JPH1197650A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH1197650A
JPH1197650A JP9273433A JP27343397A JPH1197650A JP H1197650 A JPH1197650 A JP H1197650A JP 9273433 A JP9273433 A JP 9273433A JP 27343397 A JP27343397 A JP 27343397A JP H1197650 A JPH1197650 A JP H1197650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
forming
semiconductor substrate
insulating film
interlayer insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9273433A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9273433A priority Critical patent/JPH1197650A/ja
Publication of JPH1197650A publication Critical patent/JPH1197650A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタック型のキャパシタをもつ半導体装置に
おいてキャパシタ形成領域とそれ以外の領域の段差を平
坦化できる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 層間絶縁膜109、112にストレージ
コンタクト孔113を形成した後、全面に多結晶シリコ
ン膜114を形成し、メモリセル形成部においては多結
晶シリコン膜114をストレージノード電極形状に加工
すると同時に、周辺回路部においてはビット線111上
方部分の多結晶シリコン膜114を他の部分と電気的に
絶縁するように島状にパターニングするとともに、前記
島状の多結晶シリコン膜114の中央に層間絶縁膜11
2まで達するコンタクト孔CT1を形成し、層間絶縁膜
116、誘電体膜117、層間絶縁膜119を順次形成
し、コンタクトホール120を開孔して金属配線121
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、DRAMにおいて、周辺回路部とメ
モリセル部との段差を緩和する半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法の一例を、
図6〜図8の工程順断面図を用いて説明する。先ず、図
6(a)に示すように、シリコン基板301上の所定の
領域に、LOCOS法により素子分離領域302を選択
的に形成した後、熱酸化法によりゲート酸化膜303を
形成する。次に、ゲート電極となる燐または砒素を含ん
だ多結晶シリコン膜305をCVD法によって成膜す
る。続いて、多結晶シリコン膜305上に二酸化シリコ
ン膜等の絶縁膜304をCVD法によって成膜する。
【0003】次に、フォトリソグラフィ法で絶縁膜30
4上にゲート電極配線のフォトレジストパターンを形成
し、異方性ドライエッチング法を行うことでゲート電極
305を形成する。然る後に、イオン注入法でシリコン
基板301内に低濃度の不純物イオン注入を行う。
【0004】次に、図6(b)に示すように、ゲート電
極305および絶縁膜304の両側面にサイドウォール
絶縁膜306を形成する。
【0005】次に、図6(c)に示すように、シリコン
基板301内にトランジスタのソース、ドレイン307
となる高濃度の不純物イオンをイオン注入法で導入す
る。
【0006】次に、図6(d)に示すように、層間絶縁
膜308を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエッ
チング法を用いてビット線コンタクト309を開口す
る。
【0007】次に、図7(a)に示すように、CVD法
で燐または砒素を含んだ多結晶シリコン膜を成膜し、フ
ォトリソグラフィ法、ドライエッチング法を用いてこの
多結晶シリコン膜を加工してビット線310を形成す
る。
【0008】次に、図7(b)に示すように、層間絶縁
膜311を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエッ
チング法を用いてストレージノードコンタクト312を
開口する。
【0009】次に、図7(c)に示すように、CVD法
で燐または砒素を含んだ多結晶シリコン膜を成膜し、フ
