡转换电路
US09/758,427 US6563395B2 (en) 1997-09-17 2001-01-12 Power splitter/combiner circuit, high power amplifier and balun circuit
US10/102,732 US6690249B2 (en) 1997-09-17 2002-03-22 Power splitter/combiner multi-layer circuit
US10/438,045 US6803837B2 (en) 1997-09-17 2003-05-15 Power splitter/combiner circuit, high power amplifier and balun circuit
US10/645,538 US20040061568A1 (en) 1997-09-17 2003-08-22 Power splitter/combiner circuit, high power amplifier and balun circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25241797A JP3811551B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 高出力電力増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1197952A true JPH1197952A (ja) 1999-04-09
JP3811551B2 JP3811551B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=17237071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25241797A Expired - Fee Related JP3811551B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 高出力電力増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3811551B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067176A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Nec Corp ドハティ増幅器並列運転回路
JP2010521834A (ja) * 2007-02-27 2010-06-24 コヒーレント・インク 電力結合器
US8035981B2 (en) 2007-08-31 2011-10-11 Fujitsu Limited Semiconductor device and manufacturing method of the same
US8076993B2 (en) 2007-03-16 2011-12-13 Nec Corporation Balun circuit and integrated circuit device
US8199789B2 (en) 2009-06-10 2012-06-12 Coherent, Inc. Arrangement for RF power delivery to a gas discharge laser with cascaded transmission line sections
US8354893B2 (en) 2010-05-24 2013-01-15 Coherent, Inc. Impedance-matching transformers for RF driven CO2 gas discharge lasers
JP2013539330A (ja) * 2010-10-06 2013-10-17 コヒレント, インコーポレイテッド 複数出力電源駆動式co2ガス放電レーザのためのインピーダンス整合回路
JP2019526986A (ja) * 2016-09-01 2019-09-19 ウェハー エルエルシーWafer Llc 可変誘電率ベースド装置
KR20200016851A (ko) 2017-06-29 2020-02-17 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 분배기 및 합성기
JP2022532168A (ja) * 2019-07-01 2022-07-13 レイセオン カンパニー 大電力無線周波数増幅器

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715994B2 (ja) * 2004-08-26 2011-07-06 日本電気株式会社 ドハティ増幅器並列運転回路
JP2006067176A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Nec Corp ドハティ増幅器並列運転回路
JP2010521834A (ja) * 2007-02-27 2010-06-24 コヒーレント・インク 電力結合器
US8076993B2 (en) 2007-03-16 2011-12-13 Nec Corporation Balun circuit and integrated circuit device
US8474126B2 (en) 2007-08-31 2013-07-02 Fujitsu Limited Manufacturing method of semiconductor device
US8035981B2 (en) 2007-08-31 2011-10-11 Fujitsu Limited Semiconductor device and manufacturing method of the same
US8199789B2 (en) 2009-06-10 2012-06-12 Coherent, Inc. Arrangement for RF power delivery to a gas discharge laser with cascaded transmission line sections
US8354893B2 (en) 2010-05-24 2013-01-15 Coherent, Inc. Impedance-matching transformers for RF driven CO2 gas discharge lasers
JP2013539330A (ja) * 2010-10-06 2013-10-17 コヒレント, インコーポレイテッド 複数出力電源駆動式co2ガス放電レーザのためのインピーダンス整合回路
US8648665B2 (en) 2010-10-06 2014-02-11 Coherent, Inc. Impedance-matching circuits for multi-output power supplies driving CO2 gas-discharge lasers
JP2019526986A (ja) * 2016-09-01 2019-09-19 ウェハー エルエルシーWafer Llc 可変誘電率ベースド装置
KR20200016851A (ko) 2017-06-29 2020-02-17 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 분배기 및 합성기
US11217871B2 (en) 2017-06-29 2022-01-04 Sony Semiconductor Solutions Corporation Distributor and synthesizer
JP2022532168A (ja) * 2019-07-01 2022-07-13 レイセオン カンパニー 大電力無線周波数増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3811551B2 (ja) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690249B2 (en) Power splitter/combiner multi-layer circuit
US6483397B2 (en) Tandem six port 3:1 divider combiner
WO2002086920A1 (fr) Transformateur de symetriseur lamine
JPH10335911A (ja) バラン回路及びバランス型周波数変換器
KR20000036223A (ko) 무선 주파수 신호의 직각 변환용 박막 구조물
US5576671A (en) Method and apparatus for power combining/dividing
JPS59148405A (ja) 平衡不平衡変換器
JPH11330813A (ja) 電力分配回路および電力増幅器
JPH1197952A (ja) 高出力電力増幅器
JPH1032451A (ja) 集中素子を有する受動結合器回路を含む装置
US5412354A (en) Single layer double ring hybrid magic-tee
US6320478B1 (en) Power divider for harmonically rich waveforms
US6891448B2 (en) Compact balun for 802.11a applications
WO2007034658A1 (ja) バラン回路及び集積回路装置
JPH03117202A (ja) プレーナマジックtネットワーク装置
JPH0537212A (ja) 電力分配合成器
JPH1197980A (ja) 不平衡・平衡変換回路
US4251784A (en) Apparatus for parallel combining an odd number of semiconductor devices
JPH1168420A (ja) バラン及びプッシュプル増幅器
JPS63187805A (ja) 分布平衡型周波数逓倍器
TWI632769B (zh) Multiple power amplifier circuit
JPH10308610A (ja) 電力合成装置
CN221448375U (zh) 功率放大器、芯片及射频前端模组
JPH04321302A (ja) マイクロストリップ回路
JPH08316709A (ja) 電力合成器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees