JPH1197736A - 表面実装型フォトカプラ - Google Patents
表面実装型フォトカプラInfo
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- JPH1197736A JPH1197736A JP27033697A JP27033697A JPH1197736A JP H1197736 A JPH1197736 A JP H1197736A JP 27033697 A JP27033697 A JP 27033697A JP 27033697 A JP27033697 A JP 27033697A JP H1197736 A JPH1197736 A JP H1197736A
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- Japan
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- substrate
- photocoupler
- electrode pattern
- conductive member
- resin
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
かり、クラックが生じ易く、半田接続不良が発生する。 【解決手段】 透光性を有し表裏面上に電極パターン1
1a、11bが形成された第1の基板11を挟んで対向
するように、LED3とフォトトランジスタ4を実装す
る。第1の基板11と、ガラスエポキシ樹脂等よりなり
表裏面上に電極パターン13a、13bと側面に両電極
と連なるスルーホール電極13cが形成された第2の基
板13との間を、導電性部材である異方性導電フィルム
14で接着する。フォトトランジスタ4の樹脂封止空間
15を作り、両素子を遮光性の封止樹脂6で樹脂封止す
る。第2の基板と同じガラスエポキシ樹脂よりなるマザ
ーボード8とを半田付けすることにより、半田接続部の
応力ストレスが減少し、半田付け面積が拡大され、半田
接続不良が発生し難く、信頼性が向上する。
Description
号に応答して非接触で出力側から信号を得ることができ
るフォトカプラに係わり、特に表面実装型フォトカプラ
に関するものである。
ある。図6において、フォトカプラ1Aは、各一対の、
リードフレーム2Aにダイボンド及びワイヤーボンドを
施した、発光素子としてLED3と、受光素子としてフ
ォトトランジスタ4を上下に対向するように配置し、L
ED3及びフォトトランジスタ4をシリコン樹脂5等の
透光性部材で樹脂封止した後、耐熱性エポキシ樹脂6で
トランスファーモールドにて成形する。
トトランジスタ4との距離を離すことより絶縁耐圧を高
めることができるが、フォトカプラ1Aの外形が大きく
なってしまう。また、両者の距離を離すと、光変換効率
が低下する。更に、シリコン樹脂5の樹脂封止工程を要
し生産性が低下する。また、トランスファーモールド成
形のため、金型等のコストがかかり、また、多数個取り
も困難である。この問題を解決するために、特開平8−
186284号公報にその技術が開示されている。図7
によりその概要を説明する。
である。図7において、フォトカプラ1Bは、発光素子
としてLED3と、受光素子としてフォトトランジスタ
4を透光性を有する基板2Bを挟んで対向するように基
板2B上に取り付けられている。前記LED3及びフォ
トトランジスタ4を覆うように、エポキシ樹脂よりなる
封止樹脂6で樹脂封止する。このため、LED3からの
光は、基板2Bを介してフォトトランジスタ4に達す
る。このように、LED3とフォトトランジスタ4との
間の距離が極めて短くなるので、光変換効率は大幅に向
上する。また、LED3とフォトトランジスタ4との間
に基板2Bが介在しているので、基板2Bを構成する素
材の絶縁破壊電圧内で完全に絶縁される。
ボードに半田付けして、端子強度試験における耐基板折
り曲げ試験を行う際、マザーボードに所定の曲げモーメ
ントを加えると、半田付け部には基板2Bを垂直方向に
マザーボードから引き離す方向に力が作用し、基板2B
を封止樹脂6から剥離させ易く、実装の歩留りが低下す
る。
ォトカプラに関し、先に本出願人が出願した特願平8−
299831号(出願日、平成8年10月25日)に開
示されている。以下、図面に基づいてその概要を説明す
る。
ォトカプラ1Cは、透光性を有し表裏面上にそれぞれ電
極パターンを形成した基板2Cと、基板2Cの一方の面
上に形成した電極パターンに取り付け電気的に接続した
発光素子(LED)3と、基板2Cを挟んでLED3に
対向するように基板2Cの他方の面上に形成した電極パ
ターンに電気的に接続した受光素子(フォトトランジス
タ)4と、前記LED3とフォトトランジスタ4を覆う
ように、封止樹脂6で樹脂封止する。基板2Cの外側部
に電極パターンと導通する半田電極端子7が設けられ、
マザーボード8にはその表面に、前記半田電極端子7に
対応する位置にそれぞれ接続用電極9が取り付けられて
いる。これら接続用電極9はマザーボード8の表面に形
成され半田12にて電気的に接続されている。
た表面実装型フォトカプラには次のような問題点があ
る。即ち、封止樹脂の熱膨張及び収縮に対して、表面実
装型フォトカプラとマザーボードとの半田接続部に応力
ストレスがかかり、クラックが生じ易く、半田接続不良
等の致命的な問題があった。
のであり、その目的は、第1の基板と第2の基板を導電
性部材の異方性導電フィルムを用いて接着を行い、それ
により、発光素子、受光素子の樹脂封止空間を作り、両
素子を実装した後、遮光性樹脂で樹脂封止する。表面実
装型フォトカプラとマザーボードとの半田接続部の信頼
性に優れた、小型、薄型で安価な表面実装型フォトカプ
ラを提供するものである。
に、本発明における表面実装型フォトカプラは、第1の
基板は、上面及び下面に電極パターンが形成された略矩
形形状の透光性の絶縁部材よりなり、この第1の基板の
前記上面電極パターンに第1の基板の下面に通ずるスル
ーホール電極を形成し、第1の基板の略中央部で、且つ
上面電極パターンに電気的に接続する発光素子又は受光
素子のいずれか一方の素子を実装し、前記第1の基板を
挟んで前記一方の素子に対向するように第1の基板の下
面電極パターンに電気的に接続する前記一方の素子と異
なる他方の素子を実装し、第2の基板は、上面及び下面
に電極パターンが形成され、側面に前記上面及び下面電
極パターンと連なる側面電極を形成した絶縁部材よりな
り、この第2の基板の一対を、所定の間隔で対向して、
前記第1の基板の下面に導電性部材で接着することによ
り、前記発光素子又は受光素子の樹脂封止空間を形成す
ると共に、前記第1の基板の上面電極パターンはスルー
ホール電極を介して導電性部材に、下面電極パターンは
直接導電性部材に導通し、導電性部材を介してそれぞれ
第2の基板の上面電極パターンに導通し、前記発光素子
及び受光素子を遮光性樹脂で樹脂封止したことを特徴と
するものである。
側面電極が外側を向くように所定の間隔で対向して、前
記第1の基板の下面に導電性部材で接着したことを特徴
とするものである。
側面電極が一方側の辺のみに所定の間隔で、前記第1の
基板の下面に導電性部材で接着したことを特徴とするも
のである。
極はスルーホール電極であることを特徴とするものであ
る。
電極パターンに発光素子を実装し、第1の基板を挟んで
前記発光素子に対向するように第1の基板の下面電極パ
ターンに受光素子を実装したことを特徴とするものであ
る。
剤又は異方性導電フィルムであることを特徴とするもの
である。
ルムであることを特徴とするものである。
樹脂であることを特徴とするものである。
る表面実装型フォトカプラについて説明する。図1〜図
5は、本発明の実施の形態である表面実装型フォトカプ
ラに係わり、図1は、表面実装型フォトカプラの樹脂封
止前の展開斜視図、図2は、表面実装型フォトカプラの
樹脂封止前の斜視図、図3は、図2の断面図、図4は、
表面実装型フォトカプラの樹脂封止後の斜視図、図5
は、図4の断面図である。図において、従来技術と同一
部材は同一符号で示す。
ドフィルム等で構成されており、厚さは略0.1〜数m
mよりなる絶縁材料で、透光性及び耐熱性を有する第1
の基板であり、この第1の基板11の上面側には、後述
する発光素子(以下、LEDと略称する)と接続する上
面電極パターン11aと、下面側には、後述する受光素
子(以下、フォトトランジスタと略称する)と接続する
下面電極パターン11bが並列して形成されている。前
記上面電極パターン11aには、前記第1の基板11の
下面に通じるスルーホール電極11cが形成されてい
る。
材を接着することにより、第1の基板の上面電極パター
ン11aは前記スルーホール電極11cを介して導電性
部材に、下面電極パターンは直接導電性部材に導通し、
導電性部材を介してそれぞれ第2の基板の上面電極パタ
ーンに導通する。
た上面電極パターン11a及び下面電極パターン11b
は、銅をエッチング処理して形成されたパターン上に、
ニッケル、金又は半田メッキを施して形成される。
1a上には、立方体又は直方体形状をしたLED3が図
示しない側面電極を半田12により半田付けして電気的
に接続されて、裏面側に光が発することができるように
実装されている。
1bには、前記LED3に対向するように、裏面に図示
しないベース、エミッタ、コレクタが設けられたフォト
トランジスタ4が、このコレクタとエミッタを半田12
により半田付けして電気的に接続されている。
脂よりなる第2の基板で、この第2の基板13の上面側
には、後述する導電性部材と導通する上面電極パターン
13aと、下面側には、後述するガラスエポキシ樹脂よ
りなるマザーボードと導通する下面電極パターン13b
が並列して形成されている。また、第2の基板13の側
面には、前記上面電極パターン13aと下面電極パター
ン13bとを接続する側面電極であるスルーホール電極
13cが形成されている。
3の一対を、それぞれスルーホール電極13cが外側を
向くように所定の間隔で対向して、前記第1の基板11
の下面側に導電性部材として、高密度電極の接続材料で
ある、例えば、異方性導電フィルム14で接着し、前記
フォトトランジスタ4の樹脂封止空間15を形成する。
電粒子を接着剤に分散した高密度かつ多数の電極の一括
接続材料で、導電粒子で第1の基板11と第2の基板1
3の相対する電極間の電気的接続を行い、接着剤によっ
て両電極の固定と隣接電極間の絶縁性を得ている。即
ち、接続時の加熱加圧により接着剤が溶融し、分散され
ている導電粒子が電極間で保持されることで厚み方向の
導電性が得られ、面方向の導電粒子は互いに接触しない
程度に分散されており高い絶縁性が得られる。
1の両面に実装したLED3とフォトトランジスタ4を
保護するために、第1の基板11の上面及び、下面側の
一対の第2の基板13間の樹脂封止空間15を埋めるよ
うに、遮光性のエボキシ等の封止樹脂6で封止すること
により、表面実装型フォトカプラ10が完成される。こ
の封止樹脂6は、外部光の影響を防ぐため黒色等、外部
光を遮断又は吸収する色に着色されている。
の第2の基板13のスルーホール電極13cの半田付け
面積が拡大されるので、表面実装型フォトカプラ10は
マザーボード8に確実に固着され、半田固定力が著しく
向上される。更に、第2の基板13とマザーボード8の
部材は、共にガラスエポキシ樹脂よりなり、熱膨張係数
が同一のため、半田付けにより、半田接続部のストレス
が減少して半田付け不良が発生し難く、また、外部から
予期せぬ衝撃力が加わった時に、固着面が剥がれること
もない。
の上面側にLED3を、下面側にフォトトランジスタ4
を実装したが、逆に、第1の基板11の上面側にフォト
トランジスタ4を、下面側にLED3を実装しても良い
ことは言うまでもない。
板の一対を、それぞれ側面電極が外側を向くように所定
の間隔で対向して、第1の基板の下面に導電性部材で接
着したが、第2の基板の一対を、それぞれ側面電極が一
方側の辺のみになるようにして、所定の間隔で、第1の
基板の下面に導電性部材で接着しても良いことは言うま
でもない。
表面実装型フォトカプラの構造において、フィルム状の
透光性の第1の基板を使用することにより、発光素子、
受光素子の絶縁性を保持した状態で、至近距離に配置す
ることができ、高い絶縁性を保持しながら光変換効率を
向上させ、且つ、表面実装型フォトカプラの薄型化、小
型化を図ることができる。
は、共にガラスエポキシ樹脂よりなり、熱膨張係数が同
一のため、半田付けにより、半田接続部のストレスが減
少して半田付け不良が発生し難く、また、外部から予期
せぬ衝撃力が加わった時に、固着面が剥がれることもな
い。また、プリント基板等のマザーボードに固着する際
に、マザーボードと固着する側面電極は、スルーホール
電極により、半田付け面積が拡大され確実に固着され、
半田固定力は著しく向上し、信頼性の優れた表面実装型
フォトカプラを提供することができる。
カプラの樹脂封止前の展開斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
態を示すものである。
る。
ある。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の基板は、上面及び下面に電極パタ
ーンが形成された略矩形形状の透光性の絶縁部材よりな
り、この第1の基板の前記上面電極パターンに第1の基
板の下面に通ずるスルーホール電極を形成し、第1の基
板の略中央部で、且つ上面電極パターンに電気的に接続
する発光素子又は受光素子のいずれか一方の素子を実装
し、前記第1の基板を挟んで前記一方の素子に対向する
ように第1の基板の下面電極パターンに電気的に接続す
る前記一方の素子と異なる他方の素子を実装し、第2の
基板は、上面及び下面に電極パターンが形成され、側面
に前記上面及び下面電極パターンと連なる側面電極を形
成した絶縁部材よりなり、この第2の基板の一対を、所
定の間隔で対向して、前記第1の基板の下面に導電性部
材で接着することにより、前記発光素子又は受光素子の
樹脂封止空間を形成すると共に、前記第1の基板の上面
電極パターンはスルーホール電極を介して導電性部材
に、下面電極パターンは直接導電性部材に導通し、導電
性部材を介してそれぞれ第2の基板の上面電極パターン
に導通し、前記発光素子及び受光素子を遮光性樹脂で樹
脂封止したことを特徴とする表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項2】 前記第2の基板の一対を、それぞれ側面
電極が外側を向くように所定の間隔で対向して、前記第
1の基板の下面に導電性部材で接着したことを特徴とす
る請求項1記載の表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項3】 前記第2の基板の一対を、それぞれ側面
電極が一方側の辺のみに所定の間隔で、前記第1の基板
の下面に導電性部材で接着したことを特徴とする請求項
1記載の表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項4】 前記第2の基板に形成された側面電極は
スルーホール電極であることを特徴とする請求項1記載
の表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項5】 前記第1の基板の略中央部で、上面電極
パターンに発光素子を実装し、第1の基板を挟んで前記
発光素子に対向するように第1の基板の下面電極パター
ンに受光素子を実装したことを特徴とする請求項1記載
の表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項6】 前記導電性部材は、異方性導電接着剤又
は異方性導電フィルムであることを特徴とする請求項1
記載の表面実装型フォトカプラ。 - 【請求項7】 前記第1の基板は、ポリイミドフィルム
であることを特徴とする請求項1記載の表面実装型フォ
トカプラ。 - 【請求項8】 前記第2の基板は、ガラスエポキシ樹脂
であることを特徴とする請求項1記載の表面実装型フォ
トカプラ。載の表面実装型フォトカプラ。
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2002217234A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Nippon Avionics Co Ltd | フリップチップ光デバイス実装体 |
CN109478537A (zh) * | 2016-07-28 | 2019-03-15 | 京瓷株式会社 | 半导体元件安装用基板以及半导体装置 |
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-
1997
- 1997-09-18 JP JP27033697A patent/JP4131524B2/ja not_active Expired - Fee Related
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