ォトリソグラフィ法、ドライエッチング法を用いてこの
多結晶シリコン膜を加工してストレージノード313を
形成する。
【0010】次に、図8(a)に示すように、キャパシ
タ誘電膜314、セルプレート315を形成する。
【0011】次に、図8(b)に示したように、層間絶
縁膜316を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエ
ッチング法を用いてコンタクトホール317を開口す
る。この後、メタル配線318等が形成されDRAMが
製造される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように配線層が幾重にも折り重なることによってパター
ン密度の違いが生じて段差が形成されることになる。特
に、上記のようなDRAMなどの素子では、大容量化に
伴ってキャパシタ層の厚さが非常に大きくなり、メモリ
セル内(図6〜図8の左側)と周辺回路パターン部(図
6〜図8の右側)で前記段差は非常に大きくなってしま
う。
【0013】このため、この段差上に配線層を形成する
と、フォトリソグラフィ工程でのレジストパターン形成
時に焦点深度の不足から断線を起こしたり、また段差の
側のレジスト膜厚の不均一によってパターンショートや
エッチング時のレジスト膜厚の不足などの問題を生じ
る。
【0014】また、このような段差を緩和するために、
層間絶縁膜316を厚く形成して、層間絶縁膜316に
CMPをかけたりしていたが、このCMP法は、段差を
完全に平坦化できるものの、図9のように周辺回路部の
コンタクトホール318が非常に深くなり、コンタクト
ホール形成時にエッチングが困難になったり、レジスト
が不足したりする等の問題があった。
【0015】そこで本発明は、パターンの粗密による段
差を解消することによって平坦化を容易に行うことがで
き、かつ、深いコンタクトホールの形成が容易である信
頼性の高い半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜、ゲ
ート電極、キャップ絶縁膜、および前記半導体基板に形
成された前記ゲート電極のソース/ドレイン拡散層とを
備えた半導体基板上に、第一の層間絶縁膜を形成する第
一の工程と、前記第一の層間絶縁膜に、前記半導体基板
まで達する第一のビットコンタクト孔を形成する第二の
工程と、前記第一の層間絶縁膜上に、前記第一のビット
コンタクト孔を介して前記半導体基板に接続するように
ビット線を形成する第三の工程と、前記第三の工程後、
前記半導体基板上に第二の層間絶縁膜を形成する第四の
工程と、前記第一の層間絶縁膜および前記第二の層間絶
縁膜に、前記半導体基板まで達するストレージコンタク
ト孔を形成する第五の工程と、前記第五の工程後、前記
半導体基板上に第一の導電膜を形成する第六の工程と、
前記半導体基板のメモリセル形成部においては、前記第
一の導電膜をストレージノード電極形状に加工し、同時
に、前記半導体基板の周辺回路部においては、前記第一
の導電膜の前記ビット線上方部分を、前記第一の導電膜
の他の部分と電気的に絶縁するように島状にパターニン
グするとともに、前記島状にパターニングした前記第一
の導電膜に、前記第二の層間絶縁膜まで達する第二のビ
ットコンタクト孔を形成する第七の工程と、前記第七の
工程後、前記半導体基板の前記周辺回路部上に第三の層
間絶縁膜を形成する第八の工程と、前記第八の工程後、
前記半導体基板のメモリセル形成部上に、誘電体膜と第
二の導電膜とを順次形成して、前記第二の導電膜をセル
プレート電極形状に加工する第九の工程と、前記第九の
工程後、前記半導体基板上に第四の層間絶縁膜を形成す
る第十の工程と、前記第二のビットコンタクト孔の上方
部分の前記第三の層間絶縁膜および前記第四の層間絶縁
膜を、前記島状にパターニングした第一の導電膜をエッ
チングストッパーとして開孔して、引き続き、前記島状
にパターニングした第一の導電膜をマスクにして、前記
第二のビットコンタクト孔内の前記第三の層間絶縁膜お
よび前記第二のビットコンタクト孔下方部の前記第二の
層間絶縁膜を開孔し、前記ビット線まで達する第三のビ
ットコンタクト孔を形成する第十一の工程と、前記半導
体基板上に、前記第三のビットコンタクト孔を介して前
記ビット線に接続するように金属配線を形成する第十二
の工程とを備えることを特徴としている。
【0017】また、本発明の他の特徴とするところは、
半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜、ゲート電極、
キャップ絶縁膜、および前記半導体基板に形成された、
前記ゲート電極のソース/ドレイン拡散層とを備えた半
導体基板上に、第一の層間絶縁膜を形成する第一の工程
と、前記第一の層間絶縁膜に、前記半導体基板まで達す
る第一のビットコンタクト孔を形成する第二の工程と、
前記第一の層間絶縁膜上に、前記第一のビットコンタク
ト孔を介して前記半導体基板に接続するようにビット線
を形成する第三の工程と、前記第三の工程後、前記半導
体基板上に第二の層間絶縁膜を形成する第四の工程と、
前記第一の層間絶縁膜および前記第二の層間絶縁膜に、
前記半導体基板まで達するストレージコンタクト孔を形
成する第五の工程と、前記第五の工程後、前記半導体基
板上に第一の導電膜を形成する第六の工程と、前記半導
体基板の周辺回路部において、前記第一の導電膜と前記
第二の層間絶縁膜に、前記ビット線まで達する第二のビ
ットコンタクト孔を形成する第七の工程と、前記第二の
ビットコンタクト孔内に第一の金属膜および第二の金属
膜を順次形成して、前記第二のビットコンタクト孔内に
プラグを形成する第八の工程と、前記半導体基板のメモ
リセル形成部においては、前記第一の導電膜をストレー
ジノード電極形状に加工し、同時に、前記半導体基板の
周辺回路部においては、前記第二のビットコンタクト孔
近傍の前記第一の導電膜を、前記第一の導電膜の他の部
分と電気的に絶縁するように島状にパターニングする第
九の工程と、前記第九の工程後、前記半導体基板のメモ
リセル形成部および周辺回路部上に、誘電体膜と第二の
導電膜を順次形成して、前記第二の導電膜をセルプレー
ト電極形状に加工する第十の工程と、前記第十の工程
後、前記半導体基板上に第三の層間絶縁膜を形成する第
十一の工程と、前記第三の層間絶縁膜、前記第二の導電
膜、および前記誘電体膜を開孔して、前記プラグまで達
する第三のビットコンタクト孔を形成する第十一の工程
と、前記半導体基板上に、前記第三のビットコンタクト
孔を介して前記プラグに接続するように金属配線を形成
する第十二の工程とを備えることを特徴としている。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記第一の金属膜はチタン膜であり、前記第二の金
属膜はタングステン膜であることを特徴としている。
【0019】
【作用】本発明は前記技術手段よりなるので、前記キャ
パシタ形成層の全部または一部をキャパシタ領域以外に
も配置することができ、パターンの粗密が緩和される。
また、前記コンタクトホール領域のノード電極層を除去
することによって、深いコンタクトホールを形成する際
に、前記ノード電極層がマスクの役割を果たす。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置の製造
方法をDRAMに適用した場合の第一の実施の形態を、
図1〜図3を用いて工程順に説明する。なお、図1〜図
3において、左側はメモリセル部であり、右側は周辺回
路部である。
【0021】まず、図1(a)に示すように、半導体シ
リコン基板101(比抵抗1〜12Ωcm,ボロン含
有)の主表面上に、公知の熱酸化法により、LOCOS
酸化膜(二酸化シリコン膜)102を、例えば膜厚40
0nmに形成する。
【0022】次に、公知の熱酸化法により、ゲート酸化
膜(二酸化シリコン膜)103を例えば膜厚10〜20
nmに形成する。次に、公知のCVD法により、ゲート
電極となる燐または砒素を2〜6×1020/cm3 程度
含有させた多結晶シリコン膜104を、例えば100n
m程度成膜させた後、公知のCVD法により二酸化シリ
コン膜105を例えば200nm程度成膜させる。然る
後、フォトレジストを塗布し、公知のフォトリソグラフ
ィ法によって、フォトレジストをゲート電極のパターン
に加工する。
【0023】次に、このフォトレジストの電極パターン
をマスクとして、公知のエッチング法で二酸化シリコン
膜105を異方性ドライエッチングし、ゲート電極のパ
ターンに加工する。
【0024】続いて、公知のアッシング法により、フォ
トレジストを除去後、二酸化シリコン膜105をマスク
として公知のエッチング法で多結晶シリコン膜104を
異方性ドライエッチングし、ゲート電極のパターンに加
工する。然る後に、ゲート酸化膜103を介して公知の
イオン注入法により、燐イオンを例えば30〜150K
eVで5×1012〜5×1013[ions/cm2 ]程
度注入し、低濃度の不純物拡散層106を形成する。
【0025】次に、図1(b)に示すように、公知のC
VD法により二酸化シリコン膜を、例えば100〜20
0nm程度成膜させ、公知のエッチング法で異方性ドラ
イエッチングしてサイドウォール107を形成する。
【0026】次に、公知のイオン注入法により、砒素イ
オンを例えば50〜100KeVで5×1015〜5×1
16[ions/cm2 ]程度注入し、高濃度の不純物
拡散層108を形成する。
【0027】次に、図1(c)に示すように、層間絶縁
膜109を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエッ
チング法を用いてビット線コンタクト110を開口す
る。
【0028】次に、図1(d)に示すように、ビット線
となるCVD法で燐または砒素を含んだ多結晶シリコン
膜を成膜し、フォトリソグラフィ法、ドライエッチング
法を用いてビット線111を形成する。
【0029】次に、図2(a)に示すように、層間絶縁
膜112を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエッ
チング法を用いてストレージノードコンタクト113を
開口する。
【0030】次に、図2(b)に示すように、ストレー
ジノードとなる燐または砒素を含んだ多結晶シリコン膜
をCVD法で800nm程度成膜し、フォトリソグラフ
ィ法、ドライエッチング法を用いてストレージノード1
14を形成すると同時に、周辺回路部においては、前記
多結晶シリコン膜を島状のパターン115に形成する。
【0031】この際、島状のパターン115にはコンタ
クトホールCT1を1つだけ含むように形成し、溝TR
によって、コンタクトホールCT1近傍のパターン11
5aと、それ以外のパターン115bとを分断する。な
お、コンタクトホールCT1は形成しなくてもよい。
【0032】次に、図2(c)に示すように、二酸化シ
リコン膜116を、例えば200nm程度成膜させ、キ
ャパシタ形成領域の二酸化シリコン膜116をフォトリ
ソグラフィ法、ウエットエッチング法を用い除去する。
【0033】次に、図3(a)に示すように、誘電膜1
17および多結晶シリコン膜118を全面に形成し、フ
ォトリソグラフィー法およびエッチング法を用いて、二
酸化シリコン膜116をエッチングストッパーとして周
辺回路部の多結晶シリコン膜118を除去し、キャパシ
タ形成領域に、キャパシタ誘電膜117、セルプレート
電極118を形成してキャパシタを形成する。
【0034】次に、図3(b)に示すように、層間絶縁
膜119を形成し、フォトリソグラフィ法、ドライエッ
チング法を用いてコンタクトホール120を開口する。
この際、コンタクトホールCT1近傍には多結晶シリコ
ン膜の島状パターン115aがあるため、レジストパタ
ーンのホール径はコンタクトホールCT1のホール径よ
りも大きく形成する。
【0035】次に、図3(c)に示すように、メタル配
線121の形成等を行い、DRAM回路を製造する。
【0036】図4および図5は、本発明をDRAMに適
用した第二の実施の形態の断面図である。なお、図4お
よび図5において、左側はメモリセル部であり、右側は
周辺回路部である。
【0037】まず、図4(a)に示すように、図1
(a)〜図2(a)までと同じ製造方法で、ストレージ
ノードコンタクトを形成する。
【0038】次に、図4(b)に示すように、公知のC
VD法により、ストレージノードとなる燐または砒素を
含んだ多結晶シリコン膜201を800nm程度成膜
し、フォトリソグラフィ法、ドライエッチング法を用い
てコンタクトホール領域の多結晶シリコン膜201を除
去する。
【0039】次に、多結晶シリコン膜をマスクにドライ
エッチング法を用いてビット線111までコンタクトホ
ール202を開口する。
【0040】その後、図4(c)に示すように、公知の
CVD法でチタン203を20nm程度、タングステン
204を400nm程度成膜し、コンタクトホール20
2内部をタングステン204で埋め込む。
【0041】次に、公知のドライエッチング法を用いて
コンタクトホール202内部以外のチタン203および
タングステン204を除去し、タングステンプラグ20
5を形成する。
【0042】次に、図5(a)に示すように、フォトリ
ソグラフィ法、ドライエッチング法を用いてストレージ
ノード206を形成すると同時に、周辺回路部において
は、前記多結晶シリコン膜を島状のパターン207に形
成する。島状のパターン207は、コンタクトプラグ2
05を含むパターン領域207aと、溝TRによってパ
ターン領域207aと分断されたパターン領域207b
とを含む。
【0043】次に、図5(b)に示すように、キャパシ
タ誘電膜208、セルプレート電極209を形成しキャ
パシタを形成する。この際、キャパシタ誘電膜208お
よびセルプレート電極膜は島状パターン207を覆い、
かつ、島状パターン207aと島状パターン207bと
を覆うセルプレート電極209が分断されるように形成
する。
【0044】次に、図5(c)に示すように、絶縁膜か
らなる平坦化膜210の形成、コンタクトホール211
の開孔、メタル配線212の形成等を行い、DRAM回
路を製造する。
【0045】以上述べたように、第1の実施の形態およ
び第2の実施の形態によれば、周辺回路部にもキャパシ
タ形成膜の一部または全部が残留しているため、後の平
坦化において段差が緩和される。
【0046】また、コンタクトホール120、211を
開口する際には、島状のパターン115、207よりも
小さく、かつ、コンタクトホールCT1、202のホー
ル径よりも大きなホール径でフォトレジストパターンを
形成すればよいため、下層配線層との合わせマージンが
大きくなっていることは明らかである。
【0047】また、本実施の形態の半導体装置の製造方
法の効果は、DRAMに限らず、スタック型のキャパシ
タを有する全ての半導体装置に適用できることは自明で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャパシタを形成しない領域にもキャパシタ形成膜の一
部または全部が残留しているため、従来問題となってい
たフォトリソグラフィー技術を用いてキャパシタ形成後
の配線層をパターニングする際に、焦点深度の不足によ
る配線の断線や段差の側のレジスト膜厚の不均一による
パターンショートやエッチング時のレジスト膜厚不足を
解消できる。
【0049】また、キャパシタ形成層の上下の配線層間
を接続するコンタクトホールを形成する際には実際のコ
ンタクトホール径よりもフォトレジストパターンを大き
く開口でき、また下層配線層との合わせマージンも大き
くなっていることから容易に深いコンタクトホールを形
成することができ、高い信頼性を有する半導体装置を製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をDRAMに適用した第一の実施の形態
を示す半導体装置の製造工程順断面図である。
【図2】本発明をDRAMに適用した第一の実施の形態
を示す半導体装置の製造工程順断面図である。
【図3】本発明をDRAMに適用した第一の実施の形態
を示す半導体装置の製造工程順断面図である。
【図4】本発明をDRAMに適用した第二の実施の形態
を示す半導体装置の製造工程順断面図である。
【図5】本発明をDRAMに適用した第二の実施の形態
を示す半導体装置の製造工程順断面図である。
【図6】従来技術を説明するための製造工程順断面図で
ある。
【図7】従来技術を説明するための製造工程順断面図で
ある。
【図8】従来技術を説明するための製造工程順断面図で
ある。
【図9】従来技術を説明するための製造工程順断面図で
ある。
【符号の説明】
101 半導体シリコン基板 102 LOCOS酸化膜(二酸化シリコン膜) 103 ゲート酸化膜 104 多結晶シリコン膜 105 二酸化シリコン膜 106 低濃度不純物拡散層 107 サイドウォール 108 高濃度不純物拡散層 109 層間絶縁膜 110 ビット線コンタクト 111 ビット線 112 層間絶縁膜 113 ストレージノードコンタクト 114 ストレージノード電極 115 115a、115b 島状パターン 116 二酸化シリコン膜 117 キャパシタ誘電膜 118 セルプレート電極 119 層間絶縁膜 120 コンタクトホール 121 メタル配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁
    膜、ゲート電極、キャップ絶縁膜、および前記半導体基
    板に形成された前記ゲート電極のソース/ドレイン拡散
    層とを備えた半導体基板上に、第一の層間絶縁膜を形成
    する第一の工程と、 前記第一の層間絶縁膜に、前記半導体基板まで達する第
    一のビットコンタクト孔を形成する第二の工程と、 前記第一の層間絶縁膜上に、前記第一のビットコンタク
    ト孔を介して前記半導体基板に接続するようにビット線
    を形成する第三の工程と、 前記第三の工程後、前記半導体基板上に第二の層間絶縁
    膜を形成する第四の工程と、 前記第一の層間絶縁膜および前記第二の層間絶縁膜に、
    前記半導体基板まで達するストレージコンタクト孔を形
    成する第五の工程と、 前記第五の工程後、前記半導体基板上に第一の導電膜を
    形成する第六の工程と、 前記半導体基板のメモリセル形成部においては、前記第
    一の導電膜をストレージノード電極形状に加工し、同時
    に、前記半導体基板の周辺回路部においては、前記第一
    の導電膜の前記ビット線上方部分を、前記第一の導電膜
    の他の部分と電気的に絶縁するように島状にパターニン
    グするとともに、前記島状にパターニングした前記第一
    の導電膜に、前記第二の層間絶縁膜まで達する第二のビ
    ットコンタクト孔を形成する第七の工程と、 前記第七の工程後、前記半導体基板の前記周辺回路部上
    に第三の層間絶縁膜を形成する第八の工程と、 前記第八の工程後、前記半導体基板のメモリセル形成部
    上に、誘電体膜と第二の導電膜とを順次形成して、前記
    第二の導電膜をセルプレート電極形状に加工する第九の
    工程と、 前記第九の工程後、前記半導体基板上に第四の層間絶縁
    膜を形成する第十の工程と、 前記第二のビットコンタクト孔の上方部分の前記第三の
    層間絶縁膜および前記第四の層間絶縁膜を、前記島状に
    パターニングした第一の導電膜をエッチングストッパー
    として開孔して、引き続き、前記島状にパターニングし
    た第一の導電膜をマスクにして、前記第二のビットコン
    タクト孔内の前記第三の層間絶縁膜および前記第二のビ
    ットコンタクト孔下方部の前記第二の層間絶縁膜を開孔
    し、前記ビット線まで達する第三のビットコンタクト孔
    を形成する第十一の工程と、 前記半導体基板上に、前記第三のビットコンタクト孔を
    介して前記ビット線に接続するように金属配線を形成す
    る第十二の工程とを備えることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁
    膜、ゲート電極、キャップ絶縁膜、および前記半導体基
    板に形成された、前記ゲート電極のソース/ドレイン拡
    散層とを備えた半導体基板上に、第一の層間絶縁膜を形
    成する第一の工程と、 前記第一の層間絶縁膜に、前記半導体基板まで達する第
    一のビットコンタクト孔を形成する第二の工程と、 前記第一の層間絶縁膜上に、前記第一のビットコンタク
    ト孔を介して前記半導体基板に接続するようにビット線
    を形成する第三の工程と、 前記第三の工程後、前記半導体基板上に第二の層間絶縁
    膜を形成する第四の工程と、 前記第一の層間絶縁膜および前記第二の層間絶縁膜に、
    前記半導体基板まで達するストレージコンタクト孔を形
    成する第五の工程と、 前記第五の工程後、前記半導体基板上に第一の導電膜を
    形成する第六の工程と、 前記半導体基板の周辺回路部において、前記第一の導電
    膜と前記第二の層間絶縁膜に、前記ビット線まで達する
    第二のビットコンタクト孔を形成する第七の工程と、 前記第二のビットコンタクト孔内に第一の金属膜および
    第二の金属膜を順次形成して、前記第二のビットコンタ
    クト孔内にプラグを形成する第八の工程と、 前記半導体基板のメモリセル形成部においては、前記第
    一の導電膜をストレージノード電極形状に加工し、同時
    に、前記半導体基板の周辺回路部においては、前記第二
    のビットコンタクト孔近傍の前記第一の導電膜を、前記
    第一の導電膜の他の部分と電気的に絶縁するように島状
    にパターニングする第九の工程と、 前記第九の工程後、前記半導体基板のメモリセル形成部
    および周辺回路部上に、誘電体膜と第二の導電膜を順次
    形成して、前記第二の導電膜をセルプレート電極形状に
    加工する第十の工程と、 前記第十の工程後、前記半導体基板上に第三の層間絶縁
    膜を形成する第十一の工程と、 前記第三の層間絶縁膜、前記第二の導電膜、および前記
    誘電体膜を開孔して、前記プラグまで達する第三のビッ
    トコンタクト孔を形成する第十一の工程と、 前記半導体基板上に、前記第三のビットコンタクト孔を
    介して前記プラグに接続するように金属配線を形成する
    第十二の工程とを備えることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第一の金属膜はチタン膜であり、前
    記第二の金属膜はタングステン膜であることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
JP9273433A 1997-09-19 1997-09-19 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH1197650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9273433A JPH1197650A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9273433A JPH1197650A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1197650A true JPH1197650A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17527848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9273433A Withdrawn JPH1197650A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1197650A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866115B1 (ko) * 2002-09-16 2008-10-30 매그나칩 반도체 유한회사 엠아이엠 캐패시터 형성방법
KR100866114B1 (ko) * 2002-09-16 2008-10-31 매그나칩 반도체 유한회사 역 구조 엠아이엠 캐패시터 형성방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100866115B1 (ko) * 2002-09-16 2008-10-30 매그나칩 반도체 유한회사 엠아이엠 캐패시터 형성방법
KR100866114B1 (ko) * 2002-09-16 2008-10-31 매그나칩 반도체 유한회사 역 구조 엠아이엠 캐패시터 형성방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6555450B2 (en) Contact forming method for semiconductor device
JP5073157B2 (ja) 半導体装置
JP2007329501A (ja) 半導体装置の自己整列コンタクト形成方法
JP3955416B2 (ja) 自己整列コンタクト製造方法
JP3605493B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001257325A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
KR100360410B1 (ko) 자기 정렬된 컨택 구조를 갖는 디램 소자와 듀얼 게이트구조의 로직 소자가 복합된 mdl 반도체 소자의 제조 방법
JP2001044433A (ja) 半導体素子の製造方法
US6200849B1 (en) Methods of fabricating conductive contacts for integrated circuit memory devices using first and second dielectric layers and first and second conductive layers
JP2648448B2 (ja) 半導体記憶装置のキャパシター製造方法
JP3963629B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20020045028A (ko) 셀프 얼라인 콘택 식각 공정을 채용할 경우 보이드 없이패드를 형성할 수 있는 반도체 소자의 제조방법
JP2002076300A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2003060069A (ja) 二重ゲート酸化膜を有する半導体素子の製造方法
JP3355511B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1197650A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11121716A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH1197529A (ja) 半導体装置の製造方法
US6919246B2 (en) Semiconductor device and fabricating method thereof
TW200921845A (en) Method for fabricating conductive plug
JP2000228502A (ja) Cob構造のdram及びその製造方法
JPH11177052A (ja) 半導体装置とその製造方法
KR100382545B1 (ko) 반도체 소자의 제조방법
JP3597415B2 (ja) キャパシタを有する半導体メモリセルの製造方法
JPH06338596A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